JPH07227617A - 間接押出しプレスのビレット装入方法 - Google Patents

間接押出しプレスのビレット装入方法

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JPH07227617A
JPH07227617A JP2253094A JP2253094A JPH07227617A JP H07227617 A JPH07227617 A JP H07227617A JP 2253094 A JP2253094 A JP 2253094A JP 2253094 A JP2253094 A JP 2253094A JP H07227617 A JPH07227617 A JP H07227617A
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JP
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billet
mandrel
container
stem
die
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JP2253094A
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Sadanori Iwai
貞典 岩井
Hidekazu Mori
英一 毛利
Yukio Takegawa
幸男 竹川
Kazumi Natani
和己 名谷
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Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビレットをコンテナ内面に接触させることな
く、しかも確実かつ容易にビレットを装入することので
きる間接押出しプレス装置のビレット装入方法を提供す
る。 【構成】 実施例においては、まず、ビレットローダー
17によってビレット13およびダミーブロック15を
ダイステム7およびマンドレル11の軸線上に配置す
る。次に、図2(a)に示す様に、マンドレル11のみ
を図中右側に前進させてダミーブロック15のホロー1
5aに挿通し、ビレット13をダイステム7の先端側の
ダイス12とマンドレル11との間に挟み、マンドレル
11をビレット13のホロー13aに所定の深さだけ食
い込ませる。そして、ビレットローダー17を退去さ
せ、図2(b)に示す様に、コンテナ3をビレット13
側に前進させて、コンテナ1内にビレット13およびダ
ミーブロック15を装入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属の押出し加工に用
いられる間接押出しプレス装置のコンテナ内にビレット
を挿入する方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、押出し加工によってアルミニウム合金等のパイプ
を製造する場合、複動形の間接押出しプレス装置が使用
されている。図4(a)に示す様に、この間接押出しプ
レス装置P1は、軸方向(図中左右方向)に移動可能な
コンテナP3と、コンテナP3の右端側のプラテンP5
に固定されたダイステムP7と、コンテナP3の左端側
に設けられた押出しステムP9と、押出しステムP9の
内側に設けられたマンドレルP11とを備えている。押
出しステムP9は、油圧シリンダによって駆動されて軸
方向に移動可能とされている。また、マンドレルP11
は、押出しステムP9とは別個に軸方向に移動可能とさ
れている。
【0003】そして、上述の間接押出しプレス装置P1
においては、次の様にしてビレットP13をコンテナP
3内に装入していた。即ち、まず図4(a)に示す様
に、ビレットローダーP15を移動させて、ダイステム
P7および押出しステムP9の軸線上にビレットP13
およびダミーブロックP17を配置する。次に、図4
(b)に示す様に、コンテナP3およびビレットローダ
ーP15を図中左方向に移動させ、ダミーブロックP1
7を押出しステムP9の先端に接触させながら、図4
(c)に示す様にコンテナP3内にビレットP13およ
びダミーブロックP17を装入していた。
【0004】しかしながら、上述の様な装入方法におい
ては、ビレットP13がコンテナP3の内面P3aと接
触するので、ビレットP13が変形する等の問題があっ
た。即ち、特に軟質材(アルミニウム合金等)よりなる
ビレットP13の場合、コンテナP3の内面P3aとビ
レットP13が接触し、ビレットP13が引掛かって団
子状に変形するという問題があった。また、表面に皮材
(異種金属層)が設けられたクラッドビレットの場合、
皮材がコンテナ内面P3aと接触してめくれ易くなると
いう問題があった。更に、コンテナP3内に装入された
ビレットP13は、コンテナP3内に載置された状態に
あるので、コンテナP3の中心軸とビレットP13の中
心軸とがずれてしまう。よって、パイプ押出し加工の場
合、真円精度の良いパイプを押し出すことができなかっ
た。
【0005】一方、この様な問題を解消するために、特
公昭62−34445号に開示される様に、ビレットP
13をダイステムP7と押出しステムP9との間に挾持
して装入する方法が提案されている。この方法において
は、まず図4(a)に示す状態より、押出しステムP9
をビレットP13側に移動させて、ダイステムP7の先
端のダイスP19と押出しステムP9との間にビレット
P13およびダミーブロックP17を挾持する。この
際、ビレットP13の長さを予め計測して電気制御回路
に記憶させておき、押出しステムP9の移動をリニアス
ケール(図示略)によって計測し、その値が記憶された
ビレットP13とダミーブロックP17の長さになった
時に押出しステムP9を停止させて、ダイステムP7と
押出しステムP9との間にビレットP13およびダミー
ブロックP17を挾持する。そして、コンテナP3を押
出しステムP9側に移動させて、ビレットP13および
ダミーブロックP17をコンテナP3内に装入してい
る。
【0006】しかしながら、この様にダイステムP7と
押出しステムP9とでビレットP13を挾持する装入方
法においては、ビレットP13を挾持する際の押出しス
テムP9の位置制御が難しく、ビレットP13を確実か
つ容易に装入することができないという問題があった。
つまり、ビレットP13を挾持する際に押出しステムが
ビレットP13側に少しでも移動し過ぎると、ビレット
P13が大きく変形してしまい、コンテナP3内へビレ
ットP13を装入できなくなる等の不都合が生じる。ま
た、逆に押出しステムP9の移動量が少しでも足りない
と、ビレットP13が落下してしまうという不都合が生
じる。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れ、ビレットをコンテナ内面に接触させることなく、し
かも確実かつ容易にビレットを装入することのできるビ
レット装入方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1の発明は、コンテナと、ダイステムと、マン
ドレルとを備えた間接押出しプレス装置の上記コンテナ
内にビレットを装入する方法であって、上記ビレットを
上記ダイステムと上記マンドレルとの間に挟み、上記マ
ンドレルを上記ビレットに所定の深さだけ食い込ませた
後に、上記コンテナをビレット側に移動させて、該ビレ
ットをコンテナ内に装入することを特徴とする間接押出
しプレスのビレット装入方法を要旨とする。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
間接押出プレスのビレット装入方法において、軸方向に
誘導孔が形成された上記ビレットを用い、該誘導孔に上
記マンドレルを食い込ませることを要旨とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1のビレット装入方法において
は、まず、ビレットをダイステムとマンドレルとの間に
挟み、マンドレルをビレットに所定の深さだけ食い込ま
せる。よって、ビレットはダイステムとマンドレルの間
に挟まれて保持される。そして、この様にマンドレルを
ビレットに食い込ませた後に、コンテナをビレット側に
移動させて、ビレットをコンテナ内に装入する。
【0011】よって、上述の様な装入方法においては、
マンドレルをビレットに所定深さだけ食い込ませている
ので、マンドレルの位置制御を精密に行わなくとも、ビ
レットを大きく変形させることなく、容易にダイステム
とマンドレルの間に保持することができる。つまり、マ
ンドレルをビレットに食い込ませた際に、マンドレルが
少々ビレット側に移動し過ぎても、ビレットが大きく変
形することはなく、ビレットが装入不能となる等の不都
合は生じない。また、逆にマンドレルの移動量が少々足
りなくとも、ビレットが落下してしまうようなことはな
い。そして、この様にして保持されたビレットに向けて
コンテナを移動させれば、ビレットをコンテナ内面に接
触させることなしに装入することができる。
【0012】また、請求項2の発明では、請求項1の装
入方法において、軸方向に誘導孔が形成されたビレット
を用いている。そして、ビレットの装入時には、ビレッ
トをダイステムとマンドレルとの間に挟み、マンドレル
をビレットの誘導孔に食い込ませる。よって、マンドレ
ルをビレットに対して容易に食い込ませることができ、
しかも食い込ませる深さを大きくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。ここで、図1および図2は、本実施例の装入方
法を示す説明図であり、図3は、本実施例の装入方法の
手順を示すブロック図である。
【0014】本実施例のビレット装入方法は、従来より
用いられている複動形の間接押出しプレス装置1(以
下、単にプレス装置1と称する)において実施されるも
のである。図1に示す様に、このプレス装置1は、軸方
向(図中左右方向)に移動可能なコンテナ3と、コンテ
ナ3の右端側のエンドプラテン5に固定された円筒状の
ダイステム7と、コンテナ3の左端側に設けられた円筒
状の押出しステム9と、押出しステム9の内側に設けら
れた棒状のマンドレル11と、ビレット13およびダミ
ーブロック15を所望の位置に運搬するためのビレット
ローダー17(図1(b)参照)とを備えている。
【0015】ここで、ダイステム7は、その先端にダイ
ス12が設けられたものであり、間接押出し中に軸方向
に移動することなく、ダイス12を定位置に支持するも
のである。押出しステム9は、油圧シリンダ(図示略)
によって駆動されて軸方向に移動可能とされており、間
接押出し時には、コンテナ3とともに図中右側に前進移
動する。また、マンドレル11は、押出しステム9とは
別個に軸方向に移動可能とされている。即ち、本実施例
のプレス装置1はいわゆる複動形であるので、マンドレ
ル11と押出しステム9を同時に移動させたり、押出し
ステム9あるいはマンドレル11のいずれか一方を移動
させることができる。なお、間接押出し時には、マンド
レル11を前進移動させ、その先端部11aをダイス孔
12aの内側に配置する。そして、マンドレル11の先
端部11aとダイス孔12aとの間に形成される環状の
隙間よりビレットを押出すことによって、押出管を得る
ことができる。
【0016】また、図1(b)に示す様に、本実施例に
おいては、ビレット13として、軸方向に断面円形のホ
ロー(誘導孔)13aが形成されたホロービレットが用
いられる。このホロー13aの内径は98mmであり、
マンドレル11の外径(100mm)に比べて僅かに小
さくされている。なお、ダミーブロック15にも、マン
ドレルが挿通されるホロー15a(内径100.2m
m)が設けられている。
【0017】次に、本実施例のビレット装入方法につい
て詳細に説明する。尚、以下の文中の括弧内にS1〜S
6とあるのは、図3の対応する各ステップを示してい
る。本実施例において、コンテナ3内にビレット13を
装入する手順は、以下の(1)〜(6)の通りである。
【0018】(1)ビレット13の装入を行う前は、コ
ンテナ3,押出しステム9,マンドレル11が図1
(a)に示す様な基本位置にある(S1)。即ち、コン
テナ3がエンドプラテン5の近傍に位置しており、コン
テナ3内にダイステム7が挿通され、コンテナ3の左端
側にダイス12の先端面が突出している。
【0019】(2)次に、図1(b)に示す様に、ビレ
ット13およびダミーブロック15が載置されたビレッ
トローダー17を移動させ、ビレット13およびダミー
ブロック15をダイステム7およびマンドレル11の軸
線上に配置する(S2)。つまりビレット13およびダ
ミーブロック15の中心軸を、ダイステム7およびマン
ドレル11の中心軸と一致させる。
【0020】(3)図1(c)に示す様に、押出しステ
ム9とマンドレル11を図中右側に同時に前進させ、押
出しステム9によって、ビレット13およびダミーブロ
ック15を右側に押してダイステム13側へ寄せる(S
3)。なお、この時点では、ビレット13とダイステム
7の先端のダイス12とが接触していなくてもよい。
【0021】(4)図2(a)に示す様に、マンドレル
11のみを図中右側に前進させてダミーブロック15の
ホロー15aに挿通し、ビレット13をダイステム7の
先端側のダイス12とマンドレル11との間に挟み、マ
ンドレル11をビレット13のホロー13aに食い込ま
せる(S4)。つまり、ビレット13をコンテナ3内に
装入する前に、いわゆるピアシングを行う。ここで、上
述の様に、ビレット13およびダミーブロック15はマ
ンドレル11の軸線上に配置されているので、マンドレ
ル11をビレット13の中心に確実に食い込ませること
ができる。また、図2(a)より明かな様に、本実施例
においてはマンドレル11をビレット13の長さLの半
分程度の深さまで食い込ませているが、上述の様に ビ
レット13のホロー13aの内径とマンドレル11の外
径との差は僅かであるので、ビレット13が大きく変形
することはなく、後のビレット13の装入に何等支障は
ない。なお、この際のマンドレル11の位置制御は、周
知のNC制御等で自動的に行えばよいが、場合によって
はオペレータが手動操作で行ってもよい。
【0022】(5)上述の様にマンドレル11をビレッ
ト13に食い込ませた後に、ビレットローダー17を後
退させ、プレス装置1の外に退去させる(S5)。この
時点で、ビレット13はダイステム7の先端側とマンド
レル11との間に挟まれて保持されている。
【0023】(6)図2(b)に示す様に、コンテナ3
をビレット13側(図中左側)に前進させ、コンテナ1
内にビレット13およびダミーブロック15を装入する
(S6)。この際、上述の様にマンドレル11をビレッ
ト13の中心に正確に食い込ませているので、ビレット
13の外表面とコンテナ3の内面3aとが接触すること
はない。
【0024】そして、以上の(1)〜(6)の様にビレ
ット13を装入した後、押出し工程を行う。即ち、まず
図2(b)に示す状態より、マンドレル11を図中右側
に移動させ、マンドレル11の先端部11aをダイス孔
12aの内側に配置する。そして、コンテナ3および押
出しステム9を図中右側に移動させ、ダイス12をコン
テナ3内に通して押出しを行う。すると、マンドレル1
1の先端部11aとダイス孔12aの間で形成される環
状の隙間よりビレット13が押出され、中空の押出管が
得られる。
【0025】以上詳述した様に、本実施例においては、
ビレット13をダイステム7先端のダイス12とマンド
レル11の間に挟み、マンドレル11をビレット13の
ホロー13aに所定の深さだけ食い込ませた後に、コン
テナ3をビレット13側に移動させて、ビレット13を
コンテナ3内に装入している。よって、ビレット13を
コンテナ3の内面に接触させることなく装入することが
可能となり、ビレット13が変形する等といった不都合
が一切生じないという顕著な効果がある。つまり、軟質
材(アルミニウム合金等)よりなるビレット13を用い
る場合であっても、コンテナ3の内面3aとビレット1
3が接触しないので、ビレット13が引掛かって団子状
に変形するという不都合は生じない。また、クラッドビ
レットを用いる場合であっても、ビレットの皮材がコン
テナ内面3aと接触してめくれるような不都合は生じな
い。
【0026】そして、特に本実施例においては、マンド
レル11の位置制御をそれほど精密に行わなくとも、ビ
レット13を大きく変形させることなく、容易にダイス
テム7とマンドレル11の間に確実に保持することがで
きる。つまり、図2(a)に示す様にマンドレル11を
ビレット13に食い込ませた際に、マンドレル11が少
々ビレット13側に移動し過ぎても、ビレット13が大
きく変形することはない。よって、ビレット13が装入
不能となる等の不都合は生じない。また、逆にマンドレ
ル11の移動量が少々足りなくとも、ビレット13が落
下するようなことはない。そして、この様に保持された
ビレット13に向けてコンテナ3を移動させれば、ビレ
ット13をコンテナ内面に接触させることなく、コンテ
ナ3内にスムーズに装入することができる。従って、本
実施例によれば、ビレット13を確実かつ容易にコンテ
ナ3内に装入することができるという顕著な効果があ
る。
【0027】また、本実施例では、マンドレル11をビ
レット13のホロー13aに食い込ませている。よっ
て、マンドレル11をビレット13に容易に食い込ませ
ることができ、しかも食い込ませる深さを大きくするこ
とができる。従って、一層確実かつ容易にビレットを装
入することができるという効果を奏する。
【0028】更に、本実施例によれば、ビレット13を
コンテナ3内に挿入する前に、マンドレル11をビレッ
ト13の中心に正確に食い込ませる(ピアシングする)
ことができる。よって、押出管の厚肉偏差の精度を向上
させ、真円精度の良好な押出管を得ることができるとい
う顕著な効果がある。
【0029】以上実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様で実
施し得る。例えば、本発明は、ホローが形成されていな
いビレットの装入に適用することもできる。この場合
も、上記実施例と同様に、マンドレルをビレットに所定
の深さだけ食い込ませた後に、コンテナをビレット側に
移動させれば、確実かつ容易にビレットをコンテナ内に
装入することができる。なお、この場合、上記実施例の
様にホローに食い込ませる場合に比べてビレットの変形
量がやや多くなるが、ビレットに食い込ませる深さを、
ビレットの変形量が装入に支障を来さない程度となる様
に所定の深さに設定すればよい。なお、この深さは、ビ
レットの外径、コンテナ内径、マンドレルの外径、マン
ドレルの先端部の形状等といった諸条件に応じて適宜決
定すればよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した様に、本発明の請求項1の
ビレット装入方法においては、ビレットをダイステムと
マンドレルとの間に挟み、マンドレルをビレットに所定
の深さだけ食い込ませることにより、ビレットをダイス
テムとマンドレルの間に確実かつ容易に保持することが
できる。そして、この後にコンテナをビレット側に移動
させれば、ビレットをコンテナ内面に接触させることな
く挿入することができる。従って、本発明によれば、ビ
レットをコンテナ内面に接触させることなく、しかも確
実かつ容易にビレットを装入することができるという顕
著な効果を奏する。
【0031】また、請求項2の発明では、軸方向に誘導
孔が形成されたビレットを用い、ビレットの装入時に
は、マンドレルをビレットの誘導孔に食い込ませる。よ
って、マンドレルをビレットに対して容易に食い込ませ
ることができ、しかも食い込ませる深さを大きくするこ
とができる。従って、一層確実かつ容易にビレットを装
入することができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のビレット装入方法を示す説明図であ
る。
【図2】実施例のビレット装入方法を示す説明図であ
る。
【図3】実施例のビレット装入方法の手順を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来技術のビレット装入方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…間接押出しプレス装置 3…コンテナ
7…ダイステム 9…押出しステム 11…マンドレル
13…ビレット 15…ダミーブロック 17…ビレットローダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 名谷 和己 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽金 属工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナと、ダイステムと、マンドレル
    とを備えた間接押出しプレス装置の上記コンテナ内にビ
    レットを装入する方法であって、 上記ビレットを上記ダイステムと上記マンドレルとの間
    に挟み、上記マンドレルを上記ビレットに所定の深さだ
    け食い込ませた後に、上記コンテナをビレット側に移動
    させて、該ビレットをコンテナ内に装入することを特徴
    とする間接押出しプレスのビレット装入方法。
  2. 【請求項2】 軸方向に誘導孔が形成された上記ビレッ
    トを用い、該誘導孔に上記マンドレルを食い込ませるこ
    とを特徴とする請求項1記載の間接押出プレスのビレッ
    ト装入方法。
JP2253094A 1994-02-21 1994-02-21 間接押出しプレスのビレット装入方法 Pending JPH07227617A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111468660A (zh) * 2020-04-17 2020-07-31 浙江申吉钛业股份有限公司 基于伸缩模具制造带小孔的超长锻件及工艺
KR20240040428A (ko) 2022-09-21 2024-03-28 주식회사 포스코 냉각케이블 및 케이블 냉각장치

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CN111468660B (zh) * 2020-04-17 2021-07-06 浙江申吉钛业股份有限公司 基于伸缩模具制造带小孔的超长锻件及工艺
KR20240040428A (ko) 2022-09-21 2024-03-28 주식회사 포스코 냉각케이블 및 케이블 냉각장치

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