JPH07227349A - 電気炊飯システム - Google Patents

電気炊飯システム

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Publication number
JPH07227349A
JPH07227349A JP2110894A JP2110894A JPH07227349A JP H07227349 A JPH07227349 A JP H07227349A JP 2110894 A JP2110894 A JP 2110894A JP 2110894 A JP2110894 A JP 2110894A JP H07227349 A JPH07227349 A JP H07227349A
Authority
JP
Japan
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rice
conveyor
heat
jar
cooked
Prior art date
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Pending
Application number
JP2110894A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Fukami
尚樹 深美
Osamu Yamakado
修 山門
Kazuya Hirata
一也 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2110894A priority Critical patent/JPH07227349A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 米・水の注入から炊飯およびほぐしを経て保
温にいたる一連の作業工程を自動化する。炊飯および保
温の進捗状況が一目で掌握できるようにする。 【構成】 保温ジャー8を周回移動させる第1コンベア
10と、炊飯器21を周回移動させる第2コンベア19
と、米・水を入れた内鍋9を炊飯器21内に移載する第
1移載装置14と、反転器28の直下に設けられたほぐ
し器15と、炊飯器21内に移載された内鍋9を反転器
28上に移載する第2移載装置16とを備える。炊飯器
21内に移載された内鍋9内の米は、第2移載装置16
の位置に移動するまでの間に炊かれ、炊き上がったご飯
は、内鍋とともに第2移載装置16によって反転器28
上に移されたのち、ほぐし器15を経て保温ジャー8内
の内鍋9内に投入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気釜を用いた炊飯
(電気炊飯)の下準備および炊き上げたご飯のほぐしを
含む一連の作業を省人で行えるように構成した電気炊飯
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、食品産業等における電気炊飯
は、図3に示すような形態で行われている。すなわち、
作業者が計量器で計量した米および水を材料供給台1上
の内鍋2内に入れる。次に、米および水の入った内鍋2
を炊飯台3上の炊飯器4内に納め、炊飯器4の外蓋を閉
じて電源スイッチ5を投入する。炊飯完了後に炊飯器4
を取り出し台6上に移し、炊飯器4の外蓋を開けて内鍋
2内のご飯を取り出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
電気炊飯形態では、人手に頼る作業工程が多いので、多
量の炊飯を必要とする食品産業等には適しない。とくに
多数の炊飯器等を運搬する作業や、炊き上がったご飯を
ほぐす作業に費やす労力・時間は少なくない。そのう
え、多数の炊飯器や保温ジャーを同時に稼働させる現場
での炊飯および保温の進捗状況を総括的に掌握するのは
容易でないので、炊き上げ量に過不足を生じやすいとい
う管理面での課題もあった。
【0004】したがって本発明の目的は、炊飯器や保温
ジャーの運搬作業のみならず、ほぐし作業を含む一連の
作業を完全自動化でき、しかも、炊飯および保温の進捗
状況を一目で掌握することのできる電気炊飯システムを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると上述した
目的を達成するために、保温ジャーを周回移動させるル
ープ状の第1コンベアと、炊飯器を周回移動させるルー
プ状の第2コンベアと、第1コンベア上の保温ジャー内
に装填されている内鍋を第2コンベア上の炊飯器内に移
載する第1移載装置と、第1コンベアの上方の定位置に
設置されている反転器と、反転器の直下に設置されてい
るほぐし器と、第2コンベア上の炊飯器内に移載された
内鍋を反転器上に移載する第2移載装置とを備え、保温
ジャー内に装填されている内鍋は、第1移載装置の位置
に移動するまでの間に米および水を注入され、炊飯器内
に移載された内鍋内の米は第2コンベアに載って第2移
載装置の位置に移動するまでの間に炊かれ、炊き上がっ
たご飯は内鍋とともに第2移載装置によって反転器上に
移載され、ご飯は反転器によってほぐし器内に投入さ
れ、内鍋は第1コンベア上の保温ジャーに装填されてほ
ぐし器の下方でほぐされたご飯を収容し、内鍋に収容さ
れたご飯は保温ジャー内で保温されることを特徴とする
電気炊飯システムが提供される。
【0006】
【作用】本発明においては、保温ジャーを周回移動させ
るループ状の第1コンベアと、炊飯器を周回移動させる
ループ状の第2コンベアとを設け、保温ジャーおよび炊
飯器に兼用される内鍋を、両コンベア間に設けた第1・
第2移載装置によって移し替えるので、炊飯器、保温ジ
ャーおよび内鍋のほか、内鍋内の米やご飯などの運搬を
自動化できる。そのうえ、炊飯系と保温系とがそれぞれ
のコンベアによって区分されるのみならず、炊飯器およ
び保温器はそれぞれのコンベア上で処理時間の経過順に
並ぶので、炊飯および保温の進捗状況が一目瞭然とな
り、総括的な管理が容易にできる。
【0007】また、炊き上げたご飯はほぐし器でほぐし
てから保温ジャーに納めるので、人手によるほぐし作業
が不要となり、しかも、ご飯のべたつきを軽減させるこ
とができる。
【0008】さらに、第1コンベアが、米および水を内
鍋に注入する作業工程と、炊き上がったご飯を保温する
工程とに兼用されるので、全作業工程の始端と終端とを
一箇所に集約させることができる。
【0009】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0010】図1に示すように、台車7に載って運搬さ
れてきた保温ジャー8は空の内鍋9を装填している。作
業者は、台車7上の保温ジャー8を第1コンベア10上
に移載するだけでよい。第1コンベア10は、図に矢印
で示すループ状に連続的に進行するので、その上に載置
された保温ジャー8は周回移動する。なお、第1コンベ
ア10には保温ジャー8に対する電力供給用端子が設け
られている。
【0011】第1コンベア10の進行方向に沿って米注
入装置11、水注入装置12、攪拌装置13、第1移載
装置14、ほぐし器15および第2移載装置16等が順
次に設置されている。17a〜17gは自動復帰型のス
トッパを示す。
【0012】保温ジャー8がストッパ17aに当接して
停止すると、米注入装置11から所定量の米が内鍋9内
に注入される。ストッパ17aが自動復帰して再び移動
した保温ジャー8は、次のストッパ17bに当接して停
止する。ここでは、水注入装置12から所定量の水が内
鍋9内に注入される。米注入装置11および水注入装置
12はいずれも自動計量機能を有しているので、注入さ
れた米および水の量に過不足はない。
【0013】保温ジャー8がストッパ17cに当接して
停止すると、攪拌装置13が内鍋9内の米および水を攪
拌して米を均一にならす。攪拌動作が完了してストッパ
17cが自動復帰すると、保温ジャー8は取り出し位置
18まで移動し、ストッパ17dに当接して停止する。
ここで、第1移載装置14が動作を開始する。第1移載
装置14は、第1コンベア10から第2コンベア19に
またがって設置されており、保温ジャー8から内鍋9を
取り出す動作と、第2コンベア19上の装填位置20で
待機している炊飯器21内に内鍋9を移載する動作とを
なす。この移載動作が完了すると、ストッパ17dは自
動復帰するので、保温ジャー8はさらに移動し、ストッ
パ17eに当接した位置22で停止する。なお、炊飯器
21および内鍋9はIH(誘導加熱)形式のものであ
る。
【0014】第2コンベア19は炊飯器21に対する電
力供給用端子を有しており、インデックス23の動作に
よって図に矢印で示すループ状に間欠的に進行する。こ
れによって炊飯器21は周回移動することになるが、操
作装置24の位置まで移動してくると、蓋閉じ装置25
が炊飯器21の外蓋を閉じる。また、炊飯器21の電源
スイッチが投入されるので、炊飯器21は第2コンベア
19に載って間欠的に周回移動する過程で炊飯動作を行
う。
【0015】炊飯器21が蓋開け装置26の位置まで移
動してくると、蓋開け装置26は炊飯が完了しているこ
とを検出したのち、炊飯器21の外蓋を開ける。次に、
分離装置27が内鍋9内に入り込んで内鍋9とご飯とを
分離する。この分離動作が完了すると、第2移載装置1
6が動作を開始する。第2移載装置16は図2に示すよ
うに、第2コンベア19と第1コンベア10とにまたが
って設置されており、炊飯器21内から取り出した内鍋
9を反転器28上に移載する。反転器28はほぐし器1
5の上方に設置されており、内鍋9をつかんだままこれ
を反転させるので、内鍋9内のご飯はほぐし器15内に
落下する。
【0016】ほぐし器15は第1コンベア10の上方の
定位置に設置されており、その真下の投入位置29に
は、内鍋9を装填した保温ジャー8がストッパ17fに
当接して待機しているので、ほぐし器15でほぐされた
ご飯は内鍋9内に投入される。
【0017】反転器28によって空になった内鍋9は再
び第2移載装置16によって、第1コンベア10上の保
温ジャー8(ストッパ17eによって停止している)内
に装填される。ほぐし器15からご飯を投入された保温
ジャー8は第1コンベア10に載って移動し、保温ジャ
ー8内のご飯は最終取り出し位置30に達してストッパ
17gに当接するまで保温される。最終取り出し位置3
0に達した保温ジャー8は、作業者の手によって台車7
上に移載される。
【0018】反転器28の反転回数や反転速度は、米の
量や種類等に応じて制御することができる。また、各炊
飯器21をタイマによって動作させることもできる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によると、米および
水の注入から炊飯およびほぐしを経て保温にいたる一連
の作業工程を自動化できる。そして、炊飯系と保温系と
がそれぞれのコンベアによって区分され、しかも、炊飯
器および保温ジャーはそれぞれのコンベア上で処理時間
の経過順に並ぶので、炊飯および保温の進捗状況が一目
で分かり、総括的な管理がしやすくなる。また、炊き上
げたご飯はほぐし器でほぐして保温ジャーに納められる
ので、人手によるほぐし作業が不要となり、ご飯のべた
つきが軽減される。さらに、第1コンベアは米および水
を内鍋に注入する作業工程と、炊き上がったご飯を保温
する工程とに兼用されるので、全作業工程の始端と終端
とを一箇所に集約させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気炊飯システムの全体構
成を示す平面図。
【図2】本発明の一実施例の電気炊飯システムにおける
第2移載装置付近の側面図。
【図3】従来の業務用電気炊飯の形態を説明するための
概念図。
【符号の説明】
8 保温ジャー 9 内鍋 10 第1コンベア 14 第1移載装置 15 ほぐし器 16 第2移載装置 19 第2コンベア 21 炊飯器 28 反転器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保温ジャーを周回移動させるループ状の
    第1コンベアと、 炊飯器を周回移動させるループ状の第2コンベアと、 第1コンベア上の保温ジャー内に装填されている内鍋を
    第2コンベア上の炊飯器内に移載する第1移載装置と、 第1コンベアの上方の定位置に設置されている反転器
    と、 反転器の直下に設置されているほぐし器と、 第2コンベア上の炊飯器内に移載された内鍋を反転器上
    に移載する第2移載装置とを備え、 保温ジャー内に装填されている内鍋は、第1移載装置の
    位置に移動するまでの間に米および水を注入され、炊飯
    器内に移載された内鍋内の米は第2コンベアに載って第
    2移載装置の位置に移動するまでの間に炊かれ、炊き上
    がったご飯は内鍋とともに第2移載装置によって反転器
    上に移載され、ご飯は反転器によってほぐし器内に投入
    され、内鍋は第1コンベア上の保温ジャーに装填されて
    ほぐし器の下方でほぐされたご飯を収容し、内鍋に収容
    されたご飯は保温ジャー内で保温されることを特徴とす
    る電気炊飯システム。
JP2110894A 1994-02-18 1994-02-18 電気炊飯システム Pending JPH07227349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2110894A JPH07227349A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 電気炊飯システム

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JP2110894A JPH07227349A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 電気炊飯システム

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ID=12045693

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JP2110894A Pending JPH07227349A (ja) 1994-02-18 1994-02-18 電気炊飯システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100384357C (zh) * 2003-04-25 2008-04-30 爱丰厨房设备(天津)有限公司 立体循环式连续自动米饭装置
CN117941852A (zh) * 2024-03-21 2024-04-30 成都天府智慧大厨房科技有限责任公司 一种预制米饭松散装置及制备系统
CN117941852B (zh) * 2024-03-21 2024-06-04 成都天府智慧大厨房科技有限责任公司 一种预制米饭松散装置及制备系统

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