JPH0722380U - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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JPH0722380U
JPH0722380U JP5172793U JP5172793U JPH0722380U JP H0722380 U JPH0722380 U JP H0722380U JP 5172793 U JP5172793 U JP 5172793U JP 5172793 U JP5172793 U JP 5172793U JP H0722380 U JPH0722380 U JP H0722380U
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勉 高山
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気整流器の取り付けおよび取り外しを容易
にすること。 【構成】 ケース前面に設けられた開口部と、ケースの
上部にてケースのほぼ全幅にわたって設けられたエアー
カーテンを形成するための冷気吐出口20と、前記冷気吐
出口20に取り外し自在に嵌合され、吐出される冷気を整
流するための空気整流器40とを備えたオープンショーケ
ースにおいて、前記空気整流器40の前端部または後端部
が嵌合保持された保持部材44を吐出口20の壁に設けられ
た嵌合凹部32に嵌合保持することにより空気整流器40を
吐出口20にとりつける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エアーカーテン式オープンショーケースに関し、より詳細には着脱 の容易な整流部が冷気吐出口に嵌合されたエアーカーテン式オープンショーケー スに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のオープンショーケースでは、吐出口の冷気を安定したエアーカーテンに するため、冷気吐出口20、22には整流器40、42が取り付けられている。 これら整流器は図4、5に示すように、吐出口22に圧入した後に冷気吐出口を 構成する壁24の下端に固定金具50をビス52で固定することにより取り付け られていた。また実公昭62−4856に示されるように、空気層流を形成する 整流部材の取付具と、この取付具を保持する保持具を冷気吐出口に設けたショー ケースも公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のオープンショーケースでは、整流器の取り替えの都度ビ スを回転しなければならず、その作業が手間であり、何回もの取り替えが行われ ると、ビスのネジ山が摩耗したり、ビス自体が紛失する恐れがあった。また後者 のオープンショーケースでは、保持具を冷気吐出口に予め取り付けておかなけれ ばならず、作業に手間を要し、別の部品も必要である。また、整流器はオープン ショーケースの前面上部のかなり高い所にあるため、取り付け、取り外し作業は 簡単に行われなければならないが、取り付け具の係合凸部から離脱させた後、下 方に引っ張ることにより整流器を取り外さなければならない。このように、取り 外し作業は簡単に行うことができず、逆に取り付け作業も簡単に行うことができ ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】 よって、本考案の目的は、空気整流器の取り付けおよび取り外しを簡単に行う ことができるオープンショーケースを提供することにある。 上記目的は、ケース前面に設けられた開口部と、ケースの上部にてケースのほ ぼ全幅にわたって設けられたエアーカーテンを形成するための冷気吐出口と、前 記冷気吐出口に取り外し自在に嵌合され、吐出される冷気を整流するための空気 整流器とを備えたオープンショーケースであって、前記空気整流器の前端部また は後端部が嵌合保持された保持部材を吐出口の壁に設けられた嵌合凹部に嵌合保 持することにより空気整流器を吐出口に取り付けることを特徴とするオープンシ ョーケースを提供することにより達成される。
【0005】 前記係合凹部は、好ましくは下方に移動するにつれて吐出口中心に接近するよ うな傾斜のついた底面が設けられている。 前記保持部材は、好ましくは嵌合凹部にほぼ相補的な形状である。 前記保持部材は、好ましくは下端部に係脱操作片が垂直に設けられている。 前記係合凹部が設けられた壁の下面は、好ましくは下方に移動するにつれて吐 出口の中心より離間するような傾斜がついている。 前記係合凹部が設けられている壁と反対側の壁には、好ましくは空気整流器の 他端部の下方縁部と係合する係合段部が設けられている。
【0006】
【作用】
空気整流器は通常プラスチックから構成され、ハニカム構造となっており、や や弾力性を有している。この整流器をオープンショーケースの吐出口に取り付け るには、整流器の前端部の上下部分を嵌合保持する保持部材により保持し、整流 器の後端部を吐出口の後壁の係合段部に当接し、前端部を吐出口の前壁の下面の 上向き傾斜部に沿って移動しながら、前記保持部材を吐出口内に圧入し、前壁内 の底面が吐出口に向け下向きに傾斜した嵌合凹部に保持部材を嵌合する。逆に、 空気整流器をオープンショーケースから取り外すには、保持部材下部に垂直状態 に設けられた係脱操作片を後方に押しながら保持部材を下方に引くと、前壁内の 前記嵌合凹部の下向き傾斜面に沿って保持部材が滑落し、整流器全体を吐出口か ら取り外すことができる。
【0007】
【実施例】
以下、添付図面に示した実施例を参照して本考案について説明する。 図1は、本考案に係わるオープンショーケースを示す。このオープンショーケ ースは左右の側板10と、側板10の間にて左右に延びる天井12と、底部13 と、ショーケースの背面を構成する背板(図示せず)と、天井12と底部13と の間に位置し左右の側板10の間に延びる棚板14と、前部仕切板16とを備え る。図1には示していないが、棚板14の上および側板10と前部仕切板16と 側板10と背板との間に構成される空間には、冷凍食品または保冷食品が陳列さ れる。前部仕切板16の上端には下部冷気吐出口18が設けられ、この吐出口よ り低温の空気すなわち冷気が吐出され、陳列された食品を冷却するようになって いる。
【0008】 一方、図2に示すように天井12には前後2列の冷気吐出口20、22が設け られている。天井12は金属板金から構成され、内部には発泡スチロール等の断 熱材13が装入されており、冷却効率を高めている。天井12の前面から下方に 垂直壁24が延びており、この垂直壁24は二重壁構造となっている。天井12 から下方に離間した位置に断面がL字状の仕切壁26が取り付けられ、更にこの 仕切板26の下方に第2仕切板28が取り付けられ、垂直壁24と仕切壁26と の間に冷気吐出口20が形成され、仕切壁26と第2仕切壁28との間に冷気吐 出口22が形成されている。
【0009】 図3に詳細に示すように、垂直壁24の下面は下方に移動するにつれて吐出口 22の中心よりしだいに離間する傾斜面30が設けられており、この傾斜面30 の上端部の上方には水平方向(図3内では左側方向)に凹状となった嵌合凹部3 2が設けられている。この嵌合凹部32の下面34には、下方に移動するにつれ て吐出口20の中心に接近するような傾斜が付けられている。
【0010】 吐出口20、22に嵌合される空気整流器40、42は、細い通孔がハニカム 状に多数連設されたプラスチック製の部材であり、多少の弾力性を有している。 この空気整流器は周知のようにショーケース内に二重のエアーカーテンを安定的 に形成するものであり、かかるエアーカーテンにより内部の陳列品は外部から侵 入しようとする塵芥から保護されるようになっている。図示していない冷却装置 から供給される冷気はこれらの空気整流器40、42を通過するので、長期間使 用すると、これら空気整流器の上部には塵芥が堆積する。このためこれら空気整 流器は所定期間ごとに取り替える必要がある。
【0011】 前方側空気整流器40の前方端部は図3に示されるような保持部材44に嵌合 保持される。この保持部材は嵌合凹部32とほぼ相補的な形状を有し、図2に示 すように嵌合凹部32に密に嵌合できる。この保持部材44の下部には垂直に延 びる係脱操作片46が設けられており、この係脱操作片46を後方に押すと、保 持部材44の下半部は後方に屈曲できるようになっている。
【0012】 前方側空気整流器40の後方端部が当接する仕切壁26には、後方端部の下部 が係合する係合段部48が設けられている。
【0013】 後方側空気整流器42は従来通り取り付けられているが、本考案による保持部 材を使って取り付けるようにすることも可能である。
【0014】 空気整流器40を取り外すには、前述のように係脱操作片46を後方に押すこ とにより保持部材44を屈曲させながら、保持部材44を下方に下げる。このよ うにすると保持部材44は嵌合凹部32の傾斜下面34を滑落する。このため空 気整流器40は内側に弾性変形しながら吐出口20から取り外すことができる。 逆に新しい空気整流器40を取り付けるには、空気整流器の前方端部に保持部材 44を嵌合し、まず後方端部を仕切板26の係合段部48に係合し、空気整流器 40を内側に押し込みながら保持部材44を上部から係合凹部32に嵌合する。
【0015】
【考案の効果】
1.空気整流器を吐出口に嵌挿するには、保持部材により空気整流器の前後一 端の上下を嵌合保持し、空気整流器を前後に圧縮して下方より吐出口の前後壁間 に嵌挿する。そのとき、吐出口の壁の下面は吐出口に向け上向き傾斜して設けて いるので、保持部材は上向き傾斜部に沿って吐出口内に圧入できる。このため、 空気整流器の吐出口への取り付けが簡単で、かつ押し込むだけの作業で取り付け できるので、吐出口が高い位置でも容易に取り付けられる。
【0016】 2.空気整流器をオープンショーケースから取り外すには、保持部材下部に垂 直に設けられた係脱操作片を空気整流器を後方に圧縮するように押しながら下方 に引けば、吐出口の壁に設けられた底面を吐出口に向け下向き傾斜した嵌合凹部 の下方の傾斜面に沿って保持部材が滑落するので、保持部材を簡単に取り外すこ とができる上に、吐出口が高い位置でも空気整流器を容易に取り外せる。
【0017】 3.吐出口の前後壁の少なくとも一方の壁の下面を吐出口に向け上向き傾斜し て設けるとともに、この傾斜面に連続する一方の壁に、底面を吐出口に向け下向 き傾斜した嵌合凹部を設け、空気整流器の前端部または後端部の上下を保持部材 により嵌合保持して空気整流器を前後に圧縮して下方より吐出口の前後壁間に嵌 挿することにより、前記保持部材を嵌合凹部に嵌合保持するようにしたので、空 気整流器の保持が確実に行えるとともに、保持部材を吐出口の前後壁に固定する ためのビス等を必要とせず、部品数の削減をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるオープンショーケースを示す斜
視図である。
【図2】空気整流器取り付け部分を示す図1のII−II線
に沿った部分断面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】従来の空気整流器取り付け方法を示す部分断面
図である。
【図5】図3の部分拡大図である。
【符号の説明】
10 側板 12 天井 14 棚板 16 前部仕
切り壁 18 下部冷気吐出口 20、22
冷気吐出口 24 垂直壁 26 仕切り
壁 28 第2仕切り壁 30 傾斜面 32 嵌合凹部 40、42
空気整流器 44 保持部材 46 係脱操
作片 48 係合段部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース前面に設けられた開口部と、ケー
    スの上部にてケースのほぼ全幅にわたって設けられたエ
    アーカーテンを形成するための冷気吐出口と、前記冷気
    吐出口に取り外し自在に嵌合され、吐出される冷気を整
    流するための空気整流器とを備えたオープンショーケー
    スにおいて、 前記空気整流器の前端部または後端部が嵌合保持された
    保持部材を吐出口の壁に設けられた嵌合凹部に嵌合保持
    することにより、空気整流器を吐出口に取り付けること
    を特徴とするオープンショーケース。
  2. 【請求項2】 前記係合凹部は、下方に移動するにつれ
    て吐出口中心に接近するような傾斜のついた底面が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のオープンシ
    ョーケース。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、嵌合凹部にほぼ相補的
    な形状である請求項1または2記載のオープンショーケ
    ース。
  4. 【請求項4】 前記保持部材は、下端部に係脱操作片が
    垂直に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載のオープンショーケース。
  5. 【請求項5】 前記係合凹部が設けられた壁の下面は、
    下方に移動するにつれて吐出口の中心より離間するよう
    な傾斜がついていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載のオープンショーケース。
  6. 【請求項6】 前記係合凹部が設けられている壁と反対
    側の壁には、空気整流器の他端部の下方縁部と係合する
    係合段部が設けられていることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載のオープンショーケース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015175573A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 富士電機株式会社 ショーケース

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JPS53154473U (ja) * 1977-05-11 1978-12-05
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JPS5772092U (ja) * 1980-10-20 1982-05-01
JPH02106568U (ja) * 1989-02-08 1990-08-24

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