JPH0723779A - 表皮細胞シートの凍結保存用液 - Google Patents
表皮細胞シートの凍結保存用液Info
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- JPH0723779A JPH0723779A JP5167822A JP16782293A JPH0723779A JP H0723779 A JPH0723779 A JP H0723779A JP 5167822 A JP5167822 A JP 5167822A JP 16782293 A JP16782293 A JP 16782293A JP H0723779 A JPH0723779 A JP H0723779A
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Abstract
リコールを含有し、血清成分及びアミノ酸を含有しない
ことを特徴とする表皮細胞シートの凍結保存用液を提供
する。 【効果】 本発明凍結保存用液は、ヒト表皮細胞シート
の凍結保存に有用である。
Description
存液に関する。
一つとして、従来より皮膚移植が知られており、近年培
養表皮細胞を利用した培養皮膚移植が注目を集めている
〔石倉直敬他、日形会誌(J.Jpn.P.R.
S.),7,1086−1093(1987);熊谷憲
夫他、日形会誌(J.Jpn.P.R.S.),8,5
74−585(1988);熊谷憲夫、皮膚病診療,1
0(12),1088−1093(1988);黒柳能
光,蛋白質核酸酵素,36(7),1443−1449
(1991);H.グリーン,日経サイエンス,199
2年1月号,84−92頁等参照〕。殊に上記皮膚損傷
の治療においては、受傷1週間までの間の体液の漏出や
創傷部の細菌感染等が深刻な問題であり、その時期に適
当な表皮細胞シート等により損傷部を被覆することが熱
傷治療の重要な課題である。
てその有用性が確認されてはいるものの、移植に利用す
るヒト表皮細胞シートの供給体制、特にその作製や保存
性については未だ数種の問題点が残されている。即ち上
記表皮細胞シートは、一般に凍結保存した懸濁状態の細
胞から培養を開始して作製され、各臨床施設に輸送され
るが、その間通常2週間程度の期間を要する不利があ
り、緊急時等を考慮すれば、細胞シートの状態で長期間
安定して保存でき、必要時に直ちに使用できる凍結保存
法の確立が急務とされている。
しては、その凍結速度により、緩慢凍結と急速凍結とが
知られており、上記表皮細胞シートは、膜透過性の異な
る未分化細胞と分化細胞とを含み且つ細胞同志が密に接
着し細胞収縮によるダメージが大きいと考えられるた
め、その凍結法としては急速凍結の方が適しているが、
この急速凍結法は、凍結時に細胞をかなりの高浸透圧に
順化させる必要があり、また融解時に300℃以上/分
の急速な昇温を必要とし、しかも厳密な温度管理下で数
段階に分けて浸透圧をさげる繁雑な操作が必要なこと等
から、実用化は不可能であると考えられる。
るものの、細胞内自由水の脱水等による細胞収縮、ひい
ては細胞の破裂が起こる欠点は避けがたい。この欠点を
解消するための最も重要な課題の一つとしては凍結保存
液の組成が考えられ、従来より、該保存液は、通常培養
液に10〜20%程度の血清と共に、凍結による細胞外
液の濃縮抑制、細胞収縮抑制、凍結部分の拡大抑制、細
胞膜の保護等の作用を期待して10〜20%程度の凍結
保護剤、例えばジメチルスルホキシド(DMSO)やグ
リセロール等の細胞内に浸透する透過型凍結保護剤を添
加したものからなっている。
考慮すればこの種細胞シートへの利用は不適当であると
考えられ、また本発明者等の研究によれば、上記従来の
凍結保存液を単に表皮細胞シートに応用しても実用可能
な細胞数を保有する所望のシートは到底得られず、凍結
融解後の細胞数が極端に少なく生細胞数は実際に測定で
きないものとなることが確認された。
に際し、移植後感染症等を引き起こさないようにできる
だけ栄養成分の少ない凍結保存液の開発が望まれている
ものの、現状では血清成分及びアミノ酸の利用を避ける
ことは困難とされている。
は、表皮細胞シートの凍結保存に適しており、従来の凍
結保存液に見られる欠点を全て解消した新しい表皮細胞
シートの凍結保存液及びこれを用いた凍結保存方法を提
供することにある。
た結果、血清成分及びアミノ酸を含有しない基礎溶液中
にグリセロール及びポリエチレングリコールを含有させ
る時には、上記目的に合致する凍結保存用液が得られる
ことを見出だし、ここに本発明を完成するに至った。
グリセロール及びポリエチレングリコールを含有し、血
清成分及びアミノ酸を含有しないことを特徴とする表皮
細胞シートの凍結保存用液が提供される。
表皮細胞シートを凍結保存する方法をも提供する。
これはグリセロール及びポリエチレングリコールを含有
し、血清成分及びアミノ酸を含有しないことを必須とし
て、他は通常のこの種細胞の凍結保存用液と同様とする
ことができる。即ち、該液は例えば通常の生理的塩類溶
液を基礎溶液とし、これに上記特定成分を配合して調整
される。
が、通常知られている各種の生理的塩類溶液、好ましく
は平衡塩類溶液を例示でき、特に本発明に適したものと
しては、ハンクス溶液〔Hanks' solution 〕等を例示で
きる。
胞の保存に有効量のグリセロール及びポリエチレングリ
コール(PEG)を添加配合して調整される。
て、細胞膜透過型の保存剤として作用し、かかる作用有
効量が配合されている限りにおいて、その配合量に特に
制限はないが、好ましくは約10〜20(v/v)%程
度とするのが望ましい。
入手できる平均分子量200から20000程度のもの
をいずれも利用できる。本発明においては、好ましくは
平均分子量4000から20000程度のPEGを利用
できる。該PEGは、本発明の保存用液において、細胞
膜非透過型の保存剤として作用し、かかる作用有効量が
配合されている限りにおいて、その配合量に特に限定は
ないが、好ましくは約5〜10(w/v)%程度とされ
るのが望ましい。
トの凍結保存は、上記特定の保存用液を利用することを
除いて、常法に従うことができる〔例えば「凍結保
存」、朝倉書店発行、酒井昭編集、1989年、第74
〜76頁、「厚生省細胞バンクにおける方法」、水澤博
等を参照〕。凍結は、例えばプログラムフリーザーによ
る緩慢凍結法により行なうことができ、また発泡スチロ
ール容器に入れて−80℃デープフリーザー中で凍結す
ることもできる。
ば液体窒素デュワー内で、又は−135℃ウルトラディ
ープフリーザー中で好適に行なうことができ、輸送時は
ドライアイス中での保存も可能である。
される表皮細胞シートは、通常のヒト表皮細胞シートで
あり、これは例えば常法に従い、ヒト表皮細胞(ケラチ
ノサイト)を、例えば37℃、5%炭酸ガス気相下に初
代培養及び継代培養することにより得られる。上記培養
はより具体的には、培養基材としてのコラーゲン、特に
タイプIコラーゲンがコーティングされた培養皿で、播
種時の細胞密度が、初代培養の場合は、2〜5×104
細胞/cm2 程度、継代培養の場合は、0.5〜1.5
×104 細胞/cm2 程度となる条件下で実施されるの
が好ましく、2日に一度の培地交換により、所望の良好
な細胞増殖を行ない得る。
細胞の提供者の年齢や細胞の状態等により一定ではない
が、一般には約24時間の培養により約2倍の細胞数に
増加する。かくして増殖された増殖ヒト表皮細胞のシー
トは、例えば上記のようにして得られるコンフルエント
(confluent )にまで増殖した単層のヒト表皮細胞を、
重層化培地で更に培養して表皮細胞を層状に重層化し、
生体表皮と同様の組織形態に分化させて行ない得る。該
重層化培地は、通常の基礎培地から調整でき、そのカル
シウム濃度は約0.4〜2.0mMに調整され、また牛
胎児血清(FCS)を添加配合されるのが好ましい。上
記重層化培地で1週間程度培養することにより、表皮細
胞は5〜6層に多層化し、下層には増殖能を有する基底
細胞、上層には分化した角化細胞が観察される。このよ
うにして作成されるヒト表皮細胞シートは、既に知られ
ているこの種のシートと同様にして培養皮膚移植に利用
できる。
は、37℃温浴中で行われるのが最も簡便であり、好適
である。
考例及び実施例を挙げるが、本発明はこれに限定される
ものではない。
製)に、以下のアミノ酸が下記組成となるように、各ア
ミノ酸の所定量(括弧内は各アミノ酸のモル濃度を示
す)を追加配合して、基礎培地を調整した。
mg/lのHEPES及び1200mg/lの重曹を添
加して使用される。以下、これを「基礎培地2」とい
う。
を用いて、次の通りヒト表皮細胞増殖用培地(基礎溶
液)を調整した。
後、濾過滅菌した基礎培地2に、以下の成長促進物質及
び抗生物質を添加配合して、各増殖培地を調整した。以
下これを「基礎溶液2」という。
織部位を摘出し、凝固した血液や膜成分を取り除いた
後、冷却した生理食塩水で3〜4回洗浄し、−80℃に
て凍結保存し、使用時に4℃にて解凍し、引続く操作に
供した。
た生理食塩水500ml中でポリトロンホモジナイザー
(カイネティクス社製)で3〜4分間粉砕し、更にポッ
ター型テフロンホモジナイザーにて冷却しながら、1〜
2分間細かく粉砕後、4℃、38000×gで40分間
遠心分離して上清を得た。該上清に硫酸ストレプトマイ
シン(明治製菓社製)を終濃度が0.5w/v%となる
ように加え、4℃で18時間撹拌し、38000×gで
60分間遠心分離して上清を得た。
イズ0.22μmの滅菌済みフィルター(ミリポア社
製)で加圧濾過滅菌し、約10mg蛋白量/mlの抽出
液を得た。これを5mlずつ分注し、−80℃にて保存
し、用時室温にて解凍し、BHEとして用いた。
組織片1×1cmをシャーレに移し、冷却したダルベッ
コPBS中で2〜3回洗浄後、脂肪層を切除した。これ
を0.05%グルコン酸クロルヘキシジン含有75%エ
タノール溶液に約30秒間浸漬することでその皮膚片表
面を殺菌し、更にDME培地で1〜2回洗浄した。真皮
部分を、滅菌した手術用小型ハサミにて、できるだけ取
り除き、0.2〜0.3mm×0.5mmの短冊状に切
断した。再度0.05%グルコン酸クロルヘキシジン含
有75%エタノール溶液に約20秒間浸漬する殺菌処理
を行ない、DME培地で1〜2回洗浄して前処理を終了
した。
lのディスパーゼ(合同酒精社製)を含むDME培地中
に4℃で一晩(約24時間)浸漬した後、ピンセットに
て表皮層と真皮層とに分け、表皮層を0.25w/v%
トリプシン溶液(ギブコ社製)を含むダルベッコPBS
(−)に37℃、10分間浸漬し、30v/v%FCS
(ウシ胎児血清)を含むDME培地を加えピペッティン
グにより表皮細胞を分散させた細胞懸濁液を得た。これ
を4℃、1000rpmで5分間遠心分離し、沈渣部を
少量の増殖培地2に懸濁させて、ヒト表皮細胞を調整し
た。
/mlとなるように調整されたヒト表皮細胞懸濁液5m
lを、コラーゲン(タイプI)をコーティングした6c
m径の培養皿(コーニング社製)に播種し、培養培地2
を用いて初代培養した。該培養は37℃、5%炭酸ガス
気相下で行ない、培養開始20〜24時間後及び以後1
日おきに培地交換を行なった。表皮細胞は12日間で培
養皿一杯(コンフルエント)にまで良好に増殖したの
で、次いで、継代処理を行ない、第2細胞世代の継代培
養を行なった。
BS(−)(日水社製)で2回洗浄後、0.01w/v
%EDTA及び0.125%トリプシンを含むダルベッ
コPBS(−)を加え、37℃で5分間インキュベート
し、表皮細胞が培養皿から剥がれた状態であることを確
認した後、30w/v%FCS(ウシ胎児血清)を含む
DME培地(日水社製)を加え、ピペッティングにより
表皮細胞懸濁液を得、4℃、1000rpmで5分間遠
心分離して得た沈渣部を少量の培養培地2に懸濁させる
ことにより行なった。
104 細胞/cm2 になるように調整した懸濁液を用い
る以外は、上記初代培養と同様にして実施した。表皮細
胞は、1週間で培養皿一杯にまで良好に増殖した。更
に、同様にして継代処理と継代培養とを繰返してヒト表
皮細胞を得た。かくして、コンフルエントになった細胞
を、PBS(−)にて洗浄し、重層化用培地(10%F
CS及び3.3g/lHEPESを含むDME培地)に
培地交換した。1日おきに培地交換し、7〜8日後に重
層化した細胞をPBS(−)及びDME培地にて各1回
洗浄した。0.75%コラーゲナーゼを含むDME培地
で37℃下に40〜60分間、周囲が僅かに剥がれる程
度まで、酵素処理し、PBS(−)及び保存液(L−1
5培地)で各1回洗浄した。保存液を入れ、細胞シート
が僅かに浸る程度まで吸引除去し、支持体(ベスキチン
W)を載せ、一緒に剥離して細胞シートを得た。
及び5(w/v)%ポリエチレングリコール6000を
添加配合して、本発明凍結保存用液を調整した。
目)をPBS(−)で洗浄し、酵素処理(0.5%コラ
ーゲナーゼ/DMEM、37℃、30分間)しDME培
地で洗浄後、実施例1で調整した本発明凍結保存用液で
洗浄し、該保存用液で膨潤したアロアスクD(大鵬薬品
工業株式会社製)を載せ一緒に剥離し、保存用液を滴下
し、−80℃ディープフリーザー中で−80℃まで凍結
させた。
℃炭酸ガスインキュベーター中で融解し、融解細胞シー
トの状態を次の方法により判定した。
もつ細胞数を指標とするものであり、上記で融解した細
胞シートをトリプシン処理(0.125%トリプシン及
び0.01%EDTA/PBS(−)、37℃、15
分)により細胞分散を行ない、得られた細胞をMCDB
153培地に懸濁させ、I型コラーゲンコートディッシ
ュ(コーニング社製)に播種し、37℃で1時間培養
後、接着した細胞を上記と同一のトリプシン処理(37
℃、5分間)により剥がし、コールターカウンター(コ
ールター社製)で細胞数を測定して、該細胞数により判
定した。
℃で凍結保存した細胞シートの融解後の平方センチメー
トル当りの接着細胞数(縦軸)を求めたグラフである。
また、該図には、上記凍結細胞シートを液体窒素中で1
日間及び7日間それぞれ保存した後に、同様にして融解
して求めた同値を併記した。
れば、高い凍結保護効果が奏されることが明らかであ
る。
凍結保護効果を、血清成分又はアミノ酸の栄養成分を含
ませた場合との比較により検討した。
軸の(1)〜(4)はそれぞれ次の保存用液を用いた場
合を示す。
液である比較例 (3)…上記本発明凍結保存用液において、ハンクス液
の代わりにアミノ酸含量の高いL−15培地を用いる以
外は同様にして調整した保存用液である比較例 (4)…20%FCSを添加した上記(3)の凍結保存
用液である比較例。
ことで特徴付けられる本発明の凍結保存用液は、その凍
結保護効果において、血清及び/又はアミノ酸を含有さ
せた場合と比較しても遜色のないことが明らかである。
変化させる以外は、実施例1と同様にして調製した本発
明凍結保存用液を利用して、実施例2に従い、各凍結保
存用液におけるPEG配合量とその凍結保護効果との関
連を試験した。
同じであり、横軸は供試した各凍結保存用液における使
用PEG濃度(0、0.1、0.5、1、5及び10w
/v%)を示す。
上において、顕著に優れた効果が発揮されることが判
る。尚、細胞シートへの影響を考慮すると、PEG配合
量は10w/v%程度までとするのが好ましい。
せて表皮細胞増シートの状態を判定したグラフである。
結保護効果を評価したグラフである。
結保護効果を評価したグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】グリセロール及びポリエチレングリコール
を含有し、血清成分及びアミノ酸を含有しないことを特
徴とする表皮細胞シートの凍結保存用液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167822A JP3025931B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 表皮細胞シートの凍結保存用液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5167822A JP3025931B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 表皮細胞シートの凍結保存用液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723779A true JPH0723779A (ja) | 1995-01-27 |
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Family
ID=15856743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5167822A Expired - Lifetime JP3025931B2 (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 表皮細胞シートの凍結保存用液 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
1993
- 1993-07-07 JP JP5167822A patent/JP3025931B2/ja not_active Expired - Lifetime
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