JPH07222946A - 吹付け塗装方法及びその装置 - Google Patents

吹付け塗装方法及びその装置

Info

Publication number
JPH07222946A
JPH07222946A JP6317690A JP31769094A JPH07222946A JP H07222946 A JPH07222946 A JP H07222946A JP 6317690 A JP6317690 A JP 6317690A JP 31769094 A JP31769094 A JP 31769094A JP H07222946 A JPH07222946 A JP H07222946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
coating
article
coating material
spray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6317690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3738426B2 (ja
Inventor
Salome J Cuellar
サロゥミ、ジェイ、キューラ
Robert J Radawski
ラバト、ジェイ、ラドースキ
Michael R Barth
マイクル、アー、バース
Jack V Jerraid
ジャック、ヴィ、ジャレイド
John A Keyes
ジァン、エイ、キーズ
Earl V Gleason
アール、ヴィ、グリースン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dana Inc
Original Assignee
Dana Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dana Inc filed Critical Dana Inc
Publication of JPH07222946A publication Critical patent/JPH07222946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3738426B2 publication Critical patent/JP3738426B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B14/00Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material
    • B05B14/40Arrangements for collecting, re-using or eliminating excess spraying material for use in spray booths
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B16/00Spray booths
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B16/00Spray booths
    • B05B16/40Construction elements specially adapted therefor, e.g. floors, walls or ceilings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B16/00Spray booths
    • B05B16/60Ventilation arrangements specially adapted therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 連続的吹付け塗装装置及び方法においてより
少ない廃物で、改善された品物の塗装を提供することに
ある。 【構成】 連続的吹付け塗装装置及び方法には、一般
に、閉鎖型塗装チャンバ22を構成するハウジング12
が含まれ、塗装チャンバは入口及び出口開口部を有して
いる。入口及び出口開口部を覆うために自動扉28が具
備され、扉の開閉は、吹付け塗装作業中一度に一方の扉
のみが開放しているように選択的に制御される。当該装
置及び方法は同様に、塗装チャンバの底面内に形成され
たタンク30内の余剰塗装材料のレベルを監視すること
もでき、また、塗装チャンバの外の雰囲気をさらすこと
なく再利用のため外部供給源に余剰塗装材料を戻すこと
になる塗装材料再循環システム(図6)を起動させるこ
ともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、品物又は部品
を吹付け塗装する(spray coating)ため
の装置及び方法、詳細には、連続式吹付け塗装工程のた
めの封じ込められた雰囲気を提供する吹付け塗装装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数の吹付けノズルが塗料組成
物(paint composition)を品物の表
面に塗装する開放型吹付けブースまで部品を導入するコ
ンベヤシステムを有する装置を用いて品物を吹付け塗装
することが知られている。さまざまな溶剤又は希釈剤の
中に分散した塗料を含む、さまざまな塗料組成物を使用
することができる。溶剤の使用は、開放型吹付けブース
からのスプレーしぶきによる健康上の危険又は爆発の危
険性をもたらす可能性がある。あるいは、危険性が比較
的少ないスプレーしぶきの問題を伴う水性塗料を使用す
ることができるが、かかるスプレーしぶきが雰囲気へ排
出された場合、塗料の利用が非効率的になるという結果
をもたらす。付随するスプレーしぶきの問題を伴う開放
チャンバ型吹付け塗装装置は、比較的不経済な塗装装置
及び方法を提供する。
【0003】入口及び出口開口部をもつ閉鎖室すなわち
閉鎖チャンバ型装置(closedchamber a
pparatus)内にスプレーしぶきを収納しようと
いう試みがなされてきた。エア又はウオーターカーテン
などにより入口又は出口を通しての塗装材料の漏洩を制
限しようとする試みも行なわれた。このようなシステム
においては、塗装ブースの空気内の塗装材料を循環さ
せ、さらには再生利用することができる。このような試
みには、吹付けブースに付随する空気循環システム又は
投入ユニットの吐出し口での流体カーテン、又は吹付け
ブースへの開放した進入及び退出口でのエアカーテンの
使用が必要とされた。チャンバの進入及び退出用開口部
にエアカーテンを具備することにより効率が高まりはす
るものの、かかるシステムの空気流量が大きいため、塗
装材料の損失又は漏洩という結果がなおももたらされ、
安全性又は環境面の危険性は無くならない。また、塗装
チャンバ内の空気の循環により、チャンバ内の塗装用組
成物を硬化させる、チャンバ内が望ましくない雰囲気に
なるという結果をもたらす。
【0004】部品に塗布されなかった余剰の塗装材料を
再利用する努力も行われてきた。塗装材料を再利用する
努力には、余剰材料がタンク内に落ちる状態で、塗装チ
ャンバの底面内に形成されたタンク内に塗装材料の供給
源を具備することも含まれている。あるいは、塗装材料
の外部供給源に対し、開放戻りドレンが連結されてい
る。これらのケース各々において、再利用される塗装材
料は、システム内でそれを使用することができなくなる
ようにするか又は装置の塗装ノズル又はその他のシステ
ムの詰まりという結果をもたらして、硬化が開始する状
態に置かれる。
【0005】既知の塗装方法及び装置のその他の欠点と
しては、塗装される部品との関係における望ましい位置
まで塗装チャンバ内の吹付けノズルの位置を容易に修正
することができないということがある。吹付け塗装され
る部品の形状に応じて、塗装中のあらゆる特定の品物に
関して塗装工程を最適化するため塗装チャンバ内での吹
付けノズルの選択的再位置づけを可能にすることが望ま
しい。さらに、従来技術の装置において使用される吹付
けノズルは、塗装材料で詰まる可能性があり、このため
ノズルを清浄することが必要となり、このことは、一般
にこのような清浄手順を行うために機械の運転を停止さ
せるという結果をもたらす。装置の定期的清浄も同様に
必要となり、連続的塗装作業における望ましくない多大
な動作不可能時間という結果をもたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のことに基づき、
本発明の主たる目的は、塗装材料が硬化するのを防ぎ、
それを再利用可能な状態に保つように閉鎖型塗装チャン
バ内に所定の雰囲気条件を維持することによりさらに効
率良く塗装材料を利用する、品物を吹付け塗装するため
の装置及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】品物を吹付け塗装するた
めの装置は、一般に、入口及び出口開口部を有する閉鎖
型塗装チャンバを構成するハウジングを含んでいる。入
口及び出口開口部を覆うため自動扉が具備され、扉の開
閉は、吹付け塗装作業の間、1回に一方の扉だけが開放
するような形で選択的に制御される。この装置はさら
に、中の品物の塗装のため塗装チャンバに塗装用組成物
を供給するための手段をも含んでいる。チャンバ内への
塗装用組成物の導入は、塗装用材料の構成要素で実質的
に飽和しているチャンバー内の所定の雰囲気を作り出
し、自動扉及びその制御を用いて、チャンバー内への外
部雰囲気からの空気の導入は、チャンバ内の所定の雰囲
気を維持するべく実質的に妨げられている。本発明の好
ましい実質態様の中で、装置のその他の新規な態様も示
されている。
【0008】本発明は同様に、入口開口部を覆う扉の選
択的開放により入口開口部を通して閉鎖型塗装チャンバ
内へと吹付け塗装される品物を導入する段階を含む、品
物を吹付け塗装する方法にも関する。品物を表面塗装す
るためチャンバー内に塗装材料が供給され、その後、出
口開口部を覆う扉の選択的開口により出口開口部を通し
てチャンバから塗装済みの品物が取り出される。入口及
び出口開口部を覆う扉の運転は、塗装チャンバ内の所定
の雰囲気条件を維持するために常時、少なくとも一方の
扉が閉じられているような形で制御される。この方法に
は同様に、チャンバの底面内に形成されたタンクの中の
余剰塗装材料のレベルを監視し、塗装チャンバの外の雰
囲気にさらすことなく、再利用のために密封された外部
供給源まで少量の余剰塗装材料を周期的に戻す塗装材料
再循環システムを起動させる段階が含まれていてもよ
い。
【0009】本発明の目的及び利点は、図面を参照して
好ましい実施態様の詳細な説明をさらに読むことによっ
て、明確になるものと思われる。
【0010】
【実施例】ここで図1及び図2を見ると、塗装装置の好
ましい実施態様が全体として10という参照番号で記さ
れており、これにはベース14上に支持されたハウジン
グ12が含まれている。ハウジング12は、進入及び退
出用予備室16及び中に閉鎖型塗装チャンバ22が構成
されている中央部20を含んでいる。好ましい実施態様
においては、塗装チャンバ22は、塗装される品物が適
切な連続式コンベヤシステム26に載って通過する細長
い円筒形チャンバである。塗装チャンバ22の円筒形の
形状のため、塗装される品物18を実質的にとり囲む位
置から吹付けするためにチャンバ22のまわりに複数の
吹付けノズル24が延びることができるようになってい
る。塗装チャンバ22に沿って、複数の吹付けノズル2
4を用いる一連の塗装ステーションを使用することがで
きる。各々の塗装ステーションにおいて、吹付けノズル
24の少なくとも1本が、品物の走行平面より下に配置
されている。円筒形チャンバ22は、より少ない塗装材
料しか使用せずに連続式塗装プロセスにおいて品物を充
分に塗装する上でより良い結果をもたらし、吹付けノズ
ル24のより容易な位置づけを可能にする。
【0011】塗装装置10はさらに、中央部20と結び
つけてベース14上に個々に支持されている、各予備室
16内に具備された自動進入・退出用扉28を含んでい
る。塗装チャンバ22の底面には、戻りタンク30が具
備されていて再利用のため余剰塗装材料を収集する。タ
ンク30は、外部塗料供給源に余剰塗装材料を戻す再供
給パイプに結合された出口32を含んでいる。レベルセ
ンサー34は、タンク内の余剰塗装材料のレベルを監視
するために立上り配管35を介してタンク30と連結し
た状態で配置され、制御システムが余剰塗装材料をタン
ク30から外部供給源まで閉鎖型戻り管路を介して戻し
ている。塗装材料は、少量ずつ周期的に外部供給源に戻
され、出口32を密封するためにタンク30内に所定の
量の材料を残す。
【0012】図2を見ればわかるように、円筒形塗装チ
ャンバ22は、塗装される部品18のまわり全体での吹
付けノズル24の位置づけを可能にする。ノズル24は
好ましくは、円形ゾーンをとり囲むように位置づけさ
れ、その大きさは、塗装される部品18に応じて変動し
うる。吹付けノズル24の各々は、部品18からのその
距離に相応する所定の有効範囲部域を有する。吹付けノ
ズル24の位置は、最少数のノズルで品物18を完全に
網羅できるようにし、品物を完全に塗装するのに必要な
塗装材料の量を最低限におさえるものである。吹付けノ
ズル24は同様に、装置内で塗装されうるさまざまな部
品に対応するために広範なやり方で調整することも可能
である。
【0013】塗装チャンバ22の進入及び退出用開口部
にある予備室16は、チャンバ22内の塗装雰囲気と外
部雰囲気との間の界面及び緩衝ゾーンを提供する。予備
室16によって作り出される緩衝ゾーンは、予備室16
の各々の中に具備された自動扉28とに関連して外部雰
囲気へと余剰塗装材料が装置から漏洩するのを実質的に
防いでいる。以下でさらに詳細に記載するとおり、自動
扉28は、塗装チャンバ22内への空気の循環を防ぐた
めに少なくとも一方の自動扉28を常時閉鎖状態に維持
する一方で、塗装チャンバ22内に品物18を選択的に
導入し、その後塗装済みの品物を退出させるのに用いら
れる。また、予備室16は、吹付け塗装作業からの余剰
塗装材料を収納し、それが沈降して再利用のため塗装チ
ャンバ内に流れて戻ることができるようにも機能する。
進入又は退出用予備室16内に沈降するあらゆる塗装材
料は、塗装チャンバ22内へ戻され、ここでその円筒形
壁がタンク30内への余剰塗装材料の流れを容易にし、
塗装再循環システムの一部を形成する。タンク30への
余剰塗装材料の流れをさらに容易にするため、塗装チャ
ンバ22の内部表面は、ステンレス鋼又はプラスチック
といった低摩擦材料で形成されていてもよいし、あるい
は、例えば、テフロンR コーティングのような減摩材料
を表面に塗布することもできる。このような表面は同様
に清浄作業を容易にする。
【0014】連続式塗装装置10は好ましくは、天井走
行コンベヤシステム26と組合せて用いられる。塗装さ
れる品物は通常フック又はその他の適切な手段で吊下げ
られ、この位置で装置10の中に連続的に導入される。
コンベヤシステムは、塗装チャンバを通しての品物の速
度を修正できるように変速コンベヤであってよい。この
ようなコンベヤシステムを収容するため、装置10は、
コンベヤ26が中を通過する上部流路36を含んでいて
よい。流路36は、一対のゴムスリーブ38によって密
封され、このスリーブの各々は、好ましくは、流路36
に沿って形成されるクランプ手段39を用いて固定され
た縁部を伴う、自らの上に巻き返された1枚のシートで
ある。各スリーブ38の巻返された縁部は、コンベヤ2
6が中を通過できるようにしながら、流路36と接触
し、これを密封する。
【0015】進入及び退出用予備室16は、図3及び4
により詳細に示されている。各々の予備室には、塗装チ
ャンバに入る前又はそこから退出した直後に塗装される
部品が中を通過するチャンバ40が含まれている。チャ
ンバ40の底面は、チャンバ40内へと漏出するあらゆ
る余剰塗装材料が沈下して表面42を介して塗装チャン
バ内に流れ戻ることができるようにするため塗装チャン
バ22の進入又は退出用開口部に対し密封されている傾
斜した表面42として具備されている。チャンバ40
は、各々、空気圧、電気又はその他の適切な扉操作装置
などの適切な自動扉開放機構44によって操作されてい
る自動扉28により閉鎖される。進入用予備室16につ
いては、自動扉28は、適切な制御システムが開放機構
44の運転を制御している状態で、内向きに揺動するよ
うになっている一対の扉を含んでいてよい。例えば、塗
装される部品はコンベヤシステム26上に位置づけら
れ、予備室16に接近した時点で品物の通過により作動
させられるコンベヤ26と組合わされたリミットスイッ
チの引き外し時点で扉28の開放を引き外しするように
作られていてよい。扉28の対は、品物の導入と同時に
開放され、その後、品物がチャンバ40内に導入された
直後にリミットスイッチの起動又はその他の適切な機構
により閉鎖される。同様にして、品物は、塗装チャンバ
22内で塗 された後、退出用予備室16のチャンバ4
0内に導入され、扉28は自動的に外向きに開いて部品
が退出できるようにして、その後直ちに閉鎖する。扉2
8は、閉鎖された時点で内部空間を密封し、ここでもま
た、チャンバ22内の望ましい雰囲気の維持を容易にす
る。
【0016】連続した塗装作業においては、進入及び退
出用予備室16及び18の中の扉28の開閉は、塗装用
チャンバ22内へ又はここからの空気の移動を阻止する
か又は防止するために1組の扉28がつねに閉じられる
ような形で順序づけされている。自動扉28は、緩衝チ
ャンバ40との関連で、所定の環境が塗装チャンバ22
内で確立され、維持されうるようにする。より詳細に
は、塗装ステーションの各々を通過するにつれて品物の
上に塗装材料を分散させるため、複数の吹付けノズル2
4に塗装材料が供給される。チャンバ22内での塗装材
料の吹付けの時点で、チャンバ内の空気の移動がないこ
とにより、外部雰囲気への暴露によって塗装材料が硬化
せずに再利用可能な状態にあらゆる余剰塗装材料が維持
されている1つの環境が生み出される。余剰塗装材料は
沈降し、外部雰囲気にさらされることなくタンク30内
へと流入し、それが再循環され、より無駄の少ない、よ
り高い生産能力で再利用されうるようにする。チャンバ
22内の塗装材料の連続吹付けは、塗装材料で実質的に
飽和させられている雰囲気をその中に作り上げる。チャ
ンバ22の中を通過する品物18は、ノズル24からの
塗装材料の直接的衝突ならびに塗装チャンバの雰囲気中
に分散した塗装材料のその上での沈降によって、塗装さ
れることになる。余剰塗装材料は、チャンバ22の底面
内及びタンク30内に蓄積され、外部供給源へと再循環
させられる。あるいは、チャンバ22内に進入しつつあ
る時点でのみ部品の吹付け塗装を開始するために塗装チ
ャンバ22に部品が進入しているときを表示するのに、
センサー(図示せず)を用いることができる。
【0017】進入及び退出用予備室16は同様に、それ
がモジュール式であり機械の運転において最少限の動作
不能時間で除去及び交換できるものであるという点で、
清浄及びメンテナンス作業を容易にする。モジュール式
予備室の互換性により、機械の連続的運転のために代り
にもう1つの予備室が使用されている間に特定の予備室
6に対しメンテナンス作業を行なうことが可能となる。
さらに、容易な除去、清掃及び交換のために扉28を配
置することもできる。
【0018】装置10内で使用するための好ましい吹付
けノズル24が図5に示されており、これには、球形の
アンカー用部材52の中に可動な形で配置された細長い
管状本体50が含まれている。アンカー部材52は、装
置の塗装チャンバ22内に形成された対応するソケット
の中に固定され、管状本体50が塗装チャンバの中に延
びることができるようにしている。アンカー部材52
は、好ましくは空気の潜入を防ぐためにソケット内に密
封されている。アンカー部材52は、塗装チャンバ22
内の管状本体50の方向性を調整するために、その設置
位置で回転調整できる。さらに、管状部材50はアンカ
ー部材52の中に形成されたアパーチャ54の中で長手
方向に調整可能であり、その位置は、止めネジ56など
を用いて固定される。吹付けノズルの先端部58は、管
状部材50の放散端部に固定されており、塗料供給流路
60がそこまで延びている。ノズル先端部は、所定の圧
力でノズル24に供給される塗装材料を霧化する。例え
ば、装置10の中の部品を塗装するために水性塗料を用
いるには、塗布のために塗料を空気不在で霧化するため
に600psi の圧力が必要とされうる。詰まりをひき起
こすノズル先端部58への大きい粒子又はその他の異物
の導入が全く無いようにするため、ノズル先端部58に
隣接してフィルター62を位置づけすることもできる。
スプレーノズル24の配置は同様に、機械の運転を停止
することは必要とせずに、詰まったノズル24を全て清
掃できるようにするために機械の作動中にノズルアセン
ブリ全体を選択的に取り外しすることをも可能にする。
アンカー部材52は、ノズルアセンブリ全体に沿って選
択的に取り外しでき、かくしてメンテナンス及び清浄作
業を実施できる一方で連続した運転を可能にする。この
配置は同様に、唯一本の吹付けノズル24の詰まりを除
去するために運転を停止させた時点で他の吹付けノズル
に詰まりを発生させる可能性もとり除く。
【0019】ここで図6を参照しながら、装置の塗装材
料再循環システムについて記述する。前述のとおり、塗
装チャンバ22内で1つの品物に付着しない余剰塗装材
料は、その吹付け可能条件に維持され、チャンバ22の
底面のタンク30内に沈降する。出口パイプ70が、密
封されたフィルター72及び戻りポンプ74を通して外
部塗料供給源75に結合されている。レベルセンサー3
4がタンク30と連結した状態で配置されていて、これ
は適切ないかなるタイプのものであってもよい。好まし
い一実施態様においては、レベルセンサー34は、余剰
塗装材料が中に流入できるようにするためにタンク30
(図20に図示)に連結された立上り配管35を含んで
いる。センサー34は、立上り管77の底面から所定の
位置のところに配置された下部開放端部76をもつ逆円
筒形部材であってよい。センサー34は、余剰塗装材料
が中へ上昇する中空流路を有する。センサー34の部域
78は、全体として80という番号で表わされた低圧ス
イッチに結合されている。圧力スイッチ80は、センサ
ー34の部域78内で塗装材料を上昇又は下降させるこ
とによって作り出される圧力変化を検知することができ
る。スイッチ80の方は、適当な制御システムの作動を
制御し、再利用のために制御された速度で外部供給源7
5まで塗装材料を再循環する。一例として挙げると、空
気式制御システムには、タンク30内の塗装材料が所定
の高さに達した時点で開放される三方弁82が含まれて
いてもよい。例えば、弁82は、タンク30内の塗装材
料のレベルが再循環システム内の再供給パイプ70への
出口開口部よりも充分上にあることを確実にするため、
センサ34の底面76からの約1.27cm(0.5イ
ンチ)乃至約3.81cm(1.5インチ)の塗装材料
レベルを検知するのに用いられる。弁82は、86で空
気供給源に結合され得、連続的作業中1サイクルに1回
約1.89リットル(約0.5ガロン)の割合で塗装材
料を戻すように空気圧式戻しポンプ74を操作する。外
部供給源75に対する余剰塗装材料の周期的戻りは、発
泡をひき起こしたり、塗装(材料)の硬化を開始させる
可能性のある塗装(材料)中への空気の導入を防ぐため
に、戻り供給源出口70より上にそのレベルを維持す
る。レベルセンサー34及び付随するスイッチ80を直
接タンク30内に位置づけ、中の塗装(材料)のレベル
を監視することも可能である。センサー34は同様に、
塗装材料の高いレベルを見極めることもでき、タンク内
の塗装材料レベルがそのシステムに設定された正常なポ
ンプ戻りレベルより上の所定のレベルに達したか又はそ
れを上回ったことを知らせるための警報84又はその他
の適切な表示をひき起こさせることもできる。この表示
は、塗装材料再循環システムに付随するあらゆる問題に
対する早期警告を与えることになる。
【0020】液体レベルセンサー34は、再循環させる
べき塗装材料が空気と接触しないようにして、塗装材料
の再循環及び液体レベルの監視を可能にする。外部塗料
供給源に対する再供給は、閉鎖システム内で行なわれ
る。塗装材料で高度に飽和した状態に塗装チャンバ22
内の雰囲気を維持し、タンク30内の塗装材料と外部空
気が接触できないようにすることにより、又はそれが再
循環システムを介して外部供給源まで圧送し戻されるに
つれて、無駄を最少限におさえるために材料は再利用可
能な状態に維持される。好ましい実施態様においては、
塗装材料の外部供給源75は、中に塗料又はその他の塗
装材料を有する大型バッグである。大型バッグはその容
量が常時監視されうるようにするために電子ばかり88
の上に設置されている。このようにして、オペレータ
は、どの大型バッグが使用中であり、空気に対し大型バ
ッグを開放せずにその中にどれだけの塗料が残っている
かを告げることができる。大型バッグには、密封された
フタの中に設置された空気混合モーター90が具備さ
れ、使用を目的として塗料を混合し、準備するには混合
用モーターに空気供給源が結合されるだけである。再循
環システムにおいては、塗装材料戻りホース70及び戻
りポンプ74は、ここでも仕上った部品上で塗装用機械
から離れるまで空気が塗装材料と接触することがないよ
うにするために急速着脱式取付け具を有することにな
る。装置の各々の態様において、外部雰囲気は、余剰塗
装材料と接触しないようにされ、かくしてこの材料を再
利用可能な状態に維持している。塗装材料の廃物は5%
以下にとどめることができ、かくして作業の効率及び費
用有効性が大幅に増大するということが見出された。同
様に、機械の運転を停止させずにメンテナンス及び清浄
を行なう能力があるので連続運転においてより大きい生
産を可能にする。
【0021】以上のことに基づき、塗装される品物が機
械への導入のため適切なコンベヤシステムの上に載せて
運ばれる連続的吹付け塗装プロセス内でこの塗装装置を
使用することが可能である。部品の塗装の前に、表面か
らあらゆる汚れを除去するために部品を予備洗浄する段
階を行なうことができ、この予備洗浄段階は同様に、部
品を高温まで加熱もする。洗浄サイクルにおいては、部
品は、洗けん及び湿潤剤を含む高温溶液を用いて高圧下
で洗浄され、洗浄溶液から部品への急速な熱伝達という
結果をもたらす。その後、洗浄済み部品の熱乾燥段階
は、塗装チャンバ内への導入のために所定の温度まで部
品の温度を上昇させる。特定の塗装材料については、部
品の温度はそれに対する塗装材料の塗布に影響を及ぼし
うるということがわかっている。例えば、塗装される部
品の温度が高すぎる場合、塗装材料は過度に急速に乾燥
して収縮する可能性があり、又はその反対に、部品が過
度に低温である場合、塗装材料は、それに容易に付着で
きず、部品からの塗装材料の滴下がひき起こされる。例
えば、United Paint Companyが製造している処方XN−
174のような水性塗料の場合、部品の温度は、プロセ
ス中の適切な塗装のためには約43.3〜62.8℃
(110〜145°F )の範囲内になくてはならない。
塗装機械内への導入の前に部品を熱乾燥させる段階によ
り、表面から余剰な湿気も除去される。塗装機械は、前
述の密封された大型バッグのような外部供給源からの塗
装材料の供給を受ける。塗装材料は、大型バッグを離れ
るにつれてろ過でき、その後、装置の吹付けノズル24
の材料を供給するために高圧ポンプへと補給される。ノ
ズル先端部にいかなる異物も供給されないようにするた
めに、供給ポンプと結びつけられた高圧フィルタを用い
て材料を再度ろ過することもできる。外部供給源からの
塗装材料の供給においては、供給管路は外部供給源から
密封され、供給フィルターも密封された状態にあるので
外部雰囲気に対する露呈は全く起こらない。
【0022】塗装機械10は、塗装チャンバ内で連続的
に塗装材料を吹付けするよう作動しうる。コンベヤは、
塗装チャンバへの部品の導入のために自動扉を開放する
ように、そしてその後部品が導入された後に扉を自動的
に閉鎖するように、リミットスイッチを操作する。塗装
の後、退出用扉が開いて部品の退出を可能にし、その後
直ちに閉鎖する。進入用扉か退出用扉のいずれかが常時
閉じられることになる。次に塗装済部品は乾燥用トンネ
ルに導入されて、部品上の塗装材料をより急速に硬化さ
せる。塗装機械の特性と共に、変速コンベヤによって、
部品上の塗装材料の厚みは所定の厚みでの均質な塗装を
可能にするために精確に制御されうる。薄膜の厚みに対
するより優れた制御により、プロセス中の塗装材料の保
存が可能となる。装置の作動中、塗装チャンバ内の余剰
塗装材料は、閉鎖型再循環システムを介して外部供給源
へと恒常的に再循環される。
【0023】本発明の好ましい実施態様について記載し
てきたが、冒頭のクレームに規定されているように本発
明の範囲内で変更及び修正も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】吹付け塗装装置の好ましい一実施態様の側面立
面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】塗装装置に付随する進入又は退出用予備室の側
面立面図である。
【図4】図3に示されているような予備室の端面図であ
る。
【図5】塗装装置の吹付けノズルの拡大図である。
【図6】塗装装置の再循環システムの概略図である。
【符号の説明】
10 塗装装置 12 ハウジング 14 ベース 16 進入・退出用予備室 18 塗装される品物 20 中央部 22 閉鎖型塗装チャンバ 24 吹付けノズル 26 コンベヤシステム 28 自動扉 30 タンク 32 出口 34 レベルセンサー 36 流路 38 スリーブ 40 チャンバ 44 自動扉開放機構 50 管状本体 52 球形アンカー部材 54 アパーチャー 60 塗料供給流路 72 フィルター 75 外部塗料供給源 80 圧力スイッチ 82 弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 3/00 C 7717−4D (72)発明者 ラバト、ジェイ、ラドースキ アメリカ合衆国インディアナ州46804、フ ォート・ウエイン、クレストリッジ・ドラ イヴ 9440番 (72)発明者 マイクル、アー、バース アメリカ合衆国インディアナ州46706、オ ーバーン、グリーンブライア・ブリヴァー ド 508番 (72)発明者 ジャック、ヴィ、ジャレイド アメリカ合衆国インディアナ州46808、フ ォート・ウエイン、オウヴァルック・ドラ イヴ 2902番 (72)発明者 ジァン、エイ、キーズ アメリカ合衆国インディアナ州46755、ケ ンドールヴィル、イースト・ダイアマンド 620番 (72)発明者 アール、ヴィ、グリースン アメリカ合衆国インディアナ州46808、フ ォート・ウエイン、シャーマン・ブリヴァ ード 3710番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 品物を吹付け塗装するための装置におい
    て、 入口及び出口開口部を有する閉鎖型塗装チャンバを内部
    に形成するハウジングと、 前記入口及び出口開口部を覆うために設けられた自動扉
    と、 吹付け塗装作業中に常時この扉のうちの少なくとも一方
    が閉じられているような形でこの扉を操作する前記扉の
    選択的開閉用の制御手段と、 前記塗装チャンバ内の品物の塗装のためにこの塗装チャ
    ンバ内に塗装用組成物を導入するための手段と、を含
    み、前記塗装用組成物の前記塗装チャンバ内への導入に
    より、前記自動扉及び制御手段が所定の雰囲気を中で維
    持するためにこの塗装チャンバ内に外部の雰囲気を導入
    するのを実質的に妨げている状態で、前記塗装材料の構
    成要素で実質的に飽和している所定の雰囲気がこの塗装
    チャンバ内に作り出されることを特徴とする品物を吹付
    け塗装するための装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングには、前記塗装チャンバ
    の前記入口及び出口開口部に隣接する進入及び退出用予
    備室が含まれ、この予備室には、前記塗装チャンバに入
    る前又はそこからの退出直後に部品が通過し、前記塗装
    チャンバ内の雰囲気と外部雰囲気との間の緩衝ゾーンを
    提供するチャンバが含まれている、請求項1記載の品物
    を吹付け塗装するための装置。
  3. 【請求項3】 前記進入及び退出用予備室がモジュール
    式であり、この予備室のうちの1つを清浄する間、装置
    の連続した作動のために取り外し、かつ交換することの
    できるものである、請求項2記載の品物を吹付け塗装す
    るための装置。
  4. 【請求項4】 前記塗装チャンバへ又はそこからの品物
    の導入又は退出のための前記扉の開閉を可能にし、コン
    ベヤシステムによって操作されるスイッチが前記自動扉
    を操作するための前記制御手段に含まれている状態で、
    前記入口から前記出口開口部まで塗装チャンバを通して
    塗装される品物を運ぶためのコンベヤシステムをさらに
    含む、請求項1記載の品物を吹付け塗装するための装
    置。
  5. 【請求項5】 前記塗装チャンバには、前記コンベヤシ
    ステムの通過を可能にする長手方向開口部が含まれ、こ
    の開口部には前記塗装チャンバ内に前記所定の雰囲気を
    維持するための密封手段が含まれている、請求項4記載
    の品物を吹付け塗装するための装置。
  6. 【請求項6】 前記塗装チャンバが円筒形であり、前記
    塗装チャンバ内に塗装用組成物を供給するための前記手
    段には、各々細長い管状本体を有し前記塗装チャンバ内
    に導入された品物を実質的にとり囲むために塗装チャン
    バのまわりに位置づけされている複数の吹付けノズルが
    含まれている、請求項1記載の品物を吹付け塗装するた
    めの装置。
  7. 【請求項7】 前記細長い管状本体が前記塗装チャンバ
    と結びつけて所定の位置に選択的に固定された球形のア
    ンカー部材の中に可動な形で配置されており、このアン
    カー部材が前記塗装チャンバ内で前記管状本体を再度方
    向づけするための回転調整可能なものである、請求項6
    記載の品物を吹付け塗装するための装置。
  8. 【請求項8】 前記吹付けノズルの前記管状本体は、管
    状本体が前記塗装チャンバ内に延びる程度を調整するた
    めに前記定着部材との関係において長手方向に調整可能
    である、請求項7記載の品物を吹付け塗装するための装
    置。
  9. 【請求項9】 前記複数の吹付けノズルの各々が、締切
    り弁を含んでおり、機械の作動を停止させずに装置の外
    部から清浄のために選択的に取り外しできるものであ
    る、請求項6記載の品物を吹付け塗装するための装置。
  10. 【請求項10】 チャンバ内に供給された余剰の塗装材
    料が蓄積することになる前記塗装チャンバ内のタンクが
    さらに含まれ、このタンクは、余剰の塗装材料をその外
    部供給源まで戻して再利用させるための再循環システム
    に結合された出口開口部を有しており、前記再循環シス
    テムは、余剰の塗装材料が外部雰囲気にさらされないよ
    うに閉鎖されている、請求項1記載の品物を吹付け塗装
    するための装置。
  11. 【請求項11】 前記再循環システムには、前記タンク
    内の余剰の塗装材料のレベルを検知する手段、及び余剰
    塗装材料のレベルを前記その出口開口部より上に維持す
    るための制御手段が含まれている、請求項10記載の品
    物を吹付け塗装するための装置。
  12. 【請求項12】 品物を吹付け塗装するための装置にお
    いて、 入口及び出口開口部を有する閉鎖型塗装チャンバを中に
    構成するハウジングと、 中の品物の塗装のために前記塗装チャンバ内に塗装用組
    成物を供給するための手段と、 前記チャンバ内に供給された余剰塗装材料が中に蓄積す
    るようになっておりかつ出口開口部を有する、前記塗装
    チャンバ内のタンクと、 再利用のために塗装材料を供給するための前記手段に余
    剰塗装材料を戻す、前記タンクの前記出口開口部に結合
    された塗装材料再循環システムと、 前記タンク内の余剰塗装材料レベルを検知するための手
    段及び余剰塗装材料のレベルを前記その出口開口部より
    上に維持するための制御手段と、を含むことを特徴とす
    る品物を吹付け塗装するための装置。
  13. 【請求項13】 前記塗装チャンバが円筒形であり、前
    記チャンバ内に塗装用組成物を供給するための前記手段
    には、複数の吹付けノズルに結合された塗装材料の外部
    供給源が含まれており、前記複数の吹付けノズルは、中
    で塗装される品物を実質的にとり囲むために前記塗装チ
    ャンバのまわりに位置づけされている請求項12記載の
    品物を吹付け塗装するための装置。
  14. 【請求項14】 前記ハウジングには、前記塗装チャン
    バの入口及び出口開口部に隣接した進入及び退出用予備
    室が含まれ、この進入及び退出用予備室には、塗装チャ
    ンバ内の雰囲気と外部雰囲気の間の緩衝ゾーンを提供す
    るために、塗装される品物が前記塗装チャンバへの導入
    前及びそこからの退出後に通過するチャンバが含まれて
    いる、請求項12記載の品物を吹付け塗装するための装
    置。
  15. 【請求項15】 前記進入及び退出用予備室には、前記
    塗装チャンバへ又はそこからの品物の導入及び退出のた
    めに扉を選択的に開閉するための制御手段を伴う、前記
    入口及び出口開口部を覆う自動扉が含まれており、この
    制御手段は、吹付け塗装作業中に常時前記扉のうち少な
    くとも一方が閉じられているように操作する、請求項1
    2記載の品物を吹付け塗装するための装置。
  16. 【請求項16】 塗装用組成物を供給するための前記手
    段は、前記塗装チャンバ内の複数の吹付けノズルに対し
    圧力下で塗装材料を供給する外部供給タンクであり、前
    記再循環システムが前記外部供給源に余剰塗装材料を戻
    して再利用させる、請求項12記載の品物を吹付け塗装
    するための装置。
  17. 【請求項17】 品物を吹付け塗装する方法において、 (1)前記入口開口部を覆う扉を選択的に開放すること
    により、閉鎖型塗装チャンバの入口開口部を通してこの
    閉鎖型塗装チャンバ内に吹付け塗装される品物を導入す
    る段階と、 (2)前記品物を表面塗装するために前記塗装チャンバ
    内に塗装材料を供給する段階と、 (3)前記出口開口部を覆う扉を選択的に開放すること
    により前記塗装チャンバの出口開口部を通して前記塗装
    チャンバから前記塗装された品物をとり出す段階と、 (4)前記塗装チャンバ内の所定の雰囲気を維持するた
    めに常時、前記扉のうちの少なくとも一方が閉鎖される
    ような形で前記入口及び出口開口部を覆う前記扉の作動
    を制御する段階と、を含むことを特徴とする品物を吹付
    け塗装する方法。
  18. 【請求項18】 塗装される品物を高温で清浄溶液で予
    備洗浄する段階及び、この品物が前記チャンバー内に所
    定の温度で導入されるような形で、前記塗装チャンバ内
    への導入に先立ってこの品物を予備加熱し、乾燥する段
    階をさらに含む、請求項17記載の品物を吹付け塗装す
    る方法。
  19. 【請求項19】 再循環システムに結合された底面タン
    ク内に前記チャンバ内に供給された余剰塗装材料を収集
    する段階、及び余剰塗装材料の所定のレベルが前記タン
    ク内でつねに維持されるように、前記塗布材料を供給す
    る手段への余剰塗装材料の再循環を制御する段階をさら
    に含む、請求項17記載の品物を吹付け塗装する方法。
  20. 【請求項20】 品物を吹付け塗装する方法において、 (1)閉鎖型チャンバの入口開口部を通してこのチャン
    バ内に吹付け塗装される品物を導入する段階と、 (2)外部供給源から前記チャンバ内に塗装材料を供給
    する段階と、 (3)出口開口部を通して前記チャンバから前記塗装さ
    れた品物を取り出す段階と、 (4)前記チャンバの底面タンク内に余剰塗装材料を収
    集する段階と、 (5)前記タンク内の余剰塗装材料レベルを監視する段
    階と、 (6)前記タンク内の余剰塗装材料レベルが所定のレベ
    ルに維持されるように、再利用のため前記外部供給源に
    余剰塗装材料を再循環させる段階と、を含むことを特徴
    とする品物を吹付け塗装する方法。
JP31769094A 1993-11-29 1994-11-29 吹付け塗装方法及びその装置 Expired - Fee Related JP3738426B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US158423 1980-06-11
US08/158,423 US5482745A (en) 1993-11-29 1993-11-29 Spray coating process and apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07222946A true JPH07222946A (ja) 1995-08-22
JP3738426B2 JP3738426B2 (ja) 2006-01-25

Family

ID=22568051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31769094A Expired - Fee Related JP3738426B2 (ja) 1993-11-29 1994-11-29 吹付け塗装方法及びその装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US5482745A (ja)
JP (1) JP3738426B2 (ja)
KR (1) KR100335568B1 (ja)
CA (1) CA2136793C (ja)
DE (1) DE4442481A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196093A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Nordson Corp 液体の塗布及び乾燥方法

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6129042A (en) * 1996-11-08 2000-10-10 Coburn Optical Industries, Inc. Process and machine for coating ophthalmic lenses
IT1298391B1 (it) * 1997-12-30 2000-01-05 Corob Spa Macchina dispensatrice per erogazione dosata ed omogeneizzazione in continuo di prodotti finiti vernicianti.
US6126095A (en) 1998-09-09 2000-10-03 Fusion Uv Systems, Inc. Ultraviolet curing apparatus using an inert atmosphere chamber
US6322009B1 (en) * 1999-10-29 2001-11-27 Advanced Micro Devices, Inc. Common nozzle for resist development
CN1245259C (zh) * 2000-05-24 2006-03-15 舒博·巴塔查里亚 附着力促进剂涂敷系统及方法
US6952399B1 (en) 2000-10-12 2005-10-04 Sprint Communications Company L.P. Method and apparatus for synchronizing the coding and decoding of information in an integrated services hub
KR20020030855A (ko) * 2000-10-18 2002-04-26 이춘식 정제분쇄장치
US6613147B1 (en) * 2001-07-13 2003-09-02 Jesse L. Nieto Portable spray booth
US6746535B2 (en) * 2002-03-28 2004-06-08 Dubois Equipment Company, Inc. Apparatus for spray coating a continuously advancing article
FR2849397B1 (fr) * 2002-12-31 2005-08-05 Laplace Ets Dispositif pour le traitement de surface par projection d'un fluide
US20060029730A1 (en) * 2004-08-04 2006-02-09 Masterbrand Cabinets, Inc. Process for Applying a Thin-film Radiation-cured Coating on a Three-dimensional Substrate
US20060029791A1 (en) * 2004-08-04 2006-02-09 Masterbrand Cabinets, Inc. Product Comprising a Thin-film Radiation-cured Coating on a Three-dimensional Substrate
KR100700181B1 (ko) * 2004-12-31 2007-03-27 엘지.필립스 엘시디 주식회사 노즐대기부를 구비한 슬릿코터 및 이를 이용한 코팅방법
KR100589306B1 (ko) * 2005-12-09 2006-06-14 (주)삼성금속 도장 시스템
US20070264130A1 (en) * 2006-01-27 2007-11-15 Phluid, Inc. Infusion Pumps and Methods for Use
KR100804990B1 (ko) * 2007-03-22 2008-02-20 최강국 모형용 스프레이 부스
US7921680B2 (en) * 2007-05-16 2011-04-12 Bayer Materialscience Llc Apparatus and process for treating an article to impart color and/or enhance the properties of that article
US8986253B2 (en) * 2008-01-25 2015-03-24 Tandem Diabetes Care, Inc. Two chamber pumps and related methods
WO2009127214A1 (en) * 2008-04-16 2009-10-22 Mph Group Aps Method and apparatus for impregnation of items
EP2276525A4 (en) * 2008-05-19 2012-04-04 Tandem Diabetes Care Inc REMOVABLE PUMP CONTAINER AND RELATED METHOD
US8408421B2 (en) 2008-09-16 2013-04-02 Tandem Diabetes Care, Inc. Flow regulating stopcocks and related methods
US8650937B2 (en) * 2008-09-19 2014-02-18 Tandem Diabetes Care, Inc. Solute concentration measurement device and related methods
DE102009021782A1 (de) 2009-05-18 2010-11-25 Delle Vedove Deutschland Gmbh Beschichtungsvorrichtung für langgestreckte Werkstücke
AU2010278894B2 (en) 2009-07-30 2014-01-30 Tandem Diabetes Care, Inc. Infusion pump system with disposable cartridge having pressure venting and pressure feedback
NO331893B1 (no) * 2009-12-01 2012-04-30 Roald Bentzen Anlegg for behandling av produkter
US9550198B2 (en) 2010-09-30 2017-01-24 United Technologies Corporation Ultraviolet angled spray nozzle
US9180242B2 (en) 2012-05-17 2015-11-10 Tandem Diabetes Care, Inc. Methods and devices for multiple fluid transfer
US9173998B2 (en) 2013-03-14 2015-11-03 Tandem Diabetes Care, Inc. System and method for detecting occlusions in an infusion pump
BR302013005054S1 (pt) * 2013-04-04 2014-12-16 Gema Switzerland Gmbh Configuração aplicada em câmara de pulverização de pó
EP3492409B1 (en) * 2017-11-30 2020-10-21 Vestel Elektronik Sanayi ve Ticaret A.S. Spray painting system and method of operation
CN111701754A (zh) * 2020-06-19 2020-09-25 李娜 一种基于智能制造的楼梯柱喷漆装置
CN113581810A (zh) * 2021-07-30 2021-11-02 济南中船设备有限公司 紧固件的达克罗处理设备和处理方法
CN115178402B (zh) * 2022-07-18 2023-06-23 安徽智扬门业股份有限公司 一种铝合金门加工用喷漆设备及喷漆方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2734479A (en) * 1956-02-14 norris
US2685376A (en) * 1952-09-26 1954-08-03 Knudsen Creamery Co Automatic pneumatic cooler door
US2763575A (en) * 1953-11-17 1956-09-18 James A Bede Method of spray painting
US3842793A (en) * 1972-08-14 1974-10-22 Dart Ind Inc Non jamming baffled coating hood
US3905329A (en) * 1973-03-30 1975-09-16 Pacific Adhesives Company Inc Apparatus for the uniform application of foamed liquid mixtures to substrates
US4338364A (en) * 1980-01-14 1982-07-06 Nordson Corporation Continuous coater
US4600608A (en) * 1981-10-17 1986-07-15 Lucas Industries Surface coating apparatus and method
JPS6013276U (ja) * 1983-07-06 1985-01-29 トヨタ自動車株式会社 塗装ブ−ス
US4538542A (en) * 1984-07-16 1985-09-03 Nordson Corporation System for spray coating substrates
US4687686A (en) * 1985-10-28 1987-08-18 George Koch Sons, Inc. Spray booth with climate regulation system
US4880489A (en) * 1986-08-26 1989-11-14 Voest-Alpine Aktiengesellschaft Apparatus for plasma etching circuit boards or the like
US5276957A (en) * 1990-08-22 1994-01-11 Larry J. Winget Method and system for automated assembly of parts such as plastic parts
US5178679A (en) * 1991-05-20 1993-01-12 Abb Flakt, Inc. Paint spray booth with longitudinal air flow

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196093A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Nordson Corp 液体の塗布及び乾燥方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3738426B2 (ja) 2006-01-25
US5669974A (en) 1997-09-23
CA2136793C (en) 2005-09-20
US5482745A (en) 1996-01-09
CA2136793A1 (en) 1995-05-30
KR100335568B1 (ko) 2002-11-27
DE4442481A1 (de) 1995-06-01
KR950013584A (ko) 1995-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3738426B2 (ja) 吹付け塗装方法及びその装置
US3598626A (en) Electrostatic method for coating with powder and withdrawing undeposited powder for reuse
US4785836A (en) Spray washer
US5388601A (en) Spray gun washing apparatus
US4941491A (en) Method and apparatus for cleaning containers
EP3590613B1 (en) Machine for collecting liquid with phytosanitary products
US2661310A (en) Apparatus for and method of painting
JP5336766B2 (ja) 物品に色付けし、および/またはその機能を増強するために、物品を処理する装置および方法
US5566697A (en) Oscillator screen cleaning apparatus
JPH0910638A (ja) 自動塗装装置
US3422793A (en) Apparatus for applying fluid materials
US4768533A (en) Paint and varnish stripping system
US3030913A (en) Machine for painting articles
EP0300248B2 (en) Spray washer
US3705569A (en) Apparatus for painting the inner surface of pipes
US3837037A (en) High pressure water impact spraying system for magnetic can hangers
US20210252736A1 (en) Apparatus and method for painting or staining boards
KR101779818B1 (ko) 플로우 코팅 장비용 코팅액 회수 장치
US1305180A (en) Spbayibtx system
KR100312797B1 (ko) 무늬형성을 위한 분체도장 장치 및 이 장치를 이용한분체도장방법
US5601102A (en) Tote cleaning system
EP0190576B1 (en) Method and apparatus for spray-impregnating materials
JP2866954B2 (ja) 槽の自動洗浄装置
US20050103366A1 (en) Multipurpose system for the automatic washing and drying of industrial containers and appliances in controlled environmental conditions
JPS5837857B2 (ja) 塗剤の塗布装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20041110

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20041115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees