JPH0722730U - 手障害者用盆 - Google Patents

手障害者用盆

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JPH0722730U
JPH0722730U JP5437693U JP5437693U JPH0722730U JP H0722730 U JPH0722730 U JP H0722730U JP 5437693 U JP5437693 U JP 5437693U JP 5437693 U JP5437693 U JP 5437693U JP H0722730 U JPH0722730 U JP H0722730U
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tray
rotatably
center
rotatably supports
tableware
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JP5437693U
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源重 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、手に障害がある人等が、食事をし易
いように補助するための片手障害者用盆を提供すること
を目的とする。 【構成】本考案は、回転可能に雄ねじ8と雌ねじ9で複
数の輪13,16,19を中心部に支持するお盆10
と、お盆10を回転可能に支持する基部5,7とを備え
たことを特徴とする片手障害者用盆である。回転可能に
雄ねじ48で複数の輪33,36,39を中心部に支持
するお盆30と、お盆30と回転可能に嵌合し、操作部
51の操作によって伸縮してお盆30を昇降させる昇降
部50とを備えたことを特徴とする片手障害者用盆であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食器を載せるための手障害者用盆に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
手に障害がある人が食事をするとき、正常な方の手で箸を持ち、他方の手で食 器を押さえて食器を置いたままで食事をしていた。また、腕がない人が食事をす るとき、正常な方の手で箸を持つことはできるが、食器を押さえることができな いため、食器を動かさないようにそっと箸を入れるか、あるいは、食器を他人に 押さえてもらって食事をしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、手に障害がある人にとって、障害のある手で食器を押さえるこ とは非常に難しく、箸を食器に入れると、食器が移動してしまい、食事が思うよ うにとれず、大変不便であった。また、腕がない人にとって、食器を押さえるこ とはほとんど不可能であるし、他の人に食事を手伝ってもらうことは、苦痛でさ えある。また、茶碗とおかずの食器は、通常は、数個以上あり、遠くの食器を近 くへ持ってくるのも大変であった。さらに、このような人にとって、食器を持ち 上げることは、ほとんど不可能であるので、顔を食器に近づけて食事をとらねば ならず、大変不便であった。
【0004】 そこで、本考案は、手に障害がある人等が、食事をし易いように補助となる手 障害者用盆を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数の環を中心部に回動可能に支持する支持部を有するお盆と、該 お盆を回動可能に支持する支持部を有する基部とを備えたことを特徴とする手障 害者用盆を要旨としている。
【0006】 本考案は、複数の環を中心部に回動可能に支持する支持部を有するお盆と、操 作部と、該操作部と連結し、該操作部の操作によって伸縮して前記お盆を昇降さ せる伸縮部とを有する昇降部と、前記お盆と昇降部とを回動可能に嵌合させるこ とができる嵌合部とを備えることもできる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の第一実施例及び第二実施例を図面に基づいて説明する。図1と 図2に示す本考案の第一実施例の構成について説明する。図面の下から説明する と、第一実施例は、雄ねじ1と、ワッシャ2と、中心に小孔3の開けられ、ゴム 製の支持脚4を3個持つステンレス製の円板状の底板5と、中心に小孔6の開け られた硬質ゴム製の円板7と、ステンレス製のお盆10とを有しており、上部表 面に雄ねじを持つ雄ねじ部8がお盆10の表面に立設され、雌ねじが設けられた 雌ねじ部9がお盆10の裏面から垂下されている。本実施例は、さらに、小孔1 1の開けられた短連結板12と、この短連結板12の一端に接続された大輪13 と、小孔14の開けられた中連結板15と、中連結板15の一端に接続された中 輪16と、小孔17の開けられた長連結板18と、長連結板18の一端に接続さ れた小輪19と、ワッシャ20と、雌ねじ21と、木製つまみ22とを有してい る。大輪13、中輪16、小輪19の半径の大きさを考慮して、それらがお盆1 0からはみ出さないように、短連結板12、中連結板15、長連結板38の順序 の大きさで長さが適宜調整されている。雄ねじ1がワッシャ2を介して小孔3、 小孔6を貫通して、雌ねじ部9の雌ねじに螺合できるようになっている。この螺 合の程度は、お盆10を手で回動させたときに、底板5と円板7とが静止してい て、これらに対してお盆10が相対的に回動できるように調整されている。また 、雄ねじ部8の雄ねじが小孔11、小孔14、小孔17、ワッシャ20を貫通し て、つまみ22の雌ねじ21と螺合できるようになっている。この螺合の程度は 、大輪13、中輪16、小輪19とが手で回動できるように調整されている。大 輪13、中輪16、小輪19には、その大きさに適合した大きさの食器を入れる ことができる。
【0008】 第一実施例は、上記のように構成されているので、手に障害のある人等が箸を 食器にいれて食物を取り上げようとしても、大輪13、中輪16、小輪19が食 器の移動を阻止するので、食事がし易く大変便利である。また、底板5と円板7 とに対して、お盆10を相対的に回動させるだけで、遠くの食器と近くの食器を 簡単に場所交換することができるのである。そして、食器の数が少ないときには 、大輪13と中輪16と小輪19とを重ねれば、空きスペースをより大きく取る ことができ、スペースを有効に利用することができる。さらに、他の場所へ移動 するときには、つまみ22を持つだけで、簡単に移動できるメリットもある。
【0009】 次に図3ないし図12に基づいて第二実施例の構成を説明する。第二実施例は 、第一実施例のお盆10を改造したお盆30と、お盆30を載せて昇降させる昇 降部50を追加した構成となっている。第二実施例のお盆30は、図3と図4に 示すように、第一実施例の内の雄ねじ1ないし円板7、雌ねじ部9を取り除いた ものであり、雄ねじ部8より大きくされた雄ねじ部48が設けられており、また 、図4に示すように、お盆の裏面の中心に断面略尖頭形状の凹部29が設けられ ている。また、第一実施例の小孔11乃至つまみ22と同様な構成の小孔31乃 至つまみ42が設けられている。
【0010】 次に、図5乃至図12に基づいて、昇降部50について説明する。図5に示す 、第二実施例の昇降部50は、回動つまみ51の左回動によって、正方形の底板 52と天板53との間隔が大きくなり、図9は最も伸びた状態となる。一方、回 動つまみ51の右回動によって、底板52と天板53との間隔が小さくなり、図 10は、最も縮んだ状態となる。したがって、回動つまみ51の回動によって、 お盆30の高さが自在に調整できることとなり、食器の高さを適正に保つことが でき、前かがみになって食事をする必要がない。また、天板53の中心部には、 お盆30の裏面に設けられた凹部29に嵌合できる大きさの断面略尖頭形の凸部 54が設けられ、底板52の裏面の四隅には、4つの支持脚55が設けられてい る。図5に示すように、回動つまみ51に雄ねじ60の一端とが連結され、これ らが一体となって回動できるようになっている。下基台61は、断面略コ字状で 縦長に形成され、両側壁に一対の横長孔62を備え、底板52に固着されている 。下基台61の手前側に固定部63と固定板64が固着されており、固定部63 と固定板64に貫設けられた雌ねじと、雄ねじ60が螺合しており、雄ねじ60 が回動できるようになっている。雄ねじ60は、往復部65の中心部に貫設され た雌ねじと螺合しており、回動つまみ51の左回動によって、往復部65が下基 台61内を前進し、回動つまみ51の右回動によって、往復部65が後退するよ うになっている。また、図6に示すように、往復部65の両側端には、一対のロ ッド66が固設されており、その一対のロッド66と一対の腕67の下端とがワ ッシャとねじで連結されており、ロッド66が、横長孔62内を往復動可能にな っている。図7に示すように、下基台61の他端部(先端)には、丸孔68が設 けられている。腕69をワッシャとねじを介して連結しているロッド70が丸孔 68に係合されている。
【0011】 図6,7に示すように、上基台71は、断面略コ字状で縦長に形成され、また 、図9,10に示すように、その両側壁に一対の横長孔72を備え、天板53の 裏側に固着されている。図11に示すように、一対のロッド73が一対の腕69 の上端をワッシャとねじで連結しており、ロッド73が、横長孔72内を往復動 可能になっている。上基台71の他端部には、丸孔74が設けられており、腕6 9を連結しているロッド75が係合されており、ロッド75が上基台71に対し て相対的に回動可能となっている。図6,7に示すように、腕67と腕69の真 ん中には、それぞれ丸孔が設けられており、ねじとワッシャを介してロッド76 で連結されている。
【0012】 次に、第二実施例の動作について説明する。回動つまみ51の左回動によって 、往復部65、ロッド66,73とが前進し、腕67,69と、下基台61と上 基台71との交差角度が大きくなり、天板53が上昇するようになっている。逆 に、回動つまみ51の右回動によって、往復部65、ロッド66,73とが後退 し、腕67,69と、下基台61と上基台71との交差角度が小さくなり、天板 53が下降するようになっている。
【0013】 第二実施例の効果は、第一実施例のものに加え、図12に示すように、回動つ まみ51によって、お盆30が昇降できるので、どんぶり80,茶碗81,湯飲 み82の高低が簡単に調整でき、食事がし易くなって、非常に便利である。天板 53を上昇させたときに、腕67,69が後退して、空間部が形成されるので、 物品や手等を本実施例に引っ掛けることが少なくなるのである。また、お盆30 と昇降部50とを分離可能であるので、お盆30を取り外して、希望の場所へ移 動して食事ができるので、大変便利である。凹部29と凸部43とが嵌合してお り、つまみ42を回すだけで簡単に、天板53上でお盆30が回動できるので、 遠くの食器と近くの食器を簡単に場所交換することができるのである。
【0014】 なお、当業者が本考案の要旨を逸脱しない範囲で本考案の構成を適宜変更しう ることは勿論であり、このような変更も技術的思想が同一であるので、本考案に 包含されるのである。第二実施例において、第一実施例の硬質ゴム製の円板7と 同様の、硬質ゴム製の板を接着剤で天板53の上面に張りつけて、お盆30の過 度の回転を抑えて、お盆30が手の力で適宜に回転できる一方、箸で食事をする 際は、お盆30が動かない程度に構成しても良い。なお、かかる硬質ゴム製の板 の形状は、丸型、角型等いずれでも良く、限定されるものではない。
【0015】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、複数の環を中心部に回動可能に支持する支持部 を有するお盆と、該お盆を回動可能に支持する支持部を有する基部とを備えてい るので、手に障害のある人にとって、食事の時に食器がずれないので、大変便利 である。また、遠くの食器を簡単に近くへ持ってくることができ、便利である。 さらに、輪を重ね合わせれば、場所をより取ることができ、スペースを有効に利 用できる。
【0016】 請求項2記載の考案によれば、複数の環を中心部に回動可能に支持する支持部 を有するお盆と、操作部と、該操作部と連結し、該操作部の操作によって伸縮し て前記お盆を昇降させる伸縮部とを有する昇降部と、前記お盆と昇降部とを回動 可能に嵌合させることができる嵌合部とを備えているので、操作部の操作だけで 簡単に、お盆が昇降するので、食器の高低が簡単に調整でき、食事がし易く、非 常に便利である。また、お盆と昇降部とを分離可能であるので、お盆を取り外し て、希望の場所へ移動して食事ができるので、大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施例の分解斜視図である。
【図2】 第一実施例の断面図である。
【図3】 第二実施例の表から見た斜視図である。
【図4】 第二実施例の裏から見た斜視図である。
【図5】 第二実施例の昇降部の斜視図である。
【図6】 第二実施例の昇降部の正面図である。
【図7】 第二実施例の昇降部の背面図である。
【図8】 第二実施例の昇降部の平面図である。
【図9】 第二実施例の昇降部の上昇した状態の左側面
図である。
【図10】第二実施例の昇降部の下降した状態の左側面
図である。
【図11】第二実施例の断面図である。
【図12】第二実施例に食器を載せた状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
4 底板 7 円板 8,48 雄ねじ 9 雌ねじ 10,30 お盆 12,32 短連結板 13,33 大輪 15,35 中連結板 16,36 中輪 18,38 長連結板 19,39 小輪 21,41 雌ねじ 22,42 つまみ 29 凹部 50 昇降部 54 凸部 61 雄ねじ 62,72 横長孔 66,70,73,75,76 ロッド 67,69 腕

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の環を中心部に回動可能に支持する
    支持部を有するお盆と、該お盆を回動可能に支持する支
    持部を有する基部とを備えたことを特徴とする手障害者
    用盆。
  2. 【請求項2】 複数の環を中心部に回動可能に支持する
    支持部を有するお盆と、操作部と、該操作部と連結し、
    該操作部の操作によって伸縮して前記お盆を昇降させる
    伸縮部とを有する昇降部と、前記お盆と昇降部とを回動
    可能に嵌合させることができる嵌合部とを備えたことを
    特徴とする手障害者用盆。
JP5437693U 1993-10-07 1993-10-07 手障害者用盆 Pending JPH0722730U (ja)

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JP5437693U JPH0722730U (ja) 1993-10-07 1993-10-07 手障害者用盆

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JP5437693U JPH0722730U (ja) 1993-10-07 1993-10-07 手障害者用盆

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JP5437693U Pending JPH0722730U (ja) 1993-10-07 1993-10-07 手障害者用盆

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0515879B2 (ja) * 1987-07-09 1993-03-02 Juzo Niwa
JPH0555968B2 (ja) * 1987-08-12 1993-08-18 Oki Electric Ind Co Ltd
JP4089077B2 (ja) * 1999-03-30 2008-05-21 株式会社デンソー 熱交換器

Patent Citations (3)

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