JPH07225044A - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置

Info

Publication number
JPH07225044A
JPH07225044A JP6016458A JP1645894A JPH07225044A JP H07225044 A JPH07225044 A JP H07225044A JP 6016458 A JP6016458 A JP 6016458A JP 1645894 A JP1645894 A JP 1645894A JP H07225044 A JPH07225044 A JP H07225044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
operating frequency
power supply
air conditioner
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6016458A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Oka
孝昭 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP6016458A priority Critical patent/JPH07225044A/ja
Publication of JPH07225044A publication Critical patent/JPH07225044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 能力可変制御型空気調和機の運転周波数下降
時の圧縮機のロックを防止する。 【構成】 電源1の交流電源を整流/平滑回路4で直流
電源に変換し、インバータ回路5で所要周波数の交流電
源に変換し、圧縮機6を駆動する。マイコン8は、室内
機2より通信回路9を介し入力される制御信号等に基づ
いて、インバータ回路5に周波数制御信号を出力する。
圧縮機6の運転周波数下降時、整流/平滑回路4への入
力電流を入力電流検出回路7で検出し、検出値が所定値
以上増加し、この状態が所定時間継続した場合、マイコ
ン8により圧縮機6の運転周波数を上昇させ、圧縮機6
のロックを回避した後、再度、運転周波数を下降する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は能力可変制御型空気調和
機の運転制御装置に係り、運転周波数の下降時の圧縮機
のロックを防止するものに関する。
【0002】
【従来の技術】能力可変制御型空気調和機で圧縮機の運
転周波数を下降させたとき、トルクが不足して圧縮機が
ロック状態となることがある。このロック状態を回避す
るため、例えば、運転周波数の最低値をロック状態にな
らない周波数に制限するか、または、運転周波数の低域
の電圧対周波数特性の傾斜を緩やかにする、あるいは周
波数の下降速度を遅くする等の対策を講じている。しか
し、これらの場合、圧縮機がロックしない状態のときで
も運転周波数の下降速度が遅くなるため、室温の変化に
対して空気調和機の制御に遅れ等が生じるという問題が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑み、圧縮機の運転周波数は所定の速度
で下降させるものとし、圧縮機がロック状態に入った場
合、一時的に運転周波数を上昇させ、ロックを回避した
後、再度、運転周波数を下降させるようにして圧縮機を
ロックから保護するようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、交流電源を直流電源に変換し、同直流電源
を適宜の周波数の交流電源に変換し圧縮機を駆動する能
力可変制御型空気調和機において、前記圧縮機の入力電
流を検出する入力電流検出部と、圧縮機の運転周波数下
降時、前記入力電流検出部による検出値が所定値増加
し、この状態が所定時間継続した場合にロック状態と判
定するロック判定部と、同ロック判定部よりの信号にて
圧縮機の運転周波数を所定周波数上昇、若しくは前記入
力電流検出部による検出値が低下するまで運転周波数を
上昇させ、所定時間経過の後、運転周波数を下降させる
制御部とから空気調和機の運転制御装置を構成した。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による空気
調和機の運転制御装置においては、圧縮機の運転周波数
の下降中、運転周波数の下降と共に減少する筈の入力電
流が所定値以上増加し、この状態が所定時間続いた場
合、圧縮機がロック状態になったものとして一旦運転周
波数を上昇させる。そして、所定時間経過の後、運転周
波数を所要の周波数に下降させる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の運転制御装置の実施例を詳細に説明する。図1は本
発明による空気調和機の運転制御装置の一実施例を示す
要部ブロック図である。図において、1は電源、2は分
離型空気調和機の室内機、3は室外機である。4は整流
/平滑回路で、整流ダイオードと平滑用コンデンサ等と
で構成され、電源1よりの交流電源を直流に変換する。
5はインバータ回路で、トランジスタ等のスイッチング
素子により構成され、マイコン8よりの信号にて駆動さ
れ、整流/平滑回路4からの直流をオン/オフして所要
周波数の交流に変換する。6は圧縮機で、内蔵する電動
機により駆動され、冷媒を加圧し循環させる。7は入力
電流検出回路で、整流/平滑回路4への入力電流を検出
し、検出された信号はディジタル変換され、前記マイコ
ン8に加わる。9は通信回路で、室内機2よりの制御信
号を前記マイコン8に入力し、また、マイコン8からの
室内機制御用の制御信号を室内機2に送出する。
【0007】次に、本発明による空気調和機の運転制御
装置の動作を図2の特性図および図3(A)、(B)の
フローチャートにより説明する。マイコン8は周波数制
御信号をインバータ回路5に出力し、圧縮機6の運転周
波数を可変する。整流平滑回路4への入力電流を、カレ
ントトランス等を介して入力電流検出回路7により検出
し、検出された信号をマイコン8にディジタル信号に変
換して入力する。室内機2から通信回路9を介して入力
される信号に従い、マイコン8により、圧縮機6の運転
周波数を下降させているとき(ステップ1:Yes 、以
降、ST1等と略す)、例えば、図2に示す如く、時間の
経過と共に減少中の入力電流値が上昇に転じた場合、電
流増加の幅が所定値以上で(ST2:Yes )、かつ、所定
時間が過ぎても減少しない場合(ST3:Yes )、圧縮機
6がロック状態に陥ったものとし、マイコン8によりイ
ンバータ回路5に印加する制御信号を可変し、圧縮機6
の運転周波数を一旦上昇させる(ST4)。運転周波数が
所定周波数上昇し(ST5:Yes )、所定時間が経過(ST
6:Yes )したとき、圧縮機6はロック状態から脱出し
たものとして再度運転周波数を下降させる(ST7)。
【0008】上記では、運転周波数が所定周波数上昇
し、所定時間が経過したとき圧縮機6はロック状態から
脱出したものとするようにしたが、図3(B)の如く、
運転周波数を上昇させたことにより(前記ST4)、入力
電流検出回路7による入力電流の検出値が低下しはじめ
た場合(ST11:Yes )に圧縮機6はロック状態から脱出
したものとするようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による空
気調和機の運転制御装置によれば、運転周波数の下降
中、駆動トルク不足により圧縮機がロック状態になった
ときにのみ、ロック状態を避けるため運転周波数を上昇
させるもので、ロックを避けるために運転周波数の下降
速度を遅くしたり運転周波数の下限を制限するものでは
ないから、電力を無駄に消費せず、かつ、快適性が失わ
れることのないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の運転制御装置の一実
施例を示す要部ブロック図である。
【図2】圧縮機のロックを説明するための特性図であ
る。
【図3】本発明による空気調和機の運転制御装置の動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 電源 2 室内機 3 室外機 4 整流/平滑回路 5 インバータ回路 6 圧縮機 7 入力電流検出回路 8 マイコン 9 通信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02P 7/63 302 F S

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を直流電源に変換し、同直流電
    源を適宜の周波数の交流電源に変換し圧縮機を駆動する
    能力可変制御型空気調和機において、前記圧縮機の運転
    周波数の下降時、入力電流の変化を検出し、検出値が所
    定値以上増加し、この状態が所定時間継続した場合、圧
    縮機の運転周波数を上昇させ、所定時間経過の後、運転
    周波数を下降させるようにしたことを特徴とする空気調
    和機の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 交流電源を直流電源に変換し、同直流電
    源を適宜の周波数の交流電源に変換し圧縮機を駆動する
    能力可変制御型空気調和機において、前記圧縮機の入力
    電流を検出する入力電流検出部と、圧縮機の運転周波数
    下降時、前記入力電流検出部による検出値が所定値増加
    し、この状態が所定時間継続した場合にロック状態と判
    定するロック判定部と、同ロック判定部よりの信号にて
    圧縮機の運転周波数を所定周波数上昇させ、所定時間経
    過の後、運転周波数を下降させる制御部とから構成した
    ことを特徴とする空気調和機の運転制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック判定部よりの信号にて、前記
    入力電流検出部による検出値が低下するまで、前記制御
    部により圧縮機の運転周波数を上昇させ、所定時間経過
    の後、運転周波数を下降させるようにしてなる請求項2
    記載の空気調和機の運転制御装置。
JP6016458A 1994-02-10 1994-02-10 空気調和機の運転制御装置 Pending JPH07225044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6016458A JPH07225044A (ja) 1994-02-10 1994-02-10 空気調和機の運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6016458A JPH07225044A (ja) 1994-02-10 1994-02-10 空気調和機の運転制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07225044A true JPH07225044A (ja) 1995-08-22

Family

ID=11916812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6016458A Pending JPH07225044A (ja) 1994-02-10 1994-02-10 空気調和機の運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07225044A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178188A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電力変換装置
CN104242782A (zh) * 2014-09-11 2014-12-24 四川长虹电器股份有限公司 变频风机电流控制的控制电路
CN111954785A (zh) * 2018-04-18 2020-11-17 三菱电机株式会社 控制基板以及空调机的室内机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178188A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電力変換装置
CN104242782A (zh) * 2014-09-11 2014-12-24 四川长虹电器股份有限公司 变频风机电流控制的控制电路
CN111954785A (zh) * 2018-04-18 2020-11-17 三菱电机株式会社 控制基板以及空调机的室内机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4736595A (en) Circuit for controlling inventer in air conditioner
US5375429A (en) Method and apparatus for controlling an air conditioner with a solor cell
JPH09310902A (ja) 空気調和機の制御方法
KR100353025B1 (ko) 공기조화기의 난방 과부하 제어방법
JPH0568376A (ja) 空気調和機の制御方法
JP2000295839A (ja) 電源装置
JPH07225044A (ja) 空気調和機の運転制御装置
JP3086523B2 (ja) 空気調和機のデマンド制御装置
KR100502304B1 (ko) 인버터압축기를 갖는 공기조화기 및 그 제어방법
JP3024553B2 (ja) 電力変換回路の異常検知装置
JP2921490B2 (ja) 電動機の起動制御装置
JP3101380B2 (ja) 空気調和機の電源装置
JP2836884B2 (ja) インバータ装置
JP3485579B2 (ja) 冷凍機の制御装置
KR20010037408A (ko) 인버터 공기조화기의 실외팬제어방법
KR100540423B1 (ko) 인버터 공기조화기의 운전주파수 가변제어방법
KR100194110B1 (ko) 공기조화기의 압축기 주파수 천이속도 가변방법
JPS61272555A (ja) 空気調和機
KR100395945B1 (ko) 인버터 공기조화기의 캐리어주파수제어방법
JP3316279B2 (ja) 空気調和装置
JPH07190464A (ja) 太陽電池駆動空調機の制御方法
JPS6315715Y2 (ja)
JPH0823429B2 (ja) 空気調和装置
KR100285836B1 (ko) 인버터형 공기조화기의 운전 제어방법
JPH0710198B2 (ja) 空気調和機