JPH0723012B2 - 文字パターン情報出力装置 - Google Patents

文字パターン情報出力装置

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JPH0723012B2
JPH0723012B2 JP60011372A JP1137285A JPH0723012B2 JP H0723012 B2 JPH0723012 B2 JP H0723012B2 JP 60011372 A JP60011372 A JP 60011372A JP 1137285 A JP1137285 A JP 1137285A JP H0723012 B2 JPH0723012 B2 JP H0723012B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、文字パターン情報を出力するプリンタ等の文
字パターン情報出力装置に関するものである。
[従来技術] 従来パターン発生器を備えた文字パターン情報出力装置
として活字式プリンタと非活字式プリンタとがある。非
活字式プリンタにおいては文字や図形をドットと呼ばれ
る点の集合で表わす。そして非活字式プリンタの場合例
えばホストコンピュータから送られて来る入力情報(例
えば、文字コード等)に基づいて各文字コードに対応し
た文字ドットパターンに変換し出力情報(例えば、ドッ
トイメージ等)を生成して印字を行なう様構成されてい
る。例えばワイヤドットプリンタ、サーマルプリンタ、
インクジェットプリンタ、レーザービームプリンタ等が
これに該当する。
これらのプリンタ等の文字パターン情報出力装置は、出
力情報を生成する場合に使用する情報を一種類だけ記憶
しているわけではなく、複数種類の情報を記憶してい
る。例えば、明朝体等の同一書体、或は、同一の大きさ
の文字パターン情報群を示す文字パターンセットを文字
発生器に記憶することで、異なる書体や大きさの異なる
複数種類の文字パターンセットを使用できる文字パター
ン情報出力装置がこれに該当する。
また、前述した文字パターンセットを格納したICカー
ド、メモリカートリッジ等の外部記憶手段を文字パター
ン情報出力装置に着脱可能とすることにより、使用者が
所望の情報を選択できる。
[発明が解決しようとする問題点] このように複数種類の文字パターンセットを用いて出力
情報を生成して出力する文字パターン情報出力装置を使
用する場合、使用者がホストコンピュータから情報を選
択する選択指示命令を送るか、文字パターン情報出力装
置上のスイッチ等で選択指示することにより、文字パタ
ーン情報出力装置内の内部記憶手段に記憶されている、
文字パターンセット或は文字パターン情報出力装置に着
脱可能な外部記憶手段に記憶されている文字パターンセ
ットを自由に選択でき、利用者側の利用性が高くなり、
又メーカー側でも文字パターン情報出力装置に複数種類
の文字パターンセットを記憶させる必要がなくなった。
しかしながら、従来の文字パターン情報出力装置では、
特殊な他の文字パターン情報を使用する為に、特殊な他
の文字パターンセットを用意しなければならないという
問題点があった。例えば、ドル記号を含む文字パターン
セットが使用できる文字パターン情報出力装置におい
て、特殊なポンド記号を使用する為にはポンド記号を含
む新たな文字パターンセットを記憶する記憶手段を用意
しなければならなかった。
本発明は、上述の問題点に鑑み、第1記憶手段から複写
指示されている文字パターンセットを読み出して第2記
憶手段に複写(フォントコピー)し、複写された文字パ
ターンセットの内置換指示されている文字パターン情報
を外部から入力される他の文字パターン情報に置き換え
(1文字登録)、文字パターンセット選択指示情報に基
づいて、第1記憶手段に記憶されている置換前(1文字
登録前)の文字パターン情報を含む文字パターンセッ
ト、或は、第2記憶手段に記憶されている置換後(1文
字登録後)の文字パターン情報を含む文字パターンセッ
トを選択できる文字パターン情報出力装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る文字パターン情報出力装置は、第1記憶手
段から複写指示されている文字パターンセットを読み出
して第2記憶手段に複写する複写手段と、前記複写手段
で複写された前記文字パターンセットの内置換指示され
ている文字パターン情報を外部から入力される他の文字
パターン情報に置き換える置換手段と、文字パターンセ
ット選択指示情報に基づいて、前記第1記憶手段に記憶
されている前記置換前の文字パターン情報を含む文字パ
ターンセット、或は、前記第2記憶手段に記憶されてい
る前記置換後の文字パターン情報を含む文字パターンセ
ットを選択する選択手段とを有する。
[作用] このような構成により、第1記憶手段から複写指示され
ている文字パターンセットを読み出して第2記憶手段に
複写(フォントコピー)し、複写された文字パターンセ
ットの内置換指示されている文字パターン情報を外部か
ら入力される他の文字パターン情報に置き換え(1文字
登録)、文字パターンセット選択指示情報に基づいて、
第1記憶手段に記憶されている置換前の文字パターン情
報を含む文字パターンセット、或は、第2記憶手段に記
憶されている置換後の文字パターン情報を含む文字パタ
ーンセットを選択する。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は種々の書体を示したものであり、第1図(a)
はレギュラー体第1図(b)はイタリック体、第1図
(c)はボールド体を示したものである。
書体の変更は様々な場合に行なわれるがその大半はある
文字列を何らかの都合で強調したいという意図をもつか
らである。特に第1図(b)のようなイタリック体、第
1図(c)のようなボールド体等は文字列強調のために
使用される。具体的には書体の変更は通常記録装置に書
体変更の指令を出し、それに従って文字パターンの指示
アドレスを指定された書体の文字発生器のアドレスへ切
り換える事により実現される。
第2図は本実施例における文字パターン発生のための制
御回路図を示すものであり、ホストコンピュータから送
られて来る文字コードデータ及び制御命令を入力してレ
ーザービームプリンタ等のページプリンタ等にて文字パ
ターンを記録する場合を示す。図において201は文字コ
ードデータ及び制御命令を発生する計算機(ホストコン
ピュータ)であり、202は文字コードデータ及び制御命
令を一時的に蓄積する入力バッファ、203は汎用マイク
ロプロセッサからなるCPU、204は文字コードデータに従
って文字ドットパターンを発生する内蔵文字発生器、20
5はカートリッジ様式の着脱可能型文字発生器、206は前
記文字発生器205を接続するためのソケット、210は文字
ドットパターンを文字発生器205、204又は自分自身から
複写して使用するためのRAM、207は1ページ分のドット
数を有するRAMからなる出力用ページバッファ、211は登
録されてる文字パターンセット(後述)に関する情報を
格納するための管理用RAM、208はプリンタとのインター
フェースを保ち、出力用ページバッファ207のドット情
報よりビデオ信号を発生するプリンタインターフェース
部、209は前記ビデオ信号を受け実際に画像を記録する
出力機であるページプリンタ、214はCPUボードである。
次に第2図に示した回路の動作について詳細に説明す
る。
第2図の構成において、計算機201から送られて来る文
字コードデータ及び文字パターンセットの複写指令は一
時入力バッファ202に蓄積される。ここでこの実施例に
おける文字パターンセットの複写指令の形式は第3−1
図に示す如くなっており、まずSourceID301(複写され
る文字パターンセットの識別子番号)及びDestinationI
D302(複写されて作られる新しい文字パターンセットの
識別子番号)が最初に入力され、この後登録命令303が
入力される。これによりSourceID301によって示される
文字パターンセットがDestinationID302によって示され
る文字パターンセットとして複写され登録される。次に
この文字パターンセットがどのようなデータ構造をとっ
ているかについて説明する。
今、英文等の印字を考えるとそのコード体系は例えば第
4図に示す如くになっており、図からわかる様に各文
字、記号等は21〜7E(本例では説明の為各コードを16進
法で表わしている。)のコードで表わされる。また文字
パターンセットは本実施例においては例えば第5図に示
す如き体系にてRAM又はROM等のメモリに格納されてい
る。文字パターンセットは文字パターンセット情報部50
1及び文字パターン部502から成り、文字パターン部502
には各コード21〜7Eに対応したパターン(ドットパター
ン)が指定された大きさで格納されている。この時1つ
の文字セット(コード21〜7E)に関する情報は文字パタ
ーンセット情報部501に格納されており、この文字パタ
ーンセット情報部501には文字パターンセットID、文字
高さ、文字幅、文字ピッチ、コード体系(7ビット又は
8ビット等)等の情報が格納されている。又、文字パタ
ーン部502の各文字(あるいは記号)サイズは文字パタ
ーンセット情報部501によって示されるものであり、
(文字高さ×文字幅)/8バイトの大きさによって定ま
る。ある文字、例えば503に示すコード“41"に対応した
“A"という文字は文字パターンセット情報部501内の文
字高さ、文字幅によって指定されるサイズのドットマト
リックスで表わされ、図に示すように文字高さ1の点の
左端より8ビットずつ区切ってRAM又はROM上に登録され
ている。又、文字パターンセット情報部501の容量は固
定(lバイト)であるが文字パターン部502に関しては
コード体系(7ビット、8ビット、2バイト等)によっ
て定まる可変長である。本実施例においてはこのような
文字パターンセットを管理するために管理用RAM211を用
いて管理パターンテーブルを作成しておくものであるが
その形式は例えば第6図に示される。
管理パターンテーブルには1つの文字パターンセットに
関して、次の3つの項目が登録されている。第1の項目
は文字パターンセット識別子(文字パターンセットID)
601であり、これは文字パターンセットの登録を行った
り、文字パターンセットを指定して使用する書体を決定
する際に用いられる。第2の項目は先頭アドレス602で
あり、これは文字パターンセット情報部501の存在する
先頭アドレスを示すものである。第3の項目は種類603
であり、これは文字パターンセットの存在する媒体の種
類を示すものである。即ち文字パターンセット識別子60
1で示される文字パターンセットが内蔵ROM204、登録用R
AM210、カートリッジ205の内いずれに格納されているか
を示すものである。
以下に文字パターンセットの複写登録、削除及びある文
字パターンセットにおける任意の文字パターンの登録及
び削除のアルゴリズムについて第7−1図〜第7−3図
のフローチャートを用いて説明する。尚、第7−1図〜
第7−3図のフローチャートはCPU203によって実行され
る。
本実施例においては例えばカートリッジ205に格納され
ているある書体の文字パターンセットをRAM210に複写
し、登録することにより多種の書体の文字パターンを使
用できる様にしている。従って本実施例によれば例えカ
ートリッジが取りはずされたり、他のカートリッジと交
換されたとしても、文字パターンセットを複写登録して
おくことにより複数のカートリッジに格納されている複
数種類の文字パターンセットを必要に応じて使用できる
ものである。
第7−1図は文字パターンセットの複写登録の為のフロ
ーチャートであり、以下第7−1図について説明する。
コマンド解析ルーチンにおいて、SourceID301を入力し
た段階で解析し(ステップS701)、指定された文字パタ
ーンセットIDが管理用RAM211の管理パターテーブルに存
在するかどうか判定して、もし存在しなければ複写を実
行できないので終了する。もし存在するならばステップ
S702へ移行し、DestinationID302を入力した段階で解析
し、指定された文字パターンセットIDが管理パターンテ
ーブル上にすでに存在するかどうか判定する。もしすで
に存在すれば複写を実行できないので終了する。存在し
ない場合は複写登録を実行するわけであるが、この時So
urceIDより対応する文字パターンセット情報部の先頭ア
ドレスを求め、その中の情報(文字パターン高さ“h"ビ
ット、幅“w"ビット、コード体系による印字可能文字数
“n",文字パターンセット情報部バイト長“l")により
複写に必要なバイト長“c"をステップS703において以下
の計算式により求める。
c=l+n×(h×(w/8))……(1) そしてこのバイト長分の未使用エリアが、RAM210内に存
在するか否かをステップS704で判定して、存在しなけれ
ば複写が行なわれない。そしてステップS704で複写が行
えると判断されるとSourceIDによって指定された文字パ
ターンセットを複写してRAM210内の未使用エリアに格納
するとともに複写された文字パターンセットの内文字パ
ターンセットIDのみをDestinationIDの値に置きかえる
(ステップS705)。そして次に管理パターンテーブル更
新ルーチンとして、新規登録した文字パターンセットI
D、登録先の先頭アドレスを管理用RAM211に書込むとと
もに新規登録した文字パターンセットはRAMであるとい
うフラグを立てる(ステプS706)。こうして文字パター
ンセットの複写動作は完了する。次に文字パターンセッ
トの削除のアルゴリズムについて説明する。文字パター
ンセットの削除命令の形式は第3−2図に示す如くなっ
ており、まず削除文字パターンセットID304(削除され
る文字パターンセットの識別子番号)が入力され、その
後削除命令が入力される。以下にその削除動作につい
て、第7−2図のフローチャートを用いて詳細に説明す
る。コマンド解析ルーチンにおいて、削除文字パターン
セットID304を入力した段階で解析し(ステップS71
0)、指定された文字パターンセットIDが管理用RAM211
の管理パターンテーブル上に存在するかどうかを判定し
て、もし存在しなければ削除する必要がないので処理を
終了する。もし存在するならばステップS711へ移行し、
この文字パターンセットIDの格納媒体がRAM210であるか
否かRAM211の第3の項目603を見て判定する。そして指
定された文字パターンセットがRAM210に格納されている
ならばステップS712へ移行するが、RAM210に格納されて
いないならばカートリッジ205や内蔵ROM204に格納され
ている文字パターンセットは削除できないので処理を終
了する。次にステップS712にて前述した(1)式を用い
て削除される文字パターンセットのバイト長“c"を計算
する。この時、バイト長“c"の計算は文字パターンセッ
ト情報部501のデータを基にして計算される。そして次
のステップS713においてRAM211の第2の項目602を用い
て削除される文字パターンセットの先頭アドレスから上
で求められたバイト長“c"分のデータを解放して、次に
別の文字パターンセットを登録できる状態にする。そし
て最終的に現在削除された文字パターンセットに関する
情報601,602,603を管理パターンテーブル上から削除す
る(ステップS714)。このようにして文字パターンセッ
ト削除の処理が完了する。
上記の様に構成することで使用率の低いあるいは不必要
な文字パターンセットを削除し、使用率の高いあるいは
必要な文字パターンセットを新たに登録できるものであ
る。従ってRAM210のメモリー効率の低下を防ぐことがで
き、文字パターンセットの度重なる複写登録の為メモリ
ー容量が不足すると云った不都合を解消できる。
次にある文字パターンセットにおける任意の文字パター
ンの登録及び削除のアルゴリズムについて説明する。任
意の文字パターンの登録及び削除命令の形式はそれぞれ
第3−3図(a),(b)に示す如くなっており、まず
文字パターンセットID(識別子番号)310が入力され、
その後文字パターンコード311、削除命令312あるいは登
録命令313のいずれかが入力される。そして登録命令313
が入力された時にはその後に登録する文字パターンデー
タ(ドットデータ)314が入力される。
以下に登録及び削除動作について第7−3図のフローチ
ャートを用いて説明する。コマンド解析ルーチンにおい
て文字パターンセットID310を入力すると指定された文
字パターンセットIDが管理用RAM211の管理パターンテー
ブル上に存在するかどうかを判定して、もし存在しなけ
れば処理は終了する(ステップS720)。もし存在するな
らばステップS721へ移行し、この文字パターンセットID
の格納媒体がRAM210であるか否かRAM211の第3の項目60
3を見て判定する。そして指定された文字パターンセッ
トがRAM210に格納されているならば処理を続行するが、
RAM210に格納されていないならばカートリッジ205や内
蔵ROM204に格納されている文字パターンに対しては削除
や、登録が出来ないので処理を終了する。
次にステップS722でこれから登録又は削除する文字コー
ドの妥当性を検討する。文字コード体系が7ビット系で
は21H〜7EH、8ビット系では21H〜7EH,A1H〜FEH以外の
データの登録,削除は行なえないので入力した文字コー
ドが上記以外のコードである場合、そのコードは無視し
て処理を出力する。入力した文字コードが妥当である場
合ステップS723で制御命令が登録であるか否かを判定す
る。もし登録命令ならば次に伝送されて来る登録すべき
文字パターンのデータバイト数を登録命令に含まれてい
る情報を基に計算する。そしてステップS724において計
算により求められたデータバイト数分の文字パターンデ
ータを計算機より入力する。しかしこの時、実際に入力
したデータ数が計算された値b=h×(w/8)(1文字
分のパターンデータ)より少ない時には不足部に“0"を
補充し、逆に入力したデータ数が上記“b"の値より多い
時には余分なデータに関しては読み飛ばす。そしてステ
ップS725で上記“b"バイト分のデータを文字パターン部
502の対応する文字コードの部分へ格納する。この際新
たに格納する文字パターンのアドレスは文字パターンセ
ット先頭アドレスからの変位(デイスプレースメント)
として求められる。
即ち、 d=l+(code−21H)×b……(2) ここでd:登録文字パターン先頭アドレスのデイスプレー
スメント code:登録する文字パターンのコード l:文字パターンセット情報部のバイト長 b:登録する1つの文字パターンのバイト長 により新たに登録する文字パターンの先頭アドレスが文
字パターンセット先頭アドレスからの変位として求めら
れる。(尚ここでは第4図のコード体系を例にとり説明
している。)ところでステップS723において登録でない
と判定されるとステップS726へ移行し削除かどうかが判
定される。ここでNOならば解析を終了する。またYESな
らば上述の(2)式を用いることによって削除するべき
文字パターンの先頭アドレスを求めるとともに、この求
めたアドレスを基準に“b"バイト分の文字パターンエリ
アをすべて“0"にクリアする。従って以後この削除され
た文字パターンに対応した文字コードが送られて来ても
空白が印字されることになる。しかし別のパターンを登
録すればそのパターンで印字できるものである。
以上上記の様に構成することで、不必要な文字パターン
を削除することができる。またある文字パターンセット
の内任意の文字パターンを必要に応じて新たに書き換え
ることができるので、例えば特殊な1文字を使用する為
に他の文字パターンセットを用意しなくてはならないと
云った不都合を解消できる。又、内蔵ROMなどに格納さ
れている書き換えのできない文字パターンセットも一旦
RAM210に移してやれば、任意の文字パターンを必要に応
じて書き換えることができるものである。ところでもし
カートリッジ205が抜かれた場合には管理パターンテー
ブル上でカートリッジとして存在する文字パターンセッ
トの情報をすべてテーブル上から削除する。又カートリ
ッジが挿入された場合にはカートリッジに格納されてい
る各文字パターンセットの先頭アドレス、ID番号、及び
カートリッジパターンである旨を管理パターンテーブル
に登録する。又、電源オン時においては内蔵ROM204及び
カートリッジ(カートリッジが挿入されているならば)
両方の情報(先頭アドレス、文字パターンセットID番号
等)を管理パターンテーブルに登録する。
次に第8図及び第9図のフローチャートを用いて本実施
例における記録動作について述べる。
CPU203はステップS901、S902にて水平方向記録位置を示
す桁カウンタ(不図示)、及び垂直方向記録位置を示す
行カウンタ(不図示)を初期化した後、CPU203はステッ
プS903にて入力バッファ202より1単位コード(1単位
コードは1文字のドットパターンに対応する。)を読み
込む。ステップS904にてコードデータの読み込みが全て
終了したか否かが判定され、終了でないと判定される
と、ステップS905にて書体変更に関する指令の有無が判
定される。もしこの指令がないと判定されるとステップ
S906でその文字コードに対応する文字ドットパターンを
出力用ページバッファ207に発生する。この文字ドット
パターンは現在指定されている文字パターンセットより
得られ、それはCPU203により後述するように適正に位置
決めれて1文字分のドットパターンが出力用ページバッ
ファ207へ格納される。
次に発生する文字の位置に関して、第8図を用いて説明
する。第8図は出力ページバッファの内容を説明するた
めの図であり、図中801は左余白数(lm)、802は本文桁
数(n)、803は右余白数(rm)、804は上余白数(t
m)、805は本文行数(l)、806は下余白数(bm)、807
は行ピッチのドット数(yp)、808は文字ピッチのドッ
ト数(xp)、809は水平方向文字幅のドット数(xs)を
示す。ページの左上端を原点(0,0)とし桁カウンタの
値をXc、行カウンタの値をYcとしたとき、発生文字の文
字ドットパターンの右下端の位置(xo,yo)は xo=lm+(Xc×xp) Yo=tm+(Yc×yp) なる計算式により求められ、Xc,Ycが変化するに従って
発生文字の位置決定がなされる。
以上の様な方法でステップS906にて文字発生がなされた
後、ステップS907にて桁カウンタの値を1増加させ、ス
テップS908にて桁あふれのチェックを行う。ステップS9
08において桁あふれでない場合、すなわち桁カウンタの
値が本分桁数(n)より小なる場合にはステップS903に
戻り、次の1単位コードを読み込む。
同じ様に次々と文字ドットパターンを発生させていき、
ステップS908にて桁あふれが起きた場合、ステップS909
で行カウンタの値を1増加させ、ステップS910にて桁カ
ウンタを初期化した後、ステップS911にてページあふれ
のチェックを行う。ページあふれでないと判定された場
合、すなわち行カウンタの値が本文行数(l)と比べて
等しいか又は小さい場合はまだ出力ページバッファに余
裕ありと判定してステップS903に戻り出力ページバッフ
ァ207の作成処理を継続する。逆にステップS911でペー
ジあふれ状態であると判定された場合は1ページ分の出
力用ページバッファ207の作成が完了したものとして、
1スキャンライン分づつのドットイメージがプリンター
インターフェイス部208に転送され、同部にてビデオ信
号に変換された後出力機であるページプリンタ209によ
り記録が行なわれる。同様にしてステップS903からステ
ップS913の繰り返しによって次々とページが作成されて
いく。
ところでステップS905にて書体変更命令が読み込まれる
とステップS914においてその命令がパラメータとして持
つ文字パターンセットIDが管理用RAM211の管理パターン
テーブル中に存在するかどうか確認する。そしてもし存
在すればステップS915にてCPU203内のベースレジスタの
内容を、直前までアクセスしていた文字パターンセット
のアドレスから今回指定された文字パターンセットのア
ドレスに変更しステップS903に戻る。そして次の1単位
コードの処理に入ることにより書体の変更した文字パタ
ーンにて記録を行う事が出来る。
以上説明したような処理の流れにより書体変更の指令と
文字コードデータに従って記録が行なわれて行くが、デ
ータ終了を告げる情報(例えば仕事の終りを示すコー
ド、ファイルの終りを示すコード等)がステップS904に
て認識されるとステップS916,S917に進み、現在作成中
の出力用ページバッファ207の内容が空でない時、すな
わち行カウンタが2以上、又は桁カウンタが1以上の時
に限り同バッファのデータをプリントしすべての処理を
終了する。
第10図に本発明が適用できるレーザビームプリンタの概
略断面図を示す。
第10図において、21はスキャナ及びレーザユニットを具
備する露光装置である。22は感光ドラム23上に形成され
た潜像を可視像化する現像ユニットである。23は感光ド
ラム、24は給紙カセット、5は給紙カセット24から搬送
ローラ6へと用紙を一枚ずつ供給する給紙ローラであ
る。7はレジストシャッタであり、搬送ローラ6を介し
て搬送されてきた用紙はこのレジストシャッタ7によっ
て一時的に停止させられ、レーザ光の投射及び感光ドラ
ム23の回転動作と用紙送りとの間で同期がとられる。8
は用紙を転写部9に送り込むための送り込みローラであ
る。10は用紙上に転写されたトナー像を定着する定着部
であり、11は排紙された用紙を受けるスタッカ部であ
る。又、前述した如く205は着脱可能な文字発生器、206
はソケット、214はCPU203,出力用バッファ207等が取付
けられたCPUボードである。
このように構成したレーザビームプリンタにおいては、
用紙の搬送、現像等の一連の動作タイミング制御がシー
ケンスコントローラ13により制御される。又、このレー
ザビームプリンタはプリンタインタフェース部208から
出力されるビデオ信号に応じてレーザ光をオン/オフし
感光ドラム23上に可視像を形成するものである。
尚、本実施例においては文字パターンセット識別子によ
って複写すべき文字パターンセットを指定しているが、
現在使用している文字パターンセットを新たな文字パタ
ーンセットとして、文字パターンセット識別子のみを変
更してそのまま登録する様構成しても良い。又、本実施
例においては端末装置として記録装置を用いているが、
CRT端末装置等を用いても良い。又、本実施例において
は文字パターンセットの複写登録,削除あるいは文字パ
ターンの登録,削除をホストコンピュータの指令により
行なっているが、例えば記録装置に取付けられた操作キ
ー等により行なっても良い。
又本実施例では複写登録,削除の対象として文字ドット
パターンを用いているが、ベクトルデータ(文字を表わ
す座標情報)やフォームパターン(改行などの制御情
報)の複写登録,削除に関しても同様に実行できる。
以上説明したように本実施例によれば、CPU203は、第1
記憶手段(内蔵文字発生器204或は着脱可能文字発生器2
05)から複写指示されている文字パターンセットを第2
記憶手段(文字パターンセット格納用RAM210)に複写
(フォントコピー)し、複写された文字パターンセット
の内置換指示されている文字パターン情報を外部から入
力される他の文字パターン情報に置き換え(1文字登
録)、文字パターンセット選択指示情報(文字パターン
セットID)に基づいて、第1記憶手段に記憶されている
置換前(1文字登録前)の文字パターン情報を含む文字
パターンセット或は第2記憶手段に記憶されている置換
後(1文字登録後)の文字パターン情報を含む文字パタ
ーンセットを選択することで、置換前(1文字登録前)
の文字パターン情報と置換後(1文字登録後)の文字パ
ターン情報の何れかを読み出して出力できる。
[効果] 以上説明したように本発明によれば、フォントコピーし
た後、1文字登録することができ、特殊な1文字の文字
パターン情報を使用する為に他の文字パターンセットを
用意しなければならないという不都合を解消できるとい
う優れた効果を奏する。
また、フォントコピーした後、1文字登録することがで
き、文字パターンセットの選択結果に応じて、1文字登
録前(置換前)の文字パターン情報と1文字登録後(置
換後)の文字パターン情報の何れかを読み出して出力で
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は、英文文字の種々の書体を示した図であり、第
1図(a)はレギュラー体を示す図、第1図(b)はイ
タリック体を示す図、第1図(c)はボールド体を示す
図、第2図は本実施例における制御回路図、第3−1図
は文字パターンセットの複写指令の形式の説明図、第3
−2図は文字パターンセットの削除命令の形式の説明
図、第3−3図(a),(b)はそれぞれ文字パターン
の削除,登録命令の形式の説明図、第4図は英文等のコ
ード体系を示す図、第5図は文字パターンセットの構成
図、第6図は管理パターンテーブルの構成図、第7−1
図は本実施例における文字パターンセット複写登録のた
めのフローチャート、第7−2図は文字パターンセット
削除のためのフローチャート、第7−3図は文字パター
ンの登録,削除のためのフローチャート、第8図は出力
ページバッファの内容を説明するための図、第9図は本
実施例における記録動作のフローチャート、第10図は本
発明が適用できるレーザビームプリンタの概略構成図で
ある。 ここで201は計算器、202は入力バッファ、203はCPU、20
4は内蔵文字発生器、205は着脱可能型文字発生器、206
はソケット、207は出力用ページバッファ、208はプリン
タインターフェース部、209はページプリンタ、210文字
パターンセット格納用RAM、211は管理用RAMである。
フロントページの続き (72)発明者 永田 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 賢也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 河村 吉章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渋谷 壮一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 村上 裕 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−195279(JP,A) 実開 昭56−49942(JP,U)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1記憶手段から複写指示されている文字
    パターンセットを読み出して、第2記憶手段に複写する
    複写手段と、 前記複写手段で複写された前記文字パターンセットの
    内、置換指示されている文字パターン情報を外部から入
    力される他の文字パターン情報に置き換える置換手段
    と、 文字パターンセット選択指示情報に基づいて、前記第1
    記憶手段に記憶されている前記置換前の文字パターン情
    報を含む文字パターンセット、或は、前記第2記憶手段
    に記憶されている前記置換後の文字パターン情報を含む
    文字パターンセットを選択する選択手段とを有すること
    を特徴とする文字パターン情報出力装置。
  2. 【請求項2】前記複写手段は、文字パターンセットの識
    別情報に基づいて、前記複写指示されている文字パター
    ンセットを前記第1記憶手段から読み出して前記第2記
    憶手段に複写することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の文字パターン情報出力装置。
  3. 【請求項3】前記置換手段は、前記複写手段で前記第2
    記憶手段に複写された前記文字パターンセットの内、前
    記置換指示された文字コードに対応する文字パターン情
    報を他の文字パターン情報に置き換えて登録することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の文字パターン情
    報出力装置。
  4. 【請求項4】前記選択手段は、前記文字パターンセット
    選択指示情報と文字パターンセットの識別情報を比較す
    ることによって、選択指示された文字パターンセットを
    選択することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    文字パターン情報出力装置。
  5. 【請求項5】前記文字パターンセットは、同一書体の文
    字パターン情報群を示すことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の文字パターン情報出力装置。
  6. 【請求項6】前記第1記憶手段は、前記文字パターン情
    報出力装置内の読み出し専用の内部記憶手段であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の文字パターン
    情報出力装置。
  7. 【請求項7】前記第1記憶手段は、前記文字パターン情
    報出力装置に着脱可能な読み出し専用の外部記憶手段で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の文字
    パターン情報出力装置。
  8. 【請求項8】前記第2記憶手段は、前記文字パターン情
    報出力装置内の読み書き可能な内部記憶手段であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の文字パターン
    情報出力装置。
  9. 【請求項9】前記他の文字パターン情報は、ホストコン
    ピュータから前記文字パターン情報出力装置へ入力され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の文字パ
    ターン情報出力装置。
  10. 【請求項10】前記文字パターン情報出力装置は、プリ
    ンタであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の文字パターン情報出力装置。
JP60011372A 1985-01-24 1985-01-24 文字パターン情報出力装置 Expired - Lifetime JPH0723012B2 (ja)

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JPS58217065A (ja) * 1982-06-10 1983-12-16 Canon Inc 記憶方式

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