JPH07225425A - 写真フイルム用の磁気ヘッド装置 - Google Patents
写真フイルム用の磁気ヘッド装置Info
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- JPH07225425A JPH07225425A JP6016396A JP1639694A JPH07225425A JP H07225425 A JPH07225425 A JP H07225425A JP 6016396 A JP6016396 A JP 6016396A JP 1639694 A JP1639694 A JP 1639694A JP H07225425 A JPH07225425 A JP H07225425A
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- Japan
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- magnetic head
- photographic film
- magnetic
- film
- magnetic recording
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Landscapes
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】幅方向に湾曲した状態で給送される写真フイル
ムの磁気記録層に磁気ヘッドを最適に接触させて、良好
な磁気記録再生を行う。 【構成】磁気ヘッド３２とパッド３４とを連結板３８に
よって一体的に連結する。連結板３８は、ベース板４０
の貫通孔４２から挿入されたネジ４４に固着されると共
に、スプリング４６によってベース板４０に向けて付勢
される。また、ベース板４０にはネジ４４を挟んで上下
にネジ４８、５０が螺合され、これらのネジ４８、５０
の先端は連結板３８にそれぞれ当接される。従って、ネ
ジ４８、５０をベース板４０に対してネジ込んだり緩め
たりすることにより、ネジ４８、５０で連結板３８を押
し引きできる。これにより、磁気ヘッド３２とパッド３
４との傾斜角度は連結板３８を介して一度に調整でき、
また、その傾斜角度を写真フイルムＦの幅方向湾曲角度
に設定することにより磁気ヘッド３２が磁気記録層３６
に最適に当接する。
ムの磁気記録層に磁気ヘッドを最適に接触させて、良好
な磁気記録再生を行う。 【構成】磁気ヘッド３２とパッド３４とを連結板３８に
よって一体的に連結する。連結板３８は、ベース板４０
の貫通孔４２から挿入されたネジ４４に固着されると共
に、スプリング４６によってベース板４０に向けて付勢
される。また、ベース板４０にはネジ４４を挟んで上下
にネジ４８、５０が螺合され、これらのネジ４８、５０
の先端は連結板３８にそれぞれ当接される。従って、ネ
ジ４８、５０をベース板４０に対してネジ込んだり緩め
たりすることにより、ネジ４８、５０で連結板３８を押
し引きできる。これにより、磁気ヘッド３２とパッド３
４との傾斜角度は連結板３８を介して一度に調整でき、
また、その傾斜角度を写真フイルムＦの幅方向湾曲角度
に設定することにより磁気ヘッド３２が磁気記録層３６
に最適に当接する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は写真フイルム用の磁気ヘ
ッド装置に係り、特に写真フイルムに形成された磁気記
録層に磁気ヘッドを最適に接触させることができる写真
フイルム用の磁気ヘッド装置に関する。
ッド装置に係り、特に写真フイルムに形成された磁気記
録層に磁気ヘッドを最適に接触させることができる写真
フイルム用の磁気ヘッド装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気記録層を有する写真フイルムを使用
し、撮影時にこの写真フイルムを給送しながら撮影日時
や撮影情報等を磁気ヘッドにより書き込み、或いはここ
から情報を読み出すカメラが提案されている。写真フイ
ルムの磁気記録層に記録された情報は、この写真フイル
ムが現像された後、フイルム画像をイメージセンサによ
って撮影してモニタＴＶに再生するときの情報として利
用されたり、或いは印画紙にフイルム画像を焼き付ける
ときの情報として利用されたりしている。
し、撮影時にこの写真フイルムを給送しながら撮影日時
や撮影情報等を磁気ヘッドにより書き込み、或いはここ
から情報を読み出すカメラが提案されている。写真フイ
ルムの磁気記録層に記録された情報は、この写真フイル
ムが現像された後、フイルム画像をイメージセンサによ
って撮影してモニタＴＶに再生するときの情報として利
用されたり、或いは印画紙にフイルム画像を焼き付ける
ときの情報として利用されたりしている。
【０００３】従来、この種の写真フイルム用の磁気ヘッ
ド装置として、ＷＯ９０／０６５３６（特願平１−５１
０７１２号）に開示されたものがある。この磁気ヘッド
装置は、カメラボディの中で、磁気ヘッドを磁気記録層
に押し付けて支持するためのヘッド支持手段を設け、こ
のヘッド支持手段を磁気的な記録の間に写真フイルムの
縁部との間で一定間隔に維持することにより、給送中の
写真フイルムの磁気記録層に対して磁気ヘッドを位置決
めしている。
ド装置として、ＷＯ９０／０６５３６（特願平１−５１
０７１２号）に開示されたものがある。この磁気ヘッド
装置は、カメラボディの中で、磁気ヘッドを磁気記録層
に押し付けて支持するためのヘッド支持手段を設け、こ
のヘッド支持手段を磁気的な記録の間に写真フイルムの
縁部との間で一定間隔に維持することにより、給送中の
写真フイルムの磁気記録層に対して磁気ヘッドを位置決
めしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の写真
フイルム用の磁気ヘッド装置は、写真フイルムが平面性
を維持して給送されることを想定し、磁気ヘッドのヘッ
ド面が写真フイルムの給送路の面に対して平行に設けら
れている。しかしながら、写真フイルムはパトローネや
フイルムカートリッジに巻かれて収納されているので、
その巻き癖によって強くカールしており、これを伸ばそ
うとすると幅方向に湾曲する。従って、所定の張力をか
けながら写真フイルムを給送しても写真フイルムは幅方
向に湾曲した状態で給送されるので、磁気ヘッドは磁気
記録層の一部にしか接触しなくなる。これにより、従来
の磁気ヘッド装置では、磁気データの記録再生を良好に
行うことができないという欠点がある。
フイルム用の磁気ヘッド装置は、写真フイルムが平面性
を維持して給送されることを想定し、磁気ヘッドのヘッ
ド面が写真フイルムの給送路の面に対して平行に設けら
れている。しかしながら、写真フイルムはパトローネや
フイルムカートリッジに巻かれて収納されているので、
その巻き癖によって強くカールしており、これを伸ばそ
うとすると幅方向に湾曲する。従って、所定の張力をか
けながら写真フイルムを給送しても写真フイルムは幅方
向に湾曲した状態で給送されるので、磁気ヘッドは磁気
記録層の一部にしか接触しなくなる。これにより、従来
の磁気ヘッド装置では、磁気データの記録再生を良好に
行うことができないという欠点がある。
【０００５】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、写真フイルムの磁気記録層に磁気ヘッドを最適
に接触させて、良好な磁気記録再生を行うことができる
写真フイルム用の磁気ヘッド装置を提供することを目的
とする。
もので、写真フイルムの磁気記録層に磁気ヘッドを最適
に接触させて、良好な磁気記録再生を行うことができる
写真フイルム用の磁気ヘッド装置を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、磁気記録層を有する写真フイルムを給送し、
該給送中の写真フイルムの磁気記録層を磁気ヘッドに押
し付けて磁気記録再生を行う写真フイルム用の磁気ヘッ
ド装置に於いて、前記磁気ヘッドを前記写真フイルムの
幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設けたことを
特徴としている。
する為に、磁気記録層を有する写真フイルムを給送し、
該給送中の写真フイルムの磁気記録層を磁気ヘッドに押
し付けて磁気記録再生を行う写真フイルム用の磁気ヘッ
ド装置に於いて、前記磁気ヘッドを前記写真フイルムの
幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設けたことを
特徴としている。
【０００７】また、本発明は、前記目的を達成する為
に、磁気記録層を有する写真フイルムを給送し、写真フ
イルムを挟んで磁気ヘッドの反対側から写真フイルムの
磁気記録層をパッドで磁気ヘッドに押し付けて磁気記録
再生を行う写真フイルム用の磁気ヘッド装置に於いて、
前記磁気ヘッドと前記パッドとを、前記写真フイルムの
幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設けたことを
特徴としている。
に、磁気記録層を有する写真フイルムを給送し、写真フ
イルムを挟んで磁気ヘッドの反対側から写真フイルムの
磁気記録層をパッドで磁気ヘッドに押し付けて磁気記録
再生を行う写真フイルム用の磁気ヘッド装置に於いて、
前記磁気ヘッドと前記パッドとを、前記写真フイルムの
幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設けたことを
特徴としている。
【０００８】
【作用】本発明によれば、磁気ヘッドを写真フイルムの
幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設けているの
で、幅方向に湾曲した状態で給送される写真フイルムの
磁気記録層全域に磁気ヘッドが接触する。これにより、
本発明によれば、良好な磁気記録再生を行うことができ
る。
幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設けているの
で、幅方向に湾曲した状態で給送される写真フイルムの
磁気記録層全域に磁気ヘッドが接触する。これにより、
本発明によれば、良好な磁気記録再生を行うことができ
る。
【０００９】また、本発明によれば、磁気ヘッドの傾斜
角度を角度調整手段によって調整可能としたので、磁気
ヘッドの傾斜角度を写真フイルムの幅方向湾曲角度に応
じて調整できる。本発明によれば、磁気ヘッドとパッド
とを写真フイルムの幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜
させて設けているので、幅方向に湾曲した状態で給送さ
れる写真フイルムの磁気記録層全域がパッドによって磁
気ヘッドに最適に押し付けられる。これにより、本発明
によれば、良好な磁気記録再生を行うことができる。
角度を角度調整手段によって調整可能としたので、磁気
ヘッドの傾斜角度を写真フイルムの幅方向湾曲角度に応
じて調整できる。本発明によれば、磁気ヘッドとパッド
とを写真フイルムの幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜
させて設けているので、幅方向に湾曲した状態で給送さ
れる写真フイルムの磁気記録層全域がパッドによって磁
気ヘッドに最適に押し付けられる。これにより、本発明
によれば、良好な磁気記録再生を行うことができる。
【００１０】また、本発明によれば、磁気ヘッドとパッ
ドとを一体的に連結すると共に傾斜角度を角度調整手段
によって調整可能としたので、磁気ヘッドとパッドとの
傾斜角度を一度の作業で調整できる。
ドとを一体的に連結すると共に傾斜角度を角度調整手段
によって調整可能としたので、磁気ヘッドとパッドとの
傾斜角度を一度の作業で調整できる。
【００１１】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る写真フイ
ルム用の磁気ヘッド装置の好ましい実施例について詳説
する。図１は、本発明に係る写真フイルム用の磁気ヘッ
ド装置がフイルム画像入力装置に適用された構造図であ
る。
ルム用の磁気ヘッド装置の好ましい実施例について詳説
する。図１は、本発明に係る写真フイルム用の磁気ヘッ
ド装置がフイルム画像入力装置に適用された構造図であ
る。
【００１２】前記フイルム画像入力装置の図中二点鎖線
で示す本体１０内には、フイルムカートリッジ１２が装
着される。前記フイルムカートリッジ１２内には、現像
済みの写真フイルムＦがスプール１４に予め巻回されて
いる。この写真フイルムＦは、フイルム駆動メカによっ
てフイルムカートリッジ１２から巻き戻されたのち、給
送路１３に沿って図中矢印方向に給送される。
で示す本体１０内には、フイルムカートリッジ１２が装
着される。前記フイルムカートリッジ１２内には、現像
済みの写真フイルムＦがスプール１４に予め巻回されて
いる。この写真フイルムＦは、フイルム駆動メカによっ
てフイルムカートリッジ１２から巻き戻されたのち、給
送路１３に沿って図中矢印方向に給送される。
【００１３】前記フイルム駆動メカは、フイルムカート
リッジ１２のスプール１４と係合し、そのスプール１４
を正転／逆転するフイルム供給部と、フイルム巻取室１
６の巻取スプール１８と係合し、前記フイルム供給部か
ら送り出される写真フイルムＦを巻き取るフイルム巻取
部と、写真フイルムＦの給送路１３に配設され写真フイ
ルムＦをキャプスタン２０、２０とピンチローラ２２、
２２とで挟持して一定速度で給送するフイルム給送部と
から構成される。
リッジ１２のスプール１４と係合し、そのスプール１４
を正転／逆転するフイルム供給部と、フイルム巻取室１
６の巻取スプール１８と係合し、前記フイルム供給部か
ら送り出される写真フイルムＦを巻き取るフイルム巻取
部と、写真フイルムＦの給送路１３に配設され写真フイ
ルムＦをキャプスタン２０、２０とピンチローラ２２、
２２とで挟持して一定速度で給送するフイルム給送部と
から構成される。
【００１４】また、前記フイルム供給部は、フイルムカ
ートリッジ１２のスプール１４を図中時計回り方向に駆
動し、フイルム先端がフイルム巻取部の巻取スプール１
８によって巻き取られるまで、フイルムカートリッジ１
２から写真フイルムＦを送り出すようにしている。更
に、フイルム供給部には、前記スプール１４の回転を制
御するクラッチ機構が設けられており、このクラッチ機
構と前記キャプスタン２０、２０の駆動力の作用によっ
て写真フイルムＦは所定の張力をもって給送される。
ートリッジ１２のスプール１４を図中時計回り方向に駆
動し、フイルム先端がフイルム巻取部の巻取スプール１
８によって巻き取られるまで、フイルムカートリッジ１
２から写真フイルムＦを送り出すようにしている。更
に、フイルム供給部には、前記スプール１４の回転を制
御するクラッチ機構が設けられており、このクラッチ機
構と前記キャプスタン２０、２０の駆動力の作用によっ
て写真フイルムＦは所定の張力をもって給送される。
【００１５】フイルムカートリッジ１２から送り出され
た写真フイルムＦは、磁気ヘッド装置３０を介してキャ
プスタン２０に導かれる。前記磁気ヘッド装置３０は、
写真フイルムＦを挟んで上方に磁気ヘッド３２が設けら
れ、下方にはパッド３４が設けられている。また、磁気
ヘッド３２は、図２に示す写真フイルムＦの撮影面Ｐの
外側に形成された磁気記録層３６に当接する位置に位置
決めされると共に、前記磁気記録層３６の幅方向全域に
当接する大きさに形成されている。
た写真フイルムＦは、磁気ヘッド装置３０を介してキャ
プスタン２０に導かれる。前記磁気ヘッド装置３０は、
写真フイルムＦを挟んで上方に磁気ヘッド３２が設けら
れ、下方にはパッド３４が設けられている。また、磁気
ヘッド３２は、図２に示す写真フイルムＦの撮影面Ｐの
外側に形成された磁気記録層３６に当接する位置に位置
決めされると共に、前記磁気記録層３６の幅方向全域に
当接する大きさに形成されている。
【００１６】前記磁気ヘッド３２とパッド３４とは図
３、図４に示すように、連結板３８によって一体的に連
結される。前記連結板３８の略中央部には、ネジ孔３９
が形成される。このネジ孔３９には、ベース板４０の貫
通孔４２から挿入されたネジ４４が締結され、連結板３
８は、ベース板４０と前記ネジ４４の頂部４５との間に
配置されたスプリング４６によってベース板４０に向け
て付勢されている。また、前記ベース板４０には前記ネ
ジ４４を挟んで上下にネジ４８、５０が螺合され、これ
らのネジ４８、５０の先端は前記連結板３８にそれぞれ
当接されている。従って、前記ネジ４８、５０をベース
板４０に対してネジ込んだり緩めたりすることにより、
ネジ４８、５０で連結板３８を押し引きできる。これに
より、磁気ヘッド３２とパッド３４との傾斜角度（写真
フイルムＦの幅方向に対する傾斜角度）を連結板３８を
介して一度に調整することができる。
３、図４に示すように、連結板３８によって一体的に連
結される。前記連結板３８の略中央部には、ネジ孔３９
が形成される。このネジ孔３９には、ベース板４０の貫
通孔４２から挿入されたネジ４４が締結され、連結板３
８は、ベース板４０と前記ネジ４４の頂部４５との間に
配置されたスプリング４６によってベース板４０に向け
て付勢されている。また、前記ベース板４０には前記ネ
ジ４４を挟んで上下にネジ４８、５０が螺合され、これ
らのネジ４８、５０の先端は前記連結板３８にそれぞれ
当接されている。従って、前記ネジ４８、５０をベース
板４０に対してネジ込んだり緩めたりすることにより、
ネジ４８、５０で連結板３８を押し引きできる。これに
より、磁気ヘッド３２とパッド３４との傾斜角度（写真
フイルムＦの幅方向に対する傾斜角度）を連結板３８を
介して一度に調整することができる。
【００１７】前記ベース板４０は本体１０に固定されて
いる。また、前記ネジ４８、５０にはスプリング５２、
５４がそれぞれ配置され、このスプリング５２、５４の
付勢力によってベース板４０とネジとの間のガタを除去
している。更に、前記パッド３４は、連結板３８に取り
付けられた図示しないスプリングの付勢力により磁気ヘ
ッド３２に向けて付勢されている。これにより、磁気ヘ
ッド装置３０を通過する磁気記録層３６はパッド３４に
よって磁気ヘッド３２に押し付けられる。磁気ヘッド３
２で読み取られた磁気記録層３６の磁気データは、図１
に示す磁気記録再生装置５６によって再生され、モニタ
ＴＶ５８上に表示される。
いる。また、前記ネジ４８、５０にはスプリング５２、
５４がそれぞれ配置され、このスプリング５２、５４の
付勢力によってベース板４０とネジとの間のガタを除去
している。更に、前記パッド３４は、連結板３８に取り
付けられた図示しないスプリングの付勢力により磁気ヘ
ッド３２に向けて付勢されている。これにより、磁気ヘ
ッド装置３０を通過する磁気記録層３６はパッド３４に
よって磁気ヘッド３２に押し付けられる。磁気ヘッド３
２で読み取られた磁気記録層３６の磁気データは、図１
に示す磁気記録再生装置５６によって再生され、モニタ
ＴＶ５８上に表示される。
【００１８】一方、ＣＣＤラインセンサ６０が、キャプ
スタン２０、２０間の上方に設置される。このＣＣＤラ
インセンサ６０は、写真フイルムＦの給送方向に対して
直交方向に配置され、光源６２によって照明された給送
中のフイルムＦの画像を撮影レンズ６４を介して読み取
る。また、ＣＣＤラインセンサ６０の光電変換素子で変
換された電気信号は、画像処理装置６６によって画像処
理されたのち、前記モニタＴＶ５８に映像信号として出
力される。これにより、モニタＴＶ５８には、写真フイ
ルムＦの画像と前記磁気データが表示される。
スタン２０、２０間の上方に設置される。このＣＣＤラ
インセンサ６０は、写真フイルムＦの給送方向に対して
直交方向に配置され、光源６２によって照明された給送
中のフイルムＦの画像を撮影レンズ６４を介して読み取
る。また、ＣＣＤラインセンサ６０の光電変換素子で変
換された電気信号は、画像処理装置６６によって画像処
理されたのち、前記モニタＴＶ５８に映像信号として出
力される。これにより、モニタＴＶ５８には、写真フイ
ルムＦの画像と前記磁気データが表示される。
【００１９】次に、前記の如く構成された写真フイルム
用の磁気ヘッド装置の作用について説明する。先ず、写
真フイルムＦをフイルムカートリッジ１２から巻き戻し
て給送し、この写真フイルムＦの巻き癖による幅方向湾
曲角度を実測する。そして、幅方向湾曲角度の測定後、
前記写真フイルムＦを巻き取ってフイルムカートリッジ
１２に収納する。
用の磁気ヘッド装置の作用について説明する。先ず、写
真フイルムＦをフイルムカートリッジ１２から巻き戻し
て給送し、この写真フイルムＦの巻き癖による幅方向湾
曲角度を実測する。そして、幅方向湾曲角度の測定後、
前記写真フイルムＦを巻き取ってフイルムカートリッジ
１２に収納する。
【００２０】次に、磁気ヘッド装置３０の磁気ヘッド３
２とパッド３４とを、前記幅方向湾曲角度に沿った角度
に傾斜させる。即ち、図３、図４に示すように、ネジ４
８、５０をベース板４０に対してネジ込んだり緩めたり
して磁気ヘッド３２とパッド３４との傾斜角度を連結板
３８を介して調整し、湾曲した磁気記録層３６の幅方向
全域が磁気ヘッド３２に接触する角度に設定する。
２とパッド３４とを、前記幅方向湾曲角度に沿った角度
に傾斜させる。即ち、図３、図４に示すように、ネジ４
８、５０をベース板４０に対してネジ込んだり緩めたり
して磁気ヘッド３２とパッド３４との傾斜角度を連結板
３８を介して調整し、湾曲した磁気記録層３６の幅方向
全域が磁気ヘッド３２に接触する角度に設定する。
【００２１】次いで、前記写真フイルムＦをフイルムカ
ートリッジ１２から巻き戻す。巻き戻された写真フイル
ムＦは、幅方向に湾曲した状態で給送され、そして、前
記磁気ヘッド装置３０を通過する際、磁気記録層３６の
全域がパッド３４によって磁気ヘッド３２に押し付けら
れる。これにより、本実施例では、磁気記録層３６の全
域が磁気ヘッド３２に接触するので、良好な磁気記録再
生を行うことができる。
ートリッジ１２から巻き戻す。巻き戻された写真フイル
ムＦは、幅方向に湾曲した状態で給送され、そして、前
記磁気ヘッド装置３０を通過する際、磁気記録層３６の
全域がパッド３４によって磁気ヘッド３２に押し付けら
れる。これにより、本実施例では、磁気記録層３６の全
域が磁気ヘッド３２に接触するので、良好な磁気記録再
生を行うことができる。
【００２２】また、本実施例によれば、磁気ヘッド３２
とパッド３４とを連結板３８で一体的に連結して傾斜角
度を一度の作業で調整できるようにしたので、磁気ヘッ
ド３２とパッド３４との傾斜角度を個別に調整するより
も、手間をかけずに容易に設定できる。本実施例では、
前もって写真フイルムＦの巻き癖による幅方向湾曲角度
を実測した後、磁気ヘッド３２とパッド３４の調整をベ
ース板４０に付加された調整ネジ４８、５０を使用して
手動により実施するとして説明したが、これに限られる
ものではなく、幅方向湾曲角度の実測、及び磁気ヘッド
３２とパッド３４との調整をこの磁気ヘッド機構を有す
る装置の中で、自動的に実施しても何ら支障はない。
とパッド３４とを連結板３８で一体的に連結して傾斜角
度を一度の作業で調整できるようにしたので、磁気ヘッ
ド３２とパッド３４との傾斜角度を個別に調整するより
も、手間をかけずに容易に設定できる。本実施例では、
前もって写真フイルムＦの巻き癖による幅方向湾曲角度
を実測した後、磁気ヘッド３２とパッド３４の調整をベ
ース板４０に付加された調整ネジ４８、５０を使用して
手動により実施するとして説明したが、これに限られる
ものではなく、幅方向湾曲角度の実測、及び磁気ヘッド
３２とパッド３４との調整をこの磁気ヘッド機構を有す
る装置の中で、自動的に実施しても何ら支障はない。
【００２３】図５は、本発明に係る写真フイルム用の磁
気ヘッド装置の第２実施例を示す斜視図であり、磁気ヘ
ッド単体の角度調整機構を示す説明図で、図３、図４に
示した第１実施例中と同一、若しくは類似の部材につい
ては同一の符号を付してその説明は省略する。磁気ヘッ
ド３２の側面にはヘッド取付板７０が固着され、このヘ
ッド取付板７０の両端はベース板４０に突設された一対
のガイド板７２、７２間に位置決めされている。また、
前記ヘッド取付板７０は、ベース板４０の貫通孔４２か
ら挿入されたネジ４４に固着されると共に、スプリング
４６によってベース板４０に向けて付勢されている。ま
た、前記ベース板４０にはネジ４８、５０が螺合され、
これらのネジ４８、５０の先端は前記ヘッド取付板７０
にそれぞれ当接されている。従って、前記ネジ４８、５
０をベース板４０に対してネジ込んだり緩めたりするこ
とにより、磁気ヘッド３２の傾斜角度をヘッド取付板７
０を介して調整することができる。
気ヘッド装置の第２実施例を示す斜視図であり、磁気ヘ
ッド単体の角度調整機構を示す説明図で、図３、図４に
示した第１実施例中と同一、若しくは類似の部材につい
ては同一の符号を付してその説明は省略する。磁気ヘッ
ド３２の側面にはヘッド取付板７０が固着され、このヘ
ッド取付板７０の両端はベース板４０に突設された一対
のガイド板７２、７２間に位置決めされている。また、
前記ヘッド取付板７０は、ベース板４０の貫通孔４２か
ら挿入されたネジ４４に固着されると共に、スプリング
４６によってベース板４０に向けて付勢されている。ま
た、前記ベース板４０にはネジ４８、５０が螺合され、
これらのネジ４８、５０の先端は前記ヘッド取付板７０
にそれぞれ当接されている。従って、前記ネジ４８、５
０をベース板４０に対してネジ込んだり緩めたりするこ
とにより、磁気ヘッド３２の傾斜角度をヘッド取付板７
０を介して調整することができる。
【００２４】このように構成された磁気ヘッド装置も第
１実施例と同様に、磁気ヘッド３２を写真フイルムＦの
幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させることにより、
良好な磁気記録再生を行うことができる。本実施例で
は、フイルム画像入力装置に適用した写真フイルム用の
磁気ヘッド装置について説明したが、これに限られるも
のではなく、磁気ヘッドを有するカメラに適用しても良
い。
１実施例と同様に、磁気ヘッド３２を写真フイルムＦの
幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させることにより、
良好な磁気記録再生を行うことができる。本実施例で
は、フイルム画像入力装置に適用した写真フイルム用の
磁気ヘッド装置について説明したが、これに限られるも
のではなく、磁気ヘッドを有するカメラに適用しても良
い。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る写真フ
イルム用の磁気ヘッド装置によれば、磁気ヘッドを写真
フイルムの幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設
け、磁気記録層に磁気ヘッドを最適に接触させたので、
良好な磁気記録再生を行うことができる。
イルム用の磁気ヘッド装置によれば、磁気ヘッドを写真
フイルムの幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設
け、磁気記録層に磁気ヘッドを最適に接触させたので、
良好な磁気記録再生を行うことができる。
【００２６】また、本発明によれば、磁気ヘッドの傾斜
角度を角度調整手段によって調整可能としたので、磁気
ヘッドの傾斜角度を写真フイルムの幅方向湾曲角度に応
じて調整できる。本発明に係る写真フイルム用の磁気ヘ
ッド装置によれば、磁気ヘッドとパッドとを写真フイル
ムの幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設け、パ
ッドによって磁気記録層を磁気ヘッドに最適に押し付け
たので、良好な磁気記録再生を行うことができる。
角度を角度調整手段によって調整可能としたので、磁気
ヘッドの傾斜角度を写真フイルムの幅方向湾曲角度に応
じて調整できる。本発明に係る写真フイルム用の磁気ヘ
ッド装置によれば、磁気ヘッドとパッドとを写真フイル
ムの幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設け、パ
ッドによって磁気記録層を磁気ヘッドに最適に押し付け
たので、良好な磁気記録再生を行うことができる。
【００２７】また、本発明によれば、磁気ヘッドとパッ
ドとを一体的に連結すると共に傾斜角度を角度調整手段
によって調整可能としたので、磁気ヘッドとパッドとの
傾斜角度を一度の作業で調整できる。
ドとを一体的に連結すると共に傾斜角度を角度調整手段
によって調整可能としたので、磁気ヘッドとパッドとの
傾斜角度を一度の作業で調整できる。
【図１】本発明に係る写真フイルム用の磁気ヘッド装置
がフイルム画像入力装置に適用された実施例を示す構造
図
がフイルム画像入力装置に適用された実施例を示す構造
図
【図２】本発明に係る写真フイルム用の磁気ヘッド装置
に適用された写真フイルムの実施例を示す平面図
に適用された写真フイルムの実施例を示す平面図
【図３】図１に於ける３−３線上に沿う断面図
【図４】図３の要部拡大図
【図５】磁気ヘッドの角度調整機構を示す斜視図
【図６】磁気ヘッドの角度調整機構の縦断面図
１０…フイルム画像入力装置本体 １２…フイルムカートリッジ ３０…磁気ヘッド装置 ３２…磁気ヘッド ３４…パッド ３６…磁気記録層 ３８…連結板 ４０…ベース板 ４４、４８、５０…ネジ ４６…スプリング Ｆ…フイルム
Claims (4)
- 【請求項１】磁気記録層を有する写真フイルムを給送
し、該給送中の写真フイルムの磁気記録層を磁気ヘッド
に押し付けて磁気記録再生を行う写真フイルム用の磁気
ヘッド装置に於いて、 前記磁気ヘッドを前記写真フイルムの幅方向湾曲角度に
沿った角度に傾斜させて設けたことを特徴とする写真フ
イルム用の磁気ヘッド装置。 - 【請求項２】前記磁気ヘッドは、角度調整手段によって
傾斜角度が調整可能であることを特徴とする請求項１記
載の写真フイルム用の磁気ヘッド装置。 - 【請求項３】磁気記録層を有する写真フイルムを給送
し、写真フイルムを挟んで磁気ヘッドの反対側から写真
フイルムの磁気記録層をパッドで磁気ヘッドに押し付け
て磁気記録再生を行う写真フイルム用の磁気ヘッド装置
に於いて、 前記磁気ヘッドと前記パッドとを、前記写真フイルムの
幅方向湾曲角度に沿った角度に傾斜させて設けたことを
特徴とする写真フイルム用の磁気ヘッド装置。 - 【請求項４】前記磁気ヘッドと前記パッドとは一体的に
連結されると共に、角度調整手段によって傾斜角度が調
整可能であることを特徴とする請求項３記載の写真フイ
ルム用の磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6016396A JPH07225425A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 写真フイルム用の磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6016396A JPH07225425A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 写真フイルム用の磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07225425A true JPH07225425A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11915090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6016396A Pending JPH07225425A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 写真フイルム用の磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07225425A (ja) |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP6016396A patent/JPH07225425A/ja active Pending
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Legal Events
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