JPH0723175Y2 - 油圧ブレーカにおける遮音装置 - Google Patents

油圧ブレーカにおける遮音装置

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JPH0723175Y2
JPH0723175Y2 JP1991057244U JP5724491U JPH0723175Y2 JP H0723175 Y2 JPH0723175 Y2 JP H0723175Y2 JP 1991057244 U JP1991057244 U JP 1991057244U JP 5724491 U JP5724491 U JP 5724491U JP H0723175 Y2 JPH0723175 Y2 JP H0723175Y2
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JP
Japan
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casing
hose
body wall
sealed
breaker
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991057244U
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English (en)
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JPH05377U (ja
Inventor
郁男 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teisaku Corp
Original Assignee
Teisaku Corp
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/96Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
    • E02F3/966Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements of hammer-type tools

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  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はコンクリート壁等の破
砕作業に使用される油圧ブレーカにおける遮音装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】油圧ブレーカによって被破砕物を破砕す
る破砕作業に際し、チゼルに対する反復衝打動作やブレ
ーカ本体の振動等によってブレーカ本体が騒音を発生す
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は破砕作業時に
油圧ブレーカのブレーカ本体自体が発生する騒音を遮断
することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の油圧ブレーカに
おける遮音装置は筒形状の胴壁部と、この胴壁部の先端
に連接されてチゼル挿通孔が貫設された前蓋部とを有
し、基端部が連結ブラケットのベース板で閉塞された中
空状のケーシング内にはブレーカ本体を、前記胴壁部に
貫設された窓部および孔部を前記胴壁部に取付けられた
カバーおよび前記孔部内に嵌挿された閉止栓によってそ
れぞれ密閉し、前記チゼル挿通孔とチゼルとの隙間を前
記ケーシング内の先端に嵌め込まれた弾性体のシール部
材によって密閉し、油圧源に接続されたホースと、この
ホースが挿通されたホース窓との隙間を弾性体の蓋板に
よって密閉した状態で、封入した構成を有する。
【0005】
【作用】ブレーカ本体が封入された中空状のケーシング
の前蓋部に貫設されたチゼル挿通口とチゼルとの隙間、
前記ケーシングの胴壁部に貫設された窓部および孔部、
ホース窓とこのホース窓に挿通されたホースとの隙間を
それぞれ密閉して前記ケーシングの内部を密封状に封鎖
し、ケーシングの内部で発生する騒音をケーシング内に
封じ込めてケーシング外への騒音の洩出を抑止する。
【0006】
【考案の効果】本考案は前記したように構成してあるの
で、ケーシングの内部で発生した騒音をケーシングおよ
びこのケーシングを密閉するシール部材,カバー,各閉
止栓,および蓋板によって遮断することができ、ブレー
カ本体自体が発生する騒音をケーシング内に封じ込めて
ケーシング内で効果的に減殺し、ケーシング外への騒音
の洩出を抑制することができる。また、ケーシングの内
部が密封されるので、ケーシングの内部へ塵埃等の侵入
を防止して防塵効果を高めることができる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の1実施例を図面にしたがって
説明する。油圧ショベルのアームの先端に取付けられて
破砕作業に使用される油圧ブレーカBにおいて、ほぼ角
柱状のブレーカ本体1には油圧で往復駆動される図示し
ないピストンが装入されたシリンダ2と、このシリンダ
2の先端に連接されたフロントキャップ3と、シリンダ
2の基端に連接されたバックキャップ4とが一連状に形
成され、ブレーカ本体1の先端には前記ピストンによっ
て反復衝打されるチゼル5が挿着されている。
【0008】ブレーカ本体1が内部に装入されたケーシ
ング6は角筒状に連接された4つの壁板を有し、先端付
近の断面積が縮小された胴壁部6aと、この胴壁部6a
の先端に連接されてチゼル5が貫挿された前蓋部6bと
によって中空状に形成され、ケーシング6の基端部は油
圧ショベルのアームの先端に連結される連結ブラケット
8のベース板8aに締結され、ケーシング6の基端部の
開口部6cはベース板8aによって覆蓋されている。
【0009】ケーシング6内の先端にはフロントキャッ
プ3とケーシング6の前蓋部6bに開設されたチゼル挿
通孔6cとの隙間を密閉する弾性体のシール部材9が嵌
め込まれている。
【0010】ブレーカ本体1の2対の側面とケーシング
6の胴壁部6aの2対の壁板との間には添え板10〜1
0がそれぞれ介座されている。
【0011】ケーシング6の胴壁部6a内の基端付近に
バックキャップ4に対向して設置された箱形状のホルダ
11は胴壁部6aに貫挿されたボルト12と、このボル
ト12に螺嵌されたナット13とによって胴壁部6aに
締結され、このホルダ11内にはホルダ11の中央部に
形成された隔壁15aの両側に配設されてボルト12が
貫挿された弾性体の制振部材14がバックキャップ4に
弾接した状態で装入されている。
【0012】ケーシング6の胴壁部6aにはブレーカ本
体1のシリンダ2に取付けられた切換弁16およびアキ
ュムレータ17と、フロントキャップ3の基端部付近
と、バックャップ4とにそれぞれ対向して窓部18〜1
8が貫設され、この各窓部18は胴壁部6aに取付けら
れたカバー19によって密閉状に閉塞されている。
【0013】カバー19は胴壁部6aの外側面に添接さ
れた蓋板19aと、この蓋板19aの両側縁にそれぞれ
直交状に連接された1対の側板19bとによって断面が
コ形状に形成され、片側の側板19bの前後端部を貫通
して胴壁部6aに貫挿された1対の連結ピン21と、こ
の両連結ピン21にそれぞれ螺嵌されたボルト22とに
よって胴壁部6aに締結されている。
【0014】ケーシング6の胴壁部6aの各壁板にはブ
レーカ本体1を組立て,修理,分解するときに必要な孔
部22〜23が貫設され、この各孔部23はこの各孔部
23に打ち込まれた合成樹脂製の閉止栓24〜24によ
って密閉されている。
【0015】連結ブラケット8のベース板8aには油圧
源と切換弁16とを接続するホース26が挿通されるホ
ース窓25が貫設されるとともに、ベース板8aの外側
面にホース窓25を閉塞した状態で取付けられた弾性体
の蓋板27の中央部にはホース26が密嵌状に挿通され
た通し孔27aが貫設され、ホース窓25とホース26
との隙間が蓋板27によって密閉されている。
【0016】ブレーカ本体1はシール部材9,カバー1
9,各閉止栓24,連結ブラケット8のベース板8aお
よび蓋板27によって密封状に封鎖されたケーシング6
内に封入されている。
【0017】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例では筒形状の胴壁部6aと、こ
の胴壁部6aの先端に連接されてチゼル挿通孔6cが貫
設された前蓋部6bとを有し、基端部が連結ブラケット
8のベース板8aで閉塞された中空状のケーシング6内
にはブレーカ本体1を、胴壁部6aに貫設された窓部1
8および孔部23を胴壁部6aに取付けられたカバー1
9および孔部23内に嵌挿された閉止栓24によってそ
れぞれ密閉し、チゼル挿通孔6cとチゼル5との隙間を
ケーシング6内の先端に嵌め込まれた弾性体のシール部
材9によって密閉し、前記ベース板8aに貫設されたホ
ース窓25と、このホース窓25に挿通されたホース2
6との隙間をベース板8aに取付けられた弾性体の蓋板
27によって密閉した状態で、封入してある。
【0018】このため、ケーシング6の内部で発生した
騒音をケーシング6およびこのケーシング6を密閉する
シール部材9,カバー19,各閉止栓24,ベース板8
aおよび蓋板27によって遮断することができ、ブレー
カ本体1自体が発生する騒音をケーシング6内に封じ込
めてケーシング6内で効果的に減殺し、ケーシング6外
への騒音の洩出を抑制することができる。
【0019】また、ケーシング6の内部がシール部材
9,カバー19,各閉止栓24,ベース板8aおよび蓋
板27によって密封されるので、ケーシング6の内部へ
塵埃等の侵入を防止して防塵効果を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す油圧ブレーカの縦断面
図である。
【図2】油圧ブレーカの平面図である。
【図3】図1のX1−X1線拡大断面図である。
【図4】図1のX2−X2線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ブレーカ本体 5 チゼル 6 ケーシング 6a 胴壁部 6b 前蓋部 8 連結ブラケット 8a ベース板 9 シール部材 18 窓部 19 カバー 23 孔部 24 閉止栓 25 ホース窓 26 ホース 27 蓋板 B 油圧ブレーカ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒形状の胴壁部と、この胴壁部の先端に
    連接されてチゼル挿通孔が貫設された前蓋部とを有し、
    基端部が連結ブラケットのベース板で閉塞された中空状
    のケーシング内にはブレーカ本体を、前記胴壁部に貫設
    された窓部および孔部を前記胴壁部に取付けられたカバ
    ーおよび前記孔部内に嵌挿された閉止栓によってそれぞ
    れ密閉し、前記チゼル挿通孔とチゼルとの隙間を前記ケ
    ーシング内の先端に嵌め込まれた弾性体のシール部材に
    よって密閉し、油圧源に接続されたホースと、このホー
    スが挿通されたホース窓との隙間を弾性体の蓋板によっ
    て密閉した状態で、封入したことを特徴とする油圧ブレ
    ーカにおける遮音装置。
JP1991057244U 1991-06-25 1991-06-25 油圧ブレーカにおける遮音装置 Expired - Lifetime JPH0723175Y2 (ja)

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JPH05377U JPH05377U (ja) 1993-01-08
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JPH05377U (ja) 1993-01-08

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