JPH07225538A - 過負荷安全装置及び画像形成装置 - Google Patents

過負荷安全装置及び画像形成装置

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JPH07225538A
JPH07225538A JP6037640A JP3764094A JPH07225538A JP H07225538 A JPH07225538 A JP H07225538A JP 6037640 A JP6037640 A JP 6037640A JP 3764094 A JP3764094 A JP 3764094A JP H07225538 A JPH07225538 A JP H07225538A
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JP
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clutch
helical gear
output side
torque limiter
driven
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JP6037640A
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Inventor
Masato Koshimizu
正人 越水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルクリミッタの次に負荷側に連結する出力
側はすば歯車を同軸に備え、出力側はすば歯車をトルク
リミッタに向けて加圧するばねを設けると、出力側はす
ば歯車の歯荷重により、トルクリミッタの作動が不安定
となるのを改善するのが目的である。 【構成】 駆動クラッチ39付入力側はすば歯車41と
出力側はすば歯車48間に駆動クラッチ39と噛合する
被動クラッチ47を軸38に配列し、被動クラッチ47
と出力側はすば歯車48を軸方向に可動の軸継手54,
55で連結し、圧縮コイルばね49を介装した。出力側
はすば歯車48の推力Fa は枠体37で受け、ばね49
と切り離されているので正確な過負荷トルクで被動クラ
ッチ47が外れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトルクリミッタを用いた
過負荷安全装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、レーザービームプリンタ
等に用いられる画像形成装置としては例えば図9に示さ
れるような構成が知られている。
【0003】画像形成装置1は原稿台2上の原稿を照射
して走査する光学系2A及び画像信号をレーザ光に変え
て光像を照射する光学系2Bと、光像が投影される感光
ドラム12等からなる画像形成部3を有している。プリ
ンタとして用いる場合画像形成動作が開始されると、先
ずコントローラ(図示せず)によりレーザ発信器に信号
が送られ、レーザ光が発せられる。次にレーザ光が回転
しているミラー9に反射し、反射ミラー10で折り返さ
れることで感光ドラム12上に照射される。或は複写を
行う場合光学系2Aにより原稿台2上の原稿像を照射し
た光像を反射ミラー10に送って折り返して感光ドラム
12上に結像する。上記感光ドラム12に形成された静
電潜像に現像装置11でもってトナーを付着させること
により感光ドラム12には光像に対応したトナー像が形
成される。給紙部4にはサイズの異なる記録材Pをそれ
ぞれ収納した複数の用紙カセット14が設けられてい
て、そのいずれかの記録材Pが選択されて画像形成部3
の感光ドラム12に送られる。記録材Pは、転写部15
において感光ドラム12上のトナー像が転写され、更に
搬送部16により定着器8に送られてトナー像が定着さ
れる。複写が通常の片面コピーである場合には、記録材
Pは送りローラ5対により排紙部6に送られ排紙され
る。記録材Pに両面コピーを行う場合は、フラッパ7が
図9に示す位置から矢印34方向に回動し、定着器8か
ら送りだされる記録材Pは送りローラ17対間の搬送路
22に導かれる。この時不図示のセンサーによって記録
材Pが検知されると反転ローラ27対が矢印20の方向
に回転し始める。さらに送りローラ17対の下方のフラ
ッパ23が図に示す位置から矢印24方向に回動し、記
録材Pは搬送路25へ導かれ、反転ローラ27対により
引込まれる。この記録材Pの後端がフラッパ23の近傍
に設けられた不図示のセンサーを通過して検知される
と、フラッパ23が切り換わると共に反転ローラ27対
が逆転し記録材Pは搬送路28を通って排出部29内へ
送られる。排出部29内には、複数の排出ローラ30対
およびフラッパ18を設けることにより、複数の排出口
19がそれぞれ形成されている。なお各フラッパ18は
それぞれソレノイド(図示略)の作動により回動し、上
記排出口19を開くようになっている。
【0004】前記排紙部29には記録材Pのサイズを検
知する複数の検知部(図示略)が設けられている。この
検知部により検知された記録材のサイズに従って複数の
排出口19の何れかから記録材Pが排出される。排出部
29内に送られた記録材Pは排出部29の下方に排出さ
れた中間トレイ21に排出され、中間トレイ21の記録
材Pは再給紙され既に画像を形成した面の裏面にトナー
像が転写された後に定着器8で定着されて排紙部6から
装置外に排出される。
【0005】記録材Pに多重コピーを行なう場合には、
記録材Pは両面コピーと同様にして搬送路22まで送ら
れてくる。多重コピーの場合は下側のフラッパ23は図
9の矢印24と反対方向に回動した位置に留まっていて
搬送路22から送られてくる記録材Pは搬送路28を経
て排出部29へ送られた後中間トレイ21にストックさ
れる。中間トレイ21から再給紙される記録材Pは既に
画像を形成した面に再びトナー像が転写された後定着器
8で定着されて排紙部6から装置外に排出される。
【0006】上記において、例えば給紙部4では給紙ロ
ーラ13、給紙搬送部の搬送ローラ35、レジストロー
ラ31、画像形成部3においては感光ドラム12、現像
装置11の現像ローラ11a、画像形成部3から定着器
8までの搬送部16の駆動プーリ33、一対のローラで
ある定着器8、両面或は多重複写のための搬送路の送り
ローラ17、反転ローラ27、排出ローラ30等は夫々
回転部材で不図示の駆動部から駆動力を受けて回転す
る。
【0007】このような画像形成装置において画像のブ
レや振動、騒音を考慮して駆動部にははすば歯車が多く
使用されており、かつ、歯車列の運動伝達経路の下流で
何らかのトラブル等で負荷が重くなったとき、歯車や装
置の破損を防ぐためにトルクリミッタを設けて、ある定
められた負荷を越えるとトルクリミッタが作動して、歯
車や装置の破損を防止するよう構成されている。
【0008】ここで従来のトルクリミッタについて図7
を用いて説明する。画像形成装置の枠体36,37には
軸38が固定されている。軸38には詳細は図示されな
いが駆動クラッチ39付の入力側はすば歯車41が回転
自在で軸方向に移動しないように取り付けられている。
又軸38には駆動クラッチ39に噛合う被動クラッチ4
2付の出力側はすば歯車43が回転自在で且つ軸方向移
動自在に嵌合している。出力側はすば歯車43と機枠3
7間において軸38には圧縮コイルばね44が縮設挿入
されている。入力側はすば歯車41には駆動はすば歯車
45が噛み合っており、出力側はすば歯車43には負荷
側はすば歯車46が噛み合っている。上記において出力
側はすば歯車43は左ねじれ(図7において側面で見て
右上り)である。
【0009】駆動クラッチ39、被動クラッチ42はク
ラッチ爪を有し、図示矢印イの方向に駆動クラッチ39
の円筒形周面が移動する方向に対して斜めに互いに圧接
するクラッチ面39a,42aが設けてある。このクラ
ッチ面39a,42aを設けるように駆動クラッチ39
には周方向を等配して山39bを設け、この山39b間
に丁度入る山42bを被動クラッチ42に設けてある。
このクラッチ爪は通常矢印イの方向への駆動クラッチ3
9の回転駆動状態においてクラッチ面39a,42a及
び駆動クラッチ39の山39bの頂面39cとこの頂面
39cと対している被動クラッチ42の山42b間の谷
底42cは接するが、反クラッチ面39d,42d間及
び山42bの頂面42eと山39b間の谷底39e間は
隙間を生ずるようにしてある。
【0010】駆動はすば歯車45が図示矢印方向に回転
すると、駆動はすば歯車45に噛合つている駆動クラッ
チ39付入力側はすば歯車41は矢印イ方向に回転し、
駆動クラッチ39は図示矢印イの方向に周面が移動し、
駆動クラッチ39のクラッチ面39aは被動クラッチ4
2のクラッチ面42aを圧して被動クラッチ42を図示
矢印イと同方向へ回転する。この被動クラッチ42と共
に出力側はすば歯車43は回転し、出力側はすば歯車4
3は負荷側はすば歯車46を回転させる。
【0011】駆動クラッチ39の回転により、クラッチ
面39a,42a間には法線方向の圧力が生じその分力
として軸38方向に両クラッチ39,42を引き離す方
向の推力が生ずるが圧縮コイルばね44で駆動クラッチ
39へ向って被動クラッチ42が押圧されており、定格
負荷の場合は被動クラッチ42は軸方向に移動しない。
過負荷が加わるとクラッチ面39a,42a間に生ずる
軸38方向分力の推力により被動クラッチ42付出力側
はすば歯車43は軸38上を圧縮コイルばね44を圧し
て右行し、駆動クラッチ39、被動クラッチ42の係合
は外れて駆動クラッチ39付の入力側はすば歯車41は
軸38上で空転し、被動クラッチ42付出力側はすば歯
車43は停止状態を保つ、この時のクラッチ39,42
間の離脱トルクは一定であり、トルクリミッタを構成し
ている。これによって、各はすば歯車41,43,4
5,46及びはすば歯車45,46につらなる歯車及び
これらの歯車を支持する軸、軸受等の破損を防止してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例では出力側はすば歯車43が負荷側はすば歯車4
6に動力を伝達する場合、ピッチ点PPを軸心に向って
みる図8に示すように出力側はすば歯車43のねじれ角
をβ、ピッチ円周上の接線力をFとすると、図3の平面
上では歯に直角方向にFn =F/cosβの力がはたら
き、また軸方向にはFa =Ftanβの推力がはたら
く、つまり出力側はすば歯車43は圧縮コイルばね44
に推力Fa を作用することになり、トルクリミッタの離
脱するときの作動トルク即ち、離脱トルク値が不安定に
なるという欠点があった。なんとなれば上記推力Fa
と、クラッチ面に生ず接線力により生ずるクラッチ面に
対する法線方向力によるクラッチ軸方向の分力である推
力と、は同方向で負荷に比例するが、クラッチの推力の
合力は軸中心と一致し、一方出力側はすば歯車の推力F
a はピッチ円近傍(歯の噛合の作用線上)に働き、且つ
クラッチが外れ始めると被動クラッチと一体の出力側は
すば歯車と負荷側はすば歯車が軸方向にずれ、歯荷重の
加わる位置が軸方向にずれるためである。
【0013】本発明は出力側はすば歯車とトルクリミッ
タを同軸に配したものにおいて、出力側はすば歯車の歯
荷重の状態が離脱トルクに影響を与えないトルクリミッ
タを備えた過負荷安全装置及び画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明はト
ルクリミッタの出力側にトルクリミッタと同軸でトルク
リミッタから駆動される出力側はすば歯車を設け、該出
力側はすば歯車に噛合せた負荷側はすば歯車を介して負
荷側に連結した過負荷安全装置において、出力側はすば
歯車の歯荷重による推力がトルクリミッタに加わらない
ようにトルクリミッタと出力側はすば歯車が軸方向に可
動の軸継手で連結されていることを特徴とする過負荷安
全装置である。
【0015】本発明の第2の発明はトルクリミッタは駆
動クラッチと被動クラッチが軸方向に加圧部材で加圧さ
れてなることを特徴とする第1の発明に記載の過負荷安
全装置である。
【0016】本発明の第3の発明は駆動側歯車と噛合う
入力側歯車と同軸上の出力側はすば歯車間にトルクリミ
ッタが介装されていることを特徴とする第1又は第2の
発明に記載の過負荷安全装置である。
【0017】本発明の第4の発明はトルクリミッタは互
いに噛合うクラッチ爪を備えた駆動クラッチと被動クラ
ッチを同軸上に備え、駆動クラッチを軸方向に不動とす
ると共に被動クラッチを軸方向に移動自在としたことを
特徴とする第3の発明に記載の過負荷安全装置である。
【0018】本発明の第5の発明は第1から第4の発明
の何れか1つに記載の過負荷安全装置を具備することを
特徴とする画像形成装置である。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。なお本発明は前述図9で示した画像形成装置に適用
できるものであって、以下説明する実施例は前述画像形
成装置に適用した場合である。
【0020】「実施例1」図1は実施例1の側面図、図
2は図1の縦断面図である。図において従来例と同一部
材には同符号を用い、説明を援用する。
【0021】枠体36,37に固定された軸38には枠
体36に接してカラー51が嵌入し、カラー51に接し
て入力側はすば歯車41が嵌入し、入力側はすば歯車4
1に接してカラー52が嵌入し、カラー52に接する軸
用止め輪53が軸38に設けた周方向の溝38aに嵌合
し、入力側はすば歯車41を回転自在で軸方向に移動し
ないように支持している。
【0022】被動クラッチ47は駆動クラッチ39と噛
合う周方向に複数の山47bを配列したクラッチ爪を備
える。被動クラッチ47のクラッチ爪を設けた軸方向端
面と反対側の端面に駆動側軸継手54を一体に備える。
出力側はすば歯車48は軸38に回転自在に嵌合し、そ
のボス48aは枠体37の面と摺擦しており、ボス48
aと反対側の端面には前記した被動クラッチ47に設け
た駆動側軸継手54と係合する被動側軸継手55を備え
ている。
【0023】図3、図4は夫々が軸方向からみる駆動側
軸継手54、被動側軸継手55の正面図である。駆動側
軸継手54は中空円筒形であって端面の周方向を6等配
して、交互に山54a、谷54bを設けてある。この山
54aの側面54cは軸心をとおる平面となっている。
駆動側軸継手54と同径で中空円筒形の被動側軸継手5
5は端面の周方向を6等配して、交互に山55a、谷5
5bを設けてある。山55aの側面55cは軸心をとお
る平面となっている。そして、駆動クラッチ54、被動
クラッチ55夫々の一方の山54a,55aは相手の谷
54b,55bに軸方向移動自在に嵌合している。図1
のように被動クラッチ47の山47bの高さをxとする
と駆動クラッチ39と被動クラッチ47が噛合っている
状態において駆動側軸継手54の山54aの頂面54d
と対向する被動側軸継手55の谷55bの谷底55dと
の間の距離はx+Δxに選ばれており、図1の状態か
ら、被動クラッチ47が軸38上をxだけ右行して駆動
クラッチ39と被動クラッチ47の係合が外れる位置で
は、前記駆動側軸継手54の山54aの頂面54dと前
記被動側軸継手55の谷底55d間はΔxだけすいてい
るようになっている。又、駆動側軸継手54の谷底54
eと対向する被動側軸継手55の山55aの頂面55e
との間は、被動クラッチ47と駆動クラッチ39の係合
時はx+Δ、非係合時はΔxだけすいている。
【0024】被動クラッチ47と出力側はすば歯車48
間には駆動側軸継手54、被動側軸継手55に挿入して
圧縮コイルばね49が縮設されている。
【0025】このばね49は駆動クラッチ39と被動ク
ラッチ47間に加圧力を加えるものであれば、ばねのよ
うな弾性体に限らず、油空圧のような流体圧によるシリ
ンダ、磁石のようなものであればよく、加圧部材として
材料、形状は限定はされない。
【0026】上記構成の作用を説明する。駆動はすば歯
車45が図示矢印方向に回転するとこれと噛合う入力側
はすば歯車41は矢印イの方向に回転し駆動クラッチ3
9は被動クラッチ47に回転力を加える。この際、被動
クラッチ47は右方へ向って推力を受けるが圧縮コイル
ばね49のばね力で対抗して駆動クラッチ39と被動ク
ラッチ47の噛合は保たれており、駆動側軸継手54か
ら、被動側軸継手55へ回転力が伝えられ、出力側はす
ば歯車48が回転し、負荷側はすば歯車46へ回転力を
伝える。出力側はすば歯車48には推力Fa が働くがボ
ス48aが枠体37に接して推力Fa に抗する。
【0027】今、過負荷が生ずると、クラッチ面39
a,47a間に生ずる該面に直角な法線方向の力の軸方
向分力によって被動クラッチ47は圧縮コイルばね49
のばね力に抗して右行する。この際、駆動側軸継手54
と被動側軸継手55は互いに山と谷の重なりを深くす
る。そして駆動クラッチ39のクラッチ爪と被動クラッ
チ47のクラッチ爪が外れ、被動クラッチ47、出力側
はすば歯車48、負荷側はすば歯車46は過負荷により
停止し、駆動クラッチ39付入力側はすば歯車41は軸
38上で空転する。空転中駆動クラッチ39と被動クラ
ッチ47の夫々の山の頂面39c,47eが接触してい
る間は駆動クラッチ39と被動クラッチ47間には少く
ともクラッチ爪の半径Rと前記頂面39c,47e間の
摩擦力Fとの積FRの回転力で通過し、山と谷が一致す
る位置では圧縮コイルばね49のばね力で山と谷が少し
くかみ合う方向に移動し矢印イ方向の駆動クラッチ39
の回転により、クラッチ面39a,47aがわずかに係
合して被動クラッチ47を圧縮コイルばね49に抗して
押し戻すことをくり返す。
【0028】「実施例2」図5、図6は夫々が軸継手部
分の変形例である。図5では駆動側軸継手54に軸38
を中心とする周上で軸方向のピン56を植設固定し、被
動側軸継手55には該ピン56の嵌合する穴55fを設
けてある。
【0029】図6では駆動側軸継手54におすスプライ
ン54gを設け、このおすスプラインに嵌合するめすス
プライン55gを被動側軸継手55に設けてある。
【0030】
【発明の効果】本発明の第1の発明は同軸上のトルクリ
ミッタと出力側はすば歯車を切り離して可動の軸継手で
連結してあるので、出力側はすば歯車の歯荷重による推
力がトルクリミッタに作用しない。そのためトルクリミ
ッタの作動が正確となる。
【0031】本発明の第2の発明は第1の発明において
トルクリミッタを駆動クラッチと被動クラッチを軸方向
に加圧部材で加圧してある。この加圧部材には出力側は
すば歯車の歯荷重によるスラスト力が作用しないので離
脱トルクが一定する。
【0032】本発明の第3の発明は第1又は第2の発明
において同軸上に入力側はすば歯車、トルクリミッタ、
出力側はすば歯車が並列し、従来例の過負荷安全装置と
容易に置換できる。
【0033】本発明の第4の発明は第3の発明におい
て、駆動クラッチと被動クラッチに互いに噛合するクラ
ッチ爪を備えたので、過負荷限界付近における作動が正
確である。
【0034】本発明の第5の発明は画像形成装置に第1
から第4の発明の何れか1つの発明に記載の過負荷安全
装置を設けたので正確な設定過負荷で確実に作動し、確
実に過負荷から、駆動部を保護し、又過負荷でない状態
で作動して装置を停止させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の側面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の駆動側軸継手の正面図である。
【図4】図1の被動側軸継手の正面図である。
【図5】本発明の実施例2の縦断面図である。
【図6】本発明の実施例2の縦断面図である。
【図7】従来例の側面図である。
【図8】従来例の歯荷重の説明図である。
【図9】本発明の適用される画像形成装置の実施例の縦
断面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 36 枠体 37 枠体 38 軸 39 駆動クラッチ 41 入力側はすば歯車 47 被動クラッチ 48 出力側はすば歯車 49 圧縮コイルばね 54 駆動側軸継手 55 被動側軸継手

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクリミッタの出力側にトルクリミッ
    タと同軸でトルクリミッタから駆動される出力側はすば
    歯車を設け、該出力側はすば歯車に噛合せた負荷側はす
    ば歯車を介して負荷側に連結した過負荷安全装置におい
    て、出力側はすば歯車の歯荷重による推力がトルクリミ
    ッタに加わらないようにトルクリミッタと出力側はすば
    歯車が軸方向に可動の軸継手で連結されていることを特
    徴とする過負荷安全装置。
  2. 【請求項2】 トルクリミッタは駆動クラッチと被動ク
    ラッチが軸方向に加圧部材で加圧されてなることを特徴
    とする請求項1に記載の過負荷安全装置。
  3. 【請求項3】 駆動側歯車と噛合う入力側歯車と同軸上
    の出力側はすば歯車間にトルクリミッタが介装されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の過負荷安全
    装置。
  4. 【請求項4】 トルクリミッタは互いに噛合うクラッチ
    爪を備えた駆動クラッチと被動クラッチを同軸上に備
    え、駆動クラッチを軸方向に不動とすると共に被動クラ
    ッチを軸方向に移動自在としたことを特徴とする請求項
    3に記載の過負荷安全装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4の何れか1つに記載の過
    負荷安全装置を具備することを特徴とする画像形成装
    置。
JP6037640A 1994-02-10 1994-02-10 過負荷安全装置及び画像形成装置 Pending JPH07225538A (ja)

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