JPH07237433A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH07237433A JPH07237433A JP6054637A JP5463794A JPH07237433A JP H07237433 A JPH07237433 A JP H07237433A JP 6054637 A JP6054637 A JP 6054637A JP 5463794 A JP5463794 A JP 5463794A JP H07237433 A JPH07237433 A JP H07237433A
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- JP
- Japan
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- air
- blown
- fluctuation
- temperature
- blower
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吹出風をゆらぎ制御することによって空調フ
ィーリングを向上するとともにこのゆらぎ制御による弊
害を抑制する。 【構成】 吹出風の温度をゆらぎ制御する温度ゆらぎ制
御手段68、吹出風の風量をゆらぎ制御する風量ゆらぎ制
御手段74、吹出風の吹出モードをゆらぎ制御する吹出モ
ードゆらぎ制御手段70、吹出風の吹出方向をゆらぎ制御
するルーバゆらぎ制御手段72を設ける。そして、室温、
外気温、日射量、設定温度等に基づいて演算された温調
指令値が所定値以上のとき、ゆらぎ制御を停止するゆら
ぎ停止手段76、77、78、79を設けた。
ィーリングを向上するとともにこのゆらぎ制御による弊
害を抑制する。 【構成】 吹出風の温度をゆらぎ制御する温度ゆらぎ制
御手段68、吹出風の風量をゆらぎ制御する風量ゆらぎ制
御手段74、吹出風の吹出モードをゆらぎ制御する吹出モ
ードゆらぎ制御手段70、吹出風の吹出方向をゆらぎ制御
するルーバゆらぎ制御手段72を設ける。そして、室温、
外気温、日射量、設定温度等に基づいて演算された温調
指令値が所定値以上のとき、ゆらぎ制御を停止するゆら
ぎ停止手段76、77、78、79を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空気調和装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空気調和装置の略示的構成
が図7に示されている。空気調和装置10のケーシング12
の上流側には内気吸込口13と外気吸込口14が形成され、
下流側にはフエイス吹出口20、フート吹出口24及びデフ
ロスト吹出口23が形成されている。
が図7に示されている。空気調和装置10のケーシング12
の上流側には内気吸込口13と外気吸込口14が形成され、
下流側にはフエイス吹出口20、フート吹出口24及びデフ
ロスト吹出口23が形成されている。
【0003】内気吸込口13と外気吸込口14は内・外気切
換ダンパ15によって切り換えられる。フエイス吹出口2
0、フート吹出口24は吹出モード切換ダンパ25によって
開閉され、デフロスト吹出口23は吹出モード切換ダンパ
26によって開閉される。
換ダンパ15によって切り換えられる。フエイス吹出口2
0、フート吹出口24は吹出モード切換ダンパ25によって
開閉され、デフロスト吹出口23は吹出モード切換ダンパ
26によって開閉される。
【0004】ケーシング12内にはブロア16及びその下流
側にエバポレータ17が、更にその下流側にヒータ19がそ
れぞれ配設されている。エバポレータ17は冷媒配管を介
してコンプレッサ28、コンデンサ29、レシーバ30、膨張
弁31等と連結されることにより冷媒循環回路を構成して
いる。
側にエバポレータ17が、更にその下流側にヒータ19がそ
れぞれ配設されている。エバポレータ17は冷媒配管を介
してコンプレッサ28、コンデンサ29、レシーバ30、膨張
弁31等と連結されることにより冷媒循環回路を構成して
いる。
【0005】コンプレッサ28はプーリ33及びマグネット
クラッチ34を介して走行用エンジン35によって駆動され
る。ヒータ19には走行用エンジン35の冷却水が循環し、
ヒータ19を流過する風量はエアミックスダンパ18の開度
を加減することによって変更される。
クラッチ34を介して走行用エンジン35によって駆動され
る。ヒータ19には走行用エンジン35の冷却水が循環し、
ヒータ19を流過する風量はエアミックスダンパ18の開度
を加減することによって変更される。
【0006】ブロア16をモータ21により駆動すると、内
・外気切換ダンパ15を切り換えることによって選択され
た内気吸込口13又は外気吸込口14から車室内空気又は外
気がケーシング12内に吸入され、ブロア16によって付勢
された後、エバポレータ17を流過することによって冷却
される。
・外気切換ダンパ15を切り換えることによって選択され
た内気吸込口13又は外気吸込口14から車室内空気又は外
気がケーシング12内に吸入され、ブロア16によって付勢
された後、エバポレータ17を流過することによって冷却
される。
【0007】次いで、この空気はエアミックスダンパ18
によって分流され、その一部はヒータ19を流過すること
によって加熱された後、ヒータ19をバイパスした残部の
空気と混合して所定温度の調和空気となる。そして、こ
の調和空気は吹出モード切換ダンパ25、26を開閉するこ
とによって選択されたフエイス吹出口20、フート吹出口
24、デフロスト吹出口23から車室内に吹き出される。
によって分流され、その一部はヒータ19を流過すること
によって加熱された後、ヒータ19をバイパスした残部の
空気と混合して所定温度の調和空気となる。そして、こ
の調和空気は吹出モード切換ダンパ25、26を開閉するこ
とによって選択されたフエイス吹出口20、フート吹出口
24、デフロスト吹出口23から車室内に吹き出される。
【0008】コンプレッサ28入口の冷媒圧力を検出する
冷媒圧力センサ61、エバポレータ17又はこれから吹き出
される空気の温度を検出するエバポレータ温度センサ4
0、エアミックスダンパ18の開度を検出するポテンショ
メータ41、日射センサ42、外気温センサ43、室温センサ
44等の検出値は制御装置11に入力される。
冷媒圧力センサ61、エバポレータ17又はこれから吹き出
される空気の温度を検出するエバポレータ温度センサ4
0、エアミックスダンパ18の開度を検出するポテンショ
メータ41、日射センサ42、外気温センサ43、室温センサ
44等の検出値は制御装置11に入力される。
【0009】また、運転席前方の制御操作パネル46に配
設された運転スイッチ47、吹出モードの選択スイッチ4
8、内・外気切換ダンパ15の切換スイッチ49、運転モー
ドの切換スイッチ50、ブロア16の回転数を切り換える風
量切換スイッチ51、制御を自動又は手動に切り換えるAU
TOスイッチ52、目標温度を任意に設定する温度設定器53
等の出力もそれぞれ制御装置11に入力される
設された運転スイッチ47、吹出モードの選択スイッチ4
8、内・外気切換ダンパ15の切換スイッチ49、運転モー
ドの切換スイッチ50、ブロア16の回転数を切り換える風
量切換スイッチ51、制御を自動又は手動に切り換えるAU
TOスイッチ52、目標温度を任意に設定する温度設定器53
等の出力もそれぞれ制御装置11に入力される
【0010】この制御装置11の出力はマグネットクラッ
チ34、ブロア16の駆動モータ21、内・外気切換ダンパ15
のモータアクチュエータ56、エアミックスダンパ18のモ
ータアクチュエータ57及び吹出モード切換ダンパ25のモ
ータアクチュエータ58、コンプレッサ28のデマンド式容
量制御機構60等に送られてこれらの作動を制御する。
チ34、ブロア16の駆動モータ21、内・外気切換ダンパ15
のモータアクチュエータ56、エアミックスダンパ18のモ
ータアクチュエータ57及び吹出モード切換ダンパ25のモ
ータアクチュエータ58、コンプレッサ28のデマンド式容
量制御機構60等に送られてこれらの作動を制御する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空気
調和装置においては、その安定運転時、吹出モードの選
択スイッチ48によって選択された吹出口20、24、23から
一定温度の吹出風が一定の風量で一定の方向に向かって
吹き出されるため、乗員の空調フィーリングをより一層
向上することができなかった。
調和装置においては、その安定運転時、吹出モードの選
択スイッチ48によって選択された吹出口20、24、23から
一定温度の吹出風が一定の風量で一定の方向に向かって
吹き出されるため、乗員の空調フィーリングをより一層
向上することができなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、請求項1の発明の
要旨とするところは、外気又は内気を吸入してこれを送
風するブロアと、このブロアから送風された空気を冷却
するエバポレータと、このエバポレータの下流側に設置
されたヒータと、このヒータを流過する風量割合を加減
して吹出風の温度を調整するエアミックスダンパと、吹
出風を車室内に吹き出すための複数の吹出口と、これら
複数の吹出口から吹き出される吹出風のモードを切り換
える吹出モード切換ダンパとを備えた車両用空気調和装
置において、上記吹出風をゆらぎ制御するゆらぎ制御手
段と、室温、外気温、日射量、設定温度等に基づいて演
算された温調指令値が所定値以上のとき、上記ゆらぎ制
御手段によるゆらぎ制御を停止するゆらぎ停止手段を設
けたことを特徴とする車両用空気調和装置にある。
するために発明されたものであって、請求項1の発明の
要旨とするところは、外気又は内気を吸入してこれを送
風するブロアと、このブロアから送風された空気を冷却
するエバポレータと、このエバポレータの下流側に設置
されたヒータと、このヒータを流過する風量割合を加減
して吹出風の温度を調整するエアミックスダンパと、吹
出風を車室内に吹き出すための複数の吹出口と、これら
複数の吹出口から吹き出される吹出風のモードを切り換
える吹出モード切換ダンパとを備えた車両用空気調和装
置において、上記吹出風をゆらぎ制御するゆらぎ制御手
段と、室温、外気温、日射量、設定温度等に基づいて演
算された温調指令値が所定値以上のとき、上記ゆらぎ制
御手段によるゆらぎ制御を停止するゆらぎ停止手段を設
けたことを特徴とする車両用空気調和装置にある。
【0013】請求項2の発明の要旨とするところは、外
気又は内気を吸入してこれを送風するブロアと、このブ
ロアから送風された空気を冷却するエバポレータと、こ
のエバポレータの下流側に設置されたヒータと、このヒ
ータを流過する風量割合を加減して吹出風の温度を調整
するエアミックスダンパと、吹出風を車室内に吹き出す
ための複数の吹出口と、これら複数の吹出口から吹き出
される吹出風のモードを切り換える吹出モード切換ダン
パとを備えた車両用空気調和装置において、上記吹出風
の風量をゆらぎ制御する風量ゆらぎ制御手段と、上記ブ
ロアの送風量を検出し、送風量が所定値以上のとき上記
風量ゆらぎ制御手段による風量ゆらぎ制御を停止するゆ
らぎ停止手段を設けたことを特徴とする車両用空気調和
装置にある。
気又は内気を吸入してこれを送風するブロアと、このブ
ロアから送風された空気を冷却するエバポレータと、こ
のエバポレータの下流側に設置されたヒータと、このヒ
ータを流過する風量割合を加減して吹出風の温度を調整
するエアミックスダンパと、吹出風を車室内に吹き出す
ための複数の吹出口と、これら複数の吹出口から吹き出
される吹出風のモードを切り換える吹出モード切換ダン
パとを備えた車両用空気調和装置において、上記吹出風
の風量をゆらぎ制御する風量ゆらぎ制御手段と、上記ブ
ロアの送風量を検出し、送風量が所定値以上のとき上記
風量ゆらぎ制御手段による風量ゆらぎ制御を停止するゆ
らぎ停止手段を設けたことを特徴とする車両用空気調和
装置にある。
【0014】請求項3の発明の要旨とするところは、外
気又は内気を吸入してこれを送風するブロアと、このブ
ロアから送風された空気を冷却するエバポレータと、こ
のエバポレータの下流側に設置されたヒータと、このヒ
ータを流過する風量割合を加減して吹出風の温度を調整
するエアミックスダンパと、吹出風を車室内に吹き出す
ための複数の吹出口と、これら複数の吹出口から吹き出
される吹出風のモードを切り換える吹出モード切換ダン
パとを備えた車両用空気調和装置において、上記吹出風
の風量をゆらぎ制御する風量ゆらぎ制御手段と、上記日
射量が所定値以上のとき上記風量ゆらぎ制御手段による
風量ゆらぎ制御を停止するゆらぎ停止手段を設けたこと
を特徴とする車両用空気調和装置にある。
気又は内気を吸入してこれを送風するブロアと、このブ
ロアから送風された空気を冷却するエバポレータと、こ
のエバポレータの下流側に設置されたヒータと、このヒ
ータを流過する風量割合を加減して吹出風の温度を調整
するエアミックスダンパと、吹出風を車室内に吹き出す
ための複数の吹出口と、これら複数の吹出口から吹き出
される吹出風のモードを切り換える吹出モード切換ダン
パとを備えた車両用空気調和装置において、上記吹出風
の風量をゆらぎ制御する風量ゆらぎ制御手段と、上記日
射量が所定値以上のとき上記風量ゆらぎ制御手段による
風量ゆらぎ制御を停止するゆらぎ停止手段を設けたこと
を特徴とする車両用空気調和装置にある。
【0015】日射量に応じて風量の下限値を設定するこ
とができる。
とができる。
【0016】
【作用】請求項1の発明においては、室温、外気温、日
射量、設定温度等に基づいて演算された温調指令値が所
定値以上のとき、ゆらぎ制御手段によるゆらぎ制御はゆ
らぎ停止手段により停止される。
射量、設定温度等に基づいて演算された温調指令値が所
定値以上のとき、ゆらぎ制御手段によるゆらぎ制御はゆ
らぎ停止手段により停止される。
【0017】請求項2の発明においては、ブロアの送風
量が所定値以上のとき、風量ゆらぎ制御手段による風量
ゆらぎ制御はゆらぎ停止手段により停止される。
量が所定値以上のとき、風量ゆらぎ制御手段による風量
ゆらぎ制御はゆらぎ停止手段により停止される。
【0018】請求項3の発明においては、日射量が所定
値以上のとき風量ゆらぎ制御手段による風量ゆらぎ制御
はゆらぎ停止手段により停止される。
値以上のとき風量ゆらぎ制御手段による風量ゆらぎ制御
はゆらぎ停止手段により停止される。
【0019】請求項4の構成とすれば、風量ゆらぎ制御
時、風量は日射量に応じて設定された下限値以下に低下
することはない。
時、風量は日射量に応じて設定された下限値以下に低下
することはない。
【0020】
【実施例】本発明の第1の実施例が図1ないし図3に示
されている。図2に示すように、フエイス吹出口20に連
通するように運転席の右側に開口する吹出口21R 、左側
に開口する吹出口21L 、助手席の右側に開口する吹出口
22R、左側に開口する吹出口22L が設けられている。そ
して、フエイス吹出口20には調和空気を運転席側の吹出
口21R 、21L と助手席側の吹出口22R 、22L に分流して
配風するための配風ダンパ27が配設されている。
されている。図2に示すように、フエイス吹出口20に連
通するように運転席の右側に開口する吹出口21R 、左側
に開口する吹出口21L 、助手席の右側に開口する吹出口
22R、左側に開口する吹出口22L が設けられている。そ
して、フエイス吹出口20には調和空気を運転席側の吹出
口21R 、21L と助手席側の吹出口22R 、22L に分流して
配風するための配風ダンパ27が配設されている。
【0021】各吹出口21R 、21L 、22R 、22L にはそれ
ぞれ吹出ルーバ36R 、36L 、37R 、37L が配設され、こ
れら吹出ルーバ36R 、36L 、37R 、37L はモータアクチ
ュエータ38R 、38L 、39R 、39L によって左右に回動せ
しめられる。、また、配風ダンパ27はモータアクチュエ
ータ59によって左右に回動せしめられる。なお、図2に
おいて、図7に示す従来のものと対応する部材には同じ
符号が付されている。
ぞれ吹出ルーバ36R 、36L 、37R 、37L が配設され、こ
れら吹出ルーバ36R 、36L 、37R 、37L はモータアクチ
ュエータ38R 、38L 、39R 、39L によって左右に回動せ
しめられる。、また、配風ダンパ27はモータアクチュエ
ータ59によって左右に回動せしめられる。なお、図2に
おいて、図7に示す従来のものと対応する部材には同じ
符号が付されている。
【0022】図1には制御装置11の部分的制御ブロック
図が示されている。図1に示すように、室温センサ44、
外気温センサ43、日射センサ42等の検出値及び目標温度
設定器53に設定された設定温度は温調指令値演算手段61
に入力され、ここで温調指令値が演算される。この温調
指令値は吹出モードの決定手段63、コンプレッサ28のオ
ン・オフ決定手段64、エアミックスダンパ18の開度決定
手段65、ブロア16の風量決定手段66、内・外気モード決
定手段75、ゆらぎ停止手段76、77、78、79に入力され
る。
図が示されている。図1に示すように、室温センサ44、
外気温センサ43、日射センサ42等の検出値及び目標温度
設定器53に設定された設定温度は温調指令値演算手段61
に入力され、ここで温調指令値が演算される。この温調
指令値は吹出モードの決定手段63、コンプレッサ28のオ
ン・オフ決定手段64、エアミックスダンパ18の開度決定
手段65、ブロア16の風量決定手段66、内・外気モード決
定手段75、ゆらぎ停止手段76、77、78、79に入力され
る。
【0023】吹出モード決定手段63はここに記憶された
マップに従って吹出モードを決定するとともに各切換ダ
ンパ25、26の開度を決定し、これからの指令に応じてア
クチュエータ58は切換ダンパ25を駆動して所定の開度す
る。
マップに従って吹出モードを決定するとともに各切換ダ
ンパ25、26の開度を決定し、これからの指令に応じてア
クチュエータ58は切換ダンパ25を駆動して所定の開度す
る。
【0024】コンプレッサのオン・オフ決定手段64はこ
こに記憶されたマップに従ってコンプレッサ28のオン・
オフを決定し、これからの指令によりマグネットクラッ
チ34を入・切することによってコンプレッサ28を回転又
は停止させる。
こに記憶されたマップに従ってコンプレッサ28のオン・
オフを決定し、これからの指令によりマグネットクラッ
チ34を入・切することによってコンプレッサ28を回転又
は停止させる。
【0025】エアミックスダンパの開度決定手段65はこ
こに記憶されたマップに従ってエアミックスダンパ18の
開度を決定し、これからの指令に応じてアクチュエータ
57はエアミックスダンパ18が駆動して所定の開度とす
る。
こに記憶されたマップに従ってエアミックスダンパ18の
開度を決定し、これからの指令に応じてアクチュエータ
57はエアミックスダンパ18が駆動して所定の開度とす
る。
【0026】ブロア風量決定手段66はここに記憶された
マップに従ってブロア16の風量を決定し、これからの指
令に応じた回転数でモータ21及びブロア16が回転する。
マップに従ってブロア16の風量を決定し、これからの指
令に応じた回転数でモータ21及びブロア16が回転する。
【0027】内・外気ード決定手段75はここに記憶され
たマップに従って内・外気モードを決定し、これからの
指令に応じてアクチュエータ56は内・外気モード切換ダ
ンパ15を駆動して所定の内・外気モードとする。
たマップに従って内・外気モードを決定し、これからの
指令に応じてアクチュエータ56は内・外気モード切換ダ
ンパ15を駆動して所定の内・外気モードとする。
【0028】制御操作パネル46に設置された温度ゆらぎ
スイッチ67が投入され、これからの信号がゆらぎ停止手
段76を通過して温度ゆらぎ制御手段68に入力されると、
温度ゆらぎ制御手段68はモータアクチュエータ57に指令
してエアミックスダンパ18を決定手段65で決定された開
度を中心とする所定の範囲内で周期的に往復揺動させる
ことによりヒータ19を流過する風量割合を周期的に変化
させ、吹出風の温度を目標温度を中心として所定の温度
範囲内で周期的に上下動させる。
スイッチ67が投入され、これからの信号がゆらぎ停止手
段76を通過して温度ゆらぎ制御手段68に入力されると、
温度ゆらぎ制御手段68はモータアクチュエータ57に指令
してエアミックスダンパ18を決定手段65で決定された開
度を中心とする所定の範囲内で周期的に往復揺動させる
ことによりヒータ19を流過する風量割合を周期的に変化
させ、吹出風の温度を目標温度を中心として所定の温度
範囲内で周期的に上下動させる。
【0029】制御操作パネル46に設定された風量ゆらぎ
スイッチ73が投入され、これからの信号がゆらぎ停止手
段77を通過して風量ゆらぎ制御手段74に入力されると、
風量ゆらぎ制御手段74はモータ21に指令してブロア16の
回転数を所定の回転数範囲内で周期的に往復変動させ
る。
スイッチ73が投入され、これからの信号がゆらぎ停止手
段77を通過して風量ゆらぎ制御手段74に入力されると、
風量ゆらぎ制御手段74はモータ21に指令してブロア16の
回転数を所定の回転数範囲内で周期的に往復変動させ
る。
【0030】制御操作パネル46に設置された吹出モード
ゆらぎスイッチ69が投入され、これからの信号がゆらぎ
停止手段78を通過して吹出モードゆらぎ制御手段70に入
力されると、吹出モードゆらぎ制御手段70はモータアク
チュエータ58に指令して吹出モード切換ダンパ25を周期
的に往復揺動させる。
ゆらぎスイッチ69が投入され、これからの信号がゆらぎ
停止手段78を通過して吹出モードゆらぎ制御手段70に入
力されると、吹出モードゆらぎ制御手段70はモータアク
チュエータ58に指令して吹出モード切換ダンパ25を周期
的に往復揺動させる。
【0031】この際、吹出モード決定手段63によってバ
イレベルモード、即ち、吹出風がフエイス吹出口20とフ
ート吹出口24の両方から吹き出すモードが決定されてい
たときは、決定された開度を中心とする所定角度範囲内
で吹出モード切換ダンパ25が揺動し、また、吹出モード
決定手段63によってフエイスモード( 吹出風がフエイス
吹出口20のみから吹き出すモード) 又はフートモード(
吹出風をフート吹出口24のみから吹き出すモード) が決
定されていたときは、吹出モード切換ダンパ25はその全
行程を往復揺動してフエイスモード又はフートモードに
交番的に切り換える。
イレベルモード、即ち、吹出風がフエイス吹出口20とフ
ート吹出口24の両方から吹き出すモードが決定されてい
たときは、決定された開度を中心とする所定角度範囲内
で吹出モード切換ダンパ25が揺動し、また、吹出モード
決定手段63によってフエイスモード( 吹出風がフエイス
吹出口20のみから吹き出すモード) 又はフートモード(
吹出風をフート吹出口24のみから吹き出すモード) が決
定されていたときは、吹出モード切換ダンパ25はその全
行程を往復揺動してフエイスモード又はフートモードに
交番的に切り換える。
【0032】制御操作パネル46に設置されたルーバゆら
ぎスイッチ71を投入することによりこれからの信号がゆ
らぎ停止手段79を通過して吹出ルーバゆらぎ制御手段72
に入力されると、吹出ルーバゆらぎ制御手段72はモータ
アクチュエータ38R 、38L 、39R 、39L に指令して吹出
ルーバ36R 、36L 、37R 、37L を所定の角度範囲内で周
期的に左右に往復揺動させる。
ぎスイッチ71を投入することによりこれからの信号がゆ
らぎ停止手段79を通過して吹出ルーバゆらぎ制御手段72
に入力されると、吹出ルーバゆらぎ制御手段72はモータ
アクチュエータ38R 、38L 、39R 、39L に指令して吹出
ルーバ36R 、36L 、37R 、37L を所定の角度範囲内で周
期的に左右に往復揺動させる。
【0033】ゆらぎ停止手段76、77、78、79はゆらぎス
イッチ67、73、69、71からの信号が入力されている場
合、温調指令値演算手段61から入力された温調指令値が
ここに予め記憶された所定値以上となると、ゆらぎ制御
を停止する旨を決定してこの旨を各ゆらぎ制御手段68、
74、70、72に出力する。これによって各ゆらぎ制御手段
68、74、70、72はゆらぎ制御を停止する。
イッチ67、73、69、71からの信号が入力されている場
合、温調指令値演算手段61から入力された温調指令値が
ここに予め記憶された所定値以上となると、ゆらぎ制御
を停止する旨を決定してこの旨を各ゆらぎ制御手段68、
74、70、72に出力する。これによって各ゆらぎ制御手段
68、74、70、72はゆらぎ制御を停止する。
【0034】空気調和装置の自動運転時、図3に示すよ
うに、温調指令値に応じてブロア16の風量及びエアミッ
クスダンパ18の開度は自動的に変化する。しかして、温
調指令値が所定値以上のとき、即ち、冷房負荷及び暖房
負荷が大きい図に斜線で示す停止域ではゆらぎ制御が停
止するので、空気調和装置の運転状態は早期に安定化す
る。
うに、温調指令値に応じてブロア16の風量及びエアミッ
クスダンパ18の開度は自動的に変化する。しかして、温
調指令値が所定値以上のとき、即ち、冷房負荷及び暖房
負荷が大きい図に斜線で示す停止域ではゆらぎ制御が停
止するので、空気調和装置の運転状態は早期に安定化す
る。
【0035】本発明の第2の実施例が図4に示されてい
る。この第2の実施例においては、ブロア風量決定手段
66で決定された風量がゆらぎ停止手段80に入力されるよ
うになっている。しかして、風量ゆらぎスイッチ73を投
入することによってこれからの信号がゆらぎ停止手段80
に入力された場合、ゆらぎ停止手段80はブロア風量決定
手段66から入力された風量がここに予め記憶されている
所定値以上のとき、風量ゆらぎ制御手段74に指令して風
量ゆらぎ制御を停止させる。かくして、大風量時の風量
ゆらぎにより強風が乗員に間欠的に当たったり周期的に
騒音が大きくなるのを防止できる。
る。この第2の実施例においては、ブロア風量決定手段
66で決定された風量がゆらぎ停止手段80に入力されるよ
うになっている。しかして、風量ゆらぎスイッチ73を投
入することによってこれからの信号がゆらぎ停止手段80
に入力された場合、ゆらぎ停止手段80はブロア風量決定
手段66から入力された風量がここに予め記憶されている
所定値以上のとき、風量ゆらぎ制御手段74に指令して風
量ゆらぎ制御を停止させる。かくして、大風量時の風量
ゆらぎにより強風が乗員に間欠的に当たったり周期的に
騒音が大きくなるのを防止できる。
【0036】本発明の第3の実施例が図5及び図6に示
されている。この第3の実施例においては、日射センサ
42の検出値がゆらぎ停止手段81に入力されるようになっ
ている。しかして、風量ゆらぎスイッチ73を投入するこ
とによってこれからの信号がゆらぎ停止手段81に入力さ
れた場合、ゆらぎ停止手段81は日射センサ42によって検
出された日射量がここに予め記憶されている所定値以上
のとき、風量ゆらぎ制御手段74に指令して風量ゆらぎ制
御を停止させる。かくして、日射が強い場合の空調フィ
ーリングの悪化を防止する。
されている。この第3の実施例においては、日射センサ
42の検出値がゆらぎ停止手段81に入力されるようになっ
ている。しかして、風量ゆらぎスイッチ73を投入するこ
とによってこれからの信号がゆらぎ停止手段81に入力さ
れた場合、ゆらぎ停止手段81は日射センサ42によって検
出された日射量がここに予め記憶されている所定値以上
のとき、風量ゆらぎ制御手段74に指令して風量ゆらぎ制
御を停止させる。かくして、日射が強い場合の空調フィ
ーリングの悪化を防止する。
【0037】なお、図6に示すように、日射量の増大に
応じて大きくなるように風量下限値を設定し、これをゆ
らぎ停止手段81に予め記憶させておけば、日射が強いと
きに風量が低下することに基づく空調フィーリングの悪
化を防止できる。
応じて大きくなるように風量下限値を設定し、これをゆ
らぎ停止手段81に予め記憶させておけば、日射が強いと
きに風量が低下することに基づく空調フィーリングの悪
化を防止できる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明においては、室温、外気
温、日射量、設定温度等に基づいて演算された温調指令
値が所定値以上のとき、ゆらぎ制御を停止するため、大
能力時のゆらぎ制御に基づく制御の安定化の遅れを防止
して空調フィーリングを早期に向上しうる。
温、日射量、設定温度等に基づいて演算された温調指令
値が所定値以上のとき、ゆらぎ制御を停止するため、大
能力時のゆらぎ制御に基づく制御の安定化の遅れを防止
して空調フィーリングを早期に向上しうる。
【0039】請求項2の発明においては、ブロアの送風
量が所定値以上のとき、風量ゆらぎ制御を停止するた
め、大風量時の風量ゆらぎに基づく騒音や空調フィーリ
ングの悪化を防止しうる。
量が所定値以上のとき、風量ゆらぎ制御を停止するた
め、大風量時の風量ゆらぎに基づく騒音や空調フィーリ
ングの悪化を防止しうる。
【0040】請求項3の発明においては、日射量が所定
値以上のとき、風量ゆらぎ制御を停止するため、日射が
強いときの風量ゆらぎに基づく空調フィーリングの悪化
を防止できる。
値以上のとき、風量ゆらぎ制御を停止するため、日射が
強いときの風量ゆらぎに基づく空調フィーリングの悪化
を防止できる。
【0041】日射量に応じて風量の下限値を設定すれ
ば、日射が強いときに風量が低下することに基づく空調
フィーリングの悪化を防止できる。
ば、日射が強いときに風量が低下することに基づく空調
フィーリングの悪化を防止できる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わる車両用空気調和
装置の部分的制御ブロック図である。
装置の部分的制御ブロック図である。
【図2】上記車両用空気調和装置の略示的構成図であ
る。
る。
【図3】第1の実施例における温調指令値と風量とエア
ミックスダンパの開度との関係を示す線図である。
ミックスダンパの開度との関係を示す線図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る車両用空気調和装
置の部分的制御ブロック図である。
置の部分的制御ブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例に係る車両用空気調和装
置の部分的制御ブロック図である。
置の部分的制御ブロック図である。
【図6】第3の実施例における日射量と風量との関係を
示す線図である。
示す線図である。
【図7】従来の車両用空気調和装置の略示的構成図であ
る。
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 興稔 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内 (72)発明者 鈴木 忠夫 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (4)
- 【請求項1】 外気又は内気を吸入してこれを送風する
ブロアと、このブロアから送風された空気を冷却するエ
バポレータと、このエバポレータの下流側に設置された
ヒータと、このヒータを流過する風量割合を加減して吹
出風の温度を調整するエアミックスダンパと、吹出風を
車室内に吹き出すための複数の吹出口と、これら複数の
吹出口から吹き出される吹出風のモードを切り換える吹
出モード切換ダンパとを備えた車両用空気調和装置にお
いて、上記吹出風をゆらぎ制御するゆらぎ制御手段と、
室温、外気温、日射量、設定温度等に基づいて演算され
た温調指令値が所定値以上のとき、上記ゆらぎ制御手段
によるゆらぎ制御を停止するゆらぎ停止手段を設けたこ
とを特徴とする車両用空気調和装置。 - 【請求項2】 外気又は内気を吸入してこれを送風する
ブロアと、このブロアから送風された空気を冷却するエ
バポレータと、このエバポレータの下流側に設置された
ヒータと、このヒータを流過する風量割合を加減して吹
出風の温度を調整するエアミックスダンパと、吹出風を
車室内に吹き出すための複数の吹出口と、これら複数の
吹出口から吹き出される吹出風のモードを切り換える吹
出モード切換ダンパとを備えた車両用空気調和装置にお
いて、上記吹出風の風量をゆらぎ制御する風量ゆらぎ制
御手段と、上記ブロアの送風量を検出し、送風量が所定
値以上のとき上記風量ゆらぎ制御手段による風量ゆらぎ
制御を停止するゆらぎ停止手段を設けたことを特徴とす
る車両用空気調和装置。 - 【請求項3】 外気又は内気を吸入してこれを送風する
ブロアと、このブロアから送風された空気を冷却するエ
バポレータと、このエバポレータの下流側に設置された
ヒータと、このヒータを流過する風量割合を加減して吹
出風の温度を調整するエアミックスダンパと、吹出風を
車室内に吹き出すための複数の吹出口と、これら複数の
吹出口から吹き出される吹出風のモードを切り換える吹
出モード切換ダンパとを備えた車両用空気調和装置にお
いて、上記吹出風の風量をゆらぎ制御する風量ゆらぎ制
御手段と、上記日射量が所定値以上のとき上記風量ゆら
ぎ制御手段による風量ゆらぎ制御を停止するゆらぎ停止
手段を設けたことを特徴とする車両用空気調和装置。 - 【請求項4】 上記日射量に応じて風量の下限値を設定
したことを特徴とする請求項3記載の車両用空気調和装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6054637A JPH07237433A (ja) | 1994-02-27 | 1994-02-27 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6054637A JPH07237433A (ja) | 1994-02-27 | 1994-02-27 | 車両用空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07237433A true JPH07237433A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12976292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6054637A Pending JPH07237433A (ja) | 1994-02-27 | 1994-02-27 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07237433A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0310909U (ja) * | 1989-06-21 | 1991-02-01 | ||
JPH0632136A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-08 | Zexel Corp | ゆらぎ送風機能を持つ自動車用空調装置 |
-
1994
- 1994-02-27 JP JP6054637A patent/JPH07237433A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0310909U (ja) * | 1989-06-21 | 1991-02-01 | ||
JPH0632136A (ja) * | 1992-07-17 | 1994-02-08 | Zexel Corp | ゆらぎ送風機能を持つ自動車用空調装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020702 |