JPH07236691A - 生物学又は医学用流体の混合装置と混合方法 - Google Patents
生物学又は医学用流体の混合装置と混合方法Info
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- JPH07236691A JPH07236691A JP6284965A JP28496594A JPH07236691A JP H07236691 A JPH07236691 A JP H07236691A JP 6284965 A JP6284965 A JP 6284965A JP 28496594 A JP28496594 A JP 28496594A JP H07236691 A JPH07236691 A JP H07236691A
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- cardioplegia
- blood
- tubes
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- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3621—Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3622—Extra-corporeal blood circuits with a cassette forming partially or totally the blood circuit
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- A61M2205/36—General characteristics of the apparatus related to heating or cooling
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S128/00—Surgery
- Y10S128/13—Infusion monitoring
Abstract
(57)【要約】
【目的】 心肺バイパス手術の間心停止剤と血液を混合
し患者の心臓に投与する心停止剤投与装置を提供する。 【構成】 心停止剤投与装置は配管セットと容積式ポン
プと混合装置とを含む。配管セットは心停止剤供給チュ
ーブと血液供給チューブと心停止剤及び血液供給チュー
ブに接続された心停止剤投与チューブとを有している。
容積式ポンプは心停止剤投与チューブに連結される。混
合装置は締切り弁を含み、心停止剤及び血液供給チュー
ブを交互に連続して締切り心停止剤及び血液供給チュー
ブを閉じまた開き、心停止剤及び血液供給チューブの一
方のみが一時に開かれるようにする。制御装置が、締切
り弁が開かれている間の時間を制御し心停止剤投与チュ
ーブを通って投与される心停止薬剤と血液との比率を制
御する。
し患者の心臓に投与する心停止剤投与装置を提供する。 【構成】 心停止剤投与装置は配管セットと容積式ポン
プと混合装置とを含む。配管セットは心停止剤供給チュ
ーブと血液供給チューブと心停止剤及び血液供給チュー
ブに接続された心停止剤投与チューブとを有している。
容積式ポンプは心停止剤投与チューブに連結される。混
合装置は締切り弁を含み、心停止剤及び血液供給チュー
ブを交互に連続して締切り心停止剤及び血液供給チュー
ブを閉じまた開き、心停止剤及び血液供給チューブの一
方のみが一時に開かれるようにする。制御装置が、締切
り弁が開かれている間の時間を制御し心停止剤投与チュ
ーブを通って投与される心停止薬剤と血液との比率を制
御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は心停止法のための投与装
置に関し、また心停止剤投与方法に関する。
置に関し、また心停止剤投与方法に関する。
【0002】
【従来の技術】心停止法は心停止用溶液が心臓組織を通
って循環される開放心臓手術の間心臓を保護するための
普通に用いられる技術である。この心停止溶液は典型的
には、カリウム溶液のような薬物の混合物と血液又は血
液基剤とを含んでいる。心停止溶液は心臓を停止させそ
して酸素を与えて心臓に対する傷害が最小となるように
する。心停止溶液の特定内容物の選択はその特定の医師
によって決まる。さらに、手術中の心停止溶液の内容物
を変えることは普通のこととなっている。
って循環される開放心臓手術の間心臓を保護するための
普通に用いられる技術である。この心停止溶液は典型的
には、カリウム溶液のような薬物の混合物と血液又は血
液基剤とを含んでいる。心停止溶液は心臓を停止させそ
して酸素を与えて心臓に対する傷害が最小となるように
する。心停止溶液の特定内容物の選択はその特定の医師
によって決まる。さらに、手術中の心停止溶液の内容物
を変えることは普通のこととなっている。
【0003】本発明までは、心停止溶液の成分の調節可
能な混合は各成分のための別々のポンプを設けることに
よって行われてきた。しかし、多数のポンプを設けるこ
とは費用がかさむものとなる。多数のポンプを用いるこ
とはまた、流量を変えることなく心停止溶液の成分を調
節すること又は溶液の成分を変えることなく流量を変え
ることを困難にする。
能な混合は各成分のための別々のポンプを設けることに
よって行われてきた。しかし、多数のポンプを設けるこ
とは費用がかさむものとなる。多数のポンプを用いるこ
とはまた、流量を変えることなく心停止溶液の成分を調
節すること又は溶液の成分を変えることなく流量を変え
ることを困難にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題と課題を解決するための
手段】本発明の心停止装置は心肺バイパス手術の間患者
の心臓への心停止薬剤及び/又は血液を混合しまた投与
するのに適合される。この装置は配管セットと容積式ポ
ンプと混合装置とを具備している。配管セットは、心停
止薬剤の源に接続するようになっている心停止剤供給チ
ューブと、血液又は血液基剤の源に接続するようになっ
ている血液供給チューブと、心停止剤及び血液供給チュ
ーブに接続され心停止溶液を患者の心臓に供給するよう
になっている心停止剤投与チューブとを含んでいる。
手段】本発明の心停止装置は心肺バイパス手術の間患者
の心臓への心停止薬剤及び/又は血液を混合しまた投与
するのに適合される。この装置は配管セットと容積式ポ
ンプと混合装置とを具備している。配管セットは、心停
止薬剤の源に接続するようになっている心停止剤供給チ
ューブと、血液又は血液基剤の源に接続するようになっ
ている血液供給チューブと、心停止剤及び血液供給チュ
ーブに接続され心停止溶液を患者の心臓に供給するよう
になっている心停止剤投与チューブとを含んでいる。
【0005】容積式ポンプは心停止剤投与チューブを通
って流体を送り出すようになっている。
って流体を送り出すようになっている。
【0006】混合装置は心停止剤投与チューブにおける
心停止薬剤と血液又は血液基剤との比率を制御する。混
合装置は、心停止剤及び血液供給チューブを交互に連続
して締切り心停止剤及び血液供給チューブをその一方だ
けが一時に開くよう閉じまた開く締切り弁と、締切り弁
が心停止剤及び血液供給チューブの各々に対して開放さ
れる間の間隔を制御し心停止剤投与チューブを通って投
与される心停止剤と血液又は血液基剤との比率を制御す
るようになっている制御装置とを具備している。
心停止薬剤と血液又は血液基剤との比率を制御する。混
合装置は、心停止剤及び血液供給チューブを交互に連続
して締切り心停止剤及び血液供給チューブをその一方だ
けが一時に開くよう閉じまた開く締切り弁と、締切り弁
が心停止剤及び血液供給チューブの各々に対して開放さ
れる間の間隔を制御し心停止剤投与チューブを通って投
与される心停止剤と血液又は血液基剤との比率を制御す
るようになっている制御装置とを具備している。
【0007】締切り弁は単一の複動ソレノイド弁を具備
することができ、この複動ソレノイド弁は心停止剤及び
血液供給チューブの一方がこの供給チューブの他方の閉
じるときに開くことが同時にできるようにし、又は締切
り弁は各チューブのための別々のソレノイド弁を具備す
ることができる。
することができ、この複動ソレノイド弁は心停止剤及び
血液供給チューブの一方がこの供給チューブの他方の閉
じるときに開くことが同時にできるようにし、又は締切
り弁は各チューブのための別々のソレノイド弁を具備す
ることができる。
【0008】配管セットはまた再循環チューブを含むこ
とができ、この場合は混合装置がまた再循環チューブを
開きまた閉じる締切り弁を含み、制御装置は心停止剤供
給チューブと再循環チューブのうちの一方だけを任意の
与えられた時に開くことができるようにする。圧力変換
器が心停止剤投与チューブ内の圧力を監視することがで
き、また所定の限界点を超えた圧力に応じて、制御装置
が流体により再循環チューブ締切り弁を開き簡単に再循
環ができるようにする。さらに、この再循環の管路は、
一時的に心停止溶液の投与を中断しようとする医師に再
循環の選択の自由を与える。
とができ、この場合は混合装置がまた再循環チューブを
開きまた閉じる締切り弁を含み、制御装置は心停止剤供
給チューブと再循環チューブのうちの一方だけを任意の
与えられた時に開くことができるようにする。圧力変換
器が心停止剤投与チューブ内の圧力を監視することがで
き、また所定の限界点を超えた圧力に応じて、制御装置
が流体により再循環チューブ締切り弁を開き簡単に再循
環ができるようにする。さらに、この再循環の管路は、
一時的に心停止溶液の投与を中断しようとする医師に再
循環の選択の自由を与える。
【0009】本発明の好適な実施態様において、配管セ
ットは制御装置ユニットと相互に嵌まり合うようになっ
ているカセットの一部として設けることができる。この
カセットは少なくとも心停止剤及び血液供給チューブと
好ましくは再循環チューブとを含んでいる。カセット
は、これらチューブを保持しまたこれらチューブを制御
装置に対し正しく位置させて制御装置の締切り弁がチュ
ーブを開きまた閉じるよう作動することができるように
作用する。
ットは制御装置ユニットと相互に嵌まり合うようになっ
ているカセットの一部として設けることができる。この
カセットは少なくとも心停止剤及び血液供給チューブと
好ましくは再循環チューブとを含んでいる。カセット
は、これらチューブを保持しまたこれらチューブを制御
装置に対し正しく位置させて制御装置の締切り弁がチュ
ーブを開きまた閉じるよう作動することができるように
作用する。
【0010】本発明の方法は、心肺バイパス手術の間患
者の心臓に対し心停止薬剤及び/又は血液の混合と投与
とを提供する。一般に、この方法は、心停止薬剤の源と
流体が連通する心停止剤供給チューブと、血液又は血液
基剤の源と流体が連通する血液供給チューブと、心停止
剤及び血液供給チューブの下流側端部に接続された心停
止剤投与チューブとからなる配管セットを用意する段階
と、心停止剤投与チューブをこのチューブを通って流体
を送り出す容積式ポンプに取付ける段階と、心停止剤及
び血液供給チューブを締切り弁に取付ける段階と、心停
止剤及び血液供給チューブを締切り弁により交互に連続
して締切り心停止剤及び血液供給チューブを閉じまた開
き心停止剤及び血液供給チューブの一方だけが一時に開
かれるようにし、締切り弁が心停止剤及び血液供給チュ
ーブの各々に対して開かれる間の間隔を制御し心停止剤
投与チューブを通って投与される心停止薬剤と血液又は
血液基剤との比率を制御する段階とを含んでいる。
者の心臓に対し心停止薬剤及び/又は血液の混合と投与
とを提供する。一般に、この方法は、心停止薬剤の源と
流体が連通する心停止剤供給チューブと、血液又は血液
基剤の源と流体が連通する血液供給チューブと、心停止
剤及び血液供給チューブの下流側端部に接続された心停
止剤投与チューブとからなる配管セットを用意する段階
と、心停止剤投与チューブをこのチューブを通って流体
を送り出す容積式ポンプに取付ける段階と、心停止剤及
び血液供給チューブを締切り弁に取付ける段階と、心停
止剤及び血液供給チューブを締切り弁により交互に連続
して締切り心停止剤及び血液供給チューブを閉じまた開
き心停止剤及び血液供給チューブの一方だけが一時に開
かれるようにし、締切り弁が心停止剤及び血液供給チュ
ーブの各々に対して開かれる間の間隔を制御し心停止剤
投与チューブを通って投与される心停止薬剤と血液又は
血液基剤との比率を制御する段階とを含んでいる。
【0011】本発明の装置と方法とは心停止溶液の成分
をポンプにより決定される流量に影響を与えることなく
容易に変更できるようにする。さらに、この装置と方法
は心停止溶液の流量を制御装置により決定される溶液の
成分に影響を与えることなく変更できるようにする。最
後に、この装置と方法は閉じられた殺菌通路における心
停止溶液の分配をもたらす。配管セットは制御装置とポ
ンプに迅速に取付けられまた取外すことができ、そのた
め使用後に配置することができ、制御装置とポンプのそ
の使用後の清掃と殺菌をする必要となくする。
をポンプにより決定される流量に影響を与えることなく
容易に変更できるようにする。さらに、この装置と方法
は心停止溶液の流量を制御装置により決定される溶液の
成分に影響を与えることなく変更できるようにする。最
後に、この装置と方法は閉じられた殺菌通路における心
停止溶液の分配をもたらす。配管セットは制御装置とポ
ンプに迅速に取付けられまた取外すことができ、そのた
め使用後に配置することができ、制御装置とポンプのそ
の使用後の清掃と殺菌をする必要となくする。
【0012】本発明のこれらのまたその他の特徴と利点
とはその一部が明らかとなるであろうしまたその一部が
以下に述べられる。
とはその一部が明らかとなるであろうしまたその一部が
以下に述べられる。
【0013】
【実施例】本発明の原理により構成された心停止剤投与
装置の第1の実施態様が図1において20で略図式に示
されている。この装置20は配管セット22と、容積式
ポンプ24と、混合装置26とを具備している。
装置の第1の実施態様が図1において20で略図式に示
されている。この装置20は配管セット22と、容積式
ポンプ24と、混合装置26とを具備している。
【0014】配管セット22は上流側端部30と下流側
端部32を有する心停止剤供給チューブ28を具備して
いる。心停止剤供給チューブ28の上流側端部30は心
停止薬剤の源34に接続されるようになっている。配管
セット22はまた上流側端部38と下流側端部40とを
有する血液供給チューブ36を具備している。血液供給
チューブ36の上流側端部38は血液又は血液基剤の源
42に接続されるようになっている。配管セット22は
さらに心停止供給チューブ28と血液供給チューブ36
の下流側端部32と40に接続された心停止剤投与チュ
ーブ44を具備している。この心停止剤投与チューブ4
4は心停止薬剤及び/又は血液もしくは血液基剤からな
る心停止剤溶液を患者の心臓に供給するようになってい
る。
端部32を有する心停止剤供給チューブ28を具備して
いる。心停止剤供給チューブ28の上流側端部30は心
停止薬剤の源34に接続されるようになっている。配管
セット22はまた上流側端部38と下流側端部40とを
有する血液供給チューブ36を具備している。血液供給
チューブ36の上流側端部38は血液又は血液基剤の源
42に接続されるようになっている。配管セット22は
さらに心停止供給チューブ28と血液供給チューブ36
の下流側端部32と40に接続された心停止剤投与チュ
ーブ44を具備している。この心停止剤投与チューブ4
4は心停止薬剤及び/又は血液もしくは血液基剤からな
る心停止剤溶液を患者の心臓に供給するようになってい
る。
【0015】容積式ポンプ24は好ましくは普通のロー
ラポンプであり、心停止剤投与チューブ44の一部を受
け入れる通路46を有している。
ラポンプであり、心停止剤投与チューブ44の一部を受
け入れる通路46を有している。
【0016】混合装置26は心停止剤及び血液供給チュ
ーブ28と36の一方を交互にしかし連続的に締切り、
これらチューブを閉じまた開きそれによりこれらチュー
ブの一方だけが任意の与えられた時に開かれるようにす
る。装置20において、締切り弁は心停止剤及び血液供
給チューブ28と36を受けるための座部48と50を
具備している。締切り弁はまたソレノイド52を具備
し、ソレノイド52はこのソレノイドのプランジャ54
が心停止剤供給チューブ28と血液供給チューブ36の
いずれか一方に作用するように位置している。ソレノイ
ド52は好ましくは、このソレノイドが励勢されない時
にプランジャ54が心停止剤供給チューブ28に突き当
たり、またソレノイド52が励勢された時(図1に示さ
れるように)にプランジャ54が血液供給チューブ36
に突き当たるように位置する。この配置構造は装置が血
液又は血液基剤を混合装置26が故障した場合に心停止
剤投与チューブ44を通って供給し続ける二重安全様式
を提供する。
ーブ28と36の一方を交互にしかし連続的に締切り、
これらチューブを閉じまた開きそれによりこれらチュー
ブの一方だけが任意の与えられた時に開かれるようにす
る。装置20において、締切り弁は心停止剤及び血液供
給チューブ28と36を受けるための座部48と50を
具備している。締切り弁はまたソレノイド52を具備
し、ソレノイド52はこのソレノイドのプランジャ54
が心停止剤供給チューブ28と血液供給チューブ36の
いずれか一方に作用するように位置している。ソレノイ
ド52は好ましくは、このソレノイドが励勢されない時
にプランジャ54が心停止剤供給チューブ28に突き当
たり、またソレノイド52が励勢された時(図1に示さ
れるように)にプランジャ54が血液供給チューブ36
に突き当たるように位置する。この配置構造は装置が血
液又は血液基剤を混合装置26が故障した場合に心停止
剤投与チューブ44を通って供給し続ける二重安全様式
を提供する。
【0017】混合装置26はまた心停止剤投与チューブ
44に供給される流体の組成を制御するようソレノイド
52を制御する制御装置56を具備している。図2のタ
イミング線図に示されるように、制御装置56が電圧を
ソレノイド52に加えなかった時プランジャ54は図2
のtB によって示されるように、心停止剤供給チューブ
28に突き当たる。制御装置56が正の電圧+Vをソレ
ノイド52に加えた時、プランジャ54はその血液供給
チューブ28を締切る位置から図1に示されるように血
液供給チューブ36を締切る位置に動く。これは図2に
おいてtA で示されている。ポンプ24が一定流量の流
体を心停止剤投与チューブ44を通って供給するので、
制御装置56は心停止剤供給チューブ28と血液供給チ
ューブ36の各々が開いている時間の長さを制御するこ
とにより、心停止剤投与チューブ44に供給される心停
止溶液と血液又は血液基剤との相対的な比率を制御する
ことができる。心停止溶液の含有量は各供給チューブ2
8又は36が開いている時間tA とtB の相対的な量に
正比例する。
44に供給される流体の組成を制御するようソレノイド
52を制御する制御装置56を具備している。図2のタ
イミング線図に示されるように、制御装置56が電圧を
ソレノイド52に加えなかった時プランジャ54は図2
のtB によって示されるように、心停止剤供給チューブ
28に突き当たる。制御装置56が正の電圧+Vをソレ
ノイド52に加えた時、プランジャ54はその血液供給
チューブ28を締切る位置から図1に示されるように血
液供給チューブ36を締切る位置に動く。これは図2に
おいてtA で示されている。ポンプ24が一定流量の流
体を心停止剤投与チューブ44を通って供給するので、
制御装置56は心停止剤供給チューブ28と血液供給チ
ューブ36の各々が開いている時間の長さを制御するこ
とにより、心停止剤投与チューブ44に供給される心停
止溶液と血液又は血液基剤との相対的な比率を制御する
ことができる。心停止溶液の含有量は各供給チューブ2
8又は36が開いている時間tA とtB の相対的な量に
正比例する。
【0018】心停止剤投与の第1の実施態様の他の構造
が図3において20′で示されている。この装置20′
は装置20と同様であり、対応部分は同一の参照番号で
示されている。しかし、単一のソレノイド52に代えて
2つのソレノイド60と62を用いている。ソレノイド
60は、ソレノイド60が励勢された時心停止供給チュ
ーブ28を締切るプランジャ64を有している。同様
に、ソレノイド62はプランジャ66を有し、このプラ
ンジャ66はソレノイド62が励勢された時、血液供給
チューブ36を締切る。制御装置56はソレノイド60
と62に信号を与えソレノイドの一方を同時に励勢しま
たソレノイドの他方を消勢し、それにより心停止剤供給
チューブ28と血液供給チューブ36の一方のみが任意
の時に開かれるようにする。図4のタイミング線図に示
されるように、制御装置56が正電圧+Vをソレノイド
60に与えた時、ソレノイド62には零電圧を与え、そ
のためソレノイドは励勢され、ソレノイド62は消勢さ
れ、そして血液供給チューブ36が開かれまた心停止供
給チューブ28が閉じられる。これは図4にtA として
示されている。
が図3において20′で示されている。この装置20′
は装置20と同様であり、対応部分は同一の参照番号で
示されている。しかし、単一のソレノイド52に代えて
2つのソレノイド60と62を用いている。ソレノイド
60は、ソレノイド60が励勢された時心停止供給チュ
ーブ28を締切るプランジャ64を有している。同様
に、ソレノイド62はプランジャ66を有し、このプラ
ンジャ66はソレノイド62が励勢された時、血液供給
チューブ36を締切る。制御装置56はソレノイド60
と62に信号を与えソレノイドの一方を同時に励勢しま
たソレノイドの他方を消勢し、それにより心停止剤供給
チューブ28と血液供給チューブ36の一方のみが任意
の時に開かれるようにする。図4のタイミング線図に示
されるように、制御装置56が正電圧+Vをソレノイド
60に与えた時、ソレノイド62には零電圧を与え、そ
のためソレノイドは励勢され、ソレノイド62は消勢さ
れ、そして血液供給チューブ36が開かれまた心停止供
給チューブ28が閉じられる。これは図4にtA として
示されている。
【0019】同様に、制御装置56が正電圧をソレノイ
ド62に与えた時ソレノイド60には零電圧を与える。
これは図4でtB により示されている。(勿論、ソレノ
イド60又は62の一方が他方とは反対にバイアスがか
けられ同一の信号で一方の弁を開き他方の弁を閉じるよ
うにすることができる。)これはまた供給チューブ28
と36の一方を選択し電源が故障した場合に開いたまま
とすることができるようにする。装置20におけるよう
に、制御装置56は心停止剤供給チューブ28又は血液
供給チューブ36の各々が開かれる時間の長さを制御す
ることにより、心停止剤投与チューブ44に加えられた
心停止溶液と血液又は血液基剤との相対比率を制御す
る。装置20′におけるチューブ28と36は選択され
た大きさとし、それにより混合装置26に故障が生じた
場合に、締切り弁が開き予め選択された組成物の流体
(これらチューブの相対的な大きさにより決定される)
が心停止剤投与チューブ44に分配されるようにする。
ド62に与えた時ソレノイド60には零電圧を与える。
これは図4でtB により示されている。(勿論、ソレノ
イド60又は62の一方が他方とは反対にバイアスがか
けられ同一の信号で一方の弁を開き他方の弁を閉じるよ
うにすることができる。)これはまた供給チューブ28
と36の一方を選択し電源が故障した場合に開いたまま
とすることができるようにする。装置20におけるよう
に、制御装置56は心停止剤供給チューブ28又は血液
供給チューブ36の各々が開かれる時間の長さを制御す
ることにより、心停止剤投与チューブ44に加えられた
心停止溶液と血液又は血液基剤との相対比率を制御す
る。装置20′におけるチューブ28と36は選択され
た大きさとし、それにより混合装置26に故障が生じた
場合に、締切り弁が開き予め選択された組成物の流体
(これらチューブの相対的な大きさにより決定される)
が心停止剤投与チューブ44に分配されるようにする。
【0020】本発明の原理により構成された心停止剤分
配装置の第2の実施態様が図5に全体が100で示され
ている。この装置100は上記した装置20′と同様で
ある。装置100は配管セット102と容積式ポンプ1
04と混合装置106とを具備している。
配装置の第2の実施態様が図5に全体が100で示され
ている。この装置100は上記した装置20′と同様で
ある。装置100は配管セット102と容積式ポンプ1
04と混合装置106とを具備している。
【0021】配管セット102は上流側端部110と下
流側端部112とを有する心停止剤供給チューブ108
を具備している。心停止剤供給チューブ108の上流側
端部110は心停止薬剤の源114に接続されるように
なっている。配管セット102はまた上流側端部118
と下流側端部120とを有する血液供給チューブ116
を具備している。血液供給チューブ116の上流側端部
118は血液又は血液基剤の源122に接続されるよう
になっている。配管セット102はまた心停止剤供給チ
ューブ108と血液供給チューブ116の下流側端部1
12と120にそれぞれ接続された心停止剤投与チュー
ブ124を具備している。心停止剤投与チューブ124
は心停止薬剤及び/又は血液もしくは血液基剤からなる
心停止溶液を患者の心臓に供給するようになっている。
流側端部112とを有する心停止剤供給チューブ108
を具備している。心停止剤供給チューブ108の上流側
端部110は心停止薬剤の源114に接続されるように
なっている。配管セット102はまた上流側端部118
と下流側端部120とを有する血液供給チューブ116
を具備している。血液供給チューブ116の上流側端部
118は血液又は血液基剤の源122に接続されるよう
になっている。配管セット102はまた心停止剤供給チ
ューブ108と血液供給チューブ116の下流側端部1
12と120にそれぞれ接続された心停止剤投与チュー
ブ124を具備している。心停止剤投与チューブ124
は心停止薬剤及び/又は血液もしくは血液基剤からなる
心停止溶液を患者の心臓に供給するようになっている。
【0022】上記の配管セット22とは異なり、配管セ
ット102はまた再循環チューブ126を具備し、再循
環チューブ126は心停止剤供給チューブ124の一部
と並列で以下にさらに詳細に記載されるように、心停止
流体をポンプ104の周りに再循環するようにしてい
る。
ット102はまた再循環チューブ126を具備し、再循
環チューブ126は心停止剤供給チューブ124の一部
と並列で以下にさらに詳細に記載されるように、心停止
流体をポンプ104の周りに再循環するようにしてい
る。
【0023】容積式ポンプ104は好ましくは普通のロ
ーラポンプであり、再循環チューブ126と並列の心停
止剤チューブ124の一部を受け入れるための通路12
8を有している。
ーラポンプであり、再循環チューブ126と並列の心停
止剤チューブ124の一部を受け入れるための通路12
8を有している。
【0024】混合装置106は、心停止剤供給チューブ
108と血液供給チューブ116と再循環チューブ12
6とのうちの2つを交互にしかも連続して締切り、これ
らチューブの一方だけが任意の与えられた時間に開かれ
るようにこれらチューブを開きまた閉じるようにする締
切り弁を具備している。装置100において、締切り弁
は心停止剤供給チューブ108と血液供給チューブ11
6と再循環チューブ126とをそれぞれ受ける座部13
0,132及び134を具備している。締切り弁はさら
にソレノイド136,138及び140を有している。
ソレノイド136はソレノイド136が励勢された時心
停止剤供給ライン108を締切るプランジャ142を有
している。同様に、ソレノイド138はソレノイド13
8が励勢された時血液供給チューブ116を締切るプラ
ンジャ144を有している。また同様に、ソレノイド1
40はソレノイド140が励勢された時再循環チューブ
126を締切るプランジャ146を有している。
108と血液供給チューブ116と再循環チューブ12
6とのうちの2つを交互にしかも連続して締切り、これ
らチューブの一方だけが任意の与えられた時間に開かれ
るようにこれらチューブを開きまた閉じるようにする締
切り弁を具備している。装置100において、締切り弁
は心停止剤供給チューブ108と血液供給チューブ11
6と再循環チューブ126とをそれぞれ受ける座部13
0,132及び134を具備している。締切り弁はさら
にソレノイド136,138及び140を有している。
ソレノイド136はソレノイド136が励勢された時心
停止剤供給ライン108を締切るプランジャ142を有
している。同様に、ソレノイド138はソレノイド13
8が励勢された時血液供給チューブ116を締切るプラ
ンジャ144を有している。また同様に、ソレノイド1
40はソレノイド140が励勢された時再循環チューブ
126を締切るプランジャ146を有している。
【0025】混合装置はまたソレノイド136,138
及び140を制御し心停止薬剤チューブ124に加えら
れた流体の組成物を制御する制御装置148を具備して
いる。図6のタイミング線図に示されるように、制御装
置148が正電圧+Vをソレノイド136に加えた時
に、プランジャ142はその心停止剤供給チューブ10
8を締切る位置から移動し、チューブ108を開く。制
御装置148は同時に零電圧をソレノイド138と14
0に加え、それにより血液供給チューブ116と再循環
チューブ126が締切られ閉じられるようにする。制御
装置148が正電圧+Vをソレノイド138に加える
と、プランジャ144はその血液供給チューブ116を
締切る位置から移動し、チューブ116を開く。制御装
置148は同時に零電圧をソレノイド136と140に
加え、それにより心停止剤供給チューブ108と再循環
チューブ126が締切られ閉じられる。制御装置148
が正電圧+Vをソレノイド140に加えた時、プランジ
ャ146はその再循環チューブ126を締切る位置から
移動し、チューブ126を開く。制御装置148は同時
に零電圧をソレノイド136と138に加え、それによ
り心停止剤供給チューブ108と血液供給チューブ11
6が閉じられるようにする。(上記のように、第1の実
施態様に関し、これらソレノイドが相互に反対方向に付
勢されそれにより同一信号が一方のソレノイドを開き他
方のソレノイドを閉じさせるようにする。この配置構造
はまた電源が故障した場合に一方の弁が開いたままとす
るよう選択することができる。)
及び140を制御し心停止薬剤チューブ124に加えら
れた流体の組成物を制御する制御装置148を具備して
いる。図6のタイミング線図に示されるように、制御装
置148が正電圧+Vをソレノイド136に加えた時
に、プランジャ142はその心停止剤供給チューブ10
8を締切る位置から移動し、チューブ108を開く。制
御装置148は同時に零電圧をソレノイド138と14
0に加え、それにより血液供給チューブ116と再循環
チューブ126が締切られ閉じられるようにする。制御
装置148が正電圧+Vをソレノイド138に加える
と、プランジャ144はその血液供給チューブ116を
締切る位置から移動し、チューブ116を開く。制御装
置148は同時に零電圧をソレノイド136と140に
加え、それにより心停止剤供給チューブ108と再循環
チューブ126が締切られ閉じられる。制御装置148
が正電圧+Vをソレノイド140に加えた時、プランジ
ャ146はその再循環チューブ126を締切る位置から
移動し、チューブ126を開く。制御装置148は同時
に零電圧をソレノイド136と138に加え、それによ
り心停止剤供給チューブ108と血液供給チューブ11
6が閉じられるようにする。(上記のように、第1の実
施態様に関し、これらソレノイドが相互に反対方向に付
勢されそれにより同一信号が一方のソレノイドを開き他
方のソレノイドを閉じさせるようにする。この配置構造
はまた電源が故障した場合に一方の弁が開いたままとす
るよう選択することができる。)
【0026】ポンプ104が一定の流量を提供するので
制御装置148は、心停止剤供給チューブ108と血液
供給チューブ116とが開かれる各時間(図6のtA と
図6のtB )を制御することにより、心停止剤分配チュ
ーブ124に加えられた心停止薬剤と血液又は血液基剤
との相対的な比率を制御することができる。心停止溶液
の含有量は供給チューブ108又は116の開かれてい
る時間の相対量に正比例する。制御装置148はまた心
停止剤及び血液供給チューブ108と116を閉じるこ
とによる圧力上昇を緩和し、再循環チューブ126を開
くことにより心停止溶液を簡単に再循環させる。装置1
00はさらに圧力ライン151で制御装置148に接続
された圧力変換器150を含み、この圧力変換器150
は心停止薬剤チューブ124内の心停止溶液の圧力を監
視し、またこの情報を制御装置148に与える。これに
応じ、制御装置はソレノイド140を励勢し、ソレノイ
ド136と138を消勢し、再循環チューブ126を開
く。これは図6のtR で示されている。制御装置はまた
医師が再循環モードを選択し心停止溶液の投与を一時的
に中断することができるように設けることができる。
制御装置148は、心停止剤供給チューブ108と血液
供給チューブ116とが開かれる各時間(図6のtA と
図6のtB )を制御することにより、心停止剤分配チュ
ーブ124に加えられた心停止薬剤と血液又は血液基剤
との相対的な比率を制御することができる。心停止溶液
の含有量は供給チューブ108又は116の開かれてい
る時間の相対量に正比例する。制御装置148はまた心
停止剤及び血液供給チューブ108と116を閉じるこ
とによる圧力上昇を緩和し、再循環チューブ126を開
くことにより心停止溶液を簡単に再循環させる。装置1
00はさらに圧力ライン151で制御装置148に接続
された圧力変換器150を含み、この圧力変換器150
は心停止薬剤チューブ124内の心停止溶液の圧力を監
視し、またこの情報を制御装置148に与える。これに
応じ、制御装置はソレノイド140を励勢し、ソレノイ
ド136と138を消勢し、再循環チューブ126を開
く。これは図6のtR で示されている。制御装置はまた
医師が再循環モードを選択し心停止溶液の投与を一時的
に中断することができるように設けることができる。
【0027】制御装置148はモジュール152とソレ
ノイド136,138及び140の状態を監視するため
の位置センサとを任意に含むことができる。これらの位
置センサは例えばソレノイド136,138及び140
の位置により開いたり閉じたりするリミットスイッチ1
54,156とすることができる。これらセンサからの
ソレノイドの位置に関するデータはモジュール152を
介して制御装置148に提供される。制御装置148は
二重安全作用を行うことができ又は簡単に誤動作のあっ
た場合に装置100を止めることができる。例えば制御
装置148は次の条件の1つ、すなわち(1)2つ以上
の弁が開かれた場合、(2)どの締切り弁も開かれなか
った場合又は(3)弁の位置が制御信号とは異なった場
合のうちの1つの条件を検知した場合に、ソレノイドの
全てへの電力を除去することができる。これに代え、ソ
レノイドは、混合装置106の故障の場合に供給チュー
ブ108と116の一方又は両方が開いたままで一方再
循環チューブ126が閉じられるような構造とすること
ができる。両方の供給チューブ108と116が開いた
ままの場合、心停止剤投与チューブ124に供給される
流体の組成物は予め選択された組成物(供給チューブ1
08と116の相対的な大きさによって決められる)で
ある。
ノイド136,138及び140の状態を監視するため
の位置センサとを任意に含むことができる。これらの位
置センサは例えばソレノイド136,138及び140
の位置により開いたり閉じたりするリミットスイッチ1
54,156とすることができる。これらセンサからの
ソレノイドの位置に関するデータはモジュール152を
介して制御装置148に提供される。制御装置148は
二重安全作用を行うことができ又は簡単に誤動作のあっ
た場合に装置100を止めることができる。例えば制御
装置148は次の条件の1つ、すなわち(1)2つ以上
の弁が開かれた場合、(2)どの締切り弁も開かれなか
った場合又は(3)弁の位置が制御信号とは異なった場
合のうちの1つの条件を検知した場合に、ソレノイドの
全てへの電力を除去することができる。これに代え、ソ
レノイドは、混合装置106の故障の場合に供給チュー
ブ108と116の一方又は両方が開いたままで一方再
循環チューブ126が閉じられるような構造とすること
ができる。両方の供給チューブ108と116が開いた
ままの場合、心停止剤投与チューブ124に供給される
流体の組成物は予め選択された組成物(供給チューブ1
08と116の相対的な大きさによって決められる)で
ある。
【0028】制御装置148はまた組成物と圧力限界値
を設定する選択モジュール162を含んでいる。
を設定する選択モジュール162を含んでいる。
【0029】2つの複動ソレノイド162と164を用
いる第2の実施態様の締切り弁の他の配置構造が図7に
示されている。図7の示すように、ソレノイド162と
164が消勢されている。ソレノイド162のプランジ
ャ166が血液供給チューブ116に突き当りこれを閉
じる。ソレノイド164のプランジャ168が心停止剤
供給チューブ108に突き当りこれを閉じる。再循環チ
ューブ126が開かれたままとなる。図8に示すよう
に、ソレノイド162だけが励勢された時ソレノイド1
62のプランジャ166が再循環チューブ126に突き
当り、これを閉じる。ソレノイド164のプランジャ1
68が心停止剤供給チューブ108に突き当り、これを
閉じる。血液供給チューブ116が開かれたままとな
る。図9に示すように、両方のソレノイド162と16
4が励勢された時ソレノイド162のプランジャ166
が再循環チューブ126に突き当りこれを閉じ、そして
ソレノイド164のプランジャ168が血液供給チュー
ブ116に突き当る。心停止剤供給チューブ108が開
かれたままとなる。心停止剤供給チューブ108が開か
れた状態となる。ソレノイド162を励勢状態としまた
ソレノイド164を交互に励勢し消勢することにより、
心停止剤供給チューブ108と血液供給チューブ116
とが交互に開かれまた閉じられる。
いる第2の実施態様の締切り弁の他の配置構造が図7に
示されている。図7の示すように、ソレノイド162と
164が消勢されている。ソレノイド162のプランジ
ャ166が血液供給チューブ116に突き当りこれを閉
じる。ソレノイド164のプランジャ168が心停止剤
供給チューブ108に突き当りこれを閉じる。再循環チ
ューブ126が開かれたままとなる。図8に示すよう
に、ソレノイド162だけが励勢された時ソレノイド1
62のプランジャ166が再循環チューブ126に突き
当り、これを閉じる。ソレノイド164のプランジャ1
68が心停止剤供給チューブ108に突き当り、これを
閉じる。血液供給チューブ116が開かれたままとな
る。図9に示すように、両方のソレノイド162と16
4が励勢された時ソレノイド162のプランジャ166
が再循環チューブ126に突き当りこれを閉じ、そして
ソレノイド164のプランジャ168が血液供給チュー
ブ116に突き当る。心停止剤供給チューブ108が開
かれたままとなる。心停止剤供給チューブ108が開か
れた状態となる。ソレノイド162を励勢状態としまた
ソレノイド164を交互に励勢し消勢することにより、
心停止剤供給チューブ108と血液供給チューブ116
とが交互に開かれまた閉じられる。
【0030】図10に示されるように、配管セットがカ
セット200の中に組込まれ、混合装置ユニット204
のソケット202に嵌まるようにすることができる。カ
セット200は、図11に示すように心停止供給チュー
ブ108と血液供給チューブ116と再循環チューブ1
26を全て心停止剤投与チューブ124に接合する3方
向連結具206を含む箱型フレームを具備している。カ
セット200はまた圧力変換器150へと延びる圧力ラ
イン151を含んでいる。カセット200において、圧
力ライン151はカセットが正しくソケット202の中
に位置した時接点210と接触する接点208に接続す
る。カセット200はこれらチューブを支持し、ソレノ
イド136,138及び140のプランジャ142,1
44及び146が各対応チューブを閉じるよう締切る作
用をする締切り弁の座部130,132及び134の部
分を形成することができる。このため、カセット200
の背側は開放されるか又は混合装置ユニット204のソ
レノイドプランジャによって個々のチューブ108,1
16及び126に接近することのできる1つ又は複数の
開口を有している。カセットはまたプランジャの作動か
らの騒音を閉じ込めて装置が静かに作動するような働き
をする。
セット200の中に組込まれ、混合装置ユニット204
のソケット202に嵌まるようにすることができる。カ
セット200は、図11に示すように心停止供給チュー
ブ108と血液供給チューブ116と再循環チューブ1
26を全て心停止剤投与チューブ124に接合する3方
向連結具206を含む箱型フレームを具備している。カ
セット200はまた圧力変換器150へと延びる圧力ラ
イン151を含んでいる。カセット200において、圧
力ライン151はカセットが正しくソケット202の中
に位置した時接点210と接触する接点208に接続す
る。カセット200はこれらチューブを支持し、ソレノ
イド136,138及び140のプランジャ142,1
44及び146が各対応チューブを閉じるよう締切る作
用をする締切り弁の座部130,132及び134の部
分を形成することができる。このため、カセット200
の背側は開放されるか又は混合装置ユニット204のソ
レノイドプランジャによって個々のチューブ108,1
16及び126に接近することのできる1つ又は複数の
開口を有している。カセットはまたプランジャの作動か
らの騒音を閉じ込めて装置が静かに作動するような働き
をする。
【0031】混合装置ユニット204はカセット200
を受け入れチューブ108,116及び124を位置決
めしそれによりソレノイド136,138及び140が
チューブ108,116及び124を締切り閉じること
ができるようになっている。図12に示すように、図6
のタイミング線図における期間tA の間ユニット202
のソレノイド136のプランジャ142が励勢されてカ
セット200の座部130でチューブ108を開くよう
にする。ユニット202におけるソレノイド138のプ
ランジャ144とソレノイド140のプランジャ146
が消勢されチューブ116と124をカセット200の
対応座部132と134において締切る。図13に示す
ように、期間tB の間ユニット202におけるソレノイ
ド138のプランジャ144が励勢されてカセット20
0における座部132でチューブ116を開くようにす
る。ユニット102におけるソレノイド136のプラン
ジャ142とソレノイド140のプランジャ146とが
消勢されてカセット200における対応の座部130と
134でチューブ108と126を締切る。図14に示
すように、期間tR の間、ユニット202におけるソレ
ノイド140のプランジャ146が励勢されてカセット
200における座部134で再循環チューブ126を開
く。ユニット202のソレノイド154のプランジャ1
42とソレノイド138のプランジャ144とが消勢さ
れてチューブ108と116をカセット200の対応座
部130と132で締切る。
を受け入れチューブ108,116及び124を位置決
めしそれによりソレノイド136,138及び140が
チューブ108,116及び124を締切り閉じること
ができるようになっている。図12に示すように、図6
のタイミング線図における期間tA の間ユニット202
のソレノイド136のプランジャ142が励勢されてカ
セット200の座部130でチューブ108を開くよう
にする。ユニット202におけるソレノイド138のプ
ランジャ144とソレノイド140のプランジャ146
が消勢されチューブ116と124をカセット200の
対応座部132と134において締切る。図13に示す
ように、期間tB の間ユニット202におけるソレノイ
ド138のプランジャ144が励勢されてカセット20
0における座部132でチューブ116を開くようにす
る。ユニット102におけるソレノイド136のプラン
ジャ142とソレノイド140のプランジャ146とが
消勢されてカセット200における対応の座部130と
134でチューブ108と126を締切る。図14に示
すように、期間tR の間、ユニット202におけるソレ
ノイド140のプランジャ146が励勢されてカセット
200における座部134で再循環チューブ126を開
く。ユニット202のソレノイド154のプランジャ1
42とソレノイド138のプランジャ144とが消勢さ
れてチューブ108と116をカセット200の対応座
部130と132で締切る。
【0032】作 用 第1の実施態様の装置20と20′は心臓手術を受ける
患者に心停止剤を投与するために迅速かつ容易に組立て
られる。配管セット22がまず心停止薬剤と血液又は血
液基剤の各源に接続される。心停止剤供給チューブ28
の端部30が、例えば可撓性袋とすることのできる心停
止薬剤の源34に接続される。血液供給チューブ36の
端部38が例えば可撓性袋とすることのできる血液又は
血液基剤の源42に接続される。チューブ28の部分が
次に締切り弁の座部48に置かれ、チューブ36の一部
分が締切り弁の座部50に置かれる。心停止剤投与チュ
ーブ44の一部がついでローラポンプ24の通路46に
置かれる。装置が準備される。配管セット22は心停止
溶液と血液又は血液基剤のために殺菌作用と混合と分配
とを提供する。配管セット22は内部容積を最小とする
ように、したがってまた使用される心停止薬剤と血液又
は血液基剤の量を最小とするように構成されている。
患者に心停止剤を投与するために迅速かつ容易に組立て
られる。配管セット22がまず心停止薬剤と血液又は血
液基剤の各源に接続される。心停止剤供給チューブ28
の端部30が、例えば可撓性袋とすることのできる心停
止薬剤の源34に接続される。血液供給チューブ36の
端部38が例えば可撓性袋とすることのできる血液又は
血液基剤の源42に接続される。チューブ28の部分が
次に締切り弁の座部48に置かれ、チューブ36の一部
分が締切り弁の座部50に置かれる。心停止剤投与チュ
ーブ44の一部がついでローラポンプ24の通路46に
置かれる。装置が準備される。配管セット22は心停止
溶液と血液又は血液基剤のために殺菌作用と混合と分配
とを提供する。配管セット22は内部容積を最小とする
ように、したがってまた使用される心停止薬剤と血液又
は血液基剤の量を最小とするように構成されている。
【0033】装置20又は20′は次に使用のために準
備される。心停止剤投与チューブ44の端部が患者の心
臓に接続され、制御装置56が患者の心臓に分配される
心停止溶液の所望の組成物でプログラムされる。装置2
0において、制御装置56は交互にソレノイド52を励
勢及び消勢しそれによりプランジャが交互に期間tAの
間心停止剤供給チューブ28を開き血液供給チューブ3
6を閉じ、また期間t B の間血液供給チューブ36を開
き心停止剤供給チューブ28を閉じるようにする。装置
20′においては、制御装置56が交互にソレノイド6
0を励勢するとともにソレノイド62を消勢し、またソ
レノイド62を励勢するとともにソレノイド60を消勢
し、それによりソレノイド60のプランジャ64が期間
tA の間心停止剤供給チューブ28を開くとともにソレ
ノイド62のプランジャ66が血液供給チューブ36を
締切って閉じ、またソレノイド62のプランジャ66が
期間tB の間血液供給チューブ36を開くとともにソレ
ノイド60のプランジャ64が心停止剤供給チューブ2
8を締切り閉じるようにする。
備される。心停止剤投与チューブ44の端部が患者の心
臓に接続され、制御装置56が患者の心臓に分配される
心停止溶液の所望の組成物でプログラムされる。装置2
0において、制御装置56は交互にソレノイド52を励
勢及び消勢しそれによりプランジャが交互に期間tAの
間心停止剤供給チューブ28を開き血液供給チューブ3
6を閉じ、また期間t B の間血液供給チューブ36を開
き心停止剤供給チューブ28を閉じるようにする。装置
20′においては、制御装置56が交互にソレノイド6
0を励勢するとともにソレノイド62を消勢し、またソ
レノイド62を励勢するとともにソレノイド60を消勢
し、それによりソレノイド60のプランジャ64が期間
tA の間心停止剤供給チューブ28を開くとともにソレ
ノイド62のプランジャ66が血液供給チューブ36を
締切って閉じ、またソレノイド62のプランジャ66が
期間tB の間血液供給チューブ36を開くとともにソレ
ノイド60のプランジャ64が心停止剤供給チューブ2
8を締切り閉じるようにする。
【0034】この期間tA とtB は締切り弁の開放及び
閉鎖特性を考慮して制御装置56により自動的に決定さ
れ、選択された心停止溶液の組成物を心停止剤投与チュ
ーブ44に与えるようにする。流量が一定であるので、
心停止剤投与チューブ44に分配される心停止溶液の組
成物が期間tA とtB に正比例する。
閉鎖特性を考慮して制御装置56により自動的に決定さ
れ、選択された心停止溶液の組成物を心停止剤投与チュ
ーブ44に与えるようにする。流量が一定であるので、
心停止剤投与チューブ44に分配される心停止溶液の組
成物が期間tA とtB に正比例する。
【0035】勿論、熱交換器と除泡器を装置20と2
2′に組込み心停止流体の温度を制御し流体中に入り込
むガスの泡を取除くようにすることができる。
2′に組込み心停止流体の温度を制御し流体中に入り込
むガスの泡を取除くようにすることができる。
【0036】第2の実施態様の装置100は心臓手術を
受ける患者に心停止剤を投与するために迅速かつ容易に
組立てられる。配管セット102の部分を収容するカセ
ット200がまず心停止薬剤と血液又は血液基剤の源に
接続される。心停止剤供給チューブ108の端部110
が例えば可撓性の袋とすることができる血液又は血液基
剤の源122に接続される。カセット200がついで混
合装置204の溝202に挿入され、心停止剤供給チュ
ーブ108と血液供給チューブ116と再循環チューブ
126とを、ソレノイド136,138のプランジャ1
42,144と混合装置204のプランジャ140とに
整列させる。カセット200における圧力変換ラインの
接点208がまた混合装置204の圧力変換接点210
に整列される。再循環チューブ126に並列の心停止剤
投与ライン124の一部がローラポンプ104の通路1
28に取付けられる。カセット200の配管セット10
2は心停止溶液と血液又は血液基剤のために殺菌作用と
混合と分配とをもたらす。配管セット102は内部容積
をしたがってまた使用される心停止薬剤と血液又は血液
基剤の量を最小とするように構成される。
受ける患者に心停止剤を投与するために迅速かつ容易に
組立てられる。配管セット102の部分を収容するカセ
ット200がまず心停止薬剤と血液又は血液基剤の源に
接続される。心停止剤供給チューブ108の端部110
が例えば可撓性の袋とすることができる血液又は血液基
剤の源122に接続される。カセット200がついで混
合装置204の溝202に挿入され、心停止剤供給チュ
ーブ108と血液供給チューブ116と再循環チューブ
126とを、ソレノイド136,138のプランジャ1
42,144と混合装置204のプランジャ140とに
整列させる。カセット200における圧力変換ラインの
接点208がまた混合装置204の圧力変換接点210
に整列される。再循環チューブ126に並列の心停止剤
投与ライン124の一部がローラポンプ104の通路1
28に取付けられる。カセット200の配管セット10
2は心停止溶液と血液又は血液基剤のために殺菌作用と
混合と分配とをもたらす。配管セット102は内部容積
をしたがってまた使用される心停止薬剤と血液又は血液
基剤の量を最小とするように構成される。
【0037】装置100が次に使用のために準備され
る。心停止薬剤チューブ124の端部が患者の心臓に接
続され、制御装置148が患者の心臓に分配される心停
止溶液の所望の組成物となるよう選択モジュール162
を介してプログラムされる。装置100において、制御
装置148が交互にソレノイド136を励勢するととも
にソレノイド138を消勢し(図12参照)、またソレ
ノイド138を励勢するとともにソレノイド136を消
勢し(図13参照)、それによりソレノイド136のプ
ランジャ142が期間tA の間心停止剤供給チューブ1
08を開きまたソレノイド138のプランジャ144が
血液供給チューブ116を締切り閉じるようにし、また
ソレノイド138のプランジャ144が期間tB の間血
液供給チューブ116を開きまたソレノイド136のプ
ランジャ142が心停止剤供給チューブ108を締切り
閉じるようにする。
る。心停止薬剤チューブ124の端部が患者の心臓に接
続され、制御装置148が患者の心臓に分配される心停
止溶液の所望の組成物となるよう選択モジュール162
を介してプログラムされる。装置100において、制御
装置148が交互にソレノイド136を励勢するととも
にソレノイド138を消勢し(図12参照)、またソレ
ノイド138を励勢するとともにソレノイド136を消
勢し(図13参照)、それによりソレノイド136のプ
ランジャ142が期間tA の間心停止剤供給チューブ1
08を開きまたソレノイド138のプランジャ144が
血液供給チューブ116を締切り閉じるようにし、また
ソレノイド138のプランジャ144が期間tB の間血
液供給チューブ116を開きまたソレノイド136のプ
ランジャ142が心停止剤供給チューブ108を締切り
閉じるようにする。
【0038】期間tA とtB は締切り弁の開放及び閉鎖
特性を考慮して制御装置148により自動的に決定さ
れ、心停止溶液の選択された組成物を心停止剤投与チュ
ーブ124に与えるようにする。流量が一定であるの
で、心停止薬剤チューブ124に分配される心停止溶液
の組成は期間tA とtB に正比例する。
特性を考慮して制御装置148により自動的に決定さ
れ、心停止溶液の選択された組成物を心停止剤投与チュ
ーブ124に与えるようにする。流量が一定であるの
で、心停止薬剤チューブ124に分配される心停止溶液
の組成は期間tA とtB に正比例する。
【0039】圧力変換器150が心停止剤投与チューブ
124の圧力を監視し、そして圧力が選択モジュール1
62で設定される所定の限界値を超えた場合に、制御装
置148がソレノイド136と138のプランジャ14
2と144を閉じさせ、心停止剤及び血液供給チューブ
108と116を閉じるようにする。制御装置148は
またソレノイド140のプランジャ146に再循環チュ
ーブ126を開かせ、心停止溶液がチューブ124と1
26を通って1つの閉回路内で簡単に再循環できるよう
にする。図14を参照されたい。選択モジュール162
はまた使用者が指令により再循環モードに入るようにす
ることができる。
124の圧力を監視し、そして圧力が選択モジュール1
62で設定される所定の限界値を超えた場合に、制御装
置148がソレノイド136と138のプランジャ14
2と144を閉じさせ、心停止剤及び血液供給チューブ
108と116を閉じるようにする。制御装置148は
またソレノイド140のプランジャ146に再循環チュ
ーブ126を開かせ、心停止溶液がチューブ124と1
26を通って1つの閉回路内で簡単に再循環できるよう
にする。図14を参照されたい。選択モジュール162
はまた使用者が指令により再循環モードに入るようにす
ることができる。
【0040】リミットスイッチ154,156及び15
8がソレノイド136,138及び140の状態を監視
し、そしてこの情報を制御装置148に安全モジュール
152を介して与える。ソレノイド状態に誤作動が検知
されたならば、制御装置が正しい作用を行い、装置10
0を停止し、又は警笛を鳴らすことができる。
8がソレノイド136,138及び140の状態を監視
し、そしてこの情報を制御装置148に安全モジュール
152を介して与える。ソレノイド状態に誤作動が検知
されたならば、制御装置が正しい作用を行い、装置10
0を停止し、又は警笛を鳴らすことができる。
【0041】もちろん、熱交換器と除泡器を装置100
の中に組込み心停止流体の温度を制御し流体に入り込ん
だガスの泡を取除くようにすることができる。この熱交
換器(図示しない)は「流体通路と熱交換器用取付け台
との組合せ」にかかる米国特許明細書第4,846,1
77号又は「列型熱交換器と心停止装置」にかかるウイ
リアム.ジー、オーネイルとテイモシイ、ピー、ウオル
カーにより1992年11月25日に出願された同時係
属出願の許可された米国特許出願シリーズ番号第07/
951,725号に記載された型とすることができる。
の中に組込み心停止流体の温度を制御し流体に入り込ん
だガスの泡を取除くようにすることができる。この熱交
換器(図示しない)は「流体通路と熱交換器用取付け台
との組合せ」にかかる米国特許明細書第4,846,1
77号又は「列型熱交換器と心停止装置」にかかるウイ
リアム.ジー、オーネイルとテイモシイ、ピー、ウオル
カーにより1992年11月25日に出願された同時係
属出願の許可された米国特許出願シリーズ番号第07/
951,725号に記載された型とすることができる。
【0042】ソレノイドに代わるものとして、ステッピ
ングモーターを締切り弁を駆動するために設けることが
できる。
ングモーターを締切り弁を駆動するために設けることが
できる。
【0043】上記構造と方法の種々の変更が特許請求の
範囲に規定された本発明の範囲から逸脱することなく行
うことができ、上記の記載に包含され又は添付図面に示
される全ての事項は例示として解されるべきものであり
限定された意味に解されるべきものではない。
範囲に規定された本発明の範囲から逸脱することなく行
うことができ、上記の記載に包含され又は添付図面に示
される全ての事項は例示として解されるべきものであり
限定された意味に解されるべきものではない。
【図1】本発明の原理により構成された心停止剤投与装
置の第1の実施態様の概略図である。
置の第1の実施態様の概略図である。
【図2】心停止剤投与装置の第1実施態様の制御装置を
示す、タイミング線図である。
示す、タイミング線図である。
【図3】心停止剤投与装置の第1実施態様の他の構造の
概略図である。
概略図である。
【図4】第1実施態様の他の構造の制御装置を示すタイ
ミング線図である。
ミング線図である。
【図5】本発明の原理により構成された心停止剤投与装
置の第2の実施態様の概略図である。
置の第2の実施態様の概略図である。
【図6】第2実施態様の装置の制御を示すタイミング線
図である。
図である。
【図7】第2実施態様の他の構造の再循環チューブの開
いているところを示す図である。
いているところを示す図である。
【図8】第2実施態様の他の構造の血液供給チューブの
開いたところを示す図である。
開いたところを示す図である。
【図9】第2実施態様の他の構造の心停止剤供給チュー
ブの開いているところを示す図である。
ブの開いているところを示す図である。
【図10】第2実施態様の装置を実施するための使い捨
てカセットの図である。
てカセットの図である。
【図11】第2実施態様を実施するためのカセットの平
面図である。
面図である。
【図12】心停止剤供給チューブの開いているところを
示す、カセットの縦断面図である。
示す、カセットの縦断面図である。
【図13】心停止血液供給チューブの開いたところを示
す、カセットの縦断面図である。
す、カセットの縦断面図である。
【図14】再循環チューブの開いているところを示す、
カセットの縦断面図である。
カセットの縦断面図である。
20…心停止剤投与装置 22…配管セット 24…容積式ポンプ 26…混合装置 28…心停止剤供給チューブ 30…上流側端部 32…下流側端部 34…心停止薬剤源 36…血液供給チューブ 38…上流側端部 40…下流側端部 42…血液(基剤)源 44…心停止剤投与チューブ 46…心停止剤投与チューブ用通路 48,50…座部 52…ソレノイド 54…プランジャ 56…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム ジェラルド オニール アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)
Claims (12)
- 【請求項1】 2つ以上の生物学又は医学用流体を混合
する混合装置(26;106;204)であって、 (a)配管セット(22;102)であって、 上流側及び下流側端部(30と32;110と112)
を有する第1の供給チューブ(28;108)であっ
て、第1の供給チューブ(28;108)の上流側端部
(30;110)が第1の供給チューブ(28;10
8)を第1の生物学又は医学用流体の源(34;11
4)に接続するようになっている、第1の供給チューブ
(28;108)と、 上流側及び下流側端部(38と40;118と120)
を有する第2の供給チューブ(36;116)であっ
て、第2の供給チューブ(36;116)の上流側端部
(38;118)が第2の供給チューブ(36;11
6)を第2の生物学又は医学的流体の源に接続するよう
になっている、第2の供給チューブ(36;116)と
第1及び第2の供給チューブ(28と36;108と1
16)の下流側端部(32と40;112と120)に
連結された上流側端部と、第1及び第2の流体の予め選
択された組成物を含む混合された流体を供給する下流側
端部とを有する混合チューブ(44;124)であっ
て、第1及び第2の流体が混合される管腔と管壁によっ
て管腔から分離された外側表面とを有している、混合チ
ューブ(44;124)とを具備している配管セット
(22;102)と、 (b)混合チューブ(44;124)の外側表面と連通
し流体を混合チューブ(44;124)を通って送り出
す容積式ポンプ(24;104)と、 (c)混合された流体中の第1の流体と第2の流体の比
率を制御する混合器(26;106;204)であっ
て、第1及び第2の供給チューブ(22と36;108
と116)を交互に連続的に締切り第1及び第2の供給
チューブ(22と36;108と116)を閉じまた開
き第1及び第2の供給チューブ(22と36;108と
116)の一方のみが一時に開かれるようにする締切り
弁(48,50及び52;48,50,60と62;1
30,132,136及び138;162と164)と
締切り弁(48,50及び52;48,50,60及び
62;130,132,136及び138;162及び
164)が第1及び第2の供給チューブ(22と36;
108と116)に対し開かれている間の時間(tA ,
tB )を制御し混合チューブ(44;124)を通って
供給された混合流体中の第1及び第2の流体の比率を制
御する制御装置(56;148)とを具備している混合
器(26;106;204)、とを具備している2つ以
上の流体を混合する混合装置。 - 【請求項2】 締切り弁(52;164)が、第1及び
第2の供給チューブ(28と36;108と116)の
一方を第1及び第2の供給チューブ(28と36;10
8と116)の他方を閉じるとき同時に開かせる単一の
複動ソレノイド弁(52;164)を具備していること
を特徴とする請求項1に記載の混合装置。 - 【請求項3】 再循環チューブ(126)をさらに具備
し、再循環チューブ(126)が、容積式ポンプ(10
4)の両側で混合チューブ(124)と流体が連通する
上流側及び下流側端部と、平常時は閉じ流体の流れのた
めの再循環チューブ(126)を閉じるが混合チューブ
(124)内の圧力の増加に応じて開き流体を再循環チ
ューブ(126)を通って再循環させる、再循環チュー
ブ(126)に作用する過剰圧力弁(140;162)
とを有し、制御装置(148)が絞切り弁(136と1
38;162と164)を作動し過剰圧力弁(140;
162)が開かれた時第1及び第2の供給チューブ(1
08と116)の両方を閉じる手段を含んでいる請求項
1に記載の混合装置。 - 【請求項4】 締切り弁(136と138)が第1及び
第2の供給チューブ(108と116)をそれぞれ開き
また閉じるための第1及び第2のソレノイド弁(136
と138)を具備し、また過剰圧力弁(140)が再循
環チューブ(126)を開きまた閉じるための第3のソ
レノイド弁(140)を具備している請求項3に記載の
混合装置。 - 【請求項5】 締切り弁(164)が、第1及び第2の
供給チューブ(108と116)の一方を第1及び第2
の供給チューブ(108と116)の他方を閉じるとき
に同時に開かせる、単一の複動計量ソレノイド弁(16
4)を具備し、また過剰圧力弁(162)が、再循環チ
ューブ(126)を開かせた時第1及び第2の供給チュ
ーブの一方(116)を同時に閉じる、第2の複動過剰
圧力ソレノイド弁(162)を具備し、制御装置が、計
量ソレノイド弁(164)を作動し再循環チューブ(1
26)が開かれる時第1及び第2の供給チューブの他方
(108)を閉じる手段を含んでいる請求項3に記載の
混合装置。 - 【請求項6】 混合チューブ(124)内の圧力を監視
する圧力変換器(150)をさらに具備し、制御装置
(148)が、再循環チューブ(126)の締切り弁
(140)を開き、圧力変換器(150)によって測定
された混合チューブ(124)内の所定圧力に応じて第
1及び第2の供給チューブ(108と116)の締切り
弁(136と138)を閉じるようにしている請求項3
に記載の混合装置。 - 【請求項7】 配管セットが第1及び第2の供給チュー
ブ(108と116)の部分を保持するカセット(20
0)を具備し、制御装置が、カセット(200)を受け
入れ、カセット(200)を締切り弁(136,13
8)がチューブ(108,116)に接触しこれらチュ
ーブ(108,116)を選択的に開きまた閉じること
ができる所定位置に保持するソケット(202)を具備
していることを特徴とする請求項1から6のうちの1項
に記載の混合装置。 - 【請求項8】 配管セット(22;102)が取替え可
能であることを特徴とする請求項1から7のうちの1項
に記載の混合装置。 - 【請求項9】 心停止剤と血液の少なくとも一方を心肺
バイパス手術の間に混合しまた患者の心臓に投与する心
停止剤投与装置(20;20′;100)であって、請
求項1から7のうちの1項に記載の混合装置を具備し、 第1の供給チューブ(28;108)が心停止剤供給チ
ューブ(28;108)を構成し、 第2の供給チューブ(36;116)が血液供給チュー
ブ(36;116)を構成し、 混合チューブ(44;124)が心停止剤投与チューブ
(44;124)を構成している、 心停止剤投与装置。 - 【請求項10】 請求項1から9のうちの1項に記載の
装置に用いる取替え可能な配管セットであって、 上流側及び下流側の端部(30と32;110と11
2)を有する第1の供給チューブ(28;108)であ
って、第1の供給チューブ(28;108)の上流側端
部(30;110)が第1の供給チューブ(28;10
8)を第1の生物学又は医学的流体の源(34;11
4)に接続するようになっている、第1の供給チューブ
(28;108)と、 上流側及び下流側の端部(38と40;118と12
0)を有する第2の供給チューブ(36;116)であ
って、第2の供給チューブ(36;116)の上流側端
部(38;118)が第2の供給チューブ(36;11
6)を第2の生物学又は医薬用流体の源(42;12
2)に接続するようになっている、第2の供給チューブ
(36;116)と、 第1及び第2の供給チューブ(28と36;108と1
16)の下流側端部(32と40;112と120)に
連結された上流側端部と、第1及び第2の流体の予め選
択された組成物を含む混合流体を供給する下流側端部と
を有する混合チューブ(44;124)であって、第1
及び第2の流体が混合される管腔と、管壁により管腔か
ら分離された外側表面とを有している混合チューブ(4
4;124)と、 混合器(204)に取付けられるようになっているカセ
ット(200)であって、第1及び第2の供給チューブ
(108と116)の各々がカセット(200)の内部
に収容された部分を有し、カセットが、第1及び第2の
供給チューブ(108と116)に接近でき混合器(2
04)が第1及び第2の供給チューブ(108と11
6)が閉じられるよう選択的に締切ることができるよう
にする少なくとも1つの開口を有している、カセット
(200)とを具備している取替え可能な配管セット。 - 【請求項11】 請求項10に記載の取替え可能な配管
セットであって、混合チューブ(124)と流体が連通
する上流側及び下流側端部を有する再循環チューブ(1
26)をさらに具備し、再循環チューブ(126)の一
部がカセット(200)の中にあり、カセット(20
0)が、再循環チューブ(126)に接近し、混合器
(204)が再循環チューブ(126)を閉じるよう選
択的に締切ることのできる開口を有している、取替え可
能の配管カセット。 - 【請求項12】 心停止剤と血液の少なくとも一方を含
む心停止溶液を心肺バイパス手術の間混合し患者の心臓
に投与する方法であって、 上流側及び下流側端部(30と32;110と112)
を有しその上流側端部(30;110)が心停止薬剤の
源(34;114)と流体が連通するようになっている
心停止剤供給チューブ(28;108)と、上流側及び
下流側端部(38と40;118と120)を有しその
上流側端部(38;118)が血液又は血液基剤の源
(42;122)と流体が連通するようになっている血
液供給チューブ(36;116)と、心停止剤及び血液
供給チューブ(28と36;108と116)の下流側
端部(32と40;112と120)に接続され患者の
心臓と流体が連通するようになっている心停止剤投与チ
ューブ(44;124)とを具備する配管セット(2
2,102)を用意することと、 心停止剤投与チューブ(44;124)を容積式ポンプ
(24;104)に取付け流体を心停止剤投与チューブ
(44;124)を通って送り出すことと、 心停止剤及び血液供給チューブ(28と36;108と
116)を締切り弁(52;136と138)に取付け
ることと、 心停止剤及び血液供給チューブ(28と36;108と
116)を締切り弁(52;136と138;60と6
2)で交互に連続して締切り心停止剤及び血液供給チュ
ーブ(28と36;108と116)を閉じまた開き心
停止剤及び血液供給チューブ(28と36;108と1
16)の一方のみが一時に開かれるようにすることと、 締切り弁(52;136と138;60と62)が心停
止剤及び血液供給チューブ(28と36;108と11
6)の各々に対し開かれている間の時間(tA,tB )
を制御し心停止剤投与チューブ(44;124)を通っ
て投与された心停止溶液を含む心停止薬剤と血液又は血
液基剤との比率を制御すること、 とからなる心停止溶液を混合し投与する方法。
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