JPH0723414Y2 - 容器類のクランプレバー取付装置 - Google Patents
容器類のクランプレバー取付装置Info
- Publication number
- JPH0723414Y2 JPH0723414Y2 JP1988108591U JP10859188U JPH0723414Y2 JP H0723414 Y2 JPH0723414 Y2 JP H0723414Y2 JP 1988108591 U JP1988108591 U JP 1988108591U JP 10859188 U JP10859188 U JP 10859188U JP H0723414 Y2 JPH0723414 Y2 JP H0723414Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp lever
- long
- support shaft
- protrusion
- attachment device
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は密閉容器のような容器類のクランプレバーを取
付ける装置に関するものである。
付ける装置に関するものである。
(従来の技術) 密閉容器は例えば実公昭59−43238号公報に示される如
く、内部の密閉状態を保つために蓋体を容器本体に締付
けるクランプレバーを備えている。
く、内部の密閉状態を保つために蓋体を容器本体に締付
けるクランプレバーを備えている。
(技術的課題) この種の容器は合成樹脂製が普通であるが、クランプを
軸支するには強度が必要であり、樹脂成形で、そのよう
な軸受を形成するのはなかなか困難であった。
軸支するには強度が必要であり、樹脂成形で、そのよう
な軸受を形成するのはなかなか困難であった。
本考案の目的はこの種のクランプレバーを必要な強度及
び比較的簡潔な構造で軸支することができ、型成形も比
較的容易で外観も優れている容器類のクランプレバー取
付装置を提供することにある。
び比較的簡潔な構造で軸支することができ、型成形も比
較的容易で外観も優れている容器類のクランプレバー取
付装置を提供することにある。
(技術的手段) 前記目的は、容器本体を覆う蓋体の側面に沿って突出部
を設け、該突出部の両端に長短の支軸又は軸受穴を突設
し、前記突出部に嵌る切欠部を有するクランプレバーを
ほぼコ字型に形成するとともに、そのクランプレバーの
コ字型部の内側に長短の支軸を係合させる軸受穴を形成
するか、又は軸受穴に係合可能な長短の支軸を形成し、
前記長支軸を係合させるため前記切欠部を突出部よりも
幅広に設定し、それによって突出部と切欠部間に生じた
隙間を吸収するとともに、クランプレバーと係合してそ
の位置を規定する手段として長支軸側で突出部とクラン
プレバーとの間に介在する楔片を設けた構成により達成
される。
を設け、該突出部の両端に長短の支軸又は軸受穴を突設
し、前記突出部に嵌る切欠部を有するクランプレバーを
ほぼコ字型に形成するとともに、そのクランプレバーの
コ字型部の内側に長短の支軸を係合させる軸受穴を形成
するか、又は軸受穴に係合可能な長短の支軸を形成し、
前記長支軸を係合させるため前記切欠部を突出部よりも
幅広に設定し、それによって突出部と切欠部間に生じた
隙間を吸収するとともに、クランプレバーと係合してそ
の位置を規定する手段として長支軸側で突出部とクラン
プレバーとの間に介在する楔片を設けた構成により達成
される。
(実施例) 図面を参照して説明すると、1は蓋体、2はその左右両
側に突設された突出部、3は突出部2と嵌合するように
凹設された切欠部で、クランプレバー4の上部に設けら
れている。蓋体1は該クランプレバー4が容器本体5に
設けられた係合片15に係合することによって密閉状態を
保つように組合される。
側に突設された突出部、3は突出部2と嵌合するように
凹設された切欠部で、クランプレバー4の上部に設けら
れている。蓋体1は該クランプレバー4が容器本体5に
設けられた係合片15に係合することによって密閉状態を
保つように組合される。
蓋体1の側面に形成された一定の長さの突出部2はクラ
ンプレバー4の凹形の切欠部3と嵌合したときに、端部
に隙間gを生ずる。第1図、第2図の例では蓋体1の突
出部2の外端面に突出部長手方向を向きかつ前記隙間g
分だけ長さが異なる長短の支軸6、7が突設され、長支
軸6、及び短支軸7が係合する軸受穴8、9は切欠3の
対向内端面に形成されている。
ンプレバー4の凹形の切欠部3と嵌合したときに、端部
に隙間gを生ずる。第1図、第2図の例では蓋体1の突
出部2の外端面に突出部長手方向を向きかつ前記隙間g
分だけ長さが異なる長短の支軸6、7が突設され、長支
軸6、及び短支軸7が係合する軸受穴8、9は切欠3の
対向内端面に形成されている。
さらに前記レバー4の切欠3部内にはその位置規定手段
として、切欠部3に嵌る大きさを有し、かつ長支軸6が
その軸受穴8から外れるのを防ぐカバー10を突出部2に
係合させて取付け、さらにカバー10の長支軸側の端部に
前記隙間gへ介在する楔片14を一体に設けている。11は
カバー10を取付けるための係合溝で、カバー10の係合爪
12を係合させて取付ける構造を有し、カバー10は軸支部
を覆う機能を有する。位置規定手段はカバー10のみで
も、また楔片14のみでも良いが、それらを併用するとが
たつきの吸収や外観を向上するのでより効果的である。
13は上部係止片、15はその係止溝で、これらは突起部2
とカバー10間に形成される。
として、切欠部3に嵌る大きさを有し、かつ長支軸6が
その軸受穴8から外れるのを防ぐカバー10を突出部2に
係合させて取付け、さらにカバー10の長支軸側の端部に
前記隙間gへ介在する楔片14を一体に設けている。11は
カバー10を取付けるための係合溝で、カバー10の係合爪
12を係合させて取付ける構造を有し、カバー10は軸支部
を覆う機能を有する。位置規定手段はカバー10のみで
も、また楔片14のみでも良いが、それらを併用するとが
たつきの吸収や外観を向上するのでより効果的である。
13は上部係止片、15はその係止溝で、これらは突起部2
とカバー10間に形成される。
第3図、第4図の例はクランプレバー4の切欠部3の内
端面に長支軸6′及び短支軸7′を対向させて設けたも
ので、軸受穴8′、9′は蓋体1の突出部2の長手方向
の外端面に形成されている。他の構成は前記実施例と同
じで良いので符号を援用し、詳細な説明は省略する。
端面に長支軸6′及び短支軸7′を対向させて設けたも
ので、軸受穴8′、9′は蓋体1の突出部2の長手方向
の外端面に形成されている。他の構成は前記実施例と同
じで良いので符号を援用し、詳細な説明は省略する。
(作用) 上述の構成に於て、クランプレバー4は取付けるには第
2図(a)に示すようにまず長支軸6を軸受穴8に係合
させ、次に長支軸6を引抜くようにして短支軸7を他の
軸受穴9に係合させる(同図(b))。すると切欠部3
の幅は突出部2の幅よりも長短支軸6、7の差程度広く
設定されるので若干の隙間gを生ずるが、突出部2にク
ランプレバー4を取り付けることができる。さらに楔片
14を隙間g内へ介在させることにより、クランプレバー
4は定位置に規定されるので(同図(c))、クランプ
レバー4は外れるおそれなく取り付けられる。
2図(a)に示すようにまず長支軸6を軸受穴8に係合
させ、次に長支軸6を引抜くようにして短支軸7を他の
軸受穴9に係合させる(同図(b))。すると切欠部3
の幅は突出部2の幅よりも長短支軸6、7の差程度広く
設定されるので若干の隙間gを生ずるが、突出部2にク
ランプレバー4を取り付けることができる。さらに楔片
14を隙間g内へ介在させることにより、クランプレバー
4は定位置に規定されるので(同図(c))、クランプ
レバー4は外れるおそれなく取り付けられる。
第3図、第4図の例では全く同様である。
この楔片14はカバー10に設けることができ、その場合軸
支部分はカバー10により覆われるので、外部に露呈され
ずに保護され、かつ体裁感も良くなる。
支部分はカバー10により覆われるので、外部に露呈され
ずに保護され、かつ体裁感も良くなる。
(効果) 本考案は以上の如く構成され、長短の支軸を軸受穴に係
合させるだけで仮に取り付けられ、かつこの状態でも外
れず、楔片でクランプレバーの移動をなくして取り付け
を完了するものであるから組み立てが容易であり、かつ
樹脂成形に向いた簡潔な構成であるので各部分の製造も
容易であり、またクランプレバーは長短支軸が軸受穴に
係合し楔片で定位置におかれるから操作性も安定し、落
としても外れるおそれがなく、所期の密閉性を得ること
ができるという効果を発揮する。
合させるだけで仮に取り付けられ、かつこの状態でも外
れず、楔片でクランプレバーの移動をなくして取り付け
を完了するものであるから組み立てが容易であり、かつ
樹脂成形に向いた簡潔な構成であるので各部分の製造も
容易であり、またクランプレバーは長短支軸が軸受穴に
係合し楔片で定位置におかれるから操作性も安定し、落
としても外れるおそれがなく、所期の密閉性を得ること
ができるという効果を発揮する。
図面は本考案に係る容器類のクランプレバー取付装置の
実施例を示すもので、第1図は分解斜視図、第2図
(a)、(b)、(c)はレバー取付状態の説明図、第
3図は変形例の分解部分斜視図、第4図(a)、
(b)、(c)はそのレバー取付状態の説明図である。 1…蓋体、2…突出部、3…切欠部、4…クランプレバ
ー、5…容器本体、6、6′…長支軸、7、7′…短支
軸、8、8′…長支軸の軸受、9、9′…短支軸の軸
受。
実施例を示すもので、第1図は分解斜視図、第2図
(a)、(b)、(c)はレバー取付状態の説明図、第
3図は変形例の分解部分斜視図、第4図(a)、
(b)、(c)はそのレバー取付状態の説明図である。 1…蓋体、2…突出部、3…切欠部、4…クランプレバ
ー、5…容器本体、6、6′…長支軸、7、7′…短支
軸、8、8′…長支軸の軸受、9、9′…短支軸の軸
受。
Claims (3)
- 【請求項1】容器本体を覆う蓋体の側面に沿って突出部
を設け、該突出部の両端に長短の支軸又は軸受穴を突設
し、前記突出部に嵌る切欠部を有するクランプレバーを
ほぼコ字型に形成するとともに、そのクランプレバーの
コ字型部の内側に長短の支軸を係合させる軸受穴を形成
するか、又は軸受穴に係合可能な長短の支軸を形成し、
前記長支軸を係合させるため前記切欠部を突出部よりも
幅広に設定し、それによって突出部と切欠部間に生じた
隙間を吸収するとともに、クランプレバーと係合してそ
の位置を規定する手段として長支軸側で突出部とクラン
プレバーとの間に介在する楔片を設けた容器類のクラン
プレバー取付装置。 - 【請求項2】位置規定手段は、突出部に固定されたカバ
ーであり、該カバーはクランプレバーの切欠部より僅か
に幅狭く形成され軸支部を覆う形状を有する請求項第1
項記載のクランプレバー取付装置。 - 【請求項3】突出部とクランプレバー間に介在する楔片
がカバーの端部に一体的に設けられている請求項第1項
記載容器類のクランプレバー取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988108591U JPH0723414Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 容器類のクランプレバー取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988108591U JPH0723414Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 容器類のクランプレバー取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0231860U JPH0231860U (ja) | 1990-02-28 |
JPH0723414Y2 true JPH0723414Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31344074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988108591U Expired - Lifetime JPH0723414Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | 容器類のクランプレバー取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723414Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0231860Y2 (ja) * | 1985-10-28 | 1990-08-29 | ||
JP2569866Y2 (ja) * | 1994-03-22 | 1998-04-28 | 日動電工株式会社 | 可撓電線管用接続具 |
KR101049145B1 (ko) * | 2011-01-21 | 2011-07-14 | 김용진 | 밀폐 용기의 손잡이 조립체 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0523485Y2 (ja) * | 1985-07-16 | 1993-06-16 |
-
1988
- 1988-08-18 JP JP1988108591U patent/JPH0723414Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0231860U (ja) | 1990-02-28 |
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