JP3647950B2 - 衝突防止リミットスイッチ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同一の移動領域を移動する二つの移動機器の接近を検出する衝突防止リミットスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
同一の移動領域を移動する2以上の移動機器を有する装置にあっては、これら移動機器同士の衝突を防止するために、これら移動機器に衝突防止リミットスイッチを搭載することが一般的である。
図4は、従来の衝突防止リミットスイッチを示す図であって、図中符号1および2は移動機器、3および4は検出ユニットである。
【0003】
移動機器1、2は、同一のレール(図示せず)によって同一方向(図4中左右方向)に往復動するようになっている。検出ユニット3、4は、移動機器1、2のそれぞれ相手側に臨む側部に設置されている。一方の移動機器1に設置した検出ユニット3は、他方の移動機器2側に向けて突設された接触子5と、該接触子5に取り付けられたリミットスイッチ6とを有している。他方の移動機器2に設置した検出ユニット4は、一方の移動機器1側に向けて突設された接触子7と、該接触子7に取り付けられたリミットスイッチ8とを有している。リミットスイッチ6、8は、それぞれ接触子5、7との接触位置が移動機器1、2の外側となるように設置され、衝突前に移動機器1、2同士の接近を検出するようになっている。
【0004】
各検出ユニット3、4は、移動機器1、2同士が接近した際に、互いに接触子5、7の先端が相手側の検出ユニット3、4のリミットスイッチ6、8に接触して接近を検出するようになっている。移動機器1、2は、リミットスイッチ6、8における接触子5、7の検出信号を受信すると同時に、相手側の移動機器1、2に接近する方向への移動を停止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のような衝突防止リミットスイッチの場合、接触子5、7やリミットスイッチ6、8の移動機器1、2からの突出量が大きくなるため、オペレータによる移動機器1、2の操作の邪魔になって操作性が低下するほか、他の干渉物との干渉に鑑みて可動範囲が狭くなるといった問題が生じていた。移動機器1、2が切断機等の加工装置の場合には、加工作業性が低下するとともに、前記操作性の低下や可動範囲の縮小が原因で加工範囲に制限を生じるといった問題もある。
【0006】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、移動機器の操作性が向上する衝突防止リミットスイッチを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、同一の移動領域を移動する二つの移動機器の接近を検出する衝突防止リミットスイッチであって、一方の移動機器の他方の移動機器に臨む側面に設置した第1の検出ユニットと、他方の移動機器の一方の移動機器側に臨む側面に設置した第2の検出ユニットとを具備し、第1の検出ユニットは、一方の移動機器から他方の移動機器側に出没自在に突設したドグと、他方の移動機器の当接部に当接して所定量以上押し込まれたドグと接触して検出する第1のリミットスイッチとを有してなり、第2の検出ユニットは、移動機器同士の接近時に前記当接部よりも先にドグに接触する位置に設置されてドグを検出する第2のリミットスイッチとを有してなることを前記課題の解決手段とした。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の衝突防止リミットスイッチの実施の形態を、図1から図3を参照して説明する。
図中符号10は、本実施の形態の衝突防止リミットスイッチである。衝突防止リミットスイッチ10は、図示しないレールを移動する二つの移動機器としての切断機11、12の内、一方の切断機11の他方の切断機12に臨む側面13に設置した第1の検出ユニット14と、他方の切断機12の一方の切断機11側に臨む側面15に設置した第2の検出ユニット16とを具備している。
【0009】
第1の検出ユニット14は、一方の切断機11から他方の切断機12側に出没自在に突設したドグ17と、他方の切断機12の当接部としての当接板18に当接して所定量以上押し込まれたドグ17と接触して検出する第1のリミットスイッチ19とを有してなり、一方の切断機11の下部に取り付けられている。ドグ17は、ロッド状の部材であって、一方の切断機11の下方に突設されたブラケット20に切断機11、12の移動方向と平行に移動自在に支持されている。また、ドグ17は、バネ21によって他方の切断機12方向に常時付勢されている。第1のリミットスイッチ19は、切断機11、12同士の接近時に一方の切断機11の奥側(図1、2、3左側)に押し込まれたドグ17の後端22と接触可能な位置に設置されている。
【0010】
第2の検出ユニット16は、前記当接板18と、切断機11、12同士の接近時に該当接板18よりも先にドグ17の先端23に接触する位置に設置されてドグ17を検出する第2のリミットスイッチ24とを有してなり、他方の切断機12の下部に取り付けられている。第2のリミットスイッチ24は、他方の切断機12の側面15から突出しない位置に取り付けられている。
当接板18は、第2の検出ユニット16の下方に突設されている。当接板18は、切断機11、12同士の接近時にドグ17の先端23が当接可能であるとともに、ドグ17を一方の切断機11の奥側に押し込み可能になっている。
【0011】
以下、本実施の形態の作用および効果を説明する。
前記衝突防止リミットスイッチ10は、切断機11、12同士の離間時には、図1に示すように、ドグ17の他方の切断機12方向への突出量が最大になっているとともに、第1、第2のリミットスイッチ19、24のいずれもドグ17を検出していない状態になっている。
【0012】
切断機11、12同士が接近したら、図2に示すように、まず、ドグ17の先端23が第2のリミットスイッチ24に接触する。このとき、オペレータが操作する制御盤に、第2のリミットスイッチ24からの検出信号が入力されて表示器(図示せず)に信号の入力が表示されるとともに、少なくとも一方の切断機11、12に設置した図示しないブレーキ機構が自動的に作動して、ブレーキ機構が作動した切断機11、12の移動が停止する。
【0013】
さらに、切断機11、12同士が接近すると、図3に示すように、ドグ17の先端23が当接板18に当接して一方の切断機11の奥側に押し込まれ、ドグ17の後端22が第1のリミットスイッチ19と接触する。このとき、制御盤に第1のリミットスイッチ19からの検出信号が入力されて、双方の切断機11、12の移動が停止されて切断機11、12相互のさらなる接近が不可能となる。
【0014】
第2のリミットスイッチ24のみがドグ17を検出している時には、オペレータが制御盤を操作して切断機11、12の移動を微調整することにより切断機11、12同士を至近距離に接近させることができる。双方のリミットスイッチ19、24がドグ17を検出した時には、制御盤からの制御が切断機11、12相互が離間する方向のみに限定される。
また、第1のリミットスイッチ19に当接したドグ17は、切断機11、12同士が離間すれば、自動的に図1の状態に復帰する。
【0015】
したがって、本実施の形態の衝突防止リミットスイッチ10によれば、一方の切断機11に出没自在に突設したドグ17をそれぞれ切断機11、12の下部に設置したリミットスイッチ19、24によって検出することにより、切断機11、12同士の接近を検出するようにしたので、切断機11、12からの突出物がドグ17のみとなってオペレータからの視界が良好になり、切断機11、12の操作性が向上するとともに、切断機11、12の可動範囲が拡大する。その結果、切断機11、12による切断作業性が向上し、特に、切断機11、12同士を至近距離で使用する場合の操作性が向上する。
また、切断機11、12同士の接近の検出が2段階なので、切断機11、12同士を至近距離に接近させる操作が容易になるとともに、切断機11、12同士の衝突を確実に防止することができる。
【0016】
なお、本発明の衝突防止リミットスイッチは、切断機以外の各種移動機器に適用可能である。また、衝突防止リミットスイッチは、同一の移動領域を移動する移動機器であれば、各種移動軌跡を形成する移動機器に適用可能である。
第1、第2のリミットスイッチの設置位置は、移動機器の下部以外に限られたものではない。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の衝突防止リミットスイッチによれば、同一の移動領域を移動する二つの移動機器の接近を検出する衝突防止リミットスイッチであって、一方の移動機器の他方の移動機器に臨む側面に設置した第1の検出ユニットと、他方の移動機器の一方の移動機器側に臨む側面に設置した第2の検出ユニットとを具備し、第1の検出ユニットは、一方の移動機器から他方の移動機器側に出没自在に突設したドグと、他方の移動機器の当接部に当接して所定量以上押し込まれたドグと接触して検出する第1のリミットスイッチとを有してなり、第2の検出ユニットは、移動機器同士の接近時に前記当接部よりも先にドグに接触する位置に設置されてドグを検出する第2のリミットスイッチとを有してなり、一方の移動機器に出没自在に突設したドグをそれぞれ移動機器の側面から突出しない位置に配置した第1、第2のリミットスイッチによって検出できるようにしたことにより、移動機器からの突出物をドグのみとすることができるので、オペレータからの視界が良好になって移動機器の操作性が向上するとともに、移動機器の可動範囲が拡大するといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衝突防止リミットスイッチの実施の形態を示す正面図である。
【図2】本発明の衝突防止リミットスイッチの実施の形態の作用を示す正面図である
【図3】本発明の衝突防止リミットスイッチの実施の形態の作用を示す正面図である。
【図4】従来例の衝突防止リミットスイッチを示す正面図である。
【符号の説明】
10 衝突防止リミットスイッチ、
11 移動機器、
12 移動機器、
13 側面、
14 検出ユニット、
15 側面、
16 検出ユニット、
17 ドグ、
18 当接部、
19 第1のリミットスイッチ、
23 先端、
24 第2のリミットスイッチ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、同一の移動領域を移動する二つの移動機器の接近を検出する衝突防止リミットスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
同一の移動領域を移動する2以上の移動機器を有する装置にあっては、これら移動機器同士の衝突を防止するために、これら移動機器に衝突防止リミットスイッチを搭載することが一般的である。
図4は、従来の衝突防止リミットスイッチを示す図であって、図中符号1および2は移動機器、3および4は検出ユニットである。
【0003】
移動機器1、2は、同一のレール(図示せず)によって同一方向(図4中左右方向)に往復動するようになっている。検出ユニット3、4は、移動機器1、2のそれぞれ相手側に臨む側部に設置されている。一方の移動機器1に設置した検出ユニット3は、他方の移動機器2側に向けて突設された接触子5と、該接触子5に取り付けられたリミットスイッチ6とを有している。他方の移動機器2に設置した検出ユニット4は、一方の移動機器1側に向けて突設された接触子7と、該接触子7に取り付けられたリミットスイッチ8とを有している。リミットスイッチ6、8は、それぞれ接触子5、7との接触位置が移動機器1、2の外側となるように設置され、衝突前に移動機器1、2同士の接近を検出するようになっている。
【0004】
各検出ユニット3、4は、移動機器1、2同士が接近した際に、互いに接触子5、7の先端が相手側の検出ユニット3、4のリミットスイッチ6、8に接触して接近を検出するようになっている。移動機器1、2は、リミットスイッチ6、8における接触子5、7の検出信号を受信すると同時に、相手側の移動機器1、2に接近する方向への移動を停止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のような衝突防止リミットスイッチの場合、接触子5、7やリミットスイッチ6、8の移動機器1、2からの突出量が大きくなるため、オペレータによる移動機器1、2の操作の邪魔になって操作性が低下するほか、他の干渉物との干渉に鑑みて可動範囲が狭くなるといった問題が生じていた。移動機器1、2が切断機等の加工装置の場合には、加工作業性が低下するとともに、前記操作性の低下や可動範囲の縮小が原因で加工範囲に制限を生じるといった問題もある。
【0006】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、移動機器の操作性が向上する衝突防止リミットスイッチを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、同一の移動領域を移動する二つの移動機器の接近を検出する衝突防止リミットスイッチであって、一方の移動機器の他方の移動機器に臨む側面に設置した第1の検出ユニットと、他方の移動機器の一方の移動機器側に臨む側面に設置した第2の検出ユニットとを具備し、第1の検出ユニットは、一方の移動機器から他方の移動機器側に出没自在に突設したドグと、他方の移動機器の当接部に当接して所定量以上押し込まれたドグと接触して検出する第1のリミットスイッチとを有してなり、第2の検出ユニットは、移動機器同士の接近時に前記当接部よりも先にドグに接触する位置に設置されてドグを検出する第2のリミットスイッチとを有してなることを前記課題の解決手段とした。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の衝突防止リミットスイッチの実施の形態を、図1から図3を参照して説明する。
図中符号10は、本実施の形態の衝突防止リミットスイッチである。衝突防止リミットスイッチ10は、図示しないレールを移動する二つの移動機器としての切断機11、12の内、一方の切断機11の他方の切断機12に臨む側面13に設置した第1の検出ユニット14と、他方の切断機12の一方の切断機11側に臨む側面15に設置した第2の検出ユニット16とを具備している。
【0009】
第1の検出ユニット14は、一方の切断機11から他方の切断機12側に出没自在に突設したドグ17と、他方の切断機12の当接部としての当接板18に当接して所定量以上押し込まれたドグ17と接触して検出する第1のリミットスイッチ19とを有してなり、一方の切断機11の下部に取り付けられている。ドグ17は、ロッド状の部材であって、一方の切断機11の下方に突設されたブラケット20に切断機11、12の移動方向と平行に移動自在に支持されている。また、ドグ17は、バネ21によって他方の切断機12方向に常時付勢されている。第1のリミットスイッチ19は、切断機11、12同士の接近時に一方の切断機11の奥側(図1、2、3左側)に押し込まれたドグ17の後端22と接触可能な位置に設置されている。
【0010】
第2の検出ユニット16は、前記当接板18と、切断機11、12同士の接近時に該当接板18よりも先にドグ17の先端23に接触する位置に設置されてドグ17を検出する第2のリミットスイッチ24とを有してなり、他方の切断機12の下部に取り付けられている。第2のリミットスイッチ24は、他方の切断機12の側面15から突出しない位置に取り付けられている。
当接板18は、第2の検出ユニット16の下方に突設されている。当接板18は、切断機11、12同士の接近時にドグ17の先端23が当接可能であるとともに、ドグ17を一方の切断機11の奥側に押し込み可能になっている。
【0011】
以下、本実施の形態の作用および効果を説明する。
前記衝突防止リミットスイッチ10は、切断機11、12同士の離間時には、図1に示すように、ドグ17の他方の切断機12方向への突出量が最大になっているとともに、第1、第2のリミットスイッチ19、24のいずれもドグ17を検出していない状態になっている。
【0012】
切断機11、12同士が接近したら、図2に示すように、まず、ドグ17の先端23が第2のリミットスイッチ24に接触する。このとき、オペレータが操作する制御盤に、第2のリミットスイッチ24からの検出信号が入力されて表示器(図示せず)に信号の入力が表示されるとともに、少なくとも一方の切断機11、12に設置した図示しないブレーキ機構が自動的に作動して、ブレーキ機構が作動した切断機11、12の移動が停止する。
【0013】
さらに、切断機11、12同士が接近すると、図3に示すように、ドグ17の先端23が当接板18に当接して一方の切断機11の奥側に押し込まれ、ドグ17の後端22が第1のリミットスイッチ19と接触する。このとき、制御盤に第1のリミットスイッチ19からの検出信号が入力されて、双方の切断機11、12の移動が停止されて切断機11、12相互のさらなる接近が不可能となる。
【0014】
第2のリミットスイッチ24のみがドグ17を検出している時には、オペレータが制御盤を操作して切断機11、12の移動を微調整することにより切断機11、12同士を至近距離に接近させることができる。双方のリミットスイッチ19、24がドグ17を検出した時には、制御盤からの制御が切断機11、12相互が離間する方向のみに限定される。
また、第1のリミットスイッチ19に当接したドグ17は、切断機11、12同士が離間すれば、自動的に図1の状態に復帰する。
【0015】
したがって、本実施の形態の衝突防止リミットスイッチ10によれば、一方の切断機11に出没自在に突設したドグ17をそれぞれ切断機11、12の下部に設置したリミットスイッチ19、24によって検出することにより、切断機11、12同士の接近を検出するようにしたので、切断機11、12からの突出物がドグ17のみとなってオペレータからの視界が良好になり、切断機11、12の操作性が向上するとともに、切断機11、12の可動範囲が拡大する。その結果、切断機11、12による切断作業性が向上し、特に、切断機11、12同士を至近距離で使用する場合の操作性が向上する。
また、切断機11、12同士の接近の検出が2段階なので、切断機11、12同士を至近距離に接近させる操作が容易になるとともに、切断機11、12同士の衝突を確実に防止することができる。
【0016】
なお、本発明の衝突防止リミットスイッチは、切断機以外の各種移動機器に適用可能である。また、衝突防止リミットスイッチは、同一の移動領域を移動する移動機器であれば、各種移動軌跡を形成する移動機器に適用可能である。
第1、第2のリミットスイッチの設置位置は、移動機器の下部以外に限られたものではない。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の衝突防止リミットスイッチによれば、同一の移動領域を移動する二つの移動機器の接近を検出する衝突防止リミットスイッチであって、一方の移動機器の他方の移動機器に臨む側面に設置した第1の検出ユニットと、他方の移動機器の一方の移動機器側に臨む側面に設置した第2の検出ユニットとを具備し、第1の検出ユニットは、一方の移動機器から他方の移動機器側に出没自在に突設したドグと、他方の移動機器の当接部に当接して所定量以上押し込まれたドグと接触して検出する第1のリミットスイッチとを有してなり、第2の検出ユニットは、移動機器同士の接近時に前記当接部よりも先にドグに接触する位置に設置されてドグを検出する第2のリミットスイッチとを有してなり、一方の移動機器に出没自在に突設したドグをそれぞれ移動機器の側面から突出しない位置に配置した第1、第2のリミットスイッチによって検出できるようにしたことにより、移動機器からの突出物をドグのみとすることができるので、オペレータからの視界が良好になって移動機器の操作性が向上するとともに、移動機器の可動範囲が拡大するといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衝突防止リミットスイッチの実施の形態を示す正面図である。
【図2】本発明の衝突防止リミットスイッチの実施の形態の作用を示す正面図である
【図3】本発明の衝突防止リミットスイッチの実施の形態の作用を示す正面図である。
【図4】従来例の衝突防止リミットスイッチを示す正面図である。
【符号の説明】
10 衝突防止リミットスイッチ、
11 移動機器、
12 移動機器、
13 側面、
14 検出ユニット、
15 側面、
16 検出ユニット、
17 ドグ、
18 当接部、
19 第1のリミットスイッチ、
23 先端、
24 第2のリミットスイッチ。
Claims (1)
- 同一の移動領域を移動する二つの移動機器の接近を検出する衝突防止リミットスイッチであって、
一方の移動機器の他方の移動機器に臨む側面に設置した第1の検出ユニットと、他方の移動機器の一方の移動機器側に臨む側面に設置した第2の検出ユニットとを具備し、
第1の検出ユニットは、一方の移動機器から他方の移動機器側に出没自在に突設したドグと、他方の移動機器の当接部に当接して所定量以上押し込まれたドグと接触して検出する第1のリミットスイッチとを有してなり、第2の検出ユニットは、移動機器同士の接近時に前記当接部よりも先にドグに接触する位置に設置されてドグを検出する第2のリミットスイッチとを有してなることを特徴とする衝突防止リミットスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32209495A JP3647950B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 衝突防止リミットスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32209495A JP3647950B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 衝突防止リミットスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09155682A JPH09155682A (ja) | 1997-06-17 |
JP3647950B2 true JP3647950B2 (ja) | 2005-05-18 |
Family
ID=18139856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32209495A Expired - Fee Related JP3647950B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 衝突防止リミットスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3647950B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114030032A (zh) * | 2021-12-14 | 2022-02-11 | 东莞市光博士激光科技股份有限公司 | 一种鞋材冲刀切割机 |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP32209495A patent/JP3647950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09155682A (ja) | 1997-06-17 |
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