JPH0723163U - ドアロック装置のインサイドハンドル - Google Patents

ドアロック装置のインサイドハンドル

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JPH0723163U
JPH0723163U JP5487993U JP5487993U JPH0723163U JP H0723163 U JPH0723163 U JP H0723163U JP 5487993 U JP5487993 U JP 5487993U JP 5487993 U JP5487993 U JP 5487993U JP H0723163 U JPH0723163 U JP H0723163U
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JP
Japan
Prior art keywords
handle
handle portion
door lock
inside handle
lock device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5487993U
Other languages
English (en)
Inventor
正純 宮川
Original Assignee
株式会社大井製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大井製作所 filed Critical 株式会社大井製作所
Priority to JP5487993U priority Critical patent/JPH0723163U/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高級感,品質感を確保し、操作フィーリング
の向上を図る。 【構成】 回動支点となる軸孔7を有する基部9から把
手部11を延長したインサイドハンドル3において、前
記把手部11を内部が中空の中空体形状にすると共に内
部を中空とするガス注入口23を把手部11の裏面又は
外側面の基部側に設ける一方、基部側を厚肉としたこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ドアック装置のインサイドハンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドア内側に設けられるドアロック装置のインサイドハンドルは、合成 樹脂の材料で形成されており、一般的な公知例を図4に示している。
【0003】 即ち、ドア側に取付けられるエスカッション101に、取付軸103を介して インサイドハンドル105の基部107が軸架されている。基部107には、図 外のドアロック装置とロッドを介して連動連繋とし合うロッド取付用の作動レバ ー部109が設けられる一方、把手部111が延長されている。
【0004】 インサイドハンドル105の把手部111は、図7に示すように断面肉厚に形 成すると、成形時にヒケやウエルドが発生し易く、外観品質の面で不具合いが起 き易くなる。
【0005】 このために、一般には、図5に示すように断面L形状にしたり、図6に示すよ うに内部に一端が開放された肉抜き部113を設ける形状を採っている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く把手部111は、成形時の不具合いが起きないように、図5,図 6に示す手段が採用されているが、図5に示す手段にあっては、薄肉化によって 貧弱感がでるため、高級感が得られにくく、グレードの高い車種には採用しにく い。また、図6に示す手段にあっては、ボリューム感があり、品質感の面では問 題はないが、操作時に、手を掛けると肉抜き部113の開口端縁115が触れる ために違和感があり、操作フィーリングの面では望ましくない。
【0007】 そこで、この考案は、高級感、操作フィーリングの面で優れたドアロック装置 のインサイドハンドルを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、回動支点となる軸孔を有する基部か ら把手部を延長したインサイドハンドルにおいて、前記把手部を内部が中空の中 空体形状にすると共に、内部を中空とするガス注入口を把手部の裏面又は外側面 の前記基部側に設ける一方、基部側を厚肉としてある。
【0009】
【作用】
かかるインサイドハンドルによれば、ガス注入口の成形が容易になると共に把 手部は内部が中空の中空体形状となるため、ボリューム感が得られる。しかも、 操作時に把手部に触れても違和感は起こらず、操作フィーリングを損なうことも ない。
【0010】
【実施例】
以下、図1乃至図3の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0011】 図中1はエスカッション、3はインサイドハンドル、5はロックノブをそれぞ れ示している。
【0012】 エスカッション1は、合成樹脂の材料によって形成され、図外のドアインナパ ネルに取付け可能となっている。
【0013】 インサイドハンドル3は、合成樹脂の材料で形成され、回動軸点となる貫通し た軸孔7を有する基部9から把手部11が延長される一方、基部9には作動レバ ー部13が設けられた形状となっている。作動レバー部13には、図外のドアロ ック装置を連動連繋し合うロッド15が結合されている。
【0014】 また、基部9の裏側には開放された開口凹部17が設けられると共に、前記軸 孔7には、エスカッション1の軸受1a,1aによって両端支持された取付軸1 9が貫通している。これにより、取付軸19を支点としてインサイドハンドル3 の回動が可能となっている。
【0015】 基部9の開口凹部17内で、前記取付軸19には、付勢ばね21が設けられ、 付勢ばね21によって把手部11はエスカッション1に沿う姿勢に常時付勢され ている。
【0016】 なお、付勢ばね21の一端は、基部9側に、他端は取付軸21側にそれぞれ係 止されている。
【0017】 把手部11は、図2に示すように内部が中空11aの中空体形状となっていて 、図面では示していないが、基部9側が厚肉となっており、以下、把手部11の 先端へ向かって順次薄肉の形状となっている。
【0018】 把手部11の内部を中空11aにするには、インサイドハンドル3を射出成形 する際に、金型側に、合成樹脂を射出する樹脂ノズルとは別体に、不活性ガスを 注入するガス注入ノズルを設けておき、ガス注入ノズルから不活性ガスを注入す ることで形成される。この場合、把手部11の薄肉化が可能となるため、ヒケや ウエルド等の発生は認められず、しかも、ボリューム感のある中空体形状が得ら れるようになっている。
【0019】 不活性ガスが注入されるガス注入口23は、把手部11の裏面厚肉部25の領 域に設けられた形状となっているが、図1,図3鎖線で示すように外側面に設け ることも可能である。
【0020】 ロックノブ5は、合成樹脂の材料で成形され、インサイドハンドル3を取付け た取付軸19によって、インサイドハンドル3と並列にエスカッション1内に取 付けられている。ロックノブ5は、ロッド27介して図外のドアロック装置と連 動連繋し、ロックノブ5を操作することで、図外のドアロック装置の施錠・解錠 が行なえるようになっている。
【0021】 このように構成されたインサイドハンドル3によれば、把手部11は中空体形 状となっているため、ヒケやウエルドの発生は認められず、しかも、ボリューム 感によって高級感,品質感が得られるようになる。
【0022】 一方、把手部11を図3矢印イ方向に操作することで、ドアロック装置の解除 が行なえるようになる。この操作時において、把手部11は中空体となっている ため、把手部11に触れた時に異和感は起こらず、操作フィーリングを損なうこ ともない。
【0023】
【考案の効果】
以上、説明したように、この考案のドアロック装置のインサイドハンドルによ れば、把手部を中空体形状にすることができるため、高級感,品質感を向上させ ることができる。また、把手部に触れた時に何等異和感は起こらず、操作フィー リングの向上が図れるようになる。しかも、効率のよいガス注入が可能になると 共に外観品質の面でも大変好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るインサイドハンドルの斜視図。
【図2】図3のA−A線断面図。
【図3】エスカッョンにインサイドハンドルが取付けら
れた全体の説明図。
【図4】従来例を示した図3と同様の説明図。
【図5】図4のB−B線断面図。
【図6】把手部の別の断面形状を示した図5と同様の断
面図。
【図7】把手部の別の断面形状を示した図5と同様の断
面図。
【符号の説明】
3 インサイドハンドル 7 軸孔 9 基部 11 把手部 13 作動レバー部 23 ガス注入口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動支点となる軸孔を有する基部から把
    手部を延長したインサイドハンドルにおいて、前記把手
    部を、内部が中空の中空体形状にすると共に、内部を中
    空とするガス注入口を把手部の裏面又は外側面の前記基
    部側に設けたことを特徴とするドアロック装置のインサ
    イドハンドル。
  2. 【請求項2】 基部側を厚肉にしたことを特徴とする請
    求項1記載のドアロック装置のインサイドハンドル。
JP5487993U 1993-10-08 1993-10-08 ドアロック装置のインサイドハンドル Pending JPH0723163U (ja)

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JP5487993U JPH0723163U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 ドアロック装置のインサイドハンドル

Applications Claiming Priority (1)

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JP5487993U JPH0723163U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 ドアロック装置のインサイドハンドル

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JPH0723163U true JPH0723163U (ja) 1995-04-25

Family

ID=12982878

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5487993U Pending JPH0723163U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 ドアロック装置のインサイドハンドル

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JP (1) JPH0723163U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022024992A1 (ja) * 2020-07-27 2022-02-03 株式会社鳴海合金製作所 ハンドル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05177680A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Alpha:Kk 自動車用合成樹脂製部品の製造方法

Patent Citations (1)

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