JPH0723157B2 - 結束材除去装置 - Google Patents
結束材除去装置Info
- Publication number
- JPH0723157B2 JPH0723157B2 JP62303626A JP30362687A JPH0723157B2 JP H0723157 B2 JPH0723157 B2 JP H0723157B2 JP 62303626 A JP62303626 A JP 62303626A JP 30362687 A JP30362687 A JP 30362687A JP H0723157 B2 JPH0723157 B2 JP H0723157B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- roller conveyor
- roller
- binding material
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B69/00—Unpacking of articles or materials, not otherwise provided for
- B65B69/0025—Removing or cutting binding material, e.g. straps or bands
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は故紙やパルプ等の、ばらばらになる物品を結束
しているワイヤ、バンド等の結束材を、これらの物品か
ら取り除くための装置に関するものである。
しているワイヤ、バンド等の結束材を、これらの物品か
ら取り除くための装置に関するものである。
（従来の技術） 例えば、故紙やパルプ等の製紙原料は、通常、輸送に際
してばらばらにならないように金属製ワイヤ等の結束材
で適当な大きさに結束し、この結束材を加工の直前で切
断してばらした後、パルパー等の加工機械に投入してい
る。
してばらばらにならないように金属製ワイヤ等の結束材
で適当な大きさに結束し、この結束材を加工の直前で切
断してばらした後、パルパー等の加工機械に投入してい
る。
従来、物品からの結束材の除去は、まず物品をローラコ
ンベア等の移送装置の移送経路の一部に至らせ、その底
面側に設けている回転刃等の切断具により結束材の一部
を切断した後、これを入手あるいは自動機械等により上
方に引き抜いて行っている。
ンベア等の移送装置の移送経路の一部に至らせ、その底
面側に設けている回転刃等の切断具により結束材の一部
を切断した後、これを入手あるいは自動機械等により上
方に引き抜いて行っている。
（発明が解決しようとする課題） このように、従来は物品からの結束材の除去を移送装置
の移送経路上に於いて行うのであるが、物品が重かった
り、結束材が物品に深く食い込んでいるような場合に
は、物品の下敷きになって移送経路との間に挾まれてい
る結束材の部分が外れ難く、除去が困難な場合がある。
の移送経路上に於いて行うのであるが、物品が重かった
り、結束材が物品に深く食い込んでいるような場合に
は、物品の下敷きになって移送経路との間に挾まれてい
る結束材の部分が外れ難く、除去が困難な場合がある。
本発明はこのような課題を解決し、結束材を物品から確
実に除去し得るようにすることを目的とするものであ
る。
実に除去し得るようにすることを目的とするものであ
る。
（課題を解決するための手段） 上述した課題を解決するための手段を、実施例に対応す
る図面を参照して説明すると、本発明の結束材除去装置
は、物品移送装置１の移送路２の一部分に対応して、独
立した支持枠８に複数のローラ９を回転可能に支持して
成るローラコンベア部Ａを構成し、該ローラコンベア部
Ａは、上記移送装置１の支持フレーム10に支持した駆動
ローラ11上に上記ローラ９を載置して駆動する構成と
し、該ローラコンベア部Ａの下方には、物品支持用の支
持棒３を複数突設した支持体４を昇降並びに旋回可能に
設け、該支持棒３を上記支持枠８に設けた挿通孔５に挿
通させて上記ローラ９よりも上方に突出可能に構成した
ものである。
る図面を参照して説明すると、本発明の結束材除去装置
は、物品移送装置１の移送路２の一部分に対応して、独
立した支持枠８に複数のローラ９を回転可能に支持して
成るローラコンベア部Ａを構成し、該ローラコンベア部
Ａは、上記移送装置１の支持フレーム10に支持した駆動
ローラ11上に上記ローラ９を載置して駆動する構成と
し、該ローラコンベア部Ａの下方には、物品支持用の支
持棒３を複数突設した支持体４を昇降並びに旋回可能に
設け、該支持棒３を上記支持枠８に設けた挿通孔５に挿
通させて上記ローラ９よりも上方に突出可能に構成した
ものである。
（作用） 以上の構成に於いて、物品６を結束している結束材７
は、その物品６が物品移送装置１によってローラコンベ
ア部Ａまで運ばれるまでの個所に於いて、物品６の底面
側を適宜の切断機構により切断される。
は、その物品６が物品移送装置１によってローラコンベ
ア部Ａまで運ばれるまでの個所に於いて、物品６の底面
側を適宜の切断機構により切断される。
このようにして結束材７が切断された状態の物品６が移
送路２上を移動してきて、ローラコンベア部Ａの所定位
置に至ったら駆動ローラ11を止めて物品６を停止させ
る。そして停止状態に於いて結束材７を上方等に引き抜
いて除去する。こうして結束材７の除去が完全に行われ
たら再び駆動ローラ11によりローラ９を駆動して物品６
の移送を再開し、移送路２上を移動させて目的の位置ま
で移送する。この際、支持棒３は、支持体４の下降によ
りローラ９の上端よりも下方に位置させておけば、ロー
ラコンベア部Ａによる物品６の移送の支障とならない。
送路２上を移動してきて、ローラコンベア部Ａの所定位
置に至ったら駆動ローラ11を止めて物品６を停止させ
る。そして停止状態に於いて結束材７を上方等に引き抜
いて除去する。こうして結束材７の除去が完全に行われ
たら再び駆動ローラ11によりローラ９を駆動して物品６
の移送を再開し、移送路２上を移動させて目的の位置ま
で移送する。この際、支持棒３は、支持体４の下降によ
りローラ９の上端よりも下方に位置させておけば、ロー
ラコンベア部Ａによる物品６の移送の支障とならない。
このように結束材７の除去はローラコンベア部Ａ上で行
うので、物品６の支持と移送の両者を安定に行うことが
でき、また移送そして処置し得る物品６の寸法範囲も広
い。
うので、物品６の支持と移送の両者を安定に行うことが
でき、また移送そして処置し得る物品６の寸法範囲も広
い。
ローラコンベア部Ａに於ける上述の除去作業に於いて、
物品６が重かったり、結束材７が物品６に深く食い込ん
でいたりして、結束材７が引き抜き難い場合には支持体
４を上昇させる。
物品６が重かったり、結束材７が物品６に深く食い込ん
でいたりして、結束材７が引き抜き難い場合には支持体
４を上昇させる。
支持体４を上昇させると、ローラコンベア部Ａの支持枠
８の挿通孔５に挿通している複数の支持棒３が上昇して
ローラコンベア部Ａの上端面よりも上方に突出し、従っ
てこれらの支持棒３は物品６をローラコンベア部Ａ上か
ら持ち上げた状態で支持する。
８の挿通孔５に挿通している複数の支持棒３が上昇して
ローラコンベア部Ａの上端面よりも上方に突出し、従っ
てこれらの支持棒３は物品６をローラコンベア部Ａ上か
ら持ち上げた状態で支持する。
物品６はこのように複数の支持棒３によりローラコンベ
ア部Ａから浮かせた状態で支持されるので、物品６とロ
ーラコンベア部Ａにより挾まれていた結束材７も開放さ
れ、従ってこの結束材７を物品６の重さに関係なく容易
に引き抜くことができるようになる。
ア部Ａから浮かせた状態で支持されるので、物品６とロ
ーラコンベア部Ａにより挾まれていた結束材７も開放さ
れ、従ってこの結束材７を物品６の重さに関係なく容易
に引き抜くことができるようになる。
この際、支持棒３が偶然に結束材７に当たってしまう不
都合が発生する可能性もないとはいえないが、この支持
棒３による物品６の当接位置は点状に分布するので、こ
の当接位置が線状に分布するローラ９と比較して、結束
材７に当たる確率は非常に小さく、従ってこのような不
都合は実際上殆ど発生しない。
都合が発生する可能性もないとはいえないが、この支持
棒３による物品６の当接位置は点状に分布するので、こ
の当接位置が線状に分布するローラ９と比較して、結束
材７に当たる確率は非常に小さく、従ってこのような不
都合は実際上殆ど発生しない。
このように物品６を複数の支持棒３によりローラコンベ
ア部Ａから浮かせて支持している姿勢に於いては、結束
材７が物品６に深く食い込んでいる場合の工具等による
処置の一部を行うこともできる。
ア部Ａから浮かせて支持している姿勢に於いては、結束
材７が物品６に深く食い込んでいる場合の工具等による
処置の一部を行うこともできる。
しかしながら、この姿勢では完全な処置が難しい場合に
は更に支持体４を上昇させる。この上昇により支持体４
はローラコンベア部Ａの底面側に当接して、これを上昇
させる。こうしてローラコンベア部Ａが持ち上げられ、
その下端面が他の移送路２部分の上端面よりも高くなる
と、このローラコンベア部Ａは、他の移送路２部分に邪
魔されずに旋回が可能となる。こうして支持体４を旋回
させるとローラコンベア部Ａと共に、支持棒３に支持さ
せている物品６を旋回させることができ、この旋回によ
り物品６を、工具等による結束材７の処置に適切な姿勢
に順次もたらすことができる。従って結束材７が物品６
に深く食い込んでいる場合に於ける処置を、容易に、そ
して能率的に行うことができる。
は更に支持体４を上昇させる。この上昇により支持体４
はローラコンベア部Ａの底面側に当接して、これを上昇
させる。こうしてローラコンベア部Ａが持ち上げられ、
その下端面が他の移送路２部分の上端面よりも高くなる
と、このローラコンベア部Ａは、他の移送路２部分に邪
魔されずに旋回が可能となる。こうして支持体４を旋回
させるとローラコンベア部Ａと共に、支持棒３に支持さ
せている物品６を旋回させることができ、この旋回によ
り物品６を、工具等による結束材７の処置に適切な姿勢
に順次もたらすことができる。従って結束材７が物品６
に深く食い込んでいる場合に於ける処置を、容易に、そ
して能率的に行うことができる。
（実施例） 次に本発明の実施例を説明する。
図示例に於いて、駆動ローラ11はローラコンベア部Ａを
構成するローラ９の隣接する一対毎に載置支持して駆動
するように、それらの左右側に対応して回転自在に設け
ている。そしてこれらの駆動ローラ11はベルト機構やチ
ェーン機構等の回転伝達機構12により同方向に連動さ
せ、駆動モータ13により回転駆動する構成としている。
構成するローラ９の隣接する一対毎に載置支持して駆動
するように、それらの左右側に対応して回転自在に設け
ている。そしてこれらの駆動ローラ11はベルト機構やチ
ェーン機構等の回転伝達機構12により同方向に連動さ
せ、駆動モータ13により回転駆動する構成としている。
次に、移送路２の他の部分は、一部を固定式のローラコ
ンベア2aとして構成し、他はベルトコンベア2bとして構
成している。
ンベア2aとして構成し、他はベルトコンベア2bとして構
成している。
次に支持体４は、物品移送装置１の支持フレーム10の適
所に回転可能に支持した支柱14の上端に設けた水平板状
の構成としている。そして支柱14は油圧シリンダ等の伸
縮杆17により昇降させる構成とすると共に、回転伝達機
構16を介して駆動モータ15により回転させる構成として
いる。
所に回転可能に支持した支柱14の上端に設けた水平板状
の構成としている。そして支柱14は油圧シリンダ等の伸
縮杆17により昇降させる構成とすると共に、回転伝達機
構16を介して駆動モータ15により回転させる構成として
いる。
符号18はローラコンベア部Ａよりも手前側のベルトコン
ベア2bに対応して設けた光電スイッチであり、この光電
スイッチ18はベルトコンベア2bによって移送されてくる
物品６をローラコンベア部Ａの手前に於いて一時停止さ
せることにより、先行してローラコンベア部Ａにある物
品６との干渉を防止するものである。また符号19は、ロ
ーラコンベア部Ａに対応して設けた光電スイッチであ
り、この光電スイッチ19は物品６をローラコンベア部Ａ
の所定位置に停止させるものである。
ベア2bに対応して設けた光電スイッチであり、この光電
スイッチ18はベルトコンベア2bによって移送されてくる
物品６をローラコンベア部Ａの手前に於いて一時停止さ
せることにより、先行してローラコンベア部Ａにある物
品６との干渉を防止するものである。また符号19は、ロ
ーラコンベア部Ａに対応して設けた光電スイッチであ
り、この光電スイッチ19は物品６をローラコンベア部Ａ
の所定位置に停止させるものである。
（発明の効果） 本発明は以上の通り、故紙やパルプ等のばらばらになる
物品を結束しているワイヤやバンド等の結束材を、その
下側の切断により上方等に引き抜いて除去するに際し
て、物品が重い場合や、結束材が深く物品に食い込んで
いるような場合に於いても確実、容易に除去することが
でき、作業性を多いに向上し得ると共に、物品に結束材
が残留することによる次工程に於ける不都合の発生を確
実に防止し得るという効果がある。
物品を結束しているワイヤやバンド等の結束材を、その
下側の切断により上方等に引き抜いて除去するに際し
て、物品が重い場合や、結束材が深く物品に食い込んで
いるような場合に於いても確実、容易に除去することが
でき、作業性を多いに向上し得ると共に、物品に結束材
が残留することによる次工程に於ける不都合の発生を確
実に防止し得るという効果がある。
特に本発明に於いては、上述した結束材の除去をローラ
コンベア部上で行うので、物品の支持と移送の両者を安
定に行うことができ、また移送そして処置し得る物品の
寸法範囲も広いという効果がある。
コンベア部上で行うので、物品の支持と移送の両者を安
定に行うことができ、また移送そして処置し得る物品の
寸法範囲も広いという効果がある。
全図共に本発明の実施例を表したもので、第１図は全体
斜視図、第２図（ａ）、（ｂ）は夫々平面図、側面図で
あり、また第３図は要部の斜視図、第４図（ａ）、
（ｂ）、（ｃ）は動作を説明するための状態遷移図であ
る。 符号１……物品移送装置、２……移送路、３……支持
棒、４……支持体、５……挿通孔、６……物品、７……
結束材、８……支持枠、９……ローラ、10……支持フレ
ーム、11……駆動ローラ、12、16……回転伝達機構、1
3、15……駆動モータ、14……支柱、17……伸縮杆、Ａ
……ローラコンベア部。
斜視図、第２図（ａ）、（ｂ）は夫々平面図、側面図で
あり、また第３図は要部の斜視図、第４図（ａ）、
（ｂ）、（ｃ）は動作を説明するための状態遷移図であ
る。 符号１……物品移送装置、２……移送路、３……支持
棒、４……支持体、５……挿通孔、６……物品、７……
結束材、８……支持枠、９……ローラ、10……支持フレ
ーム、11……駆動ローラ、12、16……回転伝達機構、1
3、15……駆動モータ、14……支柱、17……伸縮杆、Ａ
……ローラコンベア部。
Claims (1)
- 【請求項１】物品移送装置の移送路の一部分に対応し
て、独立した支持枠に複数のローラを回転可能に支持し
て成るローラコンベア部を構成し、該ローラコンベア部
は、上記移送装置の支持フレームに支持した駆動ローラ
上に上記ローラを載置して駆動する構成とし、該ローラ
コンベア部の下方には、物品支持用の支持棒を複数突設
した支持体を昇降並びに旋回可能に設け、該支持棒を上
記支持枠に設けた挿通孔に挿通させて上記ローラよりも
上方に突出可能に構成したことを特徴とする結束材除去
装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62303626A JPH0723157B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 結束材除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62303626A JPH0723157B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 結束材除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01153439A JPH01153439A (ja) | 1989-06-15 |
| JPH0723157B2 true JPH0723157B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=17923247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62303626A Expired - Fee Related JPH0723157B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 結束材除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723157B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010221383A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Kirin Brewery Co Ltd | 集塵装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107128557A (zh) * | 2016-02-29 | 2017-09-05 | 山西百孚百富生物能源开发有限公司 | 一种秸秆移动拆解装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5759446U (ja) * | 1980-09-24 | 1982-04-08 | ||
| JPS5856657U (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車輌のシ−トベルト用アンカの取付構造 |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP62303626A patent/JPH0723157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010221383A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-07 | Kirin Brewery Co Ltd | 集塵装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01153439A (ja) | 1989-06-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |