JPH07238790A - シールドセグメントの継手構造 - Google Patents

シールドセグメントの継手構造

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JPH07238790A
JPH07238790A JP6032439A JP3243994A JPH07238790A JP H07238790 A JPH07238790 A JP H07238790A JP 6032439 A JP6032439 A JP 6032439A JP 3243994 A JP3243994 A JP 3243994A JP H07238790 A JPH07238790 A JP H07238790A
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幸治 秋山
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恭嗣 栗林
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弘治 石本
Naomichi Sawada
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールドセグメント接合の際の作業性向上
と、組立られたセグメントリングの真円度を確保する。 【構成】 セグメント10の円周方向端面20,21に
は凸部12と凹部13が形成され、これに接合されるセ
グメント11にも、その端面20に凸部12と係合可能
な凹部13’と、凹部13に係合可能な凸部12’がそ
れぞれ形成される。凹凸部は互いに相補する形状である
ため、一旦接合されてしまえば、端面間にすべりはな
く、真円度が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばトンネルのシー
ルド工法などにおいて適用可能なシールドセグメントの
継手構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シールド工法によるトンネルに
は、円周方向に分割されその各々が円弧状のコンクリー
ト製(またはレジンコンクリート製)のシールドセグメ
ントが用いられている。そしてこれらシールドセグメン
トの組立てにあたっては、複数のシールドセグメントを
千鳥状に配置し、各シールドセグメントの円周方向端面
同士および軸方向端面同士をボルトによって連結するこ
とにより筒状のセグメントリングを形成している。
【0003】図14は、ボルトによる組立ての対象とな
る、従来のシールドセグメントの継手部外観を示してい
る。図14において、80はシールドセグメント本体
(以下、セグメント)を示し、80aはセグメント80
の円周方向端面、80bはセグメント80の軸方向端面
をそれぞれ示している。
【0004】従来のセグメント80は、図示するように
円周方向端面80aおよび軸方向端面80bに、一般に
「箱抜き」と呼ばれる凹部81,82が形成され、更に
それぞれの凹部81,82に対して、ボルト締結のため
の補助金具83,84が挿入固定されている。そして、
セグメントリングの組立てにあたっては、図15
(a),(b)に示すように、このセグメント80の円
周方向または軸方向から別のセグメント80’をアクセ
スさせて、その端面同士を突き当て、補助金具83,8
3’(84,84’)のボルト孔85,86に直ボルト
87または曲がりボルト88を通し、一方の凹部でナッ
ト89を締め、以下これを繰り返すことにより筒状のセ
グメントリングを形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たセグメントリングの継手構造は、図示したようにセグ
メント80それ自体にボルト収納部としての大きな凹部
81,82を形成しなければならず、この欠損部分のた
めにセグメント自体の強度が低いという問題がある。ま
た、この構造は、エレクタ(図示せず)などを用いてシ
ールドセグメントを他方のセグメントに向けて推進する
時などに、補助金具83,84に荷重が集中してしま
い、金具周囲のセグメント部分が欠けてしまい組立体自
体の強度を低下させるという問題もある。更に、このよ
うなセグメント80を多数使用してセグメントリングを
組立てるには、多くのボルト87,88を挿入してナッ
ト89を締結しなければならず、その締付け作業は制限
された狭い作業環境下で行われるため、その作業自体に
多大な労力を要する。
【0006】なお、このセグメント継手構造に関しては
この他、端面を凹凸形状にしてセグメント同士を係合さ
せる継手もあるが、知られている継手はセグメント間の
接触面での自由度(回転の自由度)が大きいために、組
上がったセグメントリング自体の真円度を確保されにく
いというような問題もある。
【0007】本発明はかかる問題に鑑み、組立てられた
セグメントリング全体の高剛性および真円度を確保でき
るとともに、少ない労力でセグメント同士を接合可能な
シールドセグメントの継手構造を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明によれば、円弧状に分割されたシールドセグ
メントの円周方向端面または軸方向の端面同士を接合す
る継手構造において、一方のシールドセグメントの前記
端面には凸部が形成され、前記端部に接合されるべき他
方のシールドセグメントの円周方向または軸方向の端面
には、前記凸部に相補してこれに係合可能な凹部が形成
されることを特徴とするシールドセグメントの継手構造
が提供される。
【0009】
【作用】一方のシールドセグメントの端部に凸部を形成
し、このセグメント端部に接合されるべき他方のシール
ドセグメントの端部に、凸部に相補する形状であってこ
の凸部に係合可能な凹部を形成することで、凹凸部が係
合した状態ではセグメントが互いに拘束され、接触面で
の自由度を小さくして真円度を高めることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明によるシールド
セグメント継手構造の各実施例を説明する。図1は、シ
ールドセグメント円周方向Aに沿って円弧状のシールド
セグメントを組立て、セグメントリングを形成する場合
の継手構造を示したものである。
【0011】図1において、10および11はセグメン
トリングを構成する円弧状のシールドセグメント(以
下、セグメントと略す)であり、例えばスチール、コン
クリート、またはレジンコンクリートなどの材料から形
成される。セグメント10に関し、その円周方向端面2
0,21には、それぞれ図1で向こう側(切羽側)に三
角形の第1の凸部12が形成され、手前側(坑口側)に
三角形の第1の凹部13が形成される。これらの第1凸
部12は、図示するように、セグメント10の切羽側の
軸方向端面22より坑口側端面23に向かって徐々に収
斂するような三角形断面を有して形成され、逆に第1凹
部13は坑口側から切羽側に向かって徐々に収斂し、凸
部12とほぼ同一なる三角形断面を有する。そして、こ
れらの凸部12、凹部13は端面20,21上の軸方向
中心位置においてその頂点同士が一致するように形成さ
れている。
【0012】これに対し、セグメント10に接合される
ことになるセグメント11は、その円周方向端面20
に、坑口側(手前側)に第1凸部12と同一形状なる第
2の凸部12’が形成され、切羽側に第1凹部13と同
一形状なる第2の凹部13’が形成される。この第2凸
部12’は、セグメント11の坑口側の軸方向端面2
3’より切羽側の軸方向端面22’に向かって徐々に収
斂し、逆に第2凹部13’は切羽側から坑口側に向かっ
て徐々に収斂するような三角形断面を有する。この端面
形態は、図1に示されないセグメント11のもう一方の
円周方向端面においては、逆に奥側に第2凸部12’
が、手前側に第2凹部13’が形成される。
【0013】図2は以上のように構成された継手構造に
よるセグメント10とセグメント11の円周方向接合過
程を示したものであって、(a)は接合前、(b)は接
合後の状態を示している。なお、例示する接合は、坑口
側に位置するセグメントリング10’に一体なるセグメ
ント10’に対し、上述したセグメント10を接合する
過程を説明したものである。
【0014】接合は、まず図2(a)に示すように、セ
グメント10を図示しないエレクタ(ハンドリング装
置)などによって円周方向に回転させ、その端面21が
セグメント11の端面20とアライメントした状態にお
いて、セグメント10を坑口側、すなわちセグメントリ
ング10’へと軸方向移動させる。上述したように、セ
グメント11の第2凸部12’とセグメント10の第1
凹部13とは互いに相補し、第2凹部13’と第1凸部
12も同様に相補関係にあるため、セグメント10がセ
グメントリング11に当接した段階で、これらの凸部1
2,12’と凹部13,13’は互いに係合し、これに
よりセグメント10,11が円周方向に接合されること
になる。
【0015】図3は以上のようにして接合されるセグメ
ントリング(トンネル)全体の組立て状態を示してい
る。ここでは、円周方向において最後に組立てられるセ
グメントは上述したセグメント10に相当し、アセンブ
リに対し軸方向からのアクセスが容易なように、その円
周方向両端面20,21共、凹部13は奥側(坑口側)
に形成され、かつ凸部12は手前側(切羽側)に形成さ
れている。なお、この組立てにおいて、セグメント10
の端面20に接合されるセグメント14の端面21は、
奥側に凸部12’が、手前側に凹部13’が形成され、
他端面はこれと逆の配置をとる。
【0016】このように第1実施例によれば、セグメン
トの端面において角型の凹凸部を噛み合わせることで、
ガタの生じない接合形態を供することができ、ボルトを
使用せずともセグメント自体の継手により外力に対抗す
ることができる。また、組立てのセグメントを円周方向
位置決めして軸方向にスライドすることで、簡単に接合
することができ、面合わせが容易でかつ取り付けのため
の労力を低減することができる。なお、本実施例におい
てトンネル軸方向の接合は従来同様ボルトを用いて接合
している。
【0017】次に、上述した継手構造とは異なる本発明
の第2実施例としての継手構造を説明する。図4は、こ
の継手構造を構成するセグメントの外観を示している。
なお、以下説明する各実施例において、第1実施例の継
手構造と同様な構成部分は同一番号を付すこととする。
【0018】この実施例によれば、接合される2つのセ
グメントの内、一方のセグメント10には、その円周方
向一端に、セグメント外周面25に連続する半円状の凸
部12と、セグメント内周面25に連続する凹部13が
形成される。これらの凸部12、凹部13はその輪郭線
がスムーズに連続するように隣接され、セグメント軸方
向に沿って形成される。一方、セグメント10の円周方
向他端部においては、これとは逆に、セグメント外周面
25に連続する半円状の凹部13と、セグメント内周面
25に連続する凸部12がそれぞれ形成される。
【0019】上述した凹凸部の配置形態は、セグメント
10に接合されることになるセグメント11においても
全く同様であり、それぞれの円周方向端部に第2の凸部
12’および第2の凹部13’が同じように形成され
る。なお、このセグメントの変形としては円周方向両端
部の外周面側に半円状の凸部を有するもの、あるいは内
周面側に凸部を有するものが考えられる。
【0020】図5は図4に示したセグメント10,11
の接合方法を示したものである。しかして、その接合
は、セグメント11に対しセグメント10をその内側か
らアクセスさせ、まずセグメント10の内周面25に連
続して形成される第1凸部12を、セグメント11の内
周面25’に形成された第2凹部13’に係合させる。
この時、セグメント10は、図中点線で示したようにセ
グメント11の外方輪郭に連続する仮想円よりも内方に
ずれた位置にあり、ここからセグメント組立て用エレク
タを用いて、セグメント10の円周方向自由端を矢印C
の方向に付勢する。この結果、セグメント10はセグメ
ント11との係合面と支点として回転し、その係合関係
を保ちつつ、最終的には第1凸部12に隣接する第1凹
部13がセグメント11の第2凸部12’と係合し、こ
の時点では両セグメント10,11の外方輪郭がスムー
ズに連続するようになる(図5の実線位置)。なお、こ
のセグメント10,11の継手構造は、強度上、凹部周
りのセグメント肉厚が充分確保されるような巴型となっ
ているために、図5のように組立てられた状態では、内
周面25,25’側に位置する凸部12,12’の一部
が、内周面25,25’よりも若干内方に張り出すこと
になるが、この程度の張り出しはシールドトンネル施工
上特に問題はなく、通常は、この内周面25,25’に
対して更にコンクリートが打ち込まれるため、支障は全
くない。
【0021】図6は、以上のようにして接合されるセグ
メント全体の組立て状態を示している。ここでは、上述
したセグメント10の他、円周方向両端部の内周面側に
凸部を形成した2つのセグメント15、および円周方向
両端部の外周面側に凸部を形成したセグメント16が使
用され、更に最上段のセグメント17は、組立て易いよ
うに他のセグメント10,15,16よりも小さく、か
つその円周方向両端部の外周面側には凸部が形成されて
いる。なお、ここではトンネル軸方向の接合は従来同様
ボルトが使用されている。
【0022】次に、第3実施例によるセグメント継手構
造を図7に示す。この実施例によれば、セグメント10
の円周方向一端には円弧状の凸部12が形成され、これ
とは逆の円周方向他端には凸部12に相補する円弧状の
凹部13が形成される。これらの凸部12、凹部13は
その輪郭線がスムーズにセグメント外周面24および内
周面25に連続するように形成され、セグメント軸方向
に沿って延びる。なおこのセグメント継手形状は、セグ
メント10に接合されることになるセグメント11にお
いても全く同様であり、それぞれの円周方向端部に第2
の凸部12’および第2の凹部13’(図8)が同じよ
うに形成される。
【0023】図8(a),(b)は上記セグメント1
0,11の組立て方法を示したものである。その接合
は、(a)に示すように、まずセグメント10の凸部1
2を、セグメントリング10’と一体なるセグメント1
1の凹部13’に係合させ、次に推進ジャッキ等により
(b)に示すようにセグメント10をセグメントリング
11側に向けてスライドさせ、セグメント10をセグメ
ント11に対して完全に適合させる。図9は、以上のよ
うにして組立てられたセグメントリングの端部外観を示
している。ここでは、上述したセグメント10,11の
他、最上段に円周調整のための小さなセグメント18が
用いられており、ここでもトンネル軸方向の接合は従来
同様ボルトが使用されている。
【0024】最後に、本発明の第4実施例によるセグメ
ント継手構造を図10に示す。この実施例では、セグメ
ント10自体は先の実施例と同様に円弧状に湾曲させる
が、その円周方向端面20,21に端面接合のための凹
凸部は形成されず、軸方向端面22に2つの凸部23
が、もう一方の軸方向端面23に2つの凹部13がそれ
ぞれ形成される。図11はこれら凸部12の拡大図であ
り、図12は凹部13の拡大図である。凸部12は、通
常坑口側の接合端面に形成され、その断面は、セグメン
トリングを形成した際、リング下方向に向けて細幅にな
るように台形状に形成され、端面22と一体なる基部か
ら上方にかけて徐々にその台形断面積を増すように設定
される。これに対し端面23に形成される凹部13は、
通常切羽側の接合端面に形成され、その開口断面は、セ
グメントリングを形成した際、リング下方向に向けて細
幅になるように台形状に形成され、端面23から凹部1
3の底部にかけて徐々にその開口断面積を増すように設
定される。なお、本実施例では上記凸部12は、その円
周方向長さが、凹部13のそれよりも若干小さく設定さ
れる。これは、セグメント接合において、凸部12を凹
部13の広幅側に挿入し、その後凹部13の細幅側に移
動させることで、凸部12と凹部13とを楔状に噛み合
わせて、双方の離脱を防止するためである。
【0025】図13(a),(b)は上記セグメント1
0の組立て方法を示したものである。その接合は、
(a)に示すように、まずセグメント10の2つの凸部
12を、エレクタ等を用いて、2つのセグメント11の
凹部13’の広幅側にそれぞれ係入し、その後セグメン
ト10を円周方向に回転させ、凹部13’の細幅側へと
凸部12を変位させる。これにより、最終的には(b)
に示すように、2つの凸部材12と凹部13’とが密に
適合されることとなり、2つのセグメント11に対しそ
の軸方向からセグメント10を千鳥状に連結することが
できる。
【0026】なお、この第4の実施例による継手構造
は、前述した各実施例での円周方向側の継手構造に加
え、既設のセグメントとの接合においてセグメント間で
ローリングを起こさず設計位置での組立てが可能な継手
構造である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
合端面に形成される凹凸部同士の係合により隣接するセ
グメント同士を円周方向や軸方向に嵌合可能としたた
め、ボルトで連結する従来の継手構造に比較して、セグ
メントの噛み合わせによって外力に対抗でき、またセグ
メントに対する欠損部を少なくすることができ、セグメ
ント製造時の労力と材料費が低減できる。また、ボルト
による接合箇所を少なくすることができ、セグメント組
立時間が大幅に低減でき、作業能率も向上する。
【0028】また、凹凸部によるセグメント接合形態
は、接合面の自由度を拘束できる構造であるために、接
合面での自由度を小さくできてセグメントリングの真円
度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての継手構造を示すシ
ールドセグメントの外観斜視図である。
【図2】図1のセグメントの円周方向接合前後を示す外
観図である。
【図3】図1のセグメントによって組立てられたセグメ
ントトンネルの端部外観図である。
【図4】本発明の第2実施例としての継手構造を示すシ
ールドセグメントの外観斜視図である。
【図5】図4のセグメント同士の組立方法を示す外観図
である。
【図6】図4のセグメントによって組立てられたセグメ
ントトンネル部分の端部外観図である。
【図7】本発明の第3実施例としての継手構造を示すシ
ールドセグメントの外観斜視図である。
【図8】図7のセグメントの接合過程を示し、(a)は
接合前、(b)は接合後をそれぞれ示した図である。
【図9】図7のセグメントによって組立てられたセグメ
ントリングの端面外観図である。
【図10】本発明の第4実施例としての継手構造を示す
シールドセグメントの外観斜視図である。
【図11】図10のセグメントの凸部を拡大した外観斜
視図である。
【図12】図10のセグメントの凹部を拡大した外観斜
視図である。
【図13】図10のセグメントの接合過程を示し、
(a)は接合前、(b)は接合後をそれぞれ示した図で
ある。
【図14】従来のセグメント部分の外観斜視図である。
【図15】図14の継手部分の断面図である。
【符号の説明】
1,11,14,15,16,17,18 シールドセ
グメント 12 凸部(第1の凸部) 12’ 凸部(第2の凸部) 13 凹部(第1の凹部) 13’ 凹部(第2の凹部) 20,21 円周方向端面 22,23 軸方向端面 24,24’ 外周面 25,25’ 内周面 A セグメント円周方向 B シールドトンネル軸方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 直道 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状に分割されたシールドセグメント
    の円周方向端面または軸方向の端面同士を接合する継手
    構造において、 一方のシールドセグメントの前記端面には凸部が形成さ
    れ、前記端部に接合されるべき他方のシールドセグメン
    トの円周方向または軸方向の端面には、前記凸部に相補
    してこれに係合可能な凹部が形成されることを特徴とす
    るシールドセグメントの継手構造。
  2. 【請求項2】 前記凸部が形成される一方のシールドセ
    グメントの前記端面には、更に凹部が形成され、前記凹
    部が形成される他方のシールドセグメントの端面には、
    前記凹部と係合可能な凸部が形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載のシールドセグメントの継手構造。
  3. 【請求項3】 凸部が形成される一方のシールドセグメ
    ントの他端面には、前記凸部と係合可能な凹部が形成さ
    れ、凹部が形成される他方のシールドセグメントの他端
    面には、前記凹部を係合可能な凸部が形成されることを
    特徴とする請求項1に記載のシールドセグメントの継手
    構造。
  4. 【請求項4】 前記凸部および凹部はシールドセグメン
    トの軸方向端面に形成され、凹部は凸部よりも大きく形
    成され凸部は凹部内においてセグメント円周方向に変位
    可能であることを特徴とする請求項3に記載のシールド
    セグメント継手構造。
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