JPH07230001A - 光制御シート及びその製造方法 - Google Patents
光制御シート及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH07230001A JPH07230001A JP6099943A JP9994394A JPH07230001A JP H07230001 A JPH07230001 A JP H07230001A JP 6099943 A JP6099943 A JP 6099943A JP 9994394 A JP9994394 A JP 9994394A JP H07230001 A JPH07230001 A JP H07230001A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light control
- control sheet
- coating layer
- refractive index
- light
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示素子に用いた場合に正面方向が充分
明るくなるような集光性と、ある程度の視野角度範囲内
であれば均等に明るく見えるという拡散性とを兼ね備え
た光制御シート及びその製造方法を提供する。 【構成】 光制御シート(10)は、一面(11)に、
断面略三角形の多数のプリズム部または頂部が凸弧状の
断面略三角形の多数の山部(12)が平行状に配列され
た構造面が形成され、他面(13)には、屈折率が異な
る2種以上の組成物からなるコーティング層(14)が
設けられている。コーティング層(14)は、屈折率が
異なる2種以上の樹脂の混合物、またはマトリックス層
中に該マトリックス層と屈折率が異なる粒径5〜100
μのビーズ状高分子を分散させてなる。
明るくなるような集光性と、ある程度の視野角度範囲内
であれば均等に明るく見えるという拡散性とを兼ね備え
た光制御シート及びその製造方法を提供する。 【構成】 光制御シート(10)は、一面(11)に、
断面略三角形の多数のプリズム部または頂部が凸弧状の
断面略三角形の多数の山部(12)が平行状に配列され
た構造面が形成され、他面(13)には、屈折率が異な
る2種以上の組成物からなるコーティング層(14)が
設けられている。コーティング層(14)は、屈折率が
異なる2種以上の樹脂の混合物、またはマトリックス層
中に該マトリックス層と屈折率が異なる粒径5〜100
μのビーズ状高分子を分散させてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワードプロセッサなどの液晶ディスプレー、液晶カ
ラーテレビなどを構成する液晶表示素子光源装置に用い
る光制御シートに関する。
タやワードプロセッサなどの液晶ディスプレー、液晶カ
ラーテレビなどを構成する液晶表示素子光源装置に用い
る光制御シートに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示画面は自家発光性を有しないの
で、視認性を高めるためには他からの照明を必要とし、
そのため、液晶表示素子の背面から光を当てる光源ユニ
ット(以下「バックライトユニット」と言う。)が考案
された。
で、視認性を高めるためには他からの照明を必要とし、
そのため、液晶表示素子の背面から光を当てる光源ユニ
ット(以下「バックライトユニット」と言う。)が考案
された。
【0003】バックライトユニットは、その開発当初に
おいては蛍光管などの光源を液晶表示素子の背面に直接
配した構造をとっていたが、最近では全ユニットの厚み
を薄くして機器の小型化を図るために、光源を液晶表示
素子の少なくとも一側面に配したエッジライト方式をと
ることが多い。
おいては蛍光管などの光源を液晶表示素子の背面に直接
配した構造をとっていたが、最近では全ユニットの厚み
を薄くして機器の小型化を図るために、光源を液晶表示
素子の少なくとも一側面に配したエッジライト方式をと
ることが多い。
【0004】エッジライト方式の面状光源装置は、透明
な導光板の一側面に光源として蛍光管が配されている。
導光板の背面には塗料のドットパターンが形成されてい
る。このドットパターンは、側面の蛍光管から入射した
光を、画面のどの位置からも均等に出射させるために導
光板の背面に形成された光散乱性の印刷パターンであ
り、疑似光源と呼ばれるものである。導光板の後側には
反射板が配されている。
な導光板の一側面に光源として蛍光管が配されている。
導光板の背面には塗料のドットパターンが形成されてい
る。このドットパターンは、側面の蛍光管から入射した
光を、画面のどの位置からも均等に出射させるために導
光板の背面に形成された光散乱性の印刷パターンであ
り、疑似光源と呼ばれるものである。導光板の後側には
反射板が配されている。
【0005】蛍光管から発せられた光線は、導光板背面
のドットパターンによって乱反射され、導光板前面より
前方へ出射される。この際、図7に示す如く、蛍光管
(71)から発せられた光線による出射光のほとんど
は、導光板(72)の法線方向から大きくはずれた方向
へ出射され(出射光パターン(73)の状態)、またそ
の分布も著しく急峻であることから、通常、導光板(7
2)の法線方向より観察する使用者にとっては液晶表示
画面が非常に暗い画面となってしまう。
のドットパターンによって乱反射され、導光板前面より
前方へ出射される。この際、図7に示す如く、蛍光管
(71)から発せられた光線による出射光のほとんど
は、導光板(72)の法線方向から大きくはずれた方向
へ出射され(出射光パターン(73)の状態)、またそ
の分布も著しく急峻であることから、通常、導光板(7
2)の法線方向より観察する使用者にとっては液晶表示
画面が非常に暗い画面となってしまう。
【0006】この欠点を解消するため、導光板の前面に
光制御シートが配される。従来の光制御シートとして
は、透明なガラスまたはプラスチックシートに無機また
は有機の光拡散剤が含有されたもの(特開平3−787
01号公報)や、透明プラスチックシートの前面にマッ
ト加工やシボ加工などにより粗度Ra=100〜150
μm程度の微細なランダム凹凸を形成したものが知られ
ている(特開昭62−291618号公報)。
光制御シートが配される。従来の光制御シートとして
は、透明なガラスまたはプラスチックシートに無機また
は有機の光拡散剤が含有されたもの(特開平3−787
01号公報)や、透明プラスチックシートの前面にマッ
ト加工やシボ加工などにより粗度Ra=100〜150
μm程度の微細なランダム凹凸を形成したものが知られ
ている(特開昭62−291618号公報)。
【0007】さらに、他の光制御シートとして、一面
が、断面略三角形の多数のプリズム部または頂部が凸弧
状の断面略三角形の多数の山部が平行状に配列された構
造面となされているシート(以下「プリズムシート」と
言う。)も提案されている。(米国特許第490607
0号、米国特許第5056893号、特願平4−118
64号等)。プリズムシートは片面に多数の小さなプリ
ズムを並列状に並べたものであり、これに入射した光線
を屈折あるいは反射させる機能を有する光学機能シート
である。
が、断面略三角形の多数のプリズム部または頂部が凸弧
状の断面略三角形の多数の山部が平行状に配列された構
造面となされているシート(以下「プリズムシート」と
言う。)も提案されている。(米国特許第490607
0号、米国特許第5056893号、特願平4−118
64号等)。プリズムシートは片面に多数の小さなプリ
ズムを並列状に並べたものであり、これに入射した光線
を屈折あるいは反射させる機能を有する光学機能シート
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光制御
シートのうち、光拡散剤を用いた光制御シート(74)
の場合、図8に示すように、導光板(72)の一側に蛍
光管(71)を配したエッジ一灯式において、使用者に
不用な方向への光線の出射(斜め方向の出射)が多く、
また光制御シート(74)と導光板(72)界面での乱
反射による光線の損失も無視できない。そのため、液晶
表示素子の照明に用いた場合、正面方向への出射光量が
少ない(出射光パターン(75)の状態)という問題が
ある。
シートのうち、光拡散剤を用いた光制御シート(74)
の場合、図8に示すように、導光板(72)の一側に蛍
光管(71)を配したエッジ一灯式において、使用者に
不用な方向への光線の出射(斜め方向の出射)が多く、
また光制御シート(74)と導光板(72)界面での乱
反射による光線の損失も無視できない。そのため、液晶
表示素子の照明に用いた場合、正面方向への出射光量が
少ない(出射光パターン(75)の状態)という問題が
ある。
【0009】また、ランダム凹凸面を形成した光制御シ
ート(76)の場合、光拡散剤を用いた上記シートより
は集光性に優れるが、図9に示すように、なお出射光量
が少ない(出射光パターン(77)の状態)。そのた
め、最近のバックライトの高輝度化等の要求に対しては
完全なものとは言えない。
ート(76)の場合、光拡散剤を用いた上記シートより
は集光性に優れるが、図9に示すように、なお出射光量
が少ない(出射光パターン(77)の状態)。そのた
め、最近のバックライトの高輝度化等の要求に対しては
完全なものとは言えない。
【0010】さらに、プリズムシート(78)を用いた
場合、図10に示すように、光線の各出射角度における
強度分布、すなわち出射光パターン(79)は、法線方
向への光線の出射が著しく増加している。しかしなが
ら、この場合、出射光の指向性が強すぎるため視野角度
が非常に狭く、使用者の位置が僅かでも移動すると、観
察される輝度は急激に低下する。また、このプリズムシ
ート(78)には光線を散乱させる効果が全くないた
め、導光板(72)に印刷されたドットパターンが明瞭
に視認されてしまう。
場合、図10に示すように、光線の各出射角度における
強度分布、すなわち出射光パターン(79)は、法線方
向への光線の出射が著しく増加している。しかしなが
ら、この場合、出射光の指向性が強すぎるため視野角度
が非常に狭く、使用者の位置が僅かでも移動すると、観
察される輝度は急激に低下する。また、このプリズムシ
ート(78)には光線を散乱させる効果が全くないた
め、導光板(72)に印刷されたドットパターンが明瞭
に視認されてしまう。
【0011】そのため、図11に示すように、プリズム
シート(78)の他に光拡散性を持つシート(80)を
併用しなければならないという欠点がある。また、上記
光拡散性を持つシート(80)として延伸PETフィル
ム上に高分子微粒子をコーティングしたものが一般に用
いられるが、このシートは光を拡散すると同時に吸収も
行うため、蛍光管(71)からの光量を有効に使用でき
ないという不都合がある。この場合、出射光パターン
(81)の状態を呈する。
シート(78)の他に光拡散性を持つシート(80)を
併用しなければならないという欠点がある。また、上記
光拡散性を持つシート(80)として延伸PETフィル
ム上に高分子微粒子をコーティングしたものが一般に用
いられるが、このシートは光を拡散すると同時に吸収も
行うため、蛍光管(71)からの光量を有効に使用でき
ないという不都合がある。この場合、出射光パターン
(81)の状態を呈する。
【0012】本発明は、上記の点に鑑み、液晶表示素子
に用いた場合に正面方向が充分明るくなるような集光性
と、ある程度の視野角度範囲内であれば均等に明るく見
えるという拡散性とを兼ね備えた光制御シート及びその
製造方法を提供することを目的とする。
に用いた場合に正面方向が充分明るくなるような集光性
と、ある程度の視野角度範囲内であれば均等に明るく見
えるという拡散性とを兼ね備えた光制御シート及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の光制御シート
は、一面に、断面略三角形の多数のプリズム部または頂
部が凸弧状の断面略三角形の多数の山部が平行状に配列
された構造面が形成され、他面には、屈折率が異なる2
種以上の組成物からなるコーティング層が設けられてい
ることを特徴とする。
は、一面に、断面略三角形の多数のプリズム部または頂
部が凸弧状の断面略三角形の多数の山部が平行状に配列
された構造面が形成され、他面には、屈折率が異なる2
種以上の組成物からなるコーティング層が設けられてい
ることを特徴とする。
【0014】コーティング層は、例えば屈折率が異なる
2種以上の樹脂の混合物からなる。この場合、各樹脂の
屈折率が1.480〜1.620の範囲にあり、かつ各
樹脂同士の屈折率の差が0.01〜0.12の範囲にあ
るのが好ましい。また、各樹脂の溶解性パラメータが
8.5〜10.0の範囲にあり、かつ各樹脂同士の溶解
性パラメータの差が0.08〜0.5の範囲にあるのが
好ましい。
2種以上の樹脂の混合物からなる。この場合、各樹脂の
屈折率が1.480〜1.620の範囲にあり、かつ各
樹脂同士の屈折率の差が0.01〜0.12の範囲にあ
るのが好ましい。また、各樹脂の溶解性パラメータが
8.5〜10.0の範囲にあり、かつ各樹脂同士の溶解
性パラメータの差が0.08〜0.5の範囲にあるのが
好ましい。
【0015】コーティング層は、マトリックス層中に該
マトリックス層と屈折率が異なる粒径5〜100μのビ
ーズ状高分子を分散させてなるものでもよい。この場
合、ビーズ状高分子及びマトリックス層の屈折率が1.
480〜1.620の範囲にあり、両者の屈折率の差が
0.01〜0.12の範囲にあるのが好ましい。マトリ
ックス層は、例えばアクリロイル基またはメタクロイル
基を有する1種または2種以上のモノマーを重合して得
られる樹脂からなる。また、ビーズ状高分子は、例えば
スチレン、アクリロイル基またはメタクロイル基を有す
るモノマーを1種または2種以上縣濁重合した微球体で
ある。
マトリックス層と屈折率が異なる粒径5〜100μのビ
ーズ状高分子を分散させてなるものでもよい。この場
合、ビーズ状高分子及びマトリックス層の屈折率が1.
480〜1.620の範囲にあり、両者の屈折率の差が
0.01〜0.12の範囲にあるのが好ましい。マトリ
ックス層は、例えばアクリロイル基またはメタクロイル
基を有する1種または2種以上のモノマーを重合して得
られる樹脂からなる。また、ビーズ状高分子は、例えば
スチレン、アクリロイル基またはメタクロイル基を有す
るモノマーを1種または2種以上縣濁重合した微球体で
ある。
【0016】次に、本発明の光制御シートの製造方法
は、一面に、断面略三角形の多数のプリズム部または頂
部が凸弧状の断面略三角形の多数の山部が平行状に配列
された構造面を形成し、他面に、屈折率が異なる2種以
上の組成物からなるコーティング層を光硬化反応によっ
て形成することを特徴とする。
は、一面に、断面略三角形の多数のプリズム部または頂
部が凸弧状の断面略三角形の多数の山部が平行状に配列
された構造面を形成し、他面に、屈折率が異なる2種以
上の組成物からなるコーティング層を光硬化反応によっ
て形成することを特徴とする。
【0017】コーティング層は、例えば屈折率が異なる
2種以上の樹脂を光硬化反応によって硬化して形成す
る。この場合、各樹脂の屈折率が1.480〜1.62
0の範囲にあり、かつ各樹脂同士の屈折率の差が0.0
1〜0.12の範囲にある2種以上の樹脂を光硬化反応
によって硬化して形成するのが好ましい。具体的には、
アクリロイル基またはメタクリロイル基を有するモノマ
ーを重合してなる樹脂を主成分とする混合物を光硬化反
応によって硬化して形成するのが好ましい。また、予め
溶液重合した樹脂をアクロイル基またはメタクロイル基
を有するモノマーに溶解したドープを光硬化反応によっ
て硬化して形成するようにしてもよい。
2種以上の樹脂を光硬化反応によって硬化して形成す
る。この場合、各樹脂の屈折率が1.480〜1.62
0の範囲にあり、かつ各樹脂同士の屈折率の差が0.0
1〜0.12の範囲にある2種以上の樹脂を光硬化反応
によって硬化して形成するのが好ましい。具体的には、
アクリロイル基またはメタクリロイル基を有するモノマ
ーを重合してなる樹脂を主成分とする混合物を光硬化反
応によって硬化して形成するのが好ましい。また、予め
溶液重合した樹脂をアクロイル基またはメタクロイル基
を有するモノマーに溶解したドープを光硬化反応によっ
て硬化して形成するようにしてもよい。
【0018】コーティング層は、光硬化性のドープ中に
該ドープと屈折率が異なる粒径5〜100μのビーズ状
高分子を分散させた分散液をコーティングした後、光硬
化反応によって硬化して形成するようにしてもよい。こ
の場合、屈折率が1.480〜1.620の範囲にあ
り、両者の屈折率の差が0.01〜0.12の範囲にあ
るビーズ状高分子及びドープを用いて形成するのが好ま
しい。ドープは、例えばアクリロイル基またはメタクロ
イル基を有する1種または2種以上のモノマーを重合し
てなる樹脂からなる。また、ビーズ状高分子は、例えば
スチレン、アクリロイル基またはメタクロイル基を有す
るモノマーを1種または2種以上縣濁重合した微球体で
ある。
該ドープと屈折率が異なる粒径5〜100μのビーズ状
高分子を分散させた分散液をコーティングした後、光硬
化反応によって硬化して形成するようにしてもよい。こ
の場合、屈折率が1.480〜1.620の範囲にあ
り、両者の屈折率の差が0.01〜0.12の範囲にあ
るビーズ状高分子及びドープを用いて形成するのが好ま
しい。ドープは、例えばアクリロイル基またはメタクロ
イル基を有する1種または2種以上のモノマーを重合し
てなる樹脂からなる。また、ビーズ状高分子は、例えば
スチレン、アクリロイル基またはメタクロイル基を有す
るモノマーを1種または2種以上縣濁重合した微球体で
ある。
【0019】次に、本発明をさらに詳細に説明する。
【0020】光制御シートの材質は、透明な樹脂であれ
ば特に限定されないが、ポリカ−ボネート、ポリメチル
メタクリレートなどの光透過性の良好な樹脂が好適であ
る。そして、これら樹脂を熱溶融または光硬化などの方
法により賦形することにより、所定のシートが得られ
る。シートの全体厚みは0.15〜0.40mm、構造
面における溝深さは0.05〜0.30mm、溝ピッチ
は0.03〜0.5mmのものが最適である。
ば特に限定されないが、ポリカ−ボネート、ポリメチル
メタクリレートなどの光透過性の良好な樹脂が好適であ
る。そして、これら樹脂を熱溶融または光硬化などの方
法により賦形することにより、所定のシートが得られ
る。シートの全体厚みは0.15〜0.40mm、構造
面における溝深さは0.05〜0.30mm、溝ピッチ
は0.03〜0.5mmのものが最適である。
【0021】コーティング層が屈折率が異なる2種以上
の樹脂の混合物からなる場合は、前述のように各樹脂の
屈折率を1.480〜1.620かつ各樹脂同士の屈折
率の差を0.01〜0.12の範囲とするものが好まし
い。各樹脂同士の屈折率の差が0.01以下の場合、コ
ーティング層を形成する2種以上の樹脂の界面での乱反
射が起こり難く、また0.12以上の場合、樹脂の界面
での光の吸収が顕著となる。
の樹脂の混合物からなる場合は、前述のように各樹脂の
屈折率を1.480〜1.620かつ各樹脂同士の屈折
率の差を0.01〜0.12の範囲とするものが好まし
い。各樹脂同士の屈折率の差が0.01以下の場合、コ
ーティング層を形成する2種以上の樹脂の界面での乱反
射が起こり難く、また0.12以上の場合、樹脂の界面
での光の吸収が顕著となる。
【0022】コーティング層を形成する各樹脂は、溶解
性パラメータが異なっているのが好ましい。さらに、各
樹脂の溶解性パラメータを8.50〜10.0の範囲と
し、かつ各樹脂同士の溶解性パラメータの差を0.08
〜0.5の範囲とするのが好ましい。各樹脂同士の溶解
性パラメータの差が0.5以上の場合、樹脂の相分離が
大きくなり過ぎたり界面でボイドを生じたりするため、
光の吸収が起こりやすく、光量損失が大きくなる。ま
た、0.08以下では各樹脂が略均一に分散するため、
樹脂同士の不均一な混合状態により発生する光の乱反射
が大幅に減少する。
性パラメータが異なっているのが好ましい。さらに、各
樹脂の溶解性パラメータを8.50〜10.0の範囲と
し、かつ各樹脂同士の溶解性パラメータの差を0.08
〜0.5の範囲とするのが好ましい。各樹脂同士の溶解
性パラメータの差が0.5以上の場合、樹脂の相分離が
大きくなり過ぎたり界面でボイドを生じたりするため、
光の吸収が起こりやすく、光量損失が大きくなる。ま
た、0.08以下では各樹脂が略均一に分散するため、
樹脂同士の不均一な混合状態により発生する光の乱反射
が大幅に減少する。
【0023】コーティング層を形成する樹脂としては、
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン
の単独重合または共重合によって得られる2種以上の樹
脂の混合物が好ましい。
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン
の単独重合または共重合によって得られる2種以上の樹
脂の混合物が好ましい。
【0024】コーティング層は、例えば次のようにして
形成する。 (1)分子中にアクリロイル基またはメタクロイル基を
1個有するモノマーを熱開始剤を用いて溶液重合する。 (2)重合終了後、メタノール等を加えてポリマーを沈
殿せしめる。 (3)このポリマーを、所定のモノマー(屈折率が前記
条件を満足し、分子中にアクリロイル基またはメタクリ
ロイル基を1個または複数個有するモノマー)に溶解す
る。 (4)上記ドープにさらに光重合開始剤を加える。 (5)構造面を有するシートの裏面にこのドープをコー
ティングする。 (6)不活性ガス雰囲気中でUV照射し、ドープを光硬
化せしめる。
形成する。 (1)分子中にアクリロイル基またはメタクロイル基を
1個有するモノマーを熱開始剤を用いて溶液重合する。 (2)重合終了後、メタノール等を加えてポリマーを沈
殿せしめる。 (3)このポリマーを、所定のモノマー(屈折率が前記
条件を満足し、分子中にアクリロイル基またはメタクリ
ロイル基を1個または複数個有するモノマー)に溶解す
る。 (4)上記ドープにさらに光重合開始剤を加える。 (5)構造面を有するシートの裏面にこのドープをコー
ティングする。 (6)不活性ガス雰囲気中でUV照射し、ドープを光硬
化せしめる。
【0025】分子中にアクリロイル基またはメタクロイ
ル基を1個有するモノマーとして、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールモノアクリレート、ポリ
エチレングリコールモノメタクリレート、ポリプロピレ
ングリコールモノメタクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタク
リレート等が挙げられる。これらのモノマーは、単独で
またはこれらのモノマー同士あるいはスチレン等の他の
モノマーと共重合してもよい。
ル基を1個有するモノマーとして、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、ポリエチレングリコールモノアクリレート、ポリ
エチレングリコールモノメタクリレート、ポリプロピレ
ングリコールモノメタクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタク
リレート等が挙げられる。これらのモノマーは、単独で
またはこれらのモノマー同士あるいはスチレン等の他の
モノマーと共重合してもよい。
【0026】分子中にアクリロイル基またはメタクロイ
ル基を複数個有するモノマーとして、トリエチレングリ
コールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタ
クリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート等が挙げられる。こ
れらのモノマーは、単独でまたはこれらのモノマー同士
あるいは他のモノマーと共重合してもよい。
ル基を複数個有するモノマーとして、トリエチレングリ
コールジアクリレート、トリエチレングリコールジメタ
クリレート、テトラエチレングリコールジメタクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート等が挙げられる。こ
れらのモノマーは、単独でまたはこれらのモノマー同士
あるいは他のモノマーと共重合してもよい。
【0027】光硬化の開始剤としては、ベンゾイン、ベ
ンゾインアルキルエーテル、ベンゾインアルキルケター
ル、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン等が挙
げられる。
ンゾインアルキルエーテル、ベンゾインアルキルケター
ル、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン等が挙
げられる。
【0028】次に、コーティング層が光硬化性のドープ
中に該ドープと屈折率が異なる粒径5〜100μのビー
ズ状高分子を分散させてなる場合は、ビーズ状高分子の
粒径は5〜100μが好ましい。100μ以上では正面
輝度が上がり難く、5μ以下ではドット隠蔽性が出にく
い。
中に該ドープと屈折率が異なる粒径5〜100μのビー
ズ状高分子を分散させてなる場合は、ビーズ状高分子の
粒径は5〜100μが好ましい。100μ以上では正面
輝度が上がり難く、5μ以下ではドット隠蔽性が出にく
い。
【0029】ビーズ状高分子は、例えばアクリル酸エス
テル、メタクリル酸エステルのごとくアクリロイル基も
しくはメタクリロイル基を有するモノマー、スチレン、
ジビニルベンゼン、ポリビニルアルコール等を、分散
剤、BPO等を開始剤として水中縣濁重合したのち、分
離洗浄することにより得られる。
テル、メタクリル酸エステルのごとくアクリロイル基も
しくはメタクリロイル基を有するモノマー、スチレン、
ジビニルベンゼン、ポリビニルアルコール等を、分散
剤、BPO等を開始剤として水中縣濁重合したのち、分
離洗浄することにより得られる。
【0030】コーティング層は、例えば次のようにして
形成する。 (1)分子中にアクリロイル基またはメタクロイル基を
有するモノマー、スチレン等またはこれらのモノマーの
混合物を、熱開始剤を用いて溶液重合する。 (2)重合終了後、メタノール等を加え、ポリマーを沈
殿せしめる。 (3)このポリマーを、前記(1)とほぼ同種のモノマ
ー(前記(1)と同種もしくは微量の架橋性モノマーを
含むもの)に溶解する。 (4)上記ドープにビーズ状高分子及び光重合開始剤を
加える。 (5)構造面を有するシートの裏面にこのドープをコー
ティングする。 (6)不活性ガス雰囲気中でUV照射し、ドープを光硬
化せしめる。
形成する。 (1)分子中にアクリロイル基またはメタクロイル基を
有するモノマー、スチレン等またはこれらのモノマーの
混合物を、熱開始剤を用いて溶液重合する。 (2)重合終了後、メタノール等を加え、ポリマーを沈
殿せしめる。 (3)このポリマーを、前記(1)とほぼ同種のモノマ
ー(前記(1)と同種もしくは微量の架橋性モノマーを
含むもの)に溶解する。 (4)上記ドープにビーズ状高分子及び光重合開始剤を
加える。 (5)構造面を有するシートの裏面にこのドープをコー
ティングする。 (6)不活性ガス雰囲気中でUV照射し、ドープを光硬
化せしめる。
【0031】
【作用】本発明の光制御シートによれば、これをエッジ
一灯式または二灯式のいずれの面状発光装置に用いた場
合でも、導光板から光制御シートに入射する光は、シー
ト後面のコーティング層において乱反射して光が拡散さ
れる。この際、光の吸収は生じない。その後、拡散され
た光はシート前面の構造面で集光して出射されるため、
法線方向への光線の出射が充分に行われる。具体的に
は、図6に示すように、導光板(53)の一例における
蛍光管(51)からの光は、最終的に上記構成の本発明
の光制御シート(S)表面より出射され、その光線の各
出射角度における強度分布、すなわち出射光パターン
(60)は導光板(53)の法線方向を中心としてその
周囲に十分な角度範囲で分布される。
一灯式または二灯式のいずれの面状発光装置に用いた場
合でも、導光板から光制御シートに入射する光は、シー
ト後面のコーティング層において乱反射して光が拡散さ
れる。この際、光の吸収は生じない。その後、拡散され
た光はシート前面の構造面で集光して出射されるため、
法線方向への光線の出射が充分に行われる。具体的に
は、図6に示すように、導光板(53)の一例における
蛍光管(51)からの光は、最終的に上記構成の本発明
の光制御シート(S)表面より出射され、その光線の各
出射角度における強度分布、すなわち出射光パターン
(60)は導光板(53)の法線方向を中心としてその
周囲に十分な角度範囲で分布される。
【0032】
【実施例】この発明を実施例により具体的に説明する。
【0033】[実施例1]図1において、光制御シート
(10)の前面(11)は、頂部が凸弧状の断面三角形
の多数の山部(12)が平行状に配列されたマクロ的に
正弦波型の構造面であり、後面(13)には、後述する
コーティング層(14)が形成されている。この光制御
シート(10)は、ポリカーボネート樹脂を用いて熱プ
レスにより、全体厚みが300μm、構造面における溝
ピッチが200μm、溝深さが120μmに形成されて
いる。
(10)の前面(11)は、頂部が凸弧状の断面三角形
の多数の山部(12)が平行状に配列されたマクロ的に
正弦波型の構造面であり、後面(13)には、後述する
コーティング層(14)が形成されている。この光制御
シート(10)は、ポリカーボネート樹脂を用いて熱プ
レスにより、全体厚みが300μm、構造面における溝
ピッチが200μm、溝深さが120μmに形成されて
いる。
【0034】コーティング層(14)は、下記のコーテ
ィング用ドープ(A)と(B)を調製し、(A)50重
量部と(B)100重量部を混合した後、光制御シート
(10)の後面(13)に乾燥後の厚みが50μmにな
るように塗布し、乾燥せしめた。
ィング用ドープ(A)と(B)を調製し、(A)50重
量部と(B)100重量部を混合した後、光制御シート
(10)の後面(13)に乾燥後の厚みが50μmにな
るように塗布し、乾燥せしめた。
【0035】(コーティング用ドープ(A))メタクリ
ル酸メチルを酢酸エチル中で過酸化ベンゾイルを用いて
溶液重合して樹脂濃度10%のドープを得た。この場
合、樹脂の屈折率は1.49、溶解性パラメータは9.
50である。
ル酸メチルを酢酸エチル中で過酸化ベンゾイルを用いて
溶液重合して樹脂濃度10%のドープを得た。この場
合、樹脂の屈折率は1.49、溶解性パラメータは9.
50である。
【0036】(コーティング用ドープ(B))メタクリ
ル酸メチル70重量部、スチレン30重量部を酢酸エチ
ル中で過酸化ベンゾイルを用いて溶液重合して樹脂濃度
10%のドープを得た。この場合、樹脂の屈折率は1.
51、溶解性パラメータは9.35である。
ル酸メチル70重量部、スチレン30重量部を酢酸エチ
ル中で過酸化ベンゾイルを用いて溶液重合して樹脂濃度
10%のドープを得た。この場合、樹脂の屈折率は1.
51、溶解性パラメータは9.35である。
【0037】[実施例2]コーティング層(14)以外
は実施例1と同様にして光制御シート(10)を得た。
コーティング層(14)は、下記のコーティング用ドー
プ(C)を調製し、硬化後の厚みが50μmになるよう
に塗布し、不活性ガス雰囲気中でUV照射して光硬化せ
しめた。
は実施例1と同様にして光制御シート(10)を得た。
コーティング層(14)は、下記のコーティング用ドー
プ(C)を調製し、硬化後の厚みが50μmになるよう
に塗布し、不活性ガス雰囲気中でUV照射して光硬化せ
しめた。
【0038】(コーティング用ドープ(C))メタクリ
ル酸メチル70重量部、スチレン30重量部を酢酸エチ
ル中でBPOを用いて溶液重合した後、メタノールを加
えて樹脂を沈殿させる。この場合、樹脂の屈折率は1.
51である。この樹脂を、メタクリル酸メチル90重量
部に対し10重量部溶解する。更に、ベンゾフェノンを
1重量部加える。なお、メタクリル酸メチルのみの重合
体の屈折率は1.49である。
ル酸メチル70重量部、スチレン30重量部を酢酸エチ
ル中でBPOを用いて溶液重合した後、メタノールを加
えて樹脂を沈殿させる。この場合、樹脂の屈折率は1.
51である。この樹脂を、メタクリル酸メチル90重量
部に対し10重量部溶解する。更に、ベンゾフェノンを
1重量部加える。なお、メタクリル酸メチルのみの重合
体の屈折率は1.49である。
【0039】[実施例3]図2において、光制御シート
(20)の前面(21)は、断面三角形の多数のプリズ
ム部(22)が平行に形成された構造面とされ、後面
(23)には後述するコーティング層(24)が形成さ
れている。この光制御シート(20)は、ポリカーボネ
ート樹脂を用いて熱プレスにより、全体厚みが250μ
m、上記構造面における溝ピッチが100μm、溝深さ
が60μmに成形されている。
(20)の前面(21)は、断面三角形の多数のプリズ
ム部(22)が平行に形成された構造面とされ、後面
(23)には後述するコーティング層(24)が形成さ
れている。この光制御シート(20)は、ポリカーボネ
ート樹脂を用いて熱プレスにより、全体厚みが250μ
m、上記構造面における溝ピッチが100μm、溝深さ
が60μmに成形されている。
【0040】コーティング層(24)は、下記のコーテ
ィング用ドープ(D)と(E)を調製し、(D)50重
量部と(E)50重量部を混合した後、光制御シート
(20)の後面(23)に乾燥後の厚さが70μmとな
るように塗布し、乾燥せしめた。
ィング用ドープ(D)と(E)を調製し、(D)50重
量部と(E)50重量部を混合した後、光制御シート
(20)の後面(23)に乾燥後の厚さが70μmとな
るように塗布し、乾燥せしめた。
【0041】(コーティング用ドープ(D))メタクリ
ル酸メチルを酢酸エチル中で過酸化ベンゾイルを用いて
溶液重合して樹脂濃度10%のドープを得た。この場
合、樹脂の屈折率は1.49、溶解性パラメータは9.
50である。
ル酸メチルを酢酸エチル中で過酸化ベンゾイルを用いて
溶液重合して樹脂濃度10%のドープを得た。この場
合、樹脂の屈折率は1.49、溶解性パラメータは9.
50である。
【0042】(コーティング用ドープ(E))メタクリ
ル酸ブチルを酢酸エチル中で過酸化ベンゾイルを用いて
溶液重合して樹脂濃度10%のドープを得た。この場
合、樹脂の屈折率は1.48、溶解性パラメータは8.
50である。
ル酸ブチルを酢酸エチル中で過酸化ベンゾイルを用いて
溶液重合して樹脂濃度10%のドープを得た。この場
合、樹脂の屈折率は1.48、溶解性パラメータは8.
50である。
【0043】[実施例4]コーティング層(24)以外
は実施例3と同様にして光制御シート(20)を得た。
コーティング層(24)は、下記のコーティング用ドー
プ(F)を調製し、硬化後の厚みが70μmとなるよう
に塗布し、不活性ガス雰囲気中でUV照射して光硬化せ
しめた。
は実施例3と同様にして光制御シート(20)を得た。
コーティング層(24)は、下記のコーティング用ドー
プ(F)を調製し、硬化後の厚みが70μmとなるよう
に塗布し、不活性ガス雰囲気中でUV照射して光硬化せ
しめた。
【0044】(コーティング用ドープ(F))ダイアセ
トンアクリルアミド50重量部、メタクリル酸メチル5
0重量部を酢酸エチル中でBPOを用いて溶液重合す
る。重合完了後、メタノールを加えて樹脂を沈殿させ
る。樹脂の屈折率は1.48である。この樹脂8重量部
をメタクリル酸メチル50重量部、トリメチロールプロ
パントリアクリレート42重量部に溶解する。更に、ベ
イゾイン1重量部を加える。なお、メタクリル酸メチル
50部とトリメチロールプロパントリアクリレート42
部の共重合体の屈折率は1.51である。
トンアクリルアミド50重量部、メタクリル酸メチル5
0重量部を酢酸エチル中でBPOを用いて溶液重合す
る。重合完了後、メタノールを加えて樹脂を沈殿させ
る。樹脂の屈折率は1.48である。この樹脂8重量部
をメタクリル酸メチル50重量部、トリメチロールプロ
パントリアクリレート42重量部に溶解する。更に、ベ
イゾイン1重量部を加える。なお、メタクリル酸メチル
50部とトリメチロールプロパントリアクリレート42
部の共重合体の屈折率は1.51である。
【0045】メタクリル酸ブチルを酢酸エチル中で過酸
化ベンゾイルを用いて溶液重合して樹脂濃度10%のド
ープを得た。この場合、樹脂の屈折率は1.48、溶解
性パラメータは8.50である。
化ベンゾイルを用いて溶液重合して樹脂濃度10%のド
ープを得た。この場合、樹脂の屈折率は1.48、溶解
性パラメータは8.50である。
【0046】[比較例1]シート後面にコーティング層
を設けない以外は、上記実施例1と同様の光制御シート
とした。
を設けない以外は、上記実施例1と同様の光制御シート
とした。
【0047】[比較例2]シート後面にコーティング層
を設けない以外は、上記実施例2と同様の光制御シート
とした。
を設けない以外は、上記実施例2と同様の光制御シート
とした。
【0048】[比較例3]シート後面にコーティング層
を設けない以外は、上記実施例3と同様の光制御シート
とした。
を設けない以外は、上記実施例3と同様の光制御シート
とした。
【0049】[比較例4]シート後面にコーティング層
を設けない以外は、上記実施例4と同様の光制御シート
とした。
を設けない以外は、上記実施例4と同様の光制御シート
とした。
【0050】[比較例5]比較例3のシート後側に、透
明なポリエチレンテレフタレートからなり且つ表面に高
分子微粒子をコーティングしてなるシートを2枚重ね
た。
明なポリエチレンテレフタレートからなり且つ表面に高
分子微粒子をコーティングしてなるシートを2枚重ね
た。
【0051】[比較例6]比較例4のシート後側に、透
明なポリエチレンテレフタレートからなり且つ表面に高
分子微粒子をコーティングしてなるシートを2枚重ね
た。
明なポリエチレンテレフタレートからなり且つ表面に高
分子微粒子をコーティングしてなるシートを2枚重ね
た。
【0052】(性能の評価試験)評価方法として、JI
S−C7614の輝度測定を行った。図5において、光
源として太さ35mm、長さ135mmの蛍光管(5
1)が、背面にドットパターン(52)を有する導光板
(53)の側面に配されている。導光板(53)は、厚
さ3mm、横205mm、縦135mmのポリメチルメ
タクリレート板からなる。導光板(53)の後側には反
射板(54)が配され、導光板(53)の前側には上記
実施例および比較例の各光制御シート(S)を配した。
また、光制御シート(S)の前側には液晶表示素子(5
5)が配置されている。反射板は不透明なポリエチレン
−テレフタレート製の透明フィルムからなる。
S−C7614の輝度測定を行った。図5において、光
源として太さ35mm、長さ135mmの蛍光管(5
1)が、背面にドットパターン(52)を有する導光板
(53)の側面に配されている。導光板(53)は、厚
さ3mm、横205mm、縦135mmのポリメチルメ
タクリレート板からなる。導光板(53)の後側には反
射板(54)が配され、導光板(53)の前側には上記
実施例および比較例の各光制御シート(S)を配した。
また、光制御シート(S)の前側には液晶表示素子(5
5)が配置されている。反射板は不透明なポリエチレン
−テレフタレート製の透明フィルムからなる。
【0053】上記構成のエッジ一灯式バックライトにお
いて、印加電圧12Vで実施した。また、ドットパター
ンの視認性については、画面から約50cm離れた位置
での光制御シート(S)を通して表示画面を見たとき、
ドットパターンが視認されるか否かを評価した。
いて、印加電圧12Vで実施した。また、ドットパター
ンの視認性については、画面から約50cm離れた位置
での光制御シート(S)を通して表示画面を見たとき、
ドットパターンが視認されるか否かを評価した。
【0054】実施例1〜4および比較例1〜6の各光制
御シートについて、法線方向の輝度、法線方向の50%
以上の輝度を有する角度範囲、および発光外観の評価結
果を表1に示す。
御シートについて、法線方向の輝度、法線方向の50%
以上の輝度を有する角度範囲、および発光外観の評価結
果を表1に示す。
【0055】この評価試験結果により、実施例1〜4の
光制御シートの場合、充分な正面輝度と広い角度範囲が
確保され、ドットパターンが視認されないことが明らか
である。
光制御シートの場合、充分な正面輝度と広い角度範囲が
確保され、ドットパターンが視認されないことが明らか
である。
【0056】
【表1】
【0057】[実施例5]図3において、光制御シート
(30)の前面(31)は、図1に示した光制御シート
と同様に、頂部が凸弧状の断面三角形の多数の山部(3
2)が平行状に配列されたマクロ的に正弦波型の構造面
であり、後面(33)には、後述するコーティング層
(34)が形成されている。この光制御シート(30)
は、ポリカーボネート樹脂を用いて熱プレスにより、全
体厚みが300μm、構造面における溝ピッチが200
μm、溝深さが120μmに形成されている。
(30)の前面(31)は、図1に示した光制御シート
と同様に、頂部が凸弧状の断面三角形の多数の山部(3
2)が平行状に配列されたマクロ的に正弦波型の構造面
であり、後面(33)には、後述するコーティング層
(34)が形成されている。この光制御シート(30)
は、ポリカーボネート樹脂を用いて熱プレスにより、全
体厚みが300μm、構造面における溝ピッチが200
μm、溝深さが120μmに形成されている。
【0058】コーティング層(34)は、マトリックス
層(35)中にビーズ状高分子(36)を分散させてな
るものであり、下記のビーズ状高分子とマトリックス用
ドープを30/70に混合したのち、UV照射して得ら
れる。
層(35)中にビーズ状高分子(36)を分散させてな
るものであり、下記のビーズ状高分子とマトリックス用
ドープを30/70に混合したのち、UV照射して得ら
れる。
【0059】(ビーズ状高分子)メタクリル酸メチル7
0重量部、スチレン25重量部、ジビニルベンゼン5重
量部からなるモノマーを、BPOを開始剤、ポリビニル
アルコールを分散剤として、水中縣濁重合によって、屈
折率1.52、粒径15μの粒子を得る。
0重量部、スチレン25重量部、ジビニルベンゼン5重
量部からなるモノマーを、BPOを開始剤、ポリビニル
アルコールを分散剤として、水中縣濁重合によって、屈
折率1.52、粒径15μの粒子を得る。
【0060】(マトリックス用ドープ)メタクリル酸メ
チルを酢酸エチル中で、BPOを用いて溶液重合した
後、メタノールで沈殿させす。この樹脂を、メタクリル
酸メチル90重量部に対して10重量部溶解せしめる。
さらに、ベンゾフェノンを1重量部加える。なお、メタ
クリル酸メチル重合体のみの屈折率は1.49である。
チルを酢酸エチル中で、BPOを用いて溶液重合した
後、メタノールで沈殿させす。この樹脂を、メタクリル
酸メチル90重量部に対して10重量部溶解せしめる。
さらに、ベンゾフェノンを1重量部加える。なお、メタ
クリル酸メチル重合体のみの屈折率は1.49である。
【0061】[実施例6]図4において、光制御シート
(40)の前面(41)は、図2に示した光制御シート
と同様に、断面三角形の多数のプリズム部(42)が平
行に形成された構造面とされ、後面(43)には後述す
るコーティング層(44)が形成されている。この光制
御シート(40)は、ポリカーボネート樹脂を用いて熱
プレスにより、全体厚みが250μm、上記構造面にお
ける溝ピッチが100μm、溝深さが60μmに成形さ
れている。
(40)の前面(41)は、図2に示した光制御シート
と同様に、断面三角形の多数のプリズム部(42)が平
行に形成された構造面とされ、後面(43)には後述す
るコーティング層(44)が形成されている。この光制
御シート(40)は、ポリカーボネート樹脂を用いて熱
プレスにより、全体厚みが250μm、上記構造面にお
ける溝ピッチが100μm、溝深さが60μmに成形さ
れている。
【0062】コーティング層(44)は、マトリックス
層(45)中にビーズ状高分子(46)を分散させてな
るものであり、下記のビーズ状高分子とマトリックス用
ドープを40/60に混合したものをコーティングした
のち、UV照射することにより得られる。
層(45)中にビーズ状高分子(46)を分散させてな
るものであり、下記のビーズ状高分子とマトリックス用
ドープを40/60に混合したものをコーティングした
のち、UV照射することにより得られる。
【0063】(ビーズ状高分子)メタクリル酸メチル5
0重量部、トリメチロールプロパントリアクリレート5
0重量部を、実施例1と同様の方法で重合し、屈折率
1.51、粒径110μmの微粒子を得た。
0重量部、トリメチロールプロパントリアクリレート5
0重量部を、実施例1と同様の方法で重合し、屈折率
1.51、粒径110μmの微粒子を得た。
【0064】(マトリックス用ドープ)実施例5と同じ
ようにして得た。
ようにして得た。
【0065】[比較例7]シート後面にコーティング層
を設けない以外は、上記実施例5と同様の光制御シート
とした。
を設けない以外は、上記実施例5と同様の光制御シート
とした。
【0066】[比較例8]シート後面にコーティング層
を設けない以外は、上記実施例6と同様の光制御シート
とした。
を設けない以外は、上記実施例6と同様の光制御シート
とした。
【0067】実施例5、6および比較例7、8の各光制
御シートについて、法線方向の輝度、法線方向の50%
以上の輝度を有する角度範囲、および発光外観の評価結
果を表2に示す。
御シートについて、法線方向の輝度、法線方向の50%
以上の輝度を有する角度範囲、および発光外観の評価結
果を表2に示す。
【0068】
【表2】
【0069】この評価試験結果により、実施例5、6の
光制御シートの場合、充分な正面輝度と広い角度範囲が
確保され、ドットパターンが視認されないことが明らか
である。
光制御シートの場合、充分な正面輝度と広い角度範囲が
確保され、ドットパターンが視認されないことが明らか
である。
【0070】
【発明の効果】本発明の光制御シートは、後面のコーテ
ィング層により、光の吸収による光量の損失をほとんど
生じずに光の拡散が行われる一方、前側の構造面により
集光がされているので、従来のものに比べて、視野角度
を広角化するころができると共に高い正面輝度が得られ
る。
ィング層により、光の吸収による光量の損失をほとんど
生じずに光の拡散が行われる一方、前側の構造面により
集光がされているので、従来のものに比べて、視野角度
を広角化するころができると共に高い正面輝度が得られ
る。
【図1】本発明による光制御シートの実施例を示す側面
図である。
図である。
【図2】本発明による光制御シートの他の実施例を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】本発明による光制御シートの他の実施例を示す
側面図である。
側面図である。
【図4】本発明による光制御シートの他の実施例を示す
側面図である。
側面図である。
【図5】光制御シートの性能評価試験に用いた光源ユニ
ットを示す断面図である。
ットを示す断面図である。
【図6】本発明による光制御シートを用いた場合の出射
光特性を示す概略図である。
光特性を示す概略図である。
【図7】導光板単体での出射光特性を示す概略図であ
る。
る。
【図8】光拡散剤を含有した従来の光制御シートの出射
光特性を占めず概略図である。
光特性を占めず概略図である。
【図9】凹凸加工した従来の光制御シートの出射光特性
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図10】プリズム構造の従来の光制御シートの出射光
特性を示す概略図である。
特性を示す概略図である。
【図11】プリズム構造の他の従来例に係る光制御シー
トの出射光特性を示す概略図である。
トの出射光特性を示す概略図である。
10,20,30,40 光制御シート 11,21,31,41 光制御シート前面 12,22,32,42 山部 13,23,33,43 光制御シート後面 14,24,34,44 コーティング層 35,45 マトリックス層 36,46 ビーズ状高分子
Claims (17)
- 【請求項1】 一面に、断面略三角形の多数のプリズム
部または頂部が凸弧状の断面略三角形の多数の山部が平
行状に配列された構造面が形成され、他面には、屈折率
が異なる2種以上の組成物からなるコーティング層が設
けられていることを特徴とする光制御シート。 - 【請求項2】 コーティング層が、屈折率が異なる2種
以上の樹脂の混合物からなることを特徴とする請求項1
記載の光制御シート。 - 【請求項3】 コーティング層を形成する各樹脂の屈折
率が1.480〜1.620の範囲にあり、かつ各樹脂
同士の屈折率の差が0.01〜0.12の範囲にあるこ
とを特徴とする請求項2記載の光制御シート。 - 【請求項4】 コーティング層を形成する各樹脂の溶解
性パラメータが8.5〜10.0の範囲にあり、かつ各
樹脂同士の溶解性パラメータの差が0.08〜0.5の
範囲にあることを特徴とする請求項2または請求項3記
載の光制御シート。 - 【請求項5】 コーティング層が、マトリックス層中に
該マトリックス層と屈折率が異なる粒径5〜100μの
ビーズ状高分子を分散させてなることを特徴とする請求
項1記載の光制御シート。 - 【請求項6】 コーティング層を形成するビーズ状高分
子及びマトリックス層の屈折率が1.480〜1.62
0の範囲にあり、両者の屈折率の差が0.01〜0.1
2の範囲にあることを特徴とする請求項5記載の光制御
シート。 - 【請求項7】 マトリックス層が、アクリロイル基また
はメタクロイル基を有する1種または2種以上のモノマ
ーを重合して得れれる樹脂からなることを特徴とする請
求項5または請求項6記載の光制御シート。 - 【請求項8】 ビーズ状高分子が、スチレン、アクリロ
イル基またはメタクロイル基を有するモノマーを1種ま
たは2種以上縣濁重合した微球体であることを特徴とす
る請求項5ないし請求項7のいずれか1項記載の光制御
シート。 - 【請求項9】 一面に、断面略三角形の多数のプリズム
部または頂部が凸弧状の断面略三角形の多数の山部が平
行状に配列された構造面を形成し、他面に、屈折率が異
なる2種以上の組成物からなるコーティング層を光硬化
反応によって形成することを特徴とする光制御シートの
製造方法。 - 【請求項10】 屈折率が異なる2種以上の樹脂を光硬
化反応によって硬化してコーティング層を形成すること
を特徴とする請求項9記載の光制御シートの製造方法。 - 【請求項11】 各樹脂の屈折率が1.480〜1.6
20の範囲にあり、かつ各樹脂同士の屈折率の差が0.
01〜0.12の範囲にある2種以上の樹脂を光硬化反
応によって硬化してコーティング層を形成することを特
徴とする請求項10記載の光制御シートの製造方法。 - 【請求項12】 アクリロイル基またはメタクリロイル
基を有するモノマーを重合してなる樹脂を主成分とする
混合物を光硬化反応によって硬化してコーティング層を
形成することを特徴とする請求項10または請求項11
記載の光制御シートの製造方法。 - 【請求項13】 予め溶液重合した樹脂をアクロイル基
またはメタクロイル基を有するモノマーに溶解したドー
プを光硬化反応によって硬化してコーティング層を形成
することを特徴とする請求項10ないし請求項12のい
ずれか1項記載の光制御シートの製造方法。 - 【請求項14】 光硬化性のドープ中に該ドープと屈折
率が異なる粒径5〜100μのビーズ状高分子を分散さ
せた分散液をコーティングした後、光硬化反応によって
硬化してコーティング層を形成することを特徴とする請
求項9記載の光制御シートの製造方法。 - 【請求項15】 屈折率が1.480〜1.620の範
囲にあり、両者の屈折率の差が0.01〜0.12の範
囲にあるビーズ状高分子及びドープを用いてコーティン
グ層を形成することを特徴とする請求項13記載の光制
御シートの製造方法。 - 【請求項16】 ドープが、アクリロイル基またはメタ
クロイル基を有する1種または2種以上のモノマーを重
合してなる樹脂であることを特徴とする請求項13また
は請求項14記載の光制御シートの製造方法。 - 【請求項17】 ビーズ状高分子が、スチレン、アクリ
ロイル基またはメタクロイル基を有するモノマーを1種
または2種以上縣濁重合した微球体であることを特徴と
する請求項13ないし請求項16のいずれか1項記載の
光制御シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099943A JPH07230001A (ja) | 1993-05-17 | 1994-05-13 | 光制御シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11457393 | 1993-05-17 | ||
JP5-327485 | 1993-12-24 | ||
JP32748593 | 1993-12-24 | ||
JP5-114573 | 1993-12-24 | ||
JP6099943A JPH07230001A (ja) | 1993-05-17 | 1994-05-13 | 光制御シート及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07230001A true JPH07230001A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=27309092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6099943A Pending JPH07230001A (ja) | 1993-05-17 | 1994-05-13 | 光制御シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07230001A (ja) |
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- 1994-05-13 JP JP6099943A patent/JPH07230001A/ja active Pending
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