JPH07227710A - 金属製板状把持部の仕上げ加工法並びに金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛 - Google Patents
金属製板状把持部の仕上げ加工法並びに金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛Info
- Publication number
- JPH07227710A JPH07227710A JP1822094A JP1822094A JPH07227710A JP H07227710 A JPH07227710 A JP H07227710A JP 1822094 A JP1822094 A JP 1822094A JP 1822094 A JP1822094 A JP 1822094A JP H07227710 A JPH07227710 A JP H07227710A
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- metal plate
- slablike
- metal
- comb
- holding portion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外観が良く滑り止めの作用も持つ金属製板状
把持部を有するペット用蚤取り櫛を提供すること。 【構成】 金属製板状把持部３の下端縁に櫛棒４を多数
並列状態に垂設して金属製板状把持部３の下部に櫛歯５
を形成した金属製板状把持部３を有するペット用蚤取り
櫛において、フライス盤に取り付けた刃物具１を本体表
面２にほぼ垂直にあて、回転させながら金属製板状把持
部３表面に対して水平に移動させてこの刃物具１で引っ
掻き加工して仕上げる仕上げ面７を金属製板状把持部３
表面の少なくともほぼ全面に形成した金属製板状把持部
を有するペット用蚤取り櫛。
把持部を有するペット用蚤取り櫛を提供すること。 【構成】 金属製板状把持部３の下端縁に櫛棒４を多数
並列状態に垂設して金属製板状把持部３の下部に櫛歯５
を形成した金属製板状把持部３を有するペット用蚤取り
櫛において、フライス盤に取り付けた刃物具１を本体表
面２にほぼ垂直にあて、回転させながら金属製板状把持
部３表面に対して水平に移動させてこの刃物具１で引っ
掻き加工して仕上げる仕上げ面７を金属製板状把持部３
表面の少なくともほぼ全面に形成した金属製板状把持部
を有するペット用蚤取り櫛。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製の板状把持部の
仕上げ加工法並びにその加工法を施したペットの蚤を取
る櫛に関するものである。
仕上げ加工法並びにその加工法を施したペットの蚤を取
る櫛に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
金属製板状把持部の仕上げ加工法としてグラインダーな
どを使用した研摩加工が多用されていた。
金属製板状把持部の仕上げ加工法としてグラインダーな
どを使用した研摩加工が多用されていた。
【０００３】しかし、この研摩加工は、大変時間がかか
ると共に全て機械により自動加工するには、専用の工作
機械を複数必要とするため、殆どの場合グラインダーを
用い仕上げ加工する金属製板状把持部を一つ一つグライ
ンダーの研削面に手で研摩していた。
ると共に全て機械により自動加工するには、専用の工作
機械を複数必要とするため、殆どの場合グラインダーを
用い仕上げ加工する金属製板状把持部を一つ一つグライ
ンダーの研削面に手で研摩していた。
【０００４】従って、研摩加工は時間だけでなく手間も
かかり大変効率の悪い仕上げ加工法であった。
かかり大変効率の悪い仕上げ加工法であった。
【０００５】また、把持部を研摩加工した場合、外観は
良くなるものの、使用するとき大変滑り易く使いにくい
といった欠点がある。
良くなるものの、使用するとき大変滑り易く使いにくい
といった欠点がある。
【０００６】一方、研摩加工を施さなければ汚くて商品
価値の全くないものになってしまう。
価値の全くないものになってしまう。
【０００７】本発明は、このような問題点を見い出しこ
れを解決する金属製板状把持部の仕上げ加工法並びに金
属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛を提供するも
のである。
れを解決する金属製板状把持部の仕上げ加工法並びに金
属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛を提供するも
のである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【０００９】フライス盤に取り付けた刃物具１を本体表
面２にほぼ垂直にあて、回転させながら本体表面２に対
して水平に移動させてこの刃物具１で本体表面２の少な
くともほぼ全面を引っ掻き加工して規則正しい削り模様
を呈するように仕上げることを特徴する金属製板状把持
部の仕上げ加工法に係るものである。
面２にほぼ垂直にあて、回転させながら本体表面２に対
して水平に移動させてこの刃物具１で本体表面２の少な
くともほぼ全面を引っ掻き加工して規則正しい削り模様
を呈するように仕上げることを特徴する金属製板状把持
部の仕上げ加工法に係るものである。
【００１０】また、金属製板状把持部３の下端縁に櫛棒
４を多数並列状態に垂設して金属製板状把持部３の下部
に櫛歯５を形成した金属製板状把持部３を有するペット
用蚤取り櫛において、フライス盤に取り付けた刃物具１
を本体表面２にほぼ垂直にあて、回転させながら金属製
板状把持部３表面に対して水平に移動させてこの刃物具
１で引っ掻き加工して仕上げる仕上げ面７を金属製板状
把持部３表面の少なくともほぼ全面に形成したことを特
徴とする金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛に
係るものである。
４を多数並列状態に垂設して金属製板状把持部３の下部
に櫛歯５を形成した金属製板状把持部３を有するペット
用蚤取り櫛において、フライス盤に取り付けた刃物具１
を本体表面２にほぼ垂直にあて、回転させながら金属製
板状把持部３表面に対して水平に移動させてこの刃物具
１で引っ掻き加工して仕上げる仕上げ面７を金属製板状
把持部３表面の少なくともほぼ全面に形成したことを特
徴とする金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛に
係るものである。
【００１１】
【作用】フライス盤に取り付けた刃物具１を本体表面２
にほぼ垂直にあて、回転させながら本体表面２に対して
水平に移動させて引っ掻き加工することにより仕上げ加
工をする。
にほぼ垂直にあて、回転させながら本体表面２に対して
水平に移動させて引っ掻き加工することにより仕上げ加
工をする。
【００１２】
【実施例】本実施例では、金属製板状把持部３の下端縁
に櫛棒４を多数並列状態に垂設して金属製板状把持部３
の下部に櫛歯５を形成した金属製板状把持部３を有する
ペット用蚤取り櫛の金属製板状把持部３の表面を、従来
のように研摩加工によらずに仕上げるもので、刃物具１
としてエンドミル１を立て形のＮＣ機構付フライス盤
（数値制御機構付フライス盤）のスピンドルに取り付け
ている。
に櫛棒４を多数並列状態に垂設して金属製板状把持部３
の下部に櫛歯５を形成した金属製板状把持部３を有する
ペット用蚤取り櫛の金属製板状把持部３の表面を、従来
のように研摩加工によらずに仕上げるもので、刃物具１
としてエンドミル１を立て形のＮＣ機構付フライス盤
（数値制御機構付フライス盤）のスピンドルに取り付け
ている。
【００１３】また、金属製板状把持部３の表面の縁部６
を残すように金属製板状把持部３の幅より小さい径のエ
ンドミル１を用い、このエンドミル１を本体表面２に垂
直にあて回転させながら側方へ移動させ、削り加工する
ことにより、図面に示すように金属製板状把持部３は表
面に多数の円形削り模様が少しづつ横ズレして連続的に
重なったような表面模様７'を呈する仕上げ面７とな
り、この表面模様７'により研摩加工と同等若しくはそ
れ以上の高い商品価値を呈し、この加工法を研摩加工の
代わりとなる仕上げ加工法とすることができる。
を残すように金属製板状把持部３の幅より小さい径のエ
ンドミル１を用い、このエンドミル１を本体表面２に垂
直にあて回転させながら側方へ移動させ、削り加工する
ことにより、図面に示すように金属製板状把持部３は表
面に多数の円形削り模様が少しづつ横ズレして連続的に
重なったような表面模様７'を呈する仕上げ面７とな
り、この表面模様７'により研摩加工と同等若しくはそ
れ以上の高い商品価値を呈し、この加工法を研摩加工の
代わりとなる仕上げ加工法とすることができる。
【００１４】また、このエンドミル１を本体表面２に垂
直より多少傾きを持たせ回転させながら側方へ移動さ
せ、削り加工させることにより、金属製板状把持部３は
表面に多数の半円形削り模様が少しづつ横ズレして連続
的に重なったようなウロコ状表面模様を呈し、このウロ
コ状の表面模様により研摩加工と同等若しくはそれ以上
の高い商品価値を呈し、この加工法を研摩加工の代わり
となる仕上げ加工法とすることもできる。
直より多少傾きを持たせ回転させながら側方へ移動さ
せ、削り加工させることにより、金属製板状把持部３は
表面に多数の半円形削り模様が少しづつ横ズレして連続
的に重なったようなウロコ状表面模様を呈し、このウロ
コ状の表面模様により研摩加工と同等若しくはそれ以上
の高い商品価値を呈し、この加工法を研摩加工の代わり
となる仕上げ加工法とすることもできる。
【００１５】また、この削り加工は金属製板状把持部３
の両表面について行う。
の両表面について行う。
【００１６】金属製板状把持部３の表面の縁部６を残す
削り加工法であるので、削り加工するとき金属製板状把
持部３の縁部６を利用してフライス盤のテーブルに固定
することができ、金属製板状把持部３をテーブルに固定
したまま固定し直すことなく一度に金属製板状把持部３
一表面を仕上げ加工することができ、更に金属製板状把
持部３を横一列に複数個並べてテーブルに固定すること
により、複数個の金属製板状把持部３一表面を一度に仕
上げ加工することができる。
削り加工法であるので、削り加工するとき金属製板状把
持部３の縁部６を利用してフライス盤のテーブルに固定
することができ、金属製板状把持部３をテーブルに固定
したまま固定し直すことなく一度に金属製板状把持部３
一表面を仕上げ加工することができ、更に金属製板状把
持部３を横一列に複数個並べてテーブルに固定すること
により、複数個の金属製板状把持部３一表面を一度に仕
上げ加工することができる。
【００１７】また、フライス盤を用いているため、エン
ドミル１を総形フライスに取り換えることにより金属製
板状把持部３の側面面取り加工などの仕上げ加工をする
ことができるため、フライス盤一台で金属製板状把持部
３を完全に仕上げ加工することもできる。
ドミル１を総形フライスに取り換えることにより金属製
板状把持部３の側面面取り加工などの仕上げ加工をする
ことができるため、フライス盤一台で金属製板状把持部
３を完全に仕上げ加工することもできる。
【００１８】この加工法により仕上げ加工された金属製
板状把持部３は、加工により表面に形成された表面模様
５により金属製板状把持部３を持ったときの滑りを防ぐ
と共に外観が良く、且つ傷つけた場合でもその傷が目立
たない。
板状把持部３は、加工により表面に形成された表面模様
５により金属製板状把持部３を持ったときの滑りを防ぐ
と共に外観が良く、且つ傷つけた場合でもその傷が目立
たない。
【００１９】また、この仕上げ加工法は小型の設備で自
動加工することができ、かつ従来のように金属製板状把
持部３を一つ一つ手で研摩加工する必要がなくなるため
時間だけでなく、手間も省くことができ、量産性が向上
すると共に人件費も削減できる大変効率の良い仕上げ方
法となり、且つその仕上げ方法は滑り止めや傷が目立ち
にくいといった効果ももたらす大変合理的な仕上げ加工
法となる。
動加工することができ、かつ従来のように金属製板状把
持部３を一つ一つ手で研摩加工する必要がなくなるため
時間だけでなく、手間も省くことができ、量産性が向上
すると共に人件費も削減できる大変効率の良い仕上げ方
法となり、且つその仕上げ方法は滑り止めや傷が目立ち
にくいといった効果ももたらす大変合理的な仕上げ加工
法となる。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したから、
フライス盤に取り付けた刃物具を本体表面にほぼ垂直に
あて、回転させながら本体表面に対して水平に移動させ
て、この刃物具で引っ掻き加工するだけで研摩加工と同
等若しくはそれ以上の高い商品価値を呈し、この加工法
を研摩加工の代わりとなる仕上げ加工とすることがで
き、研摩加工と比べて時間も手間もかからない大変合理
的な金属製板状把持部の仕上げ加工法となる。
フライス盤に取り付けた刃物具を本体表面にほぼ垂直に
あて、回転させながら本体表面に対して水平に移動させ
て、この刃物具で引っ掻き加工するだけで研摩加工と同
等若しくはそれ以上の高い商品価値を呈し、この加工法
を研摩加工の代わりとなる仕上げ加工とすることがで
き、研摩加工と比べて時間も手間もかからない大変合理
的な金属製板状把持部の仕上げ加工法となる。
【００２１】また、この仕上げ加工法で加工した金属製
板状把持部を有するペット用蚤取り櫛は、加工により表
面に形成された表面模様により、外観が良く傷も目だた
ず、且つ滑り止めの作用も持つ大変外観が良く使い易い
金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛となる。
板状把持部を有するペット用蚤取り櫛は、加工により表
面に形成された表面模様により、外観が良く傷も目だた
ず、且つ滑り止めの作用も持つ大変外観が良く使い易い
金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛となる。
【図１】本実施例のペット用蚤取り櫛表面図である。
【図２】本実施例のペット用蚤取り櫛側面図である。
【図３】本実施例の斜視図である。
１ 刃物具 ２ 本体表面 ３ 金属製板状把持部 ４ 櫛棒 ５ 櫛歯 ７ 仕上げ面
Claims (2)
- 【請求項１】 フライス盤に取り付けた刃物具を本体表
面にほぼ垂直にあて、回転させながら本体表面に対して
水平に移動させてこの刃物具で本体表面の少なくともほ
ぼ全面を引っ掻き加工して規則正しい削り模様を呈する
ように仕上げることを特徴する金属製板状把持部の仕上
げ加工法。 - 【請求項２】 金属製板状把持部の下端縁に櫛棒を多数
並列状態に垂設して金属製板状把持部の下部に櫛歯を形
成した金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛にお
いて、フライス盤に取り付けた刃物具を本体表面にほぼ
垂直にあて、回転させながら金属製板状把持部表面に対
して水平に移動させてこの刃物具で引っ掻き加工して仕
上げる仕上げ面を金属製板状把持部表面の少なくともほ
ぼ全面に形成したことを特徴とする金属製板状把持部を
有するペット用蚤取り櫛。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1822094A JPH07227710A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 金属製板状把持部の仕上げ加工法並びに金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1822094A JPH07227710A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 金属製板状把持部の仕上げ加工法並びに金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07227710A true JPH07227710A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=11965568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1822094A Pending JPH07227710A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 金属製板状把持部の仕上げ加工法並びに金属製板状把持部を有するペット用蚤取り櫛 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07227710A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7067615B1 (en) | 2005-06-13 | 2006-06-27 | Eastman Chemical Company | Hydrotreating polyester precursors |
| WO2008004967A1 (en) * | 2006-07-04 | 2008-01-10 | Seco Tools Ab | Milling insert and a milling cutter for forming a pattern in a work piece |
| US8530609B2 (en) | 2005-06-13 | 2013-09-10 | Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. | Process for removing metal species in the presence of hydrogen and a porous material and polyester polymer containing reduced amounts of metal species |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP1822094A patent/JPH07227710A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7067615B1 (en) | 2005-06-13 | 2006-06-27 | Eastman Chemical Company | Hydrotreating polyester precursors |
| US8530609B2 (en) | 2005-06-13 | 2013-09-10 | Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. | Process for removing metal species in the presence of hydrogen and a porous material and polyester polymer containing reduced amounts of metal species |
| US8921509B2 (en) | 2005-06-13 | 2014-12-30 | Grupo Petrotemex, S.A. De C.V. | Process for removing metal species in the presence of hydrogen and a porous material and polyester polymer containing reduced amounts of metal species |
| WO2008004967A1 (en) * | 2006-07-04 | 2008-01-10 | Seco Tools Ab | Milling insert and a milling cutter for forming a pattern in a work piece |
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