JPH0722450Y2 - 簡易舞台 - Google Patents

簡易舞台

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JPH0722450Y2
JPH0722450Y2 JP1990072677U JP7267790U JPH0722450Y2 JP H0722450 Y2 JPH0722450 Y2 JP H0722450Y2 JP 1990072677 U JP1990072677 U JP 1990072677U JP 7267790 U JP7267790 U JP 7267790U JP H0722450 Y2 JPH0722450 Y2 JP H0722450Y2
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JP
Japan
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rod
building
rods
vertical
stage
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JP1990072677U
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JPH0430662U (ja
Inventor
政義 佐竹
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政義 佐竹
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は、舞台を常設できない場所へ仮設して催事等を
行うのに便利な簡易舞台に関する。
(従来の技術) 従来、左右に隣り合う建て枠同士を交差筋違により連結
し、前後方向に隣り合う建て枠同士をも水平交差筋違に
より連結して、その上に床パネルを載架する簡易舞台
は、実開平2−30463号公報により公知である。
前記した従来の簡易舞台は、前後方向に隣り合う建て枠
同士を水平交差筋違により連結するから、各建て枠の間
隔が筋違により決められて寸法を測らなくても一定する
特徴がある。しかし、この筋違連結は、各建て枠を対応
端が密着するように連結したり、間隔があくように連結
したりして、舞台の奥行を建て枠の長さ以下の半端な寸
法に調整すことはできず、又、前記建て枠はその下端に
ねじジャッキを備えるだけであるから、ジャッキの操作
により建て枠の下端を確実に接地させて舞台を安定させ
ることはできるが、各建て枠の高さを一様に変化させて
舞台の高さを加減したり、それぞれ異なるように変化さ
せて傾斜や起伏のある場所に適合する建て枠とし、傾斜
や起伏のある場所に舞台を水平設置したりすることは不
可能であり、更に、この舞台の建て枠は、前後の縦杆の
上に受け金具を取り付け、これら受け金具の上に横杆を
渡して、該横杆に床パネルを支持させるものであるか
ら、部品数が多くなってセット価格や保管運搬費を高く
するだけでなく、組立て分解の手数も増して舞台の設置
費用を高騰させる問題点がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、前記した従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、建て枠をその高さの変換と微調整とができ
る構成として、その前後方向の連結に間隔可変の連結手
段を用い、床パネルを建て枠に直接支持させる構成を採
用することにより、場所の平坦、傾斜、起伏等を問わず
希望する高さの舞台を簡単に且つ安価に設置できる簡易
舞台を提供することが課題である。
ロ.考案の構成 (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため本考案に係る簡易舞台は、前後
の縦杆と上下の横杆とで形成した建て枠を、左右方向と
前後方向に所要数を立て並べて、左右方向に隣り合う建
て枠同士を縦杆に取付けた止め部材へ着脱する交差筋違
により連結し、前後方向に隣り合う建て枠同士を上の横
杆の内空部に両端を挿入して、この挿入部を止め部材に
より上の横杆へ止着することにより、横杆間隔の加減が
できる連結杆により連結して、必要な間口と奥行の台部
を構成させ、この台部の上に各枠体の上の横杆に支持さ
せた床パネルを載設し、前記各建て枠の前後の縦杆の内
空部には、下方へ引き出して止め部材により縦杆へ止着
し、前記建て枠の高さ変換をする調整杆を収容し、該調
整杆の下端には建て枠の高さを微調整するねじジャッキ
を装着した構成を採用している。
(作用) 前記の様に構成される本考案の簡易舞台は、所要数の建
て枠をその縦杆内へ調整杆を引っ込めた標準高さにし
て、左右方向と前後方向とに立て並べ、左右方向に隣り
合うもの同士を縦杆に設けた止め部材へ交差筋違を取付
けて一定した間隔で連結し、前後に隣り合う建て枠同士
をその上の横杆へ連結杆の両端を挿入し、横杆同士を密
着させて前記挿入部を止め部材により横杆へ止着すれ
ば、各建て枠が密着連結されて、必要とする間口と奥行
きの台部を構成する。そこで、台部を構成する各建て枠
の下端のねじジャッキを操作して接地板を一様に接地さ
せて台部を安定させ、この台部の上へ床パネルを乗せ
て、各建て枠の上の横杆へ釘等により止め着ければ、平
らな場所へ標準高さの舞台を簡単に設置できる。
又、各建て枠の縦杆から調整杆を引出し、止め部材によ
り縦杆へ止着して建て枠の高さを高くしたものを、左右
方向と前後方向に立て並べ、前後方向に隣り合うもの同
士を交差筋違により連結し、前後方向に隣り合うもの同
士を連結杆により連結すれば、前記した標準高さよりも
高い舞台が構成されて、その高さは調整杆の引出し寸法
を加減することによって広範囲に調整し得る。
次に、舞台の設置場所に傾斜や起伏がある場合は、各建
て枠の調整杆の引出し寸法を場所の高低差に合わせて変
化させることにより高さが異なる建て枠を得る。そして
これら建て枠を傾斜や起伏が補正されるように左右方向
と前後方向に立て並べて、左右に隣り合うもの同士を公
差筋違により、前後に隣り合うもの同士を連結杆により
連結して台部を構成させ、この台部の上に床パネルを載
設すれば、傾斜や起伏のある場所へ舞台を簡単に水平に
設置することがきる。
更に、前後に隣り合う建て枠同士は、建て枠の内空部に
両端を挿入して、この挿入部を止め部材により横杆へ止
着する連結杆によって連結されるから、前後の建て枠を
横杆同士が密着するように連結することも、適当な寸法
で離隔するように連結することもできて、この離隔寸法
は自由に加減できるから、この連結方式の採用により構
成される舞台の奥行を建て枠の長さ以下の半端な寸法で
自由に調整することができるものである。
(実施例) 以下に本考案に係る簡易舞台の実施例を図面に基いて説
明する。
図面各図に於て符号1は建て枠を示すもので、角、六
角、丸等のパイプか、C形材等の内空部を有する材料に
より形成した前後の縦杆イ,イと、上下の横杆ロ,ロと
を第3図に示すように接合して形成し、その上下の横杆
ロ,ロの間には一対の筋違ハ,ハを対向的に取付け、上
の横杆ロの左右両側には後記する床パネルの取付片2を
設けて、この取付片2にビス,釘3を通す孔4を設けて
ある。
符号5は建て枠1の高さを変換する調整杆を示すもの
で、角、六角、丸等のパイプか、C形材等の内空部を有
する材料により形成し、図面第5図及び第6図に示すよ
うに建て枠1における前後の縦杆イの内空部へ下方へ引
出せるように収容して、上側には多数の孔6を10cmか5c
m間隔で水平にあけ、該調整杆5を縦杆イから下方へ引
き出して、希望する孔6を縦杆イに設けた孔7に一致さ
せ、孔6と7にボルト8を挿し通して、ボルト8にナッ
ト9を螺合させると、調整杆5が縦杆イへ止着されて、
建て枠1の高さを10cmから5cmの間隔で段階的に変換さ
せるようにしてある。
符号jは建て枠1の高さを微調整するねじジャッキで、
第5図及び第6図に示すように調整杆5へ上部を挿入
し、下端に接地板11を設けたおねじ12に、ハンドル13付
きのめねじ10を螺合させて、その上面に調整杆5の下端
を支持させる構成とし、めねじ10をハンドル13により回
して上下へ移動させると、調整杆5を僅かずつ上下へ移
動して建て枠1の微細な高さ調整を行う。
符号14は左右に隣り合う建て枠1、1同士を連結する交
差筋違を示すもので、第2図に示すように等長の板材を
中心で軸15着して形成し、端部にはそれぞれ第4図に示
すような孔16をあけ、これらの孔16を隣り合う建て枠
1、1の縦杆イ、イと下の横杆ロとに第1図に示す突出
させてある止め部材17に嵌め付けると、建て枠1,1を一
定した間隔で確実に連結することができる。
符号18は前記した止め部材17に装着した止爪を示すもの
で、止め部材17へ第4図に示すように形成した切割19内
へ収容し、その基部を止め部材17の先端側に設けた軸20
に支持させて、先端側は前記した軸20に支持されるばね
21により弾圧させ、止め部材17から斜めに突出した状態
で切割端19′により止められる様にして、止め部材17へ
前記した交差筋違14の孔16を嵌め付けるときは、孔16に
より止爪18の斜面が抑えられるため、止爪18を切割19内
へ潜って交差筋違14を通過させ、通過後は元に戻って垂
直面で交差筋違14を係止し、一旦止め部材17に孔16を通
した交差筋違14は自然離脱を生じないようにする。
符号22は前後方向に隣り合う建て枠1、1同士を連結す
る連結杆を示すもので、第7図に示すようにその両端部
を建て枠1、1における上の横杆ロ、ロの内空部へ横杆
ロ、ロが密着するように挿入して、この挿入部と横杆ロ
とに第8図に示すように通孔23をあけ、この通孔23へボ
ルト24を挿し通して、ボルト24にナット25を螺合させる
と、横杆ロ、ロが密着する建て枠1と1の連結が行われ
る。しかし、第10図に示すように長い連結杆22を用い、
その両端部を横杆ロ、ロの間に第10図のような間隔が生
ずるように横杆ロ、ロの内空部へ挿入して、挿入部と横
杆ロとにあけた通孔23にボルト24を挿し通し、このボル
ト24にナット25を螺合させると、横杆ロ、ロが離隔する
建て枠1と1の連結が行われるもので、この隔離間隔を
加減すれば、舞台の奥行を建て枠の長さ以下の半端な寸
法で調整すことができる。
符号Aは所要数の建て枠1を左右方向と前後方向とに連
結して構成した舞台の台部を示すもので、第1図及び第
2図に示すように左右方向に隣り合う建て枠1同士は、
その縦杆イ、イと下の横杆ロとに付設した止め部材7に
孔6を嵌めた交差筋違14により連結し、前後方向に隣り
合う建て枠1同士は、上の横杆ロの内空部に両端を挿入
して、挿入部を止め部材24により横杆ロへ止着した連結
杆22により連結することにより、希望する間口と奥行の
台部Bを構成させたもので、この台部Bの上には各建て
枠1の上の横杆ロに支持させて床パネル26を乗せ、該床
パネル26を上の横杆ロへ釘等により止め付ければ、所要
面積の舞台が完成するものであり、この舞台の高さは、
建て枠1をその縦杆イ内へ調整杆5を引っ込めて短くし
た状態では標準高さになり、建て枠1の縦杆イから調整
杆イを引き出して止め部材8により固定すれば、調整杆
5の引出し寸法だけ標準高さより高くなる。又、舞台を
設置する場所に傾斜や起伏がある場合は、建て枠1の縦
杆イから調整杆5を引出す寸法を前記傾斜や起伏に合わ
せて加減すれば、高さが異なる建て枠が自由に得られる
から、これら建て枠1を傾斜や起伏が補正されるように
設置して交差筋違14と連結杆22により連結して床パネル
26を乗せれば、傾斜や起伏がある場所へ水平の舞台を容
易に設置することができる。
ハ.考案の効果 前述した通り本考案の簡易舞台は、建て枠の縦杆に調整
杆を収容して、これを任意の引出し状態で止め部材によ
り縦杆へ止着できるから、各建て枠の調整杆の引出し寸
法を一様に変化させれば、平らな場所に設置する舞台の
高さを高低自在に変化させるとができ、また、各建て枠
の調整杆の引出し寸法を設置場所の傾斜や起伏に合わせ
て変化させれば、傾斜や起伏のある場所へ水平に舞台を
設置することも容易にできて、しかも建て枠の前後方向
の連結には、上の横杆の内空部に両端を挿入し、この挿
入部を止め部材により上の横杆へ止めて横杆間隔の加減
ができる連結杆を用いるから、横杆間隔の加減により舞
台の奥行を建て枠の長さ以下の半端な寸法に調整するこ
とが可能であり、更に舞台の床パネルを建て枠の上の横
杆に支持させるから、建て枠の上に受け金具を取付け、
この上に横杆を渡してこの横杆に床パネルを支持させる
従来の舞台に比べて、部品数が減るためセット価格、保
管運搬費が安くなり、組立てや分解の手数も減るので、
舞台の設置費用の大幅な低減を計ることもできるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る簡易舞台の台部の一部分を示す斜
視図。第2図は同上の正面図。第3図は同上の側面図。
第4図は建て枠の縦杆及び横材に取付けた交差筋違の止
め部材の構造を示す拡大断面図。第5図及び第6図は建
て枠の縦杆に収容した高さ変換用の調整杆と、この調整
杆を縦杆へ止着する止め部材との構造を示す拡大縦断側
面図で、第5図は建て枠を標準の高さにした状態を、第
6図は最高の高さにした状態を示す。第7図は前後に隣
り合う建て枠の上の横杆を連結杆により連結した状態を
示す一部の縦断側面図。第8図は同上の要部の構造を示
す縦断正面図。第9図は二つの建て枠を上の横杆に連結
杆を挿入して密着連結することにより構成した舞台の側
面図。第10図は二つの建て枠を上の横杆に連結杆を挿入
して離隔連結することにより構成した舞台の側面図。第
11図は三つの建て枠を上の横杆に連結杆を挿入すること
により密着連結して構成した舞台の側面図である。 1……建て枠 イ,イ……前後の縦杆 ロ,ロ……上下の横杆 14……交差筋違 17……止め部材 22……連結杆 24……止め部材 A……台部 26……床パネル 5……調整杆 8……止め部材 j……ねじジャッキ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後の縦杆と上下の横杆とで形成した建て
    枠を、左右方向と前後方向に所要数を立て並べて、左右
    方向に隣り合う建て枠同士を縦杆に取付けた止め部材へ
    着脱する交差筋違により連結し、前後方向に隣り合う建
    て枠同士を上の横杆の内空部に両端を挿入して、この挿
    入部を止め部材により上の横杆へ止着するこにより、横
    杆間隔の加減ができる連結杆により連結して、必要な間
    口と奥行の台部を構成させ、この台部の上に各枠体の上
    の横杆に支持させた床パネルを載設し、前記各建て枠の
    前後の縦杆の内空部には、下方へ引き出して止め部材に
    より縦杆へ止着し、前記建て枠の高さ変換をする調整杆
    を収容し、該調整杆の下端には建て枠の高さを微調整す
    るねじジャッキを装着したことを特徴とする簡易舞台。
JP1990072677U 1990-07-10 1990-07-10 簡易舞台 Expired - Lifetime JPH0722450Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990072677U JPH0722450Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 簡易舞台

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990072677U JPH0722450Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 簡易舞台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0430662U JPH0430662U (ja) 1992-03-12
JPH0722450Y2 true JPH0722450Y2 (ja) 1995-05-24

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ID=31610828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990072677U Expired - Lifetime JPH0722450Y2 (ja) 1990-07-10 1990-07-10 簡易舞台

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528290Y2 (ja) * 1988-08-13 1993-07-20

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JPH0430662U (ja) 1992-03-12

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