JPH07221617A - 過電流防止回路 - Google Patents

過電流防止回路

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JPH07221617A
JPH07221617A JP6013482A JP1348294A JPH07221617A JP H07221617 A JPH07221617 A JP H07221617A JP 6013482 A JP6013482 A JP 6013482A JP 1348294 A JP1348294 A JP 1348294A JP H07221617 A JPH07221617 A JP H07221617A
Authority
JP
Japan
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voltage
transistor
field effect
effect transistor
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP6013482A
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English (en)
Inventor
Tomoki Ushio
智城 牛尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電界効果型トランジスタのドレイン端子側に
抵抗を設けずに過電流を防止することを目的とする。 【構成】 電界効果型トランジスタ1のゲート電圧に十
分な負電圧が印可されていない場合において、電圧検出
部10は、出力電圧はほぼ0(V)となる。NPNトラ
ンジスタ16は、ベース、エミッタ間に十分な電圧が印
可されないためにオフ状態となり、PNPトランジスタ
17にベース電流が流さない。PNPトランジスタ17
は、ベース端子に電流が流れないためにオフ状態とな
り、エミッタ電流は流れない。電界効果型トランジスタ
1は、PNPトランジスタ17のコレクタ電流、つまり
ドレイン電流が流れない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器等に使用され
る電界効果型トランジスタに対する過電流防止回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】第3図は電界効果型トランジスタに対す
る従来の過電流防止回路の回路図を示す。第3図におい
て、電界効果型トランジスタ1において、ゲート端子で
電圧を供給され、ソース端子はアースされている。PN
Pトランジスタ2において、ベース端子は電界効果型ト
ランジスタ1のドレイン端子と接続し、エミッタ端子は
抵抗3を介して電界効果型トランジスタ1のドレイン端
子と接続し、コレクタ端子は抵抗4を介してアースされ
ている。NPNトランジスタ5において、ベース端子
は、PNPトランジスタ2のコレクタ電流を入力し、エ
ミッタ端子は抵抗7を介して定電圧源と接続し、コレク
タ端子は抵抗6を介してアースされている。NPNトラ
ンジスタ8において、ベース端子はNPNトランジスタ
5のエミッタ端子に接続し、エミッタ端子は定電圧源に
接続し、コレクタ端子はPNPトランジスタ2のエミッ
タ端子と接続している。ツェナーダイオード9は、アー
スから抵抗7の方向に順方向に設置されている。
【0003】次に上記実施例の動作について説明する。
電界効果型トランジスタ1はゲート電圧が印可されてい
ない状態でドレイン電圧が印可されると、電界効果型ト
ランジスタ1のドレイン電流は非常に大きな電流とな
り、電界効果型トランジスタ1は破損する。
【0004】第3図において、NPNトランジスタ8の
ベース、エミッタ間の電圧は、NPNトランジスタ8の
コレクタ電圧とツェナーダイオード9のツェナー電圧に
よって印可される。NPNトランジスタ8は、この印可
された電圧によってONとなり、NPNトランジスタ8
からエミッタ電流が流れる。このエミッタ電流がある程
度大きな電流となると、PNPトランジスタ2はONす
る。PNPトランジスタ2のコレクタ端子からNPNト
ランジスタ5のベース端子に対して電流が流れ、NPN
トランジスタ5もONする。NPNトランジスタ8のベ
ース、エミッタ電流は、NPNトランジスタ5のコレク
タ電流が流れると減少する。
【0005】このように、上記従来の過電流防止回路に
おいては、NPNトランジスタ8のエミッタ電流は大き
な電流となることはなく、電界効果型トランジスタ1の
ゲート電圧が印可されていない状態で、この電界効果型
トランジスタ1のドレイン端子に対して過電流が流れな
いという効果を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の過電流防止回路では、定電圧源と電界効果型トラン
ジスタ1のドレイン端子との間に抵抗3を介し、この抵
抗3が電力を消費するため、消費電力が大きくなってし
まうという問題を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、定電圧源と電界効果型トランジスタのドレイン端子
との間に抵抗を備えずに、ドレイン端子に対する過電流
を防止し、消費電力を減少させる優れた過電流防止回路
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、過電流防止回路に、電界効果型トランジス
タと、この電界効果型トランジスタのゲート電圧を入力
し、この電圧値が一定の電圧値に対して低いと出力電圧
は略0ボルトの電圧値を出力し、上記電圧値が一定の電
圧値に対して高いと出力電圧は上記入力電圧に応じて出
力する電圧検出部と、この電圧検出部の出力電圧によっ
て、オン−オフの動作を行い、オンの場合に上記電界効
果型トランジスタのドレイン端子に電流を流すトランジ
スタを設けたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記手段により、電圧検出部が電界効
果型トランジスタのゲート電圧が一定の電圧値を越えな
い場合は、上記電界効果型トランジスタのドレイン端子
に接続したトランジスタに対して電圧を印可しないた
め、このトランジスタは上記電界効果型トランジスタに
ドレイン端子に電流を流さないこととなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を用
いて説明する。図1は本実施例の過電流防止回路におけ
る回路図である。図1において、電圧検出部10はゲー
ト電圧を入力し、この入力電圧に対して図2の入出力電
圧特性に示す出力電圧を出力する。上記電圧検出部は3
つの端子を備え、アース部はアースされ、入力部は電界
効果型トランジスタ1のドレイン端子と接続し、かつコ
ンデンサ11を介してアースされている。上記電圧検出
部10の出力部は、電界効果型トランジスタ1のドレイ
ン端子とコンデンサ12で介し、及び抵抗13、14で
介して接続され、抵抗15を介してアースされている。
【0011】NPNトランジスタ16において、ベース
端子は抵抗13を介して電圧検出部10の出力部と接続
し、コレクタ端子は電界効果型トランジスタ1のドレイ
ン端子と接続している。
【0012】PNPトランジスタ17において、ベース
端子はNPNトランジスタ16のエミッタ端子と抵抗1
8を介して接続し、コンデンサ19を介してアースさ
れ、抵抗20とコンデンサ21を介してアースされてい
る。上記PNPトランジスタ17のエミッタ端子は、定
電圧源と接続し、コンデンサ22を介してアースされて
いる。上記PNPトランジスタ17のコレクタ端子は、
電界効果型トランジスタ1のドレイン端子と接続し、コ
ンデンサ21を介してアースされている。
【0013】次に、電圧効果型トランジスタ1のゲート
端子に十分な負電圧が印可され、ドレイン電圧が印可さ
れた場合の過電流防止回路の動作について説明する。電
圧検出部10は、図2で示した入出力特性によって、入
力した電界効果型トランジスタ1のゲート電圧に対する
出力電圧が決まる。ここでは、電圧効果型トランジスタ
1のゲート端子は十分な負電圧が印可された状態である
ので、この出力電圧は、図2の入出力特性によって入力
電圧であるゲート電圧に比例する。NPNトランジスタ
16は、この電圧検出部10の出力電圧によってオン
し、コレクタ電流が流れる。PNPトランジスタ17
は、上記NPNトランジスタ16にコレクタ電流が流れ
ることによって、オン状態になる。電界効果型トランジ
スタ1は、PNPトランジスタ17がオン状態になるこ
とで、定電圧源からエミッタ電流が電界効果型トランジ
スタ1のドレイン端子に流れて動作する。
【0014】本実施例の過電流防止回路を用いずに、電
界効果型トランジスタ1のゲート電圧に十分な負電圧が
印可されていない状態でドレイン電圧を印可すると、電
圧効果型トランジスタ1のドレイン電流は非常に大きな
電流となり、電界効果型トランジスタ1を破損する。
【0015】次に、電界効果型トランジスタ1のゲート
電圧に、十分な負電圧が印可されていない場合における
過電流防止回路の動作について説明する。
【0016】電圧検出部10は、電界効果型トランジス
タ1のゲート電圧に十分な負電圧が印可されていない
と、図2の入出力特性から出力電圧はほぼ0(V)とな
る。NPNトランジスタ16は、ベース、エミッタ間に
十分な電圧が印可されないため、オフ状態となりPNP
トランジスタ17にベース電流が流れない。PNPトラ
ンジスタ17は、ベース端子に電流が流れないためにオ
フ状態となり、エミッタ電流は流れない。電界効果型ト
ランジスタ1は、PNPトランジスタ17のコレクタ電
流、つまりドレイン電流は流れない。
【0017】このように、上記実施例によれば、電界効
果型トランジスタ1のゲート電圧に十分な負電圧が印可
されていない場合、この電界効果型トランジスタ1のゲ
ート端子に過電流が流れることを防止することができる
という利点を有する。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、過電流防止回路に、電界効果型トランジスタと、こ
の電界効果型トランジスタのゲート電圧を入力し、この
電圧値が一定の電圧値に対して低いと出力電圧は略0ボ
ルトの電圧値を出力し、上記電圧値が一定の電圧値に対
して高いと出力電圧は上記入力電圧に応じて出力する電
圧検出部と、この電圧検出部の出力電圧によって、オン
−オフの動作を行い、オンの場合に上記電界効果型トラ
ンジスタのドレイン端子に電流を流すトランジスタとを
設け、電圧検出部が電界効果型トランジスタのゲート電
圧が一定の電圧値を越えない場合は、上記電界効果型ト
ランジスタのドレイン端子に接続したトランジスタに対
して電圧を印可しないため、このトランジスタは上記電
界効果型トランジスタにドレイン端子に電流を流さない
ため、電界型トランジスタのドレイン端子に過電流が流
れることを防止するとともに、電界型トランジスタのド
レイン端子側に抵抗を接続せずに防止するため、この抵
抗の消費電力を省くことで低消費電力化することができ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における過電流防止回路の回路
【図2】本実施例における電圧検出部の入出力特性図
【図3】従来の過電流防止回路の回路図
【符号の説明】
1 電界効果型トランジスタ 10 電圧検出部 16 NPNトランジスタ 17 PNPトランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電界効果型トランジスタと、オンの状態
    でこの電界効果型トランジスタのドレイン端子に対して
    定電圧源の電流を流すトランジスタと、上記電界効果型
    トランジスタのゲート電圧を検出し、ゲート電圧が一定
    値を越えた場合にオンし、越えない場合には上記トラン
    ジスタをオフする電圧検出部とを備えた過電流防止回
    路。
  2. 【請求項2】 電界効果型トランジスタのゲート電圧を
    入力し、この電圧値が一定の電圧値に対して低いと出力
    電圧は略0ボルトの電圧値を出力し、上記電圧値が一定
    の電圧値に対して高いと出力電圧は上記入力電圧に応じ
    て出力する電圧検出部と、この電圧検出部の出力電圧に
    よって、オン−オフの動作を行い、オンの場合に上記電
    界効果型トランジスタのドレイン端子に電流を流すトラ
    ンジスタを備えた請求項1記載の過電流防止回路。
JP6013482A 1994-02-07 1994-02-07 過電流防止回路 Pending JPH07221617A (ja)

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JP6013482A JPH07221617A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 過電流防止回路

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JP6013482A JPH07221617A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 過電流防止回路

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JPH07221617A true JPH07221617A (ja) 1995-08-18

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ID=11834345

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JP6013482A Pending JPH07221617A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 過電流防止回路

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