JPH07233694A - 被破壊物の破壊装置 - Google Patents

被破壊物の破壊装置

Info

Publication number
JPH07233694A
JPH07233694A JP2717394A JP2717394A JPH07233694A JP H07233694 A JPH07233694 A JP H07233694A JP 2717394 A JP2717394 A JP 2717394A JP 2717394 A JP2717394 A JP 2717394A JP H07233694 A JPH07233694 A JP H07233694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
destruction
destroyed
metal wire
container
thin metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2717394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2894940B2 (ja
Inventor
Hiroshige Arai
浩成 荒井
Hidehiko Maehata
英彦 前畑
Hiroyuki Daiku
博之 大工
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP6027173A priority Critical patent/JP2894940B2/ja
Publication of JPH07233694A publication Critical patent/JPH07233694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2894940B2 publication Critical patent/JP2894940B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42DBLASTING
    • F42D3/00Particular applications of blasting techniques

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 被破壊物H1形成した装着穴20aに第一部
材30,30および第二部材31を取付けた破壊容器2
を装着し、エネルギー供給回路9を端子5,5に接続
し、電気エネルギーをコンデンサー13に蓄積し、放電
スイッチ12をオンすると、短時間の間に金属細線8に
電気エネルギーが供給され、金属細線8が溶融蒸発する
とともに破壊用流動物質3が気化し、第一部材30,3
0どうしを互いに離間させる方向に衝撃力が集中し、被
破壊物H1の破壊面は第二部材31の中心と金属細線8
の中心とを結んだ線X上に生じる。 【効果】 破壊用流動物質が気化し、第一部材どうしを
互いに離間させる方向に衝撃力が集中して、その衝撃力
で被破壊物を破壊したり、あるいは脆弱化させたりする
ことができるので、被破壊物の破壊方向を容易にかつ正
確に設定でき、安全性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電による衝撃エネル
ギーを用いた被破壊物の破壊装置および破壊方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図22に示すように、例えば岩盤
などの被破壊物50を破壊するための破壊装置51は、
一対の電極52,53の先端にCu,Al等からなる金
属細線54を接続し、この金属細線54に放電供給する
ために電源としてコンデンサー55を用いたものがあ
る。
【0003】そしてこの破壊装置51を用いて被破壊物
50を破壊する際は、被破壊物50の所定位置に装着穴
56を穿ち、この装着穴56に破壊用液57を満たし、
電極52,53および金属細線54を破壊用液57に浸
漬し、コンデンサー55に電気エネルギーを充電蓄積し
て金属細線54に放電供給する。すると、金属細線54
が急激に溶融蒸発化するとともに破壊用液57が気化し
てその衝撃力を受け、被破壊物50が破壊する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、被破壊
物50の上方から装着穴56を穿つ場合は、この装着穴
56に破壊用液57を満たすことができるが、同図に示
すように被破壊物50の破壊に適した位置がその側部で
あって水平な方向に装着穴56を穿つ必要がある場合
や、被破壊物50の破壊に適した位置がその下部であっ
て仰角方向に装着穴56を穿つ必要がある場合である
と、装着穴56に破壊用液57を満たすことができず、
被破壊物50の破壊が困難となる。
【0005】ところで近年、様々なイベントが開催され
るが、これに用いられるパビリオン等の仮施設的な構造
物は、多くの場合撤去期日が指定されている。そしてこ
れらの構造物を撤去する場合は、仮施設的な構造物であ
っても恒久的な構造物と同様の大がかりな規模の撤去工
事が必要であるし、またダイナマイトのように火薬を用
いた破壊方法は危険が伴う。
【0006】そこで本発明は上記課題を解決し得る被破
壊物の破壊装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、コンデンサーに一対の電極が接続
され、該両電極が金属細線を介して互いに接続され、前
記コンデンサーに予め充電蓄積した電気エネルギーを前
記電極を介して短時間で金属細線に放電供給することに
より、金属細線を急激に溶融蒸発させ、その衝撃力で被
破壊物を破壊する破壊装置において、内部に破壊用流動
物質を充填するとともに前記電極および金属細線を破壊
用流動物質に浸漬して封入した破壊容器が設けられ、該
破壊容器の外側に、第一部材と該第一部材に取付けられ
た第二部材とが設けられ、前記第一部材は第二部材より
も強度が大とされたものである。
【0008】またコンデンサーに一対の電極が接続さ
れ、該両電極が金属細線を介して互いに接続され、前記
コンデンサーに予め充電蓄積した電気エネルギーを前記
電極を介して短時間で金属細線に放電供給することによ
り、金属細線を急激に溶融蒸発させ、その衝撃力で被破
壊物を破壊する破壊装置において、内部に破壊用流動物
質を充填するとともに前記電極および金属細線を破壊用
流動物質に浸漬して封入した破壊容器が設けられ、該破
壊容器が第一部材と該第一部材に取付けられた第二部材
とから構成され、前記第一部材は第二部材よりも強度が
大とされたものである。
【0009】また破壊容器の外側に、第一部材と該第一
部材に取付けられた第二部材とが設けられるかまたは破
壊容器が第一部材と該第一部材に取付けられた第二部材
とから構成され、前記第一部材は第二部材よりも強度が
大とされ、第一部材の、被破壊物の装着穴の側壁側外周
部が円弧状に形成されたものである。
【0010】また破壊容器の外側に、第一部材と該第一
部材に取付けられた第二部材とが設けられるかまたは破
壊容器が第一部材と該第一部材に取付けられた第二部材
とから構成され、前記第一部材は第二部材よりも強度が
大とされ、第一部材の、被破壊物の装着穴の側壁側外周
部が凸状に形成されたものである。
【0011】また破壊容器の外側に、第一部材と該第一
部材に取付けられた第二部材とが設けられるかまたは破
壊容器が第一部材と該第一部材に取付けられた第二部材
とから構成され、前記第一部材は第二部材よりも強度が
大とされ、第一部材が、被破壊物の装着穴の側壁側の表
面と金属細線側の受圧面とを有し、前記表面が円弧状ま
たは凸状に形成され、前記受圧面が平面状に形成された
ものである。
【0012】
【作用】上記構成において、被破壊物に装着穴を穿ち、
この装着穴に破壊容器を装着し、所定の容量の電気エネ
ルギーをコンデンサーに蓄積して短時間の間に金属細線
に電気エネルギーを供給すると、金属細線が溶融蒸発す
るとともに破壊用流動物質が気化し、破壊容器の外側に
は、互いに取付けられた強度が異なる第一部材および第
二部材が配置されているので、破壊用流動物質が気化し
た際の衝撃力が第二部材側に働いて、被破壊物は第二部
材側から破壊したり、あるいは脆弱化する。
【0013】また破壊容器そのものを第一部材と第二部
材とから構成しているので、破壊装置全体の構成が簡単
になる。また衝撃力が円弧状の第一部材の中心に集中し
て働くことにより、第二部材側から破壊したり脆弱化す
る。
【0014】また衝撃力が第一部材の、被破壊物の装着
穴の側壁側外周部に形成した凸状に集中して働くので、
被破壊物はこの凸状側から破壊したり脆弱化する。また
第一部材の、衝撃力を受ける金属細線側の受圧面を平面
状に形成しているため、第一部材が撓んだり歪んだりす
ることがなく、所定の方向に被破壊物が破壊する。
【0015】
【実施例】以下、本発明破壊装置の実施例を図面に基づ
いて説明する。まず本発明の第一実施例における破壊装
置を、図1の第一部材および第二部材を取付けた破壊容
器の一部破断正面図、図2の第一部材および第二部材を
取付けた破壊容器の側面図、図3の平面図、図4の被破
壊物の破壊時の第一部材および第二部材の動きを示す平
面図、図5の第一部材に働く衝撃力の解析図、図6の破
壊装置の全体構成図、図7の破壊容器を被破壊物(岩
盤)に装着した状態の全体構成図に基づいて説明する。
【0016】図1および図6に示すように、本発明の第
一実施例に係る破壊装置1は、プラスチックゴム(合成
ゴム)や防水処理紙製の破壊容器2に、破壊用流動物質
3(例えば水)が充填され、前記破壊容器2の天板2a
に一対の電極棒4,4(例えばCuからなる)が、貫通
孔2bから挿入され、前記両電極棒4,4は前記天板2
aにナットB1(又はかしめ)により固定されて破壊用
流動物質3に浸漬されるとともに破壊容器2に封入され
ている。
【0017】そしてこの破壊容器2は、岩盤などの被破
壊物H1を破壊する際、その被破壊物H1に形成した装
着穴20aに装着するものである。また前記両電極棒
4,4は、その途中が電極棒4,4を平行に保持するた
めの保持部材7,7で保持され、両電極棒4,4の先端
部には、金属細線8(例えばCu,Alからなる)が、
溶接やかしめにより破壊容器2の深さ方向に直角な方向
に平行に取付けられている。
【0018】そして前記両電極棒4,4が天板2aから
突出した部分が端子5,5とされ、前記天板2aに端子
5,5に絶縁皮膜が形成されるのを防止する端子カバー
6が取り付けられている。
【0019】そして図2に示すように、破壊容器2の外
側の対向位置に、断面円弧状に形成された一対の第一部
材30,30が配置され、該第一部材30,30どうし
をその側部で取付けるための複数本の索状の第二部材3
1が設けられ、第一部材30,30は第二部材31より
破壊強度が大であり、例えば第一部材30,30は、後
述するような衝撃力に対しても破壊しない強靱な例えば
強化セラミックが用いられ、第二部材31にはプラスチ
ックゴムや弱接着材などが用いられる。
【0020】また図6に示すように、前記金属細線8に
電気エネルギーを供給するためのエネルギー供給回路9
が設けられ、該エネルギー供給回路9は、前記端子5,
5に接続された電源装置10と、該電源装置10と一方
の端子5との間に直列接続されて前記電源装置10に蓄
積する電気エネルギー量を制御するための制御回路11
と、該制御回路11と一方の端子5との間に接続された
放電スイッチ12と、前記電源装置10と両端子5,5
との間に並列接続されたコンデンサー(エネルギー蓄積
回路)13とから構成されている。
【0021】次に上記構成における被破壊物H1を用い
た破壊方法を説明すると、図7に示すように、被破壊物
H1に装着穴20aを穿ち、この装着穴20aに第一部
材30,30および第二部材31を取付けた破壊容器2
を装着する。
【0022】そして上記のエネルギー供給回路9を端子
5,5に接続し、所定の容量の電気エネルギーをコンデ
ンサー13に蓄積し、放電スイッチ12をオンする。こ
うすることにより、短時間の間に金属細線8に電気エネ
ルギーが供給され、金属細線8が溶融蒸発するとともに
破壊用流動物質3が気化し、その衝撃力で被破壊物H1
を破壊したり、あるいは脆弱化させたりすることができ
る。
【0023】この破壊時において、破壊容器2の外側に
は、脆弱な第二部材31によって取付けられた強靱な第
一部材30,30が配置されているので、図4に示すよ
うに、第一部材30,30どうしを互いに離間させる方
向に衝撃力が集中し、従って、被破壊物H1の破壊面は
第二部材31の中心と金属細線8の中心とを結んだ線X
上に生じる。
【0024】ここで、第二部材31の中心と金属細線8
の中心とを結んだ線X上に破壊面が生じる理由を図5に
基づいて詳細に説明する。図5は一方の第一部材30に
働く衝撃力を模式的に示したもので、いま円弧中心(金
属細線8の中心)Oで発生したFなる衝撃力が、点A,
B,Cのそれぞれに働く場合を考える。なお点A,Cは
線分OBに対して対称位置にある点である。
【0025】また点Bは円弧上の中心位置であり、点B
に働く衝撃力Fはy方向の成分のみであり、従って衝撃
力Fのy成分Fy=Fとなる。ところで、点Aに働く衝
撃力Fはx,y方向の成分に分解され、Fx=Fcos
θ,Fy=Fsinθとなる。同様に点CでもFx=F
cosθ,Fy=Fsinθとなる。
【0026】ここで第一部材30は図中に示す分離点
(第二部材31の中心位置)Qで容易に分離されるか
ら、y方向の衝撃力は、そのまま第一部材30に加わる
と考える。
【0027】そして第一部材30の中心点Bのx方向の
衝撃力は2Fcosθであるが、第一部材30を、この
2Fcosθなる衝撃力に充分耐え得るようその強度を
設定すると、この衝撃力は大きさが等しく向きが逆であ
るので、x方向の成分どうしが相殺されて、第一部材3
0全体では被破壊物H1がx方向に加える力はなくな
り、y方向の成分のみとなる。
【0028】同様のことが他方の第一部材30にも適用
でき、合力Fどうしが互いに反対方向、すなわち第一部
材30どうしを離間させる方向に動き、被破壊物H1の
破壊面は、第二部材31の中心と金属細線8の中心とを
結んだ線X上に生じることになる。
【0029】また図7に示すように、被破壊物H1の途
中部分(側部)を破壊する場合は、装着穴20bを水平
方向に穿ち、この装着穴20bに破壊容器2を側方から
装着し、上記と同様にして金属細線8に電気エネルギー
を供給して破壊する。
【0030】このように本発明の第一実施例によれば、
破壊容器2の外側に強靱な材質からなる第一部材30,
30と脆弱な材質からなる第二部材31とを配置したの
で、金属細線8に電気エネルギーを供給して金属細線8
が溶融蒸発する際、破壊用流動物質3が気化することに
よる衝撃力により、第二部材31の中心と金属細線8の
中心を結んだ線X上に破壊面を形成することができるの
で、第一部材30,30と第二部材31を配置する位置
に応じて、予め被破壊物H1の破壊方向を容易に設定す
ることができ、もって破壊時の安全性を向上することが
でき、また例えば一度目の破壊作業で被破壊物H1が破
壊しなかった場合でも、一度目の破壊作業で脆弱化した
方向は明らかであるので、次の破壊作業で確実に被破壊
物H1を破壊することができ、従って破壊効率を向上す
ることができる。
【0031】また図7に示すように、被破壊物H1の途
中部分に水平方向に装着穴20bを穿っても、破壊装置
1の破壊容器2にはすでに破壊用流動物質3が充填され
ているので、破壊用流動物質3が装着穴20bからこぼ
れだすといったことがない。従って被破壊物H1に穿つ
装着穴20aの方向がどのような方向であっても対応で
きる。
【0032】さらに本発明の第一実施例によれば、電気
エネルギーを供給しない限り破壊容器2が爆発すること
がないので、破壊容器2を予め被破壊物H1に埋設した
としても、ダイナマイトのように被破壊物H1の振動に
よる爆発の心配がなく安全である。
【0033】なお広範囲の被破壊物を破壊する際、複数
個の破壊装置1に電気配線を接続してこれをまとめ、各
破壊装置に一度に又は順に電気エネルギーを供給するこ
とにより、効率よく被破壊物H1を破壊することができ
る。
【0034】ところで、上記実施例では破壊容器2内に
破壊用流動物質3として水などを用いたが、これに限定
されるものではなく、水の代わりにゼラチンや寒天など
のゲル状物質を充填し、このゲル状物質に電極棒4およ
び金属細線8を浸漬するよう構成してもよい。
【0035】この場合も上記実施例と同様に、岩盤H1
に装着穴20aを形成して、この装着穴20aに、水の
代わりにゲル状物質を充填して第一部材30,30に第
二部材31を取付けた破壊容器2を装着し、所定の容量
の電気エネルギーをコンデンサー13に蓄積し、放電ス
イッチ12をオンして短時間の間に金属細線8に電気エ
ネルギーを供給することにより被破壊物H1を破壊する
ことができる。
【0036】そして、このゲル状物質を用いる破壊装置
1の場合、ゲル状物質は衝撃力の伝達速度に優れている
ので、被破壊物H1を破壊する際の破壊エネルギー効率
が良好であり、またゲル状物質は破壊容器2に充填する
作業が容易であるので、破壊装置1を容易に製造するこ
とができる。
【0037】さらに上記実施例では、岩盤を被破壊物H
1として説明したが、これに限定されるものではなく、
図8に示すように、ビルディングなどの被破壊物H2の
柱などを施工する際に、コンクリート中に上記のように
第一部材30,30および第二部材31を設けた破壊容
器2を予め所定箇所に、埋設しておき、所定期間経過後
に被破壊物H2を破壊することもできる。
【0038】この場合、端子5,5の先端を電線14で
被破壊物H2の表面にまで導出しておき、これを絶縁材
からなる端子台15に取付け、この端子台15はボルト
B2により被破壊物H2に固定し、この端子台15は端
子カバー16で覆っておく。
【0039】そして被破壊物H2の破壊時に、上記実施
例と同様にエネルギー供給回路9を端子5,5に接続
し、所定の容量の電気エネルギーをコンデンサー13に
蓄積し、放電スイッチ12をオンする。このようにする
ことにより、短時間の間に金属細線8に電気エネルギー
が供給されて、金属細線8が溶融蒸発し、破壊用流動物
質3が気化してその衝撃力で被破壊物H2を破壊した
り、脆弱化したりすることができ、破壊時の安全性を向
上することができる。
【0040】次に本発明の第二実施例に係る破壊装置1
を、図9の平面図、図10の被破壊物の破壊時の第一部
材と第二部材の動きを示す平面図に基づいて説明する。
本発明の第二実施例に係る破壊装置1は、図1および図
6で示した上記第一実施例と同様に、コンデンサー13
に一対の電極4,4が接続され、該電極4,4が金属細
線8を介して互いに接続され、前記コンデンサー13に
予め充電蓄積した電気エネルギーを前記電極4,4を介
して短時間で金属細線8に放電供給することにより、金
属細線8を急激に溶融蒸発させ、その衝撃力で被破壊物
H1を破壊するものである。
【0041】そして前記電極4,4および金属細線8が
破壊容器2に充填された破壊用流動物質3に浸漬されて
破壊容器2に封入されている。該破壊容器2は、外側部
が複数個の等しい円周角を有した円弧状の第一部材30
と、該隣り合う第一部材30どうしを取付ける第二部材
31とから構成され、第一部材30と第二部材31の材
質は、上記第一実施例と同様のものである。
【0042】なお破壊容器2の天板を構成する部材およ
び底板を構成する部材は第二部材31と同様の材質か、
プラスチックゴムや防水処理紙などの脆弱なものが用い
られている。
【0043】上記構成における破壊方法は、第一実施例
と同様に、エネルギー供給回路9を端子5,5に接続
し、所定の容量の電気エネルギーをコンデンサー13に
蓄積し、放電スイッチ12をオンする。こうすることに
より、短時間の間に金属細線8に電気エネルギーが供給
され、金属細線8が溶融蒸発するとともに破壊用流動物
質3が気化し、その衝撃力で被破壊物H1を破壊した
り、あるいは脆弱化させたりすることができる。
【0044】この場合、破壊容器2の外側部が三個の円
弧状の第一部材30と、隣り合う第一部材30どうしを
取付ける第二部材31とから構成されているので、破壊
用流動物質3が気化することによって生じる衝撃力によ
って金属細線8の中心と第二部材31の中心とを結ぶ線
X1,X2,X3上に破壊面を生じ、被破壊物H1を三
方向に破壊することができる。
【0045】このように、本発明の第二実施例によれ
ば、破壊容器2そのものを第一部材30と第二部材31
とから構成しているので、破壊装置1全体の構成を簡略
化することができるとともに、被破壊物H1の破壊方向
を容易に設定することができる。
【0046】なお上記第二実施例では、等しい円周角を
有する三個の第一部材30とこれらを取付ける三個の第
二部材31とから破壊容器2の外側部を構成したが、図
11に示すように、この破壊容器2の外側を半割りの円
弧状に形成した二個の第一部材30,30とこの第一部
材30,30どうしを取付ける二個の第二部材31とか
ら構成してもよく、この場合も破壊装置1全体の構成を
簡略化することができるとともに被破壊物H1の破壊方
向を容易に設定することができる。他の作用効果は上記
第一実施例と同様である。
【0047】次に本発明の第三実施例を、図12の斜視
図、図13の平面図、図14の破壊容器を被破壊物に装
着した状態の断面図に基づいて説明すると、これは、プ
ラスチックゴムや防水処理紙製の破壊容器2の外周部一
側(装着穴20aの側壁側外周部)が平面視L字形(く
字形)の凸形状に形成され、外周部他側が円弧状に形成
され、破壊容器2の外周部一側にその凸形状に沿って当
接する第一部材30が配置され、破壊容器2の他側に沿
って当接する第二部材31が配置され、前記第一部材3
0と第二部材31はそれぞれ上記第一実施例と同様の材
質からなっている。
【0048】また上記第一実施例と同様に破壊容器2内
には破壊用流動物質3が充填されるとともにこの破壊用
流動物質3に金属細線8を介して接続された電極4,4
が浸漬され、上記第一実施例と同様のエネルギー供給回
路9を有している。
【0049】上記構成において、図13に示すように、
金属細線8に電気エネルギーを供給することにより、発
生する衝撃力P1,P2は合成されてPとなり、このP
は第一部材30の角部分に集中して働く。
【0050】従って被破壊物H1の破壊面は図14の矢
印に示す方向に生じ、従って、第一部材30の角部を、
予め破壊しようとする方向に設置することにより、破壊
方向を容易に設定できる。
【0051】なお上記第三実施例では、破壊容器2の外
側に、破壊容器2とは別に第一部材30および第二部材
31を配置することによって破壊方向を設定するように
したが、これに限定されるものではなく、上記第二実施
例と同様に、第一部材30と第二部材31によって破壊
容器2そのものを構成してもよく、この場合、上記第二
実施例と同様に、破壊装置1全体の構成を簡略化するこ
とができる。
【0052】また本発明の第三実施例では、凸状に形成
した一個の第一部材30と、円弧状に形成した一個の第
二部材31とを設けたが、これに限定されるものではな
く、図15〜図17に示すように、凸状に形成した複数
の第一部材30,30と第一部材30,30どうしを取
付ける第二部材31とを破壊容器2の外周部に配置した
り、あるいはこれら複数の第一部材30,30、第二部
材31によって破壊容器2そのものを構成するようにし
てもよい。
【0053】なお図15に示す例によれば、凸状に形成
した二個の第一部材30,30とこれらを取付ける第二
部材31を設けたので、被破壊物H1の破壊面は第一部
材30,30の角部どうしを結んだ線X上に形成され
る。
【0054】また図16に示す例は、凸状に形成した四
個の同一形状の第一部材30を設け、これら隣り合う第
一部材30,30どうしを取付ける第二部材31を設け
たので、被破壊物H1の破壊面は対向する第一部材3
0,30の角部どうしを結んだ二方向の線X1、X2上
に形成される。
【0055】また図17に示す例は、二個の円弧状の第
一部材30,30のそれぞれの中央に鋭角的な角部を形
成したもので、この場合、図15で示した例と同様に角
部どうしを結んだ線X上に被破壊物H1の破壊面が形成
される。
【0056】なお図15〜図17に示すようにものにつ
いては、いずれも第一部材30および第二部材31を破
壊容器2の外周部に配置してもよいし、第一部材30お
よび第二部材31によって破壊容器2を構成するように
いてもよい。いずれの場合も、第一部材30,30を装
着穴20aに設置する方向に応じて、被破壊物H1の破
壊面が生じる方向を予め、容易に設定できる。
【0057】次に本発明の第四実施例を、図18の破壊
容器を装着穴に装着した状態の平面図、図19の被破壊
物の破壊時の第一部材と第二部材の動きを示す平面図に
基づいて説明する。
【0058】これは、第一実施例と同様に破壊容器2に
破壊用流動物質3が充填され、該破壊用流動物質3に金
属細線8によって接続された一対の金属細線8が浸漬さ
れ、この一対の電極4,4にはエネルギー供給回路9が
接続されている。そして第一部材30が被破壊物H1の
装着穴20aの側壁側の表面と、破壊容器2に封入され
た金属細線8側の破壊容器2の外周面に接してその接線
方向に沿う受圧面とを有し、前記表面が円弧状に形成さ
れ、前記受圧面が平面状に形成され、隣り合う第一部材
30,30どうしが第二部材31で取付けられたもので
ある。
【0059】上記構成における破壊方法は、被破壊物H
1に装着穴20aを形成し、この装着穴20aに第一部
材30および第二部材31を設けた破壊容器2を装着し
て金属細線8に電気エネルギーを供給すると、第一部材
30のうち衝撃力を受ける金属細線8側の受圧面を破壊
容器2の外周面の接線方向に沿う平面状に形成している
ため受圧面全体が衝撃力を受け、表面は破壊容器2の中
心側からの衝撃力を受けない。そして図19に示すよう
に金属細線8の中心と、第二部材31の中心とを結んだ
線X1,X2,X3の方向に破壊容器2の破壊面が生じ
る。
【0060】このように本発明の第四実施例によれば、
衝撃力を受ける金属細線8側の受圧面を、破壊容器2の
外周面の接線方向に沿う平面状に形成することにより、
衝撃力をこの受圧面で受けるので、表面には破壊容器2
の中心側からの衝撃力が働かず、従って第一部材30全
体を円弧状に形成した場合に比べて、第一部材30の表
面の撓みや歪みが極めて少なく、従って、第一部材30
の配置位置に応じて正確に被破壊物H1の破壊面の方向
を設定することができ、また第一部材30全体を円弧状
に形成した場合に比べて強度の低い材質であっても衝撃
力に耐え得るように対応できる。
【0061】なお上記第四実施例では第一部材30の、
被破壊物H1の装着穴20aの側壁側の表面を円弧状に
形成したが、これに限定されるものではなく、図20に
示すように、被破壊物H1の装着穴20aの側壁側の表
面を、折曲した角部を有する形状(断面三角形)に形成
して、複数の第一部材30どうしを第二部材31で取付
けたり、図21に示すように、被破壊物H1の、装着穴
20aの側壁側の先端部を小径の円形に形成して、この
ように形成した複数の第一部材30どうしを第二部材3
1で取付けるようにしてもよく、この場合も第一部材3
0の配置位置に応じて正確に被破壊物H1の破壊面の方
向を設定でき、第一部材30全体を円弧状に形成した場
合に比べて強度の低い材質であっても対応できる。
【0062】さらに上記第四実施例では破壊容器2の外
周部に第一部材30,30と第二部材31とを設けた
が、破壊容器2そのものを第一部材30,30と第二部
材31とによって構成してもよく、この場合、破壊装置
1全体の構成を簡略化することができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
おける破壊装置は、破壊容器に流動物質を充填している
ので、被破壊物に水平方向や仰角方向に装置装着用の装
着穴を穿つ必要がある場合であっても、破壊用流動物質
が装着穴からこぼれ出してしまうことがなく、あらゆる
方向の装着穴に容易に装着することができる。
【0064】また破壊容器の外側には、強度の異なる第
一部材および第二部材を配置し、第一部材を高強度とし
て円弧状に形成したので、金属細線が溶融蒸発して破壊
用流動物質が気化する際の衝撃力が第二部材側に働き、
被破壊物を第二部材側から破壊させたり脆弱化したりす
ることができ、従って、装着穴に対する第一部材および
第二部材の設置位置によって、被破壊物の破壊方向を予
め容易に設定することができ、もって被破壊物の破壊時
の安全性を向上することができる。
【0065】また破壊容器そのものを強度を異にした第
一部材と第二部材とから構成しているので、装着穴に対
する第一部材および第二部材の設置位置によって、被破
壊物の破壊方向を予め容易に設定することができるとと
もに、破壊容器の外側に第一部材および第二部材を設け
たものに比べて、破壊装置全体の構成を簡単にすること
ができる。
【0066】また第一部材の、被破壊物の装着穴の側壁
側外周部を凸状に形成することにより、金属細線の中心
と凸状部分を結んだ方向に衝撃力が集中するので、第一
部材側から被破壊物が破壊され、従って、被破壊物の破
壊方向を予め容易に設定できるとともに破壊効率を向上
することができる。
【0067】また第一部材の金属細線側の受圧面を平面
状に形成することにより、衝撃力を受圧面で受けて、第
一部材の表面には破壊容器の中心からの衝撃力は働かな
いので、第一部材を円弧状に形成してこの円弧状面を受
圧面とした場合に比べて撓みや歪みが極めて少なく、従
って、被破壊物の破壊方向を容易にかつ極めて正確に設
定することができ、第一部材の撓みや歪みが極めて少な
くなることから、円弧状に形成した第一部材に比べて強
度の低い材質を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す破壊装置の第一部材
および第二部材を取付けた破壊容器の一部破断正面図で
ある。
【図2】同じく第一部材および第二部材を取付けた破壊
容器の側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく被破壊物の破壊時の第一部材および第二
部材の動きを示す平面図である。
【図5】同じく第一部材に働く衝撃力の解析図である。
【図6】同じく破壊装置の全体構成図である。
【図7】同じく破壊容器を被破壊物(岩盤)に装着した
状態の全体構成図である。
【図8】同じく破壊容器を別の被破壊物に装着した状態
の全体構成図である。
【図9】本発明の第二実施例を示す被破壊物の破壊装置
の被破壊物の平面図である。
【図10】同じく被破壊物の破壊時の第一部材と第二部
材の動きを示す平面図である。
【図11】同じく破壊容器の全体斜視図である。
【図12】本発明の第三実施例を示す破壊容器の全体斜
視図である。
【図13】同じく第一部材に働く衝撃力の解析図であ
る。
【図14】同じく破壊容器を被破壊物に装着した状態の
断面図である。
【図15】第三実施例の変形例を示す被破壊物の破壊装
置の第一部材および第二部材の平面図である。
【図16】第三実施例の変形例を示す被破壊物の破壊装
置の第一部材および第二部材の平面図である。
【図17】第三実施例の変形例を示す被破壊物の破壊装
置の第一部材および第二部材の平面図である。
【図18】本発明の第四実施例を示す被破壊物の破壊容
器を装着穴に装着した状態の平面図である。
【図19】同じく被破壊物の破壊時の第一部材と第二部
材の動きを示す平面図である。
【図20】第四実施例の変形例を示す被破壊物の破壊装
置の第一部材の平面図である。
【図21】第四実施例の変形例を示す被破壊物の破壊装
置の第一部材の平面図である。
【図22】従来の被破壊物の破壊装置の破壊容器を装着
穴に装着した状態の全体構成図である。
【符号の説明】
1 破壊装置 2 破壊容器 3 破壊用流動物質 4 電極棒 5 端子 8 金属細線 9 エネルギー供給回路 10 電源装置 11 制御回路 12 放電スイッチ 13 コンデンサー 20a 装着穴 30 第一部材 31 第二部材 H1 岩盤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサーに一対の電極が接続され、
    該両電極が金属細線を介して互いに接続され、前記コン
    デンサーに予め充電蓄積した電気エネルギーを前記電極
    を介して短時間で金属細線に放電供給することにより、
    金属細線を急激に溶融蒸発させ、その衝撃力で被破壊物
    を破壊する破壊装置において、内部に破壊用流動物質を
    充填するとともに前記電極および金属細線を破壊用流動
    物質に浸漬して封入した破壊容器が設けられ、該破壊容
    器の外側に、第一部材と該第一部材に取付けられた第二
    部材とが設けられ、前記第一部材は第二部材よりも強度
    が大とされたことを特徴とする被破壊物の破壊装置。
  2. 【請求項2】 コンデンサーに一対の電極が接続され、
    該両電極が金属細線を介して互いに接続され、前記コン
    デンサーに予め充電蓄積した電気エネルギーを前記電極
    を介して短時間で金属細線に放電供給することにより、
    金属細線を急激に溶融蒸発させ、その衝撃力で被破壊物
    を破壊する破壊装置において、内部に破壊用流動物質を
    充填するとともに前記電極および金属細線を破壊用流動
    物質に浸漬して封入した破壊容器が設けられ、該破壊容
    器が第一部材と該第一部材に取付けられた第二部材とか
    ら構成され、前記第一部材は第二部材よりも強度が大と
    されたことを特徴とする被破壊物の破壊装置。
  3. 【請求項3】 第一部材の、被破壊物の装着穴の側壁側
    外周部が円弧状に形成されたことを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の被破壊物の破壊装置。
  4. 【請求項4】 第一部材の、被破壊物の装着穴の側壁側
    外周部が凸状に形成されたことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の被破壊物の破壊装置。
  5. 【請求項5】 第一部材が、被破壊物の装着穴の側壁側
    の表面と金属細線側の受圧面とを有し、前記表面が円弧
    状または凸状に形成され、前記受圧面が平面状に形成さ
    れたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の被
    破壊物の破壊装置。
JP6027173A 1994-02-25 1994-02-25 被破壊物の破壊装置 Expired - Lifetime JP2894940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6027173A JP2894940B2 (ja) 1994-02-25 1994-02-25 被破壊物の破壊装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6027173A JP2894940B2 (ja) 1994-02-25 1994-02-25 被破壊物の破壊装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07233694A true JPH07233694A (ja) 1995-09-05
JP2894940B2 JP2894940B2 (ja) 1999-05-24

Family

ID=12213678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6027173A Expired - Lifetime JP2894940B2 (ja) 1994-02-25 1994-02-25 被破壊物の破壊装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2894940B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998029622A1 (fr) * 1996-12-27 1998-07-09 Hitachi Zosen Corporation Dispositif de concassage a impacts et a decharge
WO1998054425A1 (fr) * 1997-05-30 1998-12-03 Hitachi Zosen Corporation Appareil et procede de destruction, et element de support utilise dans ce procede
WO2000022372A1 (fr) * 1998-10-12 2000-04-20 Hitachi Zosen Corporation Appareil de rupture et procede de rupture
US6457778B1 (en) * 1999-03-02 2002-10-01 Korea Accelerator And Plasma Research Association Electro-power impact cell for plasma blasting
JP2007024430A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Hitachi Zosen Corp 放電衝撃破壊装置
JP2009119326A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Takao Koiwa 破砕カートリッジおよび破砕カートリッジによる岩盤あるいはコンクリート構造物の破砕方法
JP2009144451A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Hitachi Zosen Corp 放電破壊装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998029622A1 (fr) * 1996-12-27 1998-07-09 Hitachi Zosen Corporation Dispositif de concassage a impacts et a decharge
US6318268B1 (en) 1996-12-27 2001-11-20 Hitachi Zosen Corporation Demolishing apparatus using discharge impulse
US6279477B1 (en) 1997-05-30 2001-08-28 Hitachi Zosen Corporation Destroying apparatus and method, and holding member for use in that method
WO1998054425A1 (fr) * 1997-05-30 1998-12-03 Hitachi Zosen Corporation Appareil et procede de destruction, et element de support utilise dans ce procede
US6431074B2 (en) 1997-05-30 2002-08-13 Hitachi Zosen Corporation Blasting apparatus, blasting method and retainer member used for the blasting method
EP1046880A1 (en) * 1998-10-12 2000-10-25 Hitachi Zosen Corporation Breaking apparatus and breaking method
EP1046880A4 (en) * 1998-10-12 2000-12-06 Hitachi Shipbuilding Eng Co BREAKING APPARATUS AND BREAKING METHOD
US6389973B1 (en) 1998-10-12 2002-05-21 Hitachi Zosen Corporation Blasting apparatus and blasting method
WO2000022372A1 (fr) * 1998-10-12 2000-04-20 Hitachi Zosen Corporation Appareil de rupture et procede de rupture
US6457778B1 (en) * 1999-03-02 2002-10-01 Korea Accelerator And Plasma Research Association Electro-power impact cell for plasma blasting
JP2007024430A (ja) * 2005-07-20 2007-02-01 Hitachi Zosen Corp 放電衝撃破壊装置
JP4660305B2 (ja) * 2005-07-20 2011-03-30 日立造船株式会社 放電衝撃破壊装置
JP2009119326A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Takao Koiwa 破砕カートリッジおよび破砕カートリッジによる岩盤あるいはコンクリート構造物の破砕方法
JP2009144451A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Hitachi Zosen Corp 放電破壊装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2894940B2 (ja) 1999-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07233694A (ja) 被破壊物の破壊装置
JPH07145698A (ja) 被破壊物の破壊装置および破壊方法
JP2894938B2 (ja) 被破壊物の破壊装置および破壊方法
JP3373133B2 (ja) 破壊装置および破壊方法
JP2980512B2 (ja) 被破壊物の破壊方法
JP3128550B2 (ja) 破壊装置
JP3107718B2 (ja) 被破壊物の破壊方法
JP2894963B2 (ja) 被破壊物の破壊装置
US6318268B1 (en) Demolishing apparatus using discharge impulse
JP2894945B2 (ja) 被破壊物の破壊方法
JP3770663B2 (ja) 被破壊物の破壊方法
JP2000220997A (ja) 放電衝撃破壊装置
JP3373131B2 (ja) 破壊方法
JP3328162B2 (ja) 放電衝撃破壊装置
JPH1113293A (ja) 破壊方法
JP3167277B2 (ja) 破壊方法
JP3093132B2 (ja) 被破壊物の破壊装置
JP3888732B2 (ja) 破壊方法
JPH0938950A (ja) 被破壊物の破壊装置
JP3888735B2 (ja) 破壊方法
JP3773306B2 (ja) 被破壊物の破壊方法
JP3688203B2 (ja) 破壊方法
JP3888733B2 (ja) 破壊方法
JP3888734B2 (ja) 破壊方法
JP4090123B2 (ja) 破壊装置および破壊方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110305

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110305

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120305

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120305

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305