JPH07238384A - ピストンマスク自動拡径操作装置 - Google Patents

ピストンマスク自動拡径操作装置

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JPH07238384A
JPH07238384A JP3062894A JP3062894A JPH07238384A JP H07238384 A JPH07238384 A JP H07238384A JP 3062894 A JP3062894 A JP 3062894A JP 3062894 A JP3062894 A JP 3062894A JP H07238384 A JPH07238384 A JP H07238384A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンのマスキングおよびその除去を短時
間でかつ容易に行なうことのできるピストンマスク自動
拡径操作装置を提供する。 【構成】 フレーム11に鉛直方向の軸線まわりの仮想
円に沿って等間隔環状配置され、その中心部側に形成さ
れるピストンマスク装着・離脱部14に対して接近・離
間自在に支持された複数の把持装置12と、これら複数
の把持装置12を前記接近・離間動作させる把持装置駆
動機構13とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化処理を施すピスト
ンに対して、ピストンマスクの装着・離脱を行なうため
にピストンマスクの開口部を拡径操作する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンのピストンにあって
は、近年アルミニウム製のものが広く用いられている。
このアルミニウム製のピストンは、鉄製のものに比べて
耐摩耗性が劣るため、その一部に耐摩耗性の向上を目的
として酸化被膜を形成することがある。
【0003】すなわち、ピストンには、通常、ピストン
ヘッド側の外周面に3つのピストンリングが装着され、
これらピストンリングは、ピストンの外周面に形成され
た溝に嵌着される。これらピストンリングは、ピストン
ヘッドに近接するピストンリングがシリンダ内面との間
の封止部材として機能し、他のピストンリングがオイル
の掻き取り部材として機能する。
【0004】これらのピストンリングのうち、特にシリ
ンダ内面との間の封止を行なうものは、シリンダ内面に
対して摺動することにより、ピストンの溝内で微動を繰
り返す。このため、ピストン素材の耐摩耗性が低い場合
には、前記ピストンリングの微動によって前記溝内面が
摩耗し、封止性能の低下を招来するという問題を生じ
る。
【0005】したがって、アルミニウム製のピストンに
は、封止用のピストンリングの嵌着されるピストンリン
グ装着溝を含むピストンヘッド側の端部に耐摩耗性の向
上を目的として酸化被膜を形成することが有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記酸化被
膜の形成方法には、マスキング膜の形成・除去に時間や
手間がかかり、ピストンの製造能率の低下やコスト上昇
の原因になるといった問題があった。そこで、例えば、
図5に示すようにゴム等で形成された有底円筒状のピス
トンマスク2をピストン1に装着して酸化被膜を形成し
ない領域全体を覆うことにより、マスキングを行なう方
法が考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ピ
ストンマスク2を用いるマスキング方法にあっては、マ
スキング膜の形成・除去作業を省くことができるもの
の、ピストンマスク2をピストン1に着脱する作業に手
間がかかり、その作業能率の改善が充分ではないといっ
た問題があった。すなわち、ピストンマスク2の装着作
業においては、ピストン1に装着したピストンマスク2
の開口部9におけるシール性能を維持するために、該開
口部9近傍の内壁面をピストン1外周面に圧接させる必
要があり、作業に手間がかかる。一方、ピストンマスク
2の離脱作業においては、酸化被膜形成時に付着した電
解液が飛散して作業環境を汚染する等の可能性があり、
作業性が悪い。また、ピストン1から離脱したピストン
マスク2を再利用するには十分に洗浄する必要があるの
で、コストを低減するには工数が増加して一層の作業能
率の低下を招くといった問題がある。したがって、ピス
トンへのピストンマスクの装着およびその離脱を短時間
で行なう手段の開発が望まれていた。
【0008】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、ピストンのマスキングおよびその除去を短時間で
かつ容易に行なうことのできるピストンマスク自動拡径
操作装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【問題を解決するための手段】請求項1記載のピストン
マスク自動拡径操作装置では、酸化処理を施すピストン
に対して、ピストンマスクの装着・離脱を行なうために
ピストンマスクの開口部を拡径操作する装置であって、
フレームに鉛直方向の軸線まわりの仮想円に沿って等間
隔環状配置され、その中心部側に形成されるピストンマ
スク装着・離脱部に対して接近・離間自在に支持された
複数の把持装置と、これら複数の把持装置を前記接近・
離間動作方向に駆動する保持装置駆動機構とを備えてな
り、前記把持機構は、前記フレームに前記接近・離間す
る方向に移動自在に支持された基台と、この基台にそれ
ぞれ前記ピストンマスク装着・離脱部方向に向く先端部
が鉛直面内において開閉自在に支持された一対の把持爪
と、該基台に搭載され、前記一対の把持爪を開閉動作さ
せる把持爪駆動機構とを具備してなることを前記課題の
解決手段とした。
【0010】請求項2記載のピストンマスク自動拡径操
作装置では、前記把持装置駆動機構は、前記軸線を中心
として回動自在に支持され、その外周面にギア部が形成
された環状体と、この環状体を前記軸線を中心として回
転駆動する駆動源と、前記基台に前記接近・離間方向に
向けて固定されたラック部材と、前記フレームに回転自
在に支持され、前記ラック部材に噛み合って前記環状体
が回動したときに前記基台を移動させるギアとを備えて
なることを前記課題の解決手段とした。
【0011】請求項3記載のピストンマスク自動拡径操
作装置では、水平方向に互いに平行に配置されるととも
に前記基台に回動自在に支持され、前記一対の把持爪が
固定された第1・第2の軸体と、前記基台に搭載された
駆動シリンダと、この駆動シリンダのピストンヘッドに
固定されたラックと、定位置に回転自在に支持され、前
記ラックに従動して前記第1・第2の軸体を回転させる
ピニオンとを備えてなることを前記課題の解決手段とし
た。
【0012】
【作用】請求項1記載のピストンマスク自動拡径操作装
置によれば、把持装置をピストンマスクに接近させて把
持爪でピストンマスクの開口部を把持し、この状態で把
持装置をピストンマスクから離間させることによりピス
トンマスクの開口部の拡径を行なう。
【0013】請求項2記載のピストンマスク自動拡径操
作装置によれば、環状体を回転駆動することによりギア
が回転され、このギアを介して環状体の駆動力がラック
に伝達されて把持装置のピストンマスク装着・離脱部に
対する接近・離間が各把持装置において同時になされ
る。
【0014】請求項3記載のピストンマスク自動拡径操
作装置によれば、駆動シリンダの伸縮によって第1・第
2の軸体とともに対をなす把持爪がそれぞれ回動され、
前記把持爪間の開閉動作がなされる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1ないし図5を
参照して説明する。ここで説明する実施例において、酸
化処理を施すピストンには、酸化処理を施す部分を除い
てピストンマスクが装着され、このピストンマスクの装
着されたピストンを酸化処理槽に浸漬して酸化処理を行
ない、その後ピストンからマスクを離脱させることによ
り、製品を得る。図5において、1はピストンであり、
2はピストンに装着されるピストンマスクである。ピス
トン1はそのピストンヘッド3側の周面にピストンリン
グ装着用の溝4a・4b・4cを有する。このピストン
において、ピストンヘッド3側の溝4aを含む端部が酸
化処理を施す処理端部5であり、この処理端部5を除く
被覆部分6にピストンマスク2が装着される。ピストン
マスク2は、ゴムなどの弾性材料から一体成形された有
底円筒状のもので、底壁部7と筒状部8と、この筒状部
8の開口部9近傍の外面に形成されたフランジ部10と
からなっており、開口部9近傍の筒状部8外周面には、
弾性材料からなるOリング1Aが装着されている。
【0016】図1は、ここで説明する実施例のピストン
マスク自動拡径操作装置の全体構成を示す図であり、図
において11はフレーム、12は把持装置、13は把持
装置駆動機構である。
【0017】把持装置12は、フレーム11に鉛直方向
の軸線まわりの仮想円に沿って等間隔環状配置され、そ
の中心部側に形成されるピストンマスク装着・離脱部1
4に対して接近・離間自在に支持されたものである。す
なわち、図2および図3に示すように、フレーム11の
上面には、前記仮想円の半径方向に向けてレール15が
固定されている。このレール15上には、前記仮想円の
半径方向に向けて移動自在に基台16が取り付けられて
いる。この基台16は、ベースプレート17と、このベ
ースプレート17の下面に固定され、前記レール15上
を移動自在に嵌合された移動部材18と、ベースプレー
ト17の上面側から上方に延びる一対の支持プレート1
9とを有してなるものである。また、図3に示すよう
に、この基台16の側方には、前記仮想円の半径方向に
沿って後述するラック部材30が取り付けられている。
【0018】図2に示すように、支持プレート19・1
9の間には、第1・第2の軸体20・21が回動自在に
支持されており、これら第1・第2の軸体20・21に
はその先端部が前記ピストンマスク装着・離脱部14方
向に向けて第1・第2の把持爪22・23が固定されて
おり、これら第1・第2の把持爪22・23は鉛直面内
において開閉自在になっている。前記第1・第2の軸体
20・21は、第1・第2の把持爪22・23を駆動す
るための把持爪駆動機構Aの1部を構成するものであ
り、以下は、この把持爪駆動機構Aの構成を説明する。
【0019】第1・第2の軸体20・21には、歯車2
4・25がそれぞれ固定されており、これらは互いに噛
み合っている。第2の軸体20は、支持プレート19の
側方に突出しており、側方に突出する第2の軸体20に
は、図3に示すように、ピニオン26が固定されてい
る。一方、ベースプレート17の上面には、駆動シリン
ダ27が設けられており、この駆動シリンダ27のピス
トンロッド28の先端には前記ピニオン26に噛み合う
ラック29が固定されている。前記第1・第2の把持爪
22・23は、図2に示すように、その先端部において
ピストンマスク2のフランジ部9を把持出来る形状に形
成されている。
【0020】次に、前記把持装置駆動機構13について
説明する。図1および図4に示すように、前記フレーム
11の下面側には、軸線を前記仮想円に合致させて周面
にギア部35が形成された環状体31が回動自在に支持
されている。この環状体31の側方には取り付け部材3
2を介して駆動モーター33が取り付けられており、こ
の駆動モーター33の出力軸にはギア34が取り付けら
れており、このギア34は前記環状体31のギア部35
に噛み合わされている。
【0021】一方、図3に示すように、前記フレーム1
1の前記各把持装置12・…の近傍には、軸体36が軸
受け37を介して回動自在に支持されている。この軸体
36の下端には下部ギア部38が設けられており、この
下部ギア部38は前記環状体31のギア部35に噛み合
わされている。一方、軸体36の上端部には上部ギア3
9が固定されており、この上部ギア39は前記基台16
のラック部材30に噛み合わされている。
【0022】この構成のもとに、駆動モーター33を駆
動したときには、ギア34を介して環状体31が回転す
る。一方、環状体31が回転した場合には、上部ギア3
8.39および前記ラック部材30を介してその駆動力
が各把持装置12・…に伝達され、各把持装置12・…
が前記仮想円の半径方向、すなわち前記ピストンマスク
装着・離脱部14に対して接近・離間する方向に移動す
る。一方、ピストンマスク装着・離脱部14には、ピス
トンマスク2が図示しないピストンマスク移動機構によ
り開口部9を上方に向けた状態で搬送されるようになっ
ている。また、ピストンマスク装着・離脱部14の上方
には図示しないピストン移動機構が設けられており、ピ
ストン待機位置に置かれたピストンが前記ピストンマス
ク装着・離脱部14の直上方に移送され、該直上方から
下方に向けてピストンマスク2内に挿入されるようにな
っている。
【0023】次に、ピストンマスク自動拡径操作装置の
ピストンマスク2拡径動作について説明する。まず、ピ
ストン移送機構がピストン1を保持して、該ピストンマ
スク2の上方に位置する。この状態において、駆動モー
ター33が駆動されて、環状体31が回動し、これによ
り把持装置12がピストンマスク装着・離脱部14に接
近する。この接近動作は、各把持装置12・…において
同期してなされる。この接近動作とともに駆動シリンダ
27が駆動しピニオン26が回転されて第1・第2の軸
体20・21が回転され、これにより第1・第2の把持
爪22・23の先端部における開放がなされる。ここ
で、把持装置12は、待機位置に位置する。次いで、ピ
ストンマスク移送機構によりピストンマスクが開口部9
を上方に向けた状態でピストンマスク装着・離脱部14
に移送される。そして、把持機構12…の第1・第2の
把持爪22・23の先端部間に前記ピストンマスク2の
フランジ部10が把持可能に位置する。この状態で駆動
シリンダ27が伸長することにより、第1・第2の把持
爪22・23の先端部間が閉じられてフランジ部10が
把持される。
【0024】フランジ部10の把持が完了したら、この
把持を保持したまま前記駆動モーター33が逆の方向に
駆動され、今度は把持装置12がピストンマスク2から
一足寸法離間する方向に移動させることにより、ピスト
ンマスク2の開口部9の拡径がなされる。この状態にお
いて、前記ピストン移動装置がピストンマスク装着・離
脱部14の上方からピストンマスク2の開口部9にピス
トン1を挿入する。この挿入を終えた時点で各把持装置
12・…は、ピストンマスク2の方向へ移動し、駆動シ
リンダ27を収縮して第1・第2の把持爪22・23を
開放してフランジ部10の把持を解除することにより、
ピストンマスク2のピストン1への装着がなされる。
【0025】かくしてピストンマスク2が装着されたピ
ストン1は、次の酸化処理工程により、酸化処理槽内で
電解液中に浸漬されることによりピストンマスク2に覆
われていない露出部分の酸化処理がなされる。
【0026】以下、本実施例の効果を説明する。前記の
ピストンマスク自動拡径操作装置によれば、ピストンマ
スク2の開口部9を自動的に開口および開口の解除する
ことができるので、ピストン1にピストンマスク2を能
率的に装着することができる。この場合、把持装置12
のフランジ部10に対する接近・離間が環状体31およ
びラック部材30により同期してなされるので、ピスト
ンマスク2のフランジ部10が均等に拡径されるので、
開口部9が変形して拡径されることがなく、ピストン1
を開口部9内に確実に挿入することができる。
【0027】また、第1・第2の把持爪22・23の駆
動を駆動シリンダ27およびピニオン26によって行な
うため、ピストンマスク2の保持を確実に行なうことが
できる。
【0028】なお、本実施例においては、ピストン1に
ピストンマスク2を装着する場合について説明したが、
ピストン1に装着されたピストンマスク2を離脱する場
合にも用いることが出来る。この場合、ピストンマスク
2の装着されたピストン1を図1に示すピストンマスク
装着・離脱部14(この場合は離脱位置となる)におい
て、装着の場合と同様にピストンマスク2のフランジ部
10を把持装置12で把持し、開口部9を拡径すること
によりピストン1よりピストンマスク2の離脱を自動的
に行なうことができる。
【0029】以上説明したように、請求項1記載のピス
トンマスク自動拡径操作装置によれば、ピストンマスク
の開口部を自動的に開口および開口の解除することがで
きるので、ピストンに対するピストンマスクの装着・離
脱を短時間でしかも確実に行なうことができる。
【0030】請求項2記載のピストンマスク自動拡径操
作装置によれば、把持装置のピストンマスク装着・離脱
部に対する接近・離間が環状体およびラック部材により
同期してなされてピストンマスクの開口部が均等に拡径
されるので、該開口部が変形して拡径されることがな
く、ピストンをピストンマスクに対して確実に挿入・抜
出することができる。
【0031】請求項3記載のピストンマスク自動拡径操
作装置によれば、一対の把持爪の駆動を駆動シリンダお
よび駆動シリンダのピストンロッドに固定されたラック
および該ラックに噛み合うピニオンとによって行なうた
め、ピストンマスクの把持・把持解除を確実に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のピストンマスク自動拡径装置の一実施
例を示す平面図である。
【図2】本発明のピストンマスク自動拡径操作装置の把
持装置を示す側面部分拡大断面図である。
【図3】本発明のピストンマスク自動拡径操作装置の把
持装置を示す正面部分拡大断面図である。
【図4】本発明のピストンマスク自動拡径操作装置の把
持装置駆動機構の環状体を駆動する駆動モーター近傍を
示す拡大側面図である。
【図5】ピストンマスクが装着されたピストンを示す側
面部分拡大断面図である。
【符号の説明】
11 フレーム 12 把持装置 13 把持装置駆動機構 14 ピストンマスク装着・離脱部 16 基台 20 第1の軸体 21 第2の軸体 22 第1の把持爪 23 第2の把持爪 27 駆動シリンダ 28 ピストンロッド 29 ラック 31 環状体 33 駆動モーター(駆動源) 35 ギア部 38 下部ギア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化処理を施すピストンに対して、ピス
    トンマスクの装着・離脱を行なうためにピストンマスク
    の開口部を拡径操作する装置であって、フレームに鉛直
    方向の軸線まわりの仮想円に沿って等間隔環状配置さ
    れ、その中心部側に形成されるピストンマスク装着・離
    脱部に対して接近・離間自在に支持された複数の把持装
    置と、これら複数の把持装置を前記接近・離間動作方向
    に駆動する把持装置駆動機構とを備えてなり、 前記把持機構は、前記フレームに前記接近・離間する方
    向に移動自在に支持された基台と、この基台にそれぞれ
    前記ピストンマスク装着・離脱部方向に向く先端部が鉛
    直面内において開閉自在に支持された一対の把持爪と、
    該基台に搭載され、前記一対の把持爪を開閉動作させる
    把持爪駆動機構とを具備してなることを特徴とするピス
    トンマスク自動拡径操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のピストンマスク自動拡径
    操作装置において、前記把持装置駆動機構は、前記軸線
    を中心として回動自在に支持され、その外周面にギア部
    が形成された環状体と、この環状体を前記軸線を中心と
    して回転駆動する駆動源と、前記基台に前記接近・離間
    方向に向けて固定されたラック部材と、前記フレームに
    回転自在に支持され、前記ラック部材に噛み合って前記
    環状体が回動したときに前記基台を移動させるギアとを
    備えてなることを特徴とするピストンマスク自動拡径操
    作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のピストンマスク
    自動拡径操作装置において、水平方向に互いに平行に配
    置されるとともに前記基台に回動自在に支持され、前記
    一対の把持爪が固定された第1・第2の軸体と、前記基
    台に搭載された駆動シリンダと、この駆動シリンダのピ
    ストンヘッドに固定されたラックと、定位置に回転自在
    に支持され、前記ラックに従動して前記第1・第2の軸
    体を回転させるピニオンとを備えてなることを特徴とす
    るピストンマスク自動拡径操作装置。
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