JPH07234434A - 光量調節装置 - Google Patents

光量調節装置

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JPH07234434A
JPH07234434A JP6026690A JP2669094A JPH07234434A JP H07234434 A JPH07234434 A JP H07234434A JP 6026690 A JP6026690 A JP 6026690A JP 2669094 A JP2669094 A JP 2669094A JP H07234434 A JPH07234434 A JP H07234434A
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JP
Japan
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lens barrel
driving
driving force
diaphragm
adjusting device
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Application number
JP6026690A
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English (en)
Inventor
Koji Akata
弘司 赤田
Masahiko Tsuzuki
雅彦 都築
Tatsuo Chiaki
千明  達生
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光量調節装置の組立が容易で、しかも駆動部
等に故障が生じても、該駆動部のみを簡単に交換できる
メインテナンス性が良好な光量調節装置を提供する。 【構成】 取付部材に対して組み付けらた複数の絞り部
材と、該駆動軸に設けられた駆動力伝達部材を介して該
複数の絞り部材に駆動力を伝達するユニット化されて該
取付部材に取付けられた駆動部材とを有し、該複数の絞
り部材は該駆動力伝達部材との非連結状態において該駆
動力伝達部材との連結が可能な特定位置に自重のバラン
ス変化により位置するように該取付部材に取付けられ、
該駆動部材は該取付部材の所定位置に光軸方向における
嵌合によって位置決めされる位置決め手段を介して取付
ける際に該駆動力伝達部材を該複数の絞り部材の該特定
位置に略一致するように保持する保持手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等に用い
られる光量調節装置に係わり、特に駆動力を発生する駆
動部の取り付け構造及び、絞り口径の限界位置を規制す
るストッパーの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等に使用される光量
調節装置は、実開平2−87222号に開示されている
ように、開口径の面積を変化させる複数の絞り羽根とこ
れらの複数の絞り羽根を所定の方向のみに動くように絞
り羽根の動きを規制するガイド手段を有する地板と、絞
り羽根が前記ガイド手段から脱落するのを防止する羽根
押え部材と、前記地板に取り付けられる絞り羽根駆動用
の駆動部とにより構成されていて、これらの要素は絞り
ユニットとして構成されている。その組立手順は、駆動
部を地板に組み込みその後に羽根を該地板に組み込み、
最後の羽根押え板を該地板に組み付けるようにしてい
る。
【0003】また、特開平4−310905号に開示さ
れるようなレンズ鏡筒の小型化を目的とした従来技術も
存在する。これは、前述の地板をレンズ鏡筒の一部とし
て構成したものである。
【0004】なお、駆動部は、例えば2極着磁されたマ
グネットロータの回転軸端部に駆動レバーを取付け、該
駆動レバーのアームの先端部に植設された駆動ピンを絞
り羽根の駆動孔に嵌合させており、該マグネットロータ
の外周に対向配置された磁極を有するヨークに励磁コイ
ルと巻回している。このような構成の駆動部は、該励磁
コイルの無通電時にはデイテントトルクの作用によりマ
グネットロータが所定位置に戻り、例えばこのデイテン
トトルクによって絞り羽根を閉じ方向に移動させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の光
量調節装置においては、あらかじめ地板に駆動部を組み
込んだ上で絞り羽根を該地板に組付ける必要があるた
め、例えばビデオカメラに想定されている以上のきびし
い条件下で使用した際に生じる軸受の異常摩耗やコイル
の断線といった駆動部の不具合が生じた際には光量調節
装置全体もしくはレンズ鏡筒全体を交換しなければなら
ず、メンテナンス性が悪いという問題があった。
【0006】また、ユニット化された光量調節装置にお
いては、絞り羽根の口径の限界値である開放径や最小絞
り径は、駆動部のアームの回動範囲を地板に設けたスト
ッパーによって決定しているため、光量調節装置とレン
ズ鏡筒の組み立て精度の影響により、開放時の光量や最
小絞り時の光量の精度が悪化するという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の目的
を実現する光量調節装置の構成は、開口径の面積を変化
させるように移動可能に取付部材に対して組み付けられ
た複数の絞り部材と、該駆動軸に設けられた駆動力伝達
部材を介して該複数の絞り部材に駆動力を伝達するユニ
ット化されて該取付部材に取付けられた駆動部材とを有
し、該複数の絞り部材は該駆動力伝達部材との非連結状
態において該駆動力伝達部材との連結が可能な特定位置
に自重のバランス変化により位置するように該取付部材
に取付けられ、該駆動部材は該取付部材の所定位置に光
軸方向における嵌合によって位置決めされる位置決め手
段を介して取付ける際に該駆動力伝達部材を該複数の絞
り部材の該特定位置に略一致するように保持する保持手
段を有することを特徴とする。
【0008】この構成によれば、複数の絞り羽根を取付
部材にセットし、例えば取付部材を光軸回りに所定角度
回転すると複数の絞り部材は自然に例えば閉じ位置であ
る特定位置に回動し、駆動力伝達部材との連結が可能な
状態となる。一方、駆動部材は例えば2極着磁されたロ
ータマグネットと一体の駆動軸を有し、ヨークに形成さ
れた対向する磁極との関係から生じる無通電時のディテ
ントトルクにより、該駆動軸に取付けられた駆動力伝達
部材動は例えば絞り羽根を閉じ方向に向けて駆動する位
置に付勢される。
【0009】したがって、駆動部材を位置決め手段によ
り取付け部材に押し込むと、駆動力伝達部材は自然と複
数の絞り羽根と連結される。
【0010】その際、駆動部材にはアーム部材を含む駆
動力伝達部材の第1の回動範囲を規制する第1の規制手
段を有し、また取付部材には該駆動力伝達部材の第2の
回動範囲を規制する第2の規制手段とを有していて、該
第2の回動範囲は該第1の回動範囲と等しいかあるいは
それ以下の回動範囲に設定されているので、駆動力伝達
部材は複数の絞り羽根とのスムーズな連結が行われる。
【0011】なお、取付部材はレンズ鏡筒を構成するレ
ンズ保持部材とすることにより、ビデオカメラのズーム
レンズ等のレンズに有効に組み込むことができる。
【0012】また、駆動部材を取付部材に対して位置決
めする位置決め手段の光軸方向における嵌合長さは、駆
動力伝達部材が絞り部材との連結に要する光軸方向にお
ける嵌合余裕長よりも長くすることにより、駆動力伝達
部材と絞り部材との確実な連結が保証され、特に、アー
ム部材と、該アーム部材の端部に光軸方向に沿って延び
るピン部材とから構成されている駆動力伝達部材は、プ
ラスチック成形により該ピン部材の先端部が滑らかな曲
面になるように一体的に形成することにより、より一層
絞り部材との滑らかな連結が保証される。
【0013】他方、駆動部材と複数の絞り部材とを取付
部材の両側に夫々配置し、該駆動部材を該取付部材に押
圧することによって両者を係合方式により固定する係合
手段を有することによって、駆動部材の取付けを容易と
し、また係合手段の係合を駆動部材取付側から外せる構
成とすることにより、駆動部材をレンズ鏡筒等から容易
に取り外しすることができる。
【0014】さらに、取付け部材に設けられ、駆動力伝
達部材の第2の回動範囲を規定する第2の規制手段は、
複数の絞り部材に近接して設けられているので、開放径
や最小絞り径の精度を向上させることができる。
【0015】
【実施例】図1,図2および図3は本発明による光量調
節装置をビデオカメラ用レンズに適用した第1の実施例
を示す。
【0016】図1の(a)は本実施例による光量調節装
置の分解斜視図、図1の(b),図1の(c)は組立状
態と、寸法条件を示す図である。
【0017】図1の(a)において、1は駆動部、2,
3,4は駆動部1に設けられた先端部に係合爪2a、3
a、4aを有し、該係合爪の先端側には斜面が設けられ
た第1,第2,第3の取り付けフック、5,6はレンズ
鏡筒8に嵌合して駆動部1のレンズ鏡筒に対する位置決
めを行う駆動部1に設けられた第1,第2の位置決めピ
ン、7は後述の第1および第2の絞り羽根を駆動する駆
動部1の出力ピン、8はレンズ鏡筒、9は第1の絞り羽
根、10は第2の絞り羽根、11はNDフィルター、1
2は羽根押え板である。
【0018】ユニット化された駆動部1の外装ケースに
はローターの回動範囲をレンズの光学的条件により決定
されるよりも広い範囲に規制するストッパーをかねる開
口部1aが設けられており、その開口部1aを出力ピン
7が貫通し、駆動部に発生する動力を外部に出力する。
【0019】駆動部1には、出力ピン7を所定の回転方
向に付勢する手段が設けられており、無通電状態では、
出力ピン7は開口部1aの所定の方向につき当ってい
る。
【0020】第1,第2の位置決めピン5,6は、図1
の(b)に示すように、レンズ鏡筒8に設けられた第
1,第2の位置決め穴8i,8jと光軸方向において嵌
合することにより、駆動部1とレンズ鏡筒8の光軸に直
交する面内での位置決めが行われる。駆動部1に設けら
れた第1,第2,第3の取り付けフック2,3,4の係
合爪2a、3a、4aはレンズ鏡筒8に設けられた第
1,第2,第3の取り付け部8f,8g,8hと係合
し、駆動部がレンズ鏡筒8に固定される。ここで、駆動
部1とレンズ鏡筒8の間に光軸方向において両者を引き
離す方向に付勢する付勢手段若しくは付勢部材を設ける
と、駆動部1とレンズ鏡筒8の光軸方向のガタの影響を
無くすことができる。
【0021】レンズ鏡筒8には前記駆動部の出力ピン7
の回動範囲を光学性能上必要とされる範囲に規制するス
トッパーを兼ねた開口部8aが設けられている。レンズ
鏡筒8に駆動部1が組付けられると、レンズ鏡筒8に設
けられた開口部8aのストッパー範囲の方が、駆動部1
に設けられた開口部1aよりも狭いことにより、出力ピ
ン7はレンズ鏡筒8の開口部8aの所定の方向の端部に
つき当った状態となる。
【0022】レンズ鏡筒8の片面側には、第1,第2の
絞り羽根回転支軸8b,8cと、レール8dと、第1,
第2の絞り羽根ストッパー8k,8lと、羽根押え板固
定フック8eが設けられている。第1の絞り羽根回転支
軸8bは第1の絞り羽根9の嵌合穴と嵌合し、第1の絞
り羽根9を回転自在に軸支する。第2の絞り羽根回転支
軸8cは第2の絞り羽根10の嵌合穴10aと嵌合し、
第2の絞り羽根10を回転自在に軸支する。
【0023】レール8dは、第1,第2の絞り羽根9,
10が摺動する面であり、第1,第2の絞り羽根9,1
0の光軸方向の位置を規制する。
【0024】第1の絞り羽根9は、例えばポリエステル
フィルムをプレス加工して形成され、絞り羽根の回転中
心となる支点穴9aと、前記駆動部1の出力ピン7と嵌
合し、出力ピン7の回動に伴い絞り羽根を回転させ、絞
りを開閉させるための長穴9bが設けられている。
【0025】第2の絞り羽根10も同様に、例えばポリ
エステルフィルムをプレス加工して形成され、絞り羽根
10の回転中心となる支点穴10aと、前記駆動部1の
出力ピン7と嵌合し、出力ピン7の回動に伴い絞り羽根
を回転させ絞りを開閉させるための長穴10bが設けら
れている。
【0026】押え板12は、レンズ鏡筒8と所定のクリ
アランスを保つようにレンズ鏡筒8に固定され、絞り羽
根9,10の光軸方向の位置を規制している。
【0027】レンズ鏡筒8には、第1の羽根ストッパー
8kと第2の羽根ストッパー8lが設けられており、前
記第1,第2の絞り羽根9,10と押え板12を組み立
てた状態で、図1の(a)に示す状態からレンズ鏡筒8
を反時計回り方向に90°回転させ、駆動部1の取り付
く位置が上に来るようにすると、第1の絞り羽根9は自
重で支点穴9aを中心として回転し、羽根先端部9cが
レンズ鏡筒8の第1の羽根ストッパー8kにつき当った
位置に位置決めされる。また同様に第2の絞り羽根10
は自重で支点穴10aを中心として回転し、羽根先端部
10cがレンズ鏡筒8の第2の羽根ストッパー8lにつ
き当った位置に位置決めされる。第1,第2の絞り羽根
の先端部9c,10cがレンズ鏡筒8の第1,第2の羽
根ストッパー8k,8lにつき当った状態は、光量調節
の略最小絞り若しくは全閉位置と一致している。
【0028】次に駆動部1の組み立て状態及び組み立て
過程について図1の(b),(c)により説明する。
【0029】図1(b),(c)は、レンズ鏡筒8に、
駆動部1と第1,第2の絞り羽根9,10と、押え板1
2を組み立てた状態を示す図である。
【0030】駆動部1の第1の位置決めピン5は、レン
ズ鏡筒8の第1の位置決め穴8iと嵌合し、同様に駆動
部1の第2の位置決めピン6はレンズ鏡筒8の第2の位
置決め穴8jと嵌合しており、駆動部1はレンズ鏡筒8
と光軸と直交する方向の位置決めが成されている。駆動
部1のバネ性を有する第1,第2,第3の取りつけフッ
ク2,3,4は、前述のようにレンズ鏡筒8の第1,第
2,第3の取り付け部8f,8g,8hと係合し、駆動
部1はレンズ鏡筒8に固定されている。
【0031】駆動部1の出力ピン7は第1,第2の絞り
羽根9,10の長穴9b,10bと嵌合している。ここ
で、駆動部1の第1,第2の位置決めピン5,6とレン
ズ鏡筒8の第1,第2の位置決め穴8i,8jとの嵌合
長をX、駆動部1の出力ピン7の先端と第1の絞り羽根
9の駆動部側の面との距離である。出力ピン7の余裕長
さをY、駆動部1の第1,第2,第3のフック2,3,
4の係合爪2a、3a、4aの先端部に設けられた斜面
がレンズ鏡筒8の壁面に当接して弾性変形することによ
りフックをチャージするために、レンズ鏡筒の取り付け
部と接する位置から、正規の組立位置までの長さである
フックかかり長さをZとすると、駆動部1及びレンズ鏡
筒8の形状はX>Y>Zとなる様になっている。
【0032】このような寸法の関係があることにより、
本実施例による光量調節装置を組み立てる際には、前述
のようにレンズ鏡筒8に第1,第2の絞り羽根9,10
と押え板12を組み付け、図1の(a)の状態から反時
計回り方向に90°回転させることで、第1、第2の絞
り羽根9,10が自重で全閉位置にある状態において、
駆動部1を光軸方向からレンズ鏡筒8に組付けて行く
と、まず駆動部1の第1,第2の位置決めピン5,6と
レンズ鏡筒8の第1,第2の位置決め穴とが嵌合すると
共に、駆動部1に内蔵される付勢手段によって駆動部1
のストッパーをかねる開口部1aの一端側に付勢されて
いた出力ピン7がディテントトルク等の付勢手段の付勢
力に抗してレンズ鏡筒8のストッパーを兼ねる開口部8
aの一端に付勢される状態となり、次に出力ピン7の先
端部が第1,第2の絞り羽根9,10の互いに重なり合
っている長穴9b,10bに対して光軸方向において一
致し、そのまま駆動部1を押し込むと出力ピン7の先端
部が該長穴9b,10bに挿入され嵌合する。
【0033】次に駆動部1の取り付けフック2,3,4
の係合爪2a、3a、4aの先端側に設けられた斜面が
レンズ鏡筒8の取り付け部8f,8g,8hと接し、フ
ックがチャージされた後、それぞれのフックがレンズ鏡
筒の取り付け部8f,8g,8hと係合し、駆動部1と
レンズ鏡筒8は固定される。ここで、絞り羽根の全閉位
置に対応する出力ピン7位置を決定するストッパーは、
第1、第2の絞り羽根9、10より近接したレンズ鏡筒
8の開口部8aストッパーとして働くために駆動部1の
取り付け位置と絞り羽根が光軸方向で離れていても確実
に出力ピン7と、第1、第2の絞り羽根9、10の嵌合
が行われると共に所定の全閉若しくはを含む最小絞り位
置が決定される。
【0034】さらに、第1、第2の位置決めピン5、6
とレンズ鏡筒8が嵌合した後に、出力ピン7と第1、第
2の絞り羽根9、10が嵌合し、その後第1、第2、第
3の取り付けフック2、3、4のチャージが行われるの
で、第1、第2の位置決めピン5、6と第1、第2の位
置決め穴8i、8jのクリアランスが比較的大きく、第
1、第2、第3の取り付けフック2、3、4をチャージ
する力によって駆動部1とレンズ鏡筒8の相対的な位置
が狂いやすい場合でも出力ピン7によって第1、第2の
絞り羽根9、10を傷つけたりすることなし確実な組立
を行うことができる。
【0035】また、第1、第2の位置決めピン5、6と
第1、第2の位置決め穴8i、8jのクリアランスを小
さくする等の手段で駆動部1とレンズ鏡筒8の相対位置
がしっかりと決る場合には、各部の寸法はX>Z>Yと
しても良い。
【0036】次に図2により本実施例による光量調節装
置の出力ピンの先端形状及びその製造方法について説明
する。
【0037】図2において、7は出力ピン、7aは第1
のテーパー部、7bはストレート形状の嵌合部、7cは
第2のテーパー部、7dは先端曲面部である。
【0038】第1のテーパー部7a及び前記した第1、
第2の絞り羽根の長穴9b,10bと嵌合する嵌合部7
bは、第1の型70aにより形状が決定され、第2のテ
ーパー部7cは第2の型70bにより形状が決定され、
先端曲面部7dはイジェクターピン70cにより形状が
決定される。第1の型70aと第2の型70bは互いに
固定され、イジェクターピン70cは第1,第2の型7
0a,70bに対し可動となっており、出力ピンの成形
終了後出力ピンを型から押し出す役割り有している。
【0039】イジェクターピン70cの先端部は、出力
ピン7の先端形状が第2のテーパー部7cと滑らかにつ
ながる曲面形状にできるようになっている。
【0040】またイジェクターピンの径Dは前述の組立
て手順において、第1、第2の絞り羽根9,10が自重
で所定の位置に位置決めされた状態において、各部の寸
法のバラツキ及びクリアランスの設定によって生じる第
1、第2の絞り羽根9、10の長穴9b,10bの重な
りによる開口の位置のバラツキ及び出力ピンの先端位置
のバラツキ等を考慮に入れ、相対的な位置が一致しない
場合ににも第1、第2の絞り羽根9、10の長穴9b,
10bの重なりによる開口に入るような径寸法に設定さ
れている。
【0041】次に図3により本実施例の駆動部1につい
て説明する。
【0042】図3に図示した本実施例の駆動部は、鉄芯
と2極に着磁された永久磁石を有するローターを有し、
前述した出力ピンを所定の回転方向に付勢する手段は、
無通電状態において、該鉄芯と該永久磁石に作用するデ
ィテントトルクによって、ローターが所定の位置に戻る
ようにしたものである。
【0043】ここで、該付勢手段により所定位置に戻る
方向を例えば絞り羽根の閉じ方向とし、通電制御により
適正光量を得るようにしている。なお、ローターをバネ
により所定方向に戻すようにしてもよい。
【0044】図3において、21は永久磁石、22はス
テーター、23はコイル、24はアーム軸、25は第1
のケース、26は第2のケース、27はローターの位置
を検出するホール素子であり、この種の光量調節装置に
おいては、該ホール素子の出力信号を電気的に微分して
得られる前記ロータの回転速度信号をもとに制御が行わ
れる。
【0045】永久磁石21は2極に着磁されており、ア
ーム軸24の回転軸部24aに接着、圧入等の手段によ
り、着磁方向とアーム部24cの方向が所定の角度とな
る様に固定されている。アーム軸24は回転軸部24a
と出力ピン7,アーム部24cで構成され、プラスチッ
ク成形により一体で作られている。アーム軸24の回転
軸部24aの両端部には嵌合部24bと24dが設けら
れている。コイル23は、ボビン23aに導線23bを
巻回して作られ、導線23bの両端は、第1,第2の端
子ピン23c,23dに電気的に接続されている。第
1,第2の端子ピン23c,23dは圧入等の手段によ
りボビン23aに固定されている。ステーター22は例
えばケイ素鋼板をプレス加工したものを積層して作ら
れ、第1,第2の伸長部22c,22dを有し、それぞ
れに永久磁石21との対向部が設けられており、この対
向部は無通電状態において、前述のアームが所定の方向
を向く様な形状になっている。ステーター22の第1の
伸長部22cには前述のコイル23が貫装される。また
ステーター22には第1,第2の位置決め穴22a,2
2bが設けられている。
【0046】第1のケース25は、例えばプラスチック
成形によって形成され、軸受穴を有する軸受部25a
(軸受穴は不図示)と第1,第2の位置決め穴25b,
25cと第1,第2の位置決めピン25d,25eを有
している。第1のケース25には、出力ピン7が回転軸
24aを中心として回転する際に通る長穴1aが設けら
れている。
【0047】第2のケース26は例えばプラスチック成
形によって作られ、軸受穴26gと、第1,第2の位置
決めピン26aと26bと、第1,第2,第3のフック
2,3,4と、第4のフック26fと第5,第6,第7
のフック26c,26d,26eを有している。アーム
軸24の第1のケース25の軸受穴及び第2のケース軸
受穴26gは夫々アーム軸24の回転軸24aの両端の
嵌合部24a1 ,24a2 と嵌合し、ローターを回転自
在に軸支する。
【0048】第2のケース26の第1,第2の位置決め
ピンはそれぞれ、ステーター22の第1,第2の位置決
め穴及び、第1のケースの第1,第2の位置決め穴25
b,25cと嵌合し、第1のケース25、ステーター2
2、第2のケース26の位置決めが行われる。第2のケ
ース26の第5,第6,第7のフックは、第1のケース
25と係合し、これにより、第1,第2のケース25,
26及びステーター22の固定が行なわれる。第2のケ
ース26の第4のフック26fは、ホール素子27を固
定する。さらに、第2のケース26の第1,第2,第3
のフック2,3,4は夫々、レンズ鏡筒8に係合し、駆
動部1をレンズ鏡筒に固定する。
【0049】また、第1のケース25には、バネ性を有
する第1,第2,第3のバネ部25f,25g,25h
が形成されており、駆動部1をフック2,3,4でレン
ズ鏡筒に固定した際に生じるガタをバネ力によって吸収
するようにしている。
【0050】図3に示した駆動部において、出力ピン2
4b、第1のケースの第1,第2の位置決めピン25
d,25e、第2のケースの第1,第2,第3のフック
2,3,4の長さが前述した図1の(c)で述べたX>
Y>ZまたはX>Z>Yの条件を満たす形状、寸法とな
っている。
【0051】次に図1に示す実施例の光量調節装置をビ
デオレンズ用のレンズ鏡筒に組み込んだ状態について、
図4により説明する。
【0052】図4において、51は第1の固定鏡筒、5
6は第1の移動鏡筒、8は第2の固定鏡筒、60は第2
の移動鏡筒、65は第3の固定鏡筒である。図4ではレ
ンズ光学系は図示していないが、第1の移動鏡筒2には
変倍レンズが、第2の移動鏡筒4にはフォーカスコンベ
ンセータレンズが夫々熱力シメ等の周知の手段により固
定されている。54,55は第1,第2のガイドバー、
57は第1のラック、62は第1のステッピングモータ
ー、52は第1のリセットセンサー、12は絞り羽根押
え板、10は第1の絞り羽根、9は第2の絞り羽根、1
は絞り装置の駆動部、58,59は第3,第4のガイド
バー、61は第2のラック、63は第2のステッピング
モーター、66は第2のリセットセンサー、53は第1
のカバー、64は第2のカバーである。
【0053】図4において、第1、第2のガイドバー5
4,55は、光軸平行に設けられそれぞれ一端部が第1
の固定鏡筒1に固定され、それぞれの他端は第2の固定
鏡筒3に固定される。第1のガイドバー54は、第1の
移動鏡筒56のスリーブ2dと嵌合し、第2のガイドバ
ー55は第1の移動鏡筒56のU溝56eと嵌合してお
り、第1,第2のガイドバー54,55により第1の移
動鏡筒56は光軸方向に移動自在に支持される。
【0054】第1の移動鏡筒56にはラック57が取り
付けられている。
【0055】第1のステッピングモーター62は、略円
弧形状をなすステーター部62aと、光軸と平行な出力
軸62bを有するローター部とを有し、出力軸62bの
先端部62cは、球状に形成されている。出力軸62b
には、所定のリードのネジが直接切られており、出力軸
の先端部62cは、第1の固定鏡筒に固定された第1の
軸受部材67の軸受穴と嵌合し、ステーター部62a
は、第2の固定鏡筒8に不図示のビスをステーター部6
2aに設けたビス止め穴62d,62e(62eは不図
示)を介して第2の固定鏡筒8のビス穴8m,8nにし
めることにより固定されている。第1の移動鏡筒56に
取り付けられたラック57は、第1のステッピングモー
ター62の出力軸62bとのかみ合い、第1のステッピ
ングモーターの回転に伴い第1の移動鏡筒56は、光軸
方向に移動させる。
【0056】第3,第4のガイドバー58,59は光軸
と平行に設けられ、夫々の一端部が第2の固定鏡筒8に
固定され、夫々の他端は、第3の固定鏡筒65に固定さ
れる。第3のガイドバー58は第2の移動鏡筒60のス
リーブ60dと嵌合し、第4のガイドバー59は第3の
移動鏡筒60のU溝60eと嵌合しており、第3、第4
のガイドバー58,59により移動鏡筒60は光軸方向
に移動自在に支持される。
【0057】第2の移動鏡筒60にはラック61が取り
付けられている。
【0058】第2のステッピングモーター63は略円弧
状をなすステーター部63aと光軸と平行な出力軸63
bを有するローター部を有し、出力軸63bの先端部に
は球状部63cが設けられている。出力軸63bには所
定のリードのネジが直接切られており、出力軸の先端の
球状部63cは、第2の固定鏡筒に固定された第2の軸
受部材68の軸受穴と嵌合し、ステーター部63aは、
第3の固定鏡筒65に不図示のビスにより固定される。
第2の移動鏡筒60に取り付けられたラック61は、第
2のステッピングモーター63の出力軸63bとかみ合
い、第2のステッピングモーター63の回転に伴い、第
2の移動鏡筒60は、光軸方向に移動される。
【0059】絞り装置の駆動部1は該駆動部1に設けた
第1、第2の位置決めめピン5,6(不図示)と第2の
固定鏡筒8に設けられた第1、第2の位置決め穴8i,
8jとがそれぞれ嵌合することにより光軸と直交する面
内での位置決めがなされ、また、駆動部1の第1,第
2,第3のフック2,3,4の係合爪2a,3a,4a
が第2の固定鏡筒8の第1,第2,第3の取り付け部8
f,8g,8hと係合することにより駆動部1は第2の
固定鏡筒8に固定される。
【0060】また、駆動部1が第2の固定鏡筒8に固定
された状態においては、図3中で説明した第1,第2,
第3のバネ部25f,25g,25hが所定量だけチャ
ージされ、駆動軸1がガタつくことのない様になってい
る。
【0061】駆動部1の第1,第2,第3のフック2,
3,4の根元には穴1bが設けられており、この穴から
不図示の治具を挿入し、第1,第2,第3のフックの係
合爪2a,3a,4aを開放することにより、駆動部1
を第2の固定鏡筒から取りはずすことができる様になっ
ている。
【0062】第1,第2の絞り羽根、9,10にはそれ
ぞれ嵌合穴9−a,10−aと長穴9−b,10−bが
設けられており、第1,第2の絞り羽根のそれぞれの嵌
合穴9−a,10−aは第2の固定鏡筒8に設けた絞り
羽根回転支軸により回転自在に軸支される。
【0063】また第1,第2の絞り羽根9,10のそれ
ぞれの長穴9−b,10−bは駆動部1の出力軸である
出力ピン7と嵌合しており、不図示の制御回路の出力が
駆動部1の入力端子23c,23dに電気的に入力され
ることにより、出力ピン7を回転すると第1,第2の絞
り羽根9,10がそれぞれの嵌合穴を中心に回転し、第
1,第2の絞り羽根の重なりにより形成される光軸上の
開口の面積が変化する様になっている。
【0064】おさえ板12は第2の固定鏡筒に固定さ
れ、第1,第2の絞り羽根9,10の光軸方向の位置を
規制する様になっている。
【0065】図4に示したレンズ鏡筒8は、光量調節装
置の地板と光学レンズやモーター等を保持する固定鏡筒
を一体的に構成したため、小型軽量なものにすることが
できる。
【0066】以上述べてきた本発明の第1の実施例にお
いては、駆動部及び絞り羽根をレンズ鏡筒に直接固定し
ていたが、光量調節装置を独立させても良い。図5は、
光量調節装置を独立してユニット化した例であり、80
は地板、81はレンズ鏡筒であり、駆動部1は地板80
に固定され、絞り羽根9,10は、地板80に設けられ
た軸(不図示)によって軸支されていて、光量調節装置
の構成要素として図1に示すレンズ鏡筒8に設けられて
いたものがこの地板80に設けられている。
【0067】このような構成にすると、光量調節装置の
みでの検査が可能になるため、製造工程内でのメインテ
ナンス性が向上する。
【0068】また、前述の第1の実施例においては、永
久磁石と鉄芯の吸引力によって出力ピンが所定の位置に
来る様な駆動部を用いたが、出力ピンを所定の位置につ
かせる手段は、バネによる力でも良いし、またコイルへ
の通電によって発生するトルクでも良い。
【0069】なお、上記した各実施例において、ユニッ
ト化された駆動部1は、レンズの後方に位置しているの
で、駆動部1のみを単独で取り外すことができ、特に、
図4,図5に示すように、駆動部1の外装ケースの後面
側に第1,第2,第3のフック2,3,4に合わせて形
成した孔部1bに治具(不図示)をレンズ後方側から差
し込んで第1,第2,第3のフック2,3,4を弾性変
形させてその係合爪の係合を解除すると、駆動部1とレ
ンズ鏡筒8又は地板80から容易に取外すことができ
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の絞り羽根を取付部材にセットし、例えば取付部材を
光軸回りに所定角度回転すると複数の絞り部材は自然に
例えば閉じ位置である特定位置に回動し、駆動力伝達部
材との連結が可能な状態となる一方、駆動部材は例えば
2極着磁されたロータマグネットと一体の駆動軸を有
し、ヨークに形成された対向する磁極との関係から生じ
る無通電時のディテントトルクにより、該駆動軸に取付
けられた駆動力伝達部材動は例えば絞り羽根を閉じ方向
に向けて駆動する位置に付勢されるので、駆動部材を位
置決め手段により取付け部材に押し込むと、駆動力伝達
部材は自然と複数の絞り部材と連結されるため、ビデオ
カメラ等のメンテナンス性を向上させることができる。
【0071】また、駆動部材にはアーム部材を含む駆動
力伝達部材の第1の回動範囲を規制する第1の規制手段
を有し、また取付部材には該駆動力伝達部材の第2の回
動範囲を規制する第2の規制手段とを有していて、該第
2の回動範囲は該第1の回動範囲と等しいかあるいはそ
れ以下の回動範囲に設定されているので、駆動力伝達部
材は複数の絞り部材とのスムーズな連結が行われる。
【0072】なお、取付部材はレンズ鏡筒を構成するレ
ンズ保持部材とすることにより、ビデオカメラのズーム
レンズ等のレンズに有効に組み込むことができる。
【0073】また、駆動部材を取付部材に対して位置決
めする位置決め手段の光軸方向における嵌合長さは、駆
動力伝達部材が絞り部材との連結に要する光軸方向にお
ける嵌合余裕長よりも長くすることにより、駆動力伝達
部材と絞り部材との確実な連結が保証され、特に、アー
ム部材と、該アーム部材の端部に光軸方向に沿って延び
るピン部材とから構成されている駆動力伝達部材は、プ
ラスチック成形により該ピン部材の先端部が滑らかな曲
面になるように一体的に形成することにより、より一層
絞り部材との滑らかな連結が保証される。
【0074】他方、駆動部材と複数の絞り部材とを取付
部材の両側に夫々配置し、該駆動部材を該取付部材に押
圧することによって両者を係合方式により固定する係合
手段を有することによって、駆動部材の取付けを容易と
し、また係合手段の係合を駆動部材取付側から外せる構
成とすることにより、駆動部材をレンズ鏡筒等から容易
に取り外しすることができる。
【0075】さらに、取付け部材に設けられ、駆動力伝
達部材の第2の回動範囲を規定する第2の規制手段は、
複数の絞り部材に近接して設けられているので、開放径
や最小絞り径の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、(a)は分解斜
視図、(b),(c)は組立状態の断面図を示す。
【図2】図1の出力ピン先端形状と成形方法を示す図。
【図3】図1の駆動部の分解斜視図。
【図4】図1の光量調節装置をビデオレンズに組み付け
た状態の分解斜視図。
【図5】第2の実施例を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1…駆動部 2,3,4…フ
ック 5,6…位置決めピン 7…出力ピン 8…レンズ鏡筒 9,10…絞り
羽根 11…NDフィルター 12…羽根押え

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口径の面積を変化させるように移動可
    能に取付部材に対して組み付けられた複数の絞り部材
    と、該駆動軸に設けられた駆動力伝達部材を介して該複
    数の絞り部材に駆動力を伝達するユニット化されて該取
    付部材に取付けられた駆動部材とを有し、該複数の絞り
    部材は該駆動力伝達部材との非連結状態において該駆動
    力伝達部材との連結が可能な特定位置に自重のバランス
    変化により位置するように該取付部材に取付けられ、該
    駆動部材は該取付部材の所定位置に光軸方向における嵌
    合によって位置決めされる位置決め手段を介して取付け
    る際に該駆動力伝達部材を該複数の絞り部材の該特定位
    置に略一致するように保持する保持手段を有することを
    特徴とする光量調節装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、駆動部材にはアーム
    部材を含む駆動力伝達部材の第1の回転範囲を規制する
    第1の規制手段を有し、また取付部材には該駆動力伝達
    部材の第2の回動範囲を規制する第2の規制手段とを有
    していて、該第2の回動範囲は該第1の回動範囲と等し
    いかあるいはそれ以下の回動範囲に設定されていること
    を特徴とする光量調節装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、取付部材はレ
    ンズ鏡筒を構成するレンズ保持部材であることを特徴と
    する光量調節装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3において、駆動部材
    を取付部材に対して位置決めする位置決め手段の光軸方
    向における嵌合長さは、駆動力伝達部材が絞り部材との
    連結に要する光軸方向における嵌合余裕長よりも長いこ
    とを特徴とする光量調節装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、駆動
    力伝達部材は、アーム部材と、該アーム部材の端部に光
    軸方向に沿って延びるピン部材とから構成されていて、
    プラスチック成形により該ピン部材の先端部が滑らかな
    曲面になるように一体的に形成されていることを特徴と
    する光量調節装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4又は5において、
    駆動部材と複数の絞り部材とは取付部材の両側に夫々配
    置され、該駆動部材を該取付部材に押圧することによっ
    て両者を係合方式により固定する係合手段を有すること
    を特徴とする光量調節装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、係合手段の係合は駆
    動部材取付側から外せる構成であることを特徴とする光
    量調節装置。
  8. 【請求項8】 請求項2において、第2の規制手段は、
    複数の絞り部材に近接して設けられていることを特徴と
    する光量調節装置。
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