JPH041144Y2 - - Google Patents

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JPH041144Y2
JPH041144Y2 JP1984138205U JP13820584U JPH041144Y2 JP H041144 Y2 JPH041144 Y2 JP H041144Y2 JP 1984138205 U JP1984138205 U JP 1984138205U JP 13820584 U JP13820584 U JP 13820584U JP H041144 Y2 JPH041144 Y2 JP H041144Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は磁性体よりなるリード線が軸方向に突
出したいわゆるアキシヤルリードタイプの電子部
品を磁力を利用して移送する電子部品の移送装置
に関する。
(従来技術) 従来、この種の電子部品の移送装置としては、
たとえば第4図に示すように、アルミニウム等の
非磁性体よりなる一対のガイド板1,2がほゞ平
行に配置されるとともに、これらガイド板1,2
の外側に一対の磁石板3,4がその互いに逆極性
の面を対向面として上記ガイド板1,2の間に形
成される空間5の入側5aから出側5bに向つて
間隔が小さくなるように配置され、この出側5b
に磁性体からなるリード線6a,6bを有するア
キシヤルリードタイプの電子部品、たとえば抵抗
6を取り出すための取出ホイール7が配置された
ものが一般に知られている。
第4図の電子部品の移送装置では、ガイド板
1,2の間の空間5に供給された多数の抵抗6
は、そのリード線6a,6bが上記一対の磁石板
3,4に吸引されるとともに、磁石板3,4の間
に形成される磁界の強度差により、矢印A0で示
すように、上記空間5の入側5aから出側5bに
向つて移送される。このとき、隣り合う抵抗6
は、その同一側のリード線同志が同一極性に磁化
されて相互に反発し、互いに分離された状態で、
取出ホイール7の2枚のデイスク8,9の外周の
夫々対応する位置に形成されたV字状のリード溝
8a,8bにそのリード線が嵌入し抵抗6がガイ
ド板1,2の出側5bから順次取り出される。
ところで上記のような構成を有する電子部品の
移送装置では、ガイド板1,2の間の空間5に一
度に多数の抵抗6を供給すると、これら抵抗6
は、空間5内に形成されている磁界の上記強度差
により、第5図に示すように、空間5の出側5b
に集中してしまう。このため、抵抗6が空間5の
出側5bにて相互にからまり、取出ホイール7に
よる抵抗6の取出しが不能となつたり、リード線
6a,6bがデイスク8,9のリード溝8a,9
aに嵌入しない状態で取り出されたり、あるい
は、不連続状態で取り出されたりする欠点があつ
た。
(考案の目的) 本考案は上記欠点を解消すべくなされたもので
あつて、一対のガイド板間を取出ホイールに向つ
て磁性体よりなるリード線を有するアキシヤルリ
ードタイプの電子部品を移送する過程でガイド板
に設けられたテーパ部にて電子部品を整列させて
取出ホイールに供給するとともに、この取出ホイ
ールに設けられた磁石に電子部品のリード線を吸
着させることにより、取出ホイール近傍での電子
部品の集中をなくし、多数の電子部品を1個づつ
正確に取り出すようにした電子部品の移送装置を
提供することを目的としている。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を説
明する。
第1図において、アルミニウム等の非磁性体材
料からなる四角形状の基板11の上には、この基
板11と同様の材料からなる一対のガイド板1
2,13がほヾ平行に配置され、これらガイド板
12,13の外部にはさらに一対の磁石板14,
15が配置されている。
上記磁石板14,15は、アルミニウム等の非
磁性体材料からなるケース16,17内に収容さ
れ、上記ガイド板12,13の間の空間18の入
側18aから出側18bに向つて間隔が狭くなる
ように配置されている。上記磁石板14,15は
また、その厚み方向に磁化されており、この実施
例においては、磁石板14のS極の面14aと磁
石板15のN極の面15aとが相互に対向してい
る。
上記のような磁石板14,15の配置により、
ガイド板12,13の間の空間18に形成される
磁界は、空間18の入側18aから出側18bに
向つてその強さが大きくなつている。
上記ガイド板12,13の間の空間18の出側
18bには、2枚のデイスク19,20をシヤフ
ト21に固定してなる取出ホイール22が配置さ
れている。この取出ホイール22のデイスク1
9,20は、少なくともアキシヤルリードタイプ
の電子部品23の本体24の長さにほゞ等しい間
隔を有し、デイスク19,20の径方向の外周部
には、電子部品23のリード線24a,24bが
夫々嵌入するV字状等の複数個のリード溝19
a,20aが所定の間隔をおいて形成されてい
る。
以上に説明した第1図の電子部品の移送装置の
基本構成は、第4図において説明した電子部品の
移送装置とほゞ同一である。
本考案においては、さらに、ガイド板12,1
3に、空間18の入側18aには電子部品23の
全長よりも充分大きい間隔を有する導入部12
c,13cを、また、出側18bの近傍には導入
部12c,13cよりも狭い間隔、たとえば電子
部品23の長さにほゞ等しい間隔を有する整列部
12a,13aを夫々設けるとともに、これら導
入部12c,13cと整列部12a,13aとの
間に導入部12c,13cから整列部12a,1
3aにかけて間隔が徐々に小さくなるテーパ部1
2b,13bを設けている。
一方、取出ホイール22のデイスク19,20
には、第2図に示すように、リード溝19a,2
0aの下部に棒状等の磁石26,27が埋め込ま
れている。これら磁石26,27はいずれもデイ
スク19,20の厚み方向に磁化されており、磁
石26は、そのS極およびN極が夫々デイスク1
9の外側および内側に位置するようにデイスク1
9に埋め込まれ、また、磁石27は、そのN極お
よびS極が夫々デイスク20の外側および内側に
位置するようにデイスク20に埋め込まれてい
る。
上記取出ホイール22に対して、ガイド板1
2,13の間に形成される空間18の出側18b
の位置および基板11の傾斜角を調整するため、
上記基板11は、第3図に示すように、その下面
に取着された固定金具31が支持台32に、軸3
3のまわりに揺動可能に支持されるとともに、上
記支持台32は、ベース34に矢印A1で示す水
平方向および矢印A2で示す垂直方向に移動可能
に支持されている。上記基板11の傾斜角は止め
ねじ35をゆるめることにより調整される。
このような構成を有する電子部品の移送装置で
は、鉄等の磁性材料からなるリード線24a,2
4bを有するアキシヤルリードタイプの電子部品
23を、第1図に示すように、ガイド板12,1
3の間に形成される空間18の入側18aに供給
すると、電子部品23は、第4図において説明し
たのと同様にして、上記空間18に形成されてい
る磁界の強さの差により、空間18の出側18b
に向つて移送される。この移送の途中で、電子部
品23は、間隔の狭くなるテーパ部12b,13
bにおいて、いったん塞きとめられ、空間18の
出側18bへ一挙に流れ込むことが制限される。
テーパ部12b,13bにおいていつたん塞きと
められた電子部品23は、整列部12a,13a
に順次移送され、取出ホイール22に供給され
る。
ここで、電子部品23のリード線24aは、板
磁石14により、その先端部がN極に基部がS極
に夫々磁化され、いま一つのリード線24bは、
板磁石15により、その先端部がS極に、基部が
N極に夫々磁化されている。
一方、上記取出ホイール22では、第2図に示
すように、リード線24a側の磁石26はデイス
ク19の外側がS極、内側がN極になるように、
つまり、リード線24aの磁化とは反対の極性に
なるようにデイスク19に埋め込まれ、また、リ
ード線24b側の磁石27はデイスク20の外側
がN極、内側がS極となるように、つまり、リー
ド線24bの磁化とは反対の極性になるようにデ
イスク20に埋め込まれている。
このため、電子部品23のリード線24aが磁
石26に吸着され、かつ、電子部品23のリード
線24bが磁石27に吸着され、その結果、デイ
スク19,20のリード溝19a,20aに電子
部品のリード線24a,24bが容易に嵌り込ん
で確実に保持され、電子部品23は1個づつ確実
に取り出されることになる。
上記実施例において、磁石板14,15の面1
4a,15aにはガイド板12,13間の空間1
8内の磁界の形状を調整するためのヨークとして
作用する磁性板(図示せず。)を配置するように
してもよい。
また、磁石板14,15の極性および磁石2
6,27の極性は、上記実施例とは逆にすること
もできる。
本考案はアキシヤルリードタイプの抵抗、コン
デンサ、ダイオード等の電子部品を整列して取り
出し、コンベア、計測機あるいはテーピング機等
に供給する場合に広く適用することができる。
(考案の効果) 以上、詳述したこことからも明らかなように、
本考案は、磁界を利用して電子部品を移送し取出
ホイールで取り出すようにした電子部品の移送装
置において、ガイド板に工夫を加えるとともに取
出ホイールに設けた磁石により電子部品のリード
線が捕捉されるようにしたから、取出ホイール近
傍での電子部品の集中が少なく、しかも、電子部
品は確実に取出ホイールに捕捉され、電子部品は
投入量が大きくなつても確実に1個づつ正確に取
り出すことができ、電子部品の移送効率も向上す
るうえ、リード線が多少曲つた電子部品の移送も
比較的確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子部品の移送装置の一
実施例の構造説明図、第2図は第1図の電子部品
の移送装置の動作説明図、第3図は第1図の電子
部品の移送装置の全体構成を示す一部破断正面
図、第4図は従来の電子部品の移送装置の構成を
示す斜視図、第5図は第4図の電子部品の移送装
置の動作説明図である。 12,13……ガイド板、12a,13a……
整列部、12b,13b……テーパ部、12c,
13c……導入部、14,15……磁石板、14
a,15a……面、18……空間、18a……入
側、18b……出側、19,20……デイスク、
19a,20a……リード溝、22……取出ホイ
ール、23……電子部品、26,27……磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 非磁性体よりなる一対のガイド板がほぼ平行に
    配置されるとともに、これらガイド板の外側に一
    対の磁石板がその互い逆極性の面を対向面として
    上記ガイド板の間の空間の入側から出側に向かつ
    て間隔が小さくなるように配置され、上記空間に
    供給された電子部品の本体から軸方向に逆向きに
    伸長する磁性体よりなる一対のリード線が上記一
    対の磁石板に向かつて吸引されて電子部品が上記
    空間の出側に移送され、この出側に配置された取
    出ホイールの上記電子部品の本体の長さ寸法にほ
    ぼ等しい間隔をおいて配置された一対のデイスク
    の夫々対応する外周に形成された複数のリード溝
    にリード線が嵌入して電子部品が順次取り出され
    る電子部品の移送装置において、 上記一対のガイド板は、入側において電子部品
    の全長よりも大きい間隔を有する導入部と、出側
    においてこの導入部の間隔よりも狭い間隔を有す
    る整列部と、上記導入部と整列部との間に導入部
    から整列部にかけて間隔が徐々に減少するテーパ
    部とを備え、上記取出ホイールはその上記一対の
    デイスクの各リード溝近傍にデイスクの厚み方向
    に夫々配置されるとともに、上記一対のデイスク
    の対向面側の端部が各リード線の電子部品の本体
    からの引出し基部の磁化極性と反対の極性を有す
    る磁石を備えたことを特徴とする電子部品の移送
    装置。
JP1984138205U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPH041144Y2 (ja)

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JPH041144Y2 true JPH041144Y2 (ja) 1992-01-16

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JPH0613780Y2 (ja) * 1987-06-29 1994-04-13 株式会社トーキン 磁性体ワ−クの搬送及び供給装置

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JPS52155773A (en) * 1976-06-18 1977-12-24 Hitachi Ltd Transport system for ferromagnetic substances
JPS5727195U (ja) * 1980-07-22 1982-02-12

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