JPH0722199Y2 - 食器用洗浄及び乾燥装置 - Google Patents

食器用洗浄及び乾燥装置

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JPH0722199Y2
JPH0722199Y2 JP13121689U JP13121689U JPH0722199Y2 JP H0722199 Y2 JPH0722199 Y2 JP H0722199Y2 JP 13121689 U JP13121689 U JP 13121689U JP 13121689 U JP13121689 U JP 13121689U JP H0722199 Y2 JPH0722199 Y2 JP H0722199Y2
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JP
Japan
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air
water
tableware
disc
disc body
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JP13121689U
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一隆 上野
高志 河野
豊 武山
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は食器の洗浄と乾燥を行なう装置に関する。
(従来技術) 従来、使用後の食器類を洗浄した後に乾燥させる洗浄,
乾燥装置には実開昭55-167360号等のものがある。
上記した装置は、回転しながら洗浄水を噴射する噴射ア
ームを備え、水切棚に収容した使用後の食器を、上記噴
射アームからの洗浄水によって多方向より洗浄した後、
上記食器に対して熱風を送って乾燥させている。
しかし、上記した洗浄,乾燥装置にあっては、食器に対
して洗浄水の噴射する手段である送水ポンプ,噴射アー
ム、及び加熱した空気を吹出する手段である送風ファ
ン,送風ホースが別々に設けられており、これによって
構造の複雑化と大型化を招いていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案の課題は、食器の洗浄,乾燥装置において、洗浄
水供給手段と、送風手段とを共通構造を兼用させながら
一体化し、構造の簡素化と小型化を具現することであ
る。
(課題を解決する為の手段) 上記した課題を解決する為本考案の食器用洗浄及び乾燥
装置は、食器を収納する器体内の上方部に、送風羽根体
を外周に設けた中空状の円盤体を回転自在に支持すると
共に、これに駆動モータを接続して回転動自在に構成
し、上記円盤体の軸芯部より該円盤体の内部に水及び空
気兼用の導入管を導入し、上記羽根体の先端には、円盤
体内に導入された水又は空気を噴出する噴出孔を開設
し、器体内における適宜個所に空気加熱用のヒータと器
体内の空気を排気する排気口とを設けたものである。
(作用) 以上の手段によれば、器体内の上方部に支持される円盤
体は駆動モータの作動によって回転する。水栓や給湯機
から供給される水又は湯を導入管より上記円盤体内部に
導入すると、回転する円盤体内は流れ込んだ水又は湯で
満たされ、同円盤体外周に設けられる送風羽根体先端の
噴出孔より噴出され、器体内に収容される食器類に当て
られる。
食器の洗浄後において、上記導入管からの水又は湯の供
給を停止した後、同管を外気に開放すると共に、ヒータ
を加熱して円盤体を回転させると、羽根体の外周が負圧
となり、導入管を介して円盤体の内部に外気が吸入さ
れ、さらに送風羽根体先端の噴出孔から器内に噴き出さ
れる。そして器体内に噴出された空気はヒータによって
加熱され、上記の如く回転する送風羽根体でもって食器
に対して送風されて、食器を乾燥させた後に排気口から
排気される。
(考案の効果) 本考案は以上の様に、食器の洗浄と乾燥の両機能を備え
ると同時に、食器に対して洗浄水を噴出する手段、ま
た、送風を行なう手段として一体化した円盤体を兼用す
るものであるから、従来のものの様に、洗浄水の噴出手
段と送風手段とを別々に構成したものと比較すると、構
造を大幅に簡素化することができると同時に、小型化が
可能である。
また、回転する円盤体から噴出した洗浄水は、円盤体の
回転力と送風羽根体からの送風力の相方が加わって、食
器に対して良く拡散された状態で当てられるので、食器
を満遍無く洗浄することができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図にて示した食器用洗浄及び乾燥装置(A)は、キ
ッチンシンク(B)に対して上方から被せる様に装着し
て、食器(C)等を収納する収納室(a)を構成する器
体(1)を備えている。
上記した器体(1)は下面が開口する箱状体であり、そ
の内部上方に仕切壁(1a)を設けて同器(1)内を上下
に仕切ると共に、その仕切壁(1a)における中心部には
円盤体(2)が回転自在に取付けてある。
円盤体(2)は第2図で示す様に、中空状の中芯部(2
a)の外周面に4枚の送風羽根体(2b)を90°の間隔を
置いて一体に突出形成すると共に、上記中芯部(2a)の
上面中心部には仕切壁(1a)に形成した軸受(1b)内に
水密パッキン(2d)を介して回転自在に挿嵌される支軸
(2c)の下端を嵌着係合させて、器体(1)内部におけ
る軸心部分にて回転自在に支持される様に構成してあ
る。
また、上記した各羽根体(2b)は中芯部(2a)と連通す
る中空体であって、その先端には噴出孔(5)が開設し
てある。
上記した支軸(2c)は上端にギヤ(4)を一体に備える
中空軸であって、その内部に器体(1)上面から挿入さ
れる導入管(3)を挿嵌してある。また、上記したギヤ
(4)は器体(1)上面に固定される駆動モータ(6)
のギヤ(7)と歯合し、これによって、駆動モータ
(6)の駆動でもって円盤体(2)が一定方向に回転す
る様になっている。
導入管(3)は、その上端に水栓(C)からのホース
(c)を着脱自在に接続する接続口(3a)を設けてあ
り、水栓(C)から供給される水又は湯が導入管(3)
内を通過して円盤体(1)の内部に供給され、また上記
接続口(3a)からホース(c)を外した際には、同接続
口(3a)より外部の空気を円盤体(1)内に取入れられ
る様にしてある。
前記した円盤体(2)の外周に設けられる各送風羽根体
(2b)は第4図にて示す如く、プロペラファン等と同様
に回転方向に対して適度な仰角を持つ様に取付けられて
おり、これにより円盤体(2)が回転した際に器体
(1)内上方の空気をシンク(B)内に置かれる食器
(C)へ向けて送風されるものである。
器体(1)周面における上部及び下部には吸気口(8)
と排気口(9)を各別に開設すると共に、仕切壁(1a)
には通気孔(10)を開設してあり、これにより、上記吸
気口(8)から器体(1)内に取入れた空気が通気孔
(10)より収納室(a)に流入し、そして排気口(9)
から外部へと排気されて熱風となる。
また、器体(1)内の上部空間にはヒータ(11)が設置
してあり、上記した経路で収納室(a)へと送られる空
気はこのヒータ(11)によって加熱される。
尚、上記したヒータ(11)は器体(1)内における下部
空間内に設けてもよいものである。
次に、上記した如く構成した洗浄及び乾燥装置(A)の
使用の作用について説明する。
すすぎ洗浄を必要とする食器(C)は水切棚(12)内に
並べて収納した後にキッチンシンク(B)内に収納し、
このシンク(B)の上方より器体(1)を被せる様に装
着する。この状態において、器体(1)下部の開口縁に
沿って取付けたゴムパッキンがシンク(B)上面に対し
て密着し、そして器体(1)内の下部空間とシンク
(B)とが合わせられることによって食器(C)の洗浄
と乾燥とを行なう収納室(a)が形成される。
駆動モータ(6)を作動させると、ギヤ(7),(4)
を介して円盤体(2)が回転を開始し、回転する送風羽
根(2b)によって吸気口(8)から空気が吸収されてシ
ンク(B)内の食器(12)へ向けて送風される。
次いで、水栓(C)を開栓して導入管(3)より湯又は
水を回転する円盤体(1)の内部に供給すると、同円盤
体(1)の回転に伴なって生じる遠心力によって各送風
羽根体(2b)の先端に開設した噴出孔(5)より外周へ
向けて噴出され、器体(1)内周面に当って返ってから
シンク(B)内の食器(C)に対して当てられる。
而して、円盤体(1)から噴出された洗浄水は円盤体
(1)による回転力と送風羽根体からの送風力との相方
が加わって、食器(C)に対して良く拡散された状態で
当てられ、食器(C)を満遍無く洗浄することができ
る。
上記の様に食器(C)を洗浄した洗浄水はシンク(B)
の排水口(b1)より排水され、また、送風羽根体(2b)
によって送風された空気は器体(1)の排気口(9)か
ら排気される。
尚、排気口(9)の外側に突出する片(9a)は排気口
(9)から洗浄水が飛び出るのを防止する為のものであ
る。
食器(C)の洗浄が終えたならば、導入管(3)の接続
口(3a)からホース(c)を取り外し、次いでヒータ
(11)を加熱すると同時に円盤体(1)を回転させる。
すると、回転する円盤体(1)の送風羽根体(2b)の先
端速度が高まって負圧となり、これによって、上記導入
管(3)を介して円盤体(2)が内部に外気が吸入さ
れ、さらに各送風羽根体(2b)の噴出孔(5)より収納
室(a)に噴出され、これと同時にヒータ(11)からの
熱気と混合した後、送風羽根体(2b)の回転によって食
器(C)に対して送風されて食器を乾燥させる。食器
(C)に当てられた熱風はその後排気口(9)から外部
へ排気される。
上記した様に、洗浄及び乾燥装置(A)は、洗浄水の噴
出と送風とを一体的に構成し、器体(1)内に設置した
円盤体を兼用するものであるから、洗浄水の噴出と熱風
の送風とを別々の手段をもって行なうものと比較する
と、構造が簡素化であり、さらに装置自体を小型化する
こともできる。
尚、上記した装置(A)は、シンク(B)を利用して食
器(C)の収納室(a)を構成したが、収納室(a)は
器体(1)の内部だけを用いて構成しても良いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した洗浄及び乾燥装置を示す縦断
正面図、第2図は第1図におけるII-II線断面図、第3
図は第1図におけるIII-III線断面図、第4図は第2図
におけるIV-IV線断面図である。 図中 A:食器用洗浄及び乾燥装置、B:キッチンシンク、
C:食器、1:器体、2:円盤体、2b:送風羽根体、3:導入
管、5:噴出孔、8:ヒータ、9:排気口、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】食器を収納する器体内の上方部に、送風羽
    根体を外周に設けた中空状の円盤体を回転自在に支持す
    ると共に、これに駆動モータを接続して回転動自在に構
    成し、上記円盤体の軸芯部より該円盤体の内部に水及び
    空気兼用の導入管を導入し、上記羽根体の先端には、円
    盤体内に導入された水又は空気を噴出する噴出孔を開設
    し、器体における適宜個所に空気加熱用のヒータと器体
    内の空気を排気する排気口とを設けた食器用洗浄及び乾
    燥装置。
JP13121689U 1989-11-10 1989-11-10 食器用洗浄及び乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0722199Y2 (ja)

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JP13121689U JPH0722199Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 食器用洗浄及び乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPH0368863U JPH0368863U (ja) 1991-07-08
JPH0722199Y2 true JPH0722199Y2 (ja) 1995-05-24

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JP13121689U Expired - Lifetime JPH0722199Y2 (ja) 1989-11-10 1989-11-10 食器用洗浄及び乾燥装置

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