JPH07239598A - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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JPH07239598A
JPH07239598A JP6031703A JP3170394A JPH07239598A JP H07239598 A JPH07239598 A JP H07239598A JP 6031703 A JP6031703 A JP 6031703A JP 3170394 A JP3170394 A JP 3170394A JP H07239598 A JPH07239598 A JP H07239598A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光ドラムの位置変化量を検出して走査数と
走査位相を調整する像形成装置に関し、カラー記録の色
合わせ精度が高められる像形成装置を提供する。 【構成】 ポリゴンミラー43により走査光を照射する複
数の露光手段4と、帯電手段4、像形成体2及び現像手
段5で成り、夫々着脱自在に装着される複数のユニット
1と、複数の転写手段6とを備え、各ユニット1が異な
る色のトナーで媒体8に多色画像を記録する像形成装置
であって、各色間の画像の位置ずれ量を夫々検出する位
置ずれ量検出手段15と、検出位置ずれ量を露光手段4の
走査ピッチで割り商Nと余りRに分離する第1の変換手
段18と、商Nで露光手段4の露光タイミングを変化させ
る第1の調整手段20と、余りRで露光手段4の走査位相
を変化させる第2の調整手段21とを備え、第1及び第2
の調整手段20,21 で各位置ずれを調整する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチドラム方式のカ
ラー電子写真プリンタ等の像形成装置に係り、特に温度
変化或いはユニット交換等による色ずれを検出して走査
位置を調整することができる像形成装置に関するもので
ある。
【0002】近来、コンピュータ、通信技術の急速な発
展に伴い、出力端末としてのプリンタの需要が高まりつ
つある。電子写真プリンタは記録速度や印刷品質等に優
れているという点から急速に普及してきている。
【0003】電子写真法は米国特許第2297691 号等に記
載されているように、光導電性絶縁体を用いた方式が一
般的である。この方式では、コロナやローラによって帯
電させた光導電性絶縁体にレーザ光等を照射することに
よって静電潜像を形成し、この潜像をトナーと呼ばれる
顔料により着色した樹脂粉末を静電的に付着させてトナ
ー像を形成する。この像を紙等へ転写後、熱、圧力、光
等により紙に融着させて可視画像が形成される。
【0004】カラー画像を形成するには、上記の工程を
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のカラー
トナーを用いて複数回繰り返して行い、各色トナー像の
重ね合わせによってカラー画像を再現する。
【0005】このように、各色トナー像を印刷用紙上に
重ねて転写するので、その重ね位置にずれがないことが
必要であるが、温度変化や、ユニットの交換等により感
光ドラムの位置がずれて、画像にずれが生じる。
【0006】このため、複数の露光系の走査位相を合わ
せるため、ポリゴンモータの回転制御をレーザ光学系の
ビーム検出センサの出力を用いる方法が提案されてい
る。また温度変化に伴う熱膨張を計算して、露光タイミ
ングを変更する方法も提案されている。しかし、レーザ
の走査ピッチ以下の記録位置のずれは解消できないの
で、これを解決する方法が望まれている。
【0007】
【従来の技術】図13にマルチドラム方式によるカラー電
子写真装置の内部側面図を例示している。図に示すよう
に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色(Y
MCK)のトナーを使用するユニット1a〜1dが着脱自在
に装着され、ユニット1a〜1dは、破線で囲んで示すよう
に、感光ドラム2a〜2d、帯電器3a〜3d、現像器5a〜5d、
及びクリーナ7a〜7dで構成されている。また、ユニット
1a〜1dの外側に露光器4a〜4d及び転写器6a〜6dが設けら
れている。
【0008】装置下部に用紙8aが集積収容されたカセッ
ト9と、カセット9から用紙8aを繰り出す繰出しローラ
10が設けられている。また感光ドラム2a〜2dの前面に共
通の搬送ベルト11が配置されている。搬送ベルト11の上
方に共通の定着器12が設けられ、装置上部にスタッカ13
が配置されている。
【0009】このような構成により、感光ドラム2a〜2d
を潜像記録媒体として用い、帯電器3a〜3dによって全面
にマイナス帯電される。次に感光ドラム2a〜2dの表面に
対して、露光器4a〜4dによって所定の印刷パターンに応
じた光が当てられると、露光した部分の電荷が減少して
静電潜像が形成される。現像器5a〜5dでこの潜像にマイ
ナスに帯電したトナーが付着してトナー像が形成され
る。トナー像は転写器6a〜6dにより用紙8aに転写され、
定着器12で、例えば熱定着される。
【0010】このようなプロセスが繰出しローラ10の回
転によってカセット9から繰り出されて搬送ベルト11に
より搬送される用紙8aの搬送タイミングに応じて行わ
れ、定着後スタッカ13に収容される。
【0011】即ち、ユニット1aで用紙8aに上記プロセス
によりイエロートナーの像が転写されて、用紙8aが次の
ユニット1bの位置に搬送されたタイミングでマゼンタト
ナーの像が転写され、同様にしてユニット1c,1d でシア
ントナー、ブラックトナーの像が転写される。
【0012】用紙8aに対する各ユニット1a〜1dでのトナ
ー像の重ね合わせは、各ユニット1a〜1dの転写位置の距
離だけ時間をずらして記録動作を開始することにより行
われる。
【0013】また、用紙8aの後端がユニット1aを通過す
ると、次に繰り出された用紙8aがユニット1aへ送られて
記録され、次々と記録が継続される。ここにおいて、露
光器4a (〜4d) の構成を図14により詳述する。図14に示
すように、半導体レーザ40から照射されたレーザ光は、
コリメータレンズ41で必要な大きさのコリメート光にさ
れ、更にポリゴンミラー43aの面倒れ調整のためのシリ
ンドリカルレンズ42を通り、ポリゴンミラー43aに入射
される。
【0014】ポリゴンミラー43aはポリゴンモータM1に
よって回転し、レーザ光は図中左から右方向へ走査され
る。なお、ポリゴンミラー43aは回転数が高く(10000〜
30000rpm) 、また使用時間が長いため、エアスピンドル
とブラシレスホールモータを用いている。
【0015】ポリゴンミラー43aで反射されたレーザ
光、即ち、走査光は、f-Θレンズ44a,44b を通り、等速
調整、像面湾曲の調整、またポリゴンミラー43aの面倒
れ調整等が行われ、感光ドラム2a (〜2d) の表面に焦点
を結ぶ。
【0016】また、走査の開始時刻を検出するため、ビ
ーム走査の左端近くの位置にミラー45を設置し、レーザ
光を反射してビーム検出センサ(Beam Detect:以下BD
センサという)46 で検出する。BDセンサ46はフォトダ
イオードで、レーザ光の通過時点でBD信号を出力す
る。記録情報をこのBD信号に同期して半導体レーザ40
のドライバに加えることにより、画像信号の走査が行わ
れて画像記録を行うことができる。
【0017】更に、4個の感光ドラム2a〜2dを有するた
め、4組の光学系を用いるので、露光位置を合わせるこ
とが必要である。通常、レーザ光学系を用いたプリンタ
では、ポリゴンモータM1の制御はPLL(Phase-Locked
Loop) 制御で行われる。
【0018】従来、各感光ドラム2a〜2dのトナー像を位
置精度良く重ね合わせて転写することが難しく、各種の
工夫が行われている。例えば、特開昭62−242909号公報
「レーザプリンタ」によれば、ポリゴンモータの回転制
御を行うPLL制御回路に、共通の基準周波数を供給す
る共通周波数信号発生手段を設けて、各ポリゴンモータ
の回転位相を一致させる技術が提案されている。
【0019】但し、同一の水晶発信器からクロック信号
を用いて回転制御を行っても、ポリゴンミラーとポリゴ
ンモータの取り付け方により、エンコーダとBD信号の
位相が合うとは限らない。
【0020】また、本出願人による特開平3-175461号公
報「多色印刷装置」では、ポリゴンモータの回転の位相
差を所定の規格値に保つ制御を行って、電源の投入毎の
位置ずれ量の変化をなくす技術が提案されている。
【0021】更に、特開平3-149576号公報「カラープリ
ンタ」では、ポリゴン面で反射されたレーザ光をBD検
出部で検出し、ポリゴンモータの回転速度と回転位相の
同期用の周波数検知信号として用いて回転制御を行い、
各ポリゴンミラーの反射面方向を同期させる技術が提案
されている。
【0022】また、特開平3-293679号公報「カラー画像
形成装置」では、温度検知手段で検出された検知温度及
び調整量に基づいて、潜像形成タイミングを調整して、
色ずれを防ぐ技術が提案されている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、ポリゴンモータの回転制御や潜像形成のタイミング
調整を行い、且つユニット交換等の機械的な位置合わせ
を精度良く行えたとしても、図15に示すように、温度変
化等によって用紙上で副走査方向(紙送り方向)に1ド
ットライン(=1走査)未満のずれが生じることにな
る。またユニット交換によって、感光ドラム間隔等の機
械的な位置合わせにバラツキがあるため記録位置がずれ
ることがあるという問題点がある。
【0024】本発明は、温度変化等による熱膨張及びユ
ニット交換等による機械的な取り付け位置の変動に関わ
らず、1走査未満のずれまで調整することができ、カラ
ーの重なりの位置合わせを精度良く行うことができる像
形成装置を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図において、8は媒体、43はポリゴンミラー、4
は複数設けられ、回転するポリゴンミラー43にレーザ光
を照射して、走査光を生成する露光手段、1は複数設け
られ、像形成体2、帯電手段3及び現像手段5から成る
ユニット、3はユニット1に設けられた帯電手段、2は
ユニット1に設けられ、帯電手段3によって帯電され、
露光手段4による走査光によって静電潜像が形成される
像形成体、5はユニット1に設けられ、像形成体2に形
成された静電潜像をトナーによって現像する現像手段、
6は複数設けられ、像形成体2のトナー像を媒体8に転
写する転写手段、15は媒体8に記録される各異なる色の
画像間の位置ずれ量を夫々検出する位置ずれ量検出手
段、18は位置ずれ量検出手段18の検出出力を露光手段4
の走査ピッチで割って、商N及び余りRに分離する第1
の変換手段、20は商Nに基づいて対応する露光手段4の
露光タイミングを変化させる第1の調整手段、21は余り
Rに基づいて対応する露光手段4の走査位相を変化させ
る第2の調整手段である。
【0026】従って、複数のユニット1が夫々着脱自在
に装着されて、各ユニット1が異なる色のトナーを使用
して媒体8にカラー画像を記録する像形成装置であっ
て、第1の調整手段20及び第2の調整手段21によって異
なる色の画像の記録位置を夫々調整するように構成され
ている。
【0027】
【作用】位置ずれ量検出手段15によって各異なる色の画
像の位置ずれ量を検出し、第1の変換手段18により位置
ずれ量を走査ピッチで割って、商N及び余りRに分離す
る。第1の調整手段20は商Nに基づいて対応する露光手
段4の露光タイミングを変化させ、第2の調整手段21は
余りRに基づいて対応する露光手段4の走査位相を変化
させることにより、異なる色の画像の記録位置を走査ピ
ッチ未満の位置ずれまで調整することができる。従っ
て、温度変動やユニット1の交換等により像形成体2間
の距離に変動があっても、高精度に記録位置合わせを行
うことができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例〜第6の実施例
を説明する。 1)第1の実施例の説明 本発明の第1の実施例(請求項1、請求項2、請求項5
及び請求項6に対応している)を図2〜図6により説明
する。図2は本発明の第1の実施例を示すブロック図、
図3は第1の実施例の説明図、図4は第1の実施例のポ
リゴンモータの回転制御回路図、図5は第1の実施例の
フローチャート、図6は調整後の走査状態を示す図であ
る。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0029】図2の露光タイミング回路20a〜20d及び
ポリゴンモータ制御回路21a〜21dは、図1の第1の調
整手段20及び第2の調整手段21に夫々対応し、図2の温
度センサ15a、電圧−温度変換部180 、温度−寸法変換
部181 、電圧−温度変換テーブル184 及び温度−寸法変
換テーブル185 は、図1の位置ずれ検出手段15に対応
し、また図2の寸法−調整値変換部182a及び寸法−調整
値変換テーブル186 は、図1の第1の変換手段18に対応
し、また図3の感光ドラム2a〜2d、帯電器3a〜3d、露光
器4a〜4d、現像器5a〜5d及び転写器6a〜6dは、図1の像
形成体2、帯電手段3、露光手段4、現像手段5及び転
写手段6に夫々対応している。
【0030】第1の実施例は装置内の環境温度が変化し
た場合(後出の第2〜第4の実施例も同様)の記録位置
調整である。まず、図3により位置ずれ及び調整方法を
説明する。実際の感光ドラム2a〜2dの間隔の変化がその
まま記録位置のずれを生じるものではなく、実際の記録
動作を見ると各感光ドラム2a〜2dの間隔L1〜L3が増大し
ている場合には、用紙8aの搬送系の機構、例えば、搬送
ベルト11が掛けられたプーリの径D1,D2 の大きさも変化
して搬送ベルト11の長さLが変化している。
【0031】このため、感光ドラム2a〜2dの間隔L1〜L3
を環境温度から算出すると共に、搬送ベルト11の長さL
の変化を算出して搬送速度Vの変化を計算する。この両
者の差をとって相対的な感光ドラム2a〜2dの間隔を計算
する。
【0032】この相対的な感光ドラム2a〜2dの間隔を測
定しておき、装置内の温度に応じてその値が取り出せる
ように構成しておく。この値を基に図3に示すような関
数を用いて、相対的長さから位相への変換を行う。
【0033】なお、相対的長さが1走査ピッチを越える
と、レーザ制御回路のタイミング部で調整を行うことが
必要になるため、長さを1走査ピッチで割り、その商は
レーザ制御回路のタイミング部へ加え、その余りを0か
ら2πまでの間の位相の値に変換する。この位相の値を
夫々の露光器4a〜4dのポリゴンモータM1の回転位相制御
部に位相調整値として加え、レーザ走査の位相の調整を
行う。
【0034】以下、第1の実施例を説明する。図2のブ
ロック図において、14はMPU、15aは温度センサ、16
はセンサアンプ、17はアナログ−ディジタル変換器(以
下A−D変換器という)、18aはROM、19はRAM、
20a〜20dは露光タイミング回路、21a〜21dはポリゴ
ンモータ回転制御回路、22a〜22dはディレイレジス
タ、23a〜23dはディジタル−アナログ変換器(以下D
−A変換器という)、24a〜24dはアンプを示す。
【0035】MPU14は、ROM18aの制御プログラム
に従って各部を制御する。温度センサ15aは、サーミス
タで構成され、感光ドラム2a〜2d及び搬送ベルト11等の
平均的温度が測定できる装置フレームの箇所に設けられ
ている。サーミスタには抵抗ネットワークを通して定電
流源を加えており、このサーミスタ両端の電圧の変化を
検出する。
【0036】ROM18aは、電圧−温度変換部180 、温
度−寸法変換部181(請求項2の第2の変換手段に対応し
ている)、寸法−調整値変換部182a、調整値処理部183
の制御プログラムと、電圧−温度変換テーブル184 、温
度−寸法変換テーブル185(請求項2の第2の変換手段に
対応している)及び寸法−調整値変換テーブル186(請求
項5の変換テーブルに対応している)を備える。
【0037】電圧−温度変換部180 は、温度センサ15a
から送られてRAM19に格納された電圧値に基づいて、
電圧−温度変換テーブル184 により電圧値を温度に変換
して、温度をRAM19の一時格納領域190 に格納する。
【0038】温度−寸法変換部181 は、一時格納領域19
0 に格納した温度に基づいて、温度−寸法変換テーブル
185 により温度を寸法に変換して熱膨張による位置変化
量を求めて、位置変化量を一時格納領域190 に格納す
る。
【0039】寸法−調整値変換部182aは、一時格納領域
190 に格納した位置変化量に基づいて、寸法−調整値変
換テーブル186 により位置変位量を調整すべき走査数及
び走査位相に変換し、RAM19の調整値ファイル191 に
格納する。寸法−調整値変換部182aは、位置変化量を予
め設定された1走査ピッチで割り「商」n及び「余り」
rを求め、「商」nを調整走査数とし、「余り」rを位
相変換して走査位相として、位置変化量に対応してファ
イルしたものである。
【0040】調整値処理部183 は、一時格納領域190 に
格納した「商」nをディレイレジスタ22a〜22dへ、
「余り」rの位相変換値をD−A変換器23a〜23dへ送
る。RAM19は、温度センサ15aからの電圧値を一時格
納すると共に、電圧−温度変換部180 で変換された温度
及び温度−寸法変換部181 で変換された寸法を順次一時
格納する一時格納領域190 、及び寸法−調整値変換部18
2aで変換された調整値 (走査数及び走査位相) を格納す
る調整値ファイル191 を備える。
【0041】ディレイレジスタ22a〜22dは、各色間の
タイミングディレイを調整するため調整値処理部183 か
らへ送られた「商」nに基づく調整後の値が書き込まれ
る。露光タイミング回路20a〜20dは、夫々のディレイ
レジスタ22a〜22dの値「商」nだけ露光タイミングを
調整する。即ち、1走査ピッチ単位の調整を行う。
【0042】次にポリゴンモータ回転制御回路21a〜21
dを図4により詳細に説明する。図4において、25はモ
ータ駆動回路、26はホール素子、27は水晶発振器、28は
分周回路、29は位相比較器、30,34,35はアンプ、31はバ
ッファアンプ、32は位相調整回路、33は周波数−電圧変
換器 (以下F−V変換器という) を示す。
【0043】従って、まず、ポリゴンモータM1の回転O
Nの信号がモータ駆動回路25に入ってくると、ポリゴン
モータM1に電流が加わり、回転を開始する。ポリゴンモ
ータM1のホール素子26から発生する電圧信号はモータ駆
動回路25に加えられ、モータコイルに加わる電流のスイ
ッチングを行う。
【0044】また一定時間経過後、図示していない上位
制御回路は、半導体レーザ40を駆動し、ポリゴンミラー
43aによりレーザ光の走査を開始する。走査光はBDセ
ンサ46で検出され電気信号に変換される。このBD信号
はアンプ30で増幅及び電圧レベルが整えられ、位相比較
器29に入力される。
【0045】また、位相比較器29のもう一つの入力端子
には、水晶発振器27から分周回路28を経て周波数が変換
(ポリゴンミラー43aの面数だけ分周)されたクロック
信号(請求項6の印加手段に対応している)が加えられ
る。位相比較器29でこの両入力信号の位相が比較され
て、位相差に相当する電圧が出力される。
【0046】更に位相比較器29とは別にBD信号はF−
V変換器33を通して、電圧信号に変換される。次に変換
された電圧はアンプ34で設定した回転数に相当する電圧
と比較され、その差の電圧が出力する。
【0047】一方、「余り」rの位相変換値を受信した
D−A変換器23a(〜23d)は、アナログ信号に変換
し、アンプ24a(〜24d)を通して位相調整信号として
出力して位相調整回路32に加えられ、位相比較器29の出
力にオフセットを加える。
【0048】その結果、位相調整量だけ位相がずれた状
態でポリゴンモータM1が回転する。このような構成及び
機能を有するので、次に図5のフローチャートにより作
用を説明する。
【0049】まず、温度センサ15aの検出電圧はアン
プ16を経てA−D変換器13でディジタル信号に変換され
て入力する。 そこで、電圧−温度変換部180 は電圧−温度変換テー
ブル184 により電圧値を温度に変換する。
【0050】更に温度−寸法変換部181 が温度−寸法
変換テーブル185 により温度を寸法に変換して位置変化
量を求める。 寸法−調整値変換部182aが位置変化量を調整値変換テ
ーブル186 により「商」nの走査数と「余り」rを走査
位相に変換し、調整値ファイル191 に格納する。
【0051】かくて記録時に、「商」nの走査数を露
光タイミング回路20a(〜20d)へ送って、走査数をそ
の値だけ調整する。即ち、1走査ピッチ単位の調整を行
うと共に、「余り」rの走査位相をポリゴンモータ回転
制御回路21a(〜21d)へ送り、走査の位相を調整す
る。即ち、1走査ピッチ未満の調整を行う。
【0052】このようにして、装置の温度環境に応じ
て、走査単位だけでなく走査の位相を調整することがで
きるので、図6に示すように、高精度の色合わせを行う
ことができる。
【0053】2)第2の実施例の説明 図7により第2の実施例(請求項7及び請求項8に対応
している)を説明する。図7が図2〜図5で説明した第
1の実施例と異なるのは、BDセンサ46からの信号とポ
リゴンモータM1からのホール素子26の信号を切り換える
切換器を設け、切換器を制御するためのコンパレータと
フリップフロップ(以下FFという)を設けたことであ
る。即ち、図7において、36は切換器(請求項7の切換
手段に対応している)、37はコンパレータ、38はFFを
示す。
【0054】図4で説明した第1の実施例と同様に、モ
ータ回転ONの信号が加えられると、モータ駆動回路25
はポリゴンモータM1のコイルに電流を流し、ポリゴンモ
ータM1は回転を開始する。この時、切換器36は、ホール
素子26からの信号を通過させるように設定しておく。こ
れは、FF38をポリゴンモータM1の回転OFF信号でリ
セットしておくことで容易に行うことができる。このた
め、位相比較器29にはポリゴホール素子26からの信号が
入る。
【0055】以降の動作は図4の動作と同様で、ホール
素子26からの信号と水晶発振器27を分周した信号との同
期をとるように回路が動作する。しばらくして、ポリゴ
ンモータM1の回転が上がってF−V変換器33の出力が、
予め設定した (回転数に対応した) 電圧に近づき、この
両者の電圧差がある値になると、コンパレータ37が働い
てFF38をセットする。
【0056】この結果、切換器36は切り換えられ、BD
センサ46からの信号を位相比較器39及びF−V変換器33
に供給する。その後はBDセンサ46の信号により同期動
作を行う。
【0057】このようにすると、ポリゴンモータM1の回
転の状態が安定してから、サーボ信号源をホール素子26
からレーザ光のBDセンサ46に切り換え同期をとること
ができる。このため、ポリゴンモータM1の回転立ち上が
り時に、レーザ光の不要な走査を避けることができる。
【0058】また、レーザ光の光量変動や、レーザ光源
の障害に伴う回転の不安定性を引き起こすことがないと
いう利点がある。更に、ポリゴンモータM1の内部の精度
より、位置精度(分解能)が高いレーザ光の露光端で制
御を行うので、ポリゴンモータM1自身の機械的精度を多
少緩和することができるという利点がある。
【0059】3)第3の実施例の説明 図8により第3の実施例(請求項9に対応している)を
説明する。図8は第2の実施例で説明した図7にBDセ
ンサ46及びホール素子26の信号を分周する分周回路を設
けたものである。
【0060】前記第1の実施例及び第2の実施例は、走
査毎に位相合わせを行う場合の例である。しかし、ポリ
ゴンモータM1は回転数が高く(10000〜30000rpm) 、サー
ボの周波数が高くなり、ポリゴンモータM1も含めた制御
回路が追従できなくなる問題が発生することがある。ま
た、ポリゴンミラー43aの面の角度が微妙にずれてい
て、走査の時間が必ずしも等間隔にならず、夫々異なる
ことがあり得る。
【0061】このような場合、各々の走査単位に制御を
行うことは、余分な変動要素をサーボ回路内部に持つこ
とになり、却って回転精度を落とすことになりかねな
い。これを避けるためには、ポリゴンミラー43aの角度
精度や取り付け精度、及びホール素子26の取り付け精度
等、部品精度及び取り付け精度を極めて高くすることが
必要となる。しかし、これはコストアップとなる。
【0062】そこで、図8に示すように分周回路(請求
項9の分周手段に対応している)39,47を設けることによ
りこれを解決する。この分周回路47は、BDセンサ46の
出力信号をポリゴンミラー43aの面数だけ分周する回路
である。つまり、ポリゴンモータM1の1回転にBD信号
が1パルス発生するようにして、この値を位相比較器29
に入力する。また、ホール素子26に関しても同様に分周
回路39により、ポリゴンモータM1の1回転で1パルス発
生するようにする。後は第2の実施例 (図7)と同様で
ある。
【0063】この回路を用いると、ポリゴンモータM1の
1回転単位に出力が得られるため、ポリゴンミラー43a
の同じ面によるBD信号のみを検出し、ポリゴンミラー
43aの角度精度、取り付け精度等の影響を受けないた
め、安定した回転を得ることができる。
【0064】また、ホール素子26に関しても同様に取り
付け等の精度によらないで、同じ磁極による同じホール
素子26の信号を得ることで安定した検出精度を得ること
ができる。
【0065】また、サーボ全体の応答性もさほど高い周
波数にならないで済むため、回路素子、回路設計が容易
になるという利点がある。更に、サーボの周期が一層遅
い場合には、分周比をこの例の整数倍にすると良い。
【0066】このように、ポリゴンモータM1の1回転に
1パルスとすると、ポリゴンミラー43aの面精度が良く
ない場合でも回転がふらつくことがなく、安定した回転
を行うことができる。
【0067】4)第4の実施例の説明 図9により第4の実施例(請求項10に対応している)を
説明する。図9が前記第1〜第3の実施例と異なるの
は、レーザパワーが低下してBD信号が得られず、BD
信号の検出間隔がある時間範囲以内にない場合にアラー
ムを出すようにしたことである。
【0068】図9の回転制御回路図において、48,49 は
タイマー、50はアンド(AND)回路、51はノア(NO
R)回路、52はカウンタ、53はFF (請求項10の報知手
段に対応している) を示す。図7と同一符号は同一対象
物を示す。
【0069】このような構成を有するので、図10のタイ
ムチャートを参照して作用を説明する。BD信号をタイ
マー(モノステーブル(単安定)マルチバイブレータ)4
8,49の入力に入れ、ある一定時間後にBD信号パルスが
きているか否かを監視する。
【0070】即ち、図10(b) の分周されたBD信号を基
にして、(c) 〜(h) に示すように、タイマー48,49 でタ
イマー49の出力を作成し、タイマー49の出力信号と分周
されたBD信号でアンドをとると、分周されたBD信号
がこのタイマー49の出力信号の範囲にある時だけ、カウ
ンタ52にリセット信号が加わる。
【0071】(b) で破線で示すように、何かのトラブル
で分周されたBD信号がタイマー49の出力信号の範囲か
ら逸脱したり、発生しなくなると、(i) 〜(k) に示すよ
うに、カウンタ52のリセットが発生しなくなり、カウン
タ52の値が増加する。この結果、カウンタ52の出力が立
ち上がり、これを受けたFF53がアラーム信号を発生す
る。
【0072】このようにして、保護、若しくはモニター
手段を用いることで、ポリゴンモータM1の回転数が異常
に高くなったり、破壊されることを避けることができ
る。また、このような場合、アラームを発生して、その
ユニットだけ停止状態に保つことも可能である。なお、
そのユニットに関係ない記録色の場合、残ったユニット
で記録を行うように制御すれば、1つのユニットが故障
した時でも、他の色の記録を行うことができる。
【0073】5)第5の実施例の説明 図11により第5の実施例(請求項3に対応している)を
説明する。図11が前記第1〜第4の実施例と異なるの
は、第1〜第4の実施例では、温度センサ15aによる装
置内温度の変化を測定して、熱膨張による感光ドラム2a
〜2dの位置変化量を求めて調整するものであるのに対し
て、ユニット1a〜1dの交換等による位置ずれから感光ド
ラム2a〜2dの間隔の位置変化量を求めて調整するもので
ある。従って、位置変化量に基づく走査数及び走査位相
を調整する方法は同じである。
【0074】即ち、図11に示すように、一端が回動自在
な回動軸55a〜55dに固定されたレバー54a〜54dがス
プリング56a〜56dにより上方に付勢され、先端が装置
フレームFの下からユニット1a〜1dの装着位置の下端に
突出した状態で、図示していないストッパに押圧されて
いる。回動軸55a〜55dには夫々ポテンショメータ57a
〜57dが固定されている。
【0075】従って、装着したユニット1a〜1dの下面が
レバー54a〜54dの先端を押し下げて位置の上下方向の
位置ずれがポテンショメータ57a〜57dを回転させる。
ポテンショメータ57a〜57dの回転角度に応じて出力す
る電圧変化を位置変化量に変換する。位置変化量は第1
の実施例で説明した図2の一時格納領域190 に格納され
た後、演算処理部182 で処理されて、調整値として調整
値ファイル191 に格納される。以後、記録時にこの調整
値に基づいて走査数及び走査位相が調整される。
【0076】このようにして、ユニット1a〜1dの交換等
による装着の位置ずれによる感光ドラム2a〜2dの間隔の
ずれ量に応じて、走査数及び走査位相を調整することが
でき、精度良く色合わせを行うことができる。
【0077】6)第6の実施例の説明 図12により第6の実施例(請求項4に対応している)を
説明する。図12が前記第5の実施例と異なるのは、第5
の実施例の、ユニット1a〜1dの交換等による感光ドラム
2a〜2dの位置ずれを測定する方法に代えて、用紙8aにカ
ラー記録し、カラー画像の色ずれ、即ち、色位置の変化
量を実測して、これを入力してその値に基づいて調整す
るようにしたことである。従って、位置変化量に基づく
走査数及び走査の位相を調整する方法は同じである。
【0078】即ち、図12において、14aはMPU、18b
はROM、57は操作パネル (請求項4の入力手段に対応
している)、187 は調整値入力モード制御部(請求項4
の認識手段に対応している)を示す。
【0079】操作パネル57は、調整値入力モード釦58及
び調整値入力のためのテンキー59を備えている。調整値
入力モード制御部187 は、調整値入力モード釦58の指示
信号により起動すると共に、テンキー59により入力され
た調整値を認識する。
【0080】従って、まず、記録したカラー画像の色ず
れ寸法をオペレータが実測し、調整値入力モード釦58を
押してから、各色間の位置ずれ量を入力すると、調整値
入力モード制御部187 によって認識され、一時格納領域
190 に格納される。そこで調整値入力モード釦58を解除
すると、一時格納領域190 に格納された位置ずれ量は寸
法−調整値変換部182aで寸法−調整値変換テーブル186
によって変換されて、以後、第1の実施例と同様に
「商」nの走査数及び「余り」rの走査位相が調整値と
して調整値ファイル191 に格納される。かくて、記録時
にこの調整値に基づいて走査数及び走査の位相が調整さ
れる。
【0081】このようにして、記録されたカラー記録の
色ずれを測定した値を入力することにより、精度良く色
合わせを行うことができる。上記例では、位置変化量か
ら「商」n及び「余り」rを、また、「余り」rから走
査位相を求めるのに、寸法−調整値変換部182a及び寸法
−調整値変換テーブル186 を用いた場合を説明したが、
演算部を設けて演算して求めても良いことは勿論であ
る。
【0082】上記第1の実施例では、温度センサ15a
を設けた場合を説明したが、複数の温度センサを適所に
配置して、その平均値を用いて位置変化量を求めても良
い。また、ROM18aに電圧−温度変換部180 、温度−
寸法変換部181 及び寸法−調整値変換部182aを備えた場
合を説明したが、これを纏めて電圧−寸法変換部或いは
電圧−調整値変換部としても良い。この場合には、電圧
−温度変換テーブル184 、温度−寸法変換テーブル185
及び寸法−調整値テーブル186 も対応して纏める必要が
あることは勿論である。
【0083】上記第4の実施例では、タイマーに、モノ
ステーブルマルチバイブレータを用いた場合を説明した
が、ある一定範囲のタイミングを作成できれば、他の方
法、例えば、クロック信号を分周して作成する等の方法
を用いても良く、同様の効果が得られる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1及び請求項6では、検出した各異なる色の画像の
位置ずれ量を走査ピッチで割って、商及び余りに分離
し、商に基づいて露光タイミングを変化させ、余りに基
づいて走査位相を変化させることにより、異なる色の画
像の記録位置を走査ピッチ未満の位置ずれまで調整する
ことができる。従って、像形成体間の距離に変動があっ
ても、高精度に記録位置合わせを行うことができる。
【0085】請求項2では、温度変化に基づくユニット
の熱膨張を検出することにより、温度変化による像形成
体間の距離の変動があっても、高精度に記録位置合わせ
を行うことができる。
【0086】請求項3では、ユニットの装着位置ずれを
検出することにより、ユニットの交換等による像形成体
間の距離の変動があっても、高精度に記録位置合わせを
行うことができる。
【0087】請求項4では、用紙にカラー記録した色ず
れを実測して、入力手段によって操作入力することによ
り、容易に高精度の色合わせを行うことができる。請求
項5では、位置ずれ量に対応する商及び余りが記憶され
た変換テーブルを備えることにより、演算処理の必要が
なく、制御が簡単になる。
【0088】請求項7及び請求項8及び請求項9では、
ポリゴンモータの回転速度及び位相検出信号として、ポ
リゴンモータの内部のホール素子からの信号と、走査光
の同期信号とを切り換える切換手段を設けて、切り換え
を制御することにより、ポリゴンモータの回転の立ち上
がり時に、レーザ光の不要な走査を避けることができ、
またレーザ光の光量変動や光源の障害に伴う回転の不安
定性をおこすことがない。更にポリゴンモータの機械的
精度を多少緩和することができ、コストの改善が図れ
る。
【0089】請求項9では、切換手段にポリゴンモータ
の1回転が1パルスになるように、ホール素子からの信
号、或いは走査光の同期信号を分周する分周手段を備え
ることにより、ポリゴンミラーの角度精度、取り付け精
度等の影響を受けず、安定した回転を得ることができ、
また、ホール素子についても同様に取り付け等の精度に
よらないで、安定した検出精度を得ることができる。ま
た、サーボ全体の応答性もさほど高い周波数にならない
ので、回路素子、回路設計が容易になるという利点があ
る。
【0090】請求項10では、切換手段に所定時間間隔以
上走査光の同期信号が受信されない時に報知する報知手
段を備えることにより、ポリゴンモータの回転数が異常
に高くなったり、破壊されることを避けることができ
る。また、このような場合、アラームを発生して、その
ユニットだけ停止状態に保つことも可能である。なお、
そのユニットに関係ない記録色の場合、残ったユニット
で記録を行うように制御すれば、1つのユニットが故障
した時でも、他の色の記録を行うことができる。という
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 本発明の第1の実施例を示すブロック図
【図3】 第1の実施例の説明図
【図4】 第1の実施例のポリゴンモータの回転制御回
路図
【図5】 第1の実施例のフローチャート
【図6】 調整後の走査状態を示す図
【図7】 本発明の第2の実施例を示す回転制御回路図
【図8】 本発明の第3の実施例を示す回転制御回路図
【図9】 本発明の第4の実施例を示す回転制御回路図
【図10】 第4の実施例のタイムチャート
【図11】 本発明の第5の実施例を示す構成図
【図12】 本発明の第6の実施例を示すブロック図
【図13】 マルチドラム方式のカラー電子写真装置の
内部側面図
【図14】 露光器の構成及びレーザ光走査の説明図
【図15】 走査のずれを示す説明図
【符号の説明】
1,1a 〜1dはユニット、 2は像形成体、 2a
〜2dは感光ドラム、3は帯電手段、 3a〜3dは
帯電器、 4は露光手段、4a〜4dは露光器、
5は現像手段、 5a〜5dは現像器、6は転
写手段、 6a〜6dは転写器、 8は媒
体、8aは用紙、 15は位置ずれ量検出手
段、15aは温度センサ、18は第1の変換手段、 18a,1
8bはROM、 19はRAM、20は第1の調整手
段、 20a〜20dは露光タイミング回路、21は第2の
調整手段、 21a〜21dはポリゴンモータ制御回路、
26はホール素子、 28,39,47は分周回路、 32
は位相調整回路、43,43aはポリゴンミラー、46はBDセ
ンサ、180は電圧−温度変換部、 181は温度−寸法変換
部、182aは寸法−調整値変換部、184は電圧−温度変換
テーブル、185は温度−寸法変換テーブル、186は寸法−
調整値変換テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 26/10 102 G03G 15/04 111 21/14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するポリゴンミラー(43)にレーザ光
    を照射して、走査光を生成する複数の露光手段(4) と、 帯電手段(3) 、該帯電手段(3) によって帯電され、該露
    光手段(4) による走査光によって静電潜像が形成される
    像形成体(2) 及び該像形成体(2) に形成された該静電潜
    像をトナーによって現像する現像手段(5) から成り、夫
    々着脱自在に装着される複数のユニット(1) と、 該像形成体(2) のトナー像を媒体(8)に転写する複数の
    転写手段(6)とを備え、 該各ユニット(1) が異なる色のトナーを使用して該媒体
    (8) にカラー画像を記録する像形成装置であって、 前記媒体(8) に記録される各異なる色間の画像の位置ず
    れ量を夫々検出する位置ずれ量検出手段(15)と、 該位置ずれ量検出手段(15)が検出した該位置ずれ量を前
    記露光手段(4) の走査ピッチで割って、商(N) 及び余り
    (R) に分離する第1の変換手段(18)と、 該商(N) に基づいて対応する該露光手段(4) の露光タイ
    ミングを変化させる第1の調整手段(20)と、 該余り(R) に基づいて対応する該露光手段(4) の走査位
    相を変化させる第2の調整手段(21)とを備え、 該第1の調整手段(20)及び該第2の調整手段(21)によっ
    て該異なる色の画像の記録位置を夫々調整することを特
    徴とする像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記位置ずれ量検出手段(15)は、 前記装置の温度を計測する温度計測手段と、 該温度計測手段の計測結果を該装置の熱膨張量に変換
    し、更に位置ずれ量に変換する第2の変換手段とから成
    ることを特徴とする請求項1の像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記位置ずれ量検出手段(15)は、 前記各ユニット(1) の装着位置の位置ずれ量を夫々検出
    する装着位置ずれ量検出手段であることを特徴とする請
    求項1の像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記位置ずれ量検出手段(15)は、 前記媒体(8) に記録されたカラー画像の各色の位置ずれ
    量の測定値が操作入力される入力手段と、 該入力手段によって入力された位置ずれ量の測定値を認
    識する認識手段とで構成されることを特徴とする請求項
    1の像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の変換手段(18)は、前記位置ず
    れ量検出手段(15)によって検出される位置ずれ量に対応
    する商(N) 及び余り(R) が記憶された変換テーブルであ
    ることを特徴とする請求項1の像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の調整手段(21)は、前記ポリゴ
    ンミラー(43)を回転させるポリゴンモータのフェーズロ
    ックドループ制御回路の位相検出電圧に位相差信号を加
    える印加手段を備えることを特徴とする請求項1の像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記印加手段は、前記ポリゴンモータの
    回転速度及び位相検出信号として、該ポリゴンモータの
    内部のホール素子から得られる信号と、前記走査光の同
    期信号とを切り換える切換手段を備えることを特徴とす
    る請求項6の像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記切換手段は、前記ポリゴンモータの
    回転速度及び位相検出信号として、前記ポリゴンミラー
    (43)の回転立ち上がり時には、前記ホール素子から得ら
    れる回転速度及び位相信号を用い、該ポリゴンミラー(4
    3)の回転数が定常回転数に近付いた後、前記走査光の同
    期信号に切り換えるように制御されることを特徴とする
    請求項7の像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記切換手段は、前記ポリゴンモータの
    1回転が1パルスになるように、前記ホール素子からの
    信号、或いは前記走査光の同期信号を分周する分周手段
    を備えることを特徴とする請求項7の像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記切換手段は、所定時間間隔以上前
    記走査光の同期信号が受信されない時に、該同期信号の
    受信がないことを報知する報知手段を備えることを特徴
    とする請求項7の像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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