JPH07232760A - トレー包装用シュリンクフィルム - Google Patents
トレー包装用シュリンクフィルムInfo
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- JPH07232760A JPH07232760A JP2429194A JP2429194A JPH07232760A JP H07232760 A JPH07232760 A JP H07232760A JP 2429194 A JP2429194 A JP 2429194A JP 2429194 A JP2429194 A JP 2429194A JP H07232760 A JPH07232760 A JP H07232760A
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Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トレーのシュリンク包装において、良好なる
緊迫性を有し、しかも、トレーを変形させないフィルム
を提供しようとするものである。更には、トレーの前後
をヒートシール方式により密封させる方法に於て、熱収
縮後に該ヒートシール部がトレーの天面に来ないような
フィルムを提供しようとするものである。 【構成】 縦方向の熱収縮率が横方向の熱収縮率よりも
大きいことを特徴とする。好ましくは、横方向の熱収縮
率が縦方向の熱収縮率の70〜95%であることを特徴
とする。又、これらフィルムがガスバリヤー性を有する
ことを特徴とする。
緊迫性を有し、しかも、トレーを変形させないフィルム
を提供しようとするものである。更には、トレーの前後
をヒートシール方式により密封させる方法に於て、熱収
縮後に該ヒートシール部がトレーの天面に来ないような
フィルムを提供しようとするものである。 【構成】 縦方向の熱収縮率が横方向の熱収縮率よりも
大きいことを特徴とする。好ましくは、横方向の熱収縮
率が縦方向の熱収縮率の70〜95%であることを特徴
とする。又、これらフィルムがガスバリヤー性を有する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明のフィルムは、生鮮食品や
調理加工食品等をトレーに入れた商品のシュリンク包装
に用いられるものである。本発明におけるトレーのシュ
リンク包装とは、従来の熱収縮包装は勿論、ストレッチ
包装体を更に熱収縮をさせるストレッチシュリンク包装
も意味する。
調理加工食品等をトレーに入れた商品のシュリンク包装
に用いられるものである。本発明におけるトレーのシュ
リンク包装とは、従来の熱収縮包装は勿論、ストレッチ
包装体を更に熱収縮をさせるストレッチシュリンク包装
も意味する。
【0002】
【従来技術】従来、生鮮食品や調理加工食品等のトレー
に入れられた商品の包装は、フィルムの四方の端を引き
伸ばしながらトレーを包被し、トレーの裏面に折り返さ
れたフィルム端部を自己密着、或は、更に熱板上に押し
当ててフィルム同士を熱密着着させる包装方法、即ち、
ストレッチ包装が行われてきた。又、最近では、上記ス
トレッチ包装体のフィルムに更に緊迫性を付与させるた
めに、熱収縮性を有するフィルムを用い、熱収縮トンネ
ル内を通過させる等して該フィルムを熱収縮させる包装
方法、即ち、ストレッチ・シュリンク包装が行われてき
た。
に入れられた商品の包装は、フィルムの四方の端を引き
伸ばしながらトレーを包被し、トレーの裏面に折り返さ
れたフィルム端部を自己密着、或は、更に熱板上に押し
当ててフィルム同士を熱密着着させる包装方法、即ち、
ストレッチ包装が行われてきた。又、最近では、上記ス
トレッチ包装体のフィルムに更に緊迫性を付与させるた
めに、熱収縮性を有するフィルムを用い、熱収縮トンネ
ル内を通過させる等して該フィルムを熱収縮させる包装
方法、即ち、ストレッチ・シュリンク包装が行われてき
た。
【0003】しかし、フィルムの四方の端を引き伸ばし
ながらトレーに密着させるストレッチ包装では、高速包
装が不可能で、大量商品の包装には不向きであった。そ
こで、高速包装が可能なように連続して包装できるスト
レッチ包装方法も開発された。即ち、フィルムの両端を
引っ張ってトレーに密着させながら筒状体を形成し、該
フィルム両端の重ね合わせ部をヒートシールするか、或
は、自己密着させ、しかも、トレーの前後両端部を溶断
シール等のヒートシール方式によって密封させるか、或
は、トレーの前後両端の筒状フィルムを切断し、該フィ
ルム端部をトレーの裏面に折り返して自己密着や熱板に
押し当てて熱密着させる方法等によって密封させるもの
である。所が、該方法では、フィルムの緊迫性が劣り包
装仕上がりに多少問題があった。そこで、このストレッ
チ包装方法にシュリンク工程を付与させ、高速包装が可
能なストレッチ・シュリンク包装が開発された。
ながらトレーに密着させるストレッチ包装では、高速包
装が不可能で、大量商品の包装には不向きであった。そ
こで、高速包装が可能なように連続して包装できるスト
レッチ包装方法も開発された。即ち、フィルムの両端を
引っ張ってトレーに密着させながら筒状体を形成し、該
フィルム両端の重ね合わせ部をヒートシールするか、或
は、自己密着させ、しかも、トレーの前後両端部を溶断
シール等のヒートシール方式によって密封させるか、或
は、トレーの前後両端の筒状フィルムを切断し、該フィ
ルム端部をトレーの裏面に折り返して自己密着や熱板に
押し当てて熱密着させる方法等によって密封させるもの
である。所が、該方法では、フィルムの緊迫性が劣り包
装仕上がりに多少問題があった。そこで、このストレッ
チ包装方法にシュリンク工程を付与させ、高速包装が可
能なストレッチ・シュリンク包装が開発された。
【0004】この様な高速包装が可能なストレッチ・シ
ュリンク包装や従来の熱収縮包装では、フィルムの両端
を強く引き伸ばしながらトレーに密着させるように筒状
体を形成させることは容易であるが、トレーの前後両端
部をヒートシールして密封させる際に、ヒートシール部
がトレーの前後両側面に隣接し、フィルムに緊迫性を与
えるようにヒートシールさせることや、トレーの前後両
端で切断された筒状フィルムの端部をトレーの裏面に折
り返す際に、該フィルム端を強く引き伸ばしながらトレ
ーの裏面に密着させることは困難であった。
ュリンク包装や従来の熱収縮包装では、フィルムの両端
を強く引き伸ばしながらトレーに密着させるように筒状
体を形成させることは容易であるが、トレーの前後両端
部をヒートシールして密封させる際に、ヒートシール部
がトレーの前後両側面に隣接し、フィルムに緊迫性を与
えるようにヒートシールさせることや、トレーの前後両
端で切断された筒状フィルムの端部をトレーの裏面に折
り返す際に、該フィルム端を強く引き伸ばしながらトレ
ーの裏面に密着させることは困難であった。
【0005】又、トレーの前後両端をヒートシール方式
より密封する方法に於ては、トレーの前後両側壁部に位
置するヒートシール部が、熱収縮後にトレーの天面に来
ないようにするために、該ヒートシールをトレーの前後
両端から多少離した位置で行い、トレーの下部より加熱
させる方法が採られていた。尚、トレーのシュリンク包
装は、一般に、トレーの長手方向が包装ラインの流れ方
向と一致するようになっており、しかも、トレーは、長
手方向の締め付けに対しては強く、側壁が内側に湾曲し
難いが、短手方向の締め付けに対しては弱く、側壁が内
側に湾曲し易い。
より密封する方法に於ては、トレーの前後両側壁部に位
置するヒートシール部が、熱収縮後にトレーの天面に来
ないようにするために、該ヒートシールをトレーの前後
両端から多少離した位置で行い、トレーの下部より加熱
させる方法が採られていた。尚、トレーのシュリンク包
装は、一般に、トレーの長手方向が包装ラインの流れ方
向と一致するようになっており、しかも、トレーは、長
手方向の締め付けに対しては強く、側壁が内側に湾曲し
難いが、短手方向の締め付けに対しては弱く、側壁が内
側に湾曲し易い。
【0006】そこで、トレーのシュリンク包装では、熱
収縮トンネル内での熱収縮によって包装仕上がり品に良
好なる緊迫性を生じさせるようにすると、トレーの短手
方向を締め付けるような大きな収縮応力が生じ、トレー
の長手方向の側壁を内側に湾曲させるような変形が起こ
り、商品価値を低下させていた。又、トレーの前後両端
をヒートシール方式により密封する方法に於ては、その
ヒートシール部がトレーの天面に来て見苦しくなってい
た。
収縮トンネル内での熱収縮によって包装仕上がり品に良
好なる緊迫性を生じさせるようにすると、トレーの短手
方向を締め付けるような大きな収縮応力が生じ、トレー
の長手方向の側壁を内側に湾曲させるような変形が起こ
り、商品価値を低下させていた。又、トレーの前後両端
をヒートシール方式により密封する方法に於ては、その
ヒートシール部がトレーの天面に来て見苦しくなってい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、トレーのシ
ュリンク包装において、良好なる緊迫性を有し、しか
も、トレーを変形させないトレー包装用シュリンクフィ
ルムを提供しようとするものである。更に、トレーの前
後両端をヒートシール方式により密閉する方法に於て
は、該ヒートシール部がトレーの天面に来なようなトレ
ー包装用シュリンクフィルムを提供しようとするもので
ある。特に、ガスバリヤー性を有するトレーのシュリン
ク包装において、これらの課題を解決するトレー包装用
シュリンクフィルムを提供しようとするものである。
ュリンク包装において、良好なる緊迫性を有し、しか
も、トレーを変形させないトレー包装用シュリンクフィ
ルムを提供しようとするものである。更に、トレーの前
後両端をヒートシール方式により密閉する方法に於て
は、該ヒートシール部がトレーの天面に来なようなトレ
ー包装用シュリンクフィルムを提供しようとするもので
ある。特に、ガスバリヤー性を有するトレーのシュリン
ク包装において、これらの課題を解決するトレー包装用
シュリンクフィルムを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、次のような手段を講じた。即ち、トレー
包装用シュリンクフィルムの縦方向の熱収縮率を横方向
の熱収縮率よりも大きくした。好ましくは、横方向の熱
収縮率を縦方向の熱収縮率の70〜95%とした。又、
上記トレー包装用シュリンクフィルムがガスバリヤー性
を有するようにした。
決するために、次のような手段を講じた。即ち、トレー
包装用シュリンクフィルムの縦方向の熱収縮率を横方向
の熱収縮率よりも大きくした。好ましくは、横方向の熱
収縮率を縦方向の熱収縮率の70〜95%とした。又、
上記トレー包装用シュリンクフィルムがガスバリヤー性
を有するようにした。
【0009】以下、本発明のトレー包装用シュリンクフ
ィルムについて詳細に説明する。まず、本発明のトレー
包装用シュリンクフィルムは、縦方向の熱収縮率が横方
向の熱収縮率よりも大きいことが必要である。縦方向の
熱収縮率と横方向の熱収縮率がほぼ同じであると、包装
仕上がり品に良好なる緊迫性を生じさせるように熱収縮
させると、トレーの短手方向を締め付けるような大きな
収縮応力が生じ、トレーの長手方向の側壁を内側に湾曲
させる。又、縦方向の熱収縮率が横方向の熱収縮率より
も小さいと、上記縦方向と横方向の熱収縮率がほぼ同じ
場合以上に、包装仕上がり品に良好なる緊迫性を生じさ
せるように熱収縮させると、トレーの長手方向の側壁を
内側に湾曲させる収縮応力が更に強くなる。
ィルムについて詳細に説明する。まず、本発明のトレー
包装用シュリンクフィルムは、縦方向の熱収縮率が横方
向の熱収縮率よりも大きいことが必要である。縦方向の
熱収縮率と横方向の熱収縮率がほぼ同じであると、包装
仕上がり品に良好なる緊迫性を生じさせるように熱収縮
させると、トレーの短手方向を締め付けるような大きな
収縮応力が生じ、トレーの長手方向の側壁を内側に湾曲
させる。又、縦方向の熱収縮率が横方向の熱収縮率より
も小さいと、上記縦方向と横方向の熱収縮率がほぼ同じ
場合以上に、包装仕上がり品に良好なる緊迫性を生じさ
せるように熱収縮させると、トレーの長手方向の側壁を
内側に湾曲させる収縮応力が更に強くなる。
【0010】好ましくは、横方向の熱収縮率が縦方向の
熱収縮率の70〜95%の範囲内であることが好まし
い。横方向の熱収縮率が縦方向の熱収縮率の95%を越
える場合には、包装仕上がり品に良好なる緊迫性を生じ
させるように熱収縮させると、トレーの短手方向を締め
付けるような収縮応力が生じ易く、そのため、トレーの
長手方向の側壁を内側に湾曲させる恐れがある。又、横
方向の熱収縮率が縦方向の熱収縮率の70%未満の場合
には、包装仕上がり品に良好なる緊迫性を生じさせるよ
うに熱収縮させると、トレーの長手方向を締め付けるよ
うな大きな収縮応力が生じ過ぎ、トレーの短手方向の側
壁を内側に湾曲させる危険がある。尚、本発明における
良好なる緊迫性とは、包装体の周囲全てにおいて良好な
る緊迫性を有することを意味し、どちらか一方向のみに
緊迫性を有し、他の方向には緊迫性を有しないものは良
好なる緊迫性を有するとは云わない。
熱収縮率の70〜95%の範囲内であることが好まし
い。横方向の熱収縮率が縦方向の熱収縮率の95%を越
える場合には、包装仕上がり品に良好なる緊迫性を生じ
させるように熱収縮させると、トレーの短手方向を締め
付けるような収縮応力が生じ易く、そのため、トレーの
長手方向の側壁を内側に湾曲させる恐れがある。又、横
方向の熱収縮率が縦方向の熱収縮率の70%未満の場合
には、包装仕上がり品に良好なる緊迫性を生じさせるよ
うに熱収縮させると、トレーの長手方向を締め付けるよ
うな大きな収縮応力が生じ過ぎ、トレーの短手方向の側
壁を内側に湾曲させる危険がある。尚、本発明における
良好なる緊迫性とは、包装体の周囲全てにおいて良好な
る緊迫性を有することを意味し、どちらか一方向のみに
緊迫性を有し、他の方向には緊迫性を有しないものは良
好なる緊迫性を有するとは云わない。
【0011】尚、ポリアミド樹脂層やエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物層を有するガスバリヤー性のトレ
ー包装用シュリンクフィルムは、ポリオレフィン系樹脂
やポリ塩化ビニル系樹脂のみからなるトレー包装用シュ
リンクフィルムより遥かに収縮応力が大きい。そのた
め、このようなガスバリヤー性を有するトレー包装用シ
ュリンクフィルムにおいては、本発明の特定条件が特に
有効である。
ニル共重合体ケン化物層を有するガスバリヤー性のトレ
ー包装用シュリンクフィルムは、ポリオレフィン系樹脂
やポリ塩化ビニル系樹脂のみからなるトレー包装用シュ
リンクフィルムより遥かに収縮応力が大きい。そのた
め、このようなガスバリヤー性を有するトレー包装用シ
ュリンクフィルムにおいては、本発明の特定条件が特に
有効である。
【0012】本発明のトレー包装用シュリンクフィルム
において、縦方向の熱収縮率を横方向の熱収縮率よりも
大きくするには、一般的に、縦方向の延伸倍率を横方向
の延伸倍率よりも大きくしたり、或は、縦方向の延伸加
工を横方向の延伸加工よりも低温で行うことにより得ら
れる。
において、縦方向の熱収縮率を横方向の熱収縮率よりも
大きくするには、一般的に、縦方向の延伸倍率を横方向
の延伸倍率よりも大きくしたり、或は、縦方向の延伸加
工を横方向の延伸加工よりも低温で行うことにより得ら
れる。
【0013】次に、本発明のトレー包装用シュリンクフ
ィルムは、特に限定されるものではないが、エチレン−
酢酸ビニル共重合体やエチレン−α−オレフィン共重合
体、或は、塩化ビニル樹脂等から作られる。又、フィル
ム構成としては、上記樹脂からなる単層構成のものは勿
論であるが、上記樹脂を両外層とする多層構成のものは
色々な特性を付与させることができるので好適である。
例えば、ポリアミド樹脂やエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物等からなるガスバリヤー性樹脂層を芯層と
し、両外層を上記エチレン−酢酸ビニル共重合体やエチ
レン−α−オレフィン共重合体とした多層構成のものが
ガス充填包装等に好適である。又、本発明のトレー包装
用シュリンクフィルムの厚みとしては、特に限定される
ものではないが、生鮮食品や調理加工食品等のトレー包
装用であることから、10〜30μmが好ましい。
ィルムは、特に限定されるものではないが、エチレン−
酢酸ビニル共重合体やエチレン−α−オレフィン共重合
体、或は、塩化ビニル樹脂等から作られる。又、フィル
ム構成としては、上記樹脂からなる単層構成のものは勿
論であるが、上記樹脂を両外層とする多層構成のものは
色々な特性を付与させることができるので好適である。
例えば、ポリアミド樹脂やエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物等からなるガスバリヤー性樹脂層を芯層と
し、両外層を上記エチレン−酢酸ビニル共重合体やエチ
レン−α−オレフィン共重合体とした多層構成のものが
ガス充填包装等に好適である。又、本発明のトレー包装
用シュリンクフィルムの厚みとしては、特に限定される
ものではないが、生鮮食品や調理加工食品等のトレー包
装用であることから、10〜30μmが好ましい。
【0014】尚、本発明における熱収縮率は、120℃
の熱風で20sec加熱した際の熱収縮率を意味する。
の熱風で20sec加熱した際の熱収縮率を意味する。
【0015】
【作用】本願発明のフィルムを用いるトレーのシュリン
ク包装において、筒状に形成されたフィルムの中にトレ
ーを挿入し、トレーの前後両端を密封して包被させた段
階では、トレーの短手方向には緊迫性を有し、フィルム
に“だぶつき”を生じないようにすることは容易である
が、トレーの長手方向には緊迫性を有し、フィルムに
“だぶつき”を生じないようにすることは困難である。
更に、トレーの前後をヒートシール方式により密封させ
る方法に於ては、該ヒートシール部がトレーの天面に来
ないようにするために、トレーの長手方向に“だぶつ
き”を持たせている場合もある。
ク包装において、筒状に形成されたフィルムの中にトレ
ーを挿入し、トレーの前後両端を密封して包被させた段
階では、トレーの短手方向には緊迫性を有し、フィルム
に“だぶつき”を生じないようにすることは容易である
が、トレーの長手方向には緊迫性を有し、フィルムに
“だぶつき”を生じないようにすることは困難である。
更に、トレーの前後をヒートシール方式により密封させ
る方法に於ては、該ヒートシール部がトレーの天面に来
ないようにするために、トレーの長手方向に“だぶつ
き”を持たせている場合もある。
【0016】そこで、縦方向の熱収縮率が横方向の熱収
縮率よりも大きいフィルムを用いると、緊迫性に乏し
く、フィルムに“だぶつき”を有しているトレーの長手
方向が、熱収縮率の大きいフィルムの縦方向に当たるの
で、トレーの周囲を均一に締め付けるように熱収縮させ
ることができ、良好なる緊迫性を有する包装体が得られ
る。又、前後両端部がヒートシール方式により密封され
る方法に於て、本発明の熱収縮特性を有するフィルムを
用いると、トレーの前後両端に多少“だぶつき”を持た
せても均一な緊迫性を生じさせることができ、しかも、
トレーの前後両端に多少“だぶつき”を持たせることに
より、トレーの下部から加熱させてまず初めにトレーの
裏面を熱収縮させ、前後両端のヒートシール部を下方に
引き寄せ、その後全体を加熱させることにより、該ヒ−
トシール部がトレ−の天面に来るのを押さえることがで
きる。
縮率よりも大きいフィルムを用いると、緊迫性に乏し
く、フィルムに“だぶつき”を有しているトレーの長手
方向が、熱収縮率の大きいフィルムの縦方向に当たるの
で、トレーの周囲を均一に締め付けるように熱収縮させ
ることができ、良好なる緊迫性を有する包装体が得られ
る。又、前後両端部がヒートシール方式により密封され
る方法に於て、本発明の熱収縮特性を有するフィルムを
用いると、トレーの前後両端に多少“だぶつき”を持た
せても均一な緊迫性を生じさせることができ、しかも、
トレーの前後両端に多少“だぶつき”を持たせることに
より、トレーの下部から加熱させてまず初めにトレーの
裏面を熱収縮させ、前後両端のヒートシール部を下方に
引き寄せ、その後全体を加熱させることにより、該ヒ−
トシール部がトレ−の天面に来るのを押さえることがで
きる。
【0017】しかも、トレーの短手方向が、熱収縮率の
小さいフィルムの横方向に当たるので、変形を起こし易
いトレーの長手方向を締め付ける熱収縮応力が弱くな
り、トレーを変形させない。尚、熱収縮性フィルムにお
いて、熱収縮応力はフィルムの厚み、熱収縮率及びヤン
グ率等に比例することが知られているから、熱収縮率の
小さい方向の熱収縮応力は、熱収縮率の大きい方向の熱
収縮応力よりも小さいことは明らかである。
小さいフィルムの横方向に当たるので、変形を起こし易
いトレーの長手方向を締め付ける熱収縮応力が弱くな
り、トレーを変形させない。尚、熱収縮性フィルムにお
いて、熱収縮応力はフィルムの厚み、熱収縮率及びヤン
グ率等に比例することが知られているから、熱収縮率の
小さい方向の熱収縮応力は、熱収縮率の大きい方向の熱
収縮応力よりも小さいことは明らかである。
【0018】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの例
に何等制約されるものではない。まずはじめに、実施例
や比較例におけるフィルム物性値の測定方法、及び、ト
レーのシュリンク包装適性評価方法等について説明す
る。
明するが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの例
に何等制約されるものではない。まずはじめに、実施例
や比較例におけるフィルム物性値の測定方法、及び、ト
レーのシュリンク包装適性評価方法等について説明す
る。
【0019】フィルム物性値の測定方法 熱収縮率 試料フィルムを一辺が100mmの正方形にカットし、
該試験片を120℃にセットされた熱収縮トンネル内を
20秒間で通過させ、試験片の縦方向及び横方向の長さ
を測定し、各方向の収縮量を元の長さの割合(%)で表
した。 熱収縮応力 試料フィルムを各方向に10mm幅の短冊状にカット
し、該試験片を間隔が30mmのチャック間に応力が生
ぜず、しかも、試験片が弛まないように保持し、120
℃の雰囲気温度に設定したチャンバー内に入れ、チャッ
ク間に生じる最大荷重を単位断面積に換算した応力(k
g/cm2 )で表した。
該試験片を120℃にセットされた熱収縮トンネル内を
20秒間で通過させ、試験片の縦方向及び横方向の長さ
を測定し、各方向の収縮量を元の長さの割合(%)で表
した。 熱収縮応力 試料フィルムを各方向に10mm幅の短冊状にカット
し、該試験片を間隔が30mmのチャック間に応力が生
ぜず、しかも、試験片が弛まないように保持し、120
℃の雰囲気温度に設定したチャンバー内に入れ、チャッ
ク間に生じる最大荷重を単位断面積に換算した応力(k
g/cm2 )で表した。
【0020】トレーのシュリンク包装適性評価方法 トレーのシュリンク包装方法 310mm幅の試料フィルムの両端を重ね合わせ、該重
ね合わせ部をヒートシールして筒状を形成した。そし
て、該筒状フィルム内に150gのスライスハムを入れ
た、長手方向が190mm、短手方向が100mm、そ
して、側壁の高さが20mmのトレーを挿入し、更に、
トレーの前後両端を溶断ヒートシールした。その後、該
包装体を熱収縮トンネル内で加熱して熱収縮させた。
尚、トレーの長手方向が包装機におけるフィルムの流れ
方向となるようにした。即ち、フィルムの縦方向がトレ
ーの長手方法に、フィルムの横方向がトレーの短手方向
を包被するようにした。又、熱収縮させる前の包装体の
トレーに対する余裕率は、長手方向を15%、短手方向
を5%とした。 緊迫性 包装仕上がり品について、トレーの周囲全ての部分でフ
ィルムに緊迫性を有しているかどうかを目視により観察
し、全ての部分で緊迫性を有するものを「良」とし、一
部でも緊迫性に劣る部分がある場合には「不良」とし
た。 トレーの変形 包装仕上がり品について、トレーの変形状態を目視によ
り観察し、変形のないものを「良」、変形を生じている
ものを「不良」とした。尚。トレーの変形とは、トレー
の側壁がトレーの内側に湾曲している状態を意味する。
ね合わせ部をヒートシールして筒状を形成した。そし
て、該筒状フィルム内に150gのスライスハムを入れ
た、長手方向が190mm、短手方向が100mm、そ
して、側壁の高さが20mmのトレーを挿入し、更に、
トレーの前後両端を溶断ヒートシールした。その後、該
包装体を熱収縮トンネル内で加熱して熱収縮させた。
尚、トレーの長手方向が包装機におけるフィルムの流れ
方向となるようにした。即ち、フィルムの縦方向がトレ
ーの長手方法に、フィルムの横方向がトレーの短手方向
を包被するようにした。又、熱収縮させる前の包装体の
トレーに対する余裕率は、長手方向を15%、短手方向
を5%とした。 緊迫性 包装仕上がり品について、トレーの周囲全ての部分でフ
ィルムに緊迫性を有しているかどうかを目視により観察
し、全ての部分で緊迫性を有するものを「良」とし、一
部でも緊迫性に劣る部分がある場合には「不良」とし
た。 トレーの変形 包装仕上がり品について、トレーの変形状態を目視によ
り観察し、変形のないものを「良」、変形を生じている
ものを「不良」とした。尚。トレーの変形とは、トレー
の側壁がトレーの内側に湾曲している状態を意味する。
【0021】〔実施例1〕両外層を密度0.895g/
cm3 、メルトフローレート2.0g/10min、ブ
テン−1含有量13wt%のエチレン−ブテン共重合体
とし、芯層をメルトフローレート3.0g/10mi
n、エチレン含有量4.6wt%、密度0.89g/c
m3 のプロピレン−エチレン共重合体とし、スクリュー
口径65mmφの押出機(両外層用)とスクリュー口径
50mmφの押出機(芯層用)、及び、口径が200m
mφの二種三層の共押出用環状ダイスを用いて、チュー
ブ状共押出積層未延伸原反シートを得た。尚、得られた
積層未延伸原反シートの厚みは約170μmで、各層の
厚み比率は両外層がそれぞれ35%、芯層が30%であ
り、しかも、チューブ幅は310mmであった。
cm3 、メルトフローレート2.0g/10min、ブ
テン−1含有量13wt%のエチレン−ブテン共重合体
とし、芯層をメルトフローレート3.0g/10mi
n、エチレン含有量4.6wt%、密度0.89g/c
m3 のプロピレン−エチレン共重合体とし、スクリュー
口径65mmφの押出機(両外層用)とスクリュー口径
50mmφの押出機(芯層用)、及び、口径が200m
mφの二種三層の共押出用環状ダイスを用いて、チュー
ブ状共押出積層未延伸原反シートを得た。尚、得られた
積層未延伸原反シートの厚みは約170μmで、各層の
厚み比率は両外層がそれぞれ35%、芯層が30%であ
り、しかも、チューブ幅は310mmであった。
【0022】この積層未延伸原反シートをインフレーシ
ョン二軸延伸方法によって縦方向4.0倍、横方向3.
5倍に延伸し、その後多少の弛緩を与えながら熱固定を
行い、全体厚みが約15μmのトレー包装用シュリンク
フィルムを得た。得られたトレー包装用ストレッチフィ
ルムの物性、及び、シュリンク包装適性を表1に示し
た。
ョン二軸延伸方法によって縦方向4.0倍、横方向3.
5倍に延伸し、その後多少の弛緩を与えながら熱固定を
行い、全体厚みが約15μmのトレー包装用シュリンク
フィルムを得た。得られたトレー包装用ストレッチフィ
ルムの物性、及び、シュリンク包装適性を表1に示し
た。
【0023】
【表1】
【0024】〔実施例2〕両外層を実施例1で用いたエ
チレン−ブテン共重合体98.0重量%とモノグリセリ
ンオレート2.0重量%の混合組成物とし、芯層をメル
トフローレート3.0g/10min、ブテン−1含有
量23.0モル%、密度0.90g/cm3 のプロピレ
ン−ブテン−1共重合体とし、スクリュー口径65mm
φの押出機(両外層用)とスクリュー口径50mmφの
押出機(芯層用)、及び、口径が200mmφの二種三
層の共押出用環状ダイスを用いて、チューブ状共押出積
層未延伸原反シートを得た。尚、得られた積層未延伸原
反シートの厚みは約170μmで、各層の厚み比率は両
外層がそれぞれ35%、芯層が30%であり、しかも、
チューブ幅は300mmであった。
チレン−ブテン共重合体98.0重量%とモノグリセリ
ンオレート2.0重量%の混合組成物とし、芯層をメル
トフローレート3.0g/10min、ブテン−1含有
量23.0モル%、密度0.90g/cm3 のプロピレ
ン−ブテン−1共重合体とし、スクリュー口径65mm
φの押出機(両外層用)とスクリュー口径50mmφの
押出機(芯層用)、及び、口径が200mmφの二種三
層の共押出用環状ダイスを用いて、チューブ状共押出積
層未延伸原反シートを得た。尚、得られた積層未延伸原
反シートの厚みは約170μmで、各層の厚み比率は両
外層がそれぞれ35%、芯層が30%であり、しかも、
チューブ幅は300mmであった。
【0025】この積層未延伸原反シートをインフレーシ
ョン二軸延伸方法によって縦方向4.5倍、横方向3.
7倍に延伸し、その後多少の弛緩を与えながら熱固定を
行い、全体厚みが約15μmのトレー包装用シュリンク
フィルムを得た。得られたトレー包装用シュリンクフィ
ルムの物性、及び、ストレッチ・シュリンク包装適性を
表1に併記した。
ョン二軸延伸方法によって縦方向4.5倍、横方向3.
7倍に延伸し、その後多少の弛緩を与えながら熱固定を
行い、全体厚みが約15μmのトレー包装用シュリンク
フィルムを得た。得られたトレー包装用シュリンクフィ
ルムの物性、及び、ストレッチ・シュリンク包装適性を
表1に併記した。
【0026】〔実施例3〕両外層を実施例1で用いたエ
チレン−ブテン共重合体とし、芯層をエチレン含有量が
38モル%のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物と
し、両外層と芯層の間の中間層に無水マレン酸がグラフ
ト重合されたプロピレングラフト共重合体とし、スクリ
ュー口径65mmφの押出機(両外層用)とスクリュー
口径40mmφの押出機(芯層用)とスクリュー口径5
0mmφの押出機(両中間層)、及び、口径が200m
mφの三種五層の共押出用環状ダイスを用いて、チュー
ブ状共押出積層未延伸原反シートを得た。尚、得られた
積層未延伸原反シートの厚みは約210μmで、各層の
厚み比率は両外層がそれぞれ25%、芯層が10%、そ
して両中間層が20%で、しかも、チューブ幅は310
mmであった。
チレン−ブテン共重合体とし、芯層をエチレン含有量が
38モル%のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物と
し、両外層と芯層の間の中間層に無水マレン酸がグラフ
ト重合されたプロピレングラフト共重合体とし、スクリ
ュー口径65mmφの押出機(両外層用)とスクリュー
口径40mmφの押出機(芯層用)とスクリュー口径5
0mmφの押出機(両中間層)、及び、口径が200m
mφの三種五層の共押出用環状ダイスを用いて、チュー
ブ状共押出積層未延伸原反シートを得た。尚、得られた
積層未延伸原反シートの厚みは約210μmで、各層の
厚み比率は両外層がそれぞれ25%、芯層が10%、そ
して両中間層が20%で、しかも、チューブ幅は310
mmであった。
【0027】この積層未延伸原反シートをインフレーシ
ョン二軸延伸方法によって縦方向3.5倍、横方向3.
2倍に延伸し、その後多少の弛緩を与えながら熱固定を
行い、全体厚みが約20μmのガスバリヤー性を有する
トレー包装用シュリンクフィルムを得た。得られたトレ
ー包装用ストレッチフィルムの物性、及び、シュリンク
包装適性を表1に示した。
ョン二軸延伸方法によって縦方向3.5倍、横方向3.
2倍に延伸し、その後多少の弛緩を与えながら熱固定を
行い、全体厚みが約20μmのガスバリヤー性を有する
トレー包装用シュリンクフィルムを得た。得られたトレ
ー包装用ストレッチフィルムの物性、及び、シュリンク
包装適性を表1に示した。
【0028】〔比較例1〕インフレーション二軸延伸に
よる延伸倍率を、縦方向3.5倍、横方向3.7倍にす
る以外は、実施例1と同じ方法によって、厚みが15μ
mのトレー包装用シュリンクフィルムを得た。得られた
トレー包装用シュリンクフィルムの物性、及び、シュリ
ンク包装適性を表1に併記した。
よる延伸倍率を、縦方向3.5倍、横方向3.7倍にす
る以外は、実施例1と同じ方法によって、厚みが15μ
mのトレー包装用シュリンクフィルムを得た。得られた
トレー包装用シュリンクフィルムの物性、及び、シュリ
ンク包装適性を表1に併記した。
【0029】
【効果】本発明のトレー包装用シュリンクフィルムは、
良好なる緊迫性を有し、しかも、トレーを変形させず、
その上、トレーの両端をヒートシール方式により密封す
る方法に於ては、該ヒートシール部がトレーの天面に来
ないようにすることができるので、包装仕上がりの良好
なトレーのシュリンク包装体が得られる。特に、鮮魚や
野菜などの生鮮食品、或は、スライスハムや佃煮等の調
理加工食品等をトレーに入れ、生産地や製造現場で直接
シュリンク包装するのに最適なフィルムである。
良好なる緊迫性を有し、しかも、トレーを変形させず、
その上、トレーの両端をヒートシール方式により密封す
る方法に於ては、該ヒートシール部がトレーの天面に来
ないようにすることができるので、包装仕上がりの良好
なトレーのシュリンク包装体が得られる。特に、鮮魚や
野菜などの生鮮食品、或は、スライスハムや佃煮等の調
理加工食品等をトレーに入れ、生産地や製造現場で直接
シュリンク包装するのに最適なフィルムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 和夫 香川県丸亀市中津町1515番地 大倉工業株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 縦方向の熱収縮率が横方向の熱収縮率よ
りも大きいことを特徴とするトレー包装用シュリンクフ
ィルム。 - 【請求項2】 横方向の熱収縮率が縦方向の熱収縮率の
70〜95%であることを特徴とするトレー包装用シュ
リンクフィルム。 - 【請求項3】 ガスバリヤー性を有することを特徴とす
る請求項1乃至2のいずれかに記載のトレー包装用シュ
リンクフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2429194A JPH07232760A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | トレー包装用シュリンクフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2429194A JPH07232760A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | トレー包装用シュリンクフィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07232760A true JPH07232760A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12134075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2429194A Pending JPH07232760A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | トレー包装用シュリンクフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07232760A (ja) |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP2429194A patent/JPH07232760A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040114 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040119 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040204 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040301 |