JPH07221770A - Atmセル流量計数方式 - Google Patents
Atmセル流量計数方式Info
- Publication number
- JPH07221770A JPH07221770A JP1418094A JP1418094A JPH07221770A JP H07221770 A JPH07221770 A JP H07221770A JP 1418094 A JP1418094 A JP 1418094A JP 1418094 A JP1418094 A JP 1418094A JP H07221770 A JPH07221770 A JP H07221770A
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- JP
- Japan
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- atm
- cell
- line
- communication processing
- processing device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 中継用にATM中継回線を使用した通信処理
装置(交換機)3aにおいて、ATM中継回線5aより
受信するATMセルの流量が過大となった場合に輻輳規
制を網に対し行ってデータ廃棄が起きないようにする。
ユーザデータの品質向上が図れる。 【構成】 中継回線5aより受信するATMセル中の空
セル数を一定間隔毎にカウンタ34で計数し、それが或
る閾値以下になったとき、受信セルが過大状態になった
としてプロセッサ31に知らせ、プロセッサは網に対し
輻輳規制を働かせる。
装置(交換機)3aにおいて、ATM中継回線5aより
受信するATMセルの流量が過大となった場合に輻輳規
制を網に対し行ってデータ廃棄が起きないようにする。
ユーザデータの品質向上が図れる。 【構成】 中継回線5aより受信するATMセル中の空
セル数を一定間隔毎にカウンタ34で計数し、それが或
る閾値以下になったとき、受信セルが過大状態になった
としてプロセッサ31に知らせ、プロセッサは網に対し
輻輳規制を働かせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信処理装置における
ATMセル流量計数方式に関するものである。以下、説
明する。
ATMセル流量計数方式に関するものである。以下、説
明する。
【0002】通信処理装置として交換機を想定する。或
る交換機が加入者回線を収容し、その加入者回線のさき
にはユーザ端末が接続されている。他方、該交換機が、
中継回線としてATM網につながるATM中継回線を収
容するものとする。すると該交換機では、ユーザ端末か
ら加入者回線を介して到来するユーザデータは、ATM
セルに組み立てて(ATMセルに載せて)ATM中継回
線に送出し、またATM中継回線を介して到来するAT
Mセルは、該セルを分解して(ATMセルからデータを
取り出して)これをユーザデータとして加入者回線を経
てユーザ端末へ送信することになる。
る交換機が加入者回線を収容し、その加入者回線のさき
にはユーザ端末が接続されている。他方、該交換機が、
中継回線としてATM網につながるATM中継回線を収
容するものとする。すると該交換機では、ユーザ端末か
ら加入者回線を介して到来するユーザデータは、ATM
セルに組み立てて(ATMセルに載せて)ATM中継回
線に送出し、またATM中継回線を介して到来するAT
Mセルは、該セルを分解して(ATMセルからデータを
取り出して)これをユーザデータとして加入者回線を経
てユーザ端末へ送信することになる。
【0003】ここでATM中継回線を介して交換機に到
来するデータが何らかの理由で一時的に増大すると、該
回線使用率が非常に高くなり、ATM中継交換機の側で
ATMセルを廃棄する事態が起きる。そこでこのATM
セル廃棄が起きる前に、交換機に到来するデータが増え
ていることを、該交換機におけるATMセル流量の計数
により検出し、それが或る閾値を超えたら、データ送出
側の交換機に対して輻輳規制信号を送出してデータの送
出を抑制させ、ATMセル廃棄が起きなくて済むように
するための、通信処理装置におけるATMセル流量計数
方式に本発明は関するものである。
来するデータが何らかの理由で一時的に増大すると、該
回線使用率が非常に高くなり、ATM中継交換機の側で
ATMセルを廃棄する事態が起きる。そこでこのATM
セル廃棄が起きる前に、交換機に到来するデータが増え
ていることを、該交換機におけるATMセル流量の計数
により検出し、それが或る閾値を超えたら、データ送出
側の交換機に対して輻輳規制信号を送出してデータの送
出を抑制させ、ATMセル廃棄が起きなくて済むように
するための、通信処理装置におけるATMセル流量計数
方式に本発明は関するものである。
【0004】
【従来の技術】図3は、ATMインタフェースを介した
ATM中継回線を中継回線として使用する蓄積交換網の
網形態を説明する図である。同図において、1a〜1c
はそれぞれATM中継交換機、2はATM中継網、3a
〜3dはそれぞれ通信処理装置(例えば交換機)、4は
蓄積交換網、5a〜5dはそれぞれATM中継回線、で
ある。ATM中継交換機1a〜1cはATM中継網2を
構成しており、通信処理装置3a〜3dは蓄積交換網4
を構成している。また各通信処理装置3a〜3dは、図
示せざる加入者回線を介して図示せざるユーザ端末を収
容している。
ATM中継回線を中継回線として使用する蓄積交換網の
網形態を説明する図である。同図において、1a〜1c
はそれぞれATM中継交換機、2はATM中継網、3a
〜3dはそれぞれ通信処理装置(例えば交換機)、4は
蓄積交換網、5a〜5dはそれぞれATM中継回線、で
ある。ATM中継交換機1a〜1cはATM中継網2を
構成しており、通信処理装置3a〜3dは蓄積交換網4
を構成している。また各通信処理装置3a〜3dは、図
示せざる加入者回線を介して図示せざるユーザ端末を収
容している。
【0005】図3では、蓄積交換網4の中継系としてA
TM中継網2を使用しているわけである。即ち蓄積交換
網4内の通信処理装置3aが、同じ蓄積交換網4内の通
信処理装置3cなら3cにデータを送る場合、通信処理
装置3aはATM中継回線5a、ATM中継網2、AT
M中継回線5cを介して通信処理装置3cに送ることに
なる。
TM中継網2を使用しているわけである。即ち蓄積交換
網4内の通信処理装置3aが、同じ蓄積交換網4内の通
信処理装置3cなら3cにデータを送る場合、通信処理
装置3aはATM中継回線5a、ATM中継網2、AT
M中継回線5cを介して通信処理装置3cに送ることに
なる。
【0006】ここで通信処理装置3aにおいて、図示せ
ざるユーザ端末から図示せざる加入者回線を介してくる
ユーザデータとしてのフレームリレーフレームあるいは
パケットを、ATM中継回線5aを介してATM中継網
2へ送出するために、該フレームあるいはパケットをA
TMセルへ変換する必要があり、或いはATM中継網2
からATM中継回線5aを介して到来したATMセルは
フレームあるいはパケットに逆変換する必要があり、そ
のためのATMセル組み立て分解機能(CLAD機能)
を、通信処理装置3aは有しており、ATM中継交換機
1a−通信処理装置3a間の、ATM中継回線5aを介
するデータ伝送は、全てATMセルにて行われている。
他の通信処理装置とATM中継交換機との間も同様であ
る。
ざるユーザ端末から図示せざる加入者回線を介してくる
ユーザデータとしてのフレームリレーフレームあるいは
パケットを、ATM中継回線5aを介してATM中継網
2へ送出するために、該フレームあるいはパケットをA
TMセルへ変換する必要があり、或いはATM中継網2
からATM中継回線5aを介して到来したATMセルは
フレームあるいはパケットに逆変換する必要があり、そ
のためのATMセル組み立て分解機能(CLAD機能)
を、通信処理装置3aは有しており、ATM中継交換機
1a−通信処理装置3a間の、ATM中継回線5aを介
するデータ伝送は、全てATMセルにて行われている。
他の通信処理装置とATM中継交換機との間も同様であ
る。
【0007】図3に示す網形態において、ATM中継網
2内のデータ伝送速度は、一般的にATM中継網2−蓄
積交換網4間の、ATM中継回線を介するデータの伝送
速度より高速であるため、蓄積交換網4内のある特定の
通信処理装置3aへのデータが集中した場合には、AT
M中継網2から通信処理装置3aの伝送路(ATM中継
回線5a)の使用率が過大となる可能性がある。
2内のデータ伝送速度は、一般的にATM中継網2−蓄
積交換網4間の、ATM中継回線を介するデータの伝送
速度より高速であるため、蓄積交換網4内のある特定の
通信処理装置3aへのデータが集中した場合には、AT
M中継網2から通信処理装置3aの伝送路(ATM中継
回線5a)の使用率が過大となる可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、該回線使用率
が過大となった場合、送出側であるATM中継交換機1
においてATMセル廃棄が発生することになるが、その
前に、通信処理装置3aにおいて蓄積交換網4(内のデ
ータ送出源)へ輻輳規制を働かせて、ATMセル廃棄を
阻止する必要があり、ATM中継回線5aの使用率過大
状態を通信処理装置3aにおいて未然に検出する手段
と、送出側の通信処理装置へそのことを通知する機能が
必要となる。
が過大となった場合、送出側であるATM中継交換機1
においてATMセル廃棄が発生することになるが、その
前に、通信処理装置3aにおいて蓄積交換網4(内のデ
ータ送出源)へ輻輳規制を働かせて、ATMセル廃棄を
阻止する必要があり、ATM中継回線5aの使用率過大
状態を通信処理装置3aにおいて未然に検出する手段
と、送出側の通信処理装置へそのことを通知する機能が
必要となる。
【0009】本発明の目的は、上述のことを可能にする
ための通信処理装置におけるATMセル流量計数方式を
提供することにある。
ための通信処理装置におけるATMセル流量計数方式を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、通信処理装置においてATM中継回線から受
信するATMセル(ATMセルには情報を載せた情報セ
ルと、情報の載っていない単に同期をとるためだけの空
セルとがある)に占める情報セルが過剰状態となり、本
通信処理装置へ送出するATM中継交換機にて送信バッ
ファがオーバフローの状態となり、ATMセル廃棄が発
生することを未然に防ぐために、該ATM中継回線の受
信側での空セル数を通信処理装置において計数すること
によりATMセル流量を監視して、ATMセル流量過大
状態をATMセル廃棄発生前に検出することとした。
発明では、通信処理装置においてATM中継回線から受
信するATMセル(ATMセルには情報を載せた情報セ
ルと、情報の載っていない単に同期をとるためだけの空
セルとがある)に占める情報セルが過剰状態となり、本
通信処理装置へ送出するATM中継交換機にて送信バッ
ファがオーバフローの状態となり、ATMセル廃棄が発
生することを未然に防ぐために、該ATM中継回線の受
信側での空セル数を通信処理装置において計数すること
によりATMセル流量を監視して、ATMセル流量過大
状態をATMセル廃棄発生前に検出することとした。
【0011】
【作用】ATMセルには、情報を載せた情報セルと、情
報の載っていない単に同期をとるためだけの空セルとが
あり、伝送すべきデータ量が多くなると、情報セルの数
が増え、空セルの数が減少してくる。そこで空セルの数
によって伝送データ量の多いか少ないかが分かる。この
原理で、通信処理装置においてATM中継回線から受信
するATMセルの内の空セル数を常時計数することによ
り、該回線上のATMセル流量の過大をATMセル廃棄
発生以前に検出することができる。
報の載っていない単に同期をとるためだけの空セルとが
あり、伝送すべきデータ量が多くなると、情報セルの数
が増え、空セルの数が減少してくる。そこで空セルの数
によって伝送データ量の多いか少ないかが分かる。この
原理で、通信処理装置においてATM中継回線から受信
するATMセルの内の空セル数を常時計数することによ
り、該回線上のATMセル流量の過大をATMセル廃棄
発生以前に検出することができる。
【0012】既に述べたように、本発明は、通信処理装
置において、ATM中継回線より受信するATMセルの
流量を、受信セル中の空セル数を計数することにより監
視することを主要な特徴とする。従来の技術では、ある
特定の通信処理装置への情報が集中した場合に、該通信
処理装置を収容しているATM中継交換機においてAT
Mセル廃棄を発生してしまう問題があった。それに対
し、本発明ではATMセル廃棄を発生する前に該中継回
線の流量過大状態を検出でき、輻輳規制を働かすための
通知を行うことができるため、ユーザデータを廃棄する
ことなく、網の輻輳状態から回避することを可能にして
いる。
置において、ATM中継回線より受信するATMセルの
流量を、受信セル中の空セル数を計数することにより監
視することを主要な特徴とする。従来の技術では、ある
特定の通信処理装置への情報が集中した場合に、該通信
処理装置を収容しているATM中継交換機においてAT
Mセル廃棄を発生してしまう問題があった。それに対
し、本発明ではATMセル廃棄を発生する前に該中継回
線の流量過大状態を検出でき、輻輳規制を働かすための
通知を行うことができるため、ユーザデータを廃棄する
ことなく、網の輻輳状態から回避することを可能にして
いる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。同図において、1aはATM中継交換機、11
はその中の送信バッファ、である。5aはATM中継回
線で、51は、該中継回線5a上を伝送されるATMセ
ルのうち、情報セルを示し、52は空きセルを示す。3
aは通信処理装置で、31はプロセッサ、32は加入者
回線制御回路、33はATMセル組み立て分解回路(C
LAD回路)、34はカウンタ(ATM中継回線5aよ
り受信したATMセル中の空セル数を計数するカウン
タ)、である。
である。同図において、1aはATM中継交換機、11
はその中の送信バッファ、である。5aはATM中継回
線で、51は、該中継回線5a上を伝送されるATMセ
ルのうち、情報セルを示し、52は空きセルを示す。3
aは通信処理装置で、31はプロセッサ、32は加入者
回線制御回路、33はATMセル組み立て分解回路(C
LAD回路)、34はカウンタ(ATM中継回線5aよ
り受信したATMセル中の空セル数を計数するカウン
タ)、である。
【0014】ここで、カウンタ34において、ATM中
継回線5aより受信するATMセル中の空セル52の数
を計数する。そしてある測定時間間隔内に受信する空セ
ルの数がある閾値以上であれば、該中継回線5aはまだ
使用率過大状態とはなっておらず、送信側であるATM
中継交換機1aの送信バッファ11に余裕のある状態で
あると判断できる。
継回線5aより受信するATMセル中の空セル52の数
を計数する。そしてある測定時間間隔内に受信する空セ
ルの数がある閾値以上であれば、該中継回線5aはまだ
使用率過大状態とはなっておらず、送信側であるATM
中継交換機1aの送信バッファ11に余裕のある状態で
あると判断できる。
【0015】しかし、該カウンタ34において受信カウ
ントする空セル52の数がある閾値を下回った時には、
該中継回線5aが使用率過大状態に近づいている状態で
あり、それ以上に該中継回線5aにATMセルが送出さ
れると、該中継回線5aは使用率過大状態となり、AT
M中継交換機1aの送信バッファ11がオーバフローし
て、ATMセル廃棄を発生する状態となる。
ントする空セル52の数がある閾値を下回った時には、
該中継回線5aが使用率過大状態に近づいている状態で
あり、それ以上に該中継回線5aにATMセルが送出さ
れると、該中継回線5aは使用率過大状態となり、AT
M中継交換機1aの送信バッファ11がオーバフローし
て、ATMセル廃棄を発生する状態となる。
【0016】そこで、ある測定時間間隔内に受信する空
セル52の数がある閾値以下であった場合には、カウン
タ34においてATMセル流量が過大であることを検出
してプロセッサ31へ通知し、図示せざる手段によって
蓄積交換網4へ輻輳規制を働かせることにより、通信処
理装置3aへのデータ送出を規制することが可能とな
る。
セル52の数がある閾値以下であった場合には、カウン
タ34においてATMセル流量が過大であることを検出
してプロセッサ31へ通知し、図示せざる手段によって
蓄積交換網4へ輻輳規制を働かせることにより、通信処
理装置3aへのデータ送出を規制することが可能とな
る。
【0017】また、蓄積交換網4およびATM中継交換
機1a内の送信バッファ11等の規模に応じて、カウン
タ34における空セル数の計数する測定間隔およびAT
Mセル流量の過大を検出する閾値を設定するようにして
おけば、適正なデータ送出の規制が可能になる。
機1a内の送信バッファ11等の規模に応じて、カウン
タ34における空セル数の計数する測定間隔およびAT
Mセル流量の過大を検出する閾値を設定するようにして
おけば、適正なデータ送出の規制が可能になる。
【0018】図2は、図1におけるカウンタ34の詳細
を示すブロック図である。図2において、52は受信し
たATMセルが情報セルであるか空セルであるかを識別
するATMセル識別回路、53は空セル数をカウントす
る測定間隔の設定値を格納する測定間隔設定領域、54
は空セル数が幾つ以下になった時に輻輳検出を働かせる
かの閾値の設定値を格納する閾値設定領域、55は測定
間隔のタイマ、56は空セル数が設定値以上受信された
ことを確認するためのダウンカウンタ、57は流量過大
検出回路、である。
を示すブロック図である。図2において、52は受信し
たATMセルが情報セルであるか空セルであるかを識別
するATMセル識別回路、53は空セル数をカウントす
る測定間隔の設定値を格納する測定間隔設定領域、54
は空セル数が幾つ以下になった時に輻輳検出を働かせる
かの閾値の設定値を格納する閾値設定領域、55は測定
間隔のタイマ、56は空セル数が設定値以上受信された
ことを確認するためのダウンカウンタ、57は流量過大
検出回路、である。
【0019】ここでATM識別回路52において、受信
したATMセルのヘッダ領域より空セルかどうかの判別
を行う。受信したATMセルが空セルであった場合に
は、ダウンカウンタ56のカウンタ値をカウントダウン
(カウンタ値を1つ減算)する。タイマ55は、測定間
隔設定領域53に設定された測定間隔毎に流量過大検出
回路57に動作タイミングとして報告する。
したATMセルのヘッダ領域より空セルかどうかの判別
を行う。受信したATMセルが空セルであった場合に
は、ダウンカウンタ56のカウンタ値をカウントダウン
(カウンタ値を1つ減算)する。タイマ55は、測定間
隔設定領域53に設定された測定間隔毎に流量過大検出
回路57に動作タイミングとして報告する。
【0020】タイマ55より動作タイミングを報告され
た流量過大検出回路57は、ダウンカウンタ56の残カ
ウンタ値を観測した後に、閾値設定領域54に設定され
た値をダウンカウンタ56にカウント値として書き込
む。流量過大検出回路57によるダウンカウンタ56の
残カウンタ値を観測した時に、残カウンタ値があった場
合にはプロセッサ31に対して受信ATMセル流量が過
大であることを報告する(受信ATMセル流量が過大で
ない正常時には、ダウンカウンタ56はダウンカウント
をしきってしまい、残カウンタ値が出ることはないよう
に設定すべきカウント値を設定しておく)。
た流量過大検出回路57は、ダウンカウンタ56の残カ
ウンタ値を観測した後に、閾値設定領域54に設定され
た値をダウンカウンタ56にカウント値として書き込
む。流量過大検出回路57によるダウンカウンタ56の
残カウンタ値を観測した時に、残カウンタ値があった場
合にはプロセッサ31に対して受信ATMセル流量が過
大であることを報告する(受信ATMセル流量が過大で
ない正常時には、ダウンカウンタ56はダウンカウント
をしきってしまい、残カウンタ値が出ることはないよう
に設定すべきカウント値を設定しておく)。
【0021】
【発明の効果】本発明により、中継系にATMインタフ
ェースを介してATM中継回線を使用する通信処理装置
(例えば交換機)において、ATM中継回線より受信す
るATMセルの流量過大をATMセル廃棄が発生する以
前に検出することが可能となり、該流量過大検出時には
蓄積交換網の輻輳規制をかけることにより、ユーザデー
タを廃棄することなく輻輳状態を緩和することができる
という利点がある。
ェースを介してATM中継回線を使用する通信処理装置
(例えば交換機)において、ATM中継回線より受信す
るATMセルの流量過大をATMセル廃棄が発生する以
前に検出することが可能となり、該流量過大検出時には
蓄積交換網の輻輳規制をかけることにより、ユーザデー
タを廃棄することなく輻輳状態を緩和することができる
という利点がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるカウンタ34の詳細を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】ATMインタフェースを介したATM中継回線
を中継回線として使用する蓄積交換網の網形態を説明す
る図である。
を中継回線として使用する蓄積交換網の網形態を説明す
る図である。
1a〜1c…ATM中継交換機、2…ATM中継網、3
a〜3d…通信処理装置(例えば交換機)、4…蓄積交
換網、5a〜5d…ATM中継回線、11…送信バッフ
ァ、51…情報セル、52…空セル、31…プロセッ
サ、32…加入者回線制御回路、33…ATMセル組み
立て分解回路(CLAD回路)、34…カウンタ、52
…ATMセル識別回路、53…測定間隔設定領域、54
…閾値設定領域、55…タイマ、56…カウンタ、57
…流量過大検出回路
a〜3d…通信処理装置(例えば交換機)、4…蓄積交
換網、5a〜5d…ATM中継回線、11…送信バッフ
ァ、51…情報セル、52…空セル、31…プロセッ
サ、32…加入者回線制御回路、33…ATMセル組み
立て分解回路(CLAD回路)、34…カウンタ、52
…ATMセル識別回路、53…測定間隔設定領域、54
…閾値設定領域、55…タイマ、56…カウンタ、57
…流量過大検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薄井 正 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 加入者回線を一方において収容し、他方
においてATM中継回線を収容する通信処理装置におい
て、ATM中継回線を介して受信されるATMセル中に
含まれる空セルを検出し、その空セル数を計数し、その
単位時間当たりの空セル数が或る閾値以下であるとき、
通信相手の通信処理装置に対して輻輳規制信号を送出す
るようにしたことを特徴とする通信処理装置におけるA
TMセル流量計数方式。 - 【請求項2】 加入者回線を収容する回線制御回路と、
ATM中継回線を収容するセル組立・分解回路と、前記
回線制御回路が加入者回線を介して受信したユーザデー
タを前記セル組立・分解回路に渡しATMセルに組み立
てて前記ATM中継回線に送出し、或いはその逆のルー
トで、ATM中継回線から受信したATMセルをセル組
立・分解回路においてユーザデータに分解し回線制御回
路から加入者回線に送出するよう、前記回線制御回路及
びセル組立・分解回路を制御するプロセッサと、から構
成される通信処理装置において、 ATM中継回線より受信するATMセル中に占める空の
ATMセルの数を、ある測定間隔において計数するAT
Mセル数の計数手段と、 前記計数手段においてATMセル数を計数する測定間隔
を設定する測定間隔設定手段と、 前記計数手段において計数した空セル数をある閾値と比
較して、該空セル数が閾値以下であった場合に、そのこ
とを前記プロセッサに対して通知する手段と、 前記閾値を設定する手段と、を具備して成り、前記プロ
セッサは、前記空セル数が閾値以下であることを通知さ
れたとき、通信相手の通信処理装置に対して輻輳規制信
号を送出するようにしたことを特徴とする通信処理装置
におけるATMセル流量計数方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1418094A JPH07221770A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | Atmセル流量計数方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1418094A JPH07221770A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | Atmセル流量計数方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221770A true JPH07221770A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11853948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1418094A Pending JPH07221770A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | Atmセル流量計数方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07221770A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6424620B1 (en) | 1997-12-08 | 2002-07-23 | Nec Corporation | Congestion control system capable of detecting congestion occurring in an asynchronous transfer mode network and autonomously avoiding the congestion |
JP2010074864A (ja) * | 2010-01-08 | 2010-04-02 | Fujitsu Ltd | 通信装置 |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP1418094A patent/JPH07221770A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6424620B1 (en) | 1997-12-08 | 2002-07-23 | Nec Corporation | Congestion control system capable of detecting congestion occurring in an asynchronous transfer mode network and autonomously avoiding the congestion |
JP2010074864A (ja) * | 2010-01-08 | 2010-04-02 | Fujitsu Ltd | 通信装置 |
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