JPH072389A - 給紙カセット引き込み装置 - Google Patents
給紙カセット引き込み装置Info
- Publication number
- JPH072389A JPH072389A JP4147237A JP14723792A JPH072389A JP H072389 A JPH072389 A JP H072389A JP 4147237 A JP4147237 A JP 4147237A JP 14723792 A JP14723792 A JP 14723792A JP H072389 A JPH072389 A JP H072389A
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- JP
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- feed cassette
- cassette
- paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 給紙カセットを給紙カセット収納部に充分挿
入した時にのみ給紙カセットの挿入を検知可能とする。 【構成】 給紙カセット収納部３に対して給紙カセット
２を挿入した時、その給紙カセットを給紙カセット収納
部の奥に引き込み固定するため、給紙カセット収納部に
取り付けられたローラキャッチ５と、給紙カセットに取
り付けられた突起部６とからなるスナップ手段７を設
け、そのスナップ手段が給紙カセットを引き込む引き込
み力を発生する位置まで給紙カセットが挿入された時、
はじめて給紙カセット２を検知できるように検知スイッ
チ８を配置する。
入した時にのみ給紙カセットの挿入を検知可能とする。 【構成】 給紙カセット収納部３に対して給紙カセット
２を挿入した時、その給紙カセットを給紙カセット収納
部の奥に引き込み固定するため、給紙カセット収納部に
取り付けられたローラキャッチ５と、給紙カセットに取
り付けられた突起部６とからなるスナップ手段７を設
け、そのスナップ手段が給紙カセットを引き込む引き込
み力を発生する位置まで給紙カセットが挿入された時、
はじめて給紙カセット２を検知できるように検知スイッ
チ８を配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙カセットが給紙カ
セット収納部に対して所定位置まで挿入されたことを検
知する機能を備えた給紙カセット引き込み装置に関す
る。
セット収納部に対して所定位置まで挿入されたことを検
知する機能を備えた給紙カセット引き込み装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、複写機やファクシミリ装置等にお
いて、カットシート状の記録紙を装置にセットするため
に給紙カセットが広く用いられている。この給紙カセッ
トは、複写機やファクシミリ装置等に設けている給紙カ
セット収納部の所定位置に挿入して使用されるものであ
り、給紙カセット収納部には、その内面奥部に給紙カセ
ットが所定位置に挿入されたか否かを検知する検知セン
サが設けられている。
いて、カットシート状の記録紙を装置にセットするため
に給紙カセットが広く用いられている。この給紙カセッ
トは、複写機やファクシミリ装置等に設けている給紙カ
セット収納部の所定位置に挿入して使用されるものであ
り、給紙カセット収納部には、その内面奥部に給紙カセ
ットが所定位置に挿入されたか否かを検知する検知セン
サが設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、検知セ
ンサは或る程度押しさえすればオンしてしまう特性を持
っているので、給紙カセットが必ずしも完全に挿入され
ていなくても検知センサが作動して、給紙カセットの装
着が完了したことを表示してしまうことがあり、このた
め、オペレータは給紙カセットの挿入が不完全であるこ
とに気づかず、給紙カセットの挿入不良による給紙不良
を生じることがあるという問題があった。
ンサは或る程度押しさえすればオンしてしまう特性を持
っているので、給紙カセットが必ずしも完全に挿入され
ていなくても検知センサが作動して、給紙カセットの装
着が完了したことを表示してしまうことがあり、このた
め、オペレータは給紙カセットの挿入が不完全であるこ
とに気づかず、給紙カセットの挿入不良による給紙不良
を生じることがあるという問題があった。
【０００４】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、給紙カセットを給紙カセット収納部に対して所
定の位置まで確実に挿入でき、且つ確実に挿入された場
合にそれを検知することの可能な給紙カセット引き込み
装置を提供することを目的とする。
もので、給紙カセットを給紙カセット収納部に対して所
定の位置まで確実に挿入でき、且つ確実に挿入された場
合にそれを検知することの可能な給紙カセット引き込み
装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、給紙カセット収納部の所定位置まで挿入さ
れた給紙カセットを更に引き込み固定するスナップ手段
と、給紙カセット収納部に挿入された給紙カセットを検
知する検知手段とを設け、その検知手段を、前記スナッ
プ手段が給紙カセットを引き込むのに必要な引き込み力
以上の引き込み力を生じさせる位置まで挿入された給紙
カセットを検知する位置に配置するという構成を備えた
ものである。
決するため、給紙カセット収納部の所定位置まで挿入さ
れた給紙カセットを更に引き込み固定するスナップ手段
と、給紙カセット収納部に挿入された給紙カセットを検
知する検知手段とを設け、その検知手段を、前記スナッ
プ手段が給紙カセットを引き込むのに必要な引き込み力
以上の引き込み力を生じさせる位置まで挿入された給紙
カセットを検知する位置に配置するという構成を備えた
ものである。
【０００６】
【作用】本発明は上述の構成により、給紙カセットを給
紙カセット収納部に対して挿入して行くと、検知手段が
その給紙カセットの到達を検知して検知信号を出力する
が、その時には、給紙カセットは既に、前記スナップ手
段が給紙カセットを引き込むのに必要な引き込み力以上
の引き込み力を生じさせる位置に到達しており、このた
め、給紙カセットはスナップ手段によって更に奥に引き
込まれ固定される。従って、検知手段が給紙カセットを
検知した時には、給紙カセットは確実にスナップ手段で
所定の作動位置に引き込み固定され、良好な給紙を行う
ことができる。また、逆に給紙カセットがスナップ手段
によって引き込まれる位置に到達していない時には、検
知手段が作動することはなく、このため、給紙カセット
が充分に挿入されていない状態で検知手段が給紙カセッ
トを検知するという誤動作を生じることがない。
紙カセット収納部に対して挿入して行くと、検知手段が
その給紙カセットの到達を検知して検知信号を出力する
が、その時には、給紙カセットは既に、前記スナップ手
段が給紙カセットを引き込むのに必要な引き込み力以上
の引き込み力を生じさせる位置に到達しており、このた
め、給紙カセットはスナップ手段によって更に奥に引き
込まれ固定される。従って、検知手段が給紙カセットを
検知した時には、給紙カセットは確実にスナップ手段で
所定の作動位置に引き込み固定され、良好な給紙を行う
ことができる。また、逆に給紙カセットがスナップ手段
によって引き込まれる位置に到達していない時には、検
知手段が作動することはなく、このため、給紙カセット
が充分に挿入されていない状態で検知手段が給紙カセッ
トを検知するという誤動作を生じることがない。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の一実施例による給紙カセット
引き込み装置を備えた給紙カセット及び給紙カセット収
納部を示すもので、（ａ）は給紙カセットを給紙カセッ
ト収納部に挿入する前の状態で示す概略平面図、（ｂ）
は給紙カセットを給紙カセット収納部に挿入した状態で
示す概略平面図、図２はファクシミリ装置及びそれに装
着するための給紙カセットの概略斜視図である。図１、
図２において、１はファクシミリ装置、２は給紙カセッ
ト、３はその給紙カセット２を挿入させるための給紙カ
セット収納部である。
引き込み装置を備えた給紙カセット及び給紙カセット収
納部を示すもので、（ａ）は給紙カセットを給紙カセッ
ト収納部に挿入する前の状態で示す概略平面図、（ｂ）
は給紙カセットを給紙カセット収納部に挿入した状態で
示す概略平面図、図２はファクシミリ装置及びそれに装
着するための給紙カセットの概略斜視図である。図１、
図２において、１はファクシミリ装置、２は給紙カセッ
ト、３はその給紙カセット２を挿入させるための給紙カ
セット収納部である。
【０００８】５は給紙カセット収納部３の底面上に設け
られたローラキャッチ、６は給紙カセット２の下面に取
り付けられた突起部であり、給紙カセット２を給紙カセ
ット収納部３に挿入した時、ローラキャッチ５に係合す
る位置に設けられている。このローラキャッチ５は、図
３に拡大して示すように、一対のローラ５ａ、５ａと、
そのローラ５ａ、５ａを支持し且つ互いに接近する方向
に弾性力を作用させている支持部材５ｂ、５ｂを備えて
おり、一方、突起部６は、先端から徐々に広がる形状の
第一案内面６ａと、それに続き徐々に狭まる形状の第二
案内面６ｂを有しており、図５に示すように、その突起
部６を一対のローラ５ａ、５ａ間に挿入させる際、先端
側の第一案内面６ａがローラ５ａ、５ａに接触している
状態（状態ロ）では、突起部６に押出力Ｆを作用させる
が、その突起部６が更に挿入され、後ろ側の第二案内面
６ｂがローラ５ａ、５ａに接触するようになると（状態
ニ）、その突起部６に今度は引き込み力Ｆを作用させ、
給紙カセット２を更に引き込み、その位置（状態ホ）に
固定することができるものである。このローラキャッチ
５と突起部６とは、給紙カセット収納部の所定位置に挿
入された給紙カセットを更に引き込み固定することの可
能なスナップ手段７を構成する。スナップ手段７を構成
するローラキャッチ５と突起部６とは、給紙カセット２
を給紙カセット収納部３に対して所定の作動位置（良好
な給紙を可能とする位置）に引き込み、固定することが
できる位置に取り付けられている。なお、スナップ手段
７を構成するローラキャッチ５は必ずしも給紙カセット
収納部３に取り付ける必要はなく、ローラキャッチ５を
給紙カセット２に取り付け、突起部６を給紙カセット収
納部３に取り付けてもよい。
られたローラキャッチ、６は給紙カセット２の下面に取
り付けられた突起部であり、給紙カセット２を給紙カセ
ット収納部３に挿入した時、ローラキャッチ５に係合す
る位置に設けられている。このローラキャッチ５は、図
３に拡大して示すように、一対のローラ５ａ、５ａと、
そのローラ５ａ、５ａを支持し且つ互いに接近する方向
に弾性力を作用させている支持部材５ｂ、５ｂを備えて
おり、一方、突起部６は、先端から徐々に広がる形状の
第一案内面６ａと、それに続き徐々に狭まる形状の第二
案内面６ｂを有しており、図５に示すように、その突起
部６を一対のローラ５ａ、５ａ間に挿入させる際、先端
側の第一案内面６ａがローラ５ａ、５ａに接触している
状態（状態ロ）では、突起部６に押出力Ｆを作用させる
が、その突起部６が更に挿入され、後ろ側の第二案内面
６ｂがローラ５ａ、５ａに接触するようになると（状態
ニ）、その突起部６に今度は引き込み力Ｆを作用させ、
給紙カセット２を更に引き込み、その位置（状態ホ）に
固定することができるものである。このローラキャッチ
５と突起部６とは、給紙カセット収納部の所定位置に挿
入された給紙カセットを更に引き込み固定することの可
能なスナップ手段７を構成する。スナップ手段７を構成
するローラキャッチ５と突起部６とは、給紙カセット２
を給紙カセット収納部３に対して所定の作動位置（良好
な給紙を可能とする位置）に引き込み、固定することが
できる位置に取り付けられている。なお、スナップ手段
７を構成するローラキャッチ５は必ずしも給紙カセット
収納部３に取り付ける必要はなく、ローラキャッチ５を
給紙カセット２に取り付け、突起部６を給紙カセット収
納部３に取り付けてもよい。
【０００９】図１において、８は、給紙カセット収納部
の奥部に設けられた検知スイッチ、９はその検知スイッ
チ８を作動させるよう、給紙カセット２に設けられたス
ライドバーであり、これらの検知スイッチ８及びスライ
ドバー９は、給紙カセット収納部３に挿入された給紙カ
セットを検知する検知手段を構成する。この検知スイッ
チ８は、図５に示すように、後退可能に設けられた固定
側接点８ａと、スライドバー９によって押し込まれるよ
うに設けられた可動側接点８ｂを有しており、可動側接
点８ｂが給紙カセットのスライドバー９によって押し込
まれる際、固定側接点８ａに接触した（状態ニ）後にお
いても、更に固定側接点８ａに接触した状態を保って押
し込まれる（状態ホ）ように構成されている。検知スイ
ッチ８からの信号は、状態イ、ロ、ハに示すように、可
動側接点８ｂが固定側接点８ａに非接触の場合には、操
作パネルに「記録紙なし」を表示し、状態ニ、ホに示す
ように、可動側接点８ｂが固定側接点８ａに接触した場
合には、操作パネルに「記録紙あり」を表示するように
使用される構成となっている。
の奥部に設けられた検知スイッチ、９はその検知スイッ
チ８を作動させるよう、給紙カセット２に設けられたス
ライドバーであり、これらの検知スイッチ８及びスライ
ドバー９は、給紙カセット収納部３に挿入された給紙カ
セットを検知する検知手段を構成する。この検知スイッ
チ８は、図５に示すように、後退可能に設けられた固定
側接点８ａと、スライドバー９によって押し込まれるよ
うに設けられた可動側接点８ｂを有しており、可動側接
点８ｂが給紙カセットのスライドバー９によって押し込
まれる際、固定側接点８ａに接触した（状態ニ）後にお
いても、更に固定側接点８ａに接触した状態を保って押
し込まれる（状態ホ）ように構成されている。検知スイ
ッチ８からの信号は、状態イ、ロ、ハに示すように、可
動側接点８ｂが固定側接点８ａに非接触の場合には、操
作パネルに「記録紙なし」を表示し、状態ニ、ホに示す
ように、可動側接点８ｂが固定側接点８ａに接触した場
合には、操作パネルに「記録紙あり」を表示するように
使用される構成となっている。
【００１０】検知スイッチ８の取り付け位置は、給紙カ
セット２が給紙カセット収納部３に挿入され、スナップ
手段７が、給紙カセット２を引き込むのに必要な引き込
み力以上の引き込み力を生じさせた時に、はじめて可動
側接点８ｂが固定側接点８ａに接触して給紙カセットを
検知しうるように定められている。
セット２が給紙カセット収納部３に挿入され、スナップ
手段７が、給紙カセット２を引き込むのに必要な引き込
み力以上の引き込み力を生じさせた時に、はじめて可動
側接点８ｂが固定側接点８ａに接触して給紙カセットを
検知しうるように定められている。
【００１１】これを図４を参照して説明する。図４は、
ローラキャッチ５と突起部６との相対距離（図３のｘ）
を横軸（ｘ軸）とし、ローラキャッチ５が突起部６に対
して与える押出力及び引き込み力Ｆを縦軸（ｙ軸）とし
て示したスナップ手段の特性図である。図４において、
ｙ1 は給紙カセットの引き込みを開始するのに必要な最
小引き込み力、ｘ4は引き込み力がなくなっても惰性力
で給紙カセット２が所定位置（ｘ6）まで引き込まれる
のに必要な速度を得るための限界位置である。検知スイ
ッチ８の取り付け位置は、給紙カセット収納部３に給紙
カセット２を挿入して行き、給紙カセットに取り付けて
いる突起部６がローラキャッチ５に対して距離ｘ3 ま
で、或いはそれよりも更に奥に押し込まれ、スナップ手
段７が最小引き込み力ｙ1 以上の引き込み力を生じさせ
ている時に、その検知スイッチ８が作動して操作パネル
に「記録紙あり」を表示するように定められている。ま
た、給紙カセット２の記録紙が正常に給紙されるための
許容範囲を突起部６とローラキャッチ５との相対距離に
おいてｘ5〜ｘ6に設定している。
ローラキャッチ５と突起部６との相対距離（図３のｘ）
を横軸（ｘ軸）とし、ローラキャッチ５が突起部６に対
して与える押出力及び引き込み力Ｆを縦軸（ｙ軸）とし
て示したスナップ手段の特性図である。図４において、
ｙ1 は給紙カセットの引き込みを開始するのに必要な最
小引き込み力、ｘ4は引き込み力がなくなっても惰性力
で給紙カセット２が所定位置（ｘ6）まで引き込まれる
のに必要な速度を得るための限界位置である。検知スイ
ッチ８の取り付け位置は、給紙カセット収納部３に給紙
カセット２を挿入して行き、給紙カセットに取り付けて
いる突起部６がローラキャッチ５に対して距離ｘ3 ま
で、或いはそれよりも更に奥に押し込まれ、スナップ手
段７が最小引き込み力ｙ1 以上の引き込み力を生じさせ
ている時に、その検知スイッチ８が作動して操作パネル
に「記録紙あり」を表示するように定められている。ま
た、給紙カセット２の記録紙が正常に給紙されるための
許容範囲を突起部６とローラキャッチ５との相対距離に
おいてｘ5〜ｘ6に設定している。
【００１２】上記構成の給紙カセット引き込み装置につ
いて、以下その動作を説明する。オペレータが給紙カセ
ット２を給紙カセット収納部３に対して挿入してゆく。
そしてその給紙カセット２が所定の装着位置に近づく
と、図５の状態イ、ロ、ハ、ニに示すように、突起部６
がローラキャッチ５に挿入されてゆき、それに並行して
給紙カセット２のスライドバー９が検知スイッチ８の可
動側接点８ａを押し込んで行く。そして、可動側接点８
ａが固定側接点８ｂに接触し、「記録紙あり」の表示を
行った時点では、ローラキャッチ５が突起部６に対して
給紙カセットの引き込みを開始するのに必要な最小引き
込み力ｙ1 以上の力を生じさせる位置に挿入されてお
り、このため、給紙カセットから手を離しても、給紙カ
セット２は更に奥に引き込まれ、所定位置ｘ7に固定さ
れる。この位置は正常な作動位置であるので、正常な給
紙が行われる。もし、オペレータが給紙カセット２を挿
入した際に、挿入が充分でない状態（すなわち、ローラ
キャッチ５が突起部６に対して充分な引き込み力ｙ1 を
発生させていない状態）で手を離したとすると、その時
検知スイッチ８はまだ作動しておらず、「記録紙なし」
が表示されている。このため、オペレータは給紙カセッ
ト２が所定位置に押し込まれていないことに気づき、そ
の給紙カセット２を、「記録紙あり」の表示が出るまで
押し込む。従って、給紙カセットが充分に挿入されてい
ない状態で検知スイッチが給紙カセットを検知して「記
録紙あり」を表示させるという誤動作を生じることがな
い。
いて、以下その動作を説明する。オペレータが給紙カセ
ット２を給紙カセット収納部３に対して挿入してゆく。
そしてその給紙カセット２が所定の装着位置に近づく
と、図５の状態イ、ロ、ハ、ニに示すように、突起部６
がローラキャッチ５に挿入されてゆき、それに並行して
給紙カセット２のスライドバー９が検知スイッチ８の可
動側接点８ａを押し込んで行く。そして、可動側接点８
ａが固定側接点８ｂに接触し、「記録紙あり」の表示を
行った時点では、ローラキャッチ５が突起部６に対して
給紙カセットの引き込みを開始するのに必要な最小引き
込み力ｙ1 以上の力を生じさせる位置に挿入されてお
り、このため、給紙カセットから手を離しても、給紙カ
セット２は更に奥に引き込まれ、所定位置ｘ7に固定さ
れる。この位置は正常な作動位置であるので、正常な給
紙が行われる。もし、オペレータが給紙カセット２を挿
入した際に、挿入が充分でない状態（すなわち、ローラ
キャッチ５が突起部６に対して充分な引き込み力ｙ1 を
発生させていない状態）で手を離したとすると、その時
検知スイッチ８はまだ作動しておらず、「記録紙なし」
が表示されている。このため、オペレータは給紙カセッ
ト２が所定位置に押し込まれていないことに気づき、そ
の給紙カセット２を、「記録紙あり」の表示が出るまで
押し込む。従って、給紙カセットが充分に挿入されてい
ない状態で検知スイッチが給紙カセットを検知して「記
録紙あり」を表示させるという誤動作を生じることがな
い。
【００１３】また、もしオペレータが給紙カセット２を
挿入していき、ｘ4を過ぎた位置で手を離した際に、必
要な惰性力が得られずｘ5〜ｘ6範囲内のいずれかの位置
で固定されてしまうが、この範囲は給紙動作が正常に行
われるように本体と給紙カセット２の相対位置を設定し
ているために、給紙不良が生じることはない。
挿入していき、ｘ4を過ぎた位置で手を離した際に、必
要な惰性力が得られずｘ5〜ｘ6範囲内のいずれかの位置
で固定されてしまうが、この範囲は給紙動作が正常に行
われるように本体と給紙カセット２の相対位置を設定し
ているために、給紙不良が生じることはない。
【００１４】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、給紙カセット収納部の所定位置まで挿入された給紙
カセットを更に引き込み固定するスナップ手段と、給紙
カセット収納部に挿入された給紙カセットを検知する検
知手段とを設け、その検知手段を、前記スナップ手段が
給紙カセットを引き込むのに必要な引き込み力以上の引
き込み力を生じさせる位置まで挿入された給紙カセット
を検知する位置に配置するという構成とすることによ
り、給紙カセットを給紙カセット収納部に対して所定位
置まで挿入し、検知手段が給紙カセットを検知した時に
は、スナップ手段によって給紙カセットを更に奥に引き
込み固定することができ、従って、給紙カセットが充分
に挿入されていない状態で検知手段が給紙カセットを検
知するという誤動作を生じることがないという効果を有
している。
は、給紙カセット収納部の所定位置まで挿入された給紙
カセットを更に引き込み固定するスナップ手段と、給紙
カセット収納部に挿入された給紙カセットを検知する検
知手段とを設け、その検知手段を、前記スナップ手段が
給紙カセットを引き込むのに必要な引き込み力以上の引
き込み力を生じさせる位置まで挿入された給紙カセット
を検知する位置に配置するという構成とすることによ
り、給紙カセットを給紙カセット収納部に対して所定位
置まで挿入し、検知手段が給紙カセットを検知した時に
は、スナップ手段によって給紙カセットを更に奥に引き
込み固定することができ、従って、給紙カセットが充分
に挿入されていない状態で検知手段が給紙カセットを検
知するという誤動作を生じることがないという効果を有
している。
【図１】本発明の一実施例による給紙カセット引き込み
装置を備えた給紙カセット及び給紙カセット収納部を示
すもので、（ａ）は給紙カセットを給紙カセット収納部
に挿入する前の状態で示す概略平面図、（ｂ）は給紙カ
セットを給紙カセット収納部の奥まで挿入した状態で示
す概略平面図
装置を備えた給紙カセット及び給紙カセット収納部を示
すもので、（ａ）は給紙カセットを給紙カセット収納部
に挿入する前の状態で示す概略平面図、（ｂ）は給紙カ
セットを給紙カセット収納部の奥まで挿入した状態で示
す概略平面図
【図２】ファクシミリ装置及びそれに装着するための給
紙カセットの概略斜視図
紙カセットの概略斜視図
【図３】上記実施例に用いたスナップ手段の概略平面図
【図４】そのスナップ手段の特性を示す特性図
【図５】上記実施例におけるスナップ手段と検知スイッ
チとの位置関係及び動作を説明する概略平面図
チとの位置関係及び動作を説明する概略平面図
１ ファクシミリ装置 ２ 給紙カセット ３ 給紙カセット収納部 ５ ローラキャッチ ６ 突起部 ７ スナップ手段 ８ 検知スイッチ ９ スライドバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉原 弘敏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 今井 勝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 給紙カセット収納部の所定位置に挿入さ
れた給紙カセットを更に引き込み固定するスナップ手段
と、給紙カセット収納部に挿入された給紙カセットを検
知する検知手段とを有し、その検知手段は、前記スナッ
プ手段が給紙カセットを引き込むのに必要な引き込み力
以上の引き込み力を生じさせる位置まで挿入された給紙
カセットを検知する位置に配置されていることを特徴と
する給紙カセット引き込み装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4147237A JPH072389A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 給紙カセット引き込み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4147237A JPH072389A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 給紙カセット引き込み装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072389A true JPH072389A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15425680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4147237A Pending JPH072389A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 給紙カセット引き込み装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072389A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7702262B2 (en) | 2005-04-27 | 2010-04-20 | Ricoh Co., Ltd. | Toner container including a container body with a gripper at the end thereof, and associated method |
| US7835675B2 (en) | 2005-06-07 | 2010-11-16 | Ricoh Co., Ltd. | Toner container and image forming apparatus |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4147237A patent/JPH072389A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7702262B2 (en) | 2005-04-27 | 2010-04-20 | Ricoh Co., Ltd. | Toner container including a container body with a gripper at the end thereof, and associated method |
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