JPH0614748A - ハンバーガー調理における冷凍パティの調理方法及び装置 - Google Patents

ハンバーガー調理における冷凍パティの調理方法及び装置

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JPH0614748A
JPH0614748A JP4173189A JP17318992A JPH0614748A JP H0614748 A JPH0614748 A JP H0614748A JP 4173189 A JP4173189 A JP 4173189A JP 17318992 A JP17318992 A JP 17318992A JP H0614748 A JPH0614748 A JP H0614748A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作りたてのハンバーガーを短時間に衛生的に
供給することのできる冷凍パティの調理方法及びハンバ
ーガー自動調理装置を提供する。 【構成】 冷凍パティをストッカから順次取り出し、必
要により、解凍一時保冷し、加熱調理した後、指令によ
って一つ宛順次取り出されてハンバーガー調理工程へ移
ることを特徴とするハンバーガー調理における冷凍パテ
ィの調理方法及び冷凍パティを保管し順次取り出すパテ
ィストック・投入装置31と、ターンテーブル式のパティ
カプセル挿入装置32と、パティ加熱調理装置3、調理済
パティ保温保管装置37、及び空カプセル循環装置39とか
らなるハンバーガーパティ調理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンバーガー自動調理
装置に使用する冷凍パティの調理方法及び装置に関する
もので、作りたてのハンバーガーを短時間に衛生的に供
給することを目的に開発したものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の調理器具及び人手により出
来上ったハンバーガーを再加熱して供給するものは見ら
れるが、本格的な作りたてのハンバーガーの自動調理装
置は存在しないようである。その理由は、生のハンバー
グパティ(以下パティと略記)から加熱して焼き上げる工
程が、油の飛散汚染や衛生面の問題、並びにパティのハ
ンドリング面、及び装置の大型化・複雑化等の問題があ
り、自動化には不適である点が解決されていなかったか
らである。
【0003】パティの直接加熱は油煙が装置内に充満
し、また、天井に付着した油の落下や全体の油汚染が著
しい。更には、パティそのもののハンドリングシステム
は、その保管システムを含めて容易ではない。これらの
点がハンバーガーの自動調理の主な溢路の一つとなって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、先に自動
販売機で作り立てのハンバーガーを販売できるように検
討を加え、装置内の油汚染の問題、並びにパティのハン
ドリングと調理の問題も解決し、先に特願平3-341960号
でそのシステムについて提案した。
【0005】すなわち、先に提案した装置は、ハンバー
グパティと野菜とソース等の素材を上下のパンでサンド
イッチする調理工程において、パティのストッカ及び調
理装置並びにその他各素材のストッカ及び供給装置を工
程順に配置し、素材もしくは半加工品の移動装置で上記
各装置を連繋し、最終製品の包装装置と製品排出装置を
最終工程に配置すると共に、これら装置の操作盤及び制
御装置をケーシング内に収容してなるハンバーガー自動
調理装置である。
【0006】ここで、ハンバーガー自動調理装置のパテ
ィのストッカは、加熱に耐える材料からなる上皿と下皿
に収納されたパティカプセルの多数個を冷蔵するストッ
カであり、パティの調理装置は、上記パティカプセルご
と加熱する装置を設けた構造としたのである。そのため
に、パティの数だけカプセルを用意する必要があり、か
つ、カプセルの清浄に時間と労力がかかってくる。
【0007】本発明は、このようなハンバーガー自動調
理装置の最大ポイントであるカプセルの排除又は数量の
大幅減による冷凍パティの調理方法と装置についての合
理化を目的に再検討を加えたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】すなわち、冷凍パティをストッカから順次
取り出し、必要により、解凍一時保冷し、加熱調理した
後、指令によって一つ宛順次取り出されてハンバーガー
調理工程へ移ることを特徴とするハンバーガー調理にお
ける冷凍パティの調理方法である。
【0009】また、冷凍パティをストッカから順次取り
出してカプセル容器へ収納し、容器ごと加熱調理した
後、保温ストッカで順次待機させ、指令によって一つ宛
順次取り出されてハンバーガー調理工程へ移り、空のカ
プセル容器は循環して順次冷凍パティを受け入れること
を特徴とするハンバーガー調理における冷凍パティの調
理方法も実施可能とした。
【0010】そのための装置は、ハンバーガーパティを
冷凍状態で保管するパティストッカ1と、そのパティス
トッカからパティを一個宛取り出すパティ投入装置2、
パティ投入装置2に隣接した加熱調理装置3付ターンテ
ーブル式のパティ移送装置4とを一方に備え、他方に多
数の下バンズを蓄える下バンズストッカ9と、該下バン
ズストッカ9に隣接し下バンズを一個宛取り出して移送
するターンテーブル式の下バンズ移送装置8と、前記両
ターンテーブル式移送装置4の回転周上へストック保持
穴を複数有するターンテーブルを保温カバー内に設けた
調理済パティ保温ストッカ6と、前記移送装置4と保温
ストッカ6の重複する保持穴間のパティカプセルの受渡
し装置6cとからなる。
【0011】また、パティ調理装置は、冷凍パティを保
管し一つ宛順次取り出すパティストック・投入装置31
と、その投入装置によるパティ供給位置へ保持穴を有す
るターンテーブル式のパティカプセル挿入装置32と、パ
ティカプセル挿入装置32のターンテーブル上のパティ加
熱調理装置3、パティカプセル挿入装置32に隣接した調
理済パティ保温保管装置37、及び調理済パティ保温保管
装置37からパティカプセル挿入装置32間に介在する空カ
プセル循環装置39とからなる構造とした。
【0012】上記ターンテーブルはその下方へ排出通過
孔付きの受テーブルを有した構造である。この受テーブ
ルは上のターンテーブルと同芯的に配置され、ストック
保持穴の回転周上の所定位置に排出通過穴を設けたもの
が好適である。
【0013】
【作用】このような方法および構造であると、ストッカ
から供給された低温で保存されているパティが調理装置
の最適な位置へセットされて、カプセル中へ収容された
状態で加熱調理される。適度に温められたパティは、調
理済パティ保温ストッカ6に保管されて随時後工程へと
送られる。後工程ではストッカから移動装置上へ供給さ
れた下バンズの上へ正確にのせられる。そして、その上
へ順次野菜やソースが供給された後、ストッカから上バ
ンズが供給される。その後、包装されて商品として提供
されるのである。
【0014】移送装置をターンテーブル式とし、その下
方へ排出通過孔付きの受テーブルを設けているので、パ
テイまたは下バンズは1個づつ加熱調理が可能かつ、必
要に応じて1個づつ順次移送することができる。
【0015】調理が終わったパティは、カプセルから取
り出されてハンバーガー調理工程へ移り、空のカプセル
容器は循環装置によって循環使用するので、カプセル容
器の数が極端に少なくてすむ。また、パティは裸のまま
冷凍保存するので、少ない容積で多くのパティが保管で
きる。
【0016】
【実施例】
実施例1 図1〜4は本発明の第1実施例を示しており、図1は本
発明のパティ調理装置を備えたハンバーガー自動調理装
置の平面図であり、図2は正面図である。この装置は図
面右方より、ハンバーガーパティを冷凍状態で保管する
縦型筒状のパティストッカ1と、そのパティストッカか
らパティを一個宛取り出すパティ投入装置2、パティ投
入装置2に隣接した加熱調理装置3付ターンテーブル式
のパティ移送装置4、多数の下バンズを蓄える縦型筒状
の下バンズストッカ9、その下バンズストッカ9から下
バンズを一個宛取り出して移送するターンテーブル式の
下バンズ移送装置8、調理済パティ保温ストッカ6、パ
ティ移載装置10、野菜供給装置13、ソース供給装置14〜
17、上バンズストッカ19、上バンズ加熱装置29、上バン
ズ移送装置21、包装装置23、及び完成品取出しポット28
等を工程順に配備している。
【0017】この図1,2の装置において、ハンバーガ
ーパティ調理装置は図面右方より、冷凍パティのストッ
カ1があり、この内部に上下方向に冷凍された状態で多
数個のパティPが蓄えられている。このパティは必要に
よりマイクロ波加熱等によって解凍し、5℃前後の冷蔵
庫で一時保冷するようにしてもよい。この例では筒状の
このストッカからパティを一個宛取り出すパティ投入装
置2として、垂直方向円孔のパティ貯蔵室の下部にはシ
リンダ構造の昇降ユニット2bと水平方向シリンダのプッ
シャ2a、及び傾斜したシュータ2cを設けている。図3は
パティPの動きを示すストッカ1の部分図である。
【0018】パティ投入装置2のシュータ2cのほぼ先端
付近を回転周上として電磁調理器付ターンテーブル式移
送装置4が設けられている。このターンテーブルは下部
のモータで回転可能であり、パティカプセルとパティP
を収容することのできる保持穴40がある。ターンテーブ
ルの上下に上側電磁調理器3aと下側電磁調理器3bとがあ
る。また、上側電磁調理器3a全体が昇降ユニット3cによ
って上下動可能であるから、ポジションP2における保
持穴40中に予め収容されているパティカプセルへパティ
Pを収容すると上側電磁調理器3aが下がって、これで加
熱可能である。
【0019】ターンテーブル式移送装置4は回転するこ
とによりパティを隣の調理済パティ保温庫6へ移送する
ことができる。このときパティはターンテーブル式移送
装置4のターンテーブル4aの保持穴40にカプセルごと収
容されており、その下部へ金属製の固定円盤の受テーブ
ル4bがあって支持されている。受テーブル4bには1個所
パティカプセルが通過することのできる排出通過穴41が
ある。通常、この通過穴41は図4にみられるようにパテ
ィカプセル受渡し装置6cの頂板6dで塞がれている。ター
ンテーブル4aが回転して排出通過穴41を塞いでいるパテ
ィカプセル受渡し装置6cの頂板6d上にパティカプセルが
達すると、パティカプセル受渡し装置6cが作動し、頂板
6dが保温ストッカ6内の受けテーブル4bのレベルまで降
下する。これにより調理済パティ保温ストッカ6中のパ
ティ保持穴6a中へ収容される。
【0020】下バンズBは多数個が縦型筒状の下バンズ
ストッカ9中へ蓄えられている。図4にみられるよう
に、この下バンズストッカ9も底部が複数のパン保持穴
のあるターンテーブル7aとなっており、その下部へ固定
円盤の受テーブル7bがあって支持されている。受テーブ
ル7bにはこれも1個所下バンズBが通過することのでき
る排出通過穴がある。ターンテーブル7aが回転して排出
通過穴のあるポジションB1に下バンズが達すると、そ
こから下方へ落ちる。
【0021】その下には下バンズを一個宛移送するため
のこれもターンテーブル式の下バンズ移送装置8があ
る。この構造はこれまでの移送装置と同様である。下バ
ンズ移送装置8にも下バンズを加熱するための下バンズ
加熱装置11があり加熱された下バンズが次工程へ送られ
るようになっている。下バンズ移送装置8も同様にター
ンテーブル式であって、受テーブル8bを有している。タ
ーンテーブル8aが回転して下バンズがホジションB3
達した位置で、下方の次工程へ送るためのコンベア18へ
乗るようになっている。
【0022】このような装置によると、パティPはパテ
ィ投入装置の複数のストッカから順次移送されてくる
が、時計方向にターンテーブル4aが回転してポジション
3においてカプセル中に収容されたパテイが上下の電
磁調理器3a,3bで加熱されるときには、ポジションP3
はパティはカプセルごと調理済パティ保温ストッカ6中
へ移動する。調理済パティ保温ストッカ6中では時計方
向に回転するターンテーブル上にポジションP3〜P7
パティが載った状態にある。ポジションP7におけるパ
ティはハンバーガーの調理指令があると、スライドレー
ル10aによって左右に移動可能なパティ移載装置10によ
って前記コンベア18上の下バンズ上へ載せられる。
【0023】空になったパティカプセルはターンテーブ
ルの回転によってポジションP8に進み、ここでは保持
穴が前記移送装置4と保温ストッカ6で重複するように
なっており、その保持穴間を上下動してパティカプセル
を受け渡しすることができるシリンダ構造の受渡し装置
6cによって、保温ストッカ6のターンテーブル上から移
送装置4のターンテーブル上へと移される。移送装置4
へ乗り換えた空のパティカプセルはポジションP9で、
昇降ユニット5cによって上下動可能かつ下部に刷毛を持
つ油拭き取り装置5によってきれいにされる。
【0024】コンベア18はこれらを野菜とソースを載せ
たり塗布する工程へと移動させるためのものである。ポ
ジションA1で下バンズBとパティPが合体すると、A2
で基本ソースユニット14、味付けソース吐出ユニット15
によってパティP上にソースが塗布され、ポジションA
3で野菜吐出装置13によって野菜が載せられる。野菜は
野菜冷蔵庫12中に保管されており、必要量が野菜吐出装
置13の野菜タンクユニット13aから野菜送給ユニット13b
によって供給される。ポジションA3から更に進んで味
付けソースユニット16,17で味付けがなされると、ポジ
ションA4を経て上バンズ移送装置21の下方へと送られ
るのである。
【0025】上バンズCはこれも多数個が縦型筒状の上
バンズストッカ19中へ蓄えられている。図2にみられる
ように、この上バンズストッカ19も底部が複数のパン保
持穴のあるターンテーブル20aとなっており、その下部
へ固定円盤の受テーブル20bがあって支持されている。
受テーブル20bにはこれも1個所上バンズCが通過する
ことのできる排出通過穴がある。ターンテーブル20aが
回転して排出通過穴に上バンズがポジションC1に達す
ると、そこから下方へ落ちる。その下には上バンズを一
個宛移送するための、これもターンテーブル式の上バン
ズ移送装置21がある。この構造は下バンズ移送装置と同
様である。上バンズ移送装置21にも上バンズを加熱する
ための上バンズ加熱装置29があり加熱された上バンズが
次工程へ送られる。上バンズ移送装置21も同様にターン
テーブル式であって、排出通過穴42付きの受テーブル21
bを有している。ターンテーブル21aが回転して排出通過
穴のあるポジションA5に上バンズが達すると、そこか
ら下方へ落ちる。
【0026】ポジションA5にはハンバーガー未完成品
が待機しており、上バンズC3はその上へ載ることとな
る。この位置にはコンベアのサイドにシリンダ構造のバ
ーガー押込み装置22があり、出来上がったハンバーガー
を包装装置23のポジションA6まで送る。包装装置23は
ターンテーブル24上に口開けバキュームシリンダで開口
した包装袋があり、その中へ製品のハンバーガーが押込
まれて包装される。この包装を終えるとターンテーブル
24は回動してシューター26方向へ向く。そして、シリン
ダ構造のバーガー移載装置25によりシューター26へハン
バーガー包装体が移され、シャッター27が開いてポジシ
ョンA7の完成品取出しポット28から取り出すことがで
きるのである。
【0027】実施例2 図5は本発明のハンバーガーパティ調理装置を備えたハ
ンバーガー自動調理装置の第2実施例の平面図であり、
図6はパティ調理装置部分の一部破断側面図である。こ
のハンバーガーパティ調理装置は図面右方より、冷凍パ
ティを保管し順次取り出すパティストック・投入装置31
と、ターンテーブル式のパティカプセル挿入装置32と、
パティ加熱調理装置3、調理済パティ保温保管装置37、
及び空カプセル循環装置39を主な構成としている。
【0028】パティストック・投入装置31には冷凍パテ
ィの保冷ストッカ31cがあり、この内部に上下方向に多
数の冷凍された状態のパティPが蓄えられている。筒状
のこのストッカからパティを一個宛取り出すパティ投入
装置2として、垂直方向円孔のパティ貯蔵室の下部にシ
リンダ構造の昇降ユニット31dと水平方向シリンダのプ
ッシャ31a、及び傾斜したシュータ31eを設けている。こ
の構造は実施例1と同様である。
【0029】保冷ストッカ31cより押し出されたパティ
Pは、ターンテーブルを備えたパティカプセル挿入装置
32のポジションBで待機している上蓋・下皿一体型カプ
セル34の中にシュータ31eを下って収納される。上蓋・
下皿一体型カプセル34の構造例を図7(a)(b)に示した。
パティを収容する下皿34aに対して板状の上蓋34bをヒン
ジで開閉可能に設けている。パティカプセル挿入装置32
は、保持穴を4個所設けたターンテーブル32aの下方へ
ポジションDでカプセル排出孔を有し、Eで供給セット
穴付きの受テーブル32bを有している。
【0030】次にターンテーブル32aがモータ32cによっ
て90度回転しパティカプセルが加熱調理ポジションCに
送られる。この時、空カプセル循環装置39よりポジショ
ンEにセットされている空カプセルはポジションBに移
動して、次のパティに対して待機状態にある。
【0031】ポジションCにてパティの加熱が済むと、
ターンテーブル32aは90度回転してパティカプセルはポ
ジションDに移動して調理済パティ保温保管装置37の中
に収納される。調理済パティ保温保管装置37は温度調節
可能とした縦型円筒の内部へ上下動可能にピストンを設
けて、その上部へ調理済パティが載るようになってい
る。
【0032】調理済パティ保温保管装置37から出された
パティカプセルはポジションFでパティ移載装置43によ
って取り出され、次工程の野菜とソースを載せたり塗布
する工程へと移動させる。パティ取出し装置は実施例1
と同様な構造である。残った空カプセルは空カプセルリ
ターンシュータ33の中を降下して空カプセル循環装置39
の中へ入り、ピストンの上昇によりターンテーブル32a
のポジションEにセットされる。このように空カプセル
循環装置39は縦型円筒の内部へ上下動可能にピストンを
設けた構造である。
【0033】上述した実施例のような、パティと野菜と
ソース等の素材を上下のパンでサンドイッチする調理工
程において、パティのストッカ及び調理装置並びにその
他各素材のストッカ及び供給装置を工程順に配置し、素
材もしくは半加工品の移動装置で上記各装置を連繋し、
最終製品の包装装置と製品排出装置を最終工程に配置す
ると、これら装置の操作盤及び制御装置をケーシング内
に収容すると、ハンバーガー自動調理装置が出来上が
る。
【0034】このような装置は店舗等への据置型のほ
か、冷凍機及びエアコンプレッサ、発電機などの駆動源
を付設して移動車輌に搭載して移動型のハンバーガー自
動調理装置とすることもできる。
【0035】
【発明の効果】本発明によって、パティカプセルの少数
個を用いて、作りたてのハンバーガーを短時間に衛生的
に供給することができるようになった。カプセルの洗浄
作業や乾燥等の大幅な省力化が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパティ調理装置を備えたハンバーガー
自動調理装置の平面図である。
【図2】本発明のパティ調理装置を備えたハンバーガー
自動調理装置の正面図である。
【図3】図1のX−X矢視断面図である。
【図4】図1のY−Y矢視断面図である。
【図5】本発明のハンバーガーパティ調理装置を備えた
ハンバーガー自動調理装置の第2実施例の平面図であ
る。
【図6】パティ調理装置部分の一部破断側面図である。
【図7】(a)は一体型パティカプセルの平面図であり、
(b)は一体型パティカプセルの側面図である。
【符号の説明】
1 パティストッカ 2 パティ投入装置 3 加熱調理装置 4 ターンテーブル式移送装置 6 調理済パティ保温ストッカ 6c パティカプセルの受渡し装置 8 下バンズ移送装置 9 下バンズストッカ 31 パティストック・投入装置 32 パティカプセル挿入装置 37 調理済パティ保温保管装置 39 空カプセル循環装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍パティをストッカから順次取り出
    し、必要により解凍一時保冷し、加熱調理した後、指令
    によって一つ宛順次取り出されてハンバーガー調理工程
    へ移ることを特徴とするハンバーガー調理における冷凍
    パティの調理方法。
  2. 【請求項2】 冷凍パティをストッカから順次取り出し
    てカプセル容器へ収納し、容器ごと加熱調理した後、保
    温ストッカで順次待機させ、指令によって一つ宛順次取
    り出されてハンバーガー調理工程へ移り、空のカプセル
    容器は循環して順次冷凍パティを受け入れることを特徴
    とするハンバーガー調理における冷凍パティの調理方
    法。
  3. 【請求項3】 ハンバーガーパティを冷凍状態で保管す
    るパティストッカ1と、該パティストッカからパティを
    一個宛取り出すパティ投入装置2、該パティ投入装置2
    に隣接した加熱調理装置3付ターンテーブル式のパティ
    移送装置4とを一方に備え、他方に多数の下バンズを蓄
    える下バンズストッカ9と、該下バンズストッカ9に隣
    接し下バンズを一個宛取り出して移送するターンテーブ
    ル式の下バンズ移送装置8とを備え、前記両ターンテー
    ブル式移送装置4の回転周上へストック保持穴を複数有
    するターンテーブルを保温カバー内に設けた調理済パテ
    ィ保温ストッカ6と、前記移送装置4と保温ストッカ6
    の重複する保持穴間のパティカプセルの受渡し装置6cと
    からなるハンバーガーパティ調理装置。
  4. 【請求項4】 冷凍パティを保管し一つ宛順次取り出す
    パティストック・投入装置31と、該投入装置によるパテ
    ィ供給位置へ保持穴を有するターンテーブル式のパティ
    カプセル挿入装置32と、パティカプセル挿入装置32のタ
    ーンテーブル上のパティ加熱調理装置3、パティカプセ
    ル挿入装置32に隣接した調理済パティ保温保管装置37、
    及び調理済パティ保温保管装置37からパティカプセル挿
    入装置32間に介在する空カプセル循環装置39とからなる
    ハンバーガーパティ調理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のターンテーブルは
    その下方へ排出通過孔付きの受テーブルを有してなるハ
    ンバーガーパティ調理装置。
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