JPH07232793A - パネル組立式タンク用ステーブロック取付構造 - Google Patents

パネル組立式タンク用ステーブロック取付構造

Info

Publication number
JPH07232793A
JPH07232793A JP6021113A JP2111394A JPH07232793A JP H07232793 A JPH07232793 A JP H07232793A JP 6021113 A JP6021113 A JP 6021113A JP 2111394 A JP2111394 A JP 2111394A JP H07232793 A JPH07232793 A JP H07232793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stay
side wall
block
tank
stave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6021113A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Sunaoka
栄 砂岡
Osamu Masuoka
修 増岡
Yukio Koda
幸男 国府田
Koji Tsukamoto
幸二 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP6021113A priority Critical patent/JPH07232793A/ja
Publication of JPH07232793A publication Critical patent/JPH07232793A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 防錆性能に優れ、応力腐食割れの心配がな
く、ステーの長さ調節が容易なパネル組立式タンク用ス
テーブロック取付構造を提供することを目的とする。 【構成】 パネル組立式タンク側壁の補強に用いるス
テーブロックの取付構造において、対向する両側の縁に
折曲片をもったステー取付板と、対向する両側の縁に折
曲片をもった側壁当接板からなり、該ステー取付板の折
曲片のない両縁から折曲片の突出している方向とは逆の
方向に接続片を延ばし、該接続片の端部に該ステー取付
板と平行且つ折曲片の突出方向が該ステー取付板と同一
になるように該側壁当接板の折曲片のない一辺を取付た
ステーブロックに、両端にねじ部を持ったステーをナッ
トによって該ステー取付板に接続し、該側壁当接板をス
テーブロック用パッキンを介して水封ボルトで側壁に取
り付けることを特徴とするパネル組立式タンク用ステー
ブロック取付構造を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル組立式タンク用
ステーブロックの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にパネル組立式タンク(以下タンク
という)は、図5に示すように、方形の受圧面16の周
縁に接合縁17を設けた金属又は合成樹脂等によって形
成された単位体パネル2をパッキンを介して組立ボルト
により締結し底壁13、側壁14、天井壁15を形成し
て造られる。前記のようにして組み立てられたタンク
は、高層建築物の屋上や地下に設置され受水槽として使
用されたり、時には貯湯槽としても使用される。
【0003】実際にタンクに水を入れると側壁14は、
水圧によりたわみ、全体としてタンクがふくらんだよう
な状態となるので、たわみを防止するため以下のような
方法がとられていた。
【0004】図5に示すように、タンクの対向する側壁
14の間をステー3によって補強をする。ステー3を側
壁14に固定するに際しては、側壁14にブロック状の
ステー固定具(以下ステーブロック4という)を水封ボ
ルト7にて固定し、該ステーブロック4にステー3の端
を固定する。
【0005】ここで用いられるステーブロック4は、図
6に示すように側壁当接板10の対向する両側の縁を折
曲させて折曲片5を形成し、折曲片5間に立壁6を該側
壁当接板10及び該折曲片5に溶接によって接合したも
のが使用される。またステー3は該ステー3の端部に平
板22を溶接し、該平板22をステーブロック4の立壁
6にボルトによって締結される。ステーブロック4は、
水封ボルト7により受圧面16に固定され、更にタンク
外側より押さえ板8により補強される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし前述したような
ステーブロック取付構造には、以下に述べるような欠点
がある。 溶接部のばらつきによって、防錆性能の低下及び応力
腐食割れを起こす。 ステー3の長さの製作誤差及びタンク組立時に発生し
た側壁14間の寸法誤差をステーブロック4にて容易に
調整することができない。 ステー取付部分の量産性がなく高価である。 ステーブロック4固定部より水漏れが起こった場合、
水封ボルトの増し締めしても水封ボルト7頭部が空回り
するために、タンク内の水を一旦排水し、タンク内より
水封ボルト7頭部を固定し増し締めする必要があった。
【0007】本発明の目的は、上記のような欠点を解決
するために、溶接部分を廃止し安価なステー取付部分を
製作するとともに、水漏れが起こった場合でもタンク内
の水を排水することなく水封ボルト7の増し締めを行な
えるパネル組立式タンク用ステーブロック取付構造を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、パネル組立式
タンク側壁の補強に用いるステーブロックの取付構造に
おいて、対向する両側の縁に折曲片をもったステー取付
板と、対向する両側の縁に折曲片をもった側壁当接板か
らなり、該ステー取付板の折曲片のない両縁から折曲片
の突出している方向とは逆の方向に接続片を延ばし、該
接続片の端部に該ステー取付板と平行且つ折曲片の突出
方向が該ステー取付板と同一になるように該側壁当接板
の折曲片のない一辺を取付たステーブロックに、両端に
ねじ部を持ったステーをナットによって該ステー取付板
に接続し、該側壁当接板をステーブロック用パッキンを
介して水封ボルトで側壁に取り付けることを特徴とする
パネル組立式タンク用ステーブロック取付構造である。
【0009】
【実施例】本発明を図1、図2を用いて以下に説明す
る。図1は、本発明のパネル組立式タンク1用ステーブ
ロック4取付構造を示す内部斜視図であり、図2は図1
のA部を拡大した斜視図である。パネル組立式タンク1
の側壁14で4枚の単位体パネル2の交点の内部に、対
向する両側の縁に折曲片5をもったステー取付板11
と、対向する両側の縁に折曲片5をもった側壁当接板1
0からなり、該ステー取付板11の折曲片5のない両縁
から折曲片5の突出している方向とは逆の方向に接続片
23を延ばし、該接続片23の端部に該ステー取付板1
1と平行且つ折曲片5の突出方向が該ステー取付板11
と同一になるように該側壁当接板10の折曲片5のない
一辺を取付たステーブロック4をステーブロック用パッ
キン9を介して単位体パネル2に水封ボルト7によって
取り付けた。この時水封ボルト7に頭部形状が略四角形
のボルトを用いると、水封ボルト7が回転した際に略四
角形のボルト頭部が折曲片5に当たりそれ以上回転しな
くなる。単位体パネル2の外側に出た水封ボルト7は押
さえ板8を介してナット19によって固定した。
【0010】両端にねじ部を持ったステー3は、ナット
19によってステー取付板11に接続される。ステー3
の両端はねじ部を持つため、ステー3の長さの製作誤差
及びタンク組立時に発生した側壁14間の寸法誤差を単
位体パネル2とステー取付板11の間にできたスペース
21の範囲内において自由に調節が可能である。スペー
ス21の単位体パネル2とステー取付板11間距離は、
接続片23の長さによって決定されるが、ステーブロッ
ク4の強度から30mm乃至100mmが好ましい。ま
たステー3の断面形状を丸形とすると両端部のねじ溝が
切りやすく安価にステー3を製作することができる。
【0011】図3は、ステーブロック4の折曲片5間を
延ばし1つのステーブロック4で2本のステー3を接続
できるようにした1実施例である。また図4は、側壁当
接板10の折曲片5とステー取付板11の折曲片5を連
続させたステーブロック4の1実施例である。
【0012】
【発明の効果】本発明のパネル組立式タンク用ステーブ
ロック取付構造は、前記のような構造のため以下のよう
な効果を持つ。 溶接部がないために防錆性能の低下が起こらず応力腐
食割れもない。 従来にはなかったスペース21を設けたことにより、
ステー3の長さ調節を容易に行なえるようになった。 溶接の必要性がないために安価に製作でき量産するこ
とができる。 水封ボルト7の頭部形状を略四角形にすることによ
り、空回りすることがなくなり、タンク内の水を一旦排
出しなくても増し締めすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネル組立式タンク用ステーブロック
取付構造を示す内部斜視図である。
【図2】本発明のステー及びステーブロック取付部の斜
視図である。
【図3】本発明で用いるステーブロックの1実施例斜視
図である。
【図4】本発明で用いるステーブロックの図3とは別の
1実施例斜視図である。
【図5】従来のステー及びステーブロック取付部の斜視
図である。
【図6】従来のパネル組立式タンク用ステーブロック取
付構造を示す内部斜視図である。
【符号の説明】
1.パネル組立式タンク 2.単位体パネ
ル 3.ステー 4.ステーブロ
ック 5.折曲片 6.立壁 7.水封ボルト 8.押さえ板 9.ステーブロック用パッキン 10.側壁当接板 11.ステー取付板 12.ねじ部 13.底壁 14.側壁 15.天井壁 16.受圧面 17.接合縁 18.ボルト 19.ナット 20.溶接部 21.スペース 22.平板 23.接続片
フロントページの続き (72)発明者 塚本 幸二 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立化 成工業株式会社結城工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル組立式タンク側壁の補強に用いる
    ステーブロックの取付構造において、対向する両側の縁
    に折曲片をもったステー取付板と、対向する両側の縁に
    折曲片をもった側壁当接板からなり、該ステー取付板の
    折曲片のない両縁から折曲片の突出している方向とは逆
    の方向に接続片を延ばし、該接続片の端部に該ステー取
    付板と平行且つ折曲片の突出方向が該ステー取付板と同
    一になるように該側壁当接板の折曲片のない一辺を取付
    たステーブロックに、両端にねじ部を持ったステーをナ
    ットによって該ステー取付板に接続し、該側壁当接板を
    ステーブロック用パッキンを介して水封ボルトで側壁に
    取り付けることを特徴とするパネル組立式タンク用ステ
    ーブロック取付構造。
  2. 【請求項2】 水封ボルトの頭部形状が略四角形である
    ことを特徴とする請求項1記載のパネル組立式タンク用
    ステーブロック取付構造。
  3. 【請求項3】 ステー断面が略丸形であることを特徴と
    する請求項1記載のパネル組立式タンク用ステーブロッ
    ク取付構造。
JP6021113A 1994-02-18 1994-02-18 パネル組立式タンク用ステーブロック取付構造 Pending JPH07232793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6021113A JPH07232793A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 パネル組立式タンク用ステーブロック取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6021113A JPH07232793A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 パネル組立式タンク用ステーブロック取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07232793A true JPH07232793A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12045836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6021113A Pending JPH07232793A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 パネル組立式タンク用ステーブロック取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07232793A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100953395B1 (ko) * 2009-05-22 2010-04-20 (주)동명산업 조립식 물탱크용 조립부
KR101453992B1 (ko) * 2014-05-12 2014-10-30 주식회사 피엘테크코리아 조립식 물탱크의 내부보강장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100953395B1 (ko) * 2009-05-22 2010-04-20 (주)동명산업 조립식 물탱크용 조립부
KR101453992B1 (ko) * 2014-05-12 2014-10-30 주식회사 피엘테크코리아 조립식 물탱크의 내부보강장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07232793A (ja) パネル組立式タンク用ステーブロック取付構造
JPH049763Y2 (ja)
JP3037072B2 (ja) 液体貯留タンク
KR200408798Y1 (ko) 콘크리트 수조 리모델링구조
KR200281017Y1 (ko) 물탱크용 볼트조립식 스테인레스 판넬
JPS6140710Y2 (ja)
KR100354719B1 (ko) 코너형 조립식 물탱크
JPS6311117Y2 (ja)
JPH067126Y2 (ja) アルミパネル補強構造
JPS5850790Y2 (ja) パネル水槽補強部の止水構造
JPS6328155Y2 (ja)
KR100350515B1 (ko) 코너형 조립식 물탱크
JPS6211819Y2 (ja)
JPH0414564Y2 (ja)
JPH0411994Y2 (ja)
JPS6140704Y2 (ja)
JPH049765Y2 (ja)
JPS5824861Y2 (ja) パネル式水槽隅角部の補強構造
JPS6117025Y2 (ja)
JPS6341471Y2 (ja)
JPS6213985Y2 (ja)
KR200195727Y1 (ko) 코너형 조립식 물탱크
JPS6013880Y2 (ja) 組立式水槽
JPH0232424B2 (ja)
JPH10169023A (ja) パネルの接合構造