JPH07230413A - レディ信号制御回路 - Google Patents

レディ信号制御回路

Info

Publication number
JPH07230413A
JPH07230413A JP6021405A JP2140594A JPH07230413A JP H07230413 A JPH07230413 A JP H07230413A JP 6021405 A JP6021405 A JP 6021405A JP 2140594 A JP2140594 A JP 2140594A JP H07230413 A JPH07230413 A JP H07230413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
ready signal
ready
chip select
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6021405A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Nagaoka
和彦 長岡
Akira Nagumo
章 南雲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP6021405A priority Critical patent/JPH07230413A/ja
Publication of JPH07230413A publication Critical patent/JPH07230413A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】CPUがハングアップする確率を低下させるこ
とができるレディ信号制御回路を提供する。 【構成】複数のデバイスに対して出力されるチップセレ
クト信号CS0N〜CS5Nによってデバイスを選択す
るチップセレクトコントローラと、選択されたデバイス
において発生させられたレディ信号DRDYNが入力さ
れるレディ信号入力部とを有する。また、バスサイクル
が開始されたときにカウントを開始するカウンタ32を
有し、カウンタ32は、設定されたプレロード値をカウ
ントアップしたときにキャリー信号COPを発生させ、
キャリー信号COPをレディ信号入力部に対して出力す
る。そして、レディ信号入力部は、キャリー信号COP
の入力によってレディ信号DRDYNをアクティブにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レディ信号制御回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真プリンタ等のノ
ンインパクトプリンタは制御部を有し、該制御部におい
てホストコントローラ等の上位装置から受信された印字
データが編集されるようになっている。そして、感光体
ドラムの表面を帯電させ、LED等の光源の光を前記印
字データに対応させて感光体ドラムに照射して静電潜像
を形成し、その後、該静電潜像を現像してトナー像に
し、該トナー像を用紙に転写し定着する。
【0003】図2は従来のノンインパクトプリンタの制
御部を示すブロック図、図3は従来のノンインパクトプ
リンタにおけるレディ信号によるウェイト動作を示す第
1の図、図4は従来のノンインパクトプリンタにおける
レディ信号によるウェイト動作を示す第2の図である。
図2に示すように、ノンインパクトプリンタの制御部は
CPU11を有し、該CPU11とプログラム用ROM
12、SRAM13、ICカード14、外部インタフェ
ース用I/Oポート15〜17、DRAM18等の各デ
バイスとが、アドレスバス21とデータバス22とから
成るバスインタフェースによって接続される。そして、
前記CPU11は前記各デバイスを使用して図示しない
上位装置から印字データを受信し、編集する。
【0004】ところで、例えば、前記CPU11が前記
各デバイス内の各種のデータを読み出そうとすると、C
PU11はデバイスを選択するためのチップセレクト信
号、アドレス信号、リード信号等を出力し、前記各デバ
イスは各信号を受けて前記データをデータバス22にセ
ットする。ところが、CPU11がチップセレクト信
号、リード信号等をアクティブにしてバスサイクルを開
始した後、各デバイスがデータをデータバス22にセッ
トして動作可能な状態になるまでの時間、すなわちアク
セススピードはデバイスによってそれぞれ異なる。そし
て、アクセススピードが高いデバイスの場合は、前記C
PU11の内部において設定される内部レディ信号のタ
イミングによって前記バスインタフェースが動作する
が、前記外部インタフェース用I/Oポート15〜17
のようにアクセススピードが低いデバイスの場合は、該
デバイスが動作可能な状態になるまでの時間が長い。そ
こで、CPU11にウェイトをかけるために、デバイス
においてレディ信号DRDYNを発生させるようにして
いる。
【0005】そのために、前記外部インタフェース用I
/Oポート15〜17にそれぞれゲートG1〜G3を接
続し、前記外部インタフェース用I/Oポート15〜1
7において発生させられたレディ信号DRDYN及びC
PU11において発生させられたチップセレクト信号が
各ゲートG1〜G3に入力されるようになっている。そ
して、該ゲートG1〜G3の出力がオアゲートG4に入
力され、該オアゲートG4の出力が前記レディ信号DR
DYNとしてCPU11に入力される。一方、CPU1
1においてはレディ信号入力端子を有効にして、レディ
信号DRDYNがアクティブ(ローレベル)になるのを
待機する。
【0006】ところで、アクセススピードが高いデバイ
スの場合は、CPU11の内部において前記内部レディ
信号がレディ信号DRDYNとして発生させられ、該内
部レディ信号のタイミングによって前記バスインタフェ
ースを動作させることができるので、図3に示すよう
に、チップセレクト信号をアクティブ(ローレベル)に
してデバイスを選択し、アドレスバス21にアドレスを
出力してリード信号をアクティブ(ローレベル)にする
と、データがわずかな時間でデータバス22にセットさ
れる。したがって、比較的早いタイミングT1の時点に
おいてデータをサンプリングすることができる。
【0007】これに対して、外部インタフェース用I/
Oポート15〜17のようにアクセススピードが低いデ
バイスの場合は、レディ信号DRDYNはデバイスにお
いて発生させられる。この場合、図4に示すように、チ
ップセレクト信号をアクティブにしてデバイスを選択
し、アドレスバス21にアドレスを出力してリード信号
をアクティブにすると、データが長い時間が経過した後
にデータバス22にセットされ、その後、レディ信号D
RDYNがアクティブになる。したがって、かなり遅い
タイミングT2の時点においてデータがサンプリングさ
れる。
【0008】なお、24はモータ、25は操作パネル、
26は高圧電源、27は定着装置、28はLEDヘッド
である。また、CPU11において、DBはデータバス
端子、APはアドレスバス端子、CS0N〜CS6Nは
チップセレクト信号端子である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のノンインパクトプリンタにおいては、アクセススピ
ードが低いデバイスに不良が発生してレディ信号DRD
YNがアクティブにならなくなると、CPU11はバス
サイクルを先に進めることができなくなり、ハングアッ
プしてしまう。
【0010】この場合、CPU11はそのまま動作を停
止するか、該CPU11がウォッチドッグタイマ機能を
有する場合には、CPU11はハングアップした後、設
定時間が経過するとリセットされ、初期設定等のイニシ
ャライズ動作に戻るようになっている。ところが、いず
れの場合もハングアップの原因となったデバイスを特定
することが困難である。
【0011】本発明は、前記従来のノンインパクトプリ
ンタの問題点を解決して、CPUがハングアップする確
率を低下させることができるレディ信号制御回路を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のレ
ディ信号制御回路においては、複数のデバイスに対して
出力されるチップセレクト信号によってデバイスを選択
するチップセレクトコントローラと、選択されたデバイ
スにおいて発生させられたレディ信号が入力されるレデ
ィ信号入力部とを有する。
【0013】また、バスサイクルが開始されたときにカ
ウントを開始するカウンタを有し、カウンタは、設定さ
れたプレロード値をカウントアップしたときにキャリー
信号を発生させ、キャリー信号をレディ信号入力部に対
して出力する。そして、レディ信号入力部は、キャリー
信号の入力によってレディ信号をアクティブにする。
【0014】
【作用】本発明によれば、レディ信号制御回路において
は、複数のデバイスに対して出力されるチップセレクト
信号によってデバイスを選択するチップセレクトコント
ローラと、選択されたデバイスにおいて発生させられた
レディ信号が入力されるレディ信号入力部とを有する。
この場合、アクセススピードが低いデバイスにCPUが
アクセスすると、そのデバイスにおいてレディ信号が発
生させられてレディ信号入力部に入力される。
【0015】また、バスサイクルが開始されたときにカ
ウントを開始するカウンタを有し、カウンタは、設定さ
れたプレロード値をカウントアップしたときにキャリー
信号を発生させ、キャリー信号をレディ信号入力部に対
して出力する。そして、レディ信号入力部は、キャリー
信号の入力によってレディ信号をアクティブにする。
【0016】したがって、アクセススピードが低いデバ
イスにCPUがアクセスしてバスサイクルを開始する
と、カウンタがカウントを開始するとともにレディ信号
が発生させられる。そして、レディ信号がアクティブに
なるのを待機する間にカウンタがオーバフローを起こす
と、カウンタはキャリー信号を発生させ、レディ信号を
アクティブにする。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図5は本発明の実施例における
ノンインパクトプリンタの制御部のブロック図である。
図に示すように、ノンインパクトプリンタの制御部はC
PU30を有し、該CPU30とプログラム用ROM1
2、SRAM13、ICカード14、外部インタフェー
ス用I/Oポート15〜17、DRAM18等の各デバ
イスとが、アドレスバス21とデータバス22とから成
るバスインタフェースによって接続される。
【0018】前記CPU30は各デバイスの切替えやバ
スインタフェースのコントロールなどを行う回路、エン
ジン部を駆動する回路、タイマ回路等を内蔵し、ノンイ
ンパクトプリンタの全体を制御するとともに、前記各デ
バイスを使用して図示しないホストコントローラ等の上
位装置から印字データを受信し、編集する。ところで、
例えば、前記CPU30が前記各デバイス内の各種のデ
ータを読み出そうとすると、CPU30はデバイスを選
択するためのチップセレクト信号、アドレス信号、リー
ド信号等を出力し、前記各デバイスは各信号を受けて前
記データをデータバス22にセットする。
【0019】ところが、CPU30がチップセレクト信
号、リード信号等をアクティブにしてバスサイクルを開
始した後、各デバイスがデータをデータバス22にセッ
トして動作可能な状態になるまでの時間、すなわちアク
セススピードはデバイスによってそれぞれ異なる。そし
て、アクセススピードが高いデバイスの場合は、前記C
PU30の内部において設定される内部レディ信号のタ
イミングによって前記バスインタフェースが動作する
が、前記外部インタフェース用I/Oポート15〜17
のようにアクセススピードが低いデバイスの場合は、該
デバイスが動作可能な状態になるまでの時間が長い。そ
こで、CPU30にウェイトをかけるために、デバイス
においてレディ信号DRDYNを発生させるようにして
いる。
【0020】そのために、前記外部インタフェース用I
/Oポート15〜17に共通のオアゲートG5が接続さ
れ、前記外部インタフェース用I/Oポート15〜17
において発生させられたレディ信号DRDYNがオアゲ
ートG5に入力されるようになっている。そして、該オ
アゲートG5の出力が前記レディ信号DRDYNとして
CPU30に入力される。一方、CPU30においては
レディ信号入力端子を有効にして、レディ信号DRDY
Nがアクティブになるのを待機する。
【0021】なお、24はモータ、25は操作パネル、
26は高圧電源、27は定着装置、28はLEDヘッド
であり、モータ24、操作パネル25、高圧電源26、
定着装置27、LEDヘッド28等によってエンジン部
が構成される。また、CPU30において、DBはデー
タバス端子、APはアドレスバス端子、CS0N〜CS
6Nはチップセレクト信号端子である。
【0022】ところで、前記外部インタフェース用I/
Oポート15〜17のようにアクセススピードが低いデ
バイスに不良が発生してレディ信号DRDYNがアクテ
ィブにならなくなると、CPU30はバスサイクルを先
に進めることができなくなり、ハングアップしてしま
う。そこで、バスサイクルが開始した後、設定時間が経
過してもレディ信号DRDYNがアクティブにならない
場合に、アクセスしていたデバイスをタイムアウトさせ
て現在のバスサイクルを強制的に終了させるとともに、
前記デバイスの情報を後で読み出すことができるように
している。
【0023】図1は本発明の第1の実施例におけるレデ
ィ信号制御回路のブロック図である。図において、30
はCPU、31は内部データバス、32はカウンタ、3
3は4個のフリップフロップ回路から成り、アクセスし
ているデバイスにタイムアウトさせるためのプレロード
値を設定するレジスタである。
【0024】該レジスタ33は、レジスタライト信号S
G1のタイミングによって内部データバス31を介して
所定のデータを取り込んでプレロード値を設定し、該プ
レロード値をカウンタ32に対して出力する。ところ
で、前記CPU30は、所定のデバイスにアクセスしよ
うとする時、チップセレクト信号CS0N〜CS5N、
アドレス信号、リード信号等を出力するが、これら各信
号のうちあらかじめ選択された信号を使用することによ
って、バスサイクルを開始するタイミングとするための
バスサイクルスタートパルス信号SG2を発生させるよ
うにしている。
【0025】そして、該バスサイクルスタートパルス信
号SG2及びカウンタイネーブル信号SG3(アクティ
ブハイ)をアンドゲートG6に入力し、該アンドゲート
G6の出力を前記カウンタ32に入力するようにしてい
る。該カウンタ32は、前記アンドゲートG6の出力が
入力されるとレジスタ33に設定されたプレロード値を
ロードし、カウントを開始してカウンタベースクロック
CLKのタイミングによってカウントアップする。
【0026】ところで、アクセスしようとした前記デバ
イスが正常に動作する場合は、前記カウンタ32がオー
バフローを起こしてキャリー信号COPが発生させられ
る前にデバイスのデータを読み取ることができ、前記バ
スサイクルが終了するとともに、次のバスサイクルが開
始される。したがって、カウンタ32は次のバスサイク
ルが開始された時点で再びカウントを開始する。
【0027】なお、前記プレロード値は、各デバイスの
特性に対応させて、デバイスが正常に動作したときに前
記カウンタ32がオーバフローを起こさないだけの値に
設定される。一方、アクセスしようとした前記デバイス
に不良等が発生した場合や、該デバイスのレディ信号D
RDYNがアクティブになるまでの時間が長い場合など
には、前記カウンタ32がオーバフローを起こしてキャ
リー信号COPが発生させられる。そして、該キャリー
信号COPはバンク情報記憶回路35に入力されるよう
になっていて、該バンク情報記憶回路35は、どのデバ
イスをアクセスしている間にカウンタ32がオーバフロ
ーを起こしたかのバンク情報、すなわち、タイムアウト
したデバイスのバンクを記憶する。
【0028】また、前記レディ信号DRDYNがアクテ
ィブになるまでの時間が長くても前記CPU30がハン
グアップすることがないように、前記キャリー信号CO
Pはレディ信号入力部としてのゲートG7に対しても出
力されるようになっている。そして、ゲートG7におい
て、前記レディ信号DRDYNがH能動入力端子に、前
記キャリー信号COPがL能動入力端子に入力され、出
力が前記CPU30の図示しないコア部に対して出力さ
れるようになっている。
【0029】本実施例において、前記バンク情報記憶回
路35は6個のゲートGA1〜GA6、各ゲートGA1
〜GA6の出力側にそれぞれ接続されたフリップフロッ
プ回路FF1〜FF6から成る。そして、前記ゲートG
A1〜GA6は、前記キャリー信号COP、及びチップ
セレクト信号CS0N〜CS5Nが入力される。なお、
該チップセレクト信号CS0N〜CS5Nは、CPU3
0の内部の図示しないチップセレクトコントローラにお
いて発生させられる。
【0030】また、前記フリップフロップ回路FF1〜
FF6には前記ゲートGA1〜GA6の出力が入力され
るとともに、レジスタクリア信号CLRが入力される。
したがって、例えば、チップセレクト信号CS2Nをア
クティブにしてバスサイクルを開始しICカード14
(図5)にアクセスすると、カウンタ32がカウントを
開始するとともに前記レディ信号DRDYNがハイレベ
ルになる。そして、該レディ信号DRDYNがアクティ
ブになるのを待機する間に前記カウンタ32がオーバフ
ローを起こすと、カウンタ32はキャリー信号COPを
発生させる。
【0031】この場合、該キャリー信号COPはゲート
G7のL能動入力端子に入力されるので、ゲートG7の
出力がローレベルになる。したがって、CPU30はハ
ングアップすることなく、次のバスサイクルを開始する
ことができる。一方、前記バンク情報記憶回路35のゲ
ートGA3の出力によって、フリップフロップ回路FF
3の出力が“1”になる。
【0032】ところで、前記バンク情報記憶回路35の
出力側には読出セレクタ37が接続される。該読出セレ
クタ37は前記フリップフロップ回路FF1〜FF6に
それぞれ接続された6個のゲートを有し、各ゲートの一
方の入力端子に前記フリップフロップ回路FF1〜FF
6の出力が入力され、他方の入力端子にレジスタリード
信号SG5(アクティブハイ)が入力される。
【0033】したがって、前記レジスタリード信号SG
5をアクティブにすることによって読出レジスタ37の
データを読み出すことができ、ICカード14にアクセ
スしている間にタイムアウトしたデバイスを検出するこ
とができる。そして、前記読出レジスタ37のデータを
読み出した後、バンク情報記憶回路35は前記レジスタ
クリア信号CLRによるクリア命令を受けるとクリアさ
れる。
【0034】本実施例においては、デバイスがタイムア
ウトしたことを検出した後、同じ時間が経過するたびに
デバイスがタイムアウトすることがないように、前記レ
ジスタ33に設定されるプレロード値を変更することに
よって、デバイスがタイムアウトするまでの時間を長く
することができる。したがって、前記プレロード値を変
更した後、前記ICカード14に再びアクセスした時に
前記デバイスがタイムアウトする前にICカード14が
正常に動作した場合には、それ以降は変更後の値をプレ
ロード値とする。また、プレロード値を変更した後もデ
バイスがタイムアウトする場合には、前記ICカード1
4へのアクセスについてエラー処理を行う。なお、この
場合、プレロード値を再度変更してデバイスがタイムア
ウトするまでの時間を一層長くするこもできる。
【0035】このようにして、タイムアウトしたデバイ
スを容易に検出することができるとともに、デバイスが
タイムアウトする確率を低くすることができる。ところ
で、前記レディ信号DRDYNはアクセススピードが低
いデバイスごとに発生させられるようになっているが、
システムの変更に伴って所定のデバイスにおいてレディ
信号DRDYNを発生させる必要が生ずることがある。
この場合、前記CPU30のソフトを変更することによ
って任意のデバイスにおいてレディ信号DRDYNを発
生させることができる。
【0036】なお、本実施例において、図1に示すタイ
ムアウト回路はCPU30の内部に配設されているが、
CPU30の外部に配設することもできる。次に、本発
明の第2の実施例について説明する。図6は本発明の第
2の実施例におけるレディ信号制御回路のブロック図で
ある。
【0037】図において、45はCPU30の内部に配
設されたレジスタであり、該レジスタ45は6個のフリ
ップフロップ回路から成り、内部データバス31を介し
てセットされたデータに対応する設定値信号を発生さ
せ、該設定値信号をゲートGB1〜GB6とオアゲート
G8とを介し、レディ信号入力部としてのゲートG9に
対して出力する。なお、フリップフロップ回路に代えて
ラッチ回路を使用することもできる。
【0038】そして、前記レジスタ45にセットされる
データは、ソフトウエアによって設定され、ビット1〜
6から成る。前記データは、内部レジスタライト信号S
G6のタイミングによってセットされ、各ビットに対応
するフリップフロップ回路の出力を“1”にする。な
お、前記レジスタ45にリセット信号RSTを入力する
ことによって、前記レジスタ45をリセットすることが
できる。
【0039】前記フリップフロップ回路の出力側に前記
ゲートGB1〜GB6が配設され、該ゲートGB1〜G
B6のH能動入力端子に前記フリップフロップ回路の出
力がそれぞれ入力され、L能動入力端子に前記CPU3
0の内部の図示しないチップセレクトコントローラにお
いて発生させられたチップセレクト信号CS0N〜CS
5Nが入力される。
【0040】そして、前記ゲートGB1〜GB6におけ
るフリップフロップ回路の出力とチップセレクト信号C
S0N〜CS5Nとのアンド条件によって、レディ信号
DRDYNの入力をCPU30のコア部に通知するかど
うかを設定することができる。すなわち、ゲートG9
は、前記レジスタ45にセットされたデータに対応させ
て、レディ信号DRDYNを有効にするか無効にするか
を設定する。
【0041】そのために、前記各ゲートGB1〜GB6
の出力をオアゲートG8に入力し、該オアゲートG8の
出力をアンドゲートG9に入力して前記レディ信号DR
DYNとのアンド条件をとるようにしている。したがっ
て、例えば、前記外部インタフェース用I/Oポート1
5(図5)にアクセスしたときに、外部インタフェース
用I/Oポート15においてレディ信号DRDYNを発
生させようとする場合は、前記レジスタ45の書込み時
にビット4を“1”にし、他のビット1〜3、5、6を
“0”にする。
【0042】こうすることによって、チップセレクト信
号CS3Nをアクティブにする時以外はゲートGB1〜
GB3、GB5、GB6の出力をローレベルにすること
ができ、オアゲートG8の出力もローレベルにすること
ができる。したがって、前記ゲートG9の出力をローレ
ベルにすることができるので、CPU30にウェイトは
かからない。
【0043】そして、前記チップセレクト信号CS3N
をアクティブにした時は、ゲートGB3だけの出力がハ
イレベルになり、オアゲートG8の出力がハイレベルに
なり、レディ信号DRDYNを有効にする。したがっ
て、レディ信号DRDYNがハイレベルである間はゲー
トG9の出力がハイレベルになり、CPU30にウェイ
トがかかる。
【0044】さらに、複数のデバイスにおいてレディ信
号DRDYNを発生させる場合は、各デバイスに対応す
るビットを“1”にする。例えば、外部インタフェース
用I/Oポート15〜17においてレディ信号DRDY
Nを発生させる場合は、ビット4〜6を“1”にする。
このようにして、図2に示すようなゲートG1〜G3が
不要になり、CPU30の周辺の回路の構成を簡素化す
ることができる。また、例えば、外部インタフェース用
I/Oポート15のレディ信号DRDYNと、外部イン
タフェース用I/Oポート17のレディ信号DRDYN
とを有効にし、外部インタフェース用I/Oポート16
のレディ信号DRDYNを無効にすることもできる。
【0045】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、レディ信号制御回路においては、複数のデバイス
に対して出力されるチップセレクト信号によってデバイ
スを選択するチップセレクトコントローラと、選択され
たデバイスにおいて発生させられたレディ信号が入力さ
れるレディ信号入力部とを有する。この場合、アクセス
スピードが低いデバイスにCPUがアクセスすると、そ
のデバイスにおいてレディ信号が発生させられてレディ
信号入力部に入力される。
【0047】また、バスサイクルが開始されたときにカ
ウントを開始するカウンタを有し、カウンタは、設定さ
れたプレロード値をカウントアップしたときにキャリー
信号を発生させ、キャリー信号をレディ信号入力部に対
して出力する。そして、レディ信号入力部は、キャリー
信号の入力によってレディ信号をアクティブにする。
【0048】したがって、アクセススピードが低いデバ
イスにCPUがアクセスしてバスサイクルを開始する
と、カウンタがカウントを開始するとともにレディ信号
が発生させられる。そして、レディ信号がアクティブに
なるのを待機する間にカウンタがオーバフローを起こす
と、カウンタはキャリー信号を発生させ、レディ信号を
アクティブにする。
【0049】その結果、CPUがハングアップする確率
を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるレディ信号制御
回路のブロック図である。
【図2】従来のノンインパクトプリンタの制御部を示す
ブロック図である。
【図3】従来のノンインパクトプリンタにおけるレディ
信号によるウェイト動作を示す第1の図である。
【図4】従来のノンインパクトプリンタにおけるレディ
信号によるウェイト動作を示す第2の図である。
【図5】本発明の実施例におけるノンインパクトプリン
タの制御部のブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例におけるレディ信号制御
回路のブロック図である。
【符号の説明】
12 プログラムROM 13 RAM 14 ICカード 15〜17 外部インタフェース用I/Oポート 18 DRAM 30 CPU 32 カウンタ 35 バンク情報記憶回路 45 レジスタ CS0N〜CS5N チップセレクト信号 COP キャリー信号 G7、G9 ゲート DRDYN レディ信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)複数のデバイスに対して出力され
    るチップセレクト信号によってデバイスを選択するチッ
    プセレクトコントローラと、(b)選択されたデバイス
    において発生させられたレディ信号が入力されるレディ
    信号入力部と、(c)バスサイクルが開始されたときに
    カウントを開始し、設定されたプレロード値をカウント
    アップしたときにキャリー信号を発生させ、該キャリー
    信号を前記レディ信号入力部に対して出力するカウンタ
    とを有するとともに、(d)前記レディ信号入力部は、
    前記キャリー信号の入力によって前記レディ信号をアク
    ティブにすることを特徴とするレディ信号制御回路。
  2. 【請求項2】 前記チップセレクト信号と前記キャリー
    信号とのアンド条件によって、キャリー信号が発生させ
    られた時に選択されていたデバイスのバンク情報を記憶
    するバンク情報記憶回路を有する請求項1に記載のレデ
    ィ信号制御回路。
  3. 【請求項3】 (a)複数のデバイスに対して出力され
    るチップセレクト信号によってデバイスを選択するチッ
    プセレクトコントローラと、(b)選択されたデバイス
    において発生させられたレディ信号が入力されるレディ
    信号入力部と、(c)各デバイスにおいて発生させられ
    たレディ信号を有効にするか無効にするかを設定するた
    めの設定値信号を発生させ、該設定値信号を前記レディ
    信号入力部に対して出力するレジスタとを有するととも
    に、(d)前記レディ信号入力部は、入力されたレディ
    信号を前記設定値信号に対応させて選択的に有効にする
    ことを特徴とするレディ信号制御回路。
JP6021405A 1994-02-18 1994-02-18 レディ信号制御回路 Withdrawn JPH07230413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6021405A JPH07230413A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 レディ信号制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6021405A JPH07230413A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 レディ信号制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07230413A true JPH07230413A (ja) 1995-08-29

Family

ID=12054143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6021405A Withdrawn JPH07230413A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 レディ信号制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07230413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6735713B1 (en) 1999-03-09 2004-05-11 International Business Machines Corporation System for suspending current bus cycle of microprocessor upon receiving external bus retry signal for executing other process and re-staring the suspended bus cycle thereafter
JP2005166048A (ja) * 2003-11-26 2005-06-23 Analog Devices Inc 他用途モードプログラミングを備えた読み出し専用シリアルインタフェース

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6735713B1 (en) 1999-03-09 2004-05-11 International Business Machines Corporation System for suspending current bus cycle of microprocessor upon receiving external bus retry signal for executing other process and re-staring the suspended bus cycle thereafter
JP2005166048A (ja) * 2003-11-26 2005-06-23 Analog Devices Inc 他用途モードプログラミングを備えた読み出し専用シリアルインタフェース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100660448B1 (ko) 프로그램 가능한 대기 상태를 갖는 마이크로프로세싱 장치
KR900004006B1 (ko) 마이크로 프로세서 시스템
US5664168A (en) Method and apparatus in a data processing system for selectively inserting bus cycle idle time
JP2762138B2 (ja) メモリコントロールユニット
US20240134574A1 (en) Asynchronous arbitration across clock domains for register writes in an integrated circuit chip
KR100508581B1 (ko) 버스제어방법및그방법을이용한장치
JPH07230413A (ja) レディ信号制御回路
US6205514B1 (en) Synchronous SRAM having global write enable
JPH0390942A (ja) 主記憶装置の制御方式
KR920010977B1 (ko) 개선된 성능의 메모리 버스 아키텍쳐(memory bus architecture)
KR100298955B1 (ko) 데이타처리시스템
JPH0612537A (ja) Icメモリカード
JP3565174B2 (ja) 制御装置
EP0501621A2 (en) Address prediction and verification for burst cycle data reads
JP3600830B2 (ja) プロセッサ
JPH09311812A (ja) マイクロコンピュータ
JP2966038B2 (ja) ディジタルデータ処理ユニット調停装置及び方法
JP3036590B2 (ja) 外部デバイス制御回路
JP4007122B2 (ja) バス信号処理装置とその方法ならびにデータ処理装置
JP3016812B2 (ja) ウェイト・サイクル制御装置
JPH05265942A (ja) Dma制御部におけるデータ入出力方法
JPH04192192A (ja) マルチポートメモリ制御回路
JPH05334234A (ja) 高速dma転送装置
JPH0519918A (ja) Ioバス制御システム
JPH0512121A (ja) データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010508