JPH07223456A - 居眠り警報装置 - Google Patents
居眠り警報装置Info
- Publication number
- JPH07223456A JPH07223456A JP6013777A JP1377794A JPH07223456A JP H07223456 A JPH07223456 A JP H07223456A JP 6013777 A JP6013777 A JP 6013777A JP 1377794 A JP1377794 A JP 1377794A JP H07223456 A JPH07223456 A JP H07223456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- steering angle
- predetermined value
- vehicle speed
- potential difference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 206010041349 Somnolence Diseases 0.000 claims description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60W—CONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
- B60W2540/00—Input parameters relating to occupants
- B60W2540/18—Steering angle
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転者が居眠り状態になったときに警報を発
生して居眠りを防止する。 【構成】 運転者の2個所の皮膚電位差を測定し、その
電位差が所定値を越える勾配で降下するタイミングに操
舵角が所定値以下であり、かつ車速が所定値を越えると
きに警報を発生する。
生して居眠りを防止する。 【構成】 運転者の2個所の皮膚電位差を測定し、その
電位差が所定値を越える勾配で降下するタイミングに操
舵角が所定値以下であり、かつ車速が所定値を越えると
きに警報を発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の運転席に装備
して利用する。本発明は運転者が居眠り状態になったと
きに警報を発生する装置に関する。
して利用する。本発明は運転者が居眠り状態になったと
きに警報を発生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、特開昭6
0−139539号公報に開示された装置がある。この
装置は、手袋の手首の部分および手袋の指掌部あるいは
手掌部に設けられた二つの導電部からの出力を検出回路
が入力し、手首の電位を基準として指掌面あるいは手掌
面の皮膚電位水準を検出し、その検出出力があらかじめ
設定されたレベルに達したときに警報を発生するもので
ある。
0−139539号公報に開示された装置がある。この
装置は、手袋の手首の部分および手袋の指掌部あるいは
手掌部に設けられた二つの導電部からの出力を検出回路
が入力し、手首の電位を基準として指掌面あるいは手掌
面の皮膚電位水準を検出し、その検出出力があらかじめ
設定されたレベルに達したときに警報を発生するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来装置
は、人体は緊張したときには皮膚電位が高くなり、眠気
を感じたときには皮膚電位が低下することを利用し、そ
の皮膚電位を継続的に検出してその検出出力があらかじ
め設定したレベルに達したときに警報を発するように構
成されているが、皮膚電位の絶対値は人によってそれぞ
れ異なり、そのバラツキが大きいために、あらかじめ設
定したレベルがその運転者に必ずしも適合せず、したが
って、運転者によっては眠気が発生していても全く感知
しないか、あるいは眠気が発生していないにもかかわら
ず常時感知した状態となってその都度警報を発生するよ
うな不具合が生じるおそれがある。
は、人体は緊張したときには皮膚電位が高くなり、眠気
を感じたときには皮膚電位が低下することを利用し、そ
の皮膚電位を継続的に検出してその検出出力があらかじ
め設定したレベルに達したときに警報を発するように構
成されているが、皮膚電位の絶対値は人によってそれぞ
れ異なり、そのバラツキが大きいために、あらかじめ設
定したレベルがその運転者に必ずしも適合せず、したが
って、運転者によっては眠気が発生していても全く感知
しないか、あるいは眠気が発生していないにもかかわら
ず常時感知した状態となってその都度警報を発生するよ
うな不具合が生じるおそれがある。
【0004】また、眠気を感じていない状態から眠気を
感じた状態への皮膚電位の変化は角度の大きい下り勾配
となるために、その変化を正確に検知することがむずか
しく、皮膚電位の変化だけで居眠り状態を判断すること
には問題がある。
感じた状態への皮膚電位の変化は角度の大きい下り勾配
となるために、その変化を正確に検知することがむずか
しく、皮膚電位の変化だけで居眠り状態を判断すること
には問題がある。
【0005】本発明はこのような背景のもとに行われた
ものであって、居眠り状態になったことを正確、かつ確
実に検出して警報を発生することができる装置を提供す
ることを目的とする。
ものであって、居眠り状態になったことを正確、かつ確
実に検出して警報を発生することができる装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、運転者が居眠
り状態になったときにそれを検出し警報を発生する装置
に関するもので、運転者人体の2か所の皮膚電位差を測
定する手段と、車両の操舵角を検出する手段と、車速を
検出する手段とを備え、前記電位差が所定値を越える勾
配で降下するタイミングに操舵角が所定値以下であり、
かつ車速が所定値を越えるときに警報を発生する回路手
段を備えたことを特徴とする。
り状態になったときにそれを検出し警報を発生する装置
に関するもので、運転者人体の2か所の皮膚電位差を測
定する手段と、車両の操舵角を検出する手段と、車速を
検出する手段とを備え、前記電位差が所定値を越える勾
配で降下するタイミングに操舵角が所定値以下であり、
かつ車速が所定値を越えるときに警報を発生する回路手
段を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】運転者の2個所の皮膚電位を測定し、同時に車
両の操舵角および車速を検出する。測定した皮膚電位差
の微分演算を行い、その電位差が所定値を越える勾配で
降下するタイミングに、検出した操舵角が所定値以下で
あり、かつ検出した車速が所定値を越えていれば警報を
発生する。
両の操舵角および車速を検出する。測定した皮膚電位差
の微分演算を行い、その電位差が所定値を越える勾配で
降下するタイミングに、検出した操舵角が所定値以下で
あり、かつ検出した車速が所定値を越えていれば警報を
発生する。
【0008】このように、皮膚電位の変化と、その皮膚
電位の変化時の操舵角および車速とにより眠気が発生し
たか否かが判定されるので、個人差を生じることなく居
眠り状態を正確、かつ確実に検出して警報を発すること
ができる。
電位の変化時の操舵角および車速とにより眠気が発生し
たか否かが判定されるので、個人差を生じることなく居
眠り状態を正確、かつ確実に検出して警報を発すること
ができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の要部の構成を示す図、図2は
本発明実施例における皮膚電位差測定手段の構成を示す
図である。
る。図1は本発明実施例の要部の構成を示す図、図2は
本発明実施例における皮膚電位差測定手段の構成を示す
図である。
【0010】本発明実施例は、運転者1の2個所の皮膚
電位差を測定する皮膚電位差測定手段2と、車両の操舵
角を検出する操舵角検出手段3と、車速を検出する車速
検出手段4と、警報を発生する警報発生手段5と、皮膚
電位差、操舵角、および車速を入力し、皮膚電位差が所
定値を越える勾配で降下するタイミングに操舵角が所定
値以下であり、かつ車速が所定値を越えるときに警報発
生手段5に警報信号を送出して警報を発生させる制御回
路6とを備える。皮膚電位差測定手段2は、図2に示す
ように、第一電位差測定手段2aと第二電位差測定手段
2bとを含む。
電位差を測定する皮膚電位差測定手段2と、車両の操舵
角を検出する操舵角検出手段3と、車速を検出する車速
検出手段4と、警報を発生する警報発生手段5と、皮膚
電位差、操舵角、および車速を入力し、皮膚電位差が所
定値を越える勾配で降下するタイミングに操舵角が所定
値以下であり、かつ車速が所定値を越えるときに警報発
生手段5に警報信号を送出して警報を発生させる制御回
路6とを備える。皮膚電位差測定手段2は、図2に示す
ように、第一電位差測定手段2aと第二電位差測定手段
2bとを含む。
【0011】つぎに、このように構成された本発明実施
例の動作について説明する。図3は本発明実施例におけ
る制御回路の動作の流れを示す流れ図、図4は本発明実
施例における操舵角、車速、皮膚電位差の変化例および
そのタイミングを示す図である。
例の動作について説明する。図3は本発明実施例におけ
る制御回路の動作の流れを示す流れ図、図4は本発明実
施例における操舵角、車速、皮膚電位差の変化例および
そのタイミングを示す図である。
【0012】制御回路6が第一電位差測定手段2aおよ
び第二電位差測定手段2bから測定された電位を取り込
み、図4に示すように、その電位差に大きな変化がある
場合に演算を行い、その変化の負の傾きdv/dt(電
位差/時間)を演算する。その電位差の負の傾きが所定
値を越える勾配で降下しているときに、車速検出手段4
から車速を取込み、その車速が設定値を越えているか否
かを判断する。設定値を越えていれば操舵角検出手段3
から操舵角を取込みその操舵角が設定値以下であるか否
かを判断し、設定値以下であれば居眠り状態にあるとし
て、警報発生手段5に警報信号を送出し警報を発生させ
る。警報は所定時間経過すると自動的に停止されリセッ
トされる。
び第二電位差測定手段2bから測定された電位を取り込
み、図4に示すように、その電位差に大きな変化がある
場合に演算を行い、その変化の負の傾きdv/dt(電
位差/時間)を演算する。その電位差の負の傾きが所定
値を越える勾配で降下しているときに、車速検出手段4
から車速を取込み、その車速が設定値を越えているか否
かを判断する。設定値を越えていれば操舵角検出手段3
から操舵角を取込みその操舵角が設定値以下であるか否
かを判断し、設定値以下であれば居眠り状態にあるとし
て、警報発生手段5に警報信号を送出し警報を発生させ
る。警報は所定時間経過すると自動的に停止されリセッ
トされる。
【0013】図4に示す例では、の時点で皮膚電位差
が大きく変化しそのために皮膚電圧が“Hi”の状態を
示すが、このときの操舵角は大きく変化していて、かつ
車速は設定値以下であるので警報出力は行われない。
の時点では、皮膚電位差が大きく変化し演算された負の
傾きが所定値を越えた勾配で降下していて、このときの
車速は所定値を越えた状態にあり、かつ操舵角が所定値
以下を示しているので、居眠り状態にあると判断され、
警報発生手段5から警報が発生される。t1 秒経過後の
の時点でまた同様の状態が繰り返されたので再度警報
が発生されている。
が大きく変化しそのために皮膚電圧が“Hi”の状態を
示すが、このときの操舵角は大きく変化していて、かつ
車速は設定値以下であるので警報出力は行われない。
の時点では、皮膚電位差が大きく変化し演算された負の
傾きが所定値を越えた勾配で降下していて、このときの
車速は所定値を越えた状態にあり、かつ操舵角が所定値
以下を示しているので、居眠り状態にあると判断され、
警報発生手段5から警報が発生される。t1 秒経過後の
の時点でまた同様の状態が繰り返されたので再度警報
が発生されている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、皮
膚電位の変化に操舵角および車速を加味して眠気が発生
したか否かを判断することにより、個人差を生じること
なく居眠り状態を正確、かつ確実に検出して警報を発す
ることができる効果がある。
膚電位の変化に操舵角および車速を加味して眠気が発生
したか否かを判断することにより、個人差を生じること
なく居眠り状態を正確、かつ確実に検出して警報を発す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部の構成を示す図。
【図2】本発明実施例における皮膚電位差測定手段の構
成を示す図。
成を示す図。
【図3】本発明実施例における制御回路の動作の流れを
示す流れ図。
示す流れ図。
【図4】本発明実施例における操舵角、車速、皮膚電位
差の変化例およびそのタイミングを示す図。
差の変化例およびそのタイミングを示す図。
1 運転者 2 皮膚電位差測定手段 2a 第一電位差測定手段 2b 第二電位差測定手段 3 操舵角検出手段 4 車速検出手段 5 警報発生手段 6 制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 運転者人体の2か所の皮膚電位差を測定
する手段と、車両の操舵角を検出する手段と、車速を検
出する手段とを備え、前記電位差が所定値を越える勾配
で降下するタイミングに操舵角が所定値以下であり、か
つ車速が所定値を越えるときに警報を発生する回路手段
を備えたことを特徴とする居眠り警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013777A JPH07223456A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 居眠り警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6013777A JPH07223456A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 居眠り警報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07223456A true JPH07223456A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11842680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6013777A Pending JPH07223456A (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 居眠り警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07223456A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353131A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-12-25 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 身体情報取得方法及び身体情報取得装置並びに情報検出体 |
KR100851413B1 (ko) * | 2007-07-18 | 2008-08-08 | 연세대학교 산학협력단 | 안구전도에 기반한 졸음방지장치 |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP6013777A patent/JPH07223456A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353131A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-12-25 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 身体情報取得方法及び身体情報取得装置並びに情報検出体 |
KR100851413B1 (ko) * | 2007-07-18 | 2008-08-08 | 연세대학교 산학협력단 | 안구전도에 기반한 졸음방지장치 |
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