JPH07239435A - 調整機構 - Google Patents

調整機構

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JPH07239435A
JPH07239435A JP6028349A JP2834994A JPH07239435A JP H07239435 A JPH07239435 A JP H07239435A JP 6028349 A JP6028349 A JP 6028349A JP 2834994 A JP2834994 A JP 2834994A JP H07239435 A JPH07239435 A JP H07239435A
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JP
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locked
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JP6028349A
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Yoichi Fujioka
洋一 藤岡
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被調整体を調整操作する調整操作部材6と、
この調整操作部材6を操作不能にロックするロック螺子
11と、を有してなる調整機構において、調整操作部材
6がロック螺子11によってロックされている状態で、
調整操作部材6を無理に操作できないようにし、操作部
の破損を防止する。 【構成】 ロック螺子11に、このロック螺子11と一
体に回動される閉塞板12を取付け、調整操作部材6が
ロック螺子11によってロックされている状態ではこの
閉塞板12によって調整操作部材6の操作部6aが覆わ
れる構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調整機構に関し、特に調
整操作部材をロックするロック部材を備えた調整機構に
おいて、調整操作部材のロック状態での無理な操作によ
る破損を防止するための構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図1〜図5において本発明の背景
技術としての従来例を説明する。尚、ここでは調整機構
の一例として、いわゆる監視カメラのバックフォーカス
調整機構を例示してある。
【0003】図1及び図2において1は監視カメラ本
体、2はそのレンズを夫々示し、カメラ本体1の内部に
は、レンズ2に応じたバックフォーカスを微調整するた
めの調整機構が備えられている。即ち、カメラ本体1に
取付けられるレンズ2は、種類によって焦点距離が異な
り、また同一種類のレンズでも個々に微妙な焦点距離の
ずれがあるため、これに合わせてカメラ本体内のバック
フォーカス調整機構を調整するものである。
【0004】このバックフォーカスの調整機構を図3〜
図5で具体的に説明する。図において3はレンズ2に対
応して設けられる撮像素子(CCD)、4はこの撮像素
子3が取付けられるフランジバックで、このフランジバ
ック4はガイドレール5に沿って前後方向(レンズ2に
対し近接/離隔する方向)に移動可能に支持されてい
る。
【0005】6はこのフランジバック4を移動操作する
ための調整操作部材で、この調整操作部材6は図により
明らかな如く円盤状をなし、その回転中心部には操作部
6aが設けられている。この操作部6aには溝が形成さ
れており、カメラ本体1の外筺1aに形成された穴7か
らこの操作部6aの溝に操作用具(いわゆるマイナスド
ライバー)を差込んで回転操作するものである。
【0006】この調整操作部材6の下面側には偏心部位
に係合ピン8が突設され、この係合ピン8がフランジバ
ック4の上縁面に形成された係合長孔9に係合されてお
り、これによって調整操作部材6の回転操作に連動して
フランジバック4が前後方向に移動動作される構造とな
っている。
【0007】このように調整操作部材6を回転操作して
フランジバック4を前後方向に移動させることにより、
図3A及びBに示すようにレンズ2の焦点距離に合わせ
てバックフォーカスを調整することができる。
【0008】そしてこのバックフォーカスの調整機構に
おいては、バックフォーカスの調整後、振動等によって
フランジバック4が不測に移動しバックフォーカスがず
れてしまうことの無いように、調整操作部材6を回転不
能状態にロックするためのロック機構が設けられてい
る。
【0009】即ちこのロック機構は、カメラ本体1の外
筺1aに形成された螺子孔10に螺着されるロック螺子
11によりなり、このロック螺子11の内側端部が調整
操作部材6の上平面部に対応している。このロック螺子
11の外側端部には操作部として溝が形成されており、
調整操作部材6と同様、この溝に操作用具(マイナスド
ライバー)を差込んで回転操作するものである。
【0010】こうしてロック螺子11を回転操作してそ
の内側端部を調整操作部材6に力学的に押付けることに
より、調整操作部材6は回転不能状態にロックされ、こ
のためフランジバック4が不測に移動されることは無
く、即ちバックフォーカスに狂いが生じることは無くな
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように調整操作部
材6を回転不能にロックするロック機構を有する調整機
構においては、使用者はロック螺子11による調整操作
部材6のロックを解除しないとバックフォーカスの調整
を行なうことはできないのであるが、「ロック」の意味
を解さない不慣れな使用者が操作する場合、あるいは
「ロック」を行なうロック螺子11が目につきにくかっ
たり、「ロック」の表示が無い場合等に、使用者が調整
操作部材6をロック状態のまま無理に回転操作してしま
うことがある。
【0012】その場合、調整操作部材6が破損したり、
あるいは操作用具に破損が生じたりし、クレームとなる
危険性が高かった。本発明は、この問題点を解消するこ
とを目的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、被調整体を調整操作する調整操作部材
と、この調整操作部材を操作不能状態にロックするロッ
ク部材と、を備えてなる調整機構において、ロック部材
と連動して動作し、かつ調整操作部材がロック部材によ
ってロックされている状態で調整操作部材の操作部を閉
じる閉塞部材を設けてなるものである。
【0014】
【作用】上記の如く構成される本発明の調整機構は、調
整操作部材がロック部材によってロックされている状態
では調整操作部材の操作部が閉塞部材によって閉じられ
ることにより、使用者が無理に調整操作部材を操作する
ことはできないので、調整操作部材や操作用具に破損が
生じるようなことは無い。
【0015】
【実施例】以下、図6〜図8を参照しながら本発明の実
施例について説明する。本実施例は、前述した図1〜図
5の従来例に示した監視カメラのバックフォーカス調整
機構に本発明を適用した場合を示し、この実施例におい
て従来例と対応する部分には同一符号を付してある。
【0016】即ち、調整操作部材6を回転操作すること
によってフランジバック4を前後方向に移動させてバッ
クフォーカスを調整し、かつこの調整後にロック螺子1
1によって調整操作部材6を回転不能状態にロックする
ようにした構造は従来例と同様である。
【0017】そして本発明に係る調整機構においては、
調整操作部材6の無理な操作を防止するために、操作用
の穴7を閉じる閉塞板12を設けてある。
【0018】本実施例ではこの閉塞板12はロック螺子
11に直接的に固定されており、即ちロック螺子11と
一体に回動されるようになっている。そしてこの閉塞板
12は、調整操作部材6がロックされていない状態では
図6Aに示す如く調整操作部材6の操作部6aと非対応
位置にあり、ロック螺子11を回転操作して調整操作部
材6がロックされた状態では図6B及び図8に示すよう
に閉塞板12は調整操作部材6の操作部6aを覆う位置
に来て操作用の穴7を閉塞する如くなされている。
【0019】このように本実施例の調整機構では、調整
操作部材6がロック螺子11によってロックされている
状態においては操作用の穴7が閉塞板12によって閉塞
されるので、調整操作部材6が操作されることは無い。
【0020】即ち、調整操作部材6がロックされている
状態では使用者には調整操作部材6の操作部6aは閉塞
板12で覆われて見えず、このため使用者は調整操作部
材6を無理に操作することはできない。そして調整操作
部材6を操作するときには必ず先にロックを解除して穴
7を開放し、それから調整操作部材6の回転操作を行な
うことになるので、従来のように調整操作部材6や操作
用具に破損が生じることは無い。このように本実施例の
調整機構によれば、安全かつ適正な操作が期待でき、従
来のようなクレームが発生することは無い。
【0021】またこの調整機構は、その構造がきわめて
簡単であり、即ち従来の調整機構に閉塞板12を追加し
ただけの簡単な構造であるため、容易に実施できるもの
である。
【0022】尚、以上の実施例においては本発明を監視
カメラのバックフォーカス調整機構に適用した例を示し
たが、本発明はこれに限ることなく、調整操作部材をロ
ック部材によってロックするようにした調整機構におい
て広く適用できるものであることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明は、調整操作
部材をロック部材によってロックするようにした調整機
構において、ロック部材と連動して動作し、かつ調整操
作部材がロック部材によってロックされている状態で調
整操作部材の操作部を覆う閉塞部材を設けたことによ
り、使用者は必ずロックを解除しない限り調整操作部材
の操作部が見えないので無理な操作を行なうことはでき
ず、従って安全かつ適正な操作が期待できる。しかもこ
の調整機構は構造が簡単であるため、容易に実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】監視カメラの斜視図である。
【図2】監視カメラの平面図である。
【図3】監視カメラに内蔵される従来例の調整機構の平
面図である。
【図4】従来例の調整機構を説明する斜視図である。
【図5】従来例の調整機構の要部の側面図である。
【図6】実施例の調整機構を備えた監視カメラの平面図
で、Aは調整操作部材がロックされていない状態、Bは
調整操作部材がロックされている状態である。
【図7】実施例の調整機構の要部の斜視図である。
【図8】実施例の調整機構の要部の側面図である。
【符号の説明】
6 調整操作部材 6a 操作部 7 操作用の穴 11 ロック螺子(ロック部材) 12 閉塞板(閉塞部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被調整体を調整操作する調整操作部材
    と、この調整操作部材を操作不能状態にロックするロッ
    ク部材と、を備えてなる調整機構において、上記ロック
    部材と連動して動作し、かつ上記調整操作部材が上記ロ
    ック部材によってロックされている状態で上記調整操作
    部材の操作部を覆う閉塞部材を設けたことを特徴とする
    調整機構。
JP02834994A 1994-02-25 1994-02-25 カメラのバックフォーカス調整機構 Expired - Fee Related JP3271417B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001174902A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Elbex Video Ltd ボール形状カメラ・ハウジング・システム
JP2007072304A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Olympus Imaging Corp 一眼レフカメラ
JP2016065970A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置
US10288836B2 (en) 2015-12-22 2019-05-14 Canon Kabushiki Kaisha Lens apparatus

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