JPH072280U - 傾倒式ライター火口パルブ - Google Patents

傾倒式ライター火口パルブ

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JPH072280U
JPH072280U JP10086891U JP10086891U JPH072280U JP H072280 U JPH072280 U JP H072280U JP 10086891 U JP10086891 U JP 10086891U JP 10086891 U JP10086891 U JP 10086891U JP H072280 U JPH072280 U JP H072280U
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ejection cylinder
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誠一 北林
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誠一 北林
株式会社丸一製作所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来の高級ライターの燃料噴射弁は機械式バ
ルブであったが、使い捨てライターでは安価なバルブを
必要とし、そこで軟質ゴムをバルブの材料に使用してき
たのであるが軟質ゴムを使用した噴射バルブでは噴射ガ
ス量の加減調整が難しく、個々の噴射バルブの噴射にか
かわる諸条件を一致させにくい欠点があった。本考案は
それらの欠点を排除することを目的とするものである。 【構成】 本考案は噴出筒1にねじ部4を設け、その噴
出筒1のねじ部4の部分を弾性体3に設けた挿入孔に挿
入し、噴出筒1を傾斜することにより弾性体2に設け
た、流体通過用通路と噴出筒1の通孔とを連通しうるよ
うにし、また前記噴出筒1に設けたねじ部4の部分を上
下方向に所望量だけ移動させることにより、噴出量の加
減調整を可能としてなる傾倒式ライター火口バルブであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は傾倒式ライター火口バルブに関し、特に噴出筒にねじ部を設け、かつ 噴出筒の中間部より上方部分を分離して、噴出筒の先端部にボタン式噴出頭を冠 着してエアゾールバルブにさせうるようにしてなる傾倒式ライター火口バルブに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来はライター火口バルブは高級品の場合は別として使い捨て用ライターなど の普及品の場合には機械式作動による噴出バルブではなく、部品が非常に少なく て、かつ安価な噴出バルブを形成するために軟質ゴムを使用し、その有する性質 として弾性変形を可能にし、かつ圧接力などの物性をたくみに生かしたものが開 発されてきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが軟質ゴムを使用した噴射バルブは使用者の意思どおりに噴出量を可変 調整することが難しく、また個々の噴射バルブの噴射特性がそれぞれ相違するの で、 それを所望の値に一致するようにそろえることが非常に難しい欠点があっ た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は少なくとも下端部周面に雄ねじ部を設けた噴出筒をゴムなどの弾性体 中に挿入し、その弾性体に設けた流体通路と噴出筒に設けた流体通路とを噴出筒 の傾倒により連通させうるようにしてなり、前記弾性体内に挿入された噴出筒を 回転させることにより、その噴出筒を前記弾性体に対して上下移動させ噴出流体 特にガス体の噴出量を変化させうるようにしてなる傾倒式ライター火口バルブで ある。
【0005】
【作用】
本考案は、噴出筒に雄ねじを形成してその噴出筒を支持する弾性体に設けた噴 出流体用通路と噴出筒に設けた通路とを噴出筒の傾倒により開き、常時は噴出筒 が直立していて通路を閉鎖しており容易に噴射孔を開閉しうるのである。 また、噴出筒を回転させると噴出筒の雄ねじの部分により上下動しうるので あって噴出量を加減調整しうるのである。 特に噴出筒の下端部に雄ねじ部を設けることにより、その雄ねじ部に連通して いる弾性体に設けた噴出流体用通路の上部開口部と、その上部開口部の下方部分 がその一部を前記雄ねじ部の下方部分の空間部に連通しうるようにして、その空 間部の大きさの加減調整をしたり、さらに密接させてその密着度を加減調整した りすることにより所望の噴出量を加減調節しうるのである。
【0006】
【実施例1】 軟質ゴムなどからなる弾性体にその上端部から下方に向けてその中間位置まで 縦方向に挿入用孔を設け、その挿入用孔に縦方向に噴出流体用流路を設けた噴出 筒を挿入し、その噴出筒の下端部周面に設けた雄ねじ部を前記挿入用孔内周壁面 に密着させるとともに、前記雄ねじ部の下端部側面から前記弾性体下面部に向け て、噴出流体通過用通孔を形成してなる傾倒式ライター火口バルブである。
【0007】
【実施例2】 弾性体内に挿入された噴出筒を回転させることにより、その噴出筒を前記弾性 体に対して上下移動させうるようにしてなる傾倒式ライター火口バルブである。
【0008】
【実施例3】 噴出筒の下端小径部の下端位置に縦方向に設けられた噴出流体用流路の下端開口 部を設け、その開口部の上方に大口径の噴出流体用通路を設け、前記下端小径部 の上端位置からはじまり、その上方に設けられた大径外周面部の下端部分の周側 面に雄ねじ部を形成し、その雄ねじ部の下端部とその下端部の端面部に設けた空 間部にかけて前記噴出筒を挿入させた弾性体の下端面部からの噴出流体用通路の 出口側通孔をのぞかせてなる傾倒式ライター火口バルブである。
【0009】
【実施例4】 弾性体に対して噴出筒をねじ込むことにより、噴出筒の雄ねじ部の下方部分の 端面部とその端面部に対向する弾性体の上向端面部との間の間隙が少なくなり、 さらにすすむと圧接度が強くなるとともにその位置から噴出筒の下端開口部との 距離が深く長くなるようにして噴出筒を傾倒させても開度が少なく噴出量は少な くなり、逆回転で抜き出すことにより噴出量が多くなるようにしてなる傾倒式ラ イター火口バルブである。
【0010】
【実施例5】 容器本体部分の開口部内側に段差部分を設け、その部分に座板を配設し、その 座板の上に弾性体を載置し、その弾性体の上部か周側面部にかけて弾性体を包む ように椀状体を冠着し、そのフランジ部を前記容器本体部分の開口部の上端周縁 部に載置し、下向環状突部を前記容器本体部分の開口部の内周面に沿って差し込 み、前記弾性体のその内側に配設させるように密着させ、前記弾性体の中央部の 挿入孔に向けて上方から挿入させてなる噴出筒を傾倒させることにより内部加圧 流体の燃焼ガスが外部に流出しうるようにさせてなる傾倒式ライター火口バルブ である。
【0011】
【実施例6】 噴出筒の中間部分でかつその噴出筒を挿通支持している噴射流体通路を有した 弾性体の上端部より上方の位置を切断して、その部分にボタン式噴射頭を冠着さ せることによりエアゾールバルブにさせうるようにしてなる傾倒式ライター火口 バルブである。
【0012】
【実施例7】 噴出筒の下方部分を弾性体の上部開口部から下向きに挿入し、弾性体内面部分 と噴出筒に設けた雄ねじ部を密着させ、噴出筒の先端小径部をそれより小さい弾 性体側の通孔に挿入させてなる傾倒式ライター火口バルブである。
【0013】
【効果】
本考案は、噴出筒に雄ねじを形成してその噴出筒を支持する弾性体に設けた噴 出流体用通路と噴出筒に設けた通路とを噴出筒の傾倒により開き、常時は噴出筒 が直立していて通路を閉鎖しており容易に噴射孔を開閉しうる効果がある。 また、噴出筒を回転させると噴出筒の雄ねじの部分により上下動しうるので あって噴出量を加減調整しうる効果がある。 特に噴出筒の下端部に雄ねじ部を設けることにより、その雄ねじ部に連通して いる弾性体に設けた噴出流体用通路の上部開口部と、その上部開口部の下方部分 がその一部を前記雄ねじ部の下方部分の空間部に連通しうるようにして、その空 間部の大きさの加減調整をしたり、さらに密接させてその密着度を加減調整した りすることにより所望の噴出量を加減調節しうる効果がある。 特に、従来の傾倒式ライター火口バルブでは噴出量の加減調整をすることは非 常に難しく、また、個々の製品間での噴出量の一致を目的にして調整することが きわめて難しいが、本考案のものは噴出筒の外表面の部分に雄ねじを形成して弾 性体に押し込むことにより、その弾性体に設けた噴出流体の流路と噴出筒に設け た流路とを開閉させ、所望量の噴出流体を噴出させうる効果がある。そして、ラ イターとしては噴出流体を燃料にするのであるが、本考案の噴出筒の中間部分よ り上方部分を分離してその部分に噴射頭を冠着することによりエアゾールの噴出 量を可変式にしうる噴出バルブとして使用しうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を施した傾倒式ライター火口バルブの縦
断面図である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【図3】図1の噴出筒の中間部分の上方部分を分離して
エアゾールバルブとして使用しうることを示した縦断面
図である。
【符号の説明】
1 噴出筒 10 開口部 2 弾性体 11 段差部分 3 噴出流体用流路 12 座板 4 雄ねじ部 13 椀状体 5 弾性体の下面部 14 フランジ部 6 噴出筒の下端小径部 15 下向環状突
部 7 噴出筒の噴出流体用流路 16 空間部 8 弾性体に設けた 17 圧接部 噴出流体用流路 9 容器本体部分

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも下端部周面に雄ねじ部を設け
    た噴出筒をゴムなどの弾性体中に挿入し、その弾性体に
    設けた通路と噴出筒に設けた通路とを噴出筒の傾倒によ
    り通しうるようにしてなる傾倒式ライター火口バルブ。
  2. 【請求項2】 軟質ゴムなどからなる弾性体にその上端
    部から下方に向けてその中間位置まで縦方向に挿入用孔
    を設け、その挿入用孔に縦方向に噴出流体用流路を設け
    た噴出筒を挿入し、その噴出筒の下端部周面に設けた雄
    ねじ部を前記挿入用孔内周壁面に密着させるとともに、
    前記雄ねじ部の下端部側面から前記弾性体下面部に向け
    て、噴出流体通過用通孔を形成してなる請求項1記載の
    傾倒式ライター火口バルブ。
  3. 【請求項3】 弾性体内に挿入された噴出筒を回転させ
    ることにより、その噴出筒を前記弾性体に対して上下移
    動させうるようにしてなる請求項1記載の傾倒式ライタ
    ー火口バルブ。
  4. 【請求項4】 噴出筒の下端小径部の下端位置に縦方向
    に設けられた噴出流体用流路の下端開口部を設け、 そ
    の開口部の上方に大口径の噴出流体用通路を設け、前記
    下端小径部の上端位置からはじまり、その上方に設けら
    れた大径外周面部の下端部分の周側面に雄ねじ部を形成
    し、その雄ねじ部の下端部とその下端部の端面部に設け
    た空間部にかけて前記噴出筒を挿入させた弾性体の下端
    面部からの噴出流体用通路の出口側通孔をのぞかせてな
    る請求項1記載の傾倒式ライター火口バルブ。
  5. 【請求項5】 弾性体に対して噴出筒をねじ込むことに
    より、噴出筒の雄ねじ部の下方部分の端面部とその端面
    部に対向する弾性体の上向端面部との間の間隙が少なく
    なり、さらにすすむと圧接度が強くなるとともにその位
    置から噴出筒の下端開口部との距離が深く長くなるよう
    にして噴出筒を傾倒させても開度が少なく噴出量は少な
    くなり、逆回転で抜き出すことにより噴出量が多くなる
    ようにしてなる請求項1記載の傾倒式ライター火口バル
    ブ。
  6. 【請求項6】 容器本体部分の開口部内側に段差部分を
    設け、その部分に座板を配設し、その座板の上に弾性体
    を載置し、その弾性体の上部か周側面部にかけて弾性体
    を包むように椀状体を冠着し、そのフランジ部を前記容
    器本体部分の開口部の上端周縁部に載置し、下向環状突
    部を前記容器本体部分の開口部の内周面に沿って差し込
    み、前記弾性体のその内側に配設させるように密着さ
    せ、前記弾性体の中央部の挿入孔に向けて上方から挿入
    させてなる噴出筒を傾倒させることにより内部加圧流体
    の燃焼ガスが外部に流出しうるようにさせてなる請求項
    1記載の傾倒式ライター火口バルブ。
  7. 【請求項7】 噴出筒の中間部分でかつその噴出筒を挿
    通支持している噴射流体通路を有した弾性体の上端部よ
    り上方の位置を切断して、その部分にボタン式噴射頭を
    冠着させることによりエアゾールバルブにさせうるよう
    にしてなる請求項1記載の傾倒式ライター火口バルブ。
  8. 【請求項8】 噴出筒の下方部分を弾性体の上部開口部
    から下向きに挿入し、弾性体内面部分と噴出筒に設けた
    雄ねじ部を密着させ、噴出筒の先端小径部をそれより小
    さい弾性体側の通孔に挿入させてなる請求項1記載の傾
    倒式ライター火口バルブ。
JP1991100868U 1991-10-04 1991-10-04 傾倒式ライター火口バルブ Expired - Lifetime JP2558678Y2 (ja)

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JPH072280U true JPH072280U (ja) 1995-01-13
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757349A (en) * 1980-09-24 1982-04-06 Nec Corp Microprogram control type data processor
JPS57172390A (en) * 1981-04-17 1982-10-23 Mitsubishi Electric Corp Mark
JPH0318852U (ja) * 1989-07-07 1991-02-25
JPH0318850U (ja) * 1979-12-31 1991-02-25

Patent Citations (4)

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