JPH07235782A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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- JPH07235782A JPH07235782A JP5101933A JP10193393A JPH07235782A JP H07235782 A JPH07235782 A JP H07235782A JP 5101933 A JP5101933 A JP 5101933A JP 10193393 A JP10193393 A JP 10193393A JP H07235782 A JPH07235782 A JP H07235782A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- flexible printed
- electronic device
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント回路基板の回路配線パターンとフレ
キシブルプリント回路基板との接続を大幅に削減する。 【構成】樹脂成型体の成型時に、フレキシブルプリント
回路基板を成型同時一体化した電子機器において、フレ
キシブルプリント回路基板は、回路配線パターンを配し
た本体部と;そして、本体部に連結して設けられ且つ該
本体部の回路配線パターンに接続する多数の配線を有す
る延長部であって、樹脂成型体の外部に突出する延長部
と;を備えている。樹脂成型体の外部に突出する延長部
を従来のフレキシブルプリント回路基板と同様に利用す
ることにより、実質的に、プリント回路基板の回路パタ
ーンとフレキシブルプリント回路基板との接続を大幅に
削減することができる。
キシブルプリント回路基板との接続を大幅に削減する。 【構成】樹脂成型体の成型時に、フレキシブルプリント
回路基板を成型同時一体化した電子機器において、フレ
キシブルプリント回路基板は、回路配線パターンを配し
た本体部と;そして、本体部に連結して設けられ且つ該
本体部の回路配線パターンに接続する多数の配線を有す
る延長部であって、樹脂成型体の外部に突出する延長部
と;を備えている。樹脂成型体の外部に突出する延長部
を従来のフレキシブルプリント回路基板と同様に利用す
ることにより、実質的に、プリント回路基板の回路パタ
ーンとフレキシブルプリント回路基板との接続を大幅に
削減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器、オーディオ
機器、事務機器等(以下、「電子機器等」と称する)に
係り、特に、フレキシブルプリント回路基板がその裏面
に三次元的に配置され且つ一体化されて成型された電子
機器に関する。
機器、事務機器等(以下、「電子機器等」と称する)に
係り、特に、フレキシブルプリント回路基板がその裏面
に三次元的に配置され且つ一体化されて成型された電子
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブルプリント回路基板
は、二次元的なプリント回路基板同志を、あるいは、プ
リント回路基板とコネクタとを三次元的に接続するもの
として使用されてきた。
は、二次元的なプリント回路基板同志を、あるいは、プ
リント回路基板とコネクタとを三次元的に接続するもの
として使用されてきた。
【0003】かかるフレキシブルプリント回路基板及び
プリント回路基板やコネクタは別個に製造され、使用に
際して自動ハンダ付け装置等を用いて相互に接続してい
た。
プリント回路基板やコネクタは別個に製造され、使用に
際して自動ハンダ付け装置等を用いて相互に接続してい
た。
【0004】かかる接続作業は、位置決めを正確に行え
るプリント回路基板やコネクタを固定して、フレキシブ
ルプリント回路基板毎に順次行う必要があり、複数のフ
レキシブルプリント回路基板について同時に行うことは
できなかった。従って、自動ハンダ付け装置を使用して
も時間がかかる欠点があったと共に、ハンダ熱やノイズ
対策等、関連する多くの問題があった。
るプリント回路基板やコネクタを固定して、フレキシブ
ルプリント回路基板毎に順次行う必要があり、複数のフ
レキシブルプリント回路基板について同時に行うことは
できなかった。従って、自動ハンダ付け装置を使用して
も時間がかかる欠点があったと共に、ハンダ熱やノイズ
対策等、関連する多くの問題があった。
【0005】ところで、特開平2−7592号には、フ
レキシブルプリント回路基板を別体として製造し、それ
を二次元的なプリント回路基板同志の三次元的接続部品
として用いるのではなく、ハウジングの成型時その裏面
に三次元的に配置し、成型同時一体化してプリント回路
基板一体成型品を作るという発明が開示されている。
レキシブルプリント回路基板を別体として製造し、それ
を二次元的なプリント回路基板同志の三次元的接続部品
として用いるのではなく、ハウジングの成型時その裏面
に三次元的に配置し、成型同時一体化してプリント回路
基板一体成型品を作るという発明が開示されている。
【0006】この発明は、平板状のプリント配線基板に
おける絶縁基板をハウジングが兼用するものであり、部
品点数が減る分コストダウンが図れ、軽量化できると共
に加工が容易である利点がある。また、フレキシブルプ
リント回路基板は、ハウジングの裏面に張り付くように
配置されるため、内部に大きな空間が得られるため、電
子機器の小形化、薄形化が図れる利点がある。さらに、
かかる構成は、ハウジングの裏面に三次元的に回路パタ
ーンを配置できるため、回路パターンの高密度配置が可
能となる。
おける絶縁基板をハウジングが兼用するものであり、部
品点数が減る分コストダウンが図れ、軽量化できると共
に加工が容易である利点がある。また、フレキシブルプ
リント回路基板は、ハウジングの裏面に張り付くように
配置されるため、内部に大きな空間が得られるため、電
子機器の小形化、薄形化が図れる利点がある。さらに、
かかる構成は、ハウジングの裏面に三次元的に回路パタ
ーンを配置できるため、回路パターンの高密度配置が可
能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−7592号に記載の発明では、プリント回路基板の
外部回路への電気的接続については言及がなく、従来方
法と同様の方式により接続されるものと推測される。
2−7592号に記載の発明では、プリント回路基板の
外部回路への電気的接続については言及がなく、従来方
法と同様の方式により接続されるものと推測される。
【0008】周知のように、従来のプリント回路基板の
外部回路への電気的接続は、図14に示したようなコネ
クタによって行われる。周知のように、コネクタ10
は、ハウジング10a内部に多数の接触子10bを有し
ており、これら接触子10bの各々に接続しているリー
ド10cがハウジング10aの裏側から突出している。
一方、プリント回路基板12には、回路パターンに接続
して多数の端子ポート12aが列状をなして形成されて
いる。各端子ポート12aの中央には、プリント回路基
板12を貫通するスルーホール12bが形成されてお
り、コネクタ10のリード10cは、このスルーホール
12bに挿入後、裏面側でハンダ14により接続される
(図15参照)。
外部回路への電気的接続は、図14に示したようなコネ
クタによって行われる。周知のように、コネクタ10
は、ハウジング10a内部に多数の接触子10bを有し
ており、これら接触子10bの各々に接続しているリー
ド10cがハウジング10aの裏側から突出している。
一方、プリント回路基板12には、回路パターンに接続
して多数の端子ポート12aが列状をなして形成されて
いる。各端子ポート12aの中央には、プリント回路基
板12を貫通するスルーホール12bが形成されてお
り、コネクタ10のリード10cは、このスルーホール
12bに挿入後、裏面側でハンダ14により接続される
(図15参照)。
【0009】しかしながら、このコネクタ10では、m
m単位以下のピッチでは製造することはできないから、
プリント回路基板12の外部回路への電気的接続の数が
多くなると対応できなくなる。
m単位以下のピッチでは製造することはできないから、
プリント回路基板12の外部回路への電気的接続の数が
多くなると対応できなくなる。
【0010】例えば、液晶ディスプレイ装置において
は、縦横の各辺に沿って多数の信号線が必要である。例
えば、日本電気株式会社が平成3年4月に開発発表した
33cmTFTカラー液晶ディスプレイでは、画面サイ
ズ257.3X205.8mmに対し、水平1、280
で垂直1、024の画素構成となっている。従って、1
画素に対し3本のカラー信号線が必要であるとすると、
水平・垂直共約67マイクロメータのピッチでコネクタ
端子を形成しなければならない。
は、縦横の各辺に沿って多数の信号線が必要である。例
えば、日本電気株式会社が平成3年4月に開発発表した
33cmTFTカラー液晶ディスプレイでは、画面サイ
ズ257.3X205.8mmに対し、水平1、280
で垂直1、024の画素構成となっている。従って、1
画素に対し3本のカラー信号線が必要であるとすると、
水平・垂直共約67マイクロメータのピッチでコネクタ
端子を形成しなければならない。
【0011】しかも、液晶ディスプレイ装置の高画質化
に伴って、この信号線の数は今後ますます増加すること
が予想されている。従って、特開平2−7592号に記
載の発明に係るハウジングにおいても、液晶ディスプレ
イ装置の場合のような微細ピッチとしなければならなく
なった時の対応が要求される。
に伴って、この信号線の数は今後ますます増加すること
が予想されている。従って、特開平2−7592号に記
載の発明に係るハウジングにおいても、液晶ディスプレ
イ装置の場合のような微細ピッチとしなければならなく
なった時の対応が要求される。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の課題を解決すべくなされたもので、プリント回路
基板の回路パターンとフレキシブルプリント回路基板と
の接続を大幅に削減することができる電子機器を提供す
ることを目的とする。
技術の課題を解決すべくなされたもので、プリント回路
基板の回路パターンとフレキシブルプリント回路基板と
の接続を大幅に削減することができる電子機器を提供す
ることを目的とする。
【0013】本発明の他の態様では、簡単構成で且つ安
価に製造できる微細ピッチのコネクタ端子ポートを持つ
電子機器を提供することを目的とする。
価に製造できる微細ピッチのコネクタ端子ポートを持つ
電子機器を提供することを目的とする。
【0014】本発明は、所定形状の樹脂成型体の表面
に、フレキシブルプリント回路基板を配置し、該樹脂成
型体の成型時に該フレキシブルプリント回路基板を成型
同時一体化した電子機器において、フレキシブルプリン
ト回路基板は、回路配線パターンを配した本体部と;そ
して、本体部に連結して設けられ且つ該本体部の回路配
線パターンに接続する多数の配線を有し、樹脂成型体の
外部に突出する延長部と;を備えていることを特徴とす
る。
に、フレキシブルプリント回路基板を配置し、該樹脂成
型体の成型時に該フレキシブルプリント回路基板を成型
同時一体化した電子機器において、フレキシブルプリン
ト回路基板は、回路配線パターンを配した本体部と;そ
して、本体部に連結して設けられ且つ該本体部の回路配
線パターンに接続する多数の配線を有し、樹脂成型体の
外部に突出する延長部と;を備えていることを特徴とす
る。
【0015】本発明の他の態様は、所定形状の樹脂成型
体の表面に、フレキシブルプリント回路基板を配置し、
該樹脂成型体の成型時に該フレキシブルプリント回路基
板を成型同時一体化した電子機器において、フレキシブ
ルプリント回路基板は、回路配線パターンを配した本体
部と該本体部に連結して設けられ且つその端縁に沿って
多数の微細ピッチのコネクタ端子ポートを有する延長部
とを備えており、延長部は樹脂成型体のコネクタ部に配
設されていることを特徴とする。
体の表面に、フレキシブルプリント回路基板を配置し、
該樹脂成型体の成型時に該フレキシブルプリント回路基
板を成型同時一体化した電子機器において、フレキシブ
ルプリント回路基板は、回路配線パターンを配した本体
部と該本体部に連結して設けられ且つその端縁に沿って
多数の微細ピッチのコネクタ端子ポートを有する延長部
とを備えており、延長部は樹脂成型体のコネクタ部に配
設されていることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の電子機器においては、樹脂成型体の外
部に突出する延長部に、フレキシブルプリント回路基板
の本体部の回路配線パターンに接続する多数の且つ任意
の配線を形成することができる。フレキシブルプリント
回路基板の本体部と延長部は、もともと、連続して形成
されるものであるため、回路配線パターンが形成する本
体部と延長部とを別途ハンダ等で接続する必要はない。
部に突出する延長部に、フレキシブルプリント回路基板
の本体部の回路配線パターンに接続する多数の且つ任意
の配線を形成することができる。フレキシブルプリント
回路基板の本体部と延長部は、もともと、連続して形成
されるものであるため、回路配線パターンが形成する本
体部と延長部とを別途ハンダ等で接続する必要はない。
【0017】本発明の他の態様では、フレキシブルプリ
ント回路基板を製造する段階で、回路配線パターンを配
した本体部と別個に延長部を設けておき、その端縁に沿
って多数の微細ピッチのコネクタ端子ポートを形成す
る。
ント回路基板を製造する段階で、回路配線パターンを配
した本体部と別個に延長部を設けておき、その端縁に沿
って多数の微細ピッチのコネクタ端子ポートを形成す
る。
【0018】本体部の回路配線パターン及び延長部の多
数の微細ピッチのコネクタ端子ポートは、従来周知の方
法で同時に形成することができるため、製造上特別な工
程はまったく必要ない。
数の微細ピッチのコネクタ端子ポートは、従来周知の方
法で同時に形成することができるため、製造上特別な工
程はまったく必要ない。
【0019】特開平2−7592号に記載の発明のよう
に、プラスチックフィルム上に、接着層を介さず、直
接、金属層を積層したものの場合、2マイクロメータま
でのライン化が可能である。
に、プラスチックフィルム上に、接着層を介さず、直
接、金属層を積層したものの場合、2マイクロメータま
でのライン化が可能である。
【0020】
【実施例】以下、図面を用いて本発明に係る電子機器に
ついて詳細に説明する。
ついて詳細に説明する。
【0021】図1(a)に示されているように、本発明
に係る電子機器では、フレキシブルなプリント回路基板
20が使用される。プリント回路基板20は、回路パタ
ーンを配した本体部20Aと、該本体部20Aに連結し
て設けられ且つその回路パターンに接続する多数の配線
を有する延長部20Bとを備えている。図示された好ま
しい実施例では、この延長部20Bの先端に多数の接続
端子26aを有するコネクタ26が装着されている。
に係る電子機器では、フレキシブルなプリント回路基板
20が使用される。プリント回路基板20は、回路パタ
ーンを配した本体部20Aと、該本体部20Aに連結し
て設けられ且つその回路パターンに接続する多数の配線
を有する延長部20Bとを備えている。図示された好ま
しい実施例では、この延長部20Bの先端に多数の接続
端子26aを有するコネクタ26が装着されている。
【0022】図8(a)に示された本発明の他の態様に
係る電子機器では、フレキシブルプリント回路基板40
は、回路パターンを配した本体部40Aと該本体部40
Aに連結して設けられ且つその端縁に沿って多数の微細
ピッチのコネクタ端子ポート42を有する延長部40B
とを備えている。
係る電子機器では、フレキシブルプリント回路基板40
は、回路パターンを配した本体部40Aと該本体部40
Aに連結して設けられ且つその端縁に沿って多数の微細
ピッチのコネクタ端子ポート42を有する延長部40B
とを備えている。
【0023】これらのフレキシブルプリント回路基板2
0、40自体は、従来周知の方法により、または、特開
平2−7592号に記載の発明のように製造することが
できる。
0、40自体は、従来周知の方法により、または、特開
平2−7592号に記載の発明のように製造することが
できる。
【0024】以下、フレキシブルプリント回路基板20
を例にとり製法を説明する。
を例にとり製法を説明する。
【0025】図2に示したように、プラスチックフィル
ム20a表面に、接着層20bを介して銅箔等の金属箔
20cを積層したフレキシブル基板を基礎として製造す
ることができる。また、図3に示したように、プラスチ
ックフィルム20a表面に、真空蒸着法、スパッタリン
グ法、イオンブレーディング法等により、金属蒸着層2
0dをまず形成し、その上に、電解あるいは無電解金属
メッキにより金属メッキ層20eを積層したフレキシブ
ル基板を基礎として製造することもできる。さらに、図
4に示したように、図3のプラスチックフィルム20a
にグロー放電プラズマ処理を行いグロー放電プラズマ処
理層20fを形成して、その表面張力を高くすること
も、または、図3のプラスチックフィルム20a若しく
は図4のグロー放電プラズマ処理層20fと金属蒸着層
20dとの間に、両素材との密着性のよい樹脂層20g
を介在させたフレキシブル基板を基礎として製造するこ
ともできる。
ム20a表面に、接着層20bを介して銅箔等の金属箔
20cを積層したフレキシブル基板を基礎として製造す
ることができる。また、図3に示したように、プラスチ
ックフィルム20a表面に、真空蒸着法、スパッタリン
グ法、イオンブレーディング法等により、金属蒸着層2
0dをまず形成し、その上に、電解あるいは無電解金属
メッキにより金属メッキ層20eを積層したフレキシブ
ル基板を基礎として製造することもできる。さらに、図
4に示したように、図3のプラスチックフィルム20a
にグロー放電プラズマ処理を行いグロー放電プラズマ処
理層20fを形成して、その表面張力を高くすること
も、または、図3のプラスチックフィルム20a若しく
は図4のグロー放電プラズマ処理層20fと金属蒸着層
20dとの間に、両素材との密着性のよい樹脂層20g
を介在させたフレキシブル基板を基礎として製造するこ
ともできる。
【0026】これらのフレキシブル基板を基礎として、
従来周知の方法により、プリント回路基板として必要な
スルーホール加工、レジスト被覆、エッチング等を行
う。
従来周知の方法により、プリント回路基板として必要な
スルーホール加工、レジスト被覆、エッチング等を行
う。
【0027】なお、本発明の他の態様の特徴は、フレキ
シブルプリント回路基板40を製造する時、回路パター
ンと同時に、多数の微細ピッチのコネクタ端子ポート4
2を延長部40Bの端縁に沿って形成する点にある。
シブルプリント回路基板40を製造する時、回路パター
ンと同時に、多数の微細ピッチのコネクタ端子ポート4
2を延長部40Bの端縁に沿って形成する点にある。
【0028】図6に示されているように、フレキシブル
プリント回路基板40を製造した時に、延長部40Bの
端縁付近に多数のコネクタ端子ポート42が微細ピッチ
Xで形成されている。
プリント回路基板40を製造した時に、延長部40Bの
端縁付近に多数のコネクタ端子ポート42が微細ピッチ
Xで形成されている。
【0029】図2に示したものから製造したフレキシブ
ルプリント回路基板40は、エッチングしたときの接着
層の浸蝕によりそれ程のファインピッチ化は出来ない
が、それでも、ピッチXが0.1mmまでのライン化が
可能である。
ルプリント回路基板40は、エッチングしたときの接着
層の浸蝕によりそれ程のファインピッチ化は出来ない
が、それでも、ピッチXが0.1mmまでのライン化が
可能である。
【0030】また、図3に示したものから製造したフレ
キシブルプリント回路基板40は、接着層がないことか
ら、エッチングしたときの接着層の浸蝕がなく、ピッチ
Xが2マイクロメータまでのライン化が可能である。
キシブルプリント回路基板40は、接着層がないことか
ら、エッチングしたときの接着層の浸蝕がなく、ピッチ
Xが2マイクロメータまでのライン化が可能である。
【0031】このようにして製造したフレキシブルプリ
ント回路基板20は、樹脂成型体を成型する金型24内
に配置される。注入口より、溶融した樹脂を注入し、樹
脂成型体30を成型すると同時に、フレキシブルプリン
ト回路基板20は樹脂成型体30の内側に同時一体化さ
れる。
ント回路基板20は、樹脂成型体を成型する金型24内
に配置される。注入口より、溶融した樹脂を注入し、樹
脂成型体30を成型すると同時に、フレキシブルプリン
ト回路基板20は樹脂成型体30の内側に同時一体化さ
れる。
【0032】図1(b)に示されているように、樹脂成
型体30の外部に延長部20Bが突出して形成されてい
る。本発明のこの特徴により、プリント回路基板の回路
パターンとフレキシブルプリント回路基板との接続を大
幅に削減することができる。この延長部20Bに本体部
20Aの回路パターンに接続する多数の且つ任意の配線
を形成すれば、電気的に等価の回路となるからである。
図1(b)に示されているような樹脂成型体30は、例
えば、前述した日本電気株式会社製の33cmTFTカ
ラー液晶ディスプレイのケースとして応用することがで
きる。図1(c)は、そのような液晶ディスプレイの縦
断面図であり、樹脂成型体30の外部に突出した延長部
20Bは、直接、液晶パネル27の多数の信号線に接続
する多数のコネクタ端子ポートに接続される。なお、図
1(c)において、参照番号28は、液晶ディスプレイ
の正面の周囲を囲む枠である。
型体30の外部に延長部20Bが突出して形成されてい
る。本発明のこの特徴により、プリント回路基板の回路
パターンとフレキシブルプリント回路基板との接続を大
幅に削減することができる。この延長部20Bに本体部
20Aの回路パターンに接続する多数の且つ任意の配線
を形成すれば、電気的に等価の回路となるからである。
図1(b)に示されているような樹脂成型体30は、例
えば、前述した日本電気株式会社製の33cmTFTカ
ラー液晶ディスプレイのケースとして応用することがで
きる。図1(c)は、そのような液晶ディスプレイの縦
断面図であり、樹脂成型体30の外部に突出した延長部
20Bは、直接、液晶パネル27の多数の信号線に接続
する多数のコネクタ端子ポートに接続される。なお、図
1(c)において、参照番号28は、液晶ディスプレイ
の正面の周囲を囲む枠である。
【0033】また、本発明の他の態様では、図8(b)
に示されているように、樹脂成型体30は、フレキシブ
ルプリント回路基板40の本体部40Aを配置するハウ
ジング本体部30Aと延長部40Bを配置するコネクタ
部30Bとを有している。このコネクタ部30Bに外部
コネクタ手段が装着され、それによって、フレキシブル
プリント回路基板40の回路パターンと外部コネクタ手
段とは、多数のコネクタ端子ポート42を介して電気的
に接続される。
に示されているように、樹脂成型体30は、フレキシブ
ルプリント回路基板40の本体部40Aを配置するハウ
ジング本体部30Aと延長部40Bを配置するコネクタ
部30Bとを有している。このコネクタ部30Bに外部
コネクタ手段が装着され、それによって、フレキシブル
プリント回路基板40の回路パターンと外部コネクタ手
段とは、多数のコネクタ端子ポート42を介して電気的
に接続される。
【0034】図1及び図8に示されているようなフレキ
シブルプリント回路基板を同時一体化した樹脂成型体3
0は、電子機器等に広く使用可能であるが、そのノイズ
対策も重要である。
シブルプリント回路基板を同時一体化した樹脂成型体3
0は、電子機器等に広く使用可能であるが、そのノイズ
対策も重要である。
【0035】例えば、図3のフレキシブル基板は、プラ
スチックフィルム20aの片面のみに金属蒸着層20d
及び金属メッキ層20eを形成している。同様の製法に
より、図9に示されているようなプラスチックフィルム
20aの両面に金属蒸着層20d及び金属メッキ層20
eを形成したものを製造することができる。
スチックフィルム20aの片面のみに金属蒸着層20d
及び金属メッキ層20eを形成している。同様の製法に
より、図9に示されているようなプラスチックフィルム
20aの両面に金属蒸着層20d及び金属メッキ層20
eを形成したものを製造することができる。
【0036】このようにして製造したフレキシブル基板
60に対し、片面のみにエッチング加工を施して回路パ
ターンを形成し、片面は全面金属層のままとすることが
できる。
60に対し、片面のみにエッチング加工を施して回路パ
ターンを形成し、片面は全面金属層のままとすることが
できる。
【0037】このようなフレキシブルプリント回路基板
を、回路パターンの形成されている側を樹脂成型体30
の内側に、全面金属層のままの側を外側となるようにし
て、図7の金型24に入れて成型する。
を、回路パターンの形成されている側を樹脂成型体30
の内側に、全面金属層のままの側を外側となるようにし
て、図7の金型24に入れて成型する。
【0038】でき上がった樹脂成型体30は、フレキシ
ブルプリント回路基板が内側面に沿って張り付いた形態
をとっている。そして、プラスチックフィルム20aに
対して樹脂成型体30の内側に位置する金属層には回路
パターンが形成され、外側に位置する金属層は全面孔、
ひび割れのない連続層となっている。この連続的な金属
層の存在により、樹脂成型体30は、簡単且つ確実にシ
ールドされる。また、プラスチックフィルム20aの両
面をスルーホールによって、電気的に接続しておけば、
片面の回路パターンを反対側の全面金属層からなるグラ
ンド層にアースすることができる。
ブルプリント回路基板が内側面に沿って張り付いた形態
をとっている。そして、プラスチックフィルム20aに
対して樹脂成型体30の内側に位置する金属層には回路
パターンが形成され、外側に位置する金属層は全面孔、
ひび割れのない連続層となっている。この連続的な金属
層の存在により、樹脂成型体30は、簡単且つ確実にシ
ールドされる。また、プラスチックフィルム20aの両
面をスルーホールによって、電気的に接続しておけば、
片面の回路パターンを反対側の全面金属層からなるグラ
ンド層にアースすることができる。
【0039】このようにして成型した樹脂成型体30の
蓋となる側の樹脂成型体も同様にして、あるいは、図3
又は図9のフレキシブル基板をエッチング加工をするこ
となく金型24に入れて成型することができる。このよ
うにして成型した一対の樹脂成型体30を組み合わせる
と、内部の回路パターンが完全シールドされた電子機器
ハウジングを得ることができる。
蓋となる側の樹脂成型体も同様にして、あるいは、図3
又は図9のフレキシブル基板をエッチング加工をするこ
となく金型24に入れて成型することができる。このよ
うにして成型した一対の樹脂成型体30を組み合わせる
と、内部の回路パターンが完全シールドされた電子機器
ハウジングを得ることができる。
【0040】プラスチックフィルム20aの両面に金属
蒸着層20d及び金属メッキ層20eを形成してフレキ
シブルプリント回路基板60を製造すること、このフレ
キシブルプリント回路基板60を金型24に入れて成型
することは、プラスチックフィルム20aの片面のみに
金属蒸着層20d及び金属メッキ層20eを形成したフ
レキシブルプリント回路基板20の場合と全く同じ工程
で行うことができる。従って、付加的な負担は全く負う
ことがない。
蒸着層20d及び金属メッキ層20eを形成してフレキ
シブルプリント回路基板60を製造すること、このフレ
キシブルプリント回路基板60を金型24に入れて成型
することは、プラスチックフィルム20aの片面のみに
金属蒸着層20d及び金属メッキ層20eを形成したフ
レキシブルプリント回路基板20の場合と全く同じ工程
で行うことができる。従って、付加的な負担は全く負う
ことがない。
【0041】上述した電子機器等のシールド対策は、図
3に示されたフレキシブル基板を基礎として製造したフ
レキシブルプリント回路基板20について説明したが、
もちろん、図2、図4及び図5に示されたものを基礎と
して製造したフレキシブルプリント回路基板20につい
ても同様に施すことができる。
3に示されたフレキシブル基板を基礎として製造したフ
レキシブルプリント回路基板20について説明したが、
もちろん、図2、図4及び図5に示されたものを基礎と
して製造したフレキシブルプリント回路基板20につい
ても同様に施すことができる。
【0042】同様に、多層構造のフレキシブルプリント
回路基板を用いて、樹脂成型体30を製造することもで
きる。
回路基板を用いて、樹脂成型体30を製造することもで
きる。
【0043】また、フレキシブルプリント回路基板20
上に形成された電子回路のノイズ対策として、ノイズフ
ィルタがあることは知られている。
上に形成された電子回路のノイズ対策として、ノイズフ
ィルタがあることは知られている。
【0044】かかるノイズフィルタを製造する方法とし
て、例えば、図3のフレキシブル基板を、図10(A)
のように一対重ね合わせ、図10(B)のように一緒に
円筒状に巻き付ける。これは、電気的には、図10
(C)の低域ノイズフィルタと等価回路となり、軽量、
安価且つ高性能のノイズフィルタが得られる。
て、例えば、図3のフレキシブル基板を、図10(A)
のように一対重ね合わせ、図10(B)のように一緒に
円筒状に巻き付ける。これは、電気的には、図10
(C)の低域ノイズフィルタと等価回路となり、軽量、
安価且つ高性能のノイズフィルタが得られる。
【0045】図11(A)及び(B)は、それぞれ、高
域ノイズフィルタを製造する場合にフレキシブルプリン
ト回路基板20上に形成すべき回路パターンの平面図及
びその等価回路である。
域ノイズフィルタを製造する場合にフレキシブルプリン
ト回路基板20上に形成すべき回路パターンの平面図及
びその等価回路である。
【0046】図12(A)及び(B)は、それぞれ、帯
域ノイズフィルタを製造する場合にフレキシブルプリン
ト回路基板20上に形成すべき回路パターンの平面図及
びその等価回路である。
域ノイズフィルタを製造する場合にフレキシブルプリン
ト回路基板20上に形成すべき回路パターンの平面図及
びその等価回路である。
【0047】なお、図中、1〜5は、回路パターンにお
ける位置とその等価回路における位置を対応させるため
の参照番号であり、記号C及びLは電子部品としてのコ
ンデンサ及びコイルの役割を果たす部分である。また、
斜線の部分及び太線は、導電領域を示す。
ける位置とその等価回路における位置を対応させるため
の参照番号であり、記号C及びLは電子部品としてのコ
ンデンサ及びコイルの役割を果たす部分である。また、
斜線の部分及び太線は、導電領域を示す。
【0048】かかるノイズフィルタを、上述したような
シールド対策を施した電子機器等に設置すると、より完
璧なシールドを得ることができる。
シールド対策を施した電子機器等に設置すると、より完
璧なシールドを得ることができる。
【0049】また、図3のフレキシブル基板は、図2の
フレキシブル基板に比べて、接着剤が使用されていない
ため、可撓性に富み小さな曲率半径で屈曲してもひび割
れが生じない、繰り返し曲げに強い等の利点を持ってい
る。図2のフレキシブル基板に表面側の銅箔上に螺旋状
の接着剤を(図13参照)、裏面側のポリエステルフィ
ルムに接着剤を塗布し、これを、絶縁心線とドレインワ
イヤを平行に配列した電線の表面に、縦沿えラップして
シールド層を形成する発明は、特開平4−36906号
に記載されている。この発明は、簡単にシールド電線を
得ることができる利点はあるが、小さな半径で折り曲げ
ると接着剤層にひび割れが入り、このひび割れ部分によ
り銅箔に穴が空き、そこから電磁波ノイズが外部に漏れ
たり、あるいは、電磁波ノイズを拾ってしまう欠点があ
った。
フレキシブル基板に比べて、接着剤が使用されていない
ため、可撓性に富み小さな曲率半径で屈曲してもひび割
れが生じない、繰り返し曲げに強い等の利点を持ってい
る。図2のフレキシブル基板に表面側の銅箔上に螺旋状
の接着剤を(図13参照)、裏面側のポリエステルフィ
ルムに接着剤を塗布し、これを、絶縁心線とドレインワ
イヤを平行に配列した電線の表面に、縦沿えラップして
シールド層を形成する発明は、特開平4−36906号
に記載されている。この発明は、簡単にシールド電線を
得ることができる利点はあるが、小さな半径で折り曲げ
ると接着剤層にひび割れが入り、このひび割れ部分によ
り銅箔に穴が空き、そこから電磁波ノイズが外部に漏れ
たり、あるいは、電磁波ノイズを拾ってしまう欠点があ
った。
【0050】上述のように、図3のフレキシブル基板5
0をテープ状としその表面側の銅箔上に螺旋状の接着剤
50aを、裏面側のポリエステルフィルム20aに接着
剤を塗布し、これを縦沿えラップしてシールド層を形成
すると、可撓性に富み小さな曲率半径で屈曲してもひび
割れが生じない上繰り返し曲げに強い利点がある。
0をテープ状としその表面側の銅箔上に螺旋状の接着剤
50aを、裏面側のポリエステルフィルム20aに接着
剤を塗布し、これを縦沿えラップしてシールド層を形成
すると、可撓性に富み小さな曲率半径で屈曲してもひび
割れが生じない上繰り返し曲げに強い利点がある。
【0051】また、かかるテープをシールド線の編組線
の代りに使用して、シールド電線を製造することもでき
る。このシールド電線は、軽量且つ可撓性に富み小さな
曲率半径で屈曲できるので、取扱いが極めて簡単とな
る。
の代りに使用して、シールド電線を製造することもでき
る。このシールド電線は、軽量且つ可撓性に富み小さな
曲率半径で屈曲できるので、取扱いが極めて簡単とな
る。
【0052】
【発明の効果】本発明は、樹脂成型体の成型時に該フレ
キシブルプリント回路基板を成型同時一体化した電子機
器において、フレキシブルプリント回路基板は、回路配
線パターンを配した本体部と;そして、本体部に連結し
て設けられ且つ該本体部の回路配線パターンに接続する
多数の配線を有し、樹脂成型体の外部に突出する延長部
と;を備えているため、樹脂成型体の外部に突出する延
長部を従来のフレキシブルプリント回路基板と同様に利
用することにより、実質的に、プリント回路基板の回路
配線パターンとフレキシブルプリント回路基板との接続
を大幅に削減することができる効果がある。
キシブルプリント回路基板を成型同時一体化した電子機
器において、フレキシブルプリント回路基板は、回路配
線パターンを配した本体部と;そして、本体部に連結し
て設けられ且つ該本体部の回路配線パターンに接続する
多数の配線を有し、樹脂成型体の外部に突出する延長部
と;を備えているため、樹脂成型体の外部に突出する延
長部を従来のフレキシブルプリント回路基板と同様に利
用することにより、実質的に、プリント回路基板の回路
配線パターンとフレキシブルプリント回路基板との接続
を大幅に削減することができる効果がある。
【0053】本発明の他の態様は、所定形状の樹脂成型
体の表面に、フレキシブルプリント回路基板を配置し、
該樹脂成型体の成型時に該フレキシブルプリント回路基
板を成型同時一体化した電子機器において、フレキシブ
ルプリント回路基板は、回路配線パターンを配した本体
部と該本体部に連結して設けられ且つその端縁に沿って
多数の微細ピッチのコネクタ端子ポートを有する延長部
とを備えておりており、この延長部は樹脂成型体のコネ
クタ部に配設されているため、簡単且つ安価に、電子機
器を提供することができる。
体の表面に、フレキシブルプリント回路基板を配置し、
該樹脂成型体の成型時に該フレキシブルプリント回路基
板を成型同時一体化した電子機器において、フレキシブ
ルプリント回路基板は、回路配線パターンを配した本体
部と該本体部に連結して設けられ且つその端縁に沿って
多数の微細ピッチのコネクタ端子ポートを有する延長部
とを備えておりており、この延長部は樹脂成型体のコネ
クタ部に配設されているため、簡単且つ安価に、電子機
器を提供することができる。
【0054】これにより、本発明の電子機器を、液晶デ
ィスプレイ装置、テレビゲーム等の微細ピッチでコネク
タ端子ポートが必要である電子機器等にも応用できる効
果がある。
ィスプレイ装置、テレビゲーム等の微細ピッチでコネク
タ端子ポートが必要である電子機器等にも応用できる効
果がある。
【図1】 (a)〜(c)は、本発明に係る電子機器に
使用するフレキシブルプリント回路基板の平面図、電子
機器の斜視図及び(b)の電子機器を用いた液晶ディス
プレイの断面図である。
使用するフレキシブルプリント回路基板の平面図、電子
機器の斜視図及び(b)の電子機器を用いた液晶ディス
プレイの断面図である。
【図2】 図1のフレキシブルプリント回路基板の基礎
となるフレキシブル基板の一断面図である。
となるフレキシブル基板の一断面図である。
【図3】 図1のフレキシブルプリント回路基板の基礎
となるフレキシブル基板の他の実施例の断面図である。
となるフレキシブル基板の他の実施例の断面図である。
【図4】 図1のフレキシブルプリント回路基板の基礎
となるフレキシブル基板のさらに他の実施例の断面図で
ある。
となるフレキシブル基板のさらに他の実施例の断面図で
ある。
【図5】 図1のフレキシブルプリント回路基板の基礎
となるフレキシブル基板のさらに他の実施例の断面図で
ある。
となるフレキシブル基板のさらに他の実施例の断面図で
ある。
【図6】 フレキシブルプリント回路基板の端縁付近の
拡大平面図である。
拡大平面図である。
【図7】 本発明に係る電子機器を成型する金型の断面
図である。
図である。
【図8】 (a)及び(b)は、本発明の他の態様に係
る電子機器に使用するフレキシブルプリント回路基板の
平面図及び電子機器の斜視図である。
る電子機器に使用するフレキシブルプリント回路基板の
平面図及び電子機器の斜視図である。
【図9】 シールド対策を施すためのフレキシブル基板
の断面図である。
の断面図である。
【図10】 (A)〜(C)は、それぞれ、低域ノイズ
フィルタを製造する場合の一対のフレキシブル基板の斜
視図、フレキシブル基板を巻き付けて低域ノイズフィル
タを製造した状態の斜視図及びその等価回路である。
フィルタを製造する場合の一対のフレキシブル基板の斜
視図、フレキシブル基板を巻き付けて低域ノイズフィル
タを製造した状態の斜視図及びその等価回路である。
【図11】 図11(A)及び(B)は、それぞれ、高
域ノイズフィルタを製造する場合にフレキシブル基板上
に形成すべき回路パターンの平面図及びその等価回路で
ある。
域ノイズフィルタを製造する場合にフレキシブル基板上
に形成すべき回路パターンの平面図及びその等価回路で
ある。
【図12】 図11(A)及び(B)は、それぞれ、帯
域ノイズフィルタを製造する場合にフレキシブル基板上
に形成すべき回路パターンの平面図及びその等価回路で
ある。
域ノイズフィルタを製造する場合にフレキシブル基板上
に形成すべき回路パターンの平面図及びその等価回路で
ある。
【図13】 (A)及び(B)は、それぞれ、絶縁心線
とドレインワイヤを平行に配列した電線をシールドする
ために使用するフレキシブル基板の平面図及びその正面
図である。
とドレインワイヤを平行に配列した電線をシールドする
ために使用するフレキシブル基板の平面図及びその正面
図である。
【図14】 従来のフレキシブルプリント回路基板に設
置されるコネクタの斜視図である。
置されるコネクタの斜視図である。
【図15】 図14のコネクタをフレキシブルプリント
回路基板に装着した状態の断面図である。
回路基板に装着した状態の断面図である。
20 フレキシブルプリント回路基板 20a プラスチックフィルム 20d 金属蒸着層 20e 金属メッキ層 22 コネクタ端子ポート 30 樹脂成型体 30a 支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29C 45/14 8823−4F B29K 105:20 B29L 31:34
Claims (4)
- 【請求項1】所定形状の樹脂成型体の表面に、フレキシ
ブルプリント回路基板を配置し、該樹脂成型体の成型時
に該フレキシブルプリント回路基板を成型同時一体化し
て形成されてなる電子機器において、 前記フレキシブルプリント回路基板は、 回路配線パターンを配した本体部と;そして、 前記本体部に連結して設けられ且つ該本体部の回路配線
パターンに接続する多数の配線を有し、前記樹脂成型体
の外部に突出する延長部と;を備えていることを特徴と
する電子機器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電子機器において、 前記フレキシブルプリント回路基板は、プラスチックフ
ィルム表面に金属蒸着層および0.5〜35マイクロメ
ータの金属メッキ層を設けると共に前記本体部に所定の
回路パターンを及び前記延長部の端縁に沿って多数の微
細ピッチのコネクタ端子ポートを形成していることを特
徴とする電子機器。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のフレキシブル
プリント回路基板を有する電子機器において、 前記延長部の自由端に、多数の接続端子を有するコネク
タが装着されていることを特徴とする電子機器。 - 【請求項4】所定形状の樹脂成型体の表面に、フレキシ
ブルプリント回路基板を配置し、該樹脂成型体の成型時
に該フレキシブルプリント回路基板を成型同時一体化し
て形成されてなる電子機器において、 前記フレキシブルプリント回路基板は、回路配線パター
ンを配した本体部と該本体部に連結して設けられ且つそ
の端縁に沿って多数の微細ピッチのコネクタ端子ポート
を有する延長部とを備えており、前記延長部は前記樹脂
成型体のコネクタ部に配設されていることを特徴とする
電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5101933A JPH07235782A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5101933A JPH07235782A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07235782A true JPH07235782A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=14313721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5101933A Pending JPH07235782A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07235782A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1199913A2 (de) * | 2000-10-19 | 2002-04-24 | Cherry GmbH | Verfahren zur Herstellung von Leiterfolie-Trägergehäuse-Einheiten |
JP6100976B1 (ja) * | 2015-06-24 | 2017-03-22 | 株式会社メイコー | 立体配線基板、及び立体配線基板の製造方法 |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP5101933A patent/JPH07235782A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1199913A2 (de) * | 2000-10-19 | 2002-04-24 | Cherry GmbH | Verfahren zur Herstellung von Leiterfolie-Trägergehäuse-Einheiten |
EP1199913A3 (de) * | 2000-10-19 | 2003-12-10 | Cherry GmbH | Verfahren zur Herstellung von Leiterfolie-Trägergehäuse-Einheiten |
JP6100976B1 (ja) * | 2015-06-24 | 2017-03-22 | 株式会社メイコー | 立体配線基板、及び立体配線基板の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031022 |