JPH07227726A - ボルト締結装置 - Google Patents

ボルト締結装置

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JPH07227726A
JPH07227726A JP4488194A JP4488194A JPH07227726A JP H07227726 A JPH07227726 A JP H07227726A JP 4488194 A JP4488194 A JP 4488194A JP 4488194 A JP4488194 A JP 4488194A JP H07227726 A JPH07227726 A JP H07227726A
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JP
Japan
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bolt
holding
fastening
bolt holding
bolt fastening
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Withdrawn
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JP4488194A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Seto
忠良 瀬戸
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数本のボルトを締結する際に、ボルトの締
結完了毎にボルト供給装置に戻る必要がないボルト締結
装置を提供する。 【構成】 回転式ボルト保持手段10に円周上に等角度
間隔で複数のボルトを保持させて、それを回転手段20
によりワンピッチ毎に回転させながら、ボルト締結手段
30により締結するようにしてなるものをロボット等の
移動手段により移動可能としてなるものである。このた
め、複数本のボルトの締結作業が効率的になし得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボルト締結装置に関す
る。さらに詳しくは、多数のボルトを効率良く締結でき
るボルト締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車ドアの取付け作業にお
いては、図13に示すような多関節ロボットrのアーム
aの先端にボルト締機bを装着して、これに図14に示
すようなボルト供給装置kからボルトを供給し、ついで
これをボルト締結箇所に移送してボルトの締結がなされ
ている。このボルト締機bのボルト保持部cは、図15
に示すように、円柱体dの前面d1にボルト保持用の凹
部eを形成し、この底面にボルト吸着用の永久磁石fを
埋め込むとともに、後面d2に駆動軸の先端部との係合
凹部gを形成してなるものである。そのため、一度に保
持できるボルトの本数は1本である。
【0003】かかる構成のボルト保持部cを有するボル
ト締機bにより多数のボルトを締結する場合、ボルト締
結毎にボルト供給装置kへ戻る動作が必要となるため、
その往復に要する時間がロスタイムとなり作業効率が著
しく低下する。また、複数本のボルトに対処しようとす
ると、ボルト締機bが複数台必要になるという問題もあ
る。さらに、異種のボルトが混在している場合には、ボ
ルト締機bをその都度交換しなければならないという問
題もある。
【0004】このような従来のボルト締機の問題点を解
決すべく、実開昭60ー190575号公報には、図1
6に示すような、ねじ部品を保持し搬送するための複数
個の穴部mが設けられるとともに、割り出し機構によっ
て穴部m内のねじ部品を回動する保持部材nと、この保
持部材nの穴部mに保持されたねじ部品を案内するガイ
ドスリーブsとを設けたねじ部品供給装置qをロボット
に装着するとともに、このねじ部品供給装置qへねじ部
品整列装置から搬送ホースpによりねじ部品を供給する
システムが提案されている。
【0005】しかしながら、このシステムでは、部品の
供給が搬送ホースpによりなされているので、ロボット
がひねり動作を行った場合には、ねじ部品の供給が不安
定になるという問題がある。また、搬送ホースpでねじ
部品の供給を行っているので、ねじの頭部に対して長さ
の短いものは安定して搬送できないという問題もある。
さらに、ワークの形状によっては、ねじの締め付け作業
時にねじ部品供給装置側の部材とワークとが干渉すると
いう問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、複数本のボル
トを締結する際に、ボルトの締結完了毎にボルト供給装
置に戻る必要がないボルト締結装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のボルト締結装置
の第1態様は、回転式ボルト保持手段と、回転手段と、
ボルト締結手段と、移動手段とを備え、前記回転式ボル
ト保持手段が進退可能とされるとともに、放射状に配設
されている、その角度間隔で回転可能かつ進退可能な複
数の保持部を有する第1ボルト保持部材と、前記各第1
保持部材の保持部に回転可能かつ摺動不自在に保持され
ている、前面にボルト保持部および後面に係合凹部を有
する第2ボルト保持部材と、前記回転手段と係合されて
いる回転角調整機構とを有し、前記回転手段が、前記回
転式ボルト保持手段と回転可能に係合している進退機構
と前記回転角調整機構と係合している回転制御機構とを
有し、前記ボルト締結手段が、前記回転式ボルト保持手
段の後方に配設されるとともに、前記第2ボルト保持部
材に対応させられ、かつそれに保持されているボルトの
軸方向に進退可能とされて、少なくともボルト締結時に
前記係合凹部と係合して、前記第2ボルト保持部材と共
回り可能なボルト締結部材を有し、前記回転手段が、前
記進退機構により前記回転式ボルト保持手段を進退させ
るとともに、その進退動作において前記回転制御機構と
前記回転角調整機構との協働により、前記第1ボルト保
持部材がその角度間隔で回転させられ、前記ボルト締結
部材が、前記回転式ボルト保持手段の後退動作と協働し
て、ボルト締結時に前記第1ボルト保持部材を前記回転
式ボルト保持手段の前端部近傍まで押し出すとともにボ
ルトを締結させ、前記移動手段が、前記回転式ボルト保
持手段、回転手段およびボルト締結手段をボルト供給装
置とボルト締結箇所との間を一体的に移動させることを
特徴とする。
【0008】本発明の第1態様のボルト締結装置として
は、例えば、回転式ボルト保持手段と、回転手段と、ボ
ルト締結手段と、移動手段とを備え、前記回転式ボルト
保持手段が、外表面に縮径部と拡径部とが形成されてい
る段付筒体と、該段付筒体の縮径部に挿嵌されて段部に
当接されている輪状部材およびその縮径部の前端部に形
成されている端部材と、該輪状部材と該端部材との間に
おいて、前記段付筒体の回りに配設されている複数のロ
ッドと、該ロッドの各々に摺動自在に装着されている外
方に保持部を有する、基端部が前記縮径部の外表面に当
接されている第1ボルト保持部材と、前記各保持部に回
転可能かつ摺動不自在に保持されている、前面にボルト
保持部および後面に係合凹部を有する第2ボルト保持部
材と、前記ロッドの各々に装着されて前記第1ボルト保
持部材を後方に付勢しているバネと、前記段付筒体の拡
径部において、半径方向に装着されている、バネと該バ
ネにより段付筒体の内部方向に付勢されて前記回転手段
と係合している球との組合せからなる、少なくとも一つ
の回転角調整機構とからなり、前記回転手段が、シリン
ダ機構と、該シリンダ機構のシリンダ軸の先端に、その
軸心と同心状に取付けられ、かつ前記段付筒体と回転可
能に係合している軸部材と、前記段付筒体に摺動自在に
内嵌されるとともに、先端が摺動時に前記軸部材の先端
部と干渉しないように調整されている前記軸部材の外側
において、その軸心と同心状に配設されている、外表面
に前記回転角調整機構の球が係合している回転制御用溝
を有する回転制御用筒体とからなり、前記ボルト締結手
段が、先端部に前記第2ボルト保持部に形成されている
係合凹部に係合可能な係合凸部が形成されている、進退
可能なボルト締結用軸部材と、前記ボルト締結用軸部材
を摺動自在かつ共回り可能に保持している締結力伝達部
材と、前記ボルト締結用軸部材と前記締結力伝達部材と
の間において、該ボルト締結用軸部材に装着されてそれ
を前方に付勢しているバネと、前記締結力伝達部材を回
転可能に保持している外筒と、先端部が前記締結力伝達
部材に共回り可能に係合されている軸を有する締結力生
成機構とからなり、前記移動手段が、前記回転手段とボ
ルト締結手段を所定の位置関係において保持するととも
に、前記回転制御用筒体の後端が保持されている保持部
材と前記ボルト締結手段の外筒の後端が保持されている
保持部材とを有し、前記ボルト締結用軸部材が、ボルト
締結時に前記シリンダ軸の後退動作と協働して前記第1
ボルト保持部材を前方に押し出すとともにボルトを締結
させ、前記移動手段が、回転式ボルト保持手段をボルト
供給装置とボルト締結箇所との間を移動させてなるもの
がある。
【0009】本発明のボルト締結装置の第2態様は、回
転式ボルト保持手段と、回転手段と、ボルト締結手段
と、移動手段とを備え、前記回転式ボルト保持手段が進
退可能とされるとともに、放射状に配設されているその
角度間隔で回転可能かつ進退可能な複数の保持部を有す
る第1ボルト保持部材と、前記各第1保持部材の保持部
に後半部が回転可能かつ摺動不自在に保持されている、
前面にボルト保持部および後面に係合凹部を有する第2
ボルト保持部材と、前記回転手段と係合されている回転
角調整機構とを有し、前記回転手段が、前記回転式ボル
ト保持手段と回転可能に係合している進退機構と前記回
転角調整機構と係合している回転制御機構とを有し、前
記ボルト締結手段が、前記回転式ボルト保持手段の後方
に配設されるとともに、前記第2ボルト保持部材に対応
させられ、かつそれに保持されているボルトの軸方向に
進退可能とされて、少なくともボルト締結時に前記係合
凹部と係合して、前記第2ボルト保持部材と共回り可能
なボルト締結部材を有し、前記回転手段が、前記進退機
構により前記回転式ボルト保持手段を進退させるととも
に、その進退動作において前記回転制御機構と前記回転
角調整機構との協働により、前記第1ボルト保持部材が
その角度間隔で回転させられ、前記ボルト締結部材が、
前記回転式ボルト保持手段の後退動作と協働して、ボル
ト締結時に前記第1ボルト保持部材を前記回転式ボルト
保持手段の前端部近傍まで押し出してボルトを締結さ
せ、前記移動手段が、前記回転式ボルト保持手段、回転
手段およびボルト締結手段をボルト供給装置とボルト締
結箇所との間を一体的に移動させることを特徴とする。
【0010】本発明のボルト締結装置の第2態様として
は、例えば、回転式ボルト保持手段と、回転手段と、ボ
ルト締結手段と、移動手段とを備え、前記回転式ボルト
保持手段が、外表面に縮径部と拡径部とが形成されてい
る段付筒体と、該段付筒体の縮径部に挿嵌されて段部に
当接されている輪状部材およびその縮径部の前端部に形
成されている端部材と、該輪状部材と該端部材との間に
おいて、前記段付筒体の回りに等角度間隔で配設されて
いる複数のロッドと、該ロッドの各々に摺動自在に装着
されている外方に保持部を有する、基端部が前記縮径部
の外表面に当接されている第1ボルト保持部材と、前記
各保持部に後半部が回転可能かつ摺動不自在に保持され
ている、前面にボルト保持部および後面に係合凹部を有
する第2ボルト保持部材と、前記ロッドの各々に装着さ
れて前記第1ボルト保持部材を後方に付勢しているバネ
と、前記段付筒体の拡径部において半径方向に装着され
ている、バネと該バネにより段付筒体の内部方向に付勢
されて前記回転手段と係合している球との組合せからな
る、少なくとも一つの回転角調整機構とからなり、前記
回転手段が、シリンダ機構と、該シリンダ機構のシリン
ダ軸の先端に、その軸心と同心状に取付けられ、かつ前
記段付筒体と回転可能に係合している軸部材と、前記段
付筒体に摺動自在に内嵌されるとともに、先端が摺動時
に前記軸部材の先端部と干渉しないように調整されてい
る前記軸部材の外側において、その軸心と同心状に配設
されている、外表面に前記回転角調整機構の球が係合さ
れる回転制御用溝を有する回転制御用筒体とからなり、
前記ボルト締結手段が、先端部に前記ボルト保持部に形
成されている係合凹部に係合可能な係合凸部が形成され
ている、進退可能なボルト締結用軸部材と、前記ボルト
締結用軸部材を摺動自在かつ共回り可能に保持している
締結力伝達部材と、前記ボルト締結用軸部材と前記締結
力伝達部材との間において、該ボルト締結用軸部材に装
着されてそれを前方に付勢しているバネと、前記締結力
伝達部材を回転可能に保持している外筒と、先端部が前
記締結力伝達部材に共回り可能に嵌合されている軸を有
する締結力生成機構とからなり、前記移動手段が、前記
回転手段とボルト締結手段を所定の位置関係において保
持するとともに、前記回転制御用筒体の後端が保持され
ている保持部材と前記ボルト締結手段の外筒の後端が保
持されている保持部材とを有し、前記ボルト締結用軸部
材が、ボルト締結時に前記シリンダ軸の進退動作と協働
して、前記第1ボルト保持部材を前記回転式ボルト保持
手段の前面の前方に押し出すとともにボルトを締結さ
せ、前記移動手段が、回転式ボルト保持手段をボルト供
給装置とボルト締結箇所との間を移動させてなるものが
ある。
【0011】本発明のボルト締結装置の第1および第2
態様においては、前記複数の第1ボルト保持部材および
第2ボルト保持部材の組み合わせの少なくとも一つを、
外方に突出しているボルト保持部を有する第1ボルト保
持部材と、該ボルト保持部の先端部前面にボルト保持部
材が装着され、その基端部後面に前記ボルト締結部材に
対応させてボルト締結力伝達部材が装着され、その中間
部に該ボルト締結力伝達部材からの締結力を前記ボルト
保持部材に伝達する締結力伝達機構が装着されてなるも
のに替えられてもよい。
【0012】より具体的には、例えば、少なくとも一つ
の第1ボルト保持部材を外方に延伸されている腕部を有
する第1ボルト保持部材に替え、前記第2ボルト保持部
材を、ボルト保持部有する前記腕部の先端部に配設され
ている第1分割体と、前記ボルト締結用軸部材に対応さ
せて前記腕部の基端部側後面に配設されている係合凹部
を有する第2分割体とにより構成し、前記第1分割体と
第2分割体とを締結力伝達機構により連結してなるもの
とされてもよい。
【0013】本発明のボルト締結装置においては、前記
ボルト保持部の内の少なくとも一つが異なるボルトを保
持できるようにされているのが好ましく、またボルト保
持部に永久磁石が埋設されているのが好ましい。
【0014】ここで、本発明のボルト締結装置における
前記移動手段は、例えば多関節ロボットとされる。
【0015】
【作用】移動手段により、回転式ボルト保持手段のボル
ト保持部が、ボルト供給装置のボルト供給部に位置決め
される。この状態で回転手段により回転式ボルト保持手
段は後退(上昇)させられ、その途中において、第2ボ
ルト保持部材の係合凹部にボルト締結部材の先端部が、
低速で回転させられながら係合する。この係合凹部にボ
ルト締結部材の先端部が係合しても回転式ボルト保持手
段は所定位置に到達するまで後退しつづけるので、第2
ボルト保持部材を保持している第1ボルト保持部材は前
方に押し出され(下降させられ)、ボルト供給部にある
ボルトを保持する。ボルト保持部がボルトを保持する
と、回転手段により回転式ボルト保持手段は前進(下
降)させられ、回転手段および回転角調整機構の協働に
より回転式ボルト保持手段がワンピッチ回転させられ、
次のボルト保持部がボルト供給部に位置せしめられる。
そして、前記動作が繰り返されてボルト保持部にボルト
が保持される。以下、同様にして全てのボルト保持部に
ボルトが保持される。
【0016】全てのボルト保持部がボルトを保持する
と、移動手段は回転式ボルト保持手段をボルト締結箇所
まで移動させるとともに、ボルトを締結位置に位置決め
する。この状態で、回転式ボルト保持手段が回転手段に
より後退させられると、前述のごとく、第2ボルト保持
部材の係合凹部にボルト締結部材の先端部が係合する。
ボルト締結部材の先端部が係合してもなお回転式ボルト
保持手段は後退させられつづけるので、第2ボルト保持
部材は前方に押し出される。それにより、ボルトが回転
式ボルト保持手段の前面より突出する。しかるのち、移
動手段は回転式ボルト保持手段を前進させ、ボルト先端
部を締結箇所に当接する。この状態でボルト締結部材は
所定回転し、ボルトの締結が完了する。
【0017】ボルトの締結が完了すると、移動手段は回
転式ボルト保持手段を後退させながら次の締結位置に移
動させる。ついで、回転式ボルト保持手段が回転手段に
より前進させられ、この回転手段の前進動作と回転角調
整機構との協働により回転式ボルト保持手段がワンピッ
チ回転させられる。しかるのち、前記動作が繰り返され
てボルトの締結がなされる。この一連の動作が回転式ボ
ルト保持手段に保持されているボルトが無くなるまで繰
り返される。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。なお、以下の実施例におい
て、前面とは、ボルト締結面に対向する面をいう。
【0019】実施例1 本発明の実施例1にかかわるボルト締結装置を図1乃至
図5に示し、実施例1のボルト締結装置Aは、回転式ボ
ルト保持手段10と、回転手段20と、ボルト締結手段
30と、移動手段とを主要構成要素としている。
【0020】回転式ボルト保持手段10は、それ自身が
進退可能とされるとともに、円周上にボルト保持部材1
1を等角度間隔で保持し、それをその角度間隔、すなわ
ちワンピッチ毎に回転できるように、しかもそのボルト
保持部材11が進退可能とされてなるものである。
【0021】かかる回転式ボルト保持手段10は、具体
的には、例えば、拡径部121と縮径部122とが外周
に形成されている段付筒体12に、その段部に当接する
ようにリング状部材13を嵌入し、かつ段付筒体12の
縮径部122の先端(段付筒体の前面)にその外表面よ
り外方に突出している端部材123を形成し、そのリン
グ状部材13と端部材123との間にロッド14,1
4,14……を等角度間隔で配設するとともに、そのロ
ッド14にボルト保持部112aを有する第2ボルト保
持部材112を回転可能に保持している第1ボルト保持
部材111を摺動自在に装着し、第1ボルト保持部材1
11と端部材123との間にコイルバネ15を第1ボル
ト保持部材111を後方に付勢するように装着し、前記
段付筒体12の拡径部121に後述する回転手段20の
回転制御用筒体と協働する回転角調整機構16,16を
設けてなるものがある。
【0022】ここで、回転の際における第1ボルト保持
部材111の段付筒体12との一体的回転を担保するた
めに、第1ボルト保持部材111の後端111aは、段
付筒体12の外表面に摺動可能に当接されている。この
場合、段付筒体12の外表面を円弧とし、第1ボルト保
持部材111の後端111a面をそれと当接可能な円弧
としてもよく、あるいは第1ボルト保持部材111の後
端111a面をフラットとし、段付筒体12の外表面に
それに対応させた平坦部を形成してもよい。なお、図5
には後者の例が示されている。
【0023】また、この第1ボルト保持部材111のロ
ッド14への装着部の外方には、円形の透孔111bが
設けられて保持部が形成されて、前記第2ボルト保持部
材112が回転可能かつ摺動不自在に装着されている。
より具体的には、例えば、第2ボルト保持部材112の
前端部に第1ボルト保持部材111の保持部の前面に当
接するツバ112bが形成され、保持部の後面より突出
している部分にストップリング112cが装着された構
成とされている。そして、第2ボルト保持部材112の
ボルト保持部112aは、具体的には、ボルトの頭部と
嵌合するボルト頭部と同形状で若干大きな同寸法の凹部
が形成されるとともに、その底面にはボルト吸着のため
の永久磁石114が埋設されている。なお、永久磁石1
14で吸着する代わりに、バネ等により挾持状に保持す
るようにしてもよい。さらに、第2ボルト保持部材11
2の後面(後端)には、後述するボルト締結手段30の
ボルト締結部材の先端部との係合凹部112dが形成さ
れている。なお、この係合凹部112dは、具体的に
は、六角形の凹部とされている。
【0024】後述する回転手段20と協働して回転式ボ
ルト保持手段10を回転させる回転角調整機構16は、
具体的には、拡径部121の中央部後方に相対向して設
けられている透孔124,124と、この透孔124に
嵌合されている端板を有する中空状のコイルバネ保持部
材161と、このコイルバネ保持部材161に保持され
ているコイルバネ162と、このコイルバネ162の先
端に装着されて、中心方向に付勢されている球163と
からなる。この球163は、後述する回転制御用筒体の
回転制御用溝と係合させられている。なお、図示の例で
はバネ162と球163との組合せからなるものが相対
向して一対設けられているが、一組とされてもよい。
【0025】回転手段20は、前記回転式ボルト保持手
段10を前記回転角調整機構16と協働してワンピッチ
毎に回転させるものである。
【0026】かかる回転手段20は、例えば、エアシリ
ンダ機構21のシリンダ軸211の先端に、その軸心と
同心状に軸部材22を取付け、この軸部材22の先端部
を前記段付筒体12の縮径部122の先端部にベアリン
グ23を介して係合させ、またこのシリンダ軸211お
よび軸部材22の外側に、前記回転式ボルト保持手段1
0の段付筒体12に摺動自在に内嵌させられている、後
端が回転手段20を保持している保持部材41に取付け
られている回転制御用筒体24を配設し、その外表面に
回転制御用溝241を形成し、その溝241に前記回転
角調整機構16の球163を係合させてなるものがあ
る。なお、図において、符号25はベアリング押さえを
示す。
【0027】次に、この回転制御用溝241を展開して
示している図6を参照しながら、この回転制御用溝24
1により、回転式ボルト保持手段10をワンピッチ毎に
回転させる原理について説明する。
【0028】いま、図1に示す状態からシリンダ軸21
1が後退すると、このシリンダ軸211に取付けられて
いる軸部材22も後退する。それに伴いこの軸部材22
と係合されている段付筒体12も後退する。その際、こ
の回転制御用溝241に係合されている球163は、図
7に示す断面構成の回転制御用溝241に沿って、図6
のaの位置からbの位置まで回転制御用筒体24の円周
上を回転することなく移動する。ついで、シリンダ軸2
11が前進すると、回転制御用溝241が図8に示す断
面構成とされているので、球163は図6のbの位置か
らaの位置に向かう途中で回転制御用溝241が深い方
向であるcの方向に向きを変えcの位置まで移動する。
これにより、段付筒体12はワンピッチ回転させられ
る。したがって、回転式ボルト保持手段10、すなわち
第1ボルト保持部材111がワンピッチ回転させられる
ことになる。
【0029】ボルト締結手段30は、第2ボルト保持部
材112を回転させてボルトの締結をなすものである。
【0030】かかるボルト締結手段30は、具体的に
は、例えば、サーボモータ31と、このサーボモータ3
1からの締結力を伝達する締結力伝達部材32と、この
締結力伝達部材32に保持されている、先端部に前記第
2ボルト保持部材112の係合凹部112dと係合可能
な係合部331が形成されている、進退可能なボルト締
結用軸部材33とからなるものがある。
【0031】締結力伝達部材32は、図3に示すよう
に、後端がサーボモータ31を保持している保持部材4
2に取付けられている外筒321に、ベアリング32
2,322を介して回転可能に保持されている円柱32
3からなる。この円柱323には後端から前端部にかけ
て断面が四角形のくりぬき323a(図4参照)が設け
られるとともに、前端部には断面が円形のくりぬき32
3bが設けられている。この断面が四角形のくりぬき3
23aと断面が円形のくりぬき323bとは、断面が円
形の透孔323cにより連通されている。この透孔32
3cの直径は、断面が四角形のくりぬき323aのそれ
よりは小さくされている。この断面が四角形のくりぬき
の後端部にはサーボモータ31の回転軸311の先端部
が係合され、前端部にはボルト締結部材33の後端部3
32が係合されている。サーボモータ31の回転軸31
1の先端部とこのボルト締結部材33との後端部332
との間には、このボルト締結用軸部材33の後退が可能
となるように、図3に示すように、空間323dが設け
られている。また、このボルト締結用軸部材33は、前
記透孔323cを通って締結力伝達部材32の前方に突
出している。さらに、このボトル締結用軸部材33に
は、図3に示すように、一端が前記円形のくりぬき32
3bの底面に当接し、他端がこの軸部材33の係合部3
31の背面に当接しているコイルバネ34が装着されて
いる。これにより、この軸部材33は前方に付勢されて
いる。なお、このボルト締結用軸部材33の円滑な後退
を確保するために、透孔323cとボルト締結用軸部材
33とは摺動可能とされている。
【0032】移動手段は、保持手段40によりこのボル
ト締結手段30と回転手段20とを所定の位置関係にお
いて一体的に保持して、ボルト供給装置とボルト締結箇
所との間を移動させるものある。この移動手段は、具体
的には、例えば多関節ロボットにより構成される。な
お、保持手段40で保持された状態のものをボルト締結
機とすることもできる。
【0033】次に、このように構成されたボルト締結装
置Aによるボルト締結について説明する。
【0034】(1)ボルト保持について 移動手段により、回転式ボルト保持手段10の第2ボ
ルト保持部材112のボルト保持部112aが、ボルト
供給装置のボルト供給部に位置決めされる。
【0035】シリンダ軸211が後退するとともに、
それに伴い回転式ボルト保持手段10も後退する。
【0036】回転式ボルト保持手段10の後退の途中
において、第2ボルト保持部材112の係合凹部112
dにボルト締結用軸部材33の先端部331が係合す
る。この際、この係合を容易にするために、ボルト締結
用軸部材33は低速で回転させられている。
【0037】第2ボルト保持部材112にボルト締結
用軸部材33が係合してもなお、回転式ボルト保持手段
10が後退させられるので、第2ボルト保持部材112
はそれを保持している第1ボルト保持部材111ととも
に、ボルト締結用軸部材33に押されて前方に押し出さ
れる。それはコイルバネ34の押圧力がコイルバネ15
の押圧力よりも高く設定されているためである。
【0038】移動手段は、回転式ボルト保持手段10
を前進させて、ボルト供給部から第2ボルト保持部材1
12のボルト保持部112aにボルトを保持させる。な
お、この際にも、ボルト保持を容易にするために、ボル
ト締結用軸部材33は低速で回転させられている。
【0039】移動手段は、回転式ボルト保持手段10
を保持したボルトがボルト供給部を離れるまで後退さ
せ、回転式ボルト保持手段10をボルト供給部の上方に
位置せしめる。
【0040】シリンダ軸211が前進して、ボルト締
結用軸部材33と第2ボルト保持部材112との係合が
解消される。
【0041】ボルト締結用軸部材33と第2ボルト保
持部材112との係合が解消されてもなお、シリンダ軸
211が前進して、回転式ボルト保持手段10をワンピ
ッチ回転させる。
【0042】この一連の動作が繰り返されて、回転式ボ
ルト保持手段10の全てのボルト保持部112aにボル
トが装着される。
【0043】(2)ボルト締結について 移動手段が、回転式ボルト保持手段10をボルト締結
箇所まで移動させる。
【0044】シリンダ軸211が後退するとともに、
それに伴い回転式ボルト保持手段10も後退する。
【0045】この回転式ボルト保持手段10の後退の
途中において、前記と同様に第2ボルト保持部材112
とボルト締結用軸部材33とが係合する。
【0046】この状態において、回転式ボルト保持手
段10はなおも後退させられるので、第2ボルト保持部
材112は前方に押し出される。
【0047】移動手段は、回転式ボルト保持手段10
を前方に移動させて、ボルト締結用軸部材33と係合し
ている第2ボルト保持部材112に保持されているボル
トの先端を、ボルト締結位置に位置決めする。
【0048】ボルト締結用軸部材33をサーボモータ
31により回転させてボルトを締結する。なお、ボルト
を締結する場合、ボルトの捻じ込み量にしたがって移動
手段により本装置全体を捻じ込み方向に移動させる方法
と、あらかじめボルトの捻じ込まれる量だけコイルバネ
34に抗して移動手段によりボルトを押し付けておき、
ボルトが捻じ込まれるにしたがってコイルバネ34を復
元させていく方法がある。
【0049】ボルトの締結が完了すると、移動手段は
回転式ボルト保持手段10を次の締結箇所に移動させ
る。
【0050】この後、回転式ボルト保持手段10がワン
ピッチ回転させられ、ついで前記一連の動作が繰り返さ
れて、回転式ボルト保持手段10に保持されているボル
ト全てが所定箇所に締結される。
【0051】実施例2 本発明の実施例2にかかわるボルト締結装置Aを図9お
よび図10に示す。実施例2のボルト締結装置Aは、図
より明らかなように、実施例1と略同様に構成されてい
るが、第2ボルト保持部材112を第1ボルト保持部材
111に対して前面方向に長くし後半部を第1ボルト保
持部材111に回転可能に保持させている点が異なって
いる。また、第2ボルト保持部材112を摺動不自在と
するために、保持部から突出している上下の部分にスト
ッパー112c,112cが設けられている。かかる構
成とすることにより、平坦な箇所におけるボルトの締結
に際し、回転式ボルト保持手段10の前端部がボルト締
結箇所と干渉することがなくなり、その適用範囲が拡大
される。
【0052】なお、ボルトの装着および締結動作は実施
例1と同様であるので、その説明は省略する。
【0053】実施例3 本発明の実施例3にかかわるボルト締結装置Aを図11
に示す。実施例3のボルト締結装置Aは、図より明らか
なように、実施例2と略同様に構成されているが、第1
ボルト保持部材111の一つを、外方に延伸されている
中空の腕部111eを有するものに替え、また第2ボル
ト保持部材112を、腕部111eの先端部に配設され
ているボルト保持112aが形成されている第1分割体
112Aと、基端部側に配設されている係合凹部112
dが形成されている第2分割体112Bとにより構成
し、その間に歯車列115を配設して締結力を伝達でき
るようにしてなるものである。このため、第1分割体1
12Aおよび第2分割体112Bの歯車列115に対応
する箇所には、歯車が形成されている。かかる構成とす
ることにより、図12に示すように、狭隘な場所でのボ
ルト締結が可能となり、その適用範囲が著しく拡大され
る。
【0054】なお、実施例3におけるボルトの装着およ
び締結動作は、第2ボルト保持部材における締結力が歯
車列により伝達される他は、実施例2と同様である。
【0055】また、ここでは実施例2に適用したが、実
施例1に適用することもできる。さらに、歯車列115
に替えて、摩擦ベルトにより締結力を伝達するようにし
てもよい。
【0056】以上、本発明を実施例に基づいて説明して
きたが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、種々の改変が可能である。例えば、異種サイズのボ
ルトを同時に扱う必要がある場合には、ボルト保持部を
それぞれ異なったサイズに対応させて形成することもで
きる。例えば、一つをM6用とし、他をM12用とする
こともできる。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のボル
ト締結装置によれば、複数のボルトを同時に保持するこ
とができるので、ボルト供給装置とボルト締結箇所との
往復回数を低減でき、それにより作業能率を著しく向上
できる。また、ボルト保持部のサイズを異なるものとし
てある態様においては、一台で数種類のボルトサイズに
対応できるという優れた効果が得られる。さらに、ボル
ト保持部材を外方に延伸させた別の好ましい態様によれ
ば、狭隘な場所での締結作業も可能となるので、かかる
場所における締結作業能率を著しく向上できるという効
果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1にかかわるボルト締結装置の
要部を縦断面で示す正面図である。
【図2】実施例1において、第1ボルト保持部材がボル
ト締結用軸部材により前方に押し出された状態を示す説
明図である。
【図3】図1のAーA線断面図である。
【図4】図3におけるAーA線断面図である。
【図5】図1のBーB線断面図である。
【図6】回転制御用溝の展開図である。
【図7】図6のAーA線断面図である。
【図8】図6のBーB線断面図である。
【図9】本発明の実施例2の要部を縦断面で示す正面図
である。
【図10】実施例2において、第1ボルト保持部材がボ
ルト締結用軸部材により前方に押し出された状態を示す
説明図である。
【図11】本発明の実施例3の要部を縦断面で示す正面
図である。
【図12】実施例3のボルト締結装置による自動車のド
ア部のボルト締結作業の説明図である。
【図13】従来のボルト締結装置の全体斜視図である。
【図14】ボルト供給装置の概略図である。
【図15】従来のボルト締機の断面図である。
【図16】従来のボルト締結装置の他の要部構造図であ
る。
【符号の説明】
10 回転式ボルト保持手段 11 ボルト保持部材 111 第1ボルト保持部材 112 第2ボルト保持部材 114 永久磁石 12 段付筒体 121 拡径部 122 縮径部 123 端部材 13 リング状部材 14 ロッド 15 コイルバネ 20 回転手段 21 シリンダ機構 211 シリンダ軸 22 軸部材 23 ベアリング 24 回転制御用筒体 241 回転制御用溝 30 ボルト締結手段 31 サーボモータ 32 締結力伝達部材 33 ボルト締結用軸部材 40 保持手段 41 保持部材 42 保持部材 A ボルト締結装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式ボルト保持手段と、回転手段と、
    ボルト締結手段と、移動手段とを備え、前記回転式ボル
    ト保持手段が進退可能とされるとともに、放射状に配設
    されている、その角度間隔で回転可能かつ進退可能な複
    数の保持部を有する第1ボルト保持部材と、前記各第1
    保持部材の保持部に回転可能かつ摺動不自在に保持され
    ている、前面にボルト保持部および後面に係合凹部を有
    する第2ボルト保持部材と、前記回転手段と係合されて
    いる回転角調整機構とを有し、前記回転手段が、前記回
    転式ボルト保持手段と回転可能に係合している進退機構
    と前記回転角調整機構と係合している回転制御機構とを
    有し、前記ボルト締結手段が、前記回転式ボルト保持手
    段の後方に配設されるとともに、前記第2ボルト保持部
    材に対応させられ、かつそれに保持されているボルトの
    軸方向に進退可能とされて、少なくともボルト締結時に
    前記係合凹部と係合して、前記第2ボルト保持部材と共
    回り可能なボルト締結部材を有し、前記回転手段が、前
    記進退機構により前記回転式ボルト保持手段を進退させ
    るとともに、その進退動作において前記回転制御機構と
    前記回転角調整機構との協働により、前記第1ボルト保
    持部材がその角度間隔で回転させられ、前記ボルト締結
    部材が、前記回転式ボルト保持手段の後退動作と協働し
    て、ボルト締結時に前記第1ボルト保持部材を前記回転
    式ボルト保持手段の前端部近傍まで押し出すとともにボ
    ルトを締結させ、前記移動手段が、前記回転式ボルト保
    持手段、回転手段およびボルト締結手段をボルト供給装
    置とボルト締結箇所との間を一体的に移動させることを
    特徴とするボルト締結装置。
  2. 【請求項2】 回転式ボルト保持手段と、回転手段と、
    ボルト締結手段と、移動手段とを備え、前記回転式ボル
    ト保持手段が進退可能とされるとともに、放射状に配設
    されている、その角度間隔で回転可能かつ進退可能な複
    数の保持部を有する第1ボルト保持部材と、前記各第1
    保持部材の保持部に後半部が回転可能かつ摺動不自在に
    保持されている前面にボルト保持部および後面に係合凹
    部を有する第2ボルト保持部材と、前記回転手段と係合
    されている回転角調整機構とを有し、前記回転手段が、
    前記回転式ボルト保持手段と回転可能に係合している進
    退機構と前記回転角調整機構と係合している回転制御機
    構とを有し、前記ボルト締結手段が、前記回転式ボルト
    保持手段の後方に配設されるとともに、前記第2ボルト
    保持部材に対応させられ、かつそれに保持されているボ
    ルトの軸方向に進退可能とされて、少なくともボルト締
    結時に前記係合凹部と係合して、前記第2ボルト保持部
    材と共回り可能なボルト締結部材を有し、前記回転手段
    が、前記進退機構により前記回転式ボルト保持手段を進
    退させるとともに、その進退動作において前記回転制御
    機構と前記回転角調整機構との協働により、前記第1ボ
    ルト保持部材がその角度間隔で回転させられ、前記ボル
    ト締結部材が、前記回転式ボルト保持手段の後退動作と
    協働して、ボルト締結時に前記第1ボルト保持部材を前
    記回転式ボルト保持手段の前端部近傍まで押し出すとと
    もにボルトを締結させ、前記移動手段が、前記回転式ボ
    ルト保持手段、回転手段およびボルト締結手段をボルト
    供給装置とボルト締結箇所との間を一体的に移動させる
    ことを特徴とするボルト締結装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のボルト締結装置
    において、前記複数の第1ボルト保持部材および第2ボ
    ルト保持部材の組み合わせの少なくとも一つを、外方に
    突出しているボルト保持部を有する第1ボルト保持部材
    と、該ボルト保持部の先端部にボルト保持部材が装着さ
    れ、その基端部側後面に前記ボルト締結部材に対応させ
    てボルト締結力伝達部材が装着され、その中間部に該ボ
    ルト締結力伝達部材からの締結力を前記ボルト保持部材
    に伝達する締結力伝達機構が装着されてなるものに替え
    てなることを特徴とするボルト締結装置。
  4. 【請求項4】 回転式ボルト保持手段と、回転手段と、
    ボルト締結手段と、移動手段とを備え、前記回転式ボル
    ト保持手段が、 外表面に縮径部と拡径部とが形成されている段付筒体
    と、 該段付筒体の縮径部に挿嵌されて段部に当接されている
    輪状部材およびその縮径部の前端部に形成されている端
    部材と、 該輪状部材と該端部材との間において、前記段付筒体の
    回りに配設されている複数のロッドと、 該ロッドの各々に摺動自在に装着されている外方に保持
    部を有する、基端部が前記縮径部の外表面に当接されて
    いる第1ボルト保持部材と、 前記各保持部に回転可能かつ摺動不自在に保持されてい
    る、前面にボルト保持部および後面に係合凹部を有する
    第2ボルト保持部材と、 前記ロッドの各々に装着されて前記第1ボルト保持部材
    を後方に付勢しているバネと、 前記段付筒体の拡径部において、半径方向に装着されて
    いる、バネと該バネにより段付筒体の内部方向に付勢さ
    れて前記回転手段と係合している球との組合せからな
    る、少なくとも一つの回転角調整機構とからなり、前記
    回転手段が、 シリンダ機構と、 該シリンダ機構のシリンダ軸の先端に、その軸心と同心
    状に取付けられ、かつ前記段付筒体と回転可能に係合し
    ている軸部材と、 前記段付筒体に摺動自在に内嵌されるとともに、先端が
    摺動時に前記軸部材の先端部と干渉しないように調整さ
    れている前記軸部材の外側において、その軸心と同心状
    に配設されている、外表面に前記回転角調整機構の球が
    係合している回転制御用溝を有する回転制御用筒体とか
    らなり、前記ボルト締結手段が、 先端部に前記第2ボルト保持部に形成されている係合凹
    部に係合可能な係合凸部が形成されている、進退可能な
    ボルト締結用軸部材と、 前記ボルト締結用軸部材を摺動自在にかつ共回り可能に
    保持している締結力伝達部材と、 前記ボルト締結用軸部材と前記締結力伝達部材との間に
    おいて、該ボルト締結用軸部材に装着されているそれを
    前方に付勢しているバネと、 前記締結力伝達部材を回転可能に保持している外筒と、 先端部が前記締結力伝達部材に共回り可能に係合されて
    いる軸を有する締結力生成機構とからなり、前記移動手
    段が、前記回転手段とボルト締結手段を所定の位置関係
    において保持するとともに、前記回転制御用筒体の後端
    が保持されている保持部材と前記ボルト締結手段の外筒
    の後端が保持されている保持部材とを有し、前記ボルト
    締結用軸部材が、ボルト締結時に前記シリンダ軸の後退
    動作と協働して前記第1ボルト保持部材を前方に押し出
    すとともにボルトを締結させ、前記移動手段が、回転式
    ボルト保持手段をボルト供給装置とボルト締結箇所との
    間を移動させることを特徴とするボルト締結装置。
  5. 【請求項5】 回転式ボルト保持手段と、回転手段と、
    ボルト締結手段と、移動手段とを備え、前記回転式ボル
    ト保持手段が、 外表面に縮径部と拡径部とが形成されている段付筒体
    と、 該段付筒体の縮径部に挿嵌されて段部に当接されている
    輪状部材およびその縮径部の前端部に形成されている端
    部材と、 該輪状部材と該端部材との間において、前記段付筒体の
    回りに配設されている複数のロッドと、 該ロッドの各々に摺動自在に装着されている外方に保持
    部を有する、基端部が前記縮径部の外表面に当接されて
    いる第1ボルト保持部材と、 前記各保持部に後半部が回転可能かつ摺動不自在に保持
    されている、前面にボルト保持部および後面に係合凹部
    を有する第2ボルト保持部材と、 前記ロッドの各々に装着されて前記第1ボルト保持部材
    を後方に付勢しているバネと、 前記段付筒体の拡径部において、半径方向に装着されて
    いる、バネと該バネにより段付筒体の内部方向に付勢さ
    れて前記回転手段と係合している球との組合せからな
    る、少なくとも一つの回転角調整機構とからなり、前記
    回転手段が、 シリンダ機構と、 該シリンダ機構のシリンダ軸の先端に、その軸心と同心
    状に取付けられ、かつ前記段付筒体と回転可能に係合し
    ている軸部材と、 前記段付筒体に摺動自在に内嵌されるとともに、先端が
    摺動時に前記軸部材の先端部と干渉しないように調整さ
    れている前記軸部材の外側において、その軸心と同心状
    に配設されている、外表面に前記回転角調整機構の球が
    係合される回転制御用溝を有する回転制御用筒体とから
    なり、前記ボルト締結手段が、 先端部に前記ボルト保持部に形成されている係合凹部に
    係合可能な係合凸部が形成されている、進退可能なボル
    ト締結用軸部材と、 前記ボルト締結用軸部材を摺動自在かつ共回り可能に保
    持している締結力伝達部材と、 前記ボルト締結用軸部材と前記締結力伝達部材との間に
    おいて、該ボルト締結用軸部材に装着されてそれを前方
    に付勢しているバネと、 前記締結力伝達部材を回転可能に保持している外筒と、 先端部が前記締結力伝達部材に共回り可能に係合されて
    いる軸を有する締結力生成機構とからなり、前記移動手
    段が、前記回転手段とボルト締結手段を所定の位置関係
    において保持するとともに、前記回転制御用筒体の後端
    が保持されている保持部材と前記ボルト締結手段の外筒
    の後端が保持されている保持部材を有し、前記ボルト締
    結用軸部材が、ボルト締結時に前記シリンダ軸の進退動
    作と協働して、前記第1ボルト保持部材を前記回転式ボ
    ルト保持手段の前面の前方に押し出すとともにボルトを
    締結させ、前記移動手段が、回転式ボルト保持手段をボ
    ルト供給装置とボルト締結箇所との間を移動させること
    を特徴とするボルト締結装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載のボルト締結装置
    において、少なくとも一つの第1ボルト保持部材を外方
    に延伸されている腕部を有する第1ボルト保持部材に替
    え、前記第2ボルト保持部材を、ボルト保持部を有する
    前記腕部の先端部に配設されている第1分割体と、前記
    ボルト締結用軸部材に対応させて前記腕部の基端部側後
    面に配設されている係合凹部を有する第2分割体とによ
    り構成し、前記第1分割体と第2分割体とを締結力伝達
    機構により連結してなることを特徴とするボルト締結装
    置。
  7. 【請求項7】 前記複数のボルト保持部材のボルト保持
    部の少なくとも一つが異なるボルトを保持できるように
    されてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5
    または6記載のボルト締結装置。
  8. 【請求項8】 回転式ボルト保持手段と、回転手段と、
    ボルト締結手段と、保持手段とを備え、前記回転式ボル
    ト保持手段が進退可能とされるとともに、放射状に配設
    されている、その角度間隔で回転可能かつ進退可能な複
    数の保持部を有する第1ボルト保持部材と、前記各第1
    保持部材の保持部に回転可能かつ摺動不自在に保持され
    ている、前面にボルト保持部および後面に係合凹部を有
    する第2ボルト保持部材と、前記回転手段と係合されて
    いる回転角調整機構とを有し、前記回転手段が、前記回
    転式ボルト保持手段と回転可能に係合している進退機構
    と前記回転角調整機構と係合している回転制御機構とを
    有し、前記ボルト締結手段が、前記回転式ボルト保持手
    段の後方に配設されるとともに、前記第2ボルト保持部
    材に対応させられ、かつそれに保持されているボルトの
    軸方向に進退可能とされて、少なくともボルト締結時に
    前記係合凹部と係合して、前記第2ボルト保持部材と共
    回り可能なボルト締結部材を有し、前記回転手段が、前
    記進退機構により前記回転式ボルト保持手段を進退させ
    るとともに、その進退動作において前記回転制御機構と
    前記回転角調整機構との協働により、前記第1ボルト保
    持部材がその角度間隔で回転させられ、前記ボルト締結
    部材が、前記回転式ボルト保持手段の後退動作と協働し
    て、ボルト締結時に前記第1ボルト保持部材を前記回転
    式ボルト保持手段の前端部近傍まで押し出すとともにボ
    ルトを締結させ、前記保持手段が、前記回転手段および
    ボルト締結手段を所定の位置関係において保持すること
    を特徴とするボルト締結機。
  9. 【請求項9】 回転式ボルト保持手段と、回転手段と、
    ボルト締結手段と、保持手段とを備え、前記回転式ボル
    ト保持手段が進退可能とされるとともに、放射状に配設
    されている、その角度間隔で回転可能かつ進退可能な複
    数の保持部を有する第1ボルト保持部材と、前記各第1
    保持部材の保持部に後半部が回転可能かつ摺動不自在に
    保持されている前面にボルト保持部および後面に係合凹
    部を有する第2ボルト保持部材と、前記回転手段と係合
    されている回転角調整機構とを有し、前記回転手段が、
    前記回転式ボルト保持手段と回転可能に係合している進
    退機構と前記回転角調整機構と係合している回転制御機
    構とを有し、前記ボルト締結手段が、前記回転式ボルト
    保持手段の後方に配設されるとともに、前記第2ボルト
    保持部材に対応させられ、かつそれに保持されているボ
    ルトの軸方向に進退可能とされて、少なくともボルト締
    結時に前記係合凹部と係合して、前記第2ボルト保持部
    材と共回り可能なボルト締結部材を有し、前記回転手段
    が、前記進退機構により前記回転式ボルト保持手段を進
    退させるとともに、その進退動作において前記回転制御
    機構と前記回転角調整機構との協働により、前記第1ボ
    ルト保持部材がその角度間隔で回転させられ、前記ボル
    ト締結部材が、前記回転式ボルト保持手段の後退動作と
    協働して、ボルト締結時に前記第1ボルト保持部材を前
    記回転式ボルト保持手段の前端部近傍まで押し出すとと
    もにボルトを締結させ、前記保持手段が、前記回転手段
    およびボルト締結手段を所定の位置関係において保持す
    ることを特徴とするボルト締結機。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載のボルト締結機
    において、前記複数の第1ボルト保持部材および第2ボ
    ルト保持部材の組み合わせの少なくとも一つを、外方に
    突出しているボルト保持部を有する第1ボルト保持部材
    と、該ボルト保持部の先端部にボルト保持部材が装着さ
    れ、その基端部側後面に前記ボルト締結部材に対応させ
    てボルト締結力伝達部材が装着され、その中間部に該ボ
    ルト締結力伝達部材からの締結力を前記ボルト保持部材
    に伝達する締結力伝達機構が装着されてなるものに替え
    てなることを特徴とするボルト締結機。
  11. 【請求項11】 回転式ボルト保持手段と、回転手段
    と、ボルト締結手段と、保持手段とを備え、前記回転式
    ボルト保持手段が、 外表面に縮径部と拡径部とが形成されている段付筒体
    と、 該段付筒体の縮径部に挿嵌されて段部に当接されている
    輪状部材およびその縮径部の前端部に形成されている端
    部材と、 該輪状部材と該端部材との間において、前記段付筒体の
    回りに配設されている複数のロッドと、 該ロッドの各々に摺動自在に装着されている外方に保持
    部を有する、基端部が前記縮径部の外表面に当接されて
    いる第1ボルト保持部材と、 前記各保持部に回転可能かつ摺動不自在に保持されてい
    る、前面にボルト保持部および後面に係合凹部を有する
    第2ボルト保持部材と、 前記ロッドの各々に装着されて前記第1ボルト保持部材
    を後方に付勢しているバネと、 前記段付筒体の拡径部において、半径方向に装着されて
    いる、バネと該バネにより段付筒体の内部方向に付勢さ
    れて前記回転手段と係合している球との組合せからな
    る、少なくとも一つの回転角調整機構とからなり、前記
    回転手段が、 シリンダ機構と、 該シリンダ機構のシリンダ軸の先端に、その軸心と同心
    状に取付けられ、かつ前記段付筒体と回転可能に係合し
    ている軸部材と、 前記段付筒体に摺動自在に内嵌されるとともに、先端が
    摺動時に前記軸部材の先端部と干渉しないように調整さ
    れている前記軸部材の外側において、その軸心と同心状
    に配設されている、外表面に前記回転角調整機構の球が
    係合している回転制御用溝を有する回転制御用筒体とか
    らなり、前記ボルト締結手段が、 先端部に前記第2ボルト保持部に形成されている係合凹
    部に係合可能な係合凸部が形成されている、進退可能な
    ボルト締結用軸部材と、 前記ボルト締結用軸部材を摺動自在にかつ共回り可能に
    保持している締結力伝達部材と、 前記ボルト締結用軸部材と前記締結力伝達部材との間に
    おいて、該ボルト締結用軸部材に装着されているそれを
    前方に付勢しているバネと、 前記締結力伝達部材を回転可能に保持している外筒と、 先端部が前記締結力伝達部材に共回り可能に係合されて
    いる軸を有する締結力生成機構とからなり、前記保持手
    段が、前記回転手段とボルト締結手段を所定の位置関係
    において保持するとともに、前記回転制御用筒体の後端
    が保持されている保持部材と前記ボルト締結手段の外筒
    の後端が保持されている保持部材とを有し、前記ボルト
    締結用軸部材が、ボルト締結時に前記シリンダ軸の後退
    動作と協働して前記第1ボルト保持部材を前方に押し出
    すとともにボルトを締結させることを特徴とするボルト
    締結機。
  12. 【請求項12】 回転式ボルト保持手段と、回転手段
    と、ボルト締結手段と、保持手段とを備え、前記回転式
    ボルト保持手段が、 外表面に縮径部と拡径部とが形成されている段付筒体
    と、 該段付筒体の縮径部に挿嵌されて段部に当接されている
    輪状部材およびその縮径部の前端部に形成されている端
    部材と、 該輪状部材と該端部材との諌において、前記段付筒体の
    回りに配設されている複数のロッドと、 該ロッドの各々に摺動自在に装着されている外方に保持
    部を有する、基端部が前記縮径部の外表面に当接されて
    いる第1ボルト保持部材と、 前記各保持部に後半部が回転可能かつ摺動不自在に保持
    されている、前面にボルト保持部および後面に係合凹部
    を有する第2ボルト保持部材と、 前記ロッドの各々に装着されて前記第1ボルト保持部材
    を後方に付勢しているバネと、 前記段付筒体の拡径部において、半径方向に装着されて
    いる、バネと該バネにより段付筒体の内部方向に付勢さ
    れて前記回転手段と係合している球との組合せからな
    る、少なくとも一つの回転角調整機構とからなり、前記
    回転手段が、 シリンダ機構と、 該シリンダ機構のシリンダ軸の先端に、その軸心と同心
    状に取付けられ、かつ前記段付筒体と回転可能に係合し
    ている軸部材と、 前記段付筒体に摺動自在に内嵌されるとともに、先端が
    摺動時に前記軸部材の先端部と干渉しないように調整さ
    れている前記軸部材の外側において、その軸心と同心状
    に配設されている、外表面に前記回転角調整機構の球が
    係合される回転制御用溝を有する回転制御用筒体とから
    なり、前記ボルト締結手段が、 先端部に前記ボルト保持部に形成されている係合凹部に
    係合可能な係合凸部が形成されている、進退可能なボル
    ト締結用軸部材と、 前記ボルト締結用軸部材を摺動自在かつ共回り可能に保
    持している締結力伝達部材と、 前記ボルト締結用軸部材と前記締結力伝達部材との間に
    おいて、該ボルト締結用軸部材に装着されてそれを前方
    に付勢しているバネと、 前記締結力伝達部材を回転可能に保持している外筒と、 先端部が前記締結力伝達部材に共回り可能に係合されて
    いる軸を有する締結力生成機構とからなり、前記保持手
    段が、前記回転手段とボルト締結手段を所定の位置関係
    において保持するとともに、前記回転制御用筒体の後端
    が保持されている保持部材と前記ボルト締結手段の外筒
    の後端が保持されている保持部材を有し、前記ボルト締
    結用軸部材が、ボルト締結時に前記シリンダ軸の進退動
    作と協働して、前記第1ボルト保持部材を前記回転式ボ
    ルト保持手段の前面の前方に押し出すとともにボルトを
    締結させることを特徴とするボルト締結機。
  13. 【請求項13】 請求項11または12記載のボルト締
    結機において、少なくとも一つの第1ボルト保持部材を
    外方に延伸されている腕部を有する第1ボルト保持部材
    に替え、前記第2ボルト保持部材を、ボルト保持部を有
    する前記腕部の先端部に配設されている第1分割体と、
    前記ボルト締結用軸部材に対応させて前記腕部の基端部
    側後面に配設されている係合凹部を有する第2分割体と
    により構成し、前記第1分割体と第2分割体とを締結力
    伝達機構により連結してなることを特徴とするボルト締
    結機。
  14. 【請求項14】 前記複数のボルト保持部材のボルト保
    持部の少なくとも一つが異なるボルトを保持できるよう
    にされてなることを特徴とする請求項8、9、10、1
    1、12または13記載のボルト締結機。
JP4488194A 1994-02-17 1994-02-17 ボルト締結装置 Withdrawn JPH07227726A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017047516A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 しげる工業株式会社 クリップ自動装着装置
CN107336183A (zh) * 2017-08-09 2017-11-10 浙江镜湖建设集团有限公司 一种用于市政建筑的安装设备
CN114211444A (zh) * 2021-12-13 2022-03-22 山东中车同力达智能装备有限公司 一种铁路货车多轴拧紧装置

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