JPH07230578A - 傘自動販売機 - Google Patents

傘自動販売機

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Publication number
JPH07230578A
JPH07230578A JP2149094A JP2149094A JPH07230578A JP H07230578 A JPH07230578 A JP H07230578A JP 2149094 A JP2149094 A JP 2149094A JP 2149094 A JP2149094 A JP 2149094A JP H07230578 A JPH07230578 A JP H07230578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
umbrella
vending machine
umbrellas
turntable
members
Prior art date
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Pending
Application number
JP2149094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Araki
康夫 荒木
Yoshiyuki Sugiura
喜幸 杉浦
Isao Sakaguchi
功 坂口
Hiroshi Sogabe
寛 曽我部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
COSMO TEKUNIKA KK
Original Assignee
COSMO TEKUNIKA KK
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Publication date
Application filed by COSMO TEKUNIKA KK filed Critical COSMO TEKUNIKA KK
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Publication of JPH07230578A publication Critical patent/JPH07230578A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】多くの傘を収納して販売能力の増加を図ること
ができ、しかも円滑に傘を供給することができ実用的で
有効な傘自動販売機を提供する。 【構成】傘自動販売機は、真っ直ぐに形成された傘2の
柄の部分21と石突部22とを支持し、上下に複数本収
納された傘を順次下方に導く案内部材3,4と、案内部
材3,4の下端に設けられた排出装置5とを備え、排出
装置5は、案内部材3,4の下端に回転盤51が回転自
在に設けられるとともに、回転盤51の周縁部には最下
に位置する傘2の柄の部分21と石突部22とが係合す
る切欠部が形成され、回転盤51の回転動作により切欠
部に係合された最下の傘2を下方に導き排出するように
構成されてなる。また、案内部材3,4と排出装置5と
が販売機本体1の奥行き方向に順次上方にずらしながら
複数配置され、各排出装置5の回転盤51が独立して回
転駆動されるよう構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、傘を販売する傘自動販
売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、傘の自動販売機としては、実開昭
63−143984号公報記載のものに見られるよう
に、傘を立てた状態で円周状に配設し、各傘の柄の部分
を施鍵し、コインの投入により施鍵を解除することで傘
を取り出すものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この自
動販売機では、設置スペースに対する傘の収納本数、す
なわち販売本数が少なく、実用的でなく有効な利用を図
ることができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の傘自動販売機
は、真っ直ぐに形成された傘の柄の部分と石突部とを支
持し、上下に複数本収納された傘を順次下方に導く案内
部材と、案内部材の下端に設けられた排出装置とを備
え、上記排出装置は、前記案内部材の下端に回転盤が回
転自在に設けられるとともに、該回転盤の周縁部には最
下に位置する傘の柄の部分と石突部とが係合する切欠部
が形成され、回転盤の回転動作により切欠部に係合され
た最下の傘を下方に導き排出するように構成されたもの
である。
【0005】また、前記案内部材と排出装置とが販売機
本体の奥行き方向に順次上方にずらしながら複数配置さ
れ、各排出装置の回転盤が独立して回転駆動されるよう
構成されたものである。
【0006】
【作用】本発明に係る請求項1記載の傘自動販売機で
は、真っ直ぐに形成された傘の柄の部分と石突部とを支
持し、上下に複数本収納された傘を順次下方に導く案内
部材と、案内部材の下端に設けられた排出装置とを備
え、上記排出装置は、前記案内部材の下端に回転盤が回
転自在に設けるとともに、該回転盤の周縁部には最下に
位置する傘の柄の部分と石突部とが係合する切欠部を形
成し、回転盤の回転動作により切欠部に係合された最下
の傘を下方に導き排出するように構成したことで、多く
の傘を収納して販売能力の増加を図る。
【0007】本発明に係る請求項2記載の傘自動販売機
では、案内部材と排出装置とを販売機本体の奥行き方向
に順次上方にずらしながら複数配置し、各排出装置の回
転盤を独立して回転駆動するよう構成したことで、自動
販売機の奥行き幅を可能な限り小するとともに、色違い
等の種類の異なる傘の販売を可能にする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0009】図1は、本発明に係る傘自動販売機の構成
を示している。
【0010】図1において、1は、販売機本体であっ
て、該販売機本体1の正面上部には表示装置11が設け
られている。
【0011】表示装置11は、ドット式文字により予め
設定されたプログラムに沿って各種の広告が矢符Q方向
に流れるように表示するもので、例えば、特定業者及び
商品の宣伝広告や、図3に示すような天気予報等、各種
類の情報が一定の順番に表示される。この表示装置11
による情報内容の変更は、内蔵されたメモリに基づいて
変更したり、もしくは情報内容が書き込まれたROMを
交換することで複数種類の広告が随時可能である。
【0012】前記販売機本体1は、傘2を販売するため
のもので、この傘2は、図1に示すように、柄の部分2
1及び石突部分22が真っ直ぐに形成されており、傘2
全体が一本の真っ直ぐな棒状のものである。
【0013】この販売機本体1には、傘2の柄の部分2
1を上下に摺動自在に支持する案内部材3と、傘2の石
突部分22を上下方向に摺動自在に支持する案内部材4
と、該案内部材3,4の下端に設けられた排出装置5と
が設けられている。
【0014】案内部材3は、図2、図4、図5、及び図
6に示すように傘2の柄の部分21を左右両側から挾持
する2本のガイドレール31,32で構成されており、
これら2本のガイドレール31,32間で傘2の柄の部
分21が摺動可能なように当該柄の部分21よりも若干
大きい幅に設定されている。
【0015】また、案内部材4は、前記案内部材3に対
して傘2の長さに対応した距離を隔てて平行に配置され
たもので、図8に示すように、傘2の石突部分22を左
右両側から挾持する2本のガイドレール41,42で構
成されている。これら2本のガイドレール41,42間
の幅も、傘2の石突部分22が摺動可能なように当該石
突部分22よりも若干大きく設定されている。
【0016】排出装置5は、図1に示すように、前記案
内部材3,4の下端且つ外側にそれぞれ設けられた回転
盤51と、この回転盤51を回転駆動する駆動モータ5
5とで構成されている。
【0017】回転盤51は、前記案内部材3と案内部材
4との下端にそれぞれ配置されており、これら左右の回
転盤51は販売機本体1に軸支された軸部材53に一体
に支持されている。
【0018】また、回転盤51の周縁部には、傘2の柄
の部分21と係合可能な切欠部52a(図6参照)と、
石突部分22と係合可能な切欠部52b(図8参照)と
が形成されている。これら切欠部52a,52bはそれ
ぞれ相反する位置に2個形成されており、常時上下に配
置されるよう設定され、上方に位置する切欠部52a,
52bに最下の傘2の柄の部分21と石突部分22が係
合するよう構成されている。
【0019】前記軸部材53の一端は、図7に示すよう
に連結部材54を介して駆動モータ55の出力軸55a
に連結されている。
【0020】駆動モータ55は、回転盤51を矢符P方
向(図6及び図8参照)に2分の1回転させるよう構成
されており、これにより回転盤51の切欠部52a,5
2bは常に上下に配置される。この回転盤51の回転位
置の検出は、図7に示すように、光電センサ56によっ
て行われる。光電センサ56は、駆動モータ55の出力
軸55aに設けられたドグ57の周縁に近接配置され、
ドグ57には、前記回転盤51の切欠部52a,52b
と同じ位置に切欠部57aが形成されており、この切欠
部57aを光電センサ56が検出することで回転盤51
の切欠部52a,52bの上下位置を検出することがで
きる。
【0021】また、左右の回転盤51の周縁近傍には、
図6及び図8に示すように回転盤51の回転により排出
する傘2を下方の排出位置Xまで安定的に支持する安定
排出ガイド58が設けられている。
【0022】さらに、前記排出位置Xには、回転盤51
の切欠部52a,52bに係合された傘2の柄の部分2
1と石突部分22を強制的に離脱させる強制排出ガイド
59が設けられている。
【0023】そして、上述した案内部材3,4及び排出
装置5は、図1及び図2に示すように、販売機本体1の
奥行き方向に当該排出装置5を順次上方にずらしながら
複数配置されている。よって、各排出装置5は各駆動モ
ータ55によって独立して駆動し、各案内部材3,4に
収納された複数の傘2を排出する。
【0024】このように排出装置5を販売機本体1の奥
行き方向に順次上方にずらしながら配置したことで、排
出装置5を平行に配設したものに比べ、販売機本体1の
奥行き幅を小さくすることができる。
【0025】また、前記傘2の途中部は、排出時等に装
置に引っ掛からないよう薄いフィルム状のシートで被覆
されている。
【0026】なお、図1における符号12は販売機本体
1の正面に設けられたコイン投入口、13はコイン返却
レバー、14はこの傘自動販売機で販売する傘2の見本
を表示する見本表示部、17は購入する傘2の種類を選
択する選択スイッチである。また、図2における符号1
5は傘2の取出口、16は排出シュートである。
【0027】次に、このように構成された傘自動販売機
の使用態様について説明する。
【0028】まず、この傘自動販売機を駅の構内などの
人々の利用し易い適宜な場所に設置し、販売機本体1の
各案内部材3,4にその上端から傘2を投入し、上下に
満杯に収納しておく。
【0029】そして、販売機本体1の正面上部に設けら
れた表示装置11には適宜な広告や天気予報等を表示す
る。これにより、傘自動販売機の正面上部には、常時、
広告が表示され、傘自動販売機の傘を購入しない人々に
も特定商品等の宣伝効果を発揮する。
【0030】また、傘2を購入する際には、購入者が所
定金額を投入することで、傘2が排出シュート16を介
して取出口15に排出され、この取出口15から取り出
す。詳しくは、所定金額を投入することで、排出装置5
の回転盤51が2分の1回転し、この回転により回転盤
51の切欠部52a,52bに係合された最下の傘2が
下方に導かれて排出シュート16に落下し、取出口15
に運ばれる。このように傘2を排出した際、回転盤51
の切欠部52a,52bには次の傘2が係合されてい
る。
【0031】なお、各排出装置5の作動は、手前の排出
装置5から作動させ、手前の案内部材3,4に収納され
た傘2が無くなれば、次の排出装置5を作動させ、順次
手前側から傘2を排出する。傘2の有無は案内部材3の
下端に設けられた光電センサ6(図7参照)等の検出器
によって検出する。
【0032】これにより傘2を補充する際には、手前側
で傘2を補充すればよく、補充作業が容易になる。
【0033】また、各排出機構5を各駆動モータ55に
よって独立して作動させているため、各案内部材3,4
に色違い等の種類の異なる傘2をそれぞれ収納し(本例
では4種類の傘が収納可能である。)、購入者が好みに
合わせてボタン等によって選択することで、その対応す
る傘2を販売することもできる。
【0034】図9は、各排出機構5を一台の駆動モータ
で作動させる場合の構成を示している。
【0035】この排出機構5は、各回転盤51に切欠部
52が一箇所だけ設けられており、各回転盤51は、そ
の切欠部52を4分の1回転ずらした位置にそれぞれ配
置している。これら回転盤51は複数のギアを介して一
台の駆動モータ(図示省略)に連係されており、駆動モ
ータにより各回転盤51を4分の1回転させることで、
いずれか一つの回転盤51の切欠部52が最下位置に配
置され、傘2を排出することができる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る請求項
1記載の傘自動販売機では、傘を販売する傘自動販売機
であって、該傘自動販売機は、真っ直ぐに形成された傘
の柄の部分と石突部とを支持し、上下に複数本収納され
た傘を順次下方に導く案内部材と、案内部材の下端に設
けられた排出装置とを備え、上記排出装置は、前記案内
部材の下端に回転盤が回転自在に設けられるとともに、
該回転盤の周縁部には最下に位置する傘の柄の部分と石
突部とが係合する切欠部が形成され、回転盤の回転動作
により切欠部に係合された最下の傘を下方に導き排出す
るように構成されたことで、多くの傘を収納して販売能
力の増加を図ることができ、しかも円滑に傘を供給する
ことができ実用的で有効なものを提供することができ
る。
【0037】本発明に係る請求項2記載の傘自動販売機
では、案内部材と排出装置とが販売機本体の奥行き方向
に順次上方にずらしながら複数配置され、各排出装置の
回転盤が独立して回転駆動されるよう構成されたこと
で、自動販売機の奥行き幅を小さくでき、設置スペース
が小さくなるとともに、色違い等の異なる種類の傘を販
売することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】傘自動販売機の全体構成を示す一部破断の正面
図である。
【図2】傘自動販売機の全体構成を示す一部破断の側面
図である。
【図3】表示装置を示す正面図である。
【図4】案内部材及び回転盤の構成を示す拡大の側面図
である。
【図5】案内部材の配置状態を示す平面図である。
【図6】傘の柄の部分と係合する回転盤を示す拡大の側
面図である。
【図7】排出装置の構成を示す正面図である。
【図8】傘の石突部分と係合する回転盤を示す拡大の側
面図である。
【図9】排出装置の他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 販売機本体 2 傘 21 柄の部分 22 石突部分 3,4 案内部材 5 排出装置 51 回転盤 52 切欠部 55 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽我部 寛 大阪市鶴見区今津南1丁目1−35 株式会 社コスモテクニカ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傘を販売する傘自動販売機であって、該傘
    自動販売機は、真っ直ぐに形成された傘の柄の部分と石
    突部とを支持し、上下に複数本収納された傘を順次下方
    に導く案内部材と、案内部材の下端に設けられた排出装
    置とを備え、上記排出装置は、前記案内部材の下端に回
    転盤が回転自在に設けられるとともに、該回転盤の周縁
    部には最下に位置する傘の柄の部分と石突部とが係合す
    る切欠部が形成され、回転盤の回転動作により切欠部に
    係合された最下の傘を下方に導き排出するように構成さ
    れたことを特徴とする傘自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記案内部材と排出装置とが販売機本体
    の奥行き方向に順次上方にずらしながら複数配置され、
    各排出装置の回転盤が独立して回転駆動されるよう構成
    された請求項1記載の傘自動販売機。
JP2149094A 1994-02-18 1994-02-18 傘自動販売機 Pending JPH07230578A (ja)

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JP2149094A JPH07230578A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 傘自動販売機

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JP2149094A JPH07230578A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 傘自動販売機

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JP2149094A Pending JPH07230578A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 傘自動販売機

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