JPH0722296A - リードフレームの保持具 - Google Patents

リードフレームの保持具

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JPH0722296A
JPH0722296A JP16207293A JP16207293A JPH0722296A JP H0722296 A JPH0722296 A JP H0722296A JP 16207293 A JP16207293 A JP 16207293A JP 16207293 A JP16207293 A JP 16207293A JP H0722296 A JPH0722296 A JP H0722296A
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JP
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lead frame
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permanent magnets
hard substrate
lead
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JP16207293A
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Takashi Makino
岳志 牧野
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電子部品素子の位置決め精度を向上させ、製品
の不良を低減するリードフレームの保持具を提供する。 【構成】複数の非磁性体からなる硬質基板2の両端部を
ガイド板3にて連結し、前記硬質基板の上面に、電子部
品素子が固定されたリードフレーム22を挿入する溝5
を、複数本平行に形成するとともに、下面に、前記リー
ドフレームを吸着固定する複数の永久磁石9を、前記溝
に対して直交して直線状に固定したリードフレームの保
持具において、前記永久磁石どうしが隣接する部分の極
性を、同極性としたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品に外装樹脂を
ディップコーティングする場合などに使用する、リード
フレームの保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリードフレームの保持具1は、特
開平4−329011号公報に開示されており、図2に
示すように、電子部品素子24を固定したリードフレー
ム20を保持するための4本の硬質基板2と、断面が略
T字状の一対のガイド板3とで構成され、硬質基板2の
両端部を、ガイド板3の段差面3aに載置した状態でね
じ4によりガイド板3に固定し、4本の硬質基板2を互
いに平行に連結固定している。ガイド板3の水平部3b
は、駆動機構(図示しない)により保持され、リードフ
レーム20の挿入、取り出し時、ディップコーティング
時、乾燥炉への搬送時などに、この水平部3bによって
保持具1が支持される。
【0003】硬質基板2は、アルミニウム等の非磁性体
よりなり、上面の幅方向には両側面に開口する複数の細
幅な溝5が平行に形成されており、ガイド板3によって
固定された4本の硬質基板2の溝5は、それぞれ一直線
状に整列する。溝5の深さは、溝5に挿入されるリード
フレーム20の帯部21の幅寸法とほぼ等しく設定して
いる。溝5の一方の開口部6は、テーパ状に開いてお
り、開口部6側の溝底部には、開口部6側にかけて下方
へ傾斜した傾斜面7を形成している。開口部6および傾
斜面7は、側面からリードフレーム20を挿入する際
に、リードフレーム20の端部を円滑に案内する機能を
有する。
【0004】硬質基板2の下面には、図3に示すよう
に、略T字状の溝8を、長手方向に連続して形成してお
り、溝8には、長方形の断面を有する棒状の永久磁石9
を、溝5に対して直交して直線状に複数個挿入してい
る。また、リードフレーム20は、Fe等の磁性体金属
からプレス加工したもので、連続した帯部21と、帯部
21から上方に平行に突設した複数のリード端子22と
を備えており、帯部21には、一定間隔おきにパイロッ
ト穴23を形成している。また、リード端子22の先端
には、電子部品素子24を半田付け等により接続固定し
ている。
【0005】そして、永久磁石9の挿入方向は、図4に
示すように、永久磁石9どうしが隣接する部分の極性
が、異極性となるようにし、永久磁石9どうしが吸着し
てがたつきがないようにしている。また、永久磁石9の
磁力が、溝5に挿入したリードフレーム20の帯部21
に作用し、帯部21を硬質基板2に吸着保持することが
できる。
【0006】上記のように構成した保持具1の使用方法
は、硬質基板2の溝5を上側に向け、リード端子22の
先端に電子部品素子24を備えたリードフレーム20を
溝5に挿入し、硬質基板2の下面に固定した永久磁石9
により、リードフレーム20を吸着保持する。そして、
図5に示すように、保持具1をリードフレーム20が下
側となるように反転し、リードフレーム20から突設し
たリード端子22の先端に取り付けられた電子部品素子
24を、外装樹脂30の溶液中に浸漬して、電子部品素
子24に外装樹脂を付着させた後、保持具1を、リード
フレーム20が上側となるように反転し、乾燥炉に搬送
して外装樹脂30を硬化させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のリードフレームの保持具1においては、硬質基板2の
溝5に挿入したリードフレーム20は、硬質基板2の下
面に固定した永久磁石9により磁化されるが、永久磁石
9どうしが隣接する部分は、N極とS極が接しているた
め、この部分のリードフレーム20は、それぞれN極と
S極に磁化されお互いに吸引し合う。そのため、隣り合
うリード端子22の先端に取り付けられた電子部品素子
24どうしの距離が短くなり、次工程の外装樹脂30の
ディップコーティング時に、図6に示すように、外装樹
脂30が、隣り合う電子部品素子24間でブリッジして
不良を発生させる。また、この対策として硬質基板2の
平行した溝5、5間の距離を広げることが考えられる
が、この場合には、溝5の数が減少し、取り付けられる
リードフレーム20の数が減るため、作業の処理能率が
悪くなる。
【0008】本発明の目的は、電子部品素子の位置決め
精度を向上させ、製品の不良を低減する、リードフレー
ムの保持具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、複数の非磁性体からなる硬質
基板の両端部をガイド板にて連結し、前記硬質基板の上
面に、電子部品素子が固定されたリードフレームを挿入
する溝を、複数本平行に形成するとともに、下面に、前
記リードフレームを吸着固定する複数の永久磁石を、前
記溝に対して直交して直線状に固定したリードフレーム
の保持具において、前記永久磁石どうしが隣接する部分
の極性を、同極性としたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、硬質基板の下面に固定し
た複数の永久磁石の隣接する部分の極性が同極性になる
ため、硬質基板の上面に設けた溝の底部に吸着したリー
ドフレームが、永久磁石により磁化しても、隣り合うリ
ードフレームどうしが吸引し合うことがなくなり、リー
ドフレームの帯部から突設したリード端子の先端の電子
部品素子間の間隔が安定する。
【0011】
【実施例】以下、本発明によるリードフレームの保持具
の実施例を図面を用いて説明する。なお、従来例と基本
構造は同一であるため、同一または相当する部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。
【0012】本発明のリードフレームの保持具は、硬質
基板2の下面の溝8に、直線状に複数個挿入される永久
磁石9の配置構造に特徴を有する。すなわち、図1に示
すように、隣り合う永久磁石9どうしの隣接する部分の
極性が、同極性となるように永久磁石9は配置してなる
ものである。
【0013】この構成により、硬質基板2の永久磁石9
どうしが隣接する部分の近傍の溝5に挿入したリードフ
レーム20は、同極性に磁化されるため、リードフレー
ム20どうしが吸引し合うことがなくなり、リードフレ
ーム20の帯部21から突設した、隣り合うリード端子
22の先端の電子部品素子24間の距離が安定する。こ
のため、外装樹脂30のディップコーティング工程にお
いて、隣り合う電子部品素子24間で、外装樹脂30が
ブリッジすることがない。
【0014】さらに、ブリッジの危険性が低下するた
め、硬質基板2の平行した溝5、5間の距離を狭め、溝
5の数を増加することが可能で、その結果、保持具11
に取り付けられるリードフレーム20の数量が増え、作
業の処理能率が向上する。
【0015】なお、永久磁石9どうしは、反発する方向
に挿入することになるが、永久磁石9の最両端は、硬質
基板2を固定するためのガイド板3で押さえられている
ため、硬質基板2に挿入した永久磁石9の全長を、硬質
基板2の全長と同一にしておけば、永久磁石9にがたつ
きが発生することはない。
【0016】また、永久磁石9は、少なくとも硬質基板
2の溝5の底部近傍に設ければよく、実施例のように棒
状の永久磁石9を、硬質基板2の全長にわたって連続し
て固定する必要はない。この場合、永久磁石9の固定方
法は、永久磁石9間にスペーサーを挿入しガイド板3で
押えるか、または、接着剤や固定金具等で固定する等の
方法を用いることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるリ
ードフレームの保持具によれば、隣り合うリードフレー
ムどうしが吸引することがないため、リードフレームか
ら突設したリード端子の先端の電子部品素子間の距離が
安定して、電子部品素子の位置決め精度が向上し、外装
樹脂のディップコーティング工程において、電子部品素
子間で外装樹脂がブリッジすることがなく、製品の歩留
まりが向上する。また、保持具に取り付けられるリード
フレームの数量を増すことができるため、一回の作業で
の処理数が増加し、処理能率が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるリードフレームの保持具
に、リードフレームを挿入した状態を示す断面図であ
る。
【図2】従来のリードフレームの保持具にリードフレー
ムを挿入する状態を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A線の拡大断面図である。
【図4】図2のB−B線の断面図である。
【図5】ディップコーティング時における図2のB−B
線の断面図である。
【図6】従来のディップコーティング不良となった製品
の側面図である。
【符号の説明】
2 硬質基板 5 溝 9 永久磁石 11 保持具 20 リードフレーム 21 帯部 22 リード端子 24 電子部品素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の非磁性体からなる硬質基板の両端部
    をガイド板にて連結し、前記硬質基板の上面に、電子部
    品素子が固定されたリードフレームを挿入する溝を、複
    数本平行に形成するとともに、下面に、前記リードフレ
    ームを吸着固定する複数の永久磁石を、前記溝に対して
    直交して直線状に固定したリードフレームの保持具にお
    いて、前記永久磁石どうしが隣接する部分の極性を、同
    極性としたことを特徴とするリードフレームの保持具。
JP16207293A 1993-06-30 1993-06-30 リードフレームの保持具 Expired - Lifetime JP3013658B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010171207A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Rubycon Corp コンデンサ素子固定治具及びコンデンサ素子製造方法
CN113223788A (zh) * 2021-05-06 2021-08-06 蚌埠市双环电子集团股份有限公司 一种大功率金属板式电阻

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JP2010171207A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Rubycon Corp コンデンサ素子固定治具及びコンデンサ素子製造方法
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