JPH07223028A - パイプ材の穿孔装置 - Google Patents
パイプ材の穿孔装置Info
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- JPH07223028A JPH07223028A JP6018344A JP1834494A JPH07223028A JP H07223028 A JPH07223028 A JP H07223028A JP 6018344 A JP6018344 A JP 6018344A JP 1834494 A JP1834494 A JP 1834494A JP H07223028 A JPH07223028 A JP H07223028A
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- JP
- Japan
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- die
- pipe material
- hole
- holes
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/10—Making other particular articles parts of bearings; sleeves; valve seats or the like
- B21D53/12—Making other particular articles parts of bearings; sleeves; valve seats or the like cages for bearings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/24—Perforating, i.e. punching holes
- B21D28/28—Perforating, i.e. punching holes in tubes or other hollow bodies
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/42—Ball cages made from wire or sheet metal strips
- F16C33/422—Ball cages made from wire or sheet metal strips made from sheet metal
- F16C33/425—Ball cages made from wire or sheet metal strips made from sheet metal from a single part, e.g. ribbon cages with one corrugated annular part
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パイプ材の周面に長孔状の孔を互いに隣接し
て穿孔しても、その開口縁形状の崩れがなく、シャープ
な穿孔を可能とする。 【構成】 穿孔すべきパイプ材Pの内面側に当接してお
かれる内型部材1と、パイプ材Pの外面側に当接してお
かれる外型部材2と、穿孔すべき所定形状の孔と同形の
押型6とを備え、これら内型部材1および外型部材2は
前記押型6が可及的密に嵌入し得る型穴4,5を有し、
前記内、外型部材のうち少なくとも前記押型6が進入す
る側の型部材のパイプ材Pに当接する面に前記型穴の開
口縁にそって突条8,8を設けたことを特徴とする。
て穿孔しても、その開口縁形状の崩れがなく、シャープ
な穿孔を可能とする。 【構成】 穿孔すべきパイプ材Pの内面側に当接してお
かれる内型部材1と、パイプ材Pの外面側に当接してお
かれる外型部材2と、穿孔すべき所定形状の孔と同形の
押型6とを備え、これら内型部材1および外型部材2は
前記押型6が可及的密に嵌入し得る型穴4,5を有し、
前記内、外型部材のうち少なくとも前記押型6が進入す
る側の型部材のパイプ材Pに当接する面に前記型穴の開
口縁にそって突条8,8を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ材に軸方向に長
い長孔を穿設するに適するパイプ材穿設装置に関する。
い長孔を穿設するに適するパイプ材穿設装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばベアリングケース用として図7に
例示するように、円筒部材(a)の周面に軸方向に長い
長孔(b,b)…を一定の間隔をおいて有する部材をパ
イプ材により形成しようとする場合、パイプ材に押型
(プレス)により長孔を穿孔することが必要となる。
例示するように、円筒部材(a)の周面に軸方向に長い
長孔(b,b)…を一定の間隔をおいて有する部材をパ
イプ材により形成しようとする場合、パイプ材に押型
(プレス)により長孔を穿孔することが必要となる。
【0003】このようなパイプ材に長孔を穿設するに
は、従来から図8に示すようにパイプ材(P)に芯金
(c)を挿入し、この芯金(c)に形成された下型
(d)に穿設すべき長孔の大きさを有する押型(e)を
押圧(プレス)して打抜くことによっている。その際、
パイプ材(P)の外面側には押型(e)のガイド部材
(f)を添わせ、これにそって押型(e)が進入するよ
うになされている。
は、従来から図8に示すようにパイプ材(P)に芯金
(c)を挿入し、この芯金(c)に形成された下型
(d)に穿設すべき長孔の大きさを有する押型(e)を
押圧(プレス)して打抜くことによっている。その際、
パイプ材(P)の外面側には押型(e)のガイド部材
(f)を添わせ、これにそって押型(e)が進入するよ
うになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の穿
孔装置では、穿孔時に押型(e)の押圧力により長孔
(b)の特に長手方向両側外縁の肉が芯金(c)の下孔
に押し込まれるためパイプ材(P)の肉が引寄せられて
角が出ず、図8のようにその隅部(g),(g)がだれ
てしまい、また内面側では前記のようにだれて余剰とな
った肉が押し出されてバリ状(h)に突出し、これらに
よって穿孔された長孔(b)の開口部分がシャープにな
らず、後加工によって仕上げることが必要となり、生産
性を損なう結果を招いていた。特にベアリングケースの
ように長孔(b)を比較的近接して穿孔する必要がある
対象物では上記現象が一層顕著に現われる。
孔装置では、穿孔時に押型(e)の押圧力により長孔
(b)の特に長手方向両側外縁の肉が芯金(c)の下孔
に押し込まれるためパイプ材(P)の肉が引寄せられて
角が出ず、図8のようにその隅部(g),(g)がだれ
てしまい、また内面側では前記のようにだれて余剰とな
った肉が押し出されてバリ状(h)に突出し、これらに
よって穿孔された長孔(b)の開口部分がシャープにな
らず、後加工によって仕上げることが必要となり、生産
性を損なう結果を招いていた。特にベアリングケースの
ように長孔(b)を比較的近接して穿孔する必要がある
対象物では上記現象が一層顕著に現われる。
【0005】本発明はこれに鑑み、パイプ材の周面に長
孔状の孔を互いに隣接して穿設してもその開口縁形状の
崩れがなく、シャープな穿孔を可能とするパイプ材穿孔
装置を提供することを目的とする。
孔状の孔を互いに隣接して穿設してもその開口縁形状の
崩れがなく、シャープな穿孔を可能とするパイプ材穿孔
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として本発明は、穿孔すべきパイ
プ材の内面側に当接しておかれる内型部材と、パイプ材
の外面側に当接しておかれる外型部材と、穿孔すべき所
定形状の孔と同形の押型とを備え、これら内型部材およ
び外型部材は前記押型が可及的密に嵌入し得る型穴を有
し、前記内、外型部材のうち少なくとも前記押型が進入
する側の型部材、または内、外型部材のパイプ材に当接
する面に前記型穴の開口縁にそって突条を設けたことを
特徴とする。また内型部材および外型部材をパイプ材の
円周方向に等分割した角度範囲の幅を与え、その角度範
囲内に穿孔される孔数に対応する複数の型穴を有する構
成を含む。
問題点を解決する手段として本発明は、穿孔すべきパイ
プ材の内面側に当接しておかれる内型部材と、パイプ材
の外面側に当接しておかれる外型部材と、穿孔すべき所
定形状の孔と同形の押型とを備え、これら内型部材およ
び外型部材は前記押型が可及的密に嵌入し得る型穴を有
し、前記内、外型部材のうち少なくとも前記押型が進入
する側の型部材、または内、外型部材のパイプ材に当接
する面に前記型穴の開口縁にそって突条を設けたことを
特徴とする。また内型部材および外型部材をパイプ材の
円周方向に等分割した角度範囲の幅を与え、その角度範
囲内に穿孔される孔数に対応する複数の型穴を有する構
成を含む。
【0007】
【作用】穿孔すべきパイプ材の内面側に内型部材を、同
外面側に外型部材をそれぞれ位置を定めて固定する。こ
れにより型部材の突条が穿孔すべき位置の両側のパイプ
材の周面に当接しておかれる。ついで外型部材の型穴に
そって押型を圧入することによりこの押型によりパイプ
材に穿孔される。
外面側に外型部材をそれぞれ位置を定めて固定する。こ
れにより型部材の突条が穿孔すべき位置の両側のパイプ
材の周面に当接しておかれる。ついで外型部材の型穴に
そって押型を圧入することによりこの押型によりパイプ
材に穿孔される。
【0008】このときパイプ材の穿孔位置の両側部には
突条が強固に圧接されているので、押型の圧入による穿
孔時の剪断作用を受けてもパイプ材の肉が引寄せられる
ことが阻止され、これにより穿孔後の孔の周縁の肉がだ
れることがない。上記作用は、外型部材と内型部材との
双方に突条を対応して設けることにより一層効果的であ
る。
突条が強固に圧接されているので、押型の圧入による穿
孔時の剪断作用を受けてもパイプ材の肉が引寄せられる
ことが阻止され、これにより穿孔後の孔の周縁の肉がだ
れることがない。上記作用は、外型部材と内型部材との
双方に突条を対応して設けることにより一層効果的であ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
説明する。
【0010】図1は、本発明による穿孔装置の一実施例
の穿孔状態時における断面を示しており、図2は内、外
型部材1,2を示している。
の穿孔状態時における断面を示しており、図2は内、外
型部材1,2を示している。
【0011】内型部材1は、穿孔すべきパイプ材(P)
の内面にそって当接するよう当接面が凸湾曲状に形成さ
れており、これら内型部材1および外型部材2には、パ
イプ材(P)に穿設すべき孔3(図示の実施例ではパイ
プ材(P)の軸方向に長い長孔)と対応する型穴4,5
が形成されていて、この型穴4,5に押型6が可及的密
に嵌入し得るようになっている。
の内面にそって当接するよう当接面が凸湾曲状に形成さ
れており、これら内型部材1および外型部材2には、パ
イプ材(P)に穿設すべき孔3(図示の実施例ではパイ
プ材(P)の軸方向に長い長孔)と対応する型穴4,5
が形成されていて、この型穴4,5に押型6が可及的密
に嵌入し得るようになっている。
【0012】前記内型部材1および外型部材2の各パイ
プ材(P)への当接面には、前記型穴4,5の長手方向
内面の延長上若しくは開口縁4a,5aから若干離間し
た位置に断面山形状の突条7,8が形成されている。こ
の突条7,8を設ける位置は、押型6の刃形に応じて選
択される。またこの突条7,8の高さは一般的には0.
5〜2.0m程度とされる。この突条7,8は、好まし
くは各型部材1,2の全長にわたり連続的に設けること
がよいが、断続的であってもよく、さらにこの突条7,
8は、図6に外型部材2のみ示すように上記突条8,8
の外側にも突条8´,8´を設けるようにして片側2条
とすれば一層効果を高めることができる。
プ材(P)への当接面には、前記型穴4,5の長手方向
内面の延長上若しくは開口縁4a,5aから若干離間し
た位置に断面山形状の突条7,8が形成されている。こ
の突条7,8を設ける位置は、押型6の刃形に応じて選
択される。またこの突条7,8の高さは一般的には0.
5〜2.0m程度とされる。この突条7,8は、好まし
くは各型部材1,2の全長にわたり連続的に設けること
がよいが、断続的であってもよく、さらにこの突条7,
8は、図6に外型部材2のみ示すように上記突条8,8
の外側にも突条8´,8´を設けるようにして片側2条
とすれば一層効果を高めることができる。
【0013】前記内型部材1と外型部材2とは、その一
端でボルト9等により固定され、パイプ材(P)の一端
からパイプ材(P)の内、外周面にそって挿入するよう
にし、パイプ材(P)の内部ではくさび部材10による
支持手段により内型部材1をパイプ材(P)の内面に圧
着させるとともに押型6の押入時の反力を受けるように
なされている。このくさび部材10による場合は、内型
部材1の背面側をテーパー付き傾斜面1aとするか、あ
るいはこの傾斜面を有する部材を取付けることによりく
さび部材10の圧入により内型部材1をパイプ材(P)
の内周面に圧接させるようにする。なお上記支持手段
は、くさび部材10によるほか液圧により拡張するコッ
タ機構等によるものであってもよい。
端でボルト9等により固定され、パイプ材(P)の一端
からパイプ材(P)の内、外周面にそって挿入するよう
にし、パイプ材(P)の内部ではくさび部材10による
支持手段により内型部材1をパイプ材(P)の内面に圧
着させるとともに押型6の押入時の反力を受けるように
なされている。このくさび部材10による場合は、内型
部材1の背面側をテーパー付き傾斜面1aとするか、あ
るいはこの傾斜面を有する部材を取付けることによりく
さび部材10の圧入により内型部材1をパイプ材(P)
の内周面に圧接させるようにする。なお上記支持手段
は、くさび部材10によるほか液圧により拡張するコッ
タ機構等によるものであってもよい。
【0014】外型部材2の端部は、油圧機構または機械
的クランプ機構等からなる押圧手段11によりパイプ材
(P)の外周面に圧着させるようにする。
的クランプ機構等からなる押圧手段11によりパイプ材
(P)の外周面に圧着させるようにする。
【0015】押型6は、プレスのラム12等を用いて油
圧により押圧する機構、あるいはパイプ材(P)の肉厚
が薄い場合にはクランク式等の機械式プレスを用いるこ
とができ、その刃先は長手方向中央に山形の頂部を有す
る突形のものが用いられる。
圧により押圧する機構、あるいはパイプ材(P)の肉厚
が薄い場合にはクランク式等の機械式プレスを用いるこ
とができ、その刃先は長手方向中央に山形の頂部を有す
る突形のものが用いられる。
【0016】パイプ材(P)に穿設する孔3,3…の数
が多い場合には、図5に示すように内型部材1および外
型部材2の幅をパイプ材(P)の周方向に等分割した範
囲(例えば4〜6等分)をカバーする幅に形成し、これ
に2〜3個の型穴4,5を設け、穿孔時に穿孔すべき位
置を押型6と対応する位置へ回転させて穿孔するように
する。
が多い場合には、図5に示すように内型部材1および外
型部材2の幅をパイプ材(P)の周方向に等分割した範
囲(例えば4〜6等分)をカバーする幅に形成し、これ
に2〜3個の型穴4,5を設け、穿孔時に穿孔すべき位
置を押型6と対応する位置へ回転させて穿孔するように
する。
【0017】次に上記実施例の作用を説明する。
【0018】穿孔すべき対象であるパイプ材(P)を内
型部材1と外型部材2との間に位置させてボルト9によ
り内、外型部材1,2の一端を固定するとともにくさび
部材10を圧入して内型部材1をパイプ材(P)の内面
に圧接させ、外型部材2の端部を押圧手段11により押
圧して外型部材2をパイプ材(P)の外面に圧接させ
る。これによりパイプ材(P)の穿孔すべき位置の両側
はそれぞれ突条7,7,8,8により強固に押えられ
る。
型部材1と外型部材2との間に位置させてボルト9によ
り内、外型部材1,2の一端を固定するとともにくさび
部材10を圧入して内型部材1をパイプ材(P)の内面
に圧接させ、外型部材2の端部を押圧手段11により押
圧して外型部材2をパイプ材(P)の外面に圧接させ
る。これによりパイプ材(P)の穿孔すべき位置の両側
はそれぞれ突条7,7,8,8により強固に押えられ
る。
【0019】ついで押型6を作動させて外型部材2の型
穴5を通じ圧入すると、図4のように押型6によりパイ
プ材(P)が打抜かれる。このときパイプ材(P)の穿
孔位置の両側部には突条7,8が強固に圧接しているの
で、押型6の圧入による穿孔時の剪断作用を受けてもパ
イプ材(P)の肉が引寄せられることがなく、したがっ
て隣接して孔3が穿孔されていても肉の引寄せが防が
れ、これにより穿孔後の孔の周縁の肉がだれることがな
い。
穴5を通じ圧入すると、図4のように押型6によりパイ
プ材(P)が打抜かれる。このときパイプ材(P)の穿
孔位置の両側部には突条7,8が強固に圧接しているの
で、押型6の圧入による穿孔時の剪断作用を受けてもパ
イプ材(P)の肉が引寄せられることがなく、したがっ
て隣接して孔3が穿孔されていても肉の引寄せが防が
れ、これにより穿孔後の孔の周縁の肉がだれることがな
い。
【0020】なお、押型6が進入する側の型部材、すな
わち図示の実施例では外型部材2にのみ突条8,8を設
けることにより概ね良好な穿孔を行なうことができ、内
型部材1には突条7,7を設けずとも実施可能である。
また図示の実施例では、パイプ材(P)の軸方向に長い
長孔を穿設する場合について示したが、この孔3の形状
については必要により任意の形状の孔の穿設に応用する
ことができ、その場合、隣接する孔側に突条7,8を設
けるようにすることが必要である。
わち図示の実施例では外型部材2にのみ突条8,8を設
けることにより概ね良好な穿孔を行なうことができ、内
型部材1には突条7,7を設けずとも実施可能である。
また図示の実施例では、パイプ材(P)の軸方向に長い
長孔を穿設する場合について示したが、この孔3の形状
については必要により任意の形状の孔の穿設に応用する
ことができ、その場合、隣接する孔側に突条7,8を設
けるようにすることが必要である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
イプ材の周方向に複数の孔が隣接するような製品の穿孔
をプレスにより行なっても、パイプ材の肉が引寄せられ
て孔の開口部にだれが生じることがなく、シャープなエ
ッジをもって穿孔することができる。また請求項2のよ
うに内、外型部材の双方に突条を設けるようにすれば、
パイプ材に穿孔される孔間隔が狭い場合であっても開口
縁の肉のだれを生じないで穿孔することができる。さら
に請求項3のように複数個の型穴を有する構造とすれ
ば、高能率な穿孔を行なうことができる。
イプ材の周方向に複数の孔が隣接するような製品の穿孔
をプレスにより行なっても、パイプ材の肉が引寄せられ
て孔の開口部にだれが生じることがなく、シャープなエ
ッジをもって穿孔することができる。また請求項2のよ
うに内、外型部材の双方に突条を設けるようにすれば、
パイプ材に穿孔される孔間隔が狭い場合であっても開口
縁の肉のだれを生じないで穿孔することができる。さら
に請求項3のように複数個の型穴を有する構造とすれ
ば、高能率な穿孔を行なうことができる。
【図1】本発明によるパイプ材の穿孔装置の一実施例を
示す穿孔時の状態を示す縦断側面図。
示す穿孔時の状態を示す縦断側面図。
【図2】図1における内、外型部材の斜視図。
【図3】図1の縦断正面図。
【図4】穿孔完了状態を示す図3相当図。
【図5】内、外型部材の変形例を示す縦断正面図。
【図6】外型部材の変形例を示す縦断正面図。
【図7】本発明により得るパイプ材の一例を示す斜視
図。
図。
【図8】従来技術による不具合を示す説明図。
1 内型部材 2 外側部材 3 穿設された孔 4,5 型穴 6 押型 7,8,8´ 突条 10 くさび部材 11 押圧手段 P パイプ材
Claims (3)
- 【請求項1】穿孔すべきパイプ材の内面側に当接してお
かれる内型部材と、パイプ材の外面側に当接しておかれ
る外型部材と、穿孔すべき所定形状の孔と同形の押型と
を備え、これら内型部材および外型部材は前記押型が可
及的密に嵌入し得る型穴を有し、前記内、外型部材のう
ち少なくとも前記押型が進入する側の型部材のパイプ材
に当接する面に前記型穴の開口縁にそって突条を設けた
ことを特徴とするパイプ材穿孔装置。 - 【請求項2】穿孔すべきパイプ材の内面側に当接してお
かれる内型部材と、パイプ材の外面側に当接しておかれ
る外型部材と、穿孔すべき所定形状の孔と同形の押型と
を備え、これら内型部材および外型部材は前記押型が可
及的密に嵌入し得る型穴を有し、前記内型部材および外
型部材の各パイプ材当接面に前記型穴の開口縁にそって
それぞれ突条を設けたことを特徴とするパイプ材穿孔装
置。 - 【請求項3】前記内型部材および外型部材はパイプ材の
円周方向に等分割した角度範囲の幅を有し、その角度範
囲内に穿孔される孔数に対応する複数の型穴を有する請
求項1または2記載のパイプ材穿孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018344A JPH07223028A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | パイプ材の穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018344A JPH07223028A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | パイプ材の穿孔装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07223028A true JPH07223028A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=11969047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6018344A Pending JPH07223028A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | パイプ材の穿孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07223028A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPWO2005080019A1 (ja) * | 2004-02-20 | 2008-04-24 | 住友金属工業株式会社 | ハイドロフォーム成形品、並びにハイドロフォーム加工方法およびそれに用いられる金型 |
CN104084477A (zh) * | 2014-07-21 | 2014-10-08 | 济宁精益轴承有限公司 | 一种滚针轴承保持架的冲裁模具 |
JP2015116612A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | アクツィエブーラゲート エスケイエフAktiebolaget SKF | 転がり軸受け用保持器を製造する方法および装置 |
CN105290201A (zh) * | 2015-11-24 | 2016-02-03 | 重庆市华青汽车配件有限公司 | 管材下料冲孔一体加工方法 |
AU2016290226B2 (en) * | 2015-07-08 | 2018-02-22 | Shoham Machinery Ltd. | Press punching machine and respective method of punching apertures in elongated non-ferric enclosed polygonally profiled workpieces |
CN107812828A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-03-20 | 孙冲 | 一种轴承保护架打孔设备 |
CN110508662A (zh) * | 2019-07-17 | 2019-11-29 | 晋江市恒溢雨具有限公司 | 一种伞骨骨架圆壁管防变形冲裁装置及其加工方法 |
US11173534B2 (en) | 2015-07-08 | 2021-11-16 | Shoham Machinery Ltd | Press punching machine and respective method of punching apertures in elongated nonferric enclosed polygonally profiled workpieces |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP6018344A patent/JPH07223028A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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