JPH07225483A - 感光性平版印刷版用現像剤 - Google Patents
感光性平版印刷版用現像剤Info
- Publication number
- JPH07225483A JPH07225483A JP1667194A JP1667194A JPH07225483A JP H07225483 A JPH07225483 A JP H07225483A JP 1667194 A JP1667194 A JP 1667194A JP 1667194 A JP1667194 A JP 1667194A JP H07225483 A JPH07225483 A JP H07225483A
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- JP
- Japan
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- developer
- acid
- printing plate
- agent
- developing
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- Pending
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水性溶媒に溶解して現像液を調製する際に消
泡剤が油状に集合し不均一になる問題が防止され、自動
現像機によりネガ型とポジ型の感光性平版印刷版を多数
連続して処理する際に長時間安定に現像処理でき、かつ
発泡性が改善され、消泡剤を別に現像剤に添加する手間
が省かれ、硬度の高い希釈水を用いても現像性能が変わ
らず、かつ輸送・物流上の負荷の軽減と包装廃棄物の減
少が可能で、かつ容易に溶解できる現像剤を提供する。 【構成】 ケイ酸アルカリを含有し、粒状固形物の形
態の感光性平版印刷版用の現像剤において、該現像剤が
消泡剤及びキレート剤を含有する。水を主たる成分と
する液体に溶解した際のpH値が10.0〜13.5の範囲であ
る上記の現像剤。キレート剤が、pH値が10.0〜13.
5において、カルシウムイオン及びマグネシウムイオン
に対する封鎖率が50%以上である上記又はの現像
剤。
泡剤が油状に集合し不均一になる問題が防止され、自動
現像機によりネガ型とポジ型の感光性平版印刷版を多数
連続して処理する際に長時間安定に現像処理でき、かつ
発泡性が改善され、消泡剤を別に現像剤に添加する手間
が省かれ、硬度の高い希釈水を用いても現像性能が変わ
らず、かつ輸送・物流上の負荷の軽減と包装廃棄物の減
少が可能で、かつ容易に溶解できる現像剤を提供する。 【構成】 ケイ酸アルカリを含有し、粒状固形物の形
態の感光性平版印刷版用の現像剤において、該現像剤が
消泡剤及びキレート剤を含有する。水を主たる成分と
する液体に溶解した際のpH値が10.0〜13.5の範囲であ
る上記の現像剤。キレート剤が、pH値が10.0〜13.
5において、カルシウムイオン及びマグネシウムイオン
に対する封鎖率が50%以上である上記又はの現像
剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性平版印刷版の現
像処理に用いられる現像液の調製に用いられる、ユーザ
ーに提供される形態の現像剤に関し、更に詳しくは、該
形態が粒状固形である現像剤に関する。
像処理に用いられる現像液の調製に用いられる、ユーザ
ーに提供される形態の現像剤に関し、更に詳しくは、該
形態が粒状固形である現像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、o-キノンジアジド化合物やジアゾ
樹脂のような感光性物質を含有する感光層を支持体上に
有する感光性平版印刷版を用いて平版印刷版を作成する
工程には、画像露光された感光性平版印刷版を現像液で
処理し感光層を画像様に溶出除去する現像処理が含ま
れ、現像液としては、一般的に水を主たる溶媒とするア
ルカリ性現像剤が使用され、現像処理は一般に自動現像
機を用いて行われている。そして、現像に使用される現
像液は、ユーザーに提供される形態である濃縮液(現像
濃縮液)を使用に際してユーザーが希釈して調製されて
いる。
樹脂のような感光性物質を含有する感光層を支持体上に
有する感光性平版印刷版を用いて平版印刷版を作成する
工程には、画像露光された感光性平版印刷版を現像液で
処理し感光層を画像様に溶出除去する現像処理が含ま
れ、現像液としては、一般的に水を主たる溶媒とするア
ルカリ性現像剤が使用され、現像処理は一般に自動現像
機を用いて行われている。そして、現像に使用される現
像液は、ユーザーに提供される形態である濃縮液(現像
濃縮液)を使用に際してユーザーが希釈して調製されて
いる。
【0003】そして、自動現像機で、水を主たる溶媒と
するアルカリ性現像液で現像処理する際、現像液が発泡
して現像不良を起こしたり、現像槽からオーバーフロー
して自動現像機を汚す原因となっていた。その対策とし
て、現像前に現像剤に消泡剤を添加したり、特開昭62-7
3270号公報に開示されているように、予め消泡剤を添加
した現像剤を使用することによって発泡を防いでいた。
するアルカリ性現像液で現像処理する際、現像液が発泡
して現像不良を起こしたり、現像槽からオーバーフロー
して自動現像機を汚す原因となっていた。その対策とし
て、現像前に現像剤に消泡剤を添加したり、特開昭62-7
3270号公報に開示されているように、予め消泡剤を添加
した現像剤を使用することによって発泡を防いでいた。
【0004】また、水を主たる溶媒とするアルカリ性現
像剤は、上記のように現像液の濃縮液を希釈して使用さ
れているが、濃縮液を希釈する希釈水に硬度の高い水道
水や井戸水が用いられた場合、カルシウム塩等が沈殿す
るため、現像性能に悪影響を及ぼし、また、自動現像機
が汚れる原因となっていた。その対策として、カルシウ
ムイオン、マグネシウムイオンを封鎖し得るキレート剤
を現像濃縮液に添加することで防ぐことが知られている
(特開昭62-89060公報)。
像剤は、上記のように現像液の濃縮液を希釈して使用さ
れているが、濃縮液を希釈する希釈水に硬度の高い水道
水や井戸水が用いられた場合、カルシウム塩等が沈殿す
るため、現像性能に悪影響を及ぼし、また、自動現像機
が汚れる原因となっていた。その対策として、カルシウ
ムイオン、マグネシウムイオンを封鎖し得るキレート剤
を現像濃縮液に添加することで防ぐことが知られている
(特開昭62-89060公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポジ型
感光性平版印刷版用現像剤に予め消泡剤を含有させる
と、現像液の表面に油状に浮かんでしまうため、自動現
像機への仕込み時に消泡剤が均一に含有されるように現
像液を注げず、扱いが困難であり、また、ネガ型感光性
平版印刷版用の現像剤、及びネガ型感光性平版印刷版と
ポジ型感光性平版印刷版の兼用現像剤に消泡剤を含有さ
せた場合、消泡剤を均一に含有させることはできるが、
保存性が悪く、3カ月程で消泡効果が無くなってしま
う。一方、キレート剤を現像濃縮液に含有させる形態
は、液剤であるため、重量が重く、かさばり、輸送コス
トがかかり、また包装廃棄物が多く出る欠点があった。
感光性平版印刷版用現像剤に予め消泡剤を含有させる
と、現像液の表面に油状に浮かんでしまうため、自動現
像機への仕込み時に消泡剤が均一に含有されるように現
像液を注げず、扱いが困難であり、また、ネガ型感光性
平版印刷版用の現像剤、及びネガ型感光性平版印刷版と
ポジ型感光性平版印刷版の兼用現像剤に消泡剤を含有さ
せた場合、消泡剤を均一に含有させることはできるが、
保存性が悪く、3カ月程で消泡効果が無くなってしま
う。一方、キレート剤を現像濃縮液に含有させる形態
は、液剤であるため、重量が重く、かさばり、輸送コス
トがかかり、また包装廃棄物が多く出る欠点があった。
【0006】従って、本発明の目的は、水を主たる成分
とする溶媒に溶解して現像液を調製する際に消泡剤が油
状に集合し不均一になる問題が防止され、自動現像機に
より、ネガ版及びポジ版の感光性平版印刷版を多数連続
して処理する際に長時間安定に現像処理でき、かつ発泡
を生じることが少なく、消泡剤を現像前に現像剤に添加
する手間が省かれ、希釈水に硬度の高い水道水や井戸水
を用いても現像性能が変わらず常に安定した現像性能が
得られ、かつ輸送上、物流上の負荷が軽減され、また包
装廃棄物を減少し得、かつ容易に溶解できる現像剤を提
供することである。
とする溶媒に溶解して現像液を調製する際に消泡剤が油
状に集合し不均一になる問題が防止され、自動現像機に
より、ネガ版及びポジ版の感光性平版印刷版を多数連続
して処理する際に長時間安定に現像処理でき、かつ発泡
を生じることが少なく、消泡剤を現像前に現像剤に添加
する手間が省かれ、希釈水に硬度の高い水道水や井戸水
を用いても現像性能が変わらず常に安定した現像性能が
得られ、かつ輸送上、物流上の負荷が軽減され、また包
装廃棄物を減少し得、かつ容易に溶解できる現像剤を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
する本発明の構成は下記(1)、(2)又は(3)であ
る。
する本発明の構成は下記(1)、(2)又は(3)であ
る。
【0008】(1)ケイ酸アルカリを含有し、粒状固形
物の形態の感光性平版印刷版用現像剤において、該感光
性平版印刷版用現像剤が消泡剤及びキレート剤を含有す
ることを特徴とする感光性平版印刷版用現像剤。
物の形態の感光性平版印刷版用現像剤において、該感光
性平版印刷版用現像剤が消泡剤及びキレート剤を含有す
ることを特徴とする感光性平版印刷版用現像剤。
【0009】(2)感光性平版印刷版用現像剤を水を主
たる成分とする液体に溶解した際のpH値が10.0〜13.5
の範囲であることを特徴とする上記(1)に記載の感光
性平版印刷版用現像剤。
たる成分とする液体に溶解した際のpH値が10.0〜13.5
の範囲であることを特徴とする上記(1)に記載の感光
性平版印刷版用現像剤。
【0010】(3)キレート剤が、pH値が10.0〜13.5
において、カルシウムイオン及びマグネシウムイオンに
対する封鎖率が50%以上であることを特徴とする上記
(1)又は(2)に記載の感光性平版印刷版用現像剤。
において、カルシウムイオン及びマグネシウムイオンに
対する封鎖率が50%以上であることを特徴とする上記
(1)又は(2)に記載の感光性平版印刷版用現像剤。
【0011】以下、本発明について詳述する。
【0012】本発明において、粒状固形物とは、多数の
粒状物が該粒状物間に空隙を有して凝集して形成された
固形物をいい、該固形物は、凝集した各粒状物の間に空
隙を有し、見掛けの比重が真の比重に対して極めて小さ
く、「見掛けの比重/真の比重」の比は、好ましくは、
0.2〜0.6の範囲である。
粒状物が該粒状物間に空隙を有して凝集して形成された
固形物をいい、該固形物は、凝集した各粒状物の間に空
隙を有し、見掛けの比重が真の比重に対して極めて小さ
く、「見掛けの比重/真の比重」の比は、好ましくは、
0.2〜0.6の範囲である。
【0013】本発明の現像剤は、複数の種類の現像成分
を含有させるとき、複数種の現像成分を同じ粒状固形物
内に有していても、別々の粒状固形物として含有させて
もよく、現像成分の粒状固形物への配分は任意であり、
各々の粒状固形物に含まれる現像成分の組成が互いに異
なっていてもよい。また、各粒状固形物内の組成分布に
おいて、完全に均一化された組成を有しても、また部分
的に均一化された組成を有してもよく、好ましくは、均
一化された部分が50%以下である粒状固形物である。
を含有させるとき、複数種の現像成分を同じ粒状固形物
内に有していても、別々の粒状固形物として含有させて
もよく、現像成分の粒状固形物への配分は任意であり、
各々の粒状固形物に含まれる現像成分の組成が互いに異
なっていてもよい。また、各粒状固形物内の組成分布に
おいて、完全に均一化された組成を有しても、また部分
的に均一化された組成を有してもよく、好ましくは、均
一化された部分が50%以下である粒状固形物である。
【0014】本発明の現像剤が含有するケイ酸アルカリ
としては、例えばケイ酸カリウム、ケイ酸ナトリウム、
メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム、ケイ酸ア
ンモニウム等が挙げられる。
としては、例えばケイ酸カリウム、ケイ酸ナトリウム、
メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム、ケイ酸ア
ンモニウム等が挙げられる。
【0015】本発明の現像剤に含有させる消泡剤として
は、次のような化合物が挙げられる。
は、次のような化合物が挙げられる。
【0016】本発明に用いられる消泡剤としては消泡効
果、即ち抑泡効果及び/又は破泡効果を有するものが含
まれ、具体的には鉱物油,植物油,アルコール,界面活
性剤,シリコーンなどが挙げられる。
果、即ち抑泡効果及び/又は破泡効果を有するものが含
まれ、具体的には鉱物油,植物油,アルコール,界面活
性剤,シリコーンなどが挙げられる。
【0017】鉱物油としては石油原油及びその加工物か
ら得られる主としてケイパラフィン系やナフテン系の飽
和炭化水素,例えばガソリン,灯油,軽油,重油,マシ
ン油等。
ら得られる主としてケイパラフィン系やナフテン系の飽
和炭化水素,例えばガソリン,灯油,軽油,重油,マシ
ン油等。
【0018】植物油としては乾性油,半乾性油,不乾性
油及び植物脂があり、乾性油の例としてはアマニ油,エ
ノ油,ヒマワリ油,キリ油,アサ実油,ケシ油,クルミ
油,サフラワー油,大豆油等が挙げられ、半乾性油とし
ては綿実油,ゴマ油,トウモロコシ油,ヌカ油,カラシ
油,ナタネ油等、不乾性油としてはオリーブ油,ツバキ
油,サザンカ油,茶油,ヒマシ油,落花生油,トール
油,トウハク油,バッカク油等、また植物脂としてはパ
ーム油,パーム核油,ヤシ油,カカオ油,木蝋等が挙げ
られる。これらの内、特に好ましく用いられるのは不乾
性油である。
油及び植物脂があり、乾性油の例としてはアマニ油,エ
ノ油,ヒマワリ油,キリ油,アサ実油,ケシ油,クルミ
油,サフラワー油,大豆油等が挙げられ、半乾性油とし
ては綿実油,ゴマ油,トウモロコシ油,ヌカ油,カラシ
油,ナタネ油等、不乾性油としてはオリーブ油,ツバキ
油,サザンカ油,茶油,ヒマシ油,落花生油,トール
油,トウハク油,バッカク油等、また植物脂としてはパ
ーム油,パーム核油,ヤシ油,カカオ油,木蝋等が挙げ
られる。これらの内、特に好ましく用いられるのは不乾
性油である。
【0019】アルコールとしては、ステリン,メチルス
テリン(何れも脂環アルコールの一種)及び脂肪アルコ
ールが挙げられ、ステリンの例としてはコレステリン,
カンペステリン,β-シトステリン,スチグマステリ
ン,ブラシカステリン等があり、メチルステリンとして
はロフェノール,グラミステリン,シトロスタジエノー
ル,2,4-エチリデンロフェノール,ラノステリン,シク
ロアルタノール,シクロブラノール等、脂肪アルコール
としてはヘキサノール,オクタノル-1,ノナノール-2,
デカノール-1,ウンデカノール-2,ラウリルアルコー
ル,セチルアルコール,ステアリルアルコール,オクタ
デカノール,ヘキサデカノール,テトラデカノール,ド
デカノール,ドデセノール,フィセテリルアルコール,
オレイルアルコール,ヘキサデカン-1,2-ジオール,オ
クタデカン-1,2-ジオール,エイコンサン-1,2-ジオー
ル,バチルアルコール、セラキルアルコール,キミルア
ルコール等が挙げられる。これらのうちとくに好ましい
ものは脂肪アルコールで、オクタノール-1,セタノー
ル,オクタデカノール,デカノール-1,ラウリルアルコ
ール,ウンデカノール等である。
テリン(何れも脂環アルコールの一種)及び脂肪アルコ
ールが挙げられ、ステリンの例としてはコレステリン,
カンペステリン,β-シトステリン,スチグマステリ
ン,ブラシカステリン等があり、メチルステリンとして
はロフェノール,グラミステリン,シトロスタジエノー
ル,2,4-エチリデンロフェノール,ラノステリン,シク
ロアルタノール,シクロブラノール等、脂肪アルコール
としてはヘキサノール,オクタノル-1,ノナノール-2,
デカノール-1,ウンデカノール-2,ラウリルアルコー
ル,セチルアルコール,ステアリルアルコール,オクタ
デカノール,ヘキサデカノール,テトラデカノール,ド
デカノール,ドデセノール,フィセテリルアルコール,
オレイルアルコール,ヘキサデカン-1,2-ジオール,オ
クタデカン-1,2-ジオール,エイコンサン-1,2-ジオー
ル,バチルアルコール、セラキルアルコール,キミルア
ルコール等が挙げられる。これらのうちとくに好ましい
ものは脂肪アルコールで、オクタノール-1,セタノー
ル,オクタデカノール,デカノール-1,ラウリルアルコ
ール,ウンデカノール等である。
【0020】界面活性剤としては、アニオン性,カチオ
ン性,両性及び非イオン性界面活性剤が挙げられるが、
非イオン性あるいは弱カチオン性界面活性剤が好まし
い。非イオン性あるいは弱カチオン性界面活性剤の好ま
しい例としては、ソルビタンモノラウレート,ソルビタ
ンモノパルミテート,ソルビタンモノステアレート,ソ
ルビタントリステアレート,ソルビタンモノオレエー
ト,ソルビタントリオレエート,ソルビタンセスキオレ
エート,ポリプロピレングリコール,ポリエチレングリ
コールエーテル、次の一般式で示されるフッ素系界面活
性剤、Rf−X−N(R)−(C2H4)nH(式中、RはH又はアル
キル基、Rfはアルキル基のHの一部又は全部をFで置き
換えたフッ化炭素基(C5〜C10程度)、XはCOまたはS
O2、nは1〜10程度の整数を表す。)ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル,ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテル,ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンエーテル等が挙げられる。これらの内、HBL1〜9の
非イオン界面活性剤、特にHBL1〜4の非イオン界面活
性剤が好ましく用いられる。
ン性,両性及び非イオン性界面活性剤が挙げられるが、
非イオン性あるいは弱カチオン性界面活性剤が好まし
い。非イオン性あるいは弱カチオン性界面活性剤の好ま
しい例としては、ソルビタンモノラウレート,ソルビタ
ンモノパルミテート,ソルビタンモノステアレート,ソ
ルビタントリステアレート,ソルビタンモノオレエー
ト,ソルビタントリオレエート,ソルビタンセスキオレ
エート,ポリプロピレングリコール,ポリエチレングリ
コールエーテル、次の一般式で示されるフッ素系界面活
性剤、Rf−X−N(R)−(C2H4)nH(式中、RはH又はアル
キル基、Rfはアルキル基のHの一部又は全部をFで置き
換えたフッ化炭素基(C5〜C10程度)、XはCOまたはS
O2、nは1〜10程度の整数を表す。)ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル,ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテル,ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンエーテル等が挙げられる。これらの内、HBL1〜9の
非イオン界面活性剤、特にHBL1〜4の非イオン界面活
性剤が好ましく用いられる。
【0021】シリコーンとしては、ジアルキルポリジオ
キサン、好ましくは下記に示すジメチルポリジオキサ
ン、
キサン、好ましくは下記に示すジメチルポリジオキサ
ン、
【0022】
【化1】
【0023】ジメチルポリオキサンにカルボン酸あるい
はスルホン酸基を一部導入して変性したもの等である。
はスルホン酸基を一部導入して変性したもの等である。
【0024】常温で液体ないし分散液の消泡剤でも、造
粒操作に支障をきたさないで消泡効果が得られる量を粒
状固形物の形態の現像剤に混入することができる。消泡
剤の含有量は、現像剤に対して0.0001〜10重量%の範囲
が好ましく、0.001〜1重量%の範囲がより好ましい。
粒操作に支障をきたさないで消泡効果が得られる量を粒
状固形物の形態の現像剤に混入することができる。消泡
剤の含有量は、現像剤に対して0.0001〜10重量%の範囲
が好ましく、0.001〜1重量%の範囲がより好ましい。
【0025】本発明の現像剤に含有させるキレート剤
は、好ましくはアルカリ性溶液中でカルシウムイオン及
びマグネシウムイオンを封鎖し得るものであり、含有量
は固形状態において0.01〜20重量%の範囲が好ましく、
より好ましくは0.1〜5重量%である。キレート剤とし
て例えばポリスルホン酸類、ポリリン酸塩、オキシ酸、
アミノポリカルボン酸等が好ましい。
は、好ましくはアルカリ性溶液中でカルシウムイオン及
びマグネシウムイオンを封鎖し得るものであり、含有量
は固形状態において0.01〜20重量%の範囲が好ましく、
より好ましくは0.1〜5重量%である。キレート剤とし
て例えばポリスルホン酸類、ポリリン酸塩、オキシ酸、
アミノポリカルボン酸等が好ましい。
【0026】このアミノポリカルボン酸類は、一般式 >N−(CH2)n−COOR (式中、nは1又は2を表し、Rは水素原子又はアルカ
リ金属原子を表す。)で表される基を分子中に有する化
合物であり、−(CH2)n−COOR基をXで表せば、次のよう
に分類することができる。
リ金属原子を表す。)で表される基を分子中に有する化
合物であり、−(CH2)n−COOR基をXで表せば、次のよう
に分類することができる。
【0027】(1)RNX2型化合物 (2)NX3型化合物 (3)R−NX−CH2 −CH2 −NX−R型化合物 (4)R−NX−CH2 −CH2 −NH2型化合物 (5)X2 N−R′−NH2型及びXを4以上含む化合物 (式中、Rは水素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキ
ル基、アルコキシアルキル基等の置換基を有していても
よい有機基を表し、R′は鎖状又は環状アルキレン基、
フェニレン基等の有機基又はその置換体を表す。) アミノポリカルボン酸の代表的な化合物の例としては、
イミノジ酢酸、イミノジプロピオン酸、N-(3,3-ジメチ
ルブチル)イミノジ酢酸、メルカプトエチルイミノジ酢
酸、メトキシエチルイミノジ酢酸、メチルチオエチルイ
ミノジ酢酸、N-(カルバモイル)イミノジ酢酸、アミノ
エチルイミノジ酢酸、2-エトキシカルボニルアミノエチ
ルイミノジ酢酸、スルホエチルイミノジ酢酸、ニトリロ
トリ酢酸、カルボキシエチルイミノジ酢酸、N,N′-エチ
レンジアミンジ酢酸、N-(2-ヒドロキシシクロヘキシル)
エチレンジアミントリ酢酸、N′-ヒドロキシエチル-エ
チレンジアミン-N,N,N′-トリ酢酸、エチレンジアミン
テトラ酢酸、エチレンジアミン-N,N′-ジ酢酸-N,N′-ジ
プロピオン酸、1,2-プロピレンジアミンテトラ酢酸、ト
リメチレンジアミンテトラ酢酸、ヘキサエチレンジアミ
ンテトラ酢酸、1,2-シクロペンタンジアミンテトラ酢
酸、trans−シクロヘキサン-1,2-ジアミンテトラ酢酸、
2,2′-ジアミノエチルエーテル-N,N,N,N′-テトラ酢
酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、グリコールジア
ミンテトラ酢酸、チオグリコールジアミンテトラ酢酸、
2,2′-ジアミノエチルチオエーテル-N,N,N′,N′-テト
ラ酢酸、N′,N″-ジメチルトリメチレンテトラミン-N,
N,N′′′,N′′′-テトラ酢酸、トリメチレンテトラミ
ンヘキサ酢酸、1,2-ジアミノシクロヘキサンテトラ酢
酸、1,3-ジアミノ-2-プロパノールテトラ酢酸、グルコ
ン酸、酒石酸、クエン酸、シュウ酸及びこれらのナトリ
ウム塩又はカリウム塩等を挙げることができる。
ル基、アルコキシアルキル基等の置換基を有していても
よい有機基を表し、R′は鎖状又は環状アルキレン基、
フェニレン基等の有機基又はその置換体を表す。) アミノポリカルボン酸の代表的な化合物の例としては、
イミノジ酢酸、イミノジプロピオン酸、N-(3,3-ジメチ
ルブチル)イミノジ酢酸、メルカプトエチルイミノジ酢
酸、メトキシエチルイミノジ酢酸、メチルチオエチルイ
ミノジ酢酸、N-(カルバモイル)イミノジ酢酸、アミノ
エチルイミノジ酢酸、2-エトキシカルボニルアミノエチ
ルイミノジ酢酸、スルホエチルイミノジ酢酸、ニトリロ
トリ酢酸、カルボキシエチルイミノジ酢酸、N,N′-エチ
レンジアミンジ酢酸、N-(2-ヒドロキシシクロヘキシル)
エチレンジアミントリ酢酸、N′-ヒドロキシエチル-エ
チレンジアミン-N,N,N′-トリ酢酸、エチレンジアミン
テトラ酢酸、エチレンジアミン-N,N′-ジ酢酸-N,N′-ジ
プロピオン酸、1,2-プロピレンジアミンテトラ酢酸、ト
リメチレンジアミンテトラ酢酸、ヘキサエチレンジアミ
ンテトラ酢酸、1,2-シクロペンタンジアミンテトラ酢
酸、trans−シクロヘキサン-1,2-ジアミンテトラ酢酸、
2,2′-ジアミノエチルエーテル-N,N,N,N′-テトラ酢
酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、グリコールジア
ミンテトラ酢酸、チオグリコールジアミンテトラ酢酸、
2,2′-ジアミノエチルチオエーテル-N,N,N′,N′-テト
ラ酢酸、N′,N″-ジメチルトリメチレンテトラミン-N,
N,N′′′,N′′′-テトラ酢酸、トリメチレンテトラミ
ンヘキサ酢酸、1,2-ジアミノシクロヘキサンテトラ酢
酸、1,3-ジアミノ-2-プロパノールテトラ酢酸、グルコ
ン酸、酒石酸、クエン酸、シュウ酸及びこれらのナトリ
ウム塩又はカリウム塩等を挙げることができる。
【0028】ポリリン酸塩としては、トポリリン酸、ヘ
キサメタリン酸、ピロリン酸等のそれぞれナトリウム塩
等を挙げることができる。
キサメタリン酸、ピロリン酸等のそれぞれナトリウム塩
等を挙げることができる。
【0029】本発明に用いるキレート剤は、pH10.0〜1
3.5においてカルシウムイオン及びマグネシウムイオン
に対する封鎖率が50%以上であることが、現像性能に影
響を与えるようなカルシウム塩等の沈澱の生成を防止す
る点から好ましい。本発明における前記金属イオンの封
鎖率とはその金属イオンのキレート生成定数に対する金
属水酸化物の溶解度とキレート生成定数との差が占める
割合である。カルシウムイオン及びマグネシウムイオン
に対する封鎖率が50%以上であるキレート剤の好ましい
代表例として、エチレンジアミンテトラ酢酸4Na、ジエ
チレントリアミンペタン酢酸、ヒドロキシエチルエチレ
ンジアミントリ酢酸、ニトリロトリ酢酸等が挙げられ
る。
3.5においてカルシウムイオン及びマグネシウムイオン
に対する封鎖率が50%以上であることが、現像性能に影
響を与えるようなカルシウム塩等の沈澱の生成を防止す
る点から好ましい。本発明における前記金属イオンの封
鎖率とはその金属イオンのキレート生成定数に対する金
属水酸化物の溶解度とキレート生成定数との差が占める
割合である。カルシウムイオン及びマグネシウムイオン
に対する封鎖率が50%以上であるキレート剤の好ましい
代表例として、エチレンジアミンテトラ酢酸4Na、ジエ
チレントリアミンペタン酢酸、ヒドロキシエチルエチレ
ンジアミントリ酢酸、ニトリロトリ酢酸等が挙げられ
る。
【0030】本発明の現像剤において、キレート剤は、
現像剤に対し0.01〜2重量%の範囲で含有させるとが好
ましく、0.05〜0.5重量%の範囲がより好ましい。
現像剤に対し0.01〜2重量%の範囲で含有させるとが好
ましく、0.05〜0.5重量%の範囲がより好ましい。
【0031】本発明の現像剤は、上記成分以外に、粒状
固形物の形態に混入できる成分であれば任意の成分を含
有することができる。そのような現像剤成分としては次
のようなものが挙げられる。
固形物の形態に混入できる成分であれば任意の成分を含
有することができる。そのような現像剤成分としては次
のようなものが挙げられる。
【0032】ケイ酸アルカリ以外のアルカリ剤、例え
ば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウ
ム、第三リン酸ナトリウム、第二リン酸ナトリウム、第
三リン酸カリウム、第二リン酸カリウム、第三リン酸ア
ンモニウム、第二リン酸アンモニウム、メタケイ酸ナト
リウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸アンモニウムなどのような無機アルカリ剤、
モノ,ジ又はトリエタノールアミン及び水酸化テトラア
ルキルのような有機アルカリ剤。
ば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウ
ム、第三リン酸ナトリウム、第二リン酸ナトリウム、第
三リン酸カリウム、第二リン酸カリウム、第三リン酸ア
ンモニウム、第二リン酸アンモニウム、メタケイ酸ナト
リウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸アンモニウムなどのような無機アルカリ剤、
モノ,ジ又はトリエタノールアミン及び水酸化テトラア
ルキルのような有機アルカリ剤。
【0033】ノニオン界面活性剤、例えば、ポリエチレ
ングリコール、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、
ポリオキシエチレンノニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエー
テル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキ
シエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンベヘニルエーテル、ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオ
クチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリ
ルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミン、ポリオ
キシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキシエチレン
オレイン酸アミド、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリ
オキシエチレンアビエチルエーテル、ポリオキシエチレ
ンラノリンエーテル、ポリオキシエチレンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシ
エチレングリセリルモノオレート、ポリオキシエチレン
グリセルモノステアレート、ポリオキシエチレンプロピ
レングリコールモノステアレート、オキシエチレンオキ
シプロピレンブロックポリマー、ジスチレン化フェノー
ルポリエチレンオキシド付加物、トリベンジルフェノー
ルポリエチレンオキシド付加物、オクチルフェノールポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレン付加物、グリセ
ロールモノステアレート、ソルビタンモノラウレート、
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等。
ングリコール、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、
ポリオキシエチレンノニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエー
テル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキ
シエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンベヘニルエーテル、ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオ
クチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリ
ルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミン、ポリオ
キシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキシエチレン
オレイン酸アミド、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリ
オキシエチレンアビエチルエーテル、ポリオキシエチレ
ンラノリンエーテル、ポリオキシエチレンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオキシ
エチレングリセリルモノオレート、ポリオキシエチレン
グリセルモノステアレート、ポリオキシエチレンプロピ
レングリコールモノステアレート、オキシエチレンオキ
シプロピレンブロックポリマー、ジスチレン化フェノー
ルポリエチレンオキシド付加物、トリベンジルフェノー
ルポリエチレンオキシド付加物、オクチルフェノールポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレン付加物、グリセ
ロールモノステアレート、ソルビタンモノラウレート、
ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等。
【0034】アニオン型界面活性剤、例えば、高級アル
コール(C8〜C22)硫酸エステル塩類[例えば、ラウ
リルアルコールサルフェートのナトリウム塩、オクテル
アルコールサルフェートのナトリウム塩、ラウリルアル
コールサルフェートのアンモニウム塩、「Teepol-81」
(商品名・シエル化学製)、第二ナトリウムアルキルサ
ルフェートなど]、脂肪族アルコールリン酸エステル塩
類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナトリ
ウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類(例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、イソ
プロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、ジナフ
タリンジスルホン酸のナリトウム塩、メタニトロベンゼ
ンスルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルアミドの
スルホン酸塩類(例えば、C17H33CON(CH3)CH2SO3Naな
ど)、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン酸塩類(例え
ば、ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナ
トリウムスルホコハク酸ジヘキシルエステルなど)等。
コール(C8〜C22)硫酸エステル塩類[例えば、ラウ
リルアルコールサルフェートのナトリウム塩、オクテル
アルコールサルフェートのナトリウム塩、ラウリルアル
コールサルフェートのアンモニウム塩、「Teepol-81」
(商品名・シエル化学製)、第二ナトリウムアルキルサ
ルフェートなど]、脂肪族アルコールリン酸エステル塩
類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナトリ
ウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類(例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、イソ
プロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、ジナフ
タリンジスルホン酸のナリトウム塩、メタニトロベンゼ
ンスルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルアミドの
スルホン酸塩類(例えば、C17H33CON(CH3)CH2SO3Naな
ど)、二塩基性脂肪酸エステルのスルホン酸塩類(例え
ば、ナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナ
トリウムスルホコハク酸ジヘキシルエステルなど)等。
【0035】カチオン界面活性剤、例えば、アミン型の
例としては、ポリオキシエチレンアルキルアミン、N-ア
ルキルプロピレンアミン、N-アルキルポリエチレンポリ
アミン、N-アルキルポリエチレンポリアミンジメチル硫
酸塩、アルキルビグアニド、長鎖アミンオキシド、アル
キルイミダゾリン、1-ヒドロキシエチル-2-アルキルイ
ミダゾリン、1-アセチルアミノエチル-2-アルキルイミ
ダゾリン、2-アルキル-4-メチル-4-ヒドロキシメチルオ
キサゾリン等。第四アンモニウム塩型の例としては、長
鎖第1アミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩、
ジアルキルジメチルエチルアンモニウム塩、アルキルジ
メチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアン
モニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルキノリ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、アルキルピリ
ジニウム硫酸塩、ステアラミドメチルピリジニウム塩、
アシルアミノエチルジエチルアミン塩、アシルアミノエ
チルメチルジエチルアンモニウム塩、アルキルアミドプ
ロピルジメチルベンジルアンモニウム塩、脂肪酸ポリエ
チレンポリアミド、アシルアミノエチルビリジニウム
塩、アシルコラミノホルミルメチルピリジニウム塩、ス
テアロオキシメチルピリジニウム塩、脂肪酸トリエタノ
ールアミン、脂肪酸トリエタノールアミンギ酸塩、トリ
オキシエチレン脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸ジ
ブチルアミノエタノール、セチルオキシメチルピリジニ
ウム塩、p-イソオクチルフェノキシエトキシエチルジメ
チルベンジルアンモニウム塩等。
例としては、ポリオキシエチレンアルキルアミン、N-ア
ルキルプロピレンアミン、N-アルキルポリエチレンポリ
アミン、N-アルキルポリエチレンポリアミンジメチル硫
酸塩、アルキルビグアニド、長鎖アミンオキシド、アル
キルイミダゾリン、1-ヒドロキシエチル-2-アルキルイ
ミダゾリン、1-アセチルアミノエチル-2-アルキルイミ
ダゾリン、2-アルキル-4-メチル-4-ヒドロキシメチルオ
キサゾリン等。第四アンモニウム塩型の例としては、長
鎖第1アミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩、
ジアルキルジメチルエチルアンモニウム塩、アルキルジ
メチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアン
モニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルキノリ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、アルキルピリ
ジニウム硫酸塩、ステアラミドメチルピリジニウム塩、
アシルアミノエチルジエチルアミン塩、アシルアミノエ
チルメチルジエチルアンモニウム塩、アルキルアミドプ
ロピルジメチルベンジルアンモニウム塩、脂肪酸ポリエ
チレンポリアミド、アシルアミノエチルビリジニウム
塩、アシルコラミノホルミルメチルピリジニウム塩、ス
テアロオキシメチルピリジニウム塩、脂肪酸トリエタノ
ールアミン、脂肪酸トリエタノールアミンギ酸塩、トリ
オキシエチレン脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸ジ
ブチルアミノエタノール、セチルオキシメチルピリジニ
ウム塩、p-イソオクチルフェノキシエトキシエチルジメ
チルベンジルアンモニウム塩等。
【0036】無機の還元剤、例えば、亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸水素
ナトリウム、亜硫酸水素カリウム等の亜硫酸塩、亜リン
酸ナトリウム、亜リン酸カリウム、亜リン酸水素ナトリ
ウム、亜リン酸水素カリウム、亜リン酸二水素ナトリウ
ム、亜リン酸水素二カリウム等のリン酸塩、ヒドラジ
ン、チオ硫酸ナトリウム、亜ジチオン酸ナトリウム等。
ム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸水素
ナトリウム、亜硫酸水素カリウム等の亜硫酸塩、亜リン
酸ナトリウム、亜リン酸カリウム、亜リン酸水素ナトリ
ウム、亜リン酸水素カリウム、亜リン酸二水素ナトリウ
ム、亜リン酸水素二カリウム等のリン酸塩、ヒドラジ
ン、チオ硫酸ナトリウム、亜ジチオン酸ナトリウム等。
【0037】有機の還元剤、例えば、ハイドロキノン、
メトール、メトキシキノン等のフェノール化合物、フェ
ニレンジアミン、フェニルヒドラジン等のアミン化合
物。
メトール、メトキシキノン等のフェノール化合物、フェ
ニレンジアミン、フェニルヒドラジン等のアミン化合
物。
【0038】有機カルボン酸、例えば、炭素原子数6〜2
0の脂肪族カルボン酸、およびベンゼン環またはナフタ
レン環にカルボキシル基が置換した芳香族カルボン酸。
0の脂肪族カルボン酸、およびベンゼン環またはナフタ
レン環にカルボキシル基が置換した芳香族カルボン酸。
【0039】脂肪族カルボン酸、例えば、カプロン酸、
エナンチル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン
酸、ラウリン酸、ミスチリン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸等。
エナンチル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン
酸、ラウリン酸、ミスチリン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸等。
【0040】芳香族カルボン酸、例えば、安息香酸、o-
クロロ安息香酸、p-クロロ安息香酸、o-ヒドロキシ安息
香酸、p-ヒドロキシ安息香酸、p-tert-ブチル安息香
酸、o-アミノ安息香酸、 p-アミノ安息香酸、2,4-ジヒ
ドロキシ安息香酸、2,5-ジヒドロキシ安息香酸、2,3-ジ
ヒドロキシ安息香酸、2,3-ジヒドロキシ安息香酸、3,5-
ジヒドロキシ安息香酸、没食子酸、1-ヒドロキシ-2-ナ
フトエ酸、3-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸、2-ヒドロキシ-
1-ナフトエ酸、1-ナフトエ酸、2-ナフトエ酸等。
クロロ安息香酸、p-クロロ安息香酸、o-ヒドロキシ安息
香酸、p-ヒドロキシ安息香酸、p-tert-ブチル安息香
酸、o-アミノ安息香酸、 p-アミノ安息香酸、2,4-ジヒ
ドロキシ安息香酸、2,5-ジヒドロキシ安息香酸、2,3-ジ
ヒドロキシ安息香酸、2,3-ジヒドロキシ安息香酸、3,5-
ジヒドロキシ安息香酸、没食子酸、1-ヒドロキシ-2-ナ
フトエ酸、3-ヒドロキシ-2-ナフトエ酸、2-ヒドロキシ-
1-ナフトエ酸、1-ナフトエ酸、2-ナフトエ酸等。
【0041】本発明の現像剤は、現像性能の点から界面
活性剤を含有することが好ましく、その含有量は、現像
剤に対して0.02〜2重量%の範囲が好ましく、また、現
像性能の点から還元剤を含有することが好ましく、その
含有量は、現像剤に対して5〜40重量%の範囲が好まし
い。
活性剤を含有することが好ましく、その含有量は、現像
剤に対して0.02〜2重量%の範囲が好ましく、また、現
像性能の点から還元剤を含有することが好ましく、その
含有量は、現像剤に対して5〜40重量%の範囲が好まし
い。
【0042】本発明の現像剤は、水を主たる成分とする
液体に溶解し現像液又は現像補充液とした際のpH値(2
5℃)が10.0〜13.5の範囲となる態様において消泡剤の
油状に集合する問題の防止効果が顕著である。また、上
記pH値が10.0未満であると感光性平版印刷版の現像時
に残膜が残りやすく、pH値が13.5を超えると画像部も
溶解してしまうような膜減りが生じやすくなる。上記
「水を主たる成分とする液体」とは、水、又は水と水混
和性有機溶剤の混合物で水の含有率が70重量%以上の液
体をいう。
液体に溶解し現像液又は現像補充液とした際のpH値(2
5℃)が10.0〜13.5の範囲となる態様において消泡剤の
油状に集合する問題の防止効果が顕著である。また、上
記pH値が10.0未満であると感光性平版印刷版の現像時
に残膜が残りやすく、pH値が13.5を超えると画像部も
溶解してしまうような膜減りが生じやすくなる。上記
「水を主たる成分とする液体」とは、水、又は水と水混
和性有機溶剤の混合物で水の含有率が70重量%以上の液
体をいう。
【0043】本発明の現像剤の形状及び大きさは、流通
面、使用面等から有利な条件を適宜選ぶことができる。
形状としては、板状、棒状、粉状、ヌードル状、サイコ
ロ状等適宜の形状を採ることができるが、顆粒状、小球
状又は短いヌードル状であることが、溶解し易い点及び
取り扱い易い点から好ましい。また、粒状固形物は、微
小結晶状、粉末状等の現像剤成分の形状が一部残ってい
る粒状、顆粒状等でもよく、特に現像成分の形状が一部
残っている粒状、又は顆粒状が溶解性の点から好まし
い。粒状固形物の大きさは、粒径が0.1〜30mmの範囲が
好ましく、より好ましくは0.3〜10mmの範囲である。
面、使用面等から有利な条件を適宜選ぶことができる。
形状としては、板状、棒状、粉状、ヌードル状、サイコ
ロ状等適宜の形状を採ることができるが、顆粒状、小球
状又は短いヌードル状であることが、溶解し易い点及び
取り扱い易い点から好ましい。また、粒状固形物は、微
小結晶状、粉末状等の現像剤成分の形状が一部残ってい
る粒状、顆粒状等でもよく、特に現像成分の形状が一部
残っている粒状、又は顆粒状が溶解性の点から好まし
い。粒状固形物の大きさは、粒径が0.1〜30mmの範囲が
好ましく、より好ましくは0.3〜10mmの範囲である。
【0044】本発明の現像剤の製造方法としては、複数
の現像成分を液体に溶解又は分散し、溶液又はスラリー
状混合物とした後に、細分化し、乾燥又は乾燥後に細分
化して固形の粒状物とする方法、及び複数の現像剤の固
形成分を、混合前又は混合後に0.1mm以下の粒径に粉砕
し、一緒に混合された状態で顆粒化用液体及び/又はバ
インダーを添加し、粉末凝集し、得られた粒状固形物を
乾燥する製造方法が挙げられる。また、後者の方法にお
いて、粉末凝集して得られた顆粒状物を減圧下で乾燥す
るか又は窒素ガス雰囲気中で加熱して乾燥する方法が好
ましく、減圧下で加熱して乾燥することがより好まし
い。
の現像成分を液体に溶解又は分散し、溶液又はスラリー
状混合物とした後に、細分化し、乾燥又は乾燥後に細分
化して固形の粒状物とする方法、及び複数の現像剤の固
形成分を、混合前又は混合後に0.1mm以下の粒径に粉砕
し、一緒に混合された状態で顆粒化用液体及び/又はバ
インダーを添加し、粉末凝集し、得られた粒状固形物を
乾燥する製造方法が挙げられる。また、後者の方法にお
いて、粉末凝集して得られた顆粒状物を減圧下で乾燥す
るか又は窒素ガス雰囲気中で加熱して乾燥する方法が好
ましく、減圧下で加熱して乾燥することがより好まし
い。
【0045】また、本発明の現像剤の好ましい製造方法
として乾式の撹拌造粒法がある。この方法の例を次に述
べる。まず、ケイ酸アルカリを含有する溶液を作成し、
この溶液を噴霧乾燥法に付す。該溶液は、ケイ酸塩濃度
が30重量%以上であることが乾燥効率の点から好まし
い。ケイ酸塩としては、溶解性及び現像性能の点からア
ルカリ金属ケイ酸塩が良く、好ましくはケイ酸カリウム
である。ケイ酸塩がアルカリ金属ケイ酸塩である場合、
[SiO2]/[M]値は1.8以下であることが好ましく、
1.6以下がより好ましく、1.4以下が更に好ましい。噴霧
乾燥法は、向流又は並流の熱風気流中に、溶液、ペース
ト、懸濁液、溶融液等の液状材料を圧力ノズルや高速回
転円盤を使って微粒化噴霧し、熱風との接触で瞬時に乾
燥して粒子を得る方法である。ケイ酸アルカリ溶液を噴
霧乾燥法によって乾燥する装置としては公知の噴霧乾燥
機を用いることができる。噴霧乾燥法において、乾燥風
温度は150℃以上とすることが好ましく、更に好ましく
は200℃以上である。150℃未満では乾燥効率が低下す
る。また、噴霧乾燥で得られるケイ酸アルカリ粉末の粒
径は100μm以下であることが好ましく、50μm以下であ
ることが更に好ましい。このようにして得たケイ酸アル
カリ粉末を次に乾式造粒によって顆粒化する。乾式造粒
に際しては、造粒に支障を来さない限度(具体的には全
量の50重量%以下)でケイ酸アルカリ溶液を混入させる
ことができる。乾式造粒に際して、消泡剤及びキレート
剤、並びに現像剤に含有させるその他の原料を粉末状ケ
イ酸アルカリと混合して造粒する。上記その他の原料に
は、例えばケイ酸塩以外の無機アルカリ剤のような固体
原料、造粒操作に支障をきたさない程度で混入させる液
体原料、必要に応じて用いるバインダー等が含まれる。
以上の造粒原料を公知の乾式撹拌造粒法で造粒すれば顆
粒化の形態の現像剤が得られる。乾式造粒法としては、
撹拌造粒の他に流動層造粒、転動造粒及び圧縮造粒後解
砕のいずれの方法も用いることができるが、撹拌造粒法
が好ましい。撹拌造粒法による造粒装置は、粒子を入れ
る容器と、せん断混合する撹拌羽根及び造粒羽根で構成
されている。容器内に原料を投入し、良く撹拌混合した
後、必要ならば撹拌を続けながらバインダーを投入し、
更に撹拌を続けることによって造粒物を得る装置であ
る。撹拌造粒法による造粒において、撹拌羽根の回転数
は100〜1000rpm、造粒羽根の回転数は1000〜5000rpmと
することが好ましい。バインダーを使用するとき、バイ
ンダーはアルカリ可溶性であることが好ましい。バイン
ダーを添加する場合、添加量は固体原料総重量の2〜50
%の範囲が好ましく、より好ましくは2〜30%の範囲で
ある。バインダーの具体例としては、水、ケイ酸塩溶液
(ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等)、糖類(ぶど
う糖、菓糖、しょ糖、水飴等)、水溶性高分子(特開昭
59-57242号公報第8頁右上欄第6行〜第9頁左上欄第9
行参照)、アルカリ可溶性樹脂(ノボラック樹脂等)が
挙げられる。これらは、単独で用いるほか、2種以上を
混合使用してもよい。また、こられは水などの溶剤に溶
解して使用してもよい。
として乾式の撹拌造粒法がある。この方法の例を次に述
べる。まず、ケイ酸アルカリを含有する溶液を作成し、
この溶液を噴霧乾燥法に付す。該溶液は、ケイ酸塩濃度
が30重量%以上であることが乾燥効率の点から好まし
い。ケイ酸塩としては、溶解性及び現像性能の点からア
ルカリ金属ケイ酸塩が良く、好ましくはケイ酸カリウム
である。ケイ酸塩がアルカリ金属ケイ酸塩である場合、
[SiO2]/[M]値は1.8以下であることが好ましく、
1.6以下がより好ましく、1.4以下が更に好ましい。噴霧
乾燥法は、向流又は並流の熱風気流中に、溶液、ペース
ト、懸濁液、溶融液等の液状材料を圧力ノズルや高速回
転円盤を使って微粒化噴霧し、熱風との接触で瞬時に乾
燥して粒子を得る方法である。ケイ酸アルカリ溶液を噴
霧乾燥法によって乾燥する装置としては公知の噴霧乾燥
機を用いることができる。噴霧乾燥法において、乾燥風
温度は150℃以上とすることが好ましく、更に好ましく
は200℃以上である。150℃未満では乾燥効率が低下す
る。また、噴霧乾燥で得られるケイ酸アルカリ粉末の粒
径は100μm以下であることが好ましく、50μm以下であ
ることが更に好ましい。このようにして得たケイ酸アル
カリ粉末を次に乾式造粒によって顆粒化する。乾式造粒
に際しては、造粒に支障を来さない限度(具体的には全
量の50重量%以下)でケイ酸アルカリ溶液を混入させる
ことができる。乾式造粒に際して、消泡剤及びキレート
剤、並びに現像剤に含有させるその他の原料を粉末状ケ
イ酸アルカリと混合して造粒する。上記その他の原料に
は、例えばケイ酸塩以外の無機アルカリ剤のような固体
原料、造粒操作に支障をきたさない程度で混入させる液
体原料、必要に応じて用いるバインダー等が含まれる。
以上の造粒原料を公知の乾式撹拌造粒法で造粒すれば顆
粒化の形態の現像剤が得られる。乾式造粒法としては、
撹拌造粒の他に流動層造粒、転動造粒及び圧縮造粒後解
砕のいずれの方法も用いることができるが、撹拌造粒法
が好ましい。撹拌造粒法による造粒装置は、粒子を入れ
る容器と、せん断混合する撹拌羽根及び造粒羽根で構成
されている。容器内に原料を投入し、良く撹拌混合した
後、必要ならば撹拌を続けながらバインダーを投入し、
更に撹拌を続けることによって造粒物を得る装置であ
る。撹拌造粒法による造粒において、撹拌羽根の回転数
は100〜1000rpm、造粒羽根の回転数は1000〜5000rpmと
することが好ましい。バインダーを使用するとき、バイ
ンダーはアルカリ可溶性であることが好ましい。バイン
ダーを添加する場合、添加量は固体原料総重量の2〜50
%の範囲が好ましく、より好ましくは2〜30%の範囲で
ある。バインダーの具体例としては、水、ケイ酸塩溶液
(ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等)、糖類(ぶど
う糖、菓糖、しょ糖、水飴等)、水溶性高分子(特開昭
59-57242号公報第8頁右上欄第6行〜第9頁左上欄第9
行参照)、アルカリ可溶性樹脂(ノボラック樹脂等)が
挙げられる。これらは、単独で用いるほか、2種以上を
混合使用してもよい。また、こられは水などの溶剤に溶
解して使用してもよい。
【0046】本発明の現像剤の包装形態としては、複数
個の固形化現像剤が混合され、1つの防湿容器(ポリエ
チレン製袋、ポリエチレン製タンク、金属缶、牛乳カー
トン等)に入れられる形態が好ましい。固形化現像剤は
色分けされていてもよい。また、現像液の調製に用いら
れる現像剤の包装形態は、複数に分けた形態でもよい
が、好ましくは、溶剤以外の現像剤成分が総て混合され
た比較的大きな1個の粒状固形物からなる形態か、比較
的小径の多数の粒状固形物を1つの包装の内容とする形
態であり、後者の形態がより好ましい。
個の固形化現像剤が混合され、1つの防湿容器(ポリエ
チレン製袋、ポリエチレン製タンク、金属缶、牛乳カー
トン等)に入れられる形態が好ましい。固形化現像剤は
色分けされていてもよい。また、現像液の調製に用いら
れる現像剤の包装形態は、複数に分けた形態でもよい
が、好ましくは、溶剤以外の現像剤成分が総て混合され
た比較的大きな1個の粒状固形物からなる形態か、比較
的小径の多数の粒状固形物を1つの包装の内容とする形
態であり、後者の形態がより好ましい。
【0047】本発明の現像剤から現像液を調製するに際
し、有機溶剤を使用液状態に対して0.5〜10重量%添加
させると液剤と同様の性能を得ることができる。
し、有機溶剤を使用液状態に対して0.5〜10重量%添加
させると液剤と同様の性能を得ることができる。
【0048】本発明の現像剤の固形化が適用される感光
性平版印刷版とその現像剤には、例えば感光性成分とし
てジアゾ化合物を用いたネガ型感光層を有する感光性平
版印刷版とその現像剤、感光性成分としてo-キノンジア
ジド化合物を用いたポジ型感光層を有する感光性平版印
刷版とその現像剤、例えば特開昭62-175757号公報第5
頁左下欄第18行〜第7頁右上欄第11行に記載されている
ような感光性平版印刷版及び例えば特開昭62-24263号、
同62-24264号、同62-25761号、同62-35351号、同62-732
71号、同62-75535号、同62-89060号、同62-125357号、
同62-133460号、同62-159148号、同62-168160号、同62-
175757号、同62-175758号、同63−200154号、
同63−205658号各公報に記載されているような
感光性平版印刷版とその現像剤、特開平1-149043号、特
開平1-150142号、特開平1-154157号、特開平1-154158号
等に記載されたような、基板上に感光層及びインキ反撥
層としてシリコーン層を積層した構成を有する製版材料
とその現像剤等が包含される。
性平版印刷版とその現像剤には、例えば感光性成分とし
てジアゾ化合物を用いたネガ型感光層を有する感光性平
版印刷版とその現像剤、感光性成分としてo-キノンジア
ジド化合物を用いたポジ型感光層を有する感光性平版印
刷版とその現像剤、例えば特開昭62-175757号公報第5
頁左下欄第18行〜第7頁右上欄第11行に記載されている
ような感光性平版印刷版及び例えば特開昭62-24263号、
同62-24264号、同62-25761号、同62-35351号、同62-732
71号、同62-75535号、同62-89060号、同62-125357号、
同62-133460号、同62-159148号、同62-168160号、同62-
175757号、同62-175758号、同63−200154号、
同63−205658号各公報に記載されているような
感光性平版印刷版とその現像剤、特開平1-149043号、特
開平1-150142号、特開平1-154157号、特開平1-154158号
等に記載されたような、基板上に感光層及びインキ反撥
層としてシリコーン層を積層した構成を有する製版材料
とその現像剤等が包含される。
【0049】次に、本発明の現像剤を用いて現像処理す
る方法に用いられる自動現像機について図面を参照して
説明する。図1は該自動現像機の一例を示す構成図で、
A1は循環使用される現像液で現像を行う現像部で、現
像液を調製する機構を内蔵している。B1は水洗部、C
1はリンス液又は不感脂化液で処理するリンス・ガム
部、PSは感光性平版印刷版又はその搬送路である。上
記各処理部において、1は感光性平版印刷版を搬送する
搬送ローラ対、5は絞りローラ対、8は串ローラ、9は
ガイドローラ、10はブラシローラ、12はシャワーパイ
プ、14は現像タンク、15は水洗水タンク、16はリンス液
又は不感脂化液(ガム液)を入れるリンス・ガムタン
ク、17は現像タンク14内の現像液を流動させるためのポ
ンプ、18,19はシャワーパイプ12へそれぞれの処理液を
圧送するポンプ、20は現像補充液を入れる補充液タン
ク、21は補充装置、25,26はオーバーフロー液をオーバ
ーフロータンク(図示せず)へ導く配管、27は現像タン
ク14内の現像液を加熱し所定の温度に保つためのサーモ
スタット付きヒータである。30は面積測定反射センサ
で、複数の光学センサを搬送路と直交する水平方向に配
置し、その検知信号によって版幅検出回路31で感光材料
の幅を検出し版面積積算回路32で感光性平版印刷版の面
積を検出するように構成されている。35は稼働・休止時
間積算回路で、処理による現像液の疲労(処理疲労)の
ほかに、空気中の炭酸ガスの吸収による活性度の低下
(経時疲労)に対応する補充を行うためのものであり、
電源スイッチ36の開閉により処理装置の稼働及び休止を
検知し、稼働時間及び休止時間をそれぞれ積算し、これ
らの各状態における経時疲労に対応する補充量を計算
し、上記各信号は、流量制御回路37に入力され、予め定
めた関数関係に基づいた補充量の補充がなされるよう、
ポンプ駆動回路38を介して補充装置21を制御するように
構成されている。現像タンク14及び補充液貯蔵タンク20
中に入れる現像液は、調液タンク40で固形化現像剤を水
に溶解させて調製するようになっている。調液タンク40
はその上部に固形化現像剤投入口41を備え、固形化現像
剤投入口41から所定量の固形化現像剤が調液タンク40内
へ投入され、また有機溶剤は有機溶剤タンク47から定量
ポンプ48により調液タンク40内に所定量流入される。一
方、溶解用の水は、希釈水貯蔵タンク42から定量ポンプ
43により調液タンク40内に流入するように構成されてい
る。また、これらの調液装置は、現像剤用と補充剤用の
設定が切り換えられるようになっている。(図示せず)
45は撹拌器、46a,46bはポンプである。
る方法に用いられる自動現像機について図面を参照して
説明する。図1は該自動現像機の一例を示す構成図で、
A1は循環使用される現像液で現像を行う現像部で、現
像液を調製する機構を内蔵している。B1は水洗部、C
1はリンス液又は不感脂化液で処理するリンス・ガム
部、PSは感光性平版印刷版又はその搬送路である。上
記各処理部において、1は感光性平版印刷版を搬送する
搬送ローラ対、5は絞りローラ対、8は串ローラ、9は
ガイドローラ、10はブラシローラ、12はシャワーパイ
プ、14は現像タンク、15は水洗水タンク、16はリンス液
又は不感脂化液(ガム液)を入れるリンス・ガムタン
ク、17は現像タンク14内の現像液を流動させるためのポ
ンプ、18,19はシャワーパイプ12へそれぞれの処理液を
圧送するポンプ、20は現像補充液を入れる補充液タン
ク、21は補充装置、25,26はオーバーフロー液をオーバ
ーフロータンク(図示せず)へ導く配管、27は現像タン
ク14内の現像液を加熱し所定の温度に保つためのサーモ
スタット付きヒータである。30は面積測定反射センサ
で、複数の光学センサを搬送路と直交する水平方向に配
置し、その検知信号によって版幅検出回路31で感光材料
の幅を検出し版面積積算回路32で感光性平版印刷版の面
積を検出するように構成されている。35は稼働・休止時
間積算回路で、処理による現像液の疲労(処理疲労)の
ほかに、空気中の炭酸ガスの吸収による活性度の低下
(経時疲労)に対応する補充を行うためのものであり、
電源スイッチ36の開閉により処理装置の稼働及び休止を
検知し、稼働時間及び休止時間をそれぞれ積算し、これ
らの各状態における経時疲労に対応する補充量を計算
し、上記各信号は、流量制御回路37に入力され、予め定
めた関数関係に基づいた補充量の補充がなされるよう、
ポンプ駆動回路38を介して補充装置21を制御するように
構成されている。現像タンク14及び補充液貯蔵タンク20
中に入れる現像液は、調液タンク40で固形化現像剤を水
に溶解させて調製するようになっている。調液タンク40
はその上部に固形化現像剤投入口41を備え、固形化現像
剤投入口41から所定量の固形化現像剤が調液タンク40内
へ投入され、また有機溶剤は有機溶剤タンク47から定量
ポンプ48により調液タンク40内に所定量流入される。一
方、溶解用の水は、希釈水貯蔵タンク42から定量ポンプ
43により調液タンク40内に流入するように構成されてい
る。また、これらの調液装置は、現像剤用と補充剤用の
設定が切り換えられるようになっている。(図示せず)
45は撹拌器、46a,46bはポンプである。
【0050】次に、図1に示す処理装置の動作を説明す
る。処理装置の電源をオンにしたうえで、調液装置を現
像剤用にするとポンプ43により所定量の水が調液タンク
40内に流入し、次いで所定量の固形化現像剤が包装され
た包装単位によって、所定量の固形化現像剤が固形化現
像剤投入口41から調液タンク40内に投入され、次いで有
機溶剤タンク47からポンプ48により所定量の有機溶剤が
調液タンク40内に投入される。調液タンク40において撹
拌器45を回転させて撹拌し固形化現像剤を完全に溶解さ
せる。その後、ポンプ46aを作動させて現像タンク14に
現像液が送られる。現像液が送られた後、調液装置を補
充剤用に切り換え、現像剤と同様に固形化補充剤を投入
すると、固形化補充剤、水、有機溶剤がそれぞれ所定
量、調液タンク40により完全に溶解され、調液された補
充液は現像ポンプ46bにより補充液貯蔵タンク20に送ら
れる。
る。処理装置の電源をオンにしたうえで、調液装置を現
像剤用にするとポンプ43により所定量の水が調液タンク
40内に流入し、次いで所定量の固形化現像剤が包装され
た包装単位によって、所定量の固形化現像剤が固形化現
像剤投入口41から調液タンク40内に投入され、次いで有
機溶剤タンク47からポンプ48により所定量の有機溶剤が
調液タンク40内に投入される。調液タンク40において撹
拌器45を回転させて撹拌し固形化現像剤を完全に溶解さ
せる。その後、ポンプ46aを作動させて現像タンク14に
現像液が送られる。現像液が送られた後、調液装置を補
充剤用に切り換え、現像剤と同様に固形化補充剤を投入
すると、固形化補充剤、水、有機溶剤がそれぞれ所定
量、調液タンク40により完全に溶解され、調液された補
充液は現像ポンプ46bにより補充液貯蔵タンク20に送ら
れる。
【0051】図2は本発明の現像剤を用いて現像処理す
るのに用いられる自動現像機の別の一例を示す構成図
で、A2は現像を行う現像部、B2は水洗部、C2はリ
ンス処理や不感脂化処理の後処理を行うリンス・ガム
部、PSは感光性平版印刷版又はその搬送路である。こ
れらの各処理部において、52,53,54は搬送ローラ、55
は感光性平版印刷版1枚毎に実質的に未使用の現像液を
その感光層面に供給する現像液供給スリットで、2枚の
板材により形成されるスリットをその下端に有し、現像
液供給ノズル56から供給された現像液を該スリットから
搬送幅にわたって一様の液厚で搬送されている感光性平
版印刷版の上面に供給するように構成されており、その
詳細は特開昭64-81943号公報の記載を参照することがで
きる。57は現像液供給スリット55で現像液を塗布する際
に感光性平版印刷版を支持して搬送し、感光性平版印刷
版の不通過時には現像液供給スリット55の下端と摺接
し、この摺接部に現像液溜まりを形成する現像液塗布ロ
ーラである。58は浸漬現像を行うための浸漬現像バッ
ト、59は浸漬現像バット58内へ感光性平版印刷版を案内
する押えローラ、60は現像促進用のブラシローラ、61は
スクイズローラ、62はローラ洗浄用現像液バット、63は
搬送中の感光性平版印刷版から流下した現像廃液を受け
る廃液受けである。現像液供給ノズル56へ送る現像液
は、調液タンク65で顆粒化形態の現像剤を水に溶解して
調製する方法と、濃縮現像液を水で希釈して調製する方
法を選択できるように構成されている。即ち、調液タン
ク65の上方には顆粒の形態の現像剤を貯蔵する現像剤タ
ンク66を備え、その中の現像剤が粉体供給機67で調液タ
ンク65内へ、また、有機溶剤タンク68内に入れた有機溶
剤が定量ポンプ69aで調液タンク65へそれぞれ定量的に
送られるようになっている。調液タンク65は、内部の液
面高さを制御する機構(不図示)を備え、液面高さが所
定の下限になると希釈水貯蔵タンク71内の水がポンプ70
で調液タンク65へ所定の上限に達するまで送られ、この
送液量に見合う量の現像剤及び有機溶剤が調液タンク65
に供給されるようになっている。73は撹拌機である。希
釈水貯蔵タンク71は、図示しない液面センサ及び制御機
構により、液面が所定の高さ以下になると、図示しない
電磁弁が開いて水道水が希釈水貯蔵タンク71内に導入さ
れ、所定の高さ以上になると該電磁弁が閉じて水道水の
流入が遮断されるようになっている。74は現像液一時貯
蔵タンクで、図示しない液面センサと制御機構により、
現像液一時貯蔵タンク74内の液面が所定の下限になると
電磁弁75が開かれて調液タンク65内の現像液が現像液一
時貯蔵タンク74へ流入し、液面が所定の上限になると電
磁弁75が閉じて調液タンク65からの現像液の流入が遮断
され、上記液の送り込みの間、水と現像剤の調液タンク
65への送り込みが中止されるように構成されている。現
像液一時貯蔵タンク74内の現像液は図示しないヒータで
所定の温度に調整されて定量ポンプ69bで現像液供給ノ
ズル56へ送られるようになっている。
るのに用いられる自動現像機の別の一例を示す構成図
で、A2は現像を行う現像部、B2は水洗部、C2はリ
ンス処理や不感脂化処理の後処理を行うリンス・ガム
部、PSは感光性平版印刷版又はその搬送路である。こ
れらの各処理部において、52,53,54は搬送ローラ、55
は感光性平版印刷版1枚毎に実質的に未使用の現像液を
その感光層面に供給する現像液供給スリットで、2枚の
板材により形成されるスリットをその下端に有し、現像
液供給ノズル56から供給された現像液を該スリットから
搬送幅にわたって一様の液厚で搬送されている感光性平
版印刷版の上面に供給するように構成されており、その
詳細は特開昭64-81943号公報の記載を参照することがで
きる。57は現像液供給スリット55で現像液を塗布する際
に感光性平版印刷版を支持して搬送し、感光性平版印刷
版の不通過時には現像液供給スリット55の下端と摺接
し、この摺接部に現像液溜まりを形成する現像液塗布ロ
ーラである。58は浸漬現像を行うための浸漬現像バッ
ト、59は浸漬現像バット58内へ感光性平版印刷版を案内
する押えローラ、60は現像促進用のブラシローラ、61は
スクイズローラ、62はローラ洗浄用現像液バット、63は
搬送中の感光性平版印刷版から流下した現像廃液を受け
る廃液受けである。現像液供給ノズル56へ送る現像液
は、調液タンク65で顆粒化形態の現像剤を水に溶解して
調製する方法と、濃縮現像液を水で希釈して調製する方
法を選択できるように構成されている。即ち、調液タン
ク65の上方には顆粒の形態の現像剤を貯蔵する現像剤タ
ンク66を備え、その中の現像剤が粉体供給機67で調液タ
ンク65内へ、また、有機溶剤タンク68内に入れた有機溶
剤が定量ポンプ69aで調液タンク65へそれぞれ定量的に
送られるようになっている。調液タンク65は、内部の液
面高さを制御する機構(不図示)を備え、液面高さが所
定の下限になると希釈水貯蔵タンク71内の水がポンプ70
で調液タンク65へ所定の上限に達するまで送られ、この
送液量に見合う量の現像剤及び有機溶剤が調液タンク65
に供給されるようになっている。73は撹拌機である。希
釈水貯蔵タンク71は、図示しない液面センサ及び制御機
構により、液面が所定の高さ以下になると、図示しない
電磁弁が開いて水道水が希釈水貯蔵タンク71内に導入さ
れ、所定の高さ以上になると該電磁弁が閉じて水道水の
流入が遮断されるようになっている。74は現像液一時貯
蔵タンクで、図示しない液面センサと制御機構により、
現像液一時貯蔵タンク74内の液面が所定の下限になると
電磁弁75が開かれて調液タンク65内の現像液が現像液一
時貯蔵タンク74へ流入し、液面が所定の上限になると電
磁弁75が閉じて調液タンク65からの現像液の流入が遮断
され、上記液の送り込みの間、水と現像剤の調液タンク
65への送り込みが中止されるように構成されている。現
像液一時貯蔵タンク74内の現像液は図示しないヒータで
所定の温度に調整されて定量ポンプ69bで現像液供給ノ
ズル56へ送られるようになっている。
【0052】現像液塗布ローラ57の下方には未使用現像
液回収バット76を備え、現像液供給スリット55から流出
し実質的に現像に使用されずに下方へ流下した現像液を
受けて現像液一時貯蔵タンク74へ戻し、浸漬現像バット
58及びローラ洗浄用現像液バット62へは未使用現像液回
収バット76内の現像液がポンプ77で送られ、廃液受け63
及びローラ洗浄用現像液バット62のオーバーフローは現
像廃液として図示しない廃液槽へ導かれるようになって
いる。水洗部B2及びリンス・ガム部C2において、80
は搬送ローラ対、81は水洗水タンク、82は水洗水供給ノ
ズル、83はリンス液や不感脂化液の後処理液を容れるリ
ンス・ガム液タンク、84はこれらの処理液を感光性平版
印刷版に供給するノズル、18はポンプである。なお、図
上、※1と※1、※2と※2、※3と※3はそれぞれ配
管で接続されている。
液回収バット76を備え、現像液供給スリット55から流出
し実質的に現像に使用されずに下方へ流下した現像液を
受けて現像液一時貯蔵タンク74へ戻し、浸漬現像バット
58及びローラ洗浄用現像液バット62へは未使用現像液回
収バット76内の現像液がポンプ77で送られ、廃液受け63
及びローラ洗浄用現像液バット62のオーバーフローは現
像廃液として図示しない廃液槽へ導かれるようになって
いる。水洗部B2及びリンス・ガム部C2において、80
は搬送ローラ対、81は水洗水タンク、82は水洗水供給ノ
ズル、83はリンス液や不感脂化液の後処理液を容れるリ
ンス・ガム液タンク、84はこれらの処理液を感光性平版
印刷版に供給するノズル、18はポンプである。なお、図
上、※1と※1、※2と※2、※3と※3はそれぞれ配
管で接続されている。
【0053】
【実施例】次に、本発明を実施例でより具体的に説明す
る。
る。
【0054】実施例1 現像剤 A珪酸カリ(スプレードライ品) 45.0重量部 粉末苛性カリ 72.8重量部 粉末亜硫酸カリ 133.5重量部 粉末グルコン酸 29.4重量部 固形ペレックス(商品名、ブチルナフタレンスルホン酸 ナトリウム、花王(株)製) 10.8重量部 p-t-ブチル安息香酸 33.5重量部 EDTA 2.5重量部 現像補充剤 A珪酸カリ(スプレードライ品) 120.0重量部 粉末苛性カリ 155.0重量部 粉末亜硫酸カリ 137.2重量部 粉末グルコン酸 29.4重量部 固形ペレックス 7.2重量部 p-t-ブチル安息香酸 43.6重量部 EDTA 2.5重量部 上記処方の現像剤及び現像補充剤の原料をそれぞれ個別
に撹拌造粒装置の容器内に投入し、撹拌羽根の回転数25
0rpm、造粒羽根の回転数3600rpmで2分間撹拌混合し
た。次にエマルゲン147(商品名、ノニオン界面活性
剤、花王(株)製)を1.1g投入し2分間撹拌混合した
後、徐々にSM-5512を0.2g投入し撹拌混合した。続い
て、撹拌羽根の回転数を200rpm、造粒羽根の回転数を30
00rpmにして撹拌を続けながら、バインダーとしてA珪
酸カリ5gを徐々に添加し、3分間撹拌造粒を行って造
粒品を得た。得られた造粒物を90℃で1時間熱風乾燥し
て顆粒化現像剤及び顆粒化現像補充剤とした。なお、E
DTAのカルシウムイオンに対する封鎖率は70%、マグ
ネシウムイオンに対する封鎖率は50%である。
に撹拌造粒装置の容器内に投入し、撹拌羽根の回転数25
0rpm、造粒羽根の回転数3600rpmで2分間撹拌混合し
た。次にエマルゲン147(商品名、ノニオン界面活性
剤、花王(株)製)を1.1g投入し2分間撹拌混合した
後、徐々にSM-5512を0.2g投入し撹拌混合した。続い
て、撹拌羽根の回転数を200rpm、造粒羽根の回転数を30
00rpmにして撹拌を続けながら、バインダーとしてA珪
酸カリ5gを徐々に添加し、3分間撹拌造粒を行って造
粒品を得た。得られた造粒物を90℃で1時間熱風乾燥し
て顆粒化現像剤及び顆粒化現像補充剤とした。なお、E
DTAのカルシウムイオンに対する封鎖率は70%、マグ
ネシウムイオンに対する封鎖率は50%である。
【0055】上記のように得られた顆粒化現像剤2.2kg
を図1に示す自動現像機の固形化現像剤投入口41に投入
し、水38lを添加し、有機溶剤タンク47にフェニルプロ
ピレングリコール17.3重量部、プロピレングリコール82
4.0重量部及びトリエタノールアミン412.0重量部の混合
液を投入し、調液タンク40で撹拌させた現像液を現像部
へ送った。続けて、顆粒化現像補充剤を固形化現像剤投
入口41に投入した。上記現像液のpH値は12.7、また上
記顆粒化現像補充剤を上記現像剤と同一条件で溶剤に溶
解させた液のpH値は13.0であった。
を図1に示す自動現像機の固形化現像剤投入口41に投入
し、水38lを添加し、有機溶剤タンク47にフェニルプロ
ピレングリコール17.3重量部、プロピレングリコール82
4.0重量部及びトリエタノールアミン412.0重量部の混合
液を投入し、調液タンク40で撹拌させた現像液を現像部
へ送った。続けて、顆粒化現像補充剤を固形化現像剤投
入口41に投入した。上記現像液のpH値は12.7、また上
記顆粒化現像補充剤を上記現像剤と同一条件で溶剤に溶
解させた液のpH値は13.0であった。
【0056】このように処理剤を仕込んだ自動現像機で
ネガ型及びポジ型感光性平版印刷版を多数枚処理した結
果、現像中の発泡も少なく、現像性能も良好であり、感
光性平版印刷版により得られた印刷物も良好のものであ
った。
ネガ型及びポジ型感光性平版印刷版を多数枚処理した結
果、現像中の発泡も少なく、現像性能も良好であり、感
光性平版印刷版により得られた印刷物も良好のものであ
った。
【0057】実施例2 現像剤 A珪酸カリ(スプレードライ品) 414.2重量部 粉末苛性カリ 132.8重量部 EDTA 2.0重量% 現像補充剤 A珪酸カリ(スプレードライ品) 255.8重量部 粉末苛性カリ 310.5重量部 EDTA 2.0重量% 上記処方の現像剤及び現像補充剤の原料を個別に実施例
1と同様の造粒装置の容器内に投入し、撹拌羽根の回転
数を250rpm、造粒羽根の回転数を3000rpmにして撹拌混
合し、下記処方で混合した消泡剤を0.2g添加し、撹拌
し続けながらバインダーとしてA珪酸カリ50gを徐々に
添加した後、1分間撹拌造粒を行って造粒物を得た。得
られた造粒物を90℃で1時間熱風乾燥して顆粒化現像剤
及び顆粒化現像補充剤とした。
1と同様の造粒装置の容器内に投入し、撹拌羽根の回転
数を250rpm、造粒羽根の回転数を3000rpmにして撹拌混
合し、下記処方で混合した消泡剤を0.2g添加し、撹拌
し続けながらバインダーとしてA珪酸カリ50gを徐々に
添加した後、1分間撹拌造粒を行って造粒物を得た。得
られた造粒物を90℃で1時間熱風乾燥して顆粒化現像剤
及び顆粒化現像補充剤とした。
【0058】 消泡剤 DB110N(商品名、シリコーンエマルジョン型消泡剤、 ダウコーニング製) 125.0重量部 SH200(商品名、シリコンーンオイル (ジメチルポリシロキサン)、東レシリコーン(株)製) 62.5重量部 アンジェコール900NR (商品名、オレイルアルコール、新日本理化(株)製) 12.5重量部 BHTスワノックス (商品名、ジブチルヒドロキシトルエン、精工化学(株)製) 0.3重量部 上記のように得られた顆粒化現像剤2.2kgを図1の自動
現像機の固形化現像剤投入口41に投入し、水38lを添加
し、調液タンク40で撹拌させた現像液を現像槽に送る。
続けて、現像補充剤を固形化現像剤投入口41に投入し
た。この現像液のpH値は12.5、また上記顆粒化現像補
充剤を上記現像剤と同一条件で溶剤に溶解させた液のp
H値は13.0であった。
現像機の固形化現像剤投入口41に投入し、水38lを添加
し、調液タンク40で撹拌させた現像液を現像槽に送る。
続けて、現像補充剤を固形化現像剤投入口41に投入し
た。この現像液のpH値は12.5、また上記顆粒化現像補
充剤を上記現像剤と同一条件で溶剤に溶解させた液のp
H値は13.0であった。
【0059】このように処理液を仕込んだ図1に示す自
動現像機でポジ型感光性平版印刷版を多数枚処理した結
果、現像中の発泡も少なく、現像性能も良好であり、感
光性平版印刷版により得られた印刷物も良好のものであ
った。
動現像機でポジ型感光性平版印刷版を多数枚処理した結
果、現像中の発泡も少なく、現像性能も良好であり、感
光性平版印刷版により得られた印刷物も良好のものであ
った。
【0060】比較例1 現像剤 A珪酸カリ(スプレードライ品) 45.0重量部 粉末苛性カリ 72.8重量部 粉末亜硫酸カリ 133.5重量部 粉末グルコン酸 29.4重量部 固形ペレックス 10.8重量部 p-t-ブチル安息香酸 33.5重量部 現像補充剤 A珪酸カリ(スプレードライ品) 120.0重量部 粉末苛性カリ 155.0重量部 粉末亜硫酸カリ 137.2重量部 粉末グルコン酸 29.4重量部 固形ペレックス 7.2重量部 p-t-ブチル安息香酸 43.6重量部 上記処方の現像剤及び現像補充剤の原料をそれぞれ撹拌
造粒装置の容器内に投入し、撹拌羽根の回転数250rpm、
造粒羽根の回転数3600rpmで2分間撹拌混合した。次に
エマルゲン147を1.1g投入し2分間撹拌混合した。続い
て、撹拌羽根の回転数を200rpm、造粒羽根の回転数を30
00rpmにして撹拌を続けながら、バインダーとしてA珪
酸カリ5gを徐々に添加し、3分間撹拌造粒を行って造
粒品を得た。得られた造粒物を90℃で1時間熱風乾燥し
てそれぞれ顆粒化現像剤及び顆粒化現像補充剤とした。
造粒装置の容器内に投入し、撹拌羽根の回転数250rpm、
造粒羽根の回転数3600rpmで2分間撹拌混合した。次に
エマルゲン147を1.1g投入し2分間撹拌混合した。続い
て、撹拌羽根の回転数を200rpm、造粒羽根の回転数を30
00rpmにして撹拌を続けながら、バインダーとしてA珪
酸カリ5gを徐々に添加し、3分間撹拌造粒を行って造
粒品を得た。得られた造粒物を90℃で1時間熱風乾燥し
てそれぞれ顆粒化現像剤及び顆粒化現像補充剤とした。
【0061】上記のようにして得た顆粒化現像剤2.2kg
を図1の自動現像機の固形化現像剤投入口41に投入し、
水38lを添加し、有機溶剤タンク47にフェニルプロピレ
ングリコール17.3重量部、プロピレングリコール824.0
重量部及びトリエタノールアミン412.0重量部の混合液
を投入し、調液タンク40で撹拌させた現像液を現像部へ
送った。続けて、顆粒化現像補充剤を固形化現像剤投入
口41に投入した。上記現像剤のpHは13.0、実施例1と
同様にして測定した上記顆粒化現像補充剤のpHは13.5
であった。
を図1の自動現像機の固形化現像剤投入口41に投入し、
水38lを添加し、有機溶剤タンク47にフェニルプロピレ
ングリコール17.3重量部、プロピレングリコール824.0
重量部及びトリエタノールアミン412.0重量部の混合液
を投入し、調液タンク40で撹拌させた現像液を現像部へ
送った。続けて、顆粒化現像補充剤を固形化現像剤投入
口41に投入した。上記現像剤のpHは13.0、実施例1と
同様にして測定した上記顆粒化現像補充剤のpHは13.5
であった。
【0062】上記のように処理液を仕込んだ図1に示す
自動現像機でネガ型感光性平版印刷版及びポジ型感光性
平版印刷版を多数枚処理した結果、現像中に発泡してし
まい、現像性能も不十分で安定していなかった。
自動現像機でネガ型感光性平版印刷版及びポジ型感光性
平版印刷版を多数枚処理した結果、現像中に発泡してし
まい、現像性能も不十分で安定していなかった。
【0063】実施例3 現像剤及び現像補充剤 A珪酸カリ(スプレードライ品) 60.0重量部 粉末苛性カリ 104.9重量部 粉末安息香酸 64.1重量部 炭酸カリウム 64.0重量部 EDTA 2.9重量部 上記処方の現像剤及び補充剤の原料をそれぞれ撹拌造粒
装置の容器内に投入し、撹拌羽根の回転数250rpm、造粒
羽根の回転数3600rpmで2分間撹拌混合した。次にエマ
ルゲン147を2.6g投入し2分間撹拌混合した後、徐々に
SM−5512(商品名、ポリジメチルシロキサン含有エマ
ルジョン型消泡剤、東レシリコーン(株)製)を0.2g投
入し撹拌混合した。続いて、撹拌羽根の回転数を200rp
m、造粒羽根の回転数を3000rpmにして撹拌を続けなが
ら、バインダーとしてA珪酸カリ5gを徐々に添加し、
3分間撹拌造粒を行って造粒品を得た。得られた造粒物
を90℃で1時間熱風乾燥して顆粒化現像剤及び顆粒化現
像補充剤とした。
装置の容器内に投入し、撹拌羽根の回転数250rpm、造粒
羽根の回転数3600rpmで2分間撹拌混合した。次にエマ
ルゲン147を2.6g投入し2分間撹拌混合した後、徐々に
SM−5512(商品名、ポリジメチルシロキサン含有エマ
ルジョン型消泡剤、東レシリコーン(株)製)を0.2g投
入し撹拌混合した。続いて、撹拌羽根の回転数を200rp
m、造粒羽根の回転数を3000rpmにして撹拌を続けなが
ら、バインダーとしてA珪酸カリ5gを徐々に添加し、
3分間撹拌造粒を行って造粒品を得た。得られた造粒物
を90℃で1時間熱風乾燥して顆粒化現像剤及び顆粒化現
像補充剤とした。
【0064】上記のように得られた顆粒化現像剤2kgを
図2の自動現像機の固形化現像剤投入口16に投入し、水
38lを添加し、有機溶剤タンク18にプロピレングリコー
ル168.7gを投入し、調液タンク40で撹拌させた現像液
を現像部へ送った。上記現像剤のpHは13.0、実施例1
と同様にして測定した上記顆粒化現像補充剤のpHは13.
3であった。
図2の自動現像機の固形化現像剤投入口16に投入し、水
38lを添加し、有機溶剤タンク18にプロピレングリコー
ル168.7gを投入し、調液タンク40で撹拌させた現像液
を現像部へ送った。上記現像剤のpHは13.0、実施例1
と同様にして測定した上記顆粒化現像補充剤のpHは13.
3であった。
【0065】このようにして処理液を仕込んだ図1に示
す自動現像機でポジ型感光性平版印刷版を多数枚処理し
た結果、得られた感光性平版印刷版は、現像性能も良好
であり、印刷物も良好のものであった。また、自動現像
機内においてカルシウム塩やマグネシウム塩等の沈澱物
も少なかった。
す自動現像機でポジ型感光性平版印刷版を多数枚処理し
た結果、得られた感光性平版印刷版は、現像性能も良好
であり、印刷物も良好のものであった。また、自動現像
機内においてカルシウム塩やマグネシウム塩等の沈澱物
も少なかった。
【0066】比較例2 現像剤及び現像補充剤処方中のEDTAを除いた外は実
施例3と同様にして製造した現像剤を用いてポジ型感光
性平版印刷版を多数枚処理した結果、自動現像機内に沈
澱が生じ、現像性能も不十分であり、感光性平版印刷版
により印刷した印刷物に汚れが生じてしまった。
施例3と同様にして製造した現像剤を用いてポジ型感光
性平版印刷版を多数枚処理した結果、自動現像機内に沈
澱が生じ、現像性能も不十分であり、感光性平版印刷版
により印刷した印刷物に汚れが生じてしまった。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、水を主たる溶媒に溶解
して現像液を調製する際に消泡剤が油状に集合し不均一
になる問題が防止され、自動現像機により、ネガ版及び
ポジ版の感光性平版印刷版を多数連続して処理する際に
長時間安定に現像処理でき、かつ発泡を生じることが少
なく、消泡剤を現像前に現像剤に添加する手間が省か
れ、希釈水に硬度の高い水道水や井戸水を用いても現像
性能が変わらず常に安定した現像性能が得られ、かつ輸
送上、物流上の負荷が軽減され、また廃棄物を減少し
得、かつ容易に溶解できる現像剤が提供される。
して現像液を調製する際に消泡剤が油状に集合し不均一
になる問題が防止され、自動現像機により、ネガ版及び
ポジ版の感光性平版印刷版を多数連続して処理する際に
長時間安定に現像処理でき、かつ発泡を生じることが少
なく、消泡剤を現像前に現像剤に添加する手間が省か
れ、希釈水に硬度の高い水道水や井戸水を用いても現像
性能が変わらず常に安定した現像性能が得られ、かつ輸
送上、物流上の負荷が軽減され、また廃棄物を減少し
得、かつ容易に溶解できる現像剤が提供される。
【図1】本発明の現像剤が用いられる自動現像機の一例
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】本発明の現像剤が用いられる自動現像機の他の
一例を示す構成図である。
一例を示す構成図である。
A1,A2 現像部 B1,B2 水洗部 C1,C2 リンス・ガム部 40,65 調液タンク 41 固形化現像剤投入口 42,71 希釈水貯蔵タンク 66 現像剤タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 真也 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 (72)発明者 太田 智久 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ケイ酸アルカリを含有し、粒状固形物の
形態の感光性平版印刷版用現像剤において、該感光性平
版印刷版用現像剤が消泡剤及びキレート剤を含有するこ
とを特徴とする感光性平版印刷版用現像剤。 - 【請求項2】 感光性平版印刷版用現像剤を水を主たる
成分とする液体に溶解した際のpH値が10.0〜13.5の範
囲であることを特徴とする請求項1記載の感光性平版印
刷版用現像剤。 - 【請求項3】 キレート剤が、pH値が10.0〜13.5にお
いて、カルシウムイオン及びマグネシウムイオンに対す
る封鎖率が50%以上であることを特徴とする請求項1又
は2記載の感光性平版印刷版用現像剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1667194A JPH07225483A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 感光性平版印刷版用現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1667194A JPH07225483A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 感光性平版印刷版用現像剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07225483A true JPH07225483A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11922787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1667194A Pending JPH07225483A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 感光性平版印刷版用現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07225483A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005022267A1 (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-10 | Think Laboratory Co., Ltd. | ポジ型感光性組成物用現像液 |
CN103668388A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-03-26 | 浙江苏泊尔股份有限公司 | 一种耐碱性封闭液和硬质阳极氧化膜的封闭方法 |
CN107728438A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-02-23 | 江门市奔力达电路有限公司 | 一种新型阻焊显影液及其制备方法 |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP1667194A patent/JPH07225483A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005022267A1 (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-10 | Think Laboratory Co., Ltd. | ポジ型感光性組成物用現像液 |
CN103668388A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-03-26 | 浙江苏泊尔股份有限公司 | 一种耐碱性封闭液和硬质阳极氧化膜的封闭方法 |
CN107728438A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-02-23 | 江门市奔力达电路有限公司 | 一种新型阻焊显影液及其制备方法 |
CN107728438B (zh) * | 2017-10-30 | 2021-02-05 | 江门市奔力达电路有限公司 | 一种新型阻焊显影液及其制备方法 |
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