JPH072382Y2 - 自転車用ランプのレンズ駆動装置 - Google Patents

自転車用ランプのレンズ駆動装置

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JPH072382Y2
JPH072382Y2 JP10271388U JP10271388U JPH072382Y2 JP H072382 Y2 JPH072382 Y2 JP H072382Y2 JP 10271388 U JP10271388 U JP 10271388U JP 10271388 U JP10271388 U JP 10271388U JP H072382 Y2 JPH072382 Y2 JP H072382Y2
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JP
Japan
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lamp
lens
holding frame
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light distribution
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Expired - Lifetime
Application number
JP10271388U
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English (en)
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JPH0224794U (ja
Inventor
浩 平田
忍 原
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Sanden Holdings Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は夜間走行時等において路面の照明に使用する自
転車用ランプに関するものである。
(従来の技術) 従来の自転車用ランプは、自転車のフレームに上下方向
に傾動自在に配置されたランプ本体と、該ランプ本体内
に配置された照明用の電球と、前記ランプ本体の電球の
前方位置に固定された集光用のレンズとから主に構成さ
れている。
このランプから路面に照射される光の形状(以下、配光
パターンという)は、使用されるレンズのカット形状に
よって異なるが、基本的にはランプを下向きにした場合
よりもランプを上向きにした場合の方が縦長の配光パタ
ーンが得られる。
一般に前記配光パターンは走行状態に応じて種々変更さ
れており、即ち低速で走行する場合にはランプを下向き
にして前輪近傍を全体的に照明できるようにし、また高
速で走行する場合にはランプをやや上向きにして前方を
縦長に照明できるようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、先に述べた従来の自転車用ランプでは前
記配光パターンを変更する場合には運転中にその都度ラ
ンプに直接手を掛け傾動させる必要があるため、操作が
煩しいことに加え、該操作に気をとられて周囲に対する
注意が散漫になり極めて危険であるという問題点があっ
た。
本考案は前記問題点に鑑みてなされたものであり、路面
に照射される配光パターンをランプ自体を傾動させるこ
となく容易に変更できるようにした自転車用ランプのレ
ンズ駆動装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために、照明用の電球を備
えたランプ本体と、前記電球から発せられた光を一方向
に長く集光するレンズを保持し、且つ前記ランプ本体に
回転自在に装着されたレンズ保持枠と、前記ランプ本体
に回転自在に軸支され、且つ前記レンズ保持枠の周面に
接触した駆動車と、該駆動車に一端を連結されたワイヤ
と、該ワイヤの他端に連結された操作ダイヤルとから自
転車用ランプのレンズ駆動装置を構成している。
(作用) 本考案によれば、操作ダイヤルを回転させると該回転が
ワイヤを介して駆動車に伝達され、該駆動車と接触する
レンズ保持枠が周方向に回転する。このレンズ保持枠に
保持されたレンズは電球から発せられた光を一方向に長
く集光することができるので、前記レンズ保持枠の回転
によって路面に照射される配光パターンを適宜変更する
ことができる。
(実施例) 第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図はレンズ駆動装置の取付状態を示す側面図、第2図
は第1図の要部拡大図、第3図は第2図の正面図、第4
図は第2図のA−A線断面図、第5図は配光パターンを
示す図である。
図において、1はハンドルシャフト2に取付具1aを介し
て取付けられた操作部であり、該操作部1内には円形の
操作ダイヤル3の軸3aが回転自在に軸支されている。
4は樹脂,金属等のパイプ材4aと該パイプ材4aの内部に
回転自在に収容されたワイヤ4bとからなる操作ワイヤ線
であり、前記ワイヤ4bは前記操作部1内においてその一
端を前記操作ダイヤル4の軸4aに連結されている。
5はフロントフォーク6に固定されたダイナモであり、
該ダイナモ5の上部にはタイヤ7の側面に圧接可能な駆
動ローラ5aが設けられている。
8は前記ダイナモ5の正面側に固定されたランプであ
り、該ランプ8は第4図に示すように、略半球状のラン
プ本体9と、該ランプ本体9内に配置された反射板10
と、該反射板10の中央に取付けられた照明用の電球11
と、前記ランプ本体9の開口部周縁に凹凸嵌合によって
回転自在に装着された環状のレンズ保持枠12と、該レン
ズ保持枠12の内側に固定保持された集光用のレンズ13と
から構成されている。前記レンズ13は電球11から発せら
れた光を一方向に長く集光するものであり、図示例では
光軸と直交する平面に光を照射した場合で第5図(a)
に示すような縦長楕円形の配光パターンが得られるもの
を示してある。図示を省略したが前記電球11には前記ダ
イナモ5の出力端子が電源コードを介して接続されてい
る。
また、前記ランプ本体9の下部外面には支持部9aが膨出
形成されており、該支持部9aには円筒歯車からなる駆動
車14の軸14aが回転自在に軸支されている。前記ワイヤ4
bの他端はこの駆動車14の軸14aに連結されている。
更に、前記レンズ保持枠12の外周面には多数の歯からな
る歯合部12aが周方向に連続して形成されており、該歯
合部12aには前記駆動車14が歯合している。また、レン
ズ保持枠12の正面側の外周縁には計2個の円弧状のフー
ド12bが上下に対称に形成されている。
次に、前記レンズ駆動装置の動作について説明する。
ダイナモ5の駆動ローラ5aをタイヤ7に圧接させた状態
で該タイヤ7を回転させると、ダイナモ5において発電
された所定の電力が電球11に供給されて該電球11が発光
し、レンズ13で集光された光がランプ8から路面に照射
される。実際には照射光の光軸と路面とは所定の角度を
なすので、第1図,第2図の状態で電球11を発光させた
場合で路面に照射される配光パターンは第5図(a)に
示す配光パターンよりも更に縦長のものとなる。従っ
て、この照明によって前方を縦長に照らすことが可能と
なるので高速走行時に有効な照明を行なうことができ
る。
前記ランプ8で前記とは逆に前輪近傍を全体的に照らし
たい場合には、操作ダイヤル3を指先で操作しワイヤ4b
を介して駆動車14を回転させ、該駆動車14によってレン
ズ保持枠12を周方向に略90°回転させる。これにより、
レンズ3が同角度回転し、前記とは90°位相の異なる第
5図(b)に示すような横長楕円形の配光パターンを得
ることができる。実際には前記と同様に照明光の光軸と
路面とは所定の角度をなすので、路面に放射される配光
パターンは第5図(a)に示す配光パターンよりも若干
縦長のものとなる。従って、この照明によって前輪近傍
を全体的に照らすことが可能となるので低速で走行する
場合に有効な照明を行なうことができる。
このように、前記実施例によれば、操作ダイヤル3の回
転操作によってレンズ保持枠12に保持されたレンズ13を
回転させて路面に照射される配光パターンを変更するこ
とができるので、従来のようにランプ自体を傾同するこ
となく前記配光パターンを運転姿勢のままで容易に変更
することができ、低速・高速等の走行に適応した路面照
明を行なうことができる。
また、レンズ保持枠12の上下に対称に設けられたフード
12bの位置によって非照明時においても現在のレンズ13
の向きから配光パターンを容易に確認することができ
る。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので、前記実施例
とは、レンズ保持枠12の外周面に多数の溝または粗面か
らなる抵抗部15を周方向に連続して形成した点と、駆動
車14bをゴムローラから構成した点で異なるが、前記実
施例と同様の効果を発揮することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、操作ダイヤルの
回転操作によってレンズ保持枠に保持されたレンズを回
転させて路面に照射される配光パターンを変更すること
ができるので、従来のようにランプ自体を傾動すること
なく前記配光パターンを運転姿勢のままで容易に変更す
ることができ、低速・高速等の走行に適応した路面照明
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図はレンズ駆動装置の取付状態を示す側面図、第2図
は第1図の要部拡大図、第3図は第2図の正面図、第4
図は第2図のA−A線断面図、第5図は配光パターンを
示す図、第6図は本考案の他の実施例を示すレンズ駆動
装置の正面図である。 3……操作ダイヤル、4b……ワイヤ、9……ランプ本
体、11……電球、12……レンズ保持枠、13……レンズ、
14,14b……駆動車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明用の電球を備えたランプ本体と、 前記電球から発せられた光を一方向に長く集光するレン
    ズを保持し、且つ前記ランプ本体に回転自在に装着され
    たレンズ保持枠と、 前記ランプ本体に回転自在に軸支され、且つ前記レンズ
    保持枠の周面に接触した駆動車と、 該駆動車に一端を連結されたワイヤと、 該ワイヤの他端に連結された操作ダイヤルとからなる ことを特徴とする自転車用ランプのレンズ駆動装置。
JP10271388U 1988-08-04 1988-08-04 自転車用ランプのレンズ駆動装置 Expired - Lifetime JPH072382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10271388U JPH072382Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 自転車用ランプのレンズ駆動装置

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JP10271388U JPH072382Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 自転車用ランプのレンズ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0224794U JPH0224794U (ja) 1990-02-19
JPH072382Y2 true JPH072382Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31332876

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10271388U Expired - Lifetime JPH072382Y2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 自転車用ランプのレンズ駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6793405B2 (ja) 2018-10-31 2020-12-02 株式会社キャットアイ 軽車両用ライト

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JPH0224794U (ja) 1990-02-19

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