JP2002196111A - 光拡散性シート及び光学素子 - Google Patents

光拡散性シート及び光学素子

Info

Publication number
JP2002196111A
JP2002196111A JP2000392280A JP2000392280A JP2002196111A JP 2002196111 A JP2002196111 A JP 2002196111A JP 2000392280 A JP2000392280 A JP 2000392280A JP 2000392280 A JP2000392280 A JP 2000392280A JP 2002196111 A JP2002196111 A JP 2002196111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
diffusing sheet
fine particles
resin film
film layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000392280A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Matsunaga
卓也 松永
Hiroshi Shibata
浩 芝田
Takayuki Shigematsu
崇之 重松
Masayuki Satake
正之 佐竹
Takamori Shoda
位守 正田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP2000392280A priority Critical patent/JP2002196111A/ja
Publication of JP2002196111A publication Critical patent/JP2002196111A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防眩性を維持しつつ、画面のギラツキ現象を
抑えることができる光拡散性シートを提供すること、さ
らには当該光拡散性シートが設けられている光学素子を
提供すること。 【解決手段】 透明基板の少なくとも一方の面に、微粒
子が分散された樹脂皮膜層からなり、かつその樹脂皮膜
層の表面に微粒子による凹凸形状が形成されている光拡
散層が設けられている光拡散性シートにおいて、前記微
粒子の屈折率が樹脂皮膜層を形成する樹脂の屈折率より
も高く、かつ当該光拡散性シートが設けられた光学素子
を発光面上に120μm×40μmの長方形で区画化し
た格子パターンを介して配置したときの光拡散性シート
上における輝度分布の標準偏差が14以下であることを
特徴とする光拡散性シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
(LCD)、EL、PDPなどにおいて、画面の視認性
の低下を抑えるために用いられている光拡散性シート、
さらには当該光拡散性シートが設けられている光学素子
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LCDなどの画像表示装置は、表
示装置表面に蛍光燈などの室内照明、窓からの太陽光の
入射、操作者の影などの写り込みにより、画像の視認性
が妨げられる。そのため、LCD表面には、画像の視認
性を向上するために、表面反射光を拡散し、外光の正反
射を抑え、外部環境の写り込みを防ぐことができる(防
眩性を有する)微細凹凸構造を形成させた光拡散層が設
けられている。光拡散層の形成方法としては、構造の微
細化が容易なこと、また生産性がよいことから微粒子を
分散した樹脂をコーティングして樹脂皮膜層を形成する
方法が主流となっている。
【0003】しかし、高精細(たとえば、120ppi
以上)なLCDの場合に、これに上記光拡散層を装着す
ると、光拡散層の表面で突出した粒子により形成される
微細凹凸構造の凸形状のレンズ効果により、LCD表面
にギラツキと輝度の強弱の部分が発生し視認性を低下さ
せる問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高精細なL
CDに適用した場合にも防眩性を維持しつつ、画面のギ
ラツキ現象を抑えることができる光拡散性シートを提供
することを目的とする。さらには当該光拡散性シートが
設けられている光学素子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す特性うを
有する光拡散層により前記目的を達成できることを見出
し、本発明を完成するに到った。
【0006】すなわち、本発明は、透明基板の少なくと
も一方の面に、微粒子が分散された樹脂皮膜層からな
り、かつその樹脂皮膜層の表面に微粒子による凹凸形状
が形成されている光拡散層が設けられている光拡散性シ
ートにおいて、前記微粒子の屈折率が樹脂皮膜層を形成
する樹脂の屈折率よりも高く、かつ当該光拡散性シート
が設けられた光学素子を発光面上に120μm×40μ
mの長方形で区画化した格子パターンを介して配置した
ときの光拡散性シート上における輝度分布の標準偏差が
14以下であることを特徴とする光拡散性シート、に関
する。
【0007】微細凹凸構造表面のギラツキ現象は、主に
表面凹凸構造のランダムな強弱光により生じるレンズ効
果によって引き起こされると考えられていることから、
上記本発明では、樹脂皮膜層を形成する樹脂の屈折率よ
りも屈折率の高い微粒子を分散させることにより、屈折
率の低い微粒子を用いた場合に比してギラツキを抑え、
しかも前記条件下での光拡散性シート上における輝度分
布の標準偏差を14以下となるようにして、輝度分布の
バラツキが小さくなるようにしてギラツキを減少させて
いる。前記輝度分布の標準偏差が14を超えると、ギラ
ツキが多くなる。前記輝度分布の標準偏差は、10以下
になる場合が好ましい。
【0008】前記光拡散性シートにおいて、樹脂皮膜層
を形成する樹脂100重量部に対して、微粒子6〜20
重量部が分散されていることが好ましい。より好ましく
は、微粒子10〜14重量部である。微粒子の使用割合
を前記範囲とすることにより、前記輝度分布の標準偏差
を14に調整し易く、ギラツキを減少させることができ
る。
【0009】前記光拡散性シートにおいて、樹脂皮膜層
に含有される微粒子は有機系微粒子であることが好まし
い。さらには、樹脂皮膜層が紫外線硬化型樹脂により形
成されていることが好ましい。
【0010】従来、光拡散性シートの樹脂皮膜層(光拡
散層)に分散されている微粒子としては、一般に、ガラ
スビーズなどのシリカをベースにした材質のものが用い
られ、その屈折率は、通常1.4〜1. 5の範囲内にあ
る。これを、たとえば、屈折率が1. 51の樹脂皮膜層
中に分散させた場合にはギラツキが多い。一方、スチレ
ンビーズ(屈折率1. 59)等の有機系微粒子は、ガラ
スビーズ等に比べて屈折率が高く、前記同様の屈折率の
樹脂皮膜層中に分散させた場合にもギラツキを有効に抑
えうる。また、紫外線硬化型樹脂は紫外線照射による硬
化処理にて、簡単な加工操作にて効率よく樹脂皮膜層
(光拡散層)を形成することができる。
【0011】また、本発明は、前記光拡散性シートの樹
脂皮膜層の凹凸形状表面に、樹脂皮膜層の屈折率よりも
低い屈折率の低屈性率層が設けられていることを特徴と
する光拡散性シート、に関する。低屈折率層により反射
防止機能を付与でき、ディスプレイ等の画像表面の乱反
射により、画面の黒表示の視認性を低下させる、いわゆ
る白ぼけがを有効に抑えることができる。
【0012】また、本発明は、前記光拡散層または光拡
散性シートが、光学素子の片面又は両面に設けられてい
ることを特徴とする光学素子、に関する。
【0013】本発明の光拡散層は、透明基板上に設けた
光拡散性シートとして各種の用途に用いることができ、
たとえば、光学素子に用いられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施形態
を、図面を参照しながら説明する。図1は、微粒子3が
分散されている樹脂皮膜層2からなる光拡散層4が、透
明基板1上に形成されている光拡散性シートであり、樹
脂皮膜層2中に分散されている微粒子3は、光拡散層4
の表面において凹凸形状を形成している。なお、図1で
は、樹脂皮膜層2が1層の場合を示しているが、樹脂皮
膜層2と透明基板1との間には、別途、微粒子を含有す
る樹脂皮膜層を形成することにより、光拡散層を複数の
樹脂皮膜層によって形成することもできる。
【0015】透明基板1としては、例えばポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエ
ステル系ポリマー、ジアセチルセルロース、トリアセチ
ルセルロース等のセルロース系ポリマー、ポリカーボネ
ート系ポリマー、ポリメチルメタクリレート等のアクリ
ル系ポリマー等の透明ポリマーからなるフィルムがあげ
られる。またポリスチレン、アクリロニトリル・スチレ
ン共重合体等のスチレン系ポリマー、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、環状ないしノルボルネン構造を有するポ
リオレフィン、エチレン・プロピレン共重合体等のオレ
フィン系ポリマー、塩化ビニル系ポリマー、ナイロンや
芳香族ポリアミド等のアミド系ポリマー等の透明ポリマ
ーからなるフィルムもあげられる。さらにイミド系ポリ
マー、スルホン系ポリマー、ポリエーテルスルホン系ポ
リマー、ポリエーテルエーテルケトン系ポリマー、ポリ
フェニレンスルフィド系ポリマー、ビニルアルコール系
ポリマー、塩化ビニリデン系ポリマー、ビニルブチラー
ル系ポリマー、アリレート系ポリマー、ポリオキシメチ
レン系ポリマー、エポキシ系ポリマーや前記ポリマーの
ブレンド物等の透明ポリマーからなるフィルムなどもあ
げられる。特に光学的に複屈折の少ないものが好適に用
いられる。
【0016】透明基板1の厚さは、適宜に決定しうる
が、一般には強度や取扱性等の作業性、薄層性などの点
より10〜500μm程度である。特に20〜300μ
mが好ましく、30〜200μmがより好ましい。
【0017】前記樹脂皮膜層2を形成する樹脂としては
微粒子3の分散が可能で、樹脂皮膜層形成後の皮膜とし
て十分な強度を持ち、透明性のあるものを特に制限なく
使用できる。前記樹脂としては熱硬化型樹脂、熱可塑型
樹脂、紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂、二液混合
型樹脂などがあげられるが、これらのなかでも紫外線照
射による硬化処理にて、簡単な加工操作にて効率よく光
拡散層を形成することができる紫外線硬化型樹脂が好適
である。
【0018】紫外線硬化型樹脂としては、ポリエステル
系、アクリル系、ウレタン系、アミド系、シリコーン
系、エポキシ系等の各種のものがあげられ、紫外線硬化
型のモノマー、オリゴマー、ポリマー等が含まれる。好
ましく用いられる紫外線硬化型樹脂は、例えば紫外線重
合性の官能基を有するもの、なかでも当該官能基を2個
以上、特に3〜6個有するアクリル系のモノマーやオリ
ゴマーを成分を含むものがあげられる。また、紫外線硬
化型樹脂には、紫外線重合開始剤が配合されている。
【0019】なお、樹脂皮膜層2の形成には、レベリン
グ剤、チクソトロピー剤、帯電防止剤等の添加剤を含有
させることができる。樹脂皮膜層の形成に当たり、チク
ソトロピー剤(0.1μm以下のシリカ、マイカ等)を
含有させることにより、樹脂皮膜層(光拡散層)の表面
において、突出粒子により微細凹凸構造を容易に形成す
ることができる。
【0020】微粒子3としては、各種金属酸化物、ガラ
ス、プラスティックなどの透明性を有し、樹脂皮膜層2
を形成する樹脂よりも屈折率の高いものを特に制限なく
使用することができる。例えばシリカやアルミナ、チタ
ニアやジルコニア、酸化カルシウムや酸化錫、酸化イン
ジウムや酸化カドミウム、酸化アンチモン等の導電性の
こともある無機系微粒子、ポリメチルメタクリレート、
ポリスチレン、ポリウレタン、アクリル−スチレン共重
合体、ベンゾグアナミン、メラミン、ポリカーボネート
等の各種ポリマーからなる架橋又は未架橋の有機系微粒
子やシリコーン系微粒子などがあげられる。これら微粒
子3は、1種または2種以上を適宜に選択して用いるこ
とができるが、有機系微粒子が好ましい。微粒子の平均
粒子径は1〜10μm、好ましくは2〜5μmである。
【0021】前記光拡散性シートの製造方法は特に制限
されず、適宜な方式を採用することができる。たとえ
ば、前記透明基板1上に、微粒子3を含有する樹脂(た
とえば、紫外線硬化型樹脂:塗工液)を塗工し、乾燥
後、硬化処理して表面に凹凸形状を呈するような樹脂皮
膜層2により光拡散層4を形成することにより行う。な
お、塗工液は、ファンテン、ダイコーター、キャスティ
ング、スピンコート、ファンテンメタリング、グラビア
等の適宜な方式で塗工される。
【0022】得られる光拡散性シートの前記輝度分布の
標準偏差を14以下とするには、前記塗工液に含まれる
微粒子3の平均粒子径、その割合や樹脂皮膜層2の厚さ
を適宜に調整する。
【0023】前記塗工液に含まれる微粒子3の割合は特
に制限されないが、樹脂100重量部に対して、6〜2
0重量部とするのが好ましい。また、樹脂皮膜層2の厚
さは特に制限されないが、3〜6μm程度、特に4〜5
μmとするのが好ましい。
【0024】前記光拡散層4を形成する樹脂皮膜層2の
凹凸形状表面には、反射防止機能を有する低屈折率層を
設けることができる。低屈折率層の材料は樹脂皮膜層2
よりも屈折率の低いものであれば特に制限されないが、
たとえば、フッ素含有ポリシロキサンなどの低屈折率材
料を用いることができる。低屈折率層の厚さは特に制限
されないが、0.05〜0.3μm程度、特に0.1〜
0.3μmとするのが好ましい。
【0025】また、前記図1の光拡散性シートの透明基
板1には、光学素子を接着することができる(図示せ
ず)。光学素子としては、偏光板、位相差板、楕円偏光
板、光学補償付き偏光板等があげられ、これらは積層体
として用いることができる。光学素子の接着は、必要に
応じて、アクリル系、ゴム系、シリコーン系等の粘着剤
やホットメルト系接着剤などの透明性や耐候性などに優
れる適宜な接着層を介することができる。
【0026】偏光板としては、ポリビニルアルコール系
フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フ
ィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フ
ィルム等の親水性高分子フィルムにヨウ素や染料等を吸
着させて延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処
理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物の如き偏光フィル
ムがあげられる。位相差板としては、前記透明基板で例
示したポリマーフィルムの一軸または二軸延伸フィルム
や液晶ポリマーフィルムなどがあげられる。位相差板
は、2層以上の延伸フィルムの重畳体などとして形成さ
れていてもよい。楕円偏光板、光学補償付き偏光板は、
偏光板と位相差板を積層することにより形成しうる。楕
円偏光板、光学補償付き偏光板は、偏光板側の面に、光
拡散層を形成している。
【0027】
【実施例】以下に、実施例によって本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例によって何等限定され
るものではない。
【0028】実施例1 微粒子として、平均粒子径3.5μmの屈折率1.59
のポリスチレンビーズ14重量部、屈折率1.51の紫
外線硬化型樹脂(ウレタンアクリレート系モノマー)1
00重量部、ベンゾフェノン系光重合開始剤5重量部及
びその固形分が40重量%となるように計量された溶剤
(トルエン)とを混合した溶液を、トリアセチルセルロ
ース上に塗布し、120℃で5分間乾燥した後、紫外線
照射により硬化処理して、厚さ約4μmの微細凹凸構造
表面の樹脂皮膜層を有する光拡散性シートを作製した。
【0029】実施例2 実施例1において、樹脂皮膜層の凹凸形状表面に、さら
に樹脂皮膜層の屈折率(1.51)よりも低い低屈折率
層(材料:フッ素変性ポリシロキサン,屈折率:1.3
9)を0.1μm設けたこと以外は実施例1と同様にし
て光拡散性シートを作製した。
【0030】比較例1 実施例1において、微粒子として、平均粒子径2.5μ
mの屈折率1. 46のシリカビーズを用いたこと以外は
実施例1と同様にして光拡散性シートを作製した。
【0031】比較例2 実施例1において、ポリスチレンビーズの使用量を5重
量部に変えた以外は実施例1と同様にして光拡散性シー
トを作製した。
【0032】上記実施例、比較例で得られた光拡散性シ
ートを偏光板(185μm)に接着したものを、ガラス
基板に接着し、均一に発光する発光面(RGBカラーフ
ィルタを用いたTFT液晶表示装置)上に、その発光面
と光拡散性シートとの間にカラーフィルタのピクセルサ
イズを模倣した120μm×40μmの長方形で区画化
した格子パターンを介して配置したときの輝度分布の標
準偏差を求めた。発光面上に配置する格子パターンと光
拡散性シートの位置は、発光面上約2.0mmの位置に
格子パターンに配置し、その格子パターン上約1.5m
mの位置に光拡散性シートを配置した。輝度分布の標準
偏差は、OPTIMAS社製の解析ソフトウエアOPT
IMAS6.51を用いて、上記の配置関係において発
光面を均一に発光させて光拡散性シート面上における輝
度の分布を測定し、その測定値を統計処理して求めた。
なお輝度を測定する際の解像度は、格子パターンの短ピ
ッチに基づいてその1±0.25倍とするのが精度向上
の点より好ましい。測定結果を表1に示す。
【0033】また、前記輝度分布の測定にあたって、光
拡散性シート面上のギラツキ度合い(ギラツキ)を目視
により以下の基準で評価した。結果を表1に示す。な
お、蛍光灯下における写り込み(防眩性)はいずれも良
好であった。
【0034】(ギラツキ) ◎…ギラツキが全くない。 ○…ギラツキがほとんどない。 △…ギラツキが小さく実用上問題はない。 ×…ギラツキがある。
【0035】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光拡散性シートの断面図の一例であ
る。
【符号の説明】
1:透明基板 2:樹脂皮膜層 3:微粒子 4:光拡散層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重松 崇之 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 佐竹 正之 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 正田 位守 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 2H042 BA02 BA03 BA12 BA13 BA15 BA20 2H091 FA02Y FA08X FA08Z FA26X FA32X FA32Z GA01 GA13 LA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の少なくとも一方の面に、微粒
    子が分散された樹脂皮膜層からなり、かつその樹脂皮膜
    層の表面に微粒子による凹凸形状が形成されている光拡
    散層が設けられている光拡散性シートにおいて、前記微
    粒子の屈折率が樹脂皮膜層を形成する樹脂の屈折率より
    も高く、かつ当該光拡散性シートが設けられた光学素子
    を発光面上に120μm×40μmの長方形で区画化し
    た格子パターンを介して配置したときの光拡散性シート
    上における輝度分布の標準偏差が14以下であることを
    特徴とする光拡散性シート。
  2. 【請求項2】 樹脂皮膜層を形成する樹脂100重量部
    に対して、微粒子6〜20重量部が分散されている請求
    項1記載の光拡散性シート。
  3. 【請求項3】 微粒子が有機系微粒子であることを特徴
    とする請求項1または2記載の光拡散性シート。
  4. 【請求項4】 樹脂皮膜層が紫外線硬化型樹脂により形
    成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の光拡散性シート。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の光拡散
    性シートの樹脂皮膜層の凹凸形状表面に、樹脂皮膜層の
    屈折率よりも低い屈折率の低屈性率層が設けられている
    ことを特徴とする光拡散性シート。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の光拡散
    性シートが、光学素子の片面又は両面に設けられている
    ことを特徴とする光学素子。
JP2000392280A 2000-12-25 2000-12-25 光拡散性シート及び光学素子 Pending JP2002196111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000392280A JP2002196111A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 光拡散性シート及び光学素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000392280A JP2002196111A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 光拡散性シート及び光学素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002196111A true JP2002196111A (ja) 2002-07-10

Family

ID=18858290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000392280A Pending JP2002196111A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 光拡散性シート及び光学素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002196111A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005006030A1 (en) * 2003-07-10 2005-01-20 Lgs Corporation Ltd. Optical film for backlight unit and backlight unit using the same
KR100598818B1 (ko) 2003-06-27 2006-07-11 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 광확산제, 광확산 시트 및 무광택 시트
US20110273644A1 (en) * 2008-12-23 2011-11-10 Sumitomo Chemical Company, Limited Optical film and liquid crystal display device comprising same
JP2012098734A (ja) * 2005-03-30 2012-05-24 Dainippon Printing Co Ltd 防眩性光学積層体
KR20160030854A (ko) * 2014-09-11 2016-03-21 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 글레어의 정량적 평가 방법
JP2020173452A (ja) * 2017-08-04 2020-10-22 株式会社ダイセル 防眩フィルム
CN114236654A (zh) * 2021-12-28 2022-03-25 东莞市超智新材料有限公司 一种防眩光光束方向控制膜及其制备方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100598818B1 (ko) 2003-06-27 2006-07-11 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 광확산제, 광확산 시트 및 무광택 시트
WO2005006030A1 (en) * 2003-07-10 2005-01-20 Lgs Corporation Ltd. Optical film for backlight unit and backlight unit using the same
JP2012098734A (ja) * 2005-03-30 2012-05-24 Dainippon Printing Co Ltd 防眩性光学積層体
US8999463B2 (en) 2005-03-30 2015-04-07 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Glare-proofing optical laminate
US20110273644A1 (en) * 2008-12-23 2011-11-10 Sumitomo Chemical Company, Limited Optical film and liquid crystal display device comprising same
JP2016057227A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 大日本印刷株式会社 ギラツキ定量的評価方法
KR20160030854A (ko) * 2014-09-11 2016-03-21 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 글레어의 정량적 평가 방법
KR102022142B1 (ko) 2014-09-11 2019-09-17 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 글레어의 정량적 평가 방법
TWI682157B (zh) * 2014-09-11 2020-01-11 日商大日本印刷股份有限公司 眩光定量評估方法
JP2020173452A (ja) * 2017-08-04 2020-10-22 株式会社ダイセル 防眩フィルム
JP7023327B2 (ja) 2017-08-04 2022-02-21 株式会社ダイセル 防眩フィルム
US11976214B2 (en) 2017-08-04 2024-05-07 Daicel Corporation Antiglare film
CN114236654A (zh) * 2021-12-28 2022-03-25 东莞市超智新材料有限公司 一种防眩光光束方向控制膜及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002196117A (ja) 光拡散層、光拡散性シート及び光学素子
JP3703133B2 (ja) 光拡散性シート及び光学素子
KR102594424B1 (ko) 광학 시트, 편광판, 광학 시트의 선별 방법 및 광학 시트의 제조 방법, 그리고 표시 장치
KR100676658B1 (ko) 광확산성 시트, 광학소자 및 화상 표시장치
JP4155337B1 (ja) 防眩性フィルムおよびその製造方法、ならびに表示装置
KR102084997B1 (ko) 방현성 필름, 편광판 및 화상 표시 장치
JP3515401B2 (ja) 防眩フィルム、偏光板及び透過型表示装置
KR20130041336A (ko) 광확산 소자, 광확산 소자가 부착된 편광판, 편광 소자 및 이것들을 사용한 액정 표시 장치
JP5232448B2 (ja) 防眩材料
US8081281B2 (en) Liquid crystal display device
JP2011081219A (ja) 防眩性ハードコートフィルム、それを用いた偏光板および画像表示装置
KR100890091B1 (ko) 눈부심 방지 층, 눈부심 방지 필름 및 광학 소자
JP2013178534A (ja) 防眩性ハードコートフィルム、それを用いた偏光板および画像表示装置
KR101537839B1 (ko) 광학 기능층용 미립자, 디스플레이용 광학 부재 및 방현 기능층
JP2000075134A (ja) 光拡散偏光板
JP2001290009A (ja) 光拡散層、光拡散性シート及び光学素子
JP2000035508A (ja) 光拡散層、光学素子及び液晶表示装置
JP2002196111A (ja) 光拡散性シート及び光学素子
KR20090020494A (ko) 광학 적층체
JP2009122371A (ja) 防眩フィルムおよび画像表示装置
JP3698978B2 (ja) 光拡散性シート及び光学素子
JP2002090508A (ja) 光拡散性シート及び光学素子
JP2002196109A (ja) 光拡散層、光拡散性シート及び光学素子
JP4372338B2 (ja) 光拡散層、光拡散性シート及び光学素子
JP2002098813A (ja) アンチグレア層、アンチグレアフィルムおよび光学素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060704