JPH082147Y2 - 加圧流体噴出装置用先端ストップ型アダプター - Google Patents

加圧流体噴出装置用先端ストップ型アダプター

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JPH082147Y2
JPH082147Y2 JP7743190U JP7743190U JPH082147Y2 JP H082147 Y2 JPH082147 Y2 JP H082147Y2 JP 7743190 U JP7743190 U JP 7743190U JP 7743190 U JP7743190 U JP 7743190U JP H082147 Y2 JPH082147 Y2 JP H082147Y2
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JP
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opening
pipe
nozzle cylinder
tip
valve
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JP7743190U
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JPH0435583U (ja
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誠一 北林
Original Assignee
誠一 北林
株式会社丸一製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本願考案は、加圧流体噴出装置用アダプターに関し、
特に加圧流体噴出装置用先端ストップ型アダプターに関
する。
従来、加圧流体噴出装置に使用する先端ストップ用ア
ダプターが種々開発されてきたのであるがいずれも使用
に際して、それぞれの異る構成から生じる欠点を有して
いた。中でも、最も高頻度の支障を生じ、その支障の解
決策に苦慮してきた事柄は、平常時に噴出口を確実に閉
鎖しているつもりでいても実はきわめてわずかではある
が噴出口が開いていたりして、無意味なリークを生じる
欠点があった。また、仮に、噴出口が平常時に確実に閉
鎖されているとしても、容器本体の上部に位置する操作
装置の上に配設したノズル筒の内部に上下方向に移動可
能にして噴出口を開閉しうるようにしてなる作動パイプ
の上下方向に設けられた中央通孔部分の内部に、平常時
は残存ガスの状態の容器本体内から噴出弁機構を介して
流出してきた内容物即ち圧力流体が残留することとな
り、そこで前記作動パイプの中央通孔部分の内部に残留
させられた内容物は加圧流体として圧力を有しているの
で、或る時間が経過後、突発的な噴出現象が生じたりし
て使用者に使用上の支障を生じさせる欠点があった。そ
こで、前記の支障を生じる原因を調べてみると、それら
の欠点となる支障を生じる原因の主たるものは、内容物
の噴出のための操作用レバー部分を押圧すれば、まず、
容器本体の上部に設けられた容器本体側の本体バルブ即
ち噴出弁機構の弁が先に開弁し、その時にノズル筒の先
端開口部を平常時は、前記作動パイプの先端部により閉
鎖した状態であるが、そうした状態から開放した状態に
変化しえないで、ノズル筒の先端部の上下方向の肉厚部
分の厚さの分だけ、作動パイプが下降し続ける過程で作
動パイプの先端部の部分によりノズル筒の先端開口部を
閉鎖し続けることとなり、そのわずかな時間の間に作動
パイプ内の中心孔の中に容器本体内に収容していた加圧
された内容物即ち加圧ガスが開かれた容器本体側の噴出
弁機構の弁を通って充満することとなりその後ノズル筒
の先端開口部を作動パイプの先端部の部分により閉鎖さ
れた状態から開放された状態に変化することとなり、前
記作動パイプの中心孔内の加圧ガスを外部に向けて必要
以上に勢いよく突然噴出させることとなるのである。ま
た、その逆に、開口された状態からノズル筒の先端開口
部を作動パイプの先端部により閉鎖する時には、まず先
に作動パイプの先端部により、ノズル筒の先端開口部を
閉鎖することとなり、わずか遅れてその後に、開かれた
状態の容器本体側の本体バルブ即ち噴出弁機構の弁が閉
じられることとなり、そのわずかな時間ではあるが、そ
の間に作動パイプ内の空間部に加圧ガスが保有された状
態のままで、平常時の状態に戻ることとなり、その結果
は作動パイプ内の空間部に保有された加圧ガスが次のノ
ズル筒の先端開口部の開口に際して、その開口部から多
量の加圧ガスが外部に突然噴出する欠点があった。
本願考案は、上記欠点を除去することを目的とするも
のである。
次に、上記目的を達成するための具体的構成を図面に
従い説明すると容器本体1の上部に下方を開放した円筒
状蓋体2を配設し、その円筒状蓋体2の中央部で開口を
有して、かつ上方に向けて短筒状にわずか突出させた短
筒突出部3を設け、かつ、その蓋体2の中央部の開口を
基準にして容器本体1側の先端中央部に位置する噴出弁
機構4の先端部の弁幹部5の上部に冠着した中心部に貫
通口を有する短円筒状接続部材6を位置させ、その接続
部材6により前記弁幹部5の上面部に対しその下端部を
所望間隔だけ離して位置させた作動パイプ7を位置さ
せ、その作動パイプ7の下端部と前記短円筒状接続部材
6の上面中央部の凹窪部8とを、その凹窪部8に配設し
た環状固定具により固定し、かつ、前記短円筒状接続部
材6の上面周縁部の環状欠落部分9の部分に、その中央
円形開口部10を有する押圧操作部材11の前記開口部10を
嵌着し、前記押圧操作部材11の後方部分の押圧突起部分
の突出部分が、外方に突出して配設されるように前記円
筒状蓋体2の、頂面部の中心部から、周側方向に向け
て、放射方向に開口部12を形成し、前記押圧突起部分の
突出部分が前記開口部12の水準より、所望高さだけ高く
して使用者の指甲部分により、押圧操作をし易い状態に
形成し、前記押圧操作部材11の先端部に、上方に向けて
わずかだけ突起状に突出させた部分を形成し、その突出
部分15を前記円筒状蓋体2の天頂部13の裏側の窪部14に
当接して押圧操作部材11用の支点とし、前記作動パイプ
7に沿って、その外部にノズル筒16を配設し、そのノズ
ル筒16の下端開口部を前記円筒状蓋体2の前記短筒突出
部3を冠着し、前記ノズル筒16の先端部には、前記ノズ
ル筒16の内径よりわずか小径にさせた上端開口部17を設
け、その上端開口部17には前記作動パイプ7の先端部18
を前後方向に進退自在にして脱着可能とし、前記作動パ
イプ7の先端部18の軸部に軟質ゴム或いは軟質樹脂から
なるパッキング用短筒状部材19を嵌挿し、そのパッキン
グ用部材を介して平常時は前記作動パイプの上端開口部
17を閉鎖しうるようにし前記パッキング用短筒状部材19
の外側には、パッキングの可動規制用及びパッキング保
持用縦割溝付き立上り部20を設け、その立上り部20の上
端部が平常時は、前記ノズル筒16の上端開口部17の裏面
部に当接しうるように配設し、前記作動パイプ7の先端
部より下方の位置で、かつ前記パッキング用短筒状部材
19の下端部よりわずか下方の位置に横方向即ち直径方向
に貫通孔21を形成し、その貫通孔21と中心孔即ち縦孔と
を連絡させ、前記貫通孔21の下方で前記作動パイプ7の
外周面に設けた環状窪部に液止めパッキング22を位置さ
せ、さらに、その下方位置のフランジ部の下の前記作動
パイプ7の小径外周面部を設けた小径筒状部23の外周面
に圧縮コイルばね24を配設し、平常時は前記コイルばね
24により前記作動パイプ7を上方に押し上げるように付
勢させており、その状態で、前記作動パイプ7の下端部
と、前記容器本体1の噴出弁機構4の先端部の弁幹部5
の先端部とを所望間隔を維持しうるように位置させて、
その部分に遊びをつくり得るようにし、前記押圧操作部
材11を下方に操作した時にまず前記作動パイプ7の先端
部が前記ノズル筒16の上端開口部17から離れて開口した
後に前記作動パイプ7の下端部が、前記容器本体1の噴
出弁機構4の先端部の弁幹部5の先端部に当接し、前記
噴出弁機構4の弁幹部5を下降させて開弁させうるよう
にしてなる加圧流体噴出装置である。
次に、上記構成から生じる作用効果を述べると本願考
案を施した加圧流体噴出装置用先端ストップ型アダプタ
ーは使用に際して、押圧操作部材の押圧により先づ、平
常時は作動パイプの先端部によって閉鎖されているノズ
ル筒の上部開口部を開口し、しかる後、容器本体に設け
た噴出弁機構の弁即ち本体バルブを開口するようにさせ
てなり、押圧操作部材の押圧状態を解放して、押圧力を
取り除いた場合、先づ、容器本体に設けた噴出弁機構の
弁即ち本体バルブが閉じて後、先端ストップ型アダプタ
ーが遅れて閉じるようにしたため前記作動パイプ内の加
圧ガス即ち容器本体内に充填されていた高圧ガスが噴出
弁機構の弁を通って作動パイプ内の空間部内の物質の保
有圧力が先づ減少することなり、作動パイプ内の圧力を
利用して後、作動パイプ外にわずかづつ漏洩したり、或
いは突然開口部から多量に加圧流体が噴出したりなどし
て事故が生じるようなことはない効果がある。
実際上は、押圧部材を押圧した場合、まづ、作動パイ
プの下端と、容器本体の噴出弁機構の弁幹部の部分の先
端部との間隔をなくすため、作動パイプの下降により、
作動パイプの下端が前記弁幹部に接近するのであるが、
その作動の際に最初にノズル筒の先端部の閉鎖された開
口部がその閉鎖体である作動パイプの先端部の下降によ
り、開かれて、しかる後、本体バルブ即ち容器本体の噴
出弁機構の弁幹部のバルブストロークの範囲でバルブの
降下があり、その本体バルブが開口される前までに前記
作動パイプの先端部がノズル筒の先端開口部の閉鎖状態
を開口状態になるように完全に開口されていることが必
要である。又、押圧操作部材の押圧作動により弁口の開
放後は、まず、本体バルブが先に閉じ、容器本体内の加
圧内容物を作動パイプの中央部分の管路内に移動して補
給することを前記本体バルブが遮断し、また、本体バル
ブが閉鎖して後、しばらくして、ノズル筒の先端部の開
口部を前記作動パイプにより閉鎖させることになるの
で、ノズル筒の先端の開口部分が閉鎖するまでのわずか
の時間ではあるが、その時間の間に作動パイプの中心部
分の管路状空間部内の加圧ガスは事実上ほとんど外部に
流出して、残留するガス体はわずかになって前記管路状
空間部は大気圧と事実上同圧になるほど圧力降下があ
り、減圧されてから後に作動パイプの先端部によるノズ
ル筒の先端開口部の閉鎖作動が始まるように設計されて
いて残留加圧ガスがノズル筒内に貯留されて次の使用の
際、突然加圧ガスが外部に流出して事故を起すことがな
い効果がある。
なお、容器本体の先端に位置する弁幹部の周側面部を
滑らかに摺動しうるように加工して、その面に接する作
動パイプの下端部に固着した接続体の中心部の下方に位
置する凹窪部の内周面部も前記弁幹部の周側面部と同様
に摺動自在に嵌合しうるように加工し、前記作動パイプ
の上下動を円滑になしうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願考案を施した先端ストップ型アダプター
の要部を断面図にした側面図であって、第2図は、第1
図のA−A線で切断した底面図である。 1……容器本体 2……円筒状蓋体 3……短筒突出部 4……噴出弁機構 5……弁幹部 6……短円筒状接続部材 7……作動パイプ 8……凹窪部 9……環状欠落部分 10……中央円形開口部 11……押圧操作部材 12……開口部 13……天頂部 14……窪部 15……突出部分 16……ノズル筒 17……上端開口部 18……先端部 19……短筒状部材 20……立上り部 21……貫通孔 22……液止めパッキング 23……小径筒状部 24……圧縮コイルばね

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方を開放した円筒状蓋体と、その蓋体の
    頂面部の適宜位置の空所に位置して、上方外方から操作
    しうるようにしてなる操作部材と、前記蓋体の中央の開
    口部から上方に向けて突設した短円筒部に、その下端開
    口部を嵌合させ、上方に向けて立設した上部開口部をそ
    なえたノズル筒と、そのノズル筒の内部に位置して上下
    方向に往復作動し平常時は、前記ノズル筒内に内蔵した
    圧縮ばねによって上方に作動パイプを押し上げて、前記
    ノズル筒の前記上部開口部を前記作動パイプの上端部分
    で閉鎖させてなる作動パイプとからなり、その作動パイ
    プの下端の開口部に固着してなる接続部の部分が、前記
    操作部材の適宜位置で支持されていて、前記操作部材を
    操作して、容器本体の噴出弁機構の弁を開弁する前に、
    前記ノズル筒の上部開口部を開口させることにより、加
    圧ガスが突噴することを防止するようにしてなる加圧流
    体噴出装置用先端ストップ型アダプター
  2. 【請求項2】作動パイプの下端部と一体化させた接続部
    の中心部を下方から上方に向けて、前記接続部の中間位
    置まで容器本体の噴出弁機構の弁幹部の部分を挿入して
    上下方向に摺動可能にし、かつ、前記作動パイプの下端
    部と前記噴出弁機構の弁幹部の上面部との間を所望間隔
    だけ離して位置させ、使用に際して、作動パイプが下方
    に向けて作動するにあたり、その作動パイプの上端部
    が、ノズル筒の上部開口部を開口させた後に前記噴出弁
    機構を開弁させうるように前記弁幹部に働かせ得るよう
    にしてなる実用新案登録請求の範囲1記載の加圧流体噴
    出装置用先端ストッパ型アダプター
JP7743190U 1990-07-23 1990-07-23 加圧流体噴出装置用先端ストップ型アダプター Expired - Lifetime JPH082147Y2 (ja)

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JPH0435583U JPH0435583U (ja) 1992-03-25
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HUE054952T2 (hu) * 2016-02-09 2021-10-28 Ddp Specialty Electronic Mat Us Llc Egymûködtetésû adagolóberendezés csúszóhüvellyel, amelynek van dugója
JP6805260B6 (ja) * 2016-02-09 2021-01-20 ディディピー スペシャリティ エレクトロニック マテリアルズ ユーエス エルエルシー 摺動スリーブを有する単動式分注装置

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