JPH07226628A - Fm復調装置 - Google Patents

Fm復調装置

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JPH07226628A
JPH07226628A JP1716994A JP1716994A JPH07226628A JP H07226628 A JPH07226628 A JP H07226628A JP 1716994 A JP1716994 A JP 1716994A JP 1716994 A JP1716994 A JP 1716994A JP H07226628 A JPH07226628 A JP H07226628A
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Akira Matsubara
彰 松原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディフェクト等によって発生する不要な信号
を簡単に除去できるFM復調装置を提供する。 【構成】 カウント手段2は二値化回路1によって二値
化されたFM搬送波の周期を計数し、その値を周期値と
してFM搬送波の周期ごとに逐次出力する。遅延手段3
0はFM搬送波ごとに入力を遅延して出力する。カウン
ト値修正手段5はカウント手段2の出力する現在のカウ
ント値が遅延手段30の出力する値よりも第1の所定値
以上に大きいか、第2の所定値以上に小さい場合には、
現在のカウント値を修正して出力するものである。この
ようにすると、現在のカウント値が異常な場合に、現在
のカウント値を修正して出力するので、FM搬送波にの
ったディフェクト等の異常信号を簡単に除去することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等に記録さ
れているFM信号を再生し、復調するFM復調装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクのアドレス信号をFM変調し
て、光ディスク上に記録しているものが近年見られる。
このようなFM信号を復調して復調データを得るには、
従来、特開昭61−177007号公報にみられるよう
に、FM搬送波の周期に対応するパルスを発生させて、
低域通過フィルタを通すことによって、FM復調出力を
得ていた。
【0003】しかし、かかる従来の構成では、FM復調
出力を平滑するための低域通過フィルタは、アナログフ
ィルタになるために、IC化した場合のチップ面積が増
大したり、外付け素子が必要となるという課題がある。
【0004】そこで、FM出力をディジタル信号で得る
ための構成が考えられる。図12はかかる従来のFM復
調装置の構成図である。
【0005】FM搬送波は、光ディスク等からの再生信
号であり、光ディスクを再生する光ヘッド等から出力さ
れる信号であり、図12のFM復調装置に入力される。
【0006】1は二値化手段であり、FM搬送波の振幅
中心でハイ、ローの二値の信号にするものである。2は
カウント手段であり、クロックによってFM搬送波の周
期を計数する。
【0007】カウント手段2はFM搬送波の一周期ごと
にカウンタ値、すなわち、FM搬送波の周期値を出力
し、そのたびにリセットされて次の周期の計数に入る。
【0008】3は保持手段であり、カウント手段2の出
力を逐次保持するものである。このようにしてカウント
手段2から逐次出力される周期値列は、保持手段3で振
幅出力とすることにより、FM復調信号を検出すること
ができることとなる。また、FM復調信号は、カウント
値であるので、ロジック回路などで構成したディジタル
フィルタを通すことで平滑化されたFM復調信号を得る
ことができる。
【0009】図13はかかる従来例の動作を示す信号図
である。FM搬送波の周期はカウント手段2によって計
数され、そのカウント値は保持手段3で保持される。
【0010】図12は、FM搬送波の周期をA,B,C
等で示し、カウント手段2で計数されたカウント値を保
持手段3の保持出力としてFM搬送波の下に示してい
る。カウント手段によって計数されたカウント値はそれ
ぞれ、A,B,C等の値となる。
【0011】従って、保持出力は、A,B,C等の値を
逐次保持して出力するので、この出力を低域通過フィル
タ4で平滑化することにより、平滑されたFM復調信号
を得ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかる従来
の構成では、FM搬送波中にディフェクト等の瞬発性の
ノイズが発生した場合には、FM復調信号に不要な信号
が現れてしまう。
【0013】本発明におけるFM復調装置は、ディフェ
クト等によって発生する不要な信号を簡単に除去できる
FM復調装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のFM復調装置は、FM搬送波の周期を逐次
計数し、周期値として出力するとともに、リセットされ
て、次の周期を計数するカウント手段と、前記FM搬送
波の周期ごとに入力値を遅延させる遅延手段と、前記カ
ウント手段の出力、および、前記遅延手段の出力もしく
は前記遅延手段の出力を演算処理した出力を入力とし
て、現在のカウント値よりも前記遅延手段の出力値の方
が第1の所定値以上に大きい場合、または、前記遅延手
段の出力値よりも前記現在のカウント値の方が第2の所
定値以上に大きい場合に、前記現在のカウント値を修正
して出力し、前記2つの場合以外では前記現在のカウン
ト値を修正せずに出力するとともに、その出力を前記遅
延手段の入力とするカウント値修正手段と、前記カウン
ト値修正手段の出力するカウント値を逐次保持して、振
幅出力とする保持手段とを備え、FM復調信号を得ると
いう構成としたものである。
【0015】
【作用】カウント値修正手段は、現在のカウント値が以
前のカウント値よりも異常に大きい場合や異常に小さい
場合に、現在のカウント値を修正して出力するので、F
M搬送波に乗ったディフェクト等の異常信号の影響を除
去することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例におけるFM復
調装置を図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施例におけるFM
復調装置の構成図である。FM搬送波は、光ディスク等
からの再生信号であり、光ディスクを再生する光ヘッド
等から出力される信号であり、図1のFM復調装置に入
力される。
【0018】1は二値化手段、2はカウント手段であ
り、クロックによってFM搬送波の周期の時間的長さを
計数し、その値を周期値としてFM搬送波の周期ごとに
逐次出力する。
【0019】30は遅延手段であり、入力された値をF
M搬送波の周期で遅延するものである。
【0020】5はカウント値修正手段であり、カウント
手段2の出力と遅延手段30の出力を入力として、カウ
ント手段2によって検出された現在のカウント値が、一
周期前にカウント値修正手段5が出力した値(すなわ
ち、遅延手段30の出力値)よりも所定値以上に大きい
場合や、逆に、遅延手段30の出力値が現在のカウント
値よりも所定値以上に大きい場合には、入力されたカウ
ント値を修正して出力する。また、その出力は、遅延手
段30に入力されて、カウント値修正手段5に再び入力
される。
【0021】3は保持手段であり、カウント値修正手段
5の出力を逐次保持して振幅に直し、FM復調信号とす
るものである。
【0022】4は低域通過フィルタであり、FM復調信
号を入力して、カウント手段2によって発生する量子化
ノイズおよび、FM搬送波中に含まれる高域周波数のノ
イズを低減して、FM復調信号を平滑化するものであ
る。
【0023】次に、このFM復調装置の動作を図面を参
照しながら説明する。図2は本発明の第1の実施例の動
作を示す信号図である。
【0024】FM搬送波の周期はカウント手段2によっ
て計数され、そのカウント値はカウント値修正手段5を
介して、保持手段3で保持される。
【0025】図2は、FM搬送波の立ち下がりから立ち
下がりまでの周期をA,B,Cで示し、カウント手段2
で計数されたカウント値と保持手段3の出力を、FM搬
送波の下に重ねて記述している。カウント値は、A,
B,C,Y,Z等の値で図示している。
【0026】たとえば、光ディスクに、ディフェクト等
があると、光ディスクから読み出されたFM搬送波に
は、通常の振幅中に突然大振幅の信号が瞬発的に重畳さ
れる。
【0027】このため、FM搬送波の周期は、通常の周
期に比べて、異常に大きくなったり、異常に小さくなっ
たりする。通常、異常に大きい周期と、異常に小さい周
期が続いて発生する傾向がある。
【0028】カウント手段2はFM搬送波の周期を検出
しているので、A,B,Cの周期に応じたカウント値
A,B,Cをそれぞれ順次出力する。
【0029】カウント値修正手段5は、カウント手段2
によって検出された現在のカウント値が、一周期前にカ
ウント値修正手段5が出力した値(すなわち、遅延手段
30の出力値)よりも所定値以上に大きい場合や、逆
に、遅延手段30の出力値が現在のカウント値よりも所
定値以上に大きい場合には、入力されたカウント値を修
正して出力する。
【0030】それ以外の場合には、入力されたカウント
値をそのまま出力する。したがって、このような、例え
ば、周期のAの時とすると、カウント値修正手段5はA
を出力する。カウント値Aはそのまま遅延手段30に入
力され、遅延手段30の出力値Aは再びカウント値修正
手段5に入力される。
【0031】しかし、前述のような、ディフェクトがあ
り、周期Bのように、現在検出したカウント値Bが、以
前のカウント値Aよりも異常に大きく、例えばA+X以
上の値となった時には、現在検出されたカウント値Bよ
りも小さい値Yをカウント値修正手段5は出力する。
【0032】カウント値修正手段5の出力値Yはそのま
ま遅延手段30に入力され、遅延手段30の出力値Yは
再びカウント値修正手段5に入力される。
【0033】また、周期Cのように、現在検出したカウ
ント値Cが遅延手段30の出力値Yよりも異常に小さ
く、例えば、Y−X以下の値となった時には、現在検出
されたカウント値Cよりも大きい値Zをカウント値修正
手段5は出力する。
【0034】先ほどと同様に、カウント値Zはそのまま
遅延手段30に入力され、以前のカウント値として再び
カウント値修正手段5に入力される。
【0035】この結果、保持出力はA,Y,Zと出力さ
れ、A,B,Cと出力されるよりも、滑らかに復調信号
が生成される。
【0036】このように、カウント値修正手段5によっ
て、現在検出したカウント値が以前のカウント値よりも
異常に大きいまたは、異常に小さい時には、その差が大
きくならないように、カウント値を修正して出力するの
で、ディフェクトによって乱れた信号が復調信号に影響
せずに出力され、ディフェクトによる不要な信号を除去
することができる。
【0037】次に、第2の実施例を示す。図3は本発明
の第2の実施例におけるFM復調装置の構成図である。
【0038】FM搬送波は、光ディスク等からの再生信
号であり、光ディスクを再生する光ヘッド等から出力さ
れる信号であり、図3のFM復調装置に入力される。
【0039】1は二値化手段、2はカウント手段であ
り、クロックによってFM搬送波の周期を計数する。
【0040】30は遅延手段であり、入力された値をF
M搬送波の周期で遅延するものである。
【0041】5は範囲指定手段10及び修正手段11か
ら構成されるカウント値修正手段であり、その出力は遅
延手段30に入力される。
【0042】範囲指定手段10は遅延手段30の出力す
る値をもとに、カウント手段2の出力する現在のカウン
ト値の許される範囲を決定するものである。
【0043】修正手段11はカウント手段2の出力と範
囲指定手段10の出力を入力として、現在のカウント値
が範囲指定手段10の決定した許される範囲を越える場
合、そのカウント値を修正して出力するものである。
【0044】例えば、一つ前のカウント値をA、現在の
カウント値をBとすると、遅延手段30の出力はAとな
るので、範囲指定手段10は、第1の所定値をX、第2
の所定値を−Xとして、範囲A−XからA+Xを指定す
る。
【0045】また、修正手段11は、BがA−XからA
+Xの範囲に入るときにはBをそのまま出力し、BがA
−Xよりも小さい時にはA−Xを出力し、BがA+Xよ
りも大きいときにはA+Xを出力する。
【0046】このように、範囲指定手段10及び修正手
段11から構成されるカウント値修正手段5は、カウン
ト値が以前のカウント値よりも異常に大きい場合や異常
に小さい場合には、カウント値を修正して出力すること
ができる。
【0047】また、3は保持手段であり、カウント値修
正手段5の出力を逐次保持して振幅に直し、FM復調信
号とするものである。
【0048】4は低域通過フィルタであり、FM復調信
号を入力して、カウント手段2によって発生する量子化
ノイズおよび、FM搬送波中に含まれる高域周波数のノ
イズを低減して、FM復調信号を平滑化するものであ
る。
【0049】ここで、範囲指定手段10及び修正手段1
1の詳細を図4を参照しながら説明する。
【0050】図4はカウント値修正手段5の詳細を示す
構成図である。図4において、範囲指定手段10は、遅
延手段30の出力値Aに所定値Xを加算する第1の加算
手段31と、−Xを加算する第2の加算手段32から構
成され、A−X及びA+Xを出力する。
【0051】修正手段11は、範囲指定手段10の出力
A+Xと現在のカウント値Bの大小を比較し、B>A+
Xのときに出力を出す第1の比較手段33と、範囲指定
手段10の出力A−Xと現在のカウント値Bの大小を比
較し、B<A−Xのときに出力を出す第2の比較手段3
4、および、修正値を選択する選択手段35から構成さ
れている。
【0052】選択手段35は、A+X,A−Xを修正候
補値として第1の比較手段33から出力が出た時にはA
+Xを修正値として選択して出力し、第2の比較手段3
4から出力が出た時にはA−Xを修正値として選択して
出力し、それ以外にはBを選択して出力するものであ
る。
【0053】以上のように、範囲指定手段10、修正手
段11を構成することによって、カウント値修正手段5
の所望の動作を実現させることができる。
【0054】このように、構成されたFM復調装置の動
作を図面を参照しながら説明する。図5は本発明の第2
の実施例の動作を示す信号図である。
【0055】FM搬送波の周期はカウント手段2によっ
て計数され、そのカウント値はカウント値修正手段5を
通過して、保持手段3で保持される。
【0056】図5は、FM搬送波の周期をA,B,Cで
示し、カウント手段2で計数されたカウント値と、保持
手段3の保持出力をFM搬送波の下に重ねて記述してい
る。
【0057】カウント値は、A,B,C,A+X等の値
で図示している。たとえば、光ディスクに、ディフェク
ト等があると、光ディスクから読み出されたFM搬送波
には、通常の振幅中に突然大振幅の信号が瞬発的に重畳
される。
【0058】このため、FM搬送波の周期は、通常の周
期に比べて、異常に大きくなったりり、異常に小さくな
ったりする。通常、異常に大きい周期と、異常に小さい
周期が続いて発生する傾向がある。
【0059】カウント手段2はFM搬送波の周期を検出
しているので、A,B,Cの周期に応じたカウント値
A,B,Cをそれぞれ順次出力する。
【0060】範囲指定手段10は、カウント値として、
Aが入力されると、A−XからA+Xのように、次のカ
ウント値Bの入るべき許容範囲を指定する。図4の例で
は、BはA+Xよりも大きい。
【0061】修正手段11は範囲指定手段10の指定す
る範囲を越えた場合に、Bの値を修正する。今回、Bは
A+Xよりも大きい値であるので、本来のカウント値B
を修正してA+Xを出力する。
【0062】次に、範囲指定手段10は、A+Xが現在
のカウント値として入力されると、A+X−XからA+
X+Xのように、次のカウント値Cの入るべき許容範囲
を指定する。図5の例では、次に入力されるカウント値
CはA+X−Xよりも小さい。修正手段11は、範囲指
定手段10の指定する許容範囲を越えた場合に、Cの値
を修正するので、本来のカウント値Cを修正してA+X
−Xを出力する。
【0063】このようにすることにより、保持出力は、
A,A+X,A+X−Xと出力されるので、A,B,C
と出力されるよりも、滑らかに復調信号が生成される。
【0064】このように、範囲指定手段10で次のカウ
ント値の許容範囲を指定して、修正手段11で許容範囲
を越えた場合はカウント値を修正することにより、カウ
ント値修正手段5は、現在検出したカウント値が一つ前
(一周期前)のカウント値よりも異常に大きいまたは、
異常に小さい時には、その差が大きくならないように、
カウント値を修正して出力することができ、ディフェク
トによって乱れた信号が復調信号に影響せずに出力され
るので、ディフェクトによる不要な信号を除去すること
ができる。
【0065】次に、第3の実施例を示す。図6は本発明
の第3の実施例におけるFM復調装置の構成図である。
【0066】1は二値化手段、2はカウント手段、3は
保持手段、4は低域通過フィルタ、30は遅延手段であ
り、第2の実施例と同等の作用をするものである。
【0067】5は差分検出手段12,レベル判別手段1
3及び修正手段11から構成されるカウント値修正手段
である。
【0068】差分検出手段12はカウント手段2の出力
である現在のカウント値Bと、遅延手段30の出力値A
との差分B−Aを出力する。
【0069】レベル判別手段13は第1の所定値をXと
し、第2の所定値を−Xとして差分検出手段12の出力
が、−Xから+Xの範囲に入るかどうかを判定するもの
である。
【0070】修正手段11は、差分B−Aが−Xから+
Xの範囲に入っている時にはBを出力し、B−Aが−X
より小さい時にはBの代わりにA−Xを出力し、B−A
が+Xよりも大きい時にはBの代わりにA+Xを出力す
るものである。
【0071】このように、差分検出手段12でカウント
値の差動を検出し、レベル判別手段13でカウント値の
差動の異常を判定して、修正手段11でカウント値を修
正することにより、第2の実施例と同様に、現在のカウ
ント値が以前のカウント値よりも異常に大きい場合や異
常に小さい場合には、カウント値を±Xの範囲で修正し
て出力することができる。
【0072】このように構成されたFM復調装置の動作
を図7を参照しながら説明する。図7は図2,図5と同
様に、FM搬送波の周期をA,B,Cで示し、カウント
手段2で計数されたカウント値と、保持手段3の保持出
力をFM搬送波の下に重ねて記述している。カウント値
は、A,B,C,Y,Z等の値で図示している。
【0073】また、差分検出手段12の出力をさらに保
持出力の下に差分出力として図示している。
【0074】差分検出手段12の差分出力が、所定のレ
ベル±Xの範囲を越えるかどうかをレベル判別手段13
が検出し、例えばこの例では、Bの周期の場合に、修正
手段11は、本来のカウント値BをA+Xと修正して出
力し、Cの周期の場合には、本来のカウント値CをA+
X−Xと修正して出力する。
【0075】このようにすることにより、保持出力は、
A,A+X,A+X−Xと出力されるので、A,B,C
と出力されるよりも、滑らかに復調信号が生成される。
【0076】このように、差分検出手段12で次のカウ
ント値と前回のカウント値の差動を検出して、レベル判
別手段13で判定したのち修正手段11で修正すること
により、カウント値修正手段5は、現在検出したカウン
ト値が以前のカウント値よりも異常に大きいまたは、異
常に小さい時には、その差が大きくならないように、カ
ウント値を修正して出力することができることとなる。
【0077】このようにすることにより、ディフェクト
によって乱れた信号が復調信号に影響せずに出力される
ので、第2の実施例と同様に、ディフェクトによる不要
な信号を除去することができる。
【0078】次に、第4の実施例を説明する。通常、F
M復調信号を平滑化する低域通過フィルタは、FM復調
信号の約1〜2倍にカットオフ周波数を設定するのが、
良いと言われている。
【0079】また、FM搬送波の周波数は、低域通過フ
ィルタのカットオフの4倍以上あるのが一般的である。
【0080】今回、20kHzのFM搬送波から、3k
HzのFM復調信号に、5kHzのカットオフの低域通
過フィルタを周期値を出力する段階でかける方法につい
て述べる。
【0081】図8は本発明の第4の実施例におけるFM
復調装置の構成図である。同図において、1は二値化手
段であり、第1の実施例と同等の作用をする。
【0082】2はFM搬送波の立ち下がりから立ち下が
りまでの周期をカウントするカウント手段である。19
は立ち下がりを一回無視してカウント手段2をリセット
するリセット手段である。
【0083】リセット手段19によってリセットされる
カウント手段2は、FM搬送波の2周期分を計数するの
で、出力される周期値は、2周期の合計の値となる。
【0084】3はカウント手段2の出力を保持して振幅
に変換してFM復調信号を生成する保持手段であり、4
は低域通過フィルタであり、FM復調信号を入力して、
カウント手段2によって発生する量子化ノイズを低減し
て、FM復調信号を平滑化するものである。
【0085】このように、カウント手段2がFM搬送波
の2周期分を計数するように、リセット手段19で2周
期ごとにリセットすることにより、カウント手段2はF
M搬送波の2つの周期の合計つまり、周期の平均値の定
数倍を検出することができることとなる。
【0086】このように、カウンタ値の平均値(の定数
倍)を保持して行くことにより、伝達特性は、1+Z-1
の低域通過特性を持つことが知られている。
【0087】また、そのカットオフ周波数は、FM搬送
波の平均の周波数をfとすると、f/4となる。今回の
例では、f=20kHzなので、カットオフ周波数がf
/4の5kHzの低域通過フィルタを通過した保持出力
が得られることとなる。
【0088】このように、カウント手段2及びリセット
手段19によって、FM復調によって得られるFM復調
信号の周波数の1〜4倍の周波数の周期となる周期ごと
に計数することによって、FM復調信号に低域通過フィ
ルタ特性を持たせることができる。従って、保持手段3
の出力の後段につける低域通過フィルタ4に用いるフィ
ルタは低次数のもので良く、装置を構成する素子数の低
減を図ることができる。
【0089】次に、第5の実施例を示す。図9は本発明
の第5の実施例におけるFM復調装置の構成図を示す。
第1の実施例と異なるところは、カウント手段2の出力
される許容範囲を遅延手段30の出力の絶対値によって
決定する範囲可変手段20を備えたことである。
【0090】範囲可変手段20は、遅延手段30の出力
値が、復調信号の中心に近い値の時には、広い許容範囲
とし、復調信号の中心から離れたときには、狭い許容範
囲とするように、遅延手段30の出力値の絶対値によっ
て許容範囲を可変する。
【0091】このように、構成されたFM復調装置の動
作を図10を参照しながら説明する。
【0092】図10は図2,図5,図7と同様に、FM
搬送波の周期をA,B,Cで示し、カウント手段2で計
数されたカウント値と、保持手段3の出力をFM搬送波
の下に重ねて記述している。カウント値は、A,B,
C,Y,Z等の値で図示している。
【0093】また、範囲可変手段20によって生成され
る範囲値をA1,A2等の両矢印幅で示している。
【0094】いま、例えば、現在のカウント値をBとし
て、遅延手段30の出力をAとすると、範囲可変手段2
0は、遅延手段30の出力値Aに応じて現在のカウント
値Bの許される範囲を設定する。Aが、平均の復調信号
レベルの中心よりも、少し大きいとすると、その中心か
らのずれ量に応じて、A1<A2なる正値A1,A2を
もって、A−A2からA+A1の範囲を設定する。
【0095】カウント値修正手段5は、現在のカウント
値Bが、A−A2からA+A1の範囲に入るかどうかを
検出し、その範囲を越える場合には、A−A2または、
A+A1のいづれかの近い値の方に修正する。
【0096】今回の場合、現在のカウント値がBのと
き、A+A1よりも大きいので、カウント値修正手段5
によって、カウント値はY=A+A1と修正されて出力
される。
【0097】次に、遅延手段30の出力がYとなった
時、Yは復調信号の中心よりもさらに大きいので、範囲
可変手段20は、B1<A1<A2<B2なる正値B
1,B2をもって、Y−B2からY+B1の範囲を設定
する。
【0098】カウント値修正手段5は、現在のカウント
値CがY−B2からY+B1の範囲に入るかどうかを検
出し、それを越える場合には、Y−B2または、Y+B
1の近い値の方に修正して出力する。現在のカウント値
Cは、Y−B2よりも小さいので、カウント値をZ=Y
−B2と修正して出力され、Zが再び遅延手段30の出
力値となる。
【0099】Zは、復調信号の平均中心値よりも小さい
ので、今度は、C1>C2なる正値をもって、Z−C2
からZ+C1の範囲を範囲可変手段20は設定し、カウ
ント値修正手段5はZ−C2からZ+C1の範囲に現在
のカウント値が入るかどうかを検出して、その値を越え
る場合には、いづれか近い方に修正する。
【0100】このようにすることにより、保持出力は、
A,Y,Zと出力されるので、A,B,Cと出力される
よりも、滑らかに復調信号が生成され、しかも、復調信
号の中心付近では、なるべく入力されるFM搬送波の位
相情報に忠実に再現される。
【0101】このように、範囲可変手段20で、カウン
ト値の絶対量に応じて、カウント値修正手段5の許容範
囲を可変させることにより、ディフェクトによって乱れ
た信号が復調信号に影響せずに出力されるのはもちろ
ん、復調信号の中心付近での位相情報のみだれの少ない
FM復調装置とすることができる。
【0102】次に、第6の実施例を示す。図11は本発
明の第6の実施例におけるFM復調装置を示す構成図で
ある。
【0103】第6の実施例は、第1の実施例または、第
5の実施例のカウント値修正手段5によって修正される
修正値を遅延手段30の出力する出力値と、遅延手段3
0と直列に接続された第2の遅延手段36の出力値から
作り出すための修正値演算手段21を備えたものであ
る。
【0104】第5の実施例では、周期Cの時、カウント
値修正手段5は、カウント値Cが遅延手段30の出力値
をYとして、Y−B2からY+B1の範囲に入るかどう
かを検出した後、それを越える場合には、Y−B2また
は、Y+B1のうち、近い方に修正していた。
【0105】本実施例では、遅延手段30の出力する出
力値Yと、第2の遅延手段36の出力値Aとの平均値、
(A+Y)/2を修正値演算手段21で演算して、この
値をカウント値修正手段5に入力してこの値を修正候補
値とするものである。
【0106】このようにすると、以前のカウント値を用
いて演算した値にカウント値を修正することができるこ
ととなり、積分効果が得られ、ディフェクト等によって
発生した不要信号を以前の値のつながりを崩さずにつな
げて補正でき、連続してディフェクトが発生した場合に
も乱れの少ないFM復調信号を得ることができる。
【0107】なお、各実施例でカウント手段2での計数
は、FM搬送波の周期の立ち下がりから、立ち下がりま
でとしたが、立ち上がりから、立ち上がりでも、立ち上
がりと、立ち下がりを交互に計数しても同等の効果が得
られる。
【0108】また、FM搬送波の立ち上がりと立ち下が
りの両方を交互に検出する構成も考えられるので、カウ
ント手段やリセット手段の数にかかわらず、同等の効果
が得られる。
【0109】また、保持手段3は、低域通過フィルタを
ディジタルフィルタ等で構成すれば保持手段の作用をす
るので、兼用してもかまわない。
【0110】また、第6の実施例において、カウント値
修正手段で行う演算は、直前の周期値とそのもう一つ前
の周期値の平均値となるように演算していたが、そのも
う一つ前の値も使っても良く、かならずしも、平均値で
なくてもそれまでの周期値を用いた演算ならどのような
ものでもよいし、現在のカウント値との演算でもよい。
【0111】
【発明の効果】以上のように、カウント値修正手段によ
って、カウント手段の検出するFM搬送波の周期値であ
る現在のカウント値が以前のカウント値よりも異常に大
きいまたは、異常に小さい時には、その差が大きくなら
ないように、カウント値を修正して出力するので、ディ
フェクトによって乱れた信号が復調信号に影響せずに出
力され、ディフェクトによる不要な信号を除去すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるFM復調装置の
構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例の動作を説明する信号波形図
【図3】本発明の第2の実施例におけるFM復調装置の
構成を示すブロック図
【図4】同第2の実施例におけるカウント値修正手段5
の構成を示すブロック図
【図5】同第2の実施例の動作を説明する信号波形図
【図6】本発明の第3の実施例におけるFM復調装置の
構成を示すブロック図
【図7】同第3の実施例の動作を説明する信号波形図
【図8】本発明の第4の実施例におけるFM復調装置の
構成を示すブロック図
【図9】本発明の第5の実施例におけるFM復調装置の
構成を示すブロック図
【図10】同第5の実施例の動作を説明する信号波形図
【図11】本発明の第6の実施例におけるFM復調装置
の構成を示すブロック図
【図12】従来のFM復調装置の構成を示すブロック図
【図13】従来例の動作を説明する信号波形図
【符号の説明】
2 カウント手段 3 保持手段 5 カウント値修正手段 30 遅延手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FM搬送波の周期を逐次計数し、周期値
    として出力するとともに、リセットされて、次の周期を
    計数するカウント手段と、 前記FM搬送波の周期ごとに入力値を遅延させる遅延手
    段と、 前記カウント手段の出力、および、前記遅延手段の出力
    もしくは前記遅延手段の出力を演算処理した出力を入力
    として、現在のカウント値よりも前記遅延手段の出力値
    の方が第1の所定値以上に大きい場合、または、前記遅
    延手段の出力値よりも前記現在のカウント値の方が第2
    の所定値以上に大きい場合に、前記現在のカウント値を
    修正して出力し、前記2つの場合以外では前記現在のカ
    ウント値を修正せずに出力するとともに、その出力を前
    記遅延手段の入力とするカウント値修正手段と、 前記カウント値修正手段の出力するカウント値を逐次保
    持して、振幅出力とする保持手段とを備えたFM復調装
    置。
  2. 【請求項2】 カウント値修正手段は、 遅延手段の出力値をもとに、次に入力されるカウント値
    の許容範囲を決定する範囲指定手段と、 カウント手段の出力が、前記範囲指定手段の指定する前
    記許容範囲を越えるときはカウント値を修正して出力
    し、前記許容範囲を越えないときは前記カウント値を修
    正せずに出力する修正手段からなる請求項1記載のFM
    復調装置。
  3. 【請求項3】 範囲指定手段は、遅延手段の出力に所定
    値を加算または減算する加算手段または減算手段からな
    る請求項2記載のFM復調装置。
  4. 【請求項4】 修正手段は、 範囲指定手段の指定する許容範囲を表す値と、カウント
    手段の出力値とを比較する比較手段と、 前記比較手段の結果に応じて、複数の修正候補値の中か
    ら修正値を選択する選択手段からなる請求項2記載のF
    M復調装置。
  5. 【請求項5】 カウント値修正手段は、 カウント手段の出力する現在のカウント値と遅延手段の
    出力値との差分を検出する差分検出手段と、 前記差分検出手段の差分出力が第1の所定値よりも大き
    いか、あるいは第2の所定値よりも小さいかにより異常
    値であるかどうかを判別するレベル判別手段と、 前記レベル判別手段で異常値と検出された場合は前記カ
    ウント値を修正して出力し、異常値と検出されない場合
    は前記カウント値を修正せずに出力する修正手段とから
    なる請求項1記載のFM復調装置。
  6. 【請求項6】 FM搬送波の周期を逐次計数し、周期値
    として出力するカウント手段と、 前記カウント手段を、復調して得られるFM復調信号の
    周波数の1〜4倍の周波数の周期となる周期ごとにリセ
    ットするリセット手段と、 前記カウント手段の出力する周期値を逐次保持して、振
    幅出力とする保持手段とを備えたFM復調装置。
  7. 【請求項7】 FM搬送波の周期を逐次計数し、周期値
    として出力するとともに、リセットされて、次の周期を
    計数するカウント手段と、 前記FM搬送波の周期ごとに入力値を遅延させる遅延手
    段と、 前記カウント手段から出力されるカウント値の許容範囲
    を前記遅延手段の出力値の絶対量から生成する範囲可変
    手段と、 前記カウント手段の出力する現在のカウント値が前記範
    囲可変手段の出力する許容範囲外の場合は前記現在のカ
    ウント値を修正して出力し、前記許容範囲値内の場合は
    前記現在のカウント値を修正せずに出力するとともに、
    その出力を前記遅延手段の入力とするカウント値修正手
    段と、 前記カウント値修正手段の出力するカウント値を逐次保
    持して、振幅出力とする保持手段とを備えたFM復調装
    置。
  8. 【請求項8】 FM搬送波の周期を逐次計数し、周期値
    として出力するとともに、リセットされて、次の周期を
    計数するカウント手段と、 前記FM搬送波の周期ごとに入力値を遅延させる遅延手
    段と、 前記遅延手段の出力値を演算し、その演算結果に応じて
    前記カウント手段の出力するカウント値を修正するため
    の修正候補値を決定する修正値演算手段と、 前記カウント手段の出力と、前記遅延手段の出力と、前
    記修正値演算手段の出力を入力として、前記カウント手
    段の現在のカウント値よりも前記遅延手段の出力値の方
    が第1の所定値以上に大きい場合、または、前記遅延手
    段の出力値よりも前記現在のカウント値の方が第2の所
    定値以上に大きい場合は、前記現在のカウント値を前記
    修正候補値に修正して出力し、前記2つの場合以外では
    前記現在のカウント値を修正せずに出力するとともに、
    その出力を前記遅延手段の入力とするカウント値修正手
    段と、 前記カウント値修正手段の出力するカウント値を逐次保
    持して、振幅出力とする保持手段とを備えたFM復調装
    置。
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