JPH07226083A - 半導体記憶装置及びパルス整形器 - Google Patents
半導体記憶装置及びパルス整形器Info
- Publication number
- JPH07226083A JPH07226083A JP6018042A JP1804294A JPH07226083A JP H07226083 A JPH07226083 A JP H07226083A JP 6018042 A JP6018042 A JP 6018042A JP 1804294 A JP1804294 A JP 1804294A JP H07226083 A JPH07226083 A JP H07226083A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sense amplifier
- output
- control means
- pulse
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Static Random-Access Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 消費電力を低減できるSRAMを提供する。
【構成】 読み出し時に、センスアンプ制御手段50が
信号S16を出力しセンスアンプ150が動作を開始す
ると、カラムアドレスデコーダ40はカラムセレクタ1
40の全ての導通制御手段141を遮断状態にする。こ
こで、カラムセレクタ140はビット線6、7上におけ
るメモリセル100とセンスアンプ150との間に介設
されているため、ビット線6、7がメモリセル100側
とセンスアンプ150側とに分断されるのでセンスアン
プ150が駆動するビット線6、7の容量が小さくな
る。さらに、プリチャージ信号発生手段30が信号S1
2の出力を停止することによって、ロウアドレスデコー
ダ20が全てのワード線120を非能動状態にする。こ
れにより、メモリセル100側のビット線6、7の電位
が振り切れないうちにメモリセル100がビット線6、
7から切り離される。
信号S16を出力しセンスアンプ150が動作を開始す
ると、カラムアドレスデコーダ40はカラムセレクタ1
40の全ての導通制御手段141を遮断状態にする。こ
こで、カラムセレクタ140はビット線6、7上におけ
るメモリセル100とセンスアンプ150との間に介設
されているため、ビット線6、7がメモリセル100側
とセンスアンプ150側とに分断されるのでセンスアン
プ150が駆動するビット線6、7の容量が小さくな
る。さらに、プリチャージ信号発生手段30が信号S1
2の出力を停止することによって、ロウアドレスデコー
ダ20が全てのワード線120を非能動状態にする。こ
れにより、メモリセル100側のビット線6、7の電位
が振り切れないうちにメモリセル100がビット線6、
7から切り離される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低消費電力の半導体記
憶装置、及び、半導体記憶装置内で使用されパルスを規
格化するパルス整形器に関するものである。
憶装置、及び、半導体記憶装置内で使用されパルスを規
格化するパルス整形器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の技術の進歩には目を見張るものが
あり、市場のニーズとしてもシステムのコンパクト化、
ポータブル化が求められている。これを可能にするのは
部品の高性能化、すなわち半導体技術の向上に伴なうL
SIの高性能化である。CPUや汎用DSPの性能を上
げるには、オンチップメモリの大容量化は避けられな
い。また、ポータブル化に伴ない、電池駆動のシステム
が求められているが、電池寿命を延ばすために低消費電
力化が不可欠である。低消費電力化に向けて電源電圧が
5Vから3V前後へ下がる傾向にあるが、電源電圧が下
がるとトランジスタの動作は遅くなる。
あり、市場のニーズとしてもシステムのコンパクト化、
ポータブル化が求められている。これを可能にするのは
部品の高性能化、すなわち半導体技術の向上に伴なうL
SIの高性能化である。CPUや汎用DSPの性能を上
げるには、オンチップメモリの大容量化は避けられな
い。また、ポータブル化に伴ない、電池駆動のシステム
が求められているが、電池寿命を延ばすために低消費電
力化が不可欠である。低消費電力化に向けて電源電圧が
5Vから3V前後へ下がる傾向にあるが、電源電圧が下
がるとトランジスタの動作は遅くなる。
【0003】以下、従来の半導体記憶装置について図8
〜図14を参照しながら説明する。
〜図14を参照しながら説明する。
【0004】従来の半導体記憶装置としてのSRAMの
構成を図8に示す。図8において、306は反転ビット
線、307はビット線、310はプリチャージ信号発生
手段、320はロウアドレスデコーダ、330はセンス
アンプタイミング発生手段、340はカラムアドレスデ
コーダ、350はセンスアンプ制御手段、370は書き
込み制御手段であり、400はメモリセル、410はプ
リチャージ手段、420はワード線、440はカラムセ
レクタ、450はセンスアンプ、460は出力バッフ
ァ、470は書き込み手段であり、A21はロウアドレ
ス、A22はカラムアドレス、D21は書き込みデー
タ、D22は読み出しデータ、S21は書き込み許可信
号、S22はワード線駆動信号、S23はプリチャージ
信号、S24はセンス開始タイミング信号、S25はカ
ラム選択信号、S26はセンスアンプ制御信号、S27
は書き込み制御信号である。
構成を図8に示す。図8において、306は反転ビット
線、307はビット線、310はプリチャージ信号発生
手段、320はロウアドレスデコーダ、330はセンス
アンプタイミング発生手段、340はカラムアドレスデ
コーダ、350はセンスアンプ制御手段、370は書き
込み制御手段であり、400はメモリセル、410はプ
リチャージ手段、420はワード線、440はカラムセ
レクタ、450はセンスアンプ、460は出力バッフ
ァ、470は書き込み手段であり、A21はロウアドレ
ス、A22はカラムアドレス、D21は書き込みデー
タ、D22は読み出しデータ、S21は書き込み許可信
号、S22はワード線駆動信号、S23はプリチャージ
信号、S24はセンス開始タイミング信号、S25はカ
ラム選択信号、S26はセンスアンプ制御信号、S27
は書き込み制御信号である。
【0005】プリチャージ信号発生手段310は図9に
示すものであり、ロウアドレスA21又はカラムアドレ
スA22が変化したことを検出し、ロウアドレスデコー
ダ320が全てのワード線420を非能動状態にするよ
うにワード線駆動信号S22の出力を停止し、プリチャ
ージ信号S23を発生させ、全てのビット線307及び
全ての反転ビット線306がプリチャージされるまで保
持する。その後、ワード線駆動信号S22を出力し、プ
リチャージ信号S23の出力を停止してプリチャージを
停止させる。
示すものであり、ロウアドレスA21又はカラムアドレ
スA22が変化したことを検出し、ロウアドレスデコー
ダ320が全てのワード線420を非能動状態にするよ
うにワード線駆動信号S22の出力を停止し、プリチャ
ージ信号S23を発生させ、全てのビット線307及び
全ての反転ビット線306がプリチャージされるまで保
持する。その後、ワード線駆動信号S22を出力し、プ
リチャージ信号S23の出力を停止してプリチャージを
停止させる。
【0006】図9において、314はアドレスA21又
はA22の変化を検出するアドレス遷移検出器(AT
D)、315は従来のパルス整形器である。パルス整形
器315は、入力パルスを段階的に遅延させ各段階の遅
延パルス同士の論理和を取って出力パルスを作る。この
従来のパルス整形器315では入力パルスの波形により
整形された出力パルスの波形が決まり、入力パルスの波
形が規格化されていないと出力パルスも規格化されな
い。
はA22の変化を検出するアドレス遷移検出器(AT
D)、315は従来のパルス整形器である。パルス整形
器315は、入力パルスを段階的に遅延させ各段階の遅
延パルス同士の論理和を取って出力パルスを作る。この
従来のパルス整形器315では入力パルスの波形により
整形された出力パルスの波形が決まり、入力パルスの波
形が規格化されていないと出力パルスも規格化されな
い。
【0007】図9の例ではアドレスA21又はA22の
変化をアドレス遷移検出器314により検出してプリチ
ャージ信号S23を発生しているが、メモリ外部からの
クロック入力を用いてプリチャージ信号を発生するもの
も同様の動作をする。
変化をアドレス遷移検出器314により検出してプリチ
ャージ信号S23を発生しているが、メモリ外部からの
クロック入力を用いてプリチャージ信号を発生するもの
も同様の動作をする。
【0008】クロックに従って動作する場合には、その
クロックに同期させて動作させることが要求されるのが
通常である。プリチャージ信号の波形が変化して、プリ
チャージ期間が長くなるとSRAMの動作開始が遅れ、
読み出し及び書き込みサイクルが長くなる。従来は入力
クロックのデューティに制限をかけてクロック同期の動
作を保証していた。しかし、近年、LSIの性能向上と
共に動作周波数が上がり、入力クロックに制限を加えに
くくなってきている。
クロックに同期させて動作させることが要求されるのが
通常である。プリチャージ信号の波形が変化して、プリ
チャージ期間が長くなるとSRAMの動作開始が遅れ、
読み出し及び書き込みサイクルが長くなる。従来は入力
クロックのデューティに制限をかけてクロック同期の動
作を保証していた。しかし、近年、LSIの性能向上と
共に動作周波数が上がり、入力クロックに制限を加えに
くくなってきている。
【0009】ロウアドレスデコーダ320は図10に示
すものであって、ワード線駆動信号S22が出力されて
いるときにロウアドレスA21をデコードし、複数本の
ワード線420の中から1本を選択して能動状態にす
る。
すものであって、ワード線駆動信号S22が出力されて
いるときにロウアドレスA21をデコードし、複数本の
ワード線420の中から1本を選択して能動状態にす
る。
【0010】センスアンプタイミング発生手段330は
図10に示すものであって、ワード線420がアクティ
ブハイになったことを検出してセンス開始タイミング信
号S24を出力する。
図10に示すものであって、ワード線420がアクティ
ブハイになったことを検出してセンス開始タイミング信
号S24を出力する。
【0011】カラムアドレスデコーダ340は図11に
示すものであって、プリチャージ信号S23が出力され
ているときには全てのカラムを開いてビット線307及
び反転ビット線306をプリチャージするようにする。
プリチャージ終了後、カラムアドレスA22をデコード
して選択されているカラムを開く。
示すものであって、プリチャージ信号S23が出力され
ているときには全てのカラムを開いてビット線307及
び反転ビット線306をプリチャージするようにする。
プリチャージ終了後、カラムアドレスA22をデコード
して選択されているカラムを開く。
【0012】センスアンプ制御手段350は図12に示
すものであって、センスアンプタイミング発生手段33
0により、ビット線307と反転ビット線306との電
位差がセンスアンプ450が誤動作しないくらい十分に
開くタイミングでセンスアンプ450を動作状態にし、
プリチャージが開始されるとセンスアンプ450を非動
作状態にする。
すものであって、センスアンプタイミング発生手段33
0により、ビット線307と反転ビット線306との電
位差がセンスアンプ450が誤動作しないくらい十分に
開くタイミングでセンスアンプ450を動作状態にし、
プリチャージが開始されるとセンスアンプ450を非動
作状態にする。
【0013】書き込み制御手段370は図13に示すも
のであって、書き込み許可信号S21により書き込みが
許可されており、且つ、プリチャージ信号S23が出力
されていないときに、書き込み手段470が書き込み動
作をするように制御する。
のであって、書き込み許可信号S21により書き込みが
許可されており、且つ、プリチャージ信号S23が出力
されていないときに、書き込み手段470が書き込み動
作をするように制御する。
【0014】以上のように構成された従来のSRAMの
動作を図14に示すタイムチャートに基づいて説明す
る。
動作を図14に示すタイムチャートに基づいて説明す
る。
【0015】まず、読み出し時の動作を説明する。図1
4の第1の読み出しサイクルにおいて、ロウアドレスA
21又はカラムアドレスA22が変化すると、プリチャ
ージ信号発生手段310はワード線駆動信号S22の出
力を停止し、プリチャージ信号S23を発生させ、全て
のビット線307及び全ての反転ビット線306がプリ
チャージされるまで保持する。その後、プリチャージ信
号発生手段310はワード線駆動信号S22を出力し、
プリチャージ信号S23の出力を停止する。ロウアドレ
スデコーダ320はロウアドレスA21をデコードして
複数本のワード線420の中から1本を選択する。カラ
ムアドレスデコーダ340はカラムアドレスA22をデ
コードして1つのカラムを選択する。選択されたワード
線420に繋がるメモリセル400から読み出しが開始
され、ビット線307と反転ビット線306との間に電
位差が生じる。また、センスアンプタイミング発生手段
330は、ワード線420が能動状態に遷移した後、ビ
ット線307と反転ビット線306との電位差がセンス
アンプ450が誤動作しないくらい十分に開くタイミン
グで、センス開始タイミング信号S24を出力する。す
ると、センスアンプ制御手段350はセンスアンプを動
作状態にする。次に、第2の読み出しサイクルにおい
て、ロウアドレスA21又はカラムアドレスA22が変
化すると、プリチャージ信号発生手段310はワード線
駆動信号S22の出力を停止しプリチャージ信号S23
を発生させ、その後は、前記と同様の読み出し動作を続
ける。
4の第1の読み出しサイクルにおいて、ロウアドレスA
21又はカラムアドレスA22が変化すると、プリチャ
ージ信号発生手段310はワード線駆動信号S22の出
力を停止し、プリチャージ信号S23を発生させ、全て
のビット線307及び全ての反転ビット線306がプリ
チャージされるまで保持する。その後、プリチャージ信
号発生手段310はワード線駆動信号S22を出力し、
プリチャージ信号S23の出力を停止する。ロウアドレ
スデコーダ320はロウアドレスA21をデコードして
複数本のワード線420の中から1本を選択する。カラ
ムアドレスデコーダ340はカラムアドレスA22をデ
コードして1つのカラムを選択する。選択されたワード
線420に繋がるメモリセル400から読み出しが開始
され、ビット線307と反転ビット線306との間に電
位差が生じる。また、センスアンプタイミング発生手段
330は、ワード線420が能動状態に遷移した後、ビ
ット線307と反転ビット線306との電位差がセンス
アンプ450が誤動作しないくらい十分に開くタイミン
グで、センス開始タイミング信号S24を出力する。す
ると、センスアンプ制御手段350はセンスアンプを動
作状態にする。次に、第2の読み出しサイクルにおい
て、ロウアドレスA21又はカラムアドレスA22が変
化すると、プリチャージ信号発生手段310はワード線
駆動信号S22の出力を停止しプリチャージ信号S23
を発生させ、その後は、前記と同様の読み出し動作を続
ける。
【0016】次に、書き込み時の動作を説明する。図1
4の書き込みサイクルにおいて、ロウアドレスA21又
はカラムアドレスA22が変化すると、プリチャージ信
号発生手段310はプリチャージ信号S23を発生さ
せ、全てのビット線307及び全ての反転ビット線30
6がプリチャージされるまで保持する。その後、プリチ
ャージ信号発生手段310はワード線駆動信号S22を
出力し、プリチャージ信号S23の出力を停止する。書
き込み許可信号S21により書き込みが許可されている
とき、プリチャージ信号S23の出力が停止されると、
書き込み制御手段370は書き込み制御信号S27を書
き込み手段470に送り、書き込みを開始させる。ロウ
アドレスデコーダ320はロウアドレスS21をデコー
ドして複数本のワード線420の中から1本を選択す
る。カラムアドレスデコーダ340はカラムアドレスA
22をデコードしてビット線307と反転ビット線30
6との組の中から1組を選択する。選択されたワード線
420に繋がり且つ選択されたビット線307及び反転
ビット線306に繋がるメモリセル400に書き込まれ
ていた内容が書き込み手段470により強制的に書き換
えられる。読み出し時と同じ制御をしているため、セン
スアンプ450も動作するが、これは書き込みバッファ
の役目を果たす。次に、ロウアドレスA21又はカラム
アドレスA22が変化すると、プリチャージ信号発生手
段310はプリチャージ信号S23を発生させ、その後
は、前記と同様の書き込み動作を続ける。
4の書き込みサイクルにおいて、ロウアドレスA21又
はカラムアドレスA22が変化すると、プリチャージ信
号発生手段310はプリチャージ信号S23を発生さ
せ、全てのビット線307及び全ての反転ビット線30
6がプリチャージされるまで保持する。その後、プリチ
ャージ信号発生手段310はワード線駆動信号S22を
出力し、プリチャージ信号S23の出力を停止する。書
き込み許可信号S21により書き込みが許可されている
とき、プリチャージ信号S23の出力が停止されると、
書き込み制御手段370は書き込み制御信号S27を書
き込み手段470に送り、書き込みを開始させる。ロウ
アドレスデコーダ320はロウアドレスS21をデコー
ドして複数本のワード線420の中から1本を選択す
る。カラムアドレスデコーダ340はカラムアドレスA
22をデコードしてビット線307と反転ビット線30
6との組の中から1組を選択する。選択されたワード線
420に繋がり且つ選択されたビット線307及び反転
ビット線306に繋がるメモリセル400に書き込まれ
ていた内容が書き込み手段470により強制的に書き換
えられる。読み出し時と同じ制御をしているため、セン
スアンプ450も動作するが、これは書き込みバッファ
の役目を果たす。次に、ロウアドレスA21又はカラム
アドレスA22が変化すると、プリチャージ信号発生手
段310はプリチャージ信号S23を発生させ、その後
は、前記と同様の書き込み動作を続ける。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
半導体記憶装置においては、ビット線上の全ての容量を
センスアンプが駆動しなければならないので、センスア
ンプの動作が遅くなり消費電力も大きいという問題点が
ある。
半導体記憶装置においては、ビット線上の全ての容量を
センスアンプが駆動しなければならないので、センスア
ンプの動作が遅くなり消費電力も大きいという問題点が
ある。
【0018】また、前記従来のパルス整形器において
は、入力パルスの波形が制限されるのでパルスを与える
側の負担が大きいという問題点がある。
は、入力パルスの波形が制限されるのでパルスを与える
側の負担が大きいという問題点がある。
【0019】本発明は前記に鑑みなされたものであっ
て、第1の目的は消費電力を低減できる半導体記憶装置
を提供することにあり、第2の目的は入力パルスの波形
に関係なく規格化されたパルスを出力できるパルス整形
器を提供することにある。
て、第1の目的は消費電力を低減できる半導体記憶装置
を提供することにあり、第2の目的は入力パルスの波形
に関係なく規格化されたパルスを出力できるパルス整形
器を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、具体的に請求項1の発明が講じた解決手段は、
書き込みデータが書き込まれ読み出しデータが読み出さ
れる半導体記憶装置を対象とし、メモリセルとセンスア
ンプとを接続するビット線上に介設され、当該メモリセ
ルとセンスアンプとの間の導通を制御する導通制御手段
を有するカラムセレクタと、前記読み出しデータが読み
出される場合に前記センスアンプが動作を開始するよう
に制御し、前記書き込みデータが書き込まれる場合に前
記センスアンプが動作しないように制御する第1の制御
手段と、前記センスアンプが動作を開始した際に前記カ
ラムセレクタの全ての導通制御手段を遮断状態にするよ
うに制御する第2の制御手段と、前記センスアンプが動
作を開始した際にロウアドレスデコーダが全てのワード
線を非能動状態にするように制御する第3の制御手段と
を備えている構成とするものである。
るため、具体的に請求項1の発明が講じた解決手段は、
書き込みデータが書き込まれ読み出しデータが読み出さ
れる半導体記憶装置を対象とし、メモリセルとセンスア
ンプとを接続するビット線上に介設され、当該メモリセ
ルとセンスアンプとの間の導通を制御する導通制御手段
を有するカラムセレクタと、前記読み出しデータが読み
出される場合に前記センスアンプが動作を開始するよう
に制御し、前記書き込みデータが書き込まれる場合に前
記センスアンプが動作しないように制御する第1の制御
手段と、前記センスアンプが動作を開始した際に前記カ
ラムセレクタの全ての導通制御手段を遮断状態にするよ
うに制御する第2の制御手段と、前記センスアンプが動
作を開始した際にロウアドレスデコーダが全てのワード
線を非能動状態にするように制御する第3の制御手段と
を備えている構成とするものである。
【0021】また、前記第2の目的を達成するため、具
体的に請求項2の発明が講じた解決手段は、入力パルス
を入力し規格化された出力パルスを出力するパルス整形
器を対象とし、奇数個のインバータからなり前記入力パ
ルスを入力するインバータチェーンと、前記入力パルス
と前記インバータチェーンの出力信号とを入力する第1
のnandゲートと、該第1のnandゲートの出力信
号を入力する第2のnandゲートと、前記インバータ
チェーンの出力信号を入力する第3のnandゲートと
を備え、前記第2及び第3のnandゲートはそれぞれ
互いの出力信号をさらに入力し、第2のnandゲート
の出力信号を前記出力パルスとして出力する構成とする
ものである。
体的に請求項2の発明が講じた解決手段は、入力パルス
を入力し規格化された出力パルスを出力するパルス整形
器を対象とし、奇数個のインバータからなり前記入力パ
ルスを入力するインバータチェーンと、前記入力パルス
と前記インバータチェーンの出力信号とを入力する第1
のnandゲートと、該第1のnandゲートの出力信
号を入力する第2のnandゲートと、前記インバータ
チェーンの出力信号を入力する第3のnandゲートと
を備え、前記第2及び第3のnandゲートはそれぞれ
互いの出力信号をさらに入力し、第2のnandゲート
の出力信号を前記出力パルスとして出力する構成とする
ものである。
【0022】
【作用】請求項1の発明の構成により、読み出し時に
は、第1の制御手段の制御によりセンスアンプが動作を
開始する。すると、第2の制御手段はカラムセレクタの
全ての導通制御手段を遮断状態にするように制御する。
これにより、ビット線がメモリセル側とセンスアンプ側
とに分断されるため、センスアンプが駆動するビット線
の容量が小さくなるのでセンスアンプの動作が速くなり
消費電力を低減することができる。また、第3の制御手
段はロウアドレスデコーダが全てのワード線を非能動状
態にするように制御する。これにより、メモリセル側の
ビット線の電位が振り切れないうちにメモリセルをビッ
ト線から切り離すことが可能であるため、消費電力をさ
らに低減することができる。一方、書き込み時には、第
1の制御手段はセンスアンプが動作しないように制御す
るため、消費電力をより一層低減することができる。
は、第1の制御手段の制御によりセンスアンプが動作を
開始する。すると、第2の制御手段はカラムセレクタの
全ての導通制御手段を遮断状態にするように制御する。
これにより、ビット線がメモリセル側とセンスアンプ側
とに分断されるため、センスアンプが駆動するビット線
の容量が小さくなるのでセンスアンプの動作が速くなり
消費電力を低減することができる。また、第3の制御手
段はロウアドレスデコーダが全てのワード線を非能動状
態にするように制御する。これにより、メモリセル側の
ビット線の電位が振り切れないうちにメモリセルをビッ
ト線から切り離すことが可能であるため、消費電力をさ
らに低減することができる。一方、書き込み時には、第
1の制御手段はセンスアンプが動作しないように制御す
るため、消費電力をより一層低減することができる。
【0023】また、請求項2の発明の構成により、第2
のnandゲートと第3のnandゲートとからラッチ
が構成される。ここで、例えば、入力パルスが立ち上が
ると、第1のnandゲートの出力信号がLowとなり
前記ラッチをセットする。また、入力パルスの立ち上が
りはインバータチェーンにより遅延され、インバータチ
ェーンの出力信号がLowとなった時点で、この時点で
の入力パルスのHigh及びLow状態に関係なく前記
ラッチはリセットされる。このようにして、インバータ
チェーンによる遅延時間に相当するパルス幅を持つパル
スを発生させることができる。
のnandゲートと第3のnandゲートとからラッチ
が構成される。ここで、例えば、入力パルスが立ち上が
ると、第1のnandゲートの出力信号がLowとなり
前記ラッチをセットする。また、入力パルスの立ち上が
りはインバータチェーンにより遅延され、インバータチ
ェーンの出力信号がLowとなった時点で、この時点で
の入力パルスのHigh及びLow状態に関係なく前記
ラッチはリセットされる。このようにして、インバータ
チェーンによる遅延時間に相当するパルス幅を持つパル
スを発生させることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図7
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0025】本発明の一実施例に係る半導体記憶装置と
してのSRAMの構成を図1に示す。図1において、6
は反転ビット線、7はビット線、10は第3の制御手段
としてのプリチャージ信号発生手段、20はロウアドレ
スデコーダ、30はセンスアンプタイミング発生手段、
40は第2の制御手段としてのカラムアドレスデコー
ダ、50は第1の制御手段としてのセンスアンプ制御手
段、70は書き込み制御手段であり、100はメモリセ
ル、110はプリチャージ手段、120はワード線、1
40はカラムセレクタ、150はセンスアンプ、160
は出力バッファ、170は書き込み手段である。また、
A11はロウアドレス、A12はカラムアドレス、D1
1は書き込みデータ、D12は読み出しデータ、S11
は書き込み許可信号、S12はワード線駆動信号、S1
3はプリチャージ信号、S14はセンス開始タイミング
信号、S15はカラム選択信号、S16はセンスアンプ
制御信号、S17は書き込み制御信号である。
してのSRAMの構成を図1に示す。図1において、6
は反転ビット線、7はビット線、10は第3の制御手段
としてのプリチャージ信号発生手段、20はロウアドレ
スデコーダ、30はセンスアンプタイミング発生手段、
40は第2の制御手段としてのカラムアドレスデコー
ダ、50は第1の制御手段としてのセンスアンプ制御手
段、70は書き込み制御手段であり、100はメモリセ
ル、110はプリチャージ手段、120はワード線、1
40はカラムセレクタ、150はセンスアンプ、160
は出力バッファ、170は書き込み手段である。また、
A11はロウアドレス、A12はカラムアドレス、D1
1は書き込みデータ、D12は読み出しデータ、S11
は書き込み許可信号、S12はワード線駆動信号、S1
3はプリチャージ信号、S14はセンス開始タイミング
信号、S15はカラム選択信号、S16はセンスアンプ
制御信号、S17は書き込み制御信号である。
【0026】カラムセレクタ140は、ビット線7、反
転ビット線6上において、プリチャージ手段110及び
センスアンプ150と、メモリセル100との間に介設
されており、プリチャージ手段110及びセンスアンプ
150と、メモリセル100との間の導通を制御する導
通制御手段141を有している。
転ビット線6上において、プリチャージ手段110及び
センスアンプ150と、メモリセル100との間に介設
されており、プリチャージ手段110及びセンスアンプ
150と、メモリセル100との間の導通を制御する導
通制御手段141を有している。
【0027】プリチャージ信号発生手段10は、ロウア
ドレスA11又はカラムアドレスA12が変化したこと
を検出し、ロウアドレスデコーダ20が全てのワード線
120を非能動状態にするようにワード線駆動信号S1
2の出力を停止し、プリチャージ信号S13を発生さ
せ、全てのビット線7及び全ての反転ビット線6がプリ
チャージされるまで保持する。その後、ワード線駆動信
号S12を出力し、プリチャージ信号S13の出力を停
止してプリチャージを停止させる。また、センスアンプ
制御信号S16が立ち上がると、ワード線駆動信号S1
2の出力を停止する。プリチャージ信号発生手段10の
構成例を図2に示す。
ドレスA11又はカラムアドレスA12が変化したこと
を検出し、ロウアドレスデコーダ20が全てのワード線
120を非能動状態にするようにワード線駆動信号S1
2の出力を停止し、プリチャージ信号S13を発生さ
せ、全てのビット線7及び全ての反転ビット線6がプリ
チャージされるまで保持する。その後、ワード線駆動信
号S12を出力し、プリチャージ信号S13の出力を停
止してプリチャージを停止させる。また、センスアンプ
制御信号S16が立ち上がると、ワード線駆動信号S1
2の出力を停止する。プリチャージ信号発生手段10の
構成例を図2に示す。
【0028】図2において、14はアドレスA11又は
A12の変化を検出するアドレス遷移検出器(AT
D)、15はパルス整形器である。パルス整形器15
は、3個のインバータからなり入力パルスを遅延させる
インバータチェーン11と、入力パルスの立ち上がりを
検出する第1のnandゲート12と、第2のnand
ゲート13aと第3のnandゲート13bとからなる
ラッチ13とにより構成されている。アドレス遷移検出
器14の出力端子はインバータチェーン11の初段のイ
ンバータの入力端子と第1のnandゲート12の一方
の入力端子とに接続され、インバータチェーン11の最
終段のインバータの出力端子は第1のnandゲート1
2の他方の入力端子と第3のnandゲート13bの一
方の入力端子とに接続され、第1のnandゲート12
の出力端子は第2のnandゲート13aの一方の入力
端子に接続されている。さらに、第2のnandゲート
13aの出力端子は第3のnandゲート13bの他方
の入力端子に接続され、同様に、第3のnandゲート
13bの出力端子は第2のnandゲート13aの他方
の入力端子に接続されている。
A12の変化を検出するアドレス遷移検出器(AT
D)、15はパルス整形器である。パルス整形器15
は、3個のインバータからなり入力パルスを遅延させる
インバータチェーン11と、入力パルスの立ち上がりを
検出する第1のnandゲート12と、第2のnand
ゲート13aと第3のnandゲート13bとからなる
ラッチ13とにより構成されている。アドレス遷移検出
器14の出力端子はインバータチェーン11の初段のイ
ンバータの入力端子と第1のnandゲート12の一方
の入力端子とに接続され、インバータチェーン11の最
終段のインバータの出力端子は第1のnandゲート1
2の他方の入力端子と第3のnandゲート13bの一
方の入力端子とに接続され、第1のnandゲート12
の出力端子は第2のnandゲート13aの一方の入力
端子に接続されている。さらに、第2のnandゲート
13aの出力端子は第3のnandゲート13bの他方
の入力端子に接続され、同様に、第3のnandゲート
13bの出力端子は第2のnandゲート13aの他方
の入力端子に接続されている。
【0029】ここで、入力パルスが立ち上がると、第1
のnandゲート12の出力がLowとなりラッチ13
をセットする。入力パルスの立ち上がりが遅延され、イ
ンバータチェーン11の出力がLowとなる時点で、こ
の時点での入力パルスのHigh及びLow状態に関わ
らずセット信号は解除されラッチ13はリセットされ
る。このようにして、インバータチェーン11の遅延時
間に相当するパルス幅を持つパルスがラッチ13から出
力される。このパルスのパルス幅は入力パルスのパルス
幅には無関係にインバータチェーン11の遅延時間にの
み依存するため、常に所定のパルス幅のパルスを発生さ
せることが可能になる。
のnandゲート12の出力がLowとなりラッチ13
をセットする。入力パルスの立ち上がりが遅延され、イ
ンバータチェーン11の出力がLowとなる時点で、こ
の時点での入力パルスのHigh及びLow状態に関わ
らずセット信号は解除されラッチ13はリセットされ
る。このようにして、インバータチェーン11の遅延時
間に相当するパルス幅を持つパルスがラッチ13から出
力される。このパルスのパルス幅は入力パルスのパルス
幅には無関係にインバータチェーン11の遅延時間にの
み依存するため、常に所定のパルス幅のパルスを発生さ
せることが可能になる。
【0030】図2の例ではアドレスA11又はA12の
変化をアドレス遷移検出器14により検出してプリチャ
ージ信号S13を発生させているが、メモリ外部からの
クロック入力を用いてプリチャージ信号を発生させるも
のも同様の動作をする。
変化をアドレス遷移検出器14により検出してプリチャ
ージ信号S13を発生させているが、メモリ外部からの
クロック入力を用いてプリチャージ信号を発生させるも
のも同様の動作をする。
【0031】クロックに従って動作させる場合には、前
述したようにそのクロックに同期させて動作させること
が要求される。このため、本実施例のパルス整形器を用
いれば、クロックのデューティに関係なく安定したパル
スを発生させることができるのでメモリの動作もより安
定したものになる。
述したようにそのクロックに同期させて動作させること
が要求される。このため、本実施例のパルス整形器を用
いれば、クロックのデューティに関係なく安定したパル
スを発生させることができるのでメモリの動作もより安
定したものになる。
【0032】ロウアドレスデコーダ20は、ワード線駆
動信号S12が出力されているときにロウアドレスA1
1をデコードし、複数本のワード線120の中から1本
を選択して能動状態にする。ロウアドレスデコーダ20
の構成例を図3に示す。図3に示すように、従来例のロ
ウアドレスデコーダと同じ構成である。
動信号S12が出力されているときにロウアドレスA1
1をデコードし、複数本のワード線120の中から1本
を選択して能動状態にする。ロウアドレスデコーダ20
の構成例を図3に示す。図3に示すように、従来例のロ
ウアドレスデコーダと同じ構成である。
【0033】センスアンプタイミング発生手段30は、
ワード線120がアクティブハイになったことを検出し
てセンス開始タイミング信号S14を出力する。センス
アンプタイミング発生手段30の構成例を図3に示す。
図3に示すように、従来例のセンスアンプタイミング発
生手段と同じ構成である。
ワード線120がアクティブハイになったことを検出し
てセンス開始タイミング信号S14を出力する。センス
アンプタイミング発生手段30の構成例を図3に示す。
図3に示すように、従来例のセンスアンプタイミング発
生手段と同じ構成である。
【0034】カラムアドレスデコーダ40は、プリチャ
ージ信号S13が出力されているときにはカラムセレク
タ140の全ての導通制御手段141を導通状態にして
ビット線7及び反転ビット線6をプリチャージするよう
にする。プリチャージ終了後、カラムアドレスA12を
デコードし、選択されているカラムに対応する導通制御
手段141を導通状態にする。そして、センスアンプ制
御信号S16が出力されるとカラムセレクタ140の全
ての導通制御手段141を遮断状態にするように制御す
る。カラムアドレスデコーダ40の構成例を図4に示
す。
ージ信号S13が出力されているときにはカラムセレク
タ140の全ての導通制御手段141を導通状態にして
ビット線7及び反転ビット線6をプリチャージするよう
にする。プリチャージ終了後、カラムアドレスA12を
デコードし、選択されているカラムに対応する導通制御
手段141を導通状態にする。そして、センスアンプ制
御信号S16が出力されるとカラムセレクタ140の全
ての導通制御手段141を遮断状態にするように制御す
る。カラムアドレスデコーダ40の構成例を図4に示
す。
【0035】センスアンプ制御手段50は、センスアン
プタイミング発生手段30により、ビット線7と反転ビ
ット線6との電位差がセンスアンプ150が誤動作しな
いくらい十分に開くタイミングでセンスアンプ150を
動作状態にし、プリチャージが開始されるとセンスアン
プ150を非動作状態にする。また、書き込み許可信号
S11が出力されているときにはセンスアンプ150を
非動作状態にする。センスアンプ制御手段50の構成例
を図5に示す。
プタイミング発生手段30により、ビット線7と反転ビ
ット線6との電位差がセンスアンプ150が誤動作しな
いくらい十分に開くタイミングでセンスアンプ150を
動作状態にし、プリチャージが開始されるとセンスアン
プ150を非動作状態にする。また、書き込み許可信号
S11が出力されているときにはセンスアンプ150を
非動作状態にする。センスアンプ制御手段50の構成例
を図5に示す。
【0036】書き込み制御手段70は、書き込み許可信
号S11により書き込みが許可されており、且つ、プリ
チャージ信号S13が出力されていないときに、書き込
み手段170が書き込み動作をするように制御する。書
き込み制御手段70の構成例を図6に示す。図6に示す
ように、従来例の書き込み制御手段と同じ構成である。
号S11により書き込みが許可されており、且つ、プリ
チャージ信号S13が出力されていないときに、書き込
み手段170が書き込み動作をするように制御する。書
き込み制御手段70の構成例を図6に示す。図6に示す
ように、従来例の書き込み制御手段と同じ構成である。
【0037】以上のように構成された本実施例のSRA
Mの動作を図7に示すタイミングチャートに基づいて説
明する。
Mの動作を図7に示すタイミングチャートに基づいて説
明する。
【0038】まず、読み出し時の動作を説明する。図7
の第1の読み出しサイクルにおいて、ロウアドレスA1
1又はカラムアドレスA12が変化すると、プリチャー
ジ信号発生手段10はワード線駆動信号S12の出力を
停止し、プリチャージ信号S13を発生させ、全てのビ
ット線7及び全ての反転ビット線6がプリチャージされ
るまで保持する。その後、プリチャージ信号発生手段1
0はワード線駆動信号S12を出力し、プリチャージ信
号S13の出力を停止する。ロウアドレスデコーダ20
はロウアドレスA11をデコードして複数本のワード線
120の中から1本を選択する。カラムアドレスデコー
ダ40はカラムアドレスA12をデコードして1つのカ
ラムを選択する。選択されたワード線120に繋がるメ
モリセル100から読み出しが開始され、ビット線7と
反転ビット線6との間に電位差が生じる。また、センス
アンプタイミング発生手段30は、ワード線120が能
動状態に遷移した後、ビット線7と反転ビット線6との
電位差がセンスアンプ150が誤動作しないくらい十分
に開くタイミングで、センス開始タイミング信号S14
を出力する。すると、センスアンプ制御手段50はセン
スアンプ150を動作状態にする。センスアンプ150
が動作状態になると、カラムアドレスデコーダ40はカ
ラムセレクタ140の全ての導通制御手段141を遮断
状態にし、プリチャージ信号発生手段10はワード線駆
動信号S12の出力を停止してロウアドレスデコーダ2
0が全てのワード線120を非能動状態にするように制
御する。次に、第2の読み出しサイクルにおいて、ロウ
アドレスA11又はカラムアドレスA12が変化する
と、プリチャージ信号発生手段10はプリチャージ信号
S13を発生させ、その後は、前記と同様の読み出し動
作を続ける。
の第1の読み出しサイクルにおいて、ロウアドレスA1
1又はカラムアドレスA12が変化すると、プリチャー
ジ信号発生手段10はワード線駆動信号S12の出力を
停止し、プリチャージ信号S13を発生させ、全てのビ
ット線7及び全ての反転ビット線6がプリチャージされ
るまで保持する。その後、プリチャージ信号発生手段1
0はワード線駆動信号S12を出力し、プリチャージ信
号S13の出力を停止する。ロウアドレスデコーダ20
はロウアドレスA11をデコードして複数本のワード線
120の中から1本を選択する。カラムアドレスデコー
ダ40はカラムアドレスA12をデコードして1つのカ
ラムを選択する。選択されたワード線120に繋がるメ
モリセル100から読み出しが開始され、ビット線7と
反転ビット線6との間に電位差が生じる。また、センス
アンプタイミング発生手段30は、ワード線120が能
動状態に遷移した後、ビット線7と反転ビット線6との
電位差がセンスアンプ150が誤動作しないくらい十分
に開くタイミングで、センス開始タイミング信号S14
を出力する。すると、センスアンプ制御手段50はセン
スアンプ150を動作状態にする。センスアンプ150
が動作状態になると、カラムアドレスデコーダ40はカ
ラムセレクタ140の全ての導通制御手段141を遮断
状態にし、プリチャージ信号発生手段10はワード線駆
動信号S12の出力を停止してロウアドレスデコーダ2
0が全てのワード線120を非能動状態にするように制
御する。次に、第2の読み出しサイクルにおいて、ロウ
アドレスA11又はカラムアドレスA12が変化する
と、プリチャージ信号発生手段10はプリチャージ信号
S13を発生させ、その後は、前記と同様の読み出し動
作を続ける。
【0039】このように、センスアンプ150が動作状
態になると、カラムセレクタ140がビット線7及び反
転ビット線6をメモリセル100側とセンスアンプ15
0側とに分断するため、センスアンプ150が駆動する
ビット線の容量が小さくなるのでセンスアンプ150の
動作が速くなり消費電力を低減することができる。ま
た、カラムセレクタ140よりもメモリセル100側の
ビット線の電位が振りきれないうちにカラムセレクタ1
40の全ての導通制御手段141を遮断状態にし、ワー
ド線120を非能動状態にしてメモリセル100をビッ
ト線から切り離すので消費電力をさらに低減することが
できる。
態になると、カラムセレクタ140がビット線7及び反
転ビット線6をメモリセル100側とセンスアンプ15
0側とに分断するため、センスアンプ150が駆動する
ビット線の容量が小さくなるのでセンスアンプ150の
動作が速くなり消費電力を低減することができる。ま
た、カラムセレクタ140よりもメモリセル100側の
ビット線の電位が振りきれないうちにカラムセレクタ1
40の全ての導通制御手段141を遮断状態にし、ワー
ド線120を非能動状態にしてメモリセル100をビッ
ト線から切り離すので消費電力をさらに低減することが
できる。
【0040】次に、書き込み時の動作を説明する。図7
の書き込みサイクルにおいて、ロウアドレスA11又は
カラムアドレスA12が変化すると、プリチャージ信号
発生手段10はプリチャージ信号S13を発生させ、全
てのビット線7及び全ての反転ビット線6がプリチャー
ジされるまで保持する。その後、プリチャージ信号発生
手段10はワード線駆動信号S12を出力し、プリチャ
ージ信号S13の出力を停止する。書き込み許可信号S
11により書き込みが許可されているとき、プリチャー
ジ信号S13の出力が停止されると、書き込み制御手段
70は書き込み制御信号S17を書き込み手段170に
送り書き込みを開始させる。ロウアドレスデコーダ20
はロウアドレスA11をデコードして複数本のワード線
120の中から1本を選択する。カラムアドレスデコー
ダ40はカラムアドレスA12をデコードしてビット線
7と反転ビット線6との組の中から1組を選択する。選
択されたワード線120に繋がり且つ選択されたビット
線7及び反転ビット線6に繋がるメモリセル100に書
き込まれていた内容が書き込み手段170により強制的
に書き換えられる。次に、ロウアドレスA11又はカラ
ムアドレスA12が変化すると、プリチャージ信号発生
手段10はプリチャージ信号S13を発生させ、その後
は、前記と同様の書き込み動作を続ける。
の書き込みサイクルにおいて、ロウアドレスA11又は
カラムアドレスA12が変化すると、プリチャージ信号
発生手段10はプリチャージ信号S13を発生させ、全
てのビット線7及び全ての反転ビット線6がプリチャー
ジされるまで保持する。その後、プリチャージ信号発生
手段10はワード線駆動信号S12を出力し、プリチャ
ージ信号S13の出力を停止する。書き込み許可信号S
11により書き込みが許可されているとき、プリチャー
ジ信号S13の出力が停止されると、書き込み制御手段
70は書き込み制御信号S17を書き込み手段170に
送り書き込みを開始させる。ロウアドレスデコーダ20
はロウアドレスA11をデコードして複数本のワード線
120の中から1本を選択する。カラムアドレスデコー
ダ40はカラムアドレスA12をデコードしてビット線
7と反転ビット線6との組の中から1組を選択する。選
択されたワード線120に繋がり且つ選択されたビット
線7及び反転ビット線6に繋がるメモリセル100に書
き込まれていた内容が書き込み手段170により強制的
に書き換えられる。次に、ロウアドレスA11又はカラ
ムアドレスA12が変化すると、プリチャージ信号発生
手段10はプリチャージ信号S13を発生させ、その後
は、前記と同様の書き込み動作を続ける。
【0041】このような書き込み動作時において、セン
スアンプ制御手段50はセンスアンプ150を非動作状
態に保持するため、消費電力をより一層低減することが
できる。
スアンプ制御手段50はセンスアンプ150を非動作状
態に保持するため、消費電力をより一層低減することが
できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る半導体記憶装置によると、読み出し時に、センスア
ンプが動作を開始すると、カラムセレクタの全ての導通
制御手段を遮断状態とするように制御が行われビット線
がメモリセル側とセンスアンプ側とに分断されるため、
センスアンプが駆動するビット線の容量が小さくなるの
でセンスアンプの動作が速くなり消費電力を低減するこ
とができる。また、ロウアドレスデコーダが全てのワー
ド線を非能動状態にするように制御が行われるため、メ
モリセル側のビット線の電位が振り切れないうちにメモ
リセルをビット線から切り離すことが可能であるので消
費電力をさらに低減することができる。一方、書き込み
時には、センスアンプが動作しないように制御するた
め、消費電力をより一層低減することができる。
係る半導体記憶装置によると、読み出し時に、センスア
ンプが動作を開始すると、カラムセレクタの全ての導通
制御手段を遮断状態とするように制御が行われビット線
がメモリセル側とセンスアンプ側とに分断されるため、
センスアンプが駆動するビット線の容量が小さくなるの
でセンスアンプの動作が速くなり消費電力を低減するこ
とができる。また、ロウアドレスデコーダが全てのワー
ド線を非能動状態にするように制御が行われるため、メ
モリセル側のビット線の電位が振り切れないうちにメモ
リセルをビット線から切り離すことが可能であるので消
費電力をさらに低減することができる。一方、書き込み
時には、センスアンプが動作しないように制御するた
め、消費電力をより一層低減することができる。
【0043】また、請求項2の発明に係るパルス整形器
によると、インバータチェーンによる遅延時間に相当す
るパルス幅を持つパルスを発生させることができるた
め、入力パルスの波形に関係なく規格化されたパルスを
出力することができる。これにより、半導体記憶装置の
動作の安定化を図ることが可能である。
によると、インバータチェーンによる遅延時間に相当す
るパルス幅を持つパルスを発生させることができるた
め、入力パルスの波形に関係なく規格化されたパルスを
出力することができる。これにより、半導体記憶装置の
動作の安定化を図ることが可能である。
【図1】本発明の一実施例に係るSRAMの構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図2】前記実施例に係るSRAMのプリチャージ信号
発生手段の構成を示す回路図である。
発生手段の構成を示す回路図である。
【図3】前記実施例に係るSRAMのロウアドレスデコ
ーダ及びセンスアンプタイミング発生手段の構成を示す
回路図である。
ーダ及びセンスアンプタイミング発生手段の構成を示す
回路図である。
【図4】前記実施例に係るSRAMのカラムアドレスデ
コーダの構成を示す回路図である。
コーダの構成を示す回路図である。
【図5】前記実施例に係るSRAMのセンスアンプ制御
手段の構成を示す回路図である。
手段の構成を示す回路図である。
【図6】前記実施例に係るSRAMの書き込み制御手段
の構成を示す回路図である。
の構成を示す回路図である。
【図7】前記実施例に係るSRAMの動作を示すタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図8】従来のSRAMの構成を示す回路図である。
【図9】前記従来のSRAMのプリチャージ信号発生手
段の構成を示す回路図である。
段の構成を示す回路図である。
【図10】前記従来のSRAMのロウアドレスデコーダ
及びセンスアンプタイミング発生手段の構成を示す回路
図である。
及びセンスアンプタイミング発生手段の構成を示す回路
図である。
【図11】前記従来のSRAMのカラムアドレスデコー
ダの構成を示す回路図である。
ダの構成を示す回路図である。
【図12】前記従来のSRAMのセンスアンプ制御手段
の構成を示す回路図である。
の構成を示す回路図である。
【図13】前記従来のSRAMの書き込み制御手段の構
成を示す回路図である。
成を示す回路図である。
【図14】前記従来のSRAMの動作を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
6 反転ビット線 7 ビット線 10 プリチャージ信号発生手段(第3の制御手段) 11 インバータチェーン 12 第1のnandゲート 13 ラッチ 13a 第2のnandゲート 13b 第3のnandゲート 14 アドレス遷移検出器 15 パルス整形器 20 ロウアドレスデコーダ 30 センスアンプタイミング発生手段 40 カラムアドレスデコーダ(第2の制御手段) 50 センスアンプ制御手段(第1の制御手段) 70 書き込み制御手段 100 メモリセル 110 プリチャージ手段 120 ワード線 140 カラムセレクタ 141 導通制御手段 150 センスアンプ 160 出力バッファ 170 書き込み手段 A11 ロウアドレス A12 カラムアドレス D11 書き込みデータ D12 読み出しデータ S11 書き込み許可信号 S12 ワード線駆動信号 S13 プリチャージ信号 S14 センス開始タイミング信号 S15 カラム選択信号 S16 センスアンプ制御信号 S17 書き込み制御信号
Claims (2)
- 【請求項1】 書き込みデータが書き込まれ読み出しデ
ータが読み出される半導体記憶装置であって、 メモリセルとセンスアンプとを接続するビット線上に介
設され、当該メモリセルとセンスアンプとの間の導通を
制御する導通制御手段を有するカラムセレクタと、 前記読み出しデータが読み出される場合に前記センスア
ンプが動作を開始するように制御し、前記書き込みデー
タが書き込まれる場合に前記センスアンプが動作しない
ように制御する第1の制御手段と、 前記センスアンプが動作を開始した際に前記カラムセレ
クタの全ての導通制御手段を遮断状態にするように制御
する第2の制御手段と、 前記センスアンプが動作を開始した際にロウアドレスデ
コーダが全てのワード線を非能動状態にするように制御
する第3の制御手段とを備えていることを特徴とする半
導体記憶装置。 - 【請求項2】 入力パルスを入力し規格化された出力パ
ルスを出力するパルス整形器であって、 奇数個のインバータからなり前記入力パルスを入力する
インバータチェーンと、 前記入力パルスと前記インバータチェーンの出力信号と
を入力する第1のnandゲートと、 該第1のnandゲートの出力信号を入力する第2のn
andゲートと、 前記インバータチェーンの出力信号を入力する第3のn
andゲートとを備え、 前記第2及び第3のnandゲートはそれぞれ互いの出
力信号をさらに入力し、第2のnandゲートの出力信
号を前記出力パルスとして出力するように構成されてい
ることを特徴とするパルス整形器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018042A JPH07226083A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 半導体記憶装置及びパルス整形器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018042A JPH07226083A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 半導体記憶装置及びパルス整形器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07226083A true JPH07226083A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11960635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6018042A Withdrawn JPH07226083A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 半導体記憶装置及びパルス整形器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07226083A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5946251A (en) * | 1997-07-16 | 1999-08-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Bit line equalize circuit of semiconductor memory device |
US5966319A (en) * | 1997-07-15 | 1999-10-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Static memory device allowing correct data reading |
KR100665831B1 (ko) * | 2000-08-08 | 2007-01-09 | 삼성전자주식회사 | 반도체 메모리 장치의 저전력 구현방법 |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP6018042A patent/JPH07226083A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5966319A (en) * | 1997-07-15 | 1999-10-12 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Static memory device allowing correct data reading |
US5946251A (en) * | 1997-07-16 | 1999-08-31 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Bit line equalize circuit of semiconductor memory device |
KR100665831B1 (ko) * | 2000-08-08 | 2007-01-09 | 삼성전자주식회사 | 반도체 메모리 장치의 저전력 구현방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3592386B2 (ja) | 同期型半導体記憶装置 | |
JP3209485B2 (ja) | 自動プリチャージ機能を有する同期式メモリ装置 | |
KR960012012A (ko) | 동기형 반도체 기억 장치 | |
KR100414413B1 (ko) | 반도체 기억장치 | |
US6337833B1 (en) | Memory device | |
JPH0461437B2 (ja) | ||
JPH11162170A (ja) | 半導体メモリ装置及びカラム選択制御方法 | |
US5930177A (en) | Buffer control circuit and method for semiconductor memory device with power saving function | |
JP2001052498A (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP3725715B2 (ja) | クロック同期システム | |
KR100266465B1 (ko) | 내부동작주파수설정가능한dram | |
US7760581B2 (en) | Active driver control circuit for semiconductor memory apparatus | |
KR20020001636A (ko) | 반도체 메모리 | |
US7154316B2 (en) | Circuit for controlling pulse width | |
KR0157289B1 (ko) | 컬럼 선택 신호 제어회로 | |
JP5103467B2 (ja) | クロック同期式検出増幅器を備える記憶装置およびその動作方法 | |
JPH07226083A (ja) | 半導体記憶装置及びパルス整形器 | |
KR100587873B1 (ko) | 반도체 기억 장치 | |
JP2003007071A (ja) | 半導体メモリ装置 | |
JP3542525B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP2908776B2 (ja) | メモリ装置用ライトリカバリ保障回路及び動作信号制御方法 | |
JP5128073B2 (ja) | 動作周波数に応じてモードが転換されるデータ出力バッファおよびこれを含む半導体メモリ装置 | |
JP3606041B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JPH0696589A (ja) | 半導体記憶装置 | |
KR100340067B1 (ko) | 데이터에 대한 읽기 및 쓰기 동작을 동시에 수행할 수있는 단일 포트 메모리 구조의 메모리 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |