JPH07221936A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07221936A
JPH07221936A JP6015130A JP1513094A JPH07221936A JP H07221936 A JPH07221936 A JP H07221936A JP 6015130 A JP6015130 A JP 6015130A JP 1513094 A JP1513094 A JP 1513094A JP H07221936 A JPH07221936 A JP H07221936A
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JP
Japan
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light
original
image processing
processing apparatus
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Withdrawn
Application number
JP6015130A
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English (en)
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Mineko Kawasaki
みね子 川崎
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原稿の種類によって複写を禁止する。 【構成】制御部5が発光体3を制御して原稿204への
紫外線照射を複数回行ない、センサ4における紫外線反
射光量の積分値を算出する。その値がコピー禁止のスラ
イスレベル以上であれば、原稿台の上に設定された原稿
204は、複写禁止原稿であると判断して複写動作を中
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、特
に原稿の偽造を防止するために複写の禁止を行なえる画
像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、デジタル複写機にて
画像形成する場合、複写機の読み取り部で原稿台ガラス
上の原稿を原稿照明ランプで照射し、読み取りセンサで
その光量を読み取って画像形成している。この読み取り
の際、照明ランプは副走査方向に移動しながら照射を行
なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデジタル複写機では、照射光の波長や種類を特に限
定しておらず、また、原稿からの反射光量を定量的に検
出する方式をとっていないため、今後、紙幣のような金
券が、紫外線照射時にのみ発光するよう印刷、製造され
た場合に、その発光状態を検出できないことになる。
【0004】このため、例えば、紙幣やトラベラーズチ
ェック、その他の有価証券等、複写行為が禁止されてい
るものに対してもコピーが可能となり、複写物の悪用や
それを使用した犯罪の誘発を招く可能性が存在するとい
う問題がある。
【0005】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、原稿の種類によって複写
を禁止できる画像処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、原稿に光を照射する光照射手段を備え、
該光の照射にて該原稿の内容を光学的に読み取って得ら
れた画像を可視出力する画像処理装置において、紫外線
領域の光を原稿に向けて発光する発光手段と、前記原稿
からの前記紫外線領域の光の反射光量を検出する手段
と、前記反射光量を所定値と比較する比較手段と、前記
比較手段にて前記反射光量が前記所定値以上と判断され
た場合、前記原稿の読み取りを禁止する手段とを備え
る。
【0007】
【作用】以上の構成において、特定原稿の複写動作を禁
止するよう機能する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の実施例に係るデジタル複
写機の断面構成を示す図である。同図において、符号2
01はイメージスキャナ部であり、ここでは、原稿台上
の原稿204を読み取り、それに対する所定のデジタル
信号処理を行なう。また、200はプリンタ部であり、
イメージスキャナ部201にて読み取られた原稿画像に
対応した画像を、用紙上にフルカラーでプリント出力す
る。
【0010】イメージスキャナ部201において、原稿
圧板202にて原稿台ガラス(プラテン)203上に載
置された原稿204を、ハロゲンランプ205の光で照
射する。この原稿204からの反射光はミラー206,
207に導かれ、レンズ208により3ラインセンサ
(以下、CCDという)210上に像を結ぶ。なお、レ
ンズ208には、赤外カットフィルタ231が設けられ
ている。
【0011】さらに、イメージスキャナ部201には、
ハロゲンランプ205に隣接して紫外線の発光体3が設
けられ、後述するように、この発光体3からの光もま
た、原稿204を照射するように設定されている。
【0012】CCD210は、原稿204からの光情報
を色分解して、それよりフルカラー情報のレッド
(R),グリーン(G),ブルー(B)成分を読み取っ
た後、信号処理部209に送る。CCD210の各色成
分読み取りセンサ列は、各々が5000画素から構成さ
れている。これにより、原稿台ガラス203上に載置さ
れる原稿の中で最大サイズである、A3サイズの原稿の
短手方向297mmを、400dpiの解像度で読み取
る。
【0013】符号4は、CCD210に隣接して配設さ
れ、原稿204からの反射光量を検出するセンサであ
り、光に対しては紫外線領域に感度を有する。このセン
サ4での検出結果は、後述する制御部に入力される。
【0014】なお、ハロゲンランプ205,発光体3,
ミラー206は速度vで、また、ミラー207は(1/
2)vで、ラインセンサ210の電気的な走査方向(以
下、主走査方向という)に対して垂直方向(以下、副走
査方向という)に機械的に動くことにより、原稿204
の全面を走査する。
【0015】標準白色板211は、R,G,Bセンサ2
10−1〜210−3での読み取りデータの補正データ
を発生する。この標準白色板211は、可視光でほぼ均
一の反射特性を示し、可視では、白色の色を有してい
る。ここでは、この標準白色板211を用いて、R,
G,Bセンサ210−1〜210−3からの出力データ
の補正を行なう。
【0016】また、画像信号処理部209では、読み取
られた信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)の各成分に
分解して、それをプリンタ部200に送る。また、イメ
ージスキャナ部201における1回の原稿走査(スキャ
ン)につき、M,C,Y,Bkの内、1つの成分がプリ
ンタ部200に送られ、計4回の原稿走査により1枚分
のプリントアウトが完成する。
【0017】プリンタ部200では、イメージスキャナ
部201からのM,C,Y,Bkの各画像信号がレーザ
ドライバ212に送られる。レーザドライバ212は、
画信号に応じて半導体レーザ213を変調駆動する。そ
して、レーザ光は、ポリゴンミラー214、f−θレン
ズ215、ミラー216を介して、感光ドラム217上
を走査する。
【0018】現像器は、マゼンタ現像器219、シアン
現像器220、イエロー現像器221、ブラック現像器
222により構成され、これら4つの現像器が交互に感
光ドラム217に接して、感光ドラム217上に形成さ
れたM,C,Y,Bkの静電潜像を、対応するトナーで
現像する。また、転写ドラム223は、用紙カセット2
24、または用紙カセット225より給紙された用紙を
転写ドラム223に巻き付け、感光ドラム217上に現
像されたトナー像を用紙に転写する。
【0019】このようにして、M,C,Y,Bkの4色
についてのトナー像が順次、転写された後、用紙は、定
着ユニット226を通過して排紙される。
【0020】次に、本実施例に係るデジタル複写機にお
ける複写処理について説明する。
【0021】図2は、本実施例における複写機におい
て、原稿からの反射光量を検出する読み取り機構を示す
図である。同図において、信号処理部209内の制御部
5は、発光体3を制御して原稿204に対して紫外線を
照射させる。また、センサ4は、原稿204からの反射
光量を検出し、その検出結果は制御部5に入力される。
【0022】なお、図2においては、紫外線の反射経路
に配設されるミラーの図示を省略してある。
【0023】図3は、本実施例に係る複写機での複写処
理手順を示すフローチャートである。同図のステップS
1では、発光体3が、制御部5の制御により紫外線を発
することで、原稿204への紫外線照射を行なう。続く
ステップS2では、センサ4が原稿204からの紫外線
反射光量LR を検出し、ステップS3で、反射光量L R
が所定値以上であるかどうかを判定する。
【0024】具体的には、制御部5が発光体3を制御し
て原稿204への紫外線照射を複数回行ない、センサ4
からの図4に示す読み取り時間Tの間に得られる紫外線
反射光量LR の積分値を算出する。そして、その値が所
定値、つまり、図中の「コピー禁止のスライスレベル」
以上になったかどうかを判定する。ステップS3での判
定がYESであれば、紫外線反射光量LR が所定値を越
えているので、原稿台の上に設定された原稿204は、
いわゆる金券や有価証券であると判断して、ステップS
4で複写動作を中止し、本処理を終える。
【0025】しかし、ステップS3での判断結果がNO
であれば、原稿204は複写禁止対象となっている原稿
ではないとして、ステップS5で、ハロゲンランプ20
5の光照射による原稿204の走査を行なう。そして、
ステップS6で、通常の複写処理を実行し、本処理を終
える。
【0026】以上説明したように、本実施例によれば、
原稿に紫外線を照射し、そこからの紫外線反射光量が一
定レベル以上になった場合、複写動作を禁止すること
で、複写されると不都合が生じる原稿の複写を確実に禁
止できる。
【0027】なお、上記実施例では、発光体3は、原稿
照明ランプであるハロゲンランプ205と同一ユニット
上に配設されて、照明ランプの発光タイミングと移動方
向速度が等しいとしているが、発光体3とハロゲンラン
プ205との発光タイミングや移動方向速度を独立に行
なうようにしてもよい。
【0028】また、発光体3と原稿照明ランプが同一発
光体に配設されるように構成してもよいし、センサ4
が、原稿読み取り用のラインセンサ(CCD)210を
兼ねるように構成してよい。
【0029】本発明は、複数の機器から構成されるシス
テムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用して
も良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿からの紫外線反射量をもとに原稿を特定して複写動
作を禁止することで、複写物の悪用や犯罪の未然防止が
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るデジタル複写機の断面構
成を示す図である。
【図2】実施例における複写機において、原稿からの反
射光量を検出する読み取り機構を示す図である。
【図3】実施例に係る複写機での複写処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】紫外線の反射光量と読み取り時間の関係を示す
図である。
【符号の説明】 3 発光体 4 センサ 5 制御部 200 プリンタ部 201 イメージスキャナ部 203 原稿台ガラス 204 原稿 209 信号処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に光を照射する光照射手段を備え、
    該光の照射にて該原稿の内容を光学的に読み取って得ら
    れた画像を可視出力する画像処理装置において、 紫外線領域の光を原稿に向けて発光する発光手段と、 前記原稿からの前記紫外線領域の光の反射光量を検出す
    る検出手段と、 前記反射光量を所定値と比較する比較手段と、 前記比較手段にて前記反射光量が前記所定値以上と判断
    された場合、前記原稿の読み取りを禁止する手段とを備
    えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記光照射手段と前記発光手段は、発光
    タイミング、前記原稿に対する移動方向、該原稿に対す
    る移動速度の内、少なくとも1つが一致することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記光照射手段と前記発光手段とが同一
    ユニット内にあることを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記所定値は、前記原稿の種類に応じた
    可変値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段は、所定時間内における前
    記反射光量の積分値を検出することを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
JP6015130A 1994-02-09 1994-02-09 画像処理装置 Withdrawn JPH07221936A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6015130A JPH07221936A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 画像処理装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6015130A JPH07221936A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 画像処理装置

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ID=11880246

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JP6015130A Withdrawn JPH07221936A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 画像処理装置

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