JPH072246A - 折り畳みコンテナ - Google Patents

折り畳みコンテナ

Info

Publication number
JPH072246A
JPH072246A JP14619693A JP14619693A JPH072246A JP H072246 A JPH072246 A JP H072246A JP 14619693 A JP14619693 A JP 14619693A JP 14619693 A JP14619693 A JP 14619693A JP H072246 A JPH072246 A JP H072246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
lower plate
bottom plate
folding container
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14619693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kimura
和弘 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP14619693A priority Critical patent/JPH072246A/ja
Publication of JPH072246A publication Critical patent/JPH072246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】組み立て、折り畳みが簡単にでき、使用時に高
所から落下しても容易に連結部から下側板が外れない折
り畳みコンテナを提供する。 【構成】下側板42と底板3との連結部近傍において、
下側板42の底面に凸部40が設けられ、底板3の上面
に下側板42の底面の凸部と当接して下側板42が連結
部から外れるのを係止するストッパー30が設けられて
いることを特徴とする折り畳みコンテナ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品の保管、輸送等に
使用される合成樹脂製の折り畳みコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の物品の輸送等に使用される合成樹
脂製の折り畳みコンテナとしては、実公平2−7786
号公報に記載されているように、枠体と底板と、これら
の枠体と底板の両側縁の各々に回動自在に連結し、且つ
互いに回動自在に連結する上側板と下側板とからなり、
枠体にはあおり板を回動自在に連結したものが知られて
いる。このような合成樹脂製の折り畳みコンテナにおい
ては、上側板は枠体に、下側板は底板にそれぞれ軸と軸
受けにより連結されていて、これらの軸及び軸受けは、
共に合成樹脂により下側板、或いは底板と一体に成形さ
れて組み立てるようになされている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、このよ
うに軸と軸受けにより回動自在に連結して組み立てられ
る構造上、軸受けの軸受け孔に軸を挿入するため、軸心
方向に遊びが設けられていて使用時に外れ易い欠点を有
する。折り畳みコンテナのJIS規格の内容物入りの角
落下の基準は、25cmとなっているが、実際には25cm
以下の落下高さでこの連結部が外れてしまう欠点があ
る。
【0004】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、これらの問題点を解消し、使
用時に、高所から落下しても容易に連結部から下側板が
外れない折り畳みコンテナを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の折り畳みコンテ
ナにおいては、上方枠体と、底板と、これらの上方枠体
及び底板の両側縁の各々に回動自在に連結され、且つ互
いに回動自在に連結されている上側板と下側板とからな
り、上方枠体にはあおり板がいずれか一方から突設され
た軸が他方に穿設された軸受け孔に挿入されて回動自在
に連結されてなる折り畳みコンテナにおいて、下側板と
底板との連結部の近傍において、下側板の底面に凸部が
設けられ、底板の上面に下側板の底面の凸部と当接して
下側板が連結部から外れるのを係止するストッパーが設
けられていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の折り畳みコンテナにおいては、下側板
と底板との連結部の近傍において、下側板の底面に凸部
が設けられ、底板の上面に下側板の底面の凸部と当接し
て下側板の連結部から外れるのを係止するストッパーが
設けられていることにより、使用時に、高所から落下し
ても容易に連結部から下側板が外れることがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明折り畳みコンテナの一例を示す斜
視図である。
【0008】図1において、1は折り畳みコンテナ、2
は折り畳みコンテナ1の上方枠体、3は底板であり、こ
の底板3には側板4の外側に立上り壁31とあおり板5
の外側に立上り壁33とがそれぞれ設けられ、上記上方
枠体2と底板3との間にあって、側壁は相対向する側板
4とあおり板5によって構成されている。
【0009】これらの構成要素に関して詳しく説明すれ
ば、側板4は上側板41と下側板42とからなり、この
上側板41と下側板42との中間は内側に向かって回動
可能に連結された構造となされている。即ち、上側板4
1側には軸6が突設され、下側板42側には軸受け7が
それぞれ複数づつ設けられていて、この軸受け7の軸受
け孔71に軸6が挿入されて内側に向かって回動するよ
うになされている。更に、上側板41の上端と下側板4
2の下端にはそれぞれ軸8が、上方枠体2の外枠壁21
と内枠壁22との間に上方枠体2と一体に成形されてな
る軸受け9が、更に底板3の立上り壁31には軸受け9
がそれぞれ複数づつ設けられて同様に内側に回動自在に
連結されている。
【0010】一方、あおり板5の上面には、あおり板5
と一体成形された垂直壁51から複数の軸8が突設さ
れ、上記説明の上方枠体2の外枠壁21と内枠壁22と
の間に上方枠体2と一体に成形されてなる複数の軸受け
9には軸受け孔91が穿設され、軸8が軸受け孔91に
それぞれ挿入されて、あおり板5が内側に回動しながら
水平に折り畳まれるようになされている。
【0011】本実施例においては、上方枠体2の外枠壁
21と内枠壁22との間には複数の軸受け9が設けられ
て軸受け孔91が穿設され、側板4の上端及び下端には
それぞれ複数の軸8が突設されているが、これとは逆に
上方枠体2の外枠壁21と内枠壁22との間に複数の軸
8が、側板4の上端及び下端にそれぞれ複数の軸受け9
が本実施例とは逆の形で設けられてもよい。
【0012】図2は、図1のA−A線における断面図で
ある。図3の(イ)は、図2のB−B線における下側板
の断面図であり、図3の(ロ)は図2のB−B線におけ
る断面図である。
【0013】図2、及び図3において、下側板42の下
部のリブ43には下辺長手方向に沿って複数の軸8が支
持部81から水平に突出して設けられている。この軸8
は軸受け9の軸受け孔91に挿入されて組み立てられて
いる。軸8の後面には組み立ての際、後退した状態から
前進して軸8を軸受け孔9に挿入するに必要な空間がと
られており、この空間の軸受け9の端部と隣接するリブ
43の底面から凸部40が、リブ43の幅方向にリブ4
3と一体に成形されて設けられている。
【0014】一方、底板3の立上り壁31の内側の水平
壁32から下方に複数の軸受け9が、底板3と一体に水
平壁32の長手方向に沿って設けられ、この軸受け9に
は、軸受け孔91が穿設されている。水平壁32の上面
には、上記説明の凸部40と隣接して、凸部40を係止
するためのストッパー30が水平壁32と一体に成形さ
れて設けられている。
【0015】折り畳みコンテナ1の組み立てにおいて、
側板4を前進させて組み立てる際、下側板42が無理を
せず円滑に移動できるように、上記の凸部40、及びス
トッパー30の正面から見た形状は、ほぼ3角形状で、
互いにこの3角形状の斜面が逆向きの方向に向かい合っ
ていて、組み立てに際して、この斜面同士が接触しなが
ら移動し、係止された状態となる。
【0016】この係止された状態で互いに当接する凸部
40とストッパー30の面は、それぞれ垂直となってい
ることが、容易に下側板が底板から外れないために効果
的である。また、凸部40とストッパー30の突出高さ
は、1.5 〜2mm 以上とするのが、凸部40とストッパー
30が確実に係止され、容易に外れない点で好ましい。
【0017】互いに当接して係止される凸部40、及び
ストッパー30の正面から見た形状は、本実施例では斜
面と垂直面の交点が突出する3角形状になされている
が、円滑な組み立て、折り畳みが可能で確実に係止さ
れ、落下によって容易に下側板が底板から外れない形状
であれば、3角形状に限定されるものではない。
【0018】折り畳みコンテナ1の組み立てに当たって
は、側板4を垂直に立ち上げて、底板4に設けられてい
る軸受け9の軸受け孔91に対して軸8が後退した状態
から前進させると、下側板42に設けられている凸部4
0は上方へ持ち上がりながらストッパー30を乗り越え
て下方へ下がり、係止されて組み立てられる。折り畳み
に際しては、側板4を上方へやや持ち上げて倒し込んで
やればよい。
【0019】本実施例においては、側板4の下側板42
側に軸8が設けられ、底板3の水平壁32に軸受け9、
及び軸受け孔91が一体成形で設けられているが、これ
とは反対に側板4の下側板42に軸受け9、及び軸受け
孔91が、底板3の水平壁32に軸8が設けられていて
もよい。
【0020】この折り畳みコンテナを構成している上記
説明の各部材は、合成樹脂等の材料を使用して射出成形
により成形されたものであり、この合成樹脂材料には、
ポリオレフイン系樹脂のポリエチレン、ポリプロピレン
やABS樹脂等が好適に使用されるものである。
【0021】上記の折り畳みコンテナを組み立てて、内
容物を入れた状態で、JIS規格に基づく方法で、25
cm、及びこれ以上の高さから角落下させたが、下側板が
底板から外れることなく好結果を得た。
【0022】
【発明の効果】本発明の折り畳みコンテナにおいては、
下側板と底板との連結部の近傍において、下側板の底面
に凸部が設けられ、底板の上面に下側板の底面の凸部と
当接して下側板が連結部から外れるのを係止するストッ
パーが設けられていることにより、使用時に、高所から
落下しても容易に連結部から下側板が外れないものとす
ることができた。従って、折り畳みコンテナとして好適
に使用される。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折り畳みコンテナの一例を示す斜視
図。
【図2】図1のA−A断面の下側板と底板の連結部付近
の要部を示す正面図。
【図3】(イ)は、図2のB−B線における下側板の断
面図。(ロ)は、図2のB−B線における断面図。
【符号の説明】
1 折り畳みコンテナ 2 上方枠体 3 底板 30 ストッパー 4 側板 40 凸部 41 上側板 42 下側板 5 あおり板 8 軸 91 軸受け孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方枠体と、底板と、これらの上方枠体及
    び底板の両側縁の各々に回動自在に連結され、且つ互い
    に回動自在に連結されている上側板と下側板とからな
    り、上方枠体にはあおり板がいずれか一方から突設され
    た軸が他方に穿設された軸受け孔に挿入されて回動自在
    に連結されてなる折り畳みコンテナにおいて、下側板と
    底板との連結部の近傍において、下側板の底面に凸部が
    設けられ、底板の上面に下側板の底面の凸部と当接して
    下側板が連結部から外れるのを係止するストッパーが設
    けられていることを特徴とする折り畳みコンテナ。
JP14619693A 1993-06-17 1993-06-17 折り畳みコンテナ Pending JPH072246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14619693A JPH072246A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 折り畳みコンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14619693A JPH072246A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 折り畳みコンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH072246A true JPH072246A (ja) 1995-01-06

Family

ID=15402306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14619693A Pending JPH072246A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 折り畳みコンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH072246A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529930B2 (ja) * 1989-07-17 1993-05-06 Pfu Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529930B2 (ja) * 1989-07-17 1993-05-06 Pfu Ltd

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4775068A (en) Collapsible container with removable access panel
JP3981226B2 (ja) コンテナ
US4874088A (en) Container and method for carrying and transporting computer tape cartridges
CA2035733A1 (en) Stackable storage container
US5433336A (en) Storage container
JP6392499B2 (ja) 組立容器
JPH072246A (ja) 折り畳みコンテナ
JP6530682B2 (ja) 合成樹脂製折り畳み容器
US5006038A (en) Method for carrying and transporting computer tape cartridges
JP3971647B2 (ja) 折り畳みコンテナ
JPH072247A (ja) 折り畳みコンテナ
JP2500252B2 (ja) 容器の開閉扉の枢支構造
JPS6313160Y2 (ja)
JP3921554B2 (ja) 折り畳みコンテナ
JP2899560B2 (ja) 積み重ね可能な容器
JPH11222233A (ja) 組立式コンテナ
JP3157072B2 (ja) 折り畳みコンテナ
JP3300276B2 (ja) 運搬用容器
JP3157071B2 (ja) 合成樹脂製折り畳みコンテナ
JPH031423Y2 (ja)
JPH06312739A (ja) 折り畳みコンテナ
JPH062902Y2 (ja) 折畳コンテナーにおける蓋の錠止装置
JPH0547067Y2 (ja)
JPH05139441A (ja) 発泡合成樹脂製組立箱
JP3035863U (ja) 収納ケース